JPH07308856A - ウェーハ加工機の吸着盤構造 - Google Patents
ウェーハ加工機の吸着盤構造Info
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- JPH07308856A JPH07308856A JP9866394A JP9866394A JPH07308856A JP H07308856 A JPH07308856 A JP H07308856A JP 9866394 A JP9866394 A JP 9866394A JP 9866394 A JP9866394 A JP 9866394A JP H07308856 A JPH07308856 A JP H07308856A
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- suction
- wafer
- plate
- cylindrical body
- suction plate
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ウェーハ面の平坦度に影響されずにウェーハを
確実に吸着保持できるので、ウェーハの加工精度を向上
させると共に、安定した加工操作を行うことのできるウ
ェーハ加工機の吸着盤構造を提供する。 【構成】吸着盤22の外周に、弾性素材、例えばゴム板
で形成されると共に、スカート状に拡開して吸着盤22
の吸着面24から所定長さ延在した筒体42を設けた。
これにより、ウェーハ20面に、反り、うねり或いは段
差があるウェーハ20を吸着面24に吸引保持する場
合、ウェーハ20面と吸着面24との間に隙間が生じて
も、弾性素材で形成された筒体42がウェーハ20面の
反り、うねり或いは段差に応じて弾性変形しながらウェ
ーハ20面に密着し、囲いを形成する。この囲いによ
り、ウェーハ20面と吸着面24との間に形成された隙
間48をシールすることができるので、エアや研削水が
吸引溝から吸引されるのを防止することができる。
確実に吸着保持できるので、ウェーハの加工精度を向上
させると共に、安定した加工操作を行うことのできるウ
ェーハ加工機の吸着盤構造を提供する。 【構成】吸着盤22の外周に、弾性素材、例えばゴム板
で形成されると共に、スカート状に拡開して吸着盤22
の吸着面24から所定長さ延在した筒体42を設けた。
これにより、ウェーハ20面に、反り、うねり或いは段
差があるウェーハ20を吸着面24に吸引保持する場
合、ウェーハ20面と吸着面24との間に隙間が生じて
も、弾性素材で形成された筒体42がウェーハ20面の
反り、うねり或いは段差に応じて弾性変形しながらウェ
ーハ20面に密着し、囲いを形成する。この囲いによ
り、ウェーハ20面と吸着面24との間に形成された隙
間48をシールすることができるので、エアや研削水が
吸引溝から吸引されるのを防止することができる。
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明はウェーハ加工機の吸着盤構
造に係り、特に、ウェーハを加工する際に前記ウェーハ
を吸着盤に吸着保持させて行うウェーハ加工機の吸着盤
構造に関する。
造に係り、特に、ウェーハを加工する際に前記ウェーハ
を吸着盤に吸着保持させて行うウェーハ加工機の吸着盤
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウェーハ加工機の吸着盤構造の一
例として面取り加工機の例で説明する。図8に示すよう
に、回転する回転軸1の先端に吸着盤2が支持され、吸
着盤2の吸着面3には吸引溝4(図10参照)が形成さ
れる。この吸引溝4は吸着盤2内に形成された吸引通路
5及び前記回転軸1内に形成された吸引通路6を介して
吸引装置に連通される。そして、吸着盤2に吸着保持し
たウェーハ7周縁を面取りする場合は、前記吸着盤2の
吸着面3に負圧を発生させてウェーハ7を吸着保持し、
図示しない砥石の研磨部に研削水を供給しがら、ウェー
ハ7周縁に砥石を当てて面取りを行う。また、吸着盤2
の吸着面3は、面取り加工の際の基準面となるので、高
い平坦度を有している。また、図10において、吸着面
3外周のフラットな部分はオリエンテーションフラット
を有するウェーハ7を吸引保持するためで、これによ
り、ウェーハ7のフラット部の面取りを行う際に砥石が
吸着盤2に当たらないようにしている。
例として面取り加工機の例で説明する。図8に示すよう
に、回転する回転軸1の先端に吸着盤2が支持され、吸
着盤2の吸着面3には吸引溝4(図10参照)が形成さ
れる。この吸引溝4は吸着盤2内に形成された吸引通路
5及び前記回転軸1内に形成された吸引通路6を介して
吸引装置に連通される。そして、吸着盤2に吸着保持し
たウェーハ7周縁を面取りする場合は、前記吸着盤2の
吸着面3に負圧を発生させてウェーハ7を吸着保持し、
図示しない砥石の研磨部に研削水を供給しがら、ウェー
ハ7周縁に砥石を当てて面取りを行う。また、吸着盤2
の吸着面3は、面取り加工の際の基準面となるので、高
い平坦度を有している。また、図10において、吸着面
3外周のフラットな部分はオリエンテーションフラット
を有するウェーハ7を吸引保持するためで、これによ
り、ウェーハ7のフラット部の面取りを行う際に砥石が
吸着盤2に当たらないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸着盤
2に吸着保持されるウェーハ7面は、必ずしも平坦では
ないので、従来の吸着盤構造の場合、吸着面3とウェー
ハ7面との間に隙間8ができると、この隙間8を介して
エア9や研削水9が吸引溝4から吸引される。これによ
り、ウェーハ7を吸着保持する吸着力が低下すると共
に、吸引された研削水9が吸引装置に侵入するので、吸
引装置の吸引能力が低下し、更には、故障し易くなると
いう欠点がある。
2に吸着保持されるウェーハ7面は、必ずしも平坦では
ないので、従来の吸着盤構造の場合、吸着面3とウェー
ハ7面との間に隙間8ができると、この隙間8を介して
エア9や研削水9が吸引溝4から吸引される。これによ
り、ウェーハ7を吸着保持する吸着力が低下すると共
に、吸引された研削水9が吸引装置に侵入するので、吸
引装置の吸引能力が低下し、更には、故障し易くなると
いう欠点がある。
【0004】例えば、ウェーハ7面は、内周刃式ブレー
ドのスライシング装置でインゴットを切断してウェーハ
を製造する場合、反りや若干のうねりが生じ易く、ワイ
ヤーソーで切断する場合には、段差が生じ易い。そし
て、ウェーハ7の面取り加工は、ラッピング加工の前で
行われるので、面取り加工されるウェーハ7面が平坦な
ことは稀である。図8は、反りがあるウェーハ7を吸着
盤2に吸引保持した図であり、図9は段差のあるウェー
ハ7を吸着盤2に吸引保持した図である。図8及び図9
に見られるように、反り、うねり或いは段差のあるウェ
ーハ7を平坦度の高い吸着面3を有する吸着盤2で吸着
しても吸着面3とウェーハ7面との間には隙間8が生じ
る。特に、ウェーハ7周縁は下方に撓み易くなるので、
この部分に吸引溝4に連通する隙間8が生じ、この隙間
8からエア9や研削水9が吸引される。
ドのスライシング装置でインゴットを切断してウェーハ
を製造する場合、反りや若干のうねりが生じ易く、ワイ
ヤーソーで切断する場合には、段差が生じ易い。そし
て、ウェーハ7の面取り加工は、ラッピング加工の前で
行われるので、面取り加工されるウェーハ7面が平坦な
ことは稀である。図8は、反りがあるウェーハ7を吸着
盤2に吸引保持した図であり、図9は段差のあるウェー
ハ7を吸着盤2に吸引保持した図である。図8及び図9
に見られるように、反り、うねり或いは段差のあるウェ
ーハ7を平坦度の高い吸着面3を有する吸着盤2で吸着
しても吸着面3とウェーハ7面との間には隙間8が生じ
る。特に、ウェーハ7周縁は下方に撓み易くなるので、
この部分に吸引溝4に連通する隙間8が生じ、この隙間
8からエア9や研削水9が吸引される。
【0005】この結果、ウェーハ7面と吸着面3の密着
性が悪くなり吸着力が低下するので、ウェーハ7が吸着
盤2の正規の吸着位置からズレたり、更に吸着力が低下
すると面取り加工時の砥石の回転力によりウェーハ7が
吸着盤2から撥ね飛ばされるとう問題が生じる。また、
ウェーハ7周縁が下方に撓むと、砥石に対してウェーハ
7周縁が正しい角度で当接しないので、ウェーハ7の面
取り精度が悪くなるという問題が生じる。
性が悪くなり吸着力が低下するので、ウェーハ7が吸着
盤2の正規の吸着位置からズレたり、更に吸着力が低下
すると面取り加工時の砥石の回転力によりウェーハ7が
吸着盤2から撥ね飛ばされるとう問題が生じる。また、
ウェーハ7周縁が下方に撓むと、砥石に対してウェーハ
7周縁が正しい角度で当接しないので、ウェーハ7の面
取り精度が悪くなるという問題が生じる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ウェーハ面の平坦度に影響されずにウェーハ
を確実に吸着保持できるので、ウェーハの加工精度を向
上させると共に、安定した加工操作を行うことのできる
ウェーハ加工機の吸着盤構造を提供することを目的とす
る。
たもので、ウェーハ面の平坦度に影響されずにウェーハ
を確実に吸着保持できるので、ウェーハの加工精度を向
上させると共に、安定した加工操作を行うことのできる
ウェーハ加工機の吸着盤構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、ウェーハを吸着盤の吸着面に吸引力で吸着保
持させた状態で前記ウェーハを加工するウェーハ加工機
の吸着盤構造に於いて、前記吸着盤の外周に、弾性素材
で形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着面
から所定長さ延在した筒体が設けられていることを特徴
とする。
する為に、ウェーハを吸着盤の吸着面に吸引力で吸着保
持させた状態で前記ウェーハを加工するウェーハ加工機
の吸着盤構造に於いて、前記吸着盤の外周に、弾性素材
で形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着面
から所定長さ延在した筒体が設けられていることを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、吸着盤の外周に、弾性素材で
形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着面か
ら所定長さ延在した筒体を設けた。これにより、ウェー
ハ面に、反り、うねり或いは段差があるウェーハを前記
吸着面に吸引保持する場合、ウェーハ面と吸着面との間
に隙間が生じても、弾性素材で形成された筒体がウェー
ハ面の反り、うねり或いは段差に応じて弾性変形しなが
らウェーハ面に密着し、ウェーハ面の外周に沿って囲い
を形成する。この囲いにより、ウェーハ面と吸着面との
間に形成された隙間をシールすることができるので、エ
アや研削水が吸引溝から吸引されるのを防止することが
できる。更には、エアや研削水が吸引されないので、吸
着面の吸着力が大きくなり、吸着面とウェーハ面との密
着性を良くすることができ、特にウェーハ周縁の下方へ
の撓みをなくすことができる。
形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着面か
ら所定長さ延在した筒体を設けた。これにより、ウェー
ハ面に、反り、うねり或いは段差があるウェーハを前記
吸着面に吸引保持する場合、ウェーハ面と吸着面との間
に隙間が生じても、弾性素材で形成された筒体がウェー
ハ面の反り、うねり或いは段差に応じて弾性変形しなが
らウェーハ面に密着し、ウェーハ面の外周に沿って囲い
を形成する。この囲いにより、ウェーハ面と吸着面との
間に形成された隙間をシールすることができるので、エ
アや研削水が吸引溝から吸引されるのを防止することが
できる。更には、エアや研削水が吸引されないので、吸
着面の吸着力が大きくなり、吸着面とウェーハ面との密
着性を良くすることができ、特にウェーハ周縁の下方へ
の撓みをなくすことができる。
【0009】また、吸着盤の外周に略V字状の溝を形成
し、前記溝に嵌め込んだOリングで前記筒体を固定する
か、或いはOリングと筒体を一体成形することにより、
吸着盤から筒体を容易に着脱できるようにした。これに
より、筒体が破損したり、筒体の弾性力が低下したりし
た場合に、筒体を容易に交換することができる。
し、前記溝に嵌め込んだOリングで前記筒体を固定する
か、或いはOリングと筒体を一体成形することにより、
吸着盤から筒体を容易に着脱できるようにした。これに
より、筒体が破損したり、筒体の弾性力が低下したりし
た場合に、筒体を容易に交換することができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るウェーハ
加工機の吸着盤構造の好ましい実施例について詳説す
る。図1には、本発明のウェーハ加工機の吸着盤構造の
実施例の一例として、面取り加工機の例で以下に説明す
る。図1に示すように、面取り加工機は、主として、ウ
ェーハ20を吸着盤22の吸着面24に吸引力により吸
着保持する吸着装置26と、吸着盤22に吸着保持され
たウェーハ20周縁に回転しながら当接して面取りを行
う砥石28を備えた砥石装置30と、ウェーハ20の面
取りを行う際に、砥石28に研削水32を供給する研削
水ノズル34とで構成される。また、吸着装置26は、
回転する回転軸36の先端に吸着盤22が支持され、吸
着盤22の吸着面24には図9で示した吸引溝4が形成
される。この吸引溝4は、吸着盤22内に形成された吸
引通路38及び回転軸36内に形成された吸引通路40
を介して吸引装置に連通される。これにより、吸引装置
を作動させると、吸着盤22の吸着面24が負圧にな
り、その吸引力でウェーハ20を吸着保持する。また、
ウェーハ20周縁の面取りを行う場合には、ウェーハ2
0を吸着保持した吸着盤22を回転させ、回転する砥石
28をウェーハ20周縁に当てると共に、砥石28に研
削水ノズル34から研削水32を供給して行う。
加工機の吸着盤構造の好ましい実施例について詳説す
る。図1には、本発明のウェーハ加工機の吸着盤構造の
実施例の一例として、面取り加工機の例で以下に説明す
る。図1に示すように、面取り加工機は、主として、ウ
ェーハ20を吸着盤22の吸着面24に吸引力により吸
着保持する吸着装置26と、吸着盤22に吸着保持され
たウェーハ20周縁に回転しながら当接して面取りを行
う砥石28を備えた砥石装置30と、ウェーハ20の面
取りを行う際に、砥石28に研削水32を供給する研削
水ノズル34とで構成される。また、吸着装置26は、
回転する回転軸36の先端に吸着盤22が支持され、吸
着盤22の吸着面24には図9で示した吸引溝4が形成
される。この吸引溝4は、吸着盤22内に形成された吸
引通路38及び回転軸36内に形成された吸引通路40
を介して吸引装置に連通される。これにより、吸引装置
を作動させると、吸着盤22の吸着面24が負圧にな
り、その吸引力でウェーハ20を吸着保持する。また、
ウェーハ20周縁の面取りを行う場合には、ウェーハ2
0を吸着保持した吸着盤22を回転させ、回転する砥石
28をウェーハ20周縁に当てると共に、砥石28に研
削水ノズル34から研削水32を供給して行う。
【0011】そして、本発明では、図1、図2に示すよ
うに、前記吸着盤22の外周に、弾性素材で形成される
と共に、スカート状に拡開して吸着面24から所定長さ
延在した筒体42を設けた。弾性素材としては、ゴム板
が好ましく、例えばシリコンゴムやウレタンゴムを使用
することができる。尚、弾性素材としてはゴム板に限ら
ず、ゴム板と同程度の弾性変形を行うものであればよ
い。この筒体42は、図3に示すように、吸着盤22の
外周に略V字形状に形成されたV字溝44に嵌め込まれ
たOリング46により固定される。この場合、図4に示
すように、筒体42とOリング46とを一体成形して、
Oリング46をV字溝44に嵌め込むことにより筒体4
2が吸着盤22外周に装着されるようにしてもよい。
うに、前記吸着盤22の外周に、弾性素材で形成される
と共に、スカート状に拡開して吸着面24から所定長さ
延在した筒体42を設けた。弾性素材としては、ゴム板
が好ましく、例えばシリコンゴムやウレタンゴムを使用
することができる。尚、弾性素材としてはゴム板に限ら
ず、ゴム板と同程度の弾性変形を行うものであればよ
い。この筒体42は、図3に示すように、吸着盤22の
外周に略V字形状に形成されたV字溝44に嵌め込まれ
たOリング46により固定される。この場合、図4に示
すように、筒体42とOリング46とを一体成形して、
Oリング46をV字溝44に嵌め込むことにより筒体4
2が吸着盤22外周に装着されるようにしてもよい。
【0012】次に、図5に従って、筒体42の厚みや吸
着面24から突出する筒体42の突出長さ等を説明する
と、筒体42の板厚(A)は、0.2〜0.5mmの範
囲が好ましく、また、V字溝44の角度(θ)は、吸着
面24、即ち吸着面24に吸着されたウェーハ20面に
対して30〜60°の範囲が好ましい。これにより、ウ
ェーハ20を吸着面24に吸着保持する際に、ウェーハ
20面の反り、うねり或いは段差に応じて筒体42が弾
性変形してウェーハ20面に密着し易い。また、筒体4
2が吸着面24から突出する突出長さ(B)は、1〜3
mmの範囲が好ましい。この理由は、突出長さ(B)が
余り長くなると、筒体42の弾性力によりウェーハ20
が吸着面24に密着するのを逆に阻害し、短すぎると弾
性変形しにくいので、吸着面24とウェーハ20面との
間に形成される隙間48(図6参照)をシールするシー
ル性が悪くなる。また、V字溝44の深さ(C)として
は、2〜3mm程度が好ましく、筒部材42をOリング
46により固定し易い。また、筒体42を吸着盤22に
装着する際には、筒体42を拡径して通常の状態よりも
10〜20%伸ばした状態で使用するとよい。Oリング
の場合も同様である。これにより、筒体42が張った状
態で装着されるので、弾性力が強くなりウェーハ20面
に対する密着性を良くすることができる。
着面24から突出する筒体42の突出長さ等を説明する
と、筒体42の板厚(A)は、0.2〜0.5mmの範
囲が好ましく、また、V字溝44の角度(θ)は、吸着
面24、即ち吸着面24に吸着されたウェーハ20面に
対して30〜60°の範囲が好ましい。これにより、ウ
ェーハ20を吸着面24に吸着保持する際に、ウェーハ
20面の反り、うねり或いは段差に応じて筒体42が弾
性変形してウェーハ20面に密着し易い。また、筒体4
2が吸着面24から突出する突出長さ(B)は、1〜3
mmの範囲が好ましい。この理由は、突出長さ(B)が
余り長くなると、筒体42の弾性力によりウェーハ20
が吸着面24に密着するのを逆に阻害し、短すぎると弾
性変形しにくいので、吸着面24とウェーハ20面との
間に形成される隙間48(図6参照)をシールするシー
ル性が悪くなる。また、V字溝44の深さ(C)として
は、2〜3mm程度が好ましく、筒部材42をOリング
46により固定し易い。また、筒体42を吸着盤22に
装着する際には、筒体42を拡径して通常の状態よりも
10〜20%伸ばした状態で使用するとよい。Oリング
の場合も同様である。これにより、筒体42が張った状
態で装着されるので、弾性力が強くなりウェーハ20面
に対する密着性を良くすることができる。
【0013】従って、本発明のウェーハ加工機の吸着盤
構造によれば、例えば、図6のように反りのあるウェー
ハ20を吸着盤22の吸着面24に吸着保持した場合、
筒体42がウェーハ20面の反りに応じて弾性変形しな
がらウェーハ20面に密着し、囲いを形成する。この囲
いにより、ウェーハ20面と吸着面24との間に形成さ
れた隙間48をシールすることができるので、前記隙間
48を介してエアや研削水32が吸引溝から吸引される
のを防止することができる。更には、エアや研削水32
が吸引されないので、吸着面24の吸着力が大きくな
り、吸着面24とウェーハ20面との密着性を良くする
ことができるので、ウェーハ20の平面度が良くなり、
特に、図7に示すように、主として反りに起因するウェ
ーハ20周縁の下方への撓みをなくすことができる。
構造によれば、例えば、図6のように反りのあるウェー
ハ20を吸着盤22の吸着面24に吸着保持した場合、
筒体42がウェーハ20面の反りに応じて弾性変形しな
がらウェーハ20面に密着し、囲いを形成する。この囲
いにより、ウェーハ20面と吸着面24との間に形成さ
れた隙間48をシールすることができるので、前記隙間
48を介してエアや研削水32が吸引溝から吸引される
のを防止することができる。更には、エアや研削水32
が吸引されないので、吸着面24の吸着力が大きくな
り、吸着面24とウェーハ20面との密着性を良くする
ことができるので、ウェーハ20の平面度が良くなり、
特に、図7に示すように、主として反りに起因するウェ
ーハ20周縁の下方への撓みをなくすことができる。
【0014】このように、本発明のウェーハ加工機の吸
着盤構造は、吸着盤22の吸着面24に吸着保持される
ウェーハ20面の反り、うねり、段差等に影響されず
に、ウェーハ20を吸着盤22に確実に吸着保持するこ
とができる。従って、吸着面24に吸着されるウェーハ
20の平面度が良くなり、特にウェーハ20周縁部の下
方への撓みもなくなるので、図1に示したように、ウェ
ーハ20周縁が砥石28に正しく当接され、この結果、
ウェーハ20の面取り精度を向上することができると共
に、安定した面取り操作を行うことができる。
着盤構造は、吸着盤22の吸着面24に吸着保持される
ウェーハ20面の反り、うねり、段差等に影響されず
に、ウェーハ20を吸着盤22に確実に吸着保持するこ
とができる。従って、吸着面24に吸着されるウェーハ
20の平面度が良くなり、特にウェーハ20周縁部の下
方への撓みもなくなるので、図1に示したように、ウェ
ーハ20周縁が砥石28に正しく当接され、この結果、
ウェーハ20の面取り精度を向上することができると共
に、安定した面取り操作を行うことができる。
【0015】また、吸着盤22の外周にV字溝44を形
成し、V字溝44に嵌め込んだOリング46で筒体42
を固定するか、或いはOリング46と筒体42を一体成
形することにより、吸着盤22から筒体42を容易に着
脱できる。これにより、筒体42が破損したり、筒体4
2の弾性力が低下したりした場合に、新しい筒体42に
容易に交換することができる。また、筒体42を吸着盤
22から着脱自在にすることにより、筒体42と吸着盤
22とを一体成形する場合に比べ製造コストを安価にで
きる。
成し、V字溝44に嵌め込んだOリング46で筒体42
を固定するか、或いはOリング46と筒体42を一体成
形することにより、吸着盤22から筒体42を容易に着
脱できる。これにより、筒体42が破損したり、筒体4
2の弾性力が低下したりした場合に、新しい筒体42に
容易に交換することができる。また、筒体42を吸着盤
22から着脱自在にすることにより、筒体42と吸着盤
22とを一体成形する場合に比べ製造コストを安価にで
きる。
【0016】尚、本実施例では面取り加工機で説明した
が、ウェーハを吸着盤に吸着保持した状態でウェーハを
加工するウェーハ加工機の全てに適用することができ
る。また、本実施例で示した筒体の厚み等の数値は好ま
しい例でこの数値に限定されるものではない。また、本
実施例では、吸着盤の外周に筒体をOリングで固定し、
着脱できるようにしたが、接着剤等で接着して固定する
ようにすることもできる。
が、ウェーハを吸着盤に吸着保持した状態でウェーハを
加工するウェーハ加工機の全てに適用することができ
る。また、本実施例で示した筒体の厚み等の数値は好ま
しい例でこの数値に限定されるものではない。また、本
実施例では、吸着盤の外周に筒体をOリングで固定し、
着脱できるようにしたが、接着剤等で接着して固定する
ようにすることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウェーハ
加工機の吸着盤構造によれば、吸着盤の外周に、弾性素
材で形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着
面から所定長さ延在した筒体を設けたので、ウェーハ面
の平坦度の良否に影響されずにウェーハを吸着盤に確実
に吸着保持することができる。これにより、ウェーハの
加工精度を向上することができると共に、安定した加工
操作を行うことができる。
加工機の吸着盤構造によれば、吸着盤の外周に、弾性素
材で形成されると共に、スカート状に拡開して前記吸着
面から所定長さ延在した筒体を設けたので、ウェーハ面
の平坦度の良否に影響されずにウェーハを吸着盤に確実
に吸着保持することができる。これにより、ウェーハの
加工精度を向上することができると共に、安定した加工
操作を行うことができる。
【図1】本発明に係るウェーハ加工機の吸着盤構造の実
施例の一例として面取り加工機を示した部分断面図
施例の一例として面取り加工機を示した部分断面図
【図2】本発明の吸着盤構造において吸着盤に筒体を装
着した斜視図
着した斜視図
【図3】筒体を吸着盤に固定する方法を示した部分断面
図
図
【図4】筒体を吸着盤に固定する別の方法を示した部分
断面図
断面図
【図5】筒体の好ましい形態を示した部分断面図
【図6】吸着盤の吸着面とウェーハ面との間の隙間を筒
体でシールしている状態を示す状態図
体でシールしている状態を示す状態図
【図7】吸着盤の吸着面に吸着保持されたウェーハ周縁
の下方への撓みがなくなった状態を示す状態図
の下方への撓みがなくなった状態を示す状態図
【図8】従来のウェーハ加工機の吸着盤構造で、反りの
あるウェーハを吸着保持している状態を示す部分断面図
あるウェーハを吸着保持している状態を示す部分断面図
【図9】従来のウェーハ加工機の吸着盤構造で、段差の
あるウェーハを吸着保持している状態を示す部分断面図
あるウェーハを吸着保持している状態を示す部分断面図
【図10】吸着盤の吸着面に形成された吸引溝の形状を
示す平面図
示す平面図
20…ウェーハ 22…吸着盤 24…吸着面 28…砥石 34…研削水ノズル 36…回転軸 38、40…吸引通路 42…筒体 44…V字溝 46…Oリング 48…隙間
Claims (3)
- 【請求項1】ウェーハを吸着盤の吸着面に吸引力で吸着
保持させた状態で前記ウェーハを加工するウェーハ加工
機の吸着盤構造に於いて、 前記吸着盤の外周に、弾性素材で形成されると共に、ス
カート状に拡開して前記吸着面から所定長さ延在した筒
体が設けられていることを特徴とするウェーハ加工機の
吸着盤構造。 - 【請求項2】前記吸着盤の外周に略V字状の溝を形成
し、前記溝に嵌め込んだOリングで前記筒体を固定する
ことを特徴とする請求項1のウェーハ加工機の吸着盤構
造。 - 【請求項3】前記筒体とOリングとは一体構造に成形さ
れることを特徴とする請求項2のウェーハ加工機の吸着
盤構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9866394A JPH07308856A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ウェーハ加工機の吸着盤構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9866394A JPH07308856A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ウェーハ加工機の吸着盤構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308856A true JPH07308856A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14225756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9866394A Pending JPH07308856A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ウェーハ加工機の吸着盤構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308856A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180035786A (ko) | 2016-03-09 | 2018-04-06 | 니혼도꾸슈도교 가부시키가이샤 | 진공흡착부재 및 진공흡착방법 |
| TWI874669B (zh) * | 2020-06-29 | 2025-03-01 | 奧地利商Ev集團E塔那有限公司 | 基板固持器及用於固定及接合基板之方法 |
| TWI919758B (zh) | 2020-06-29 | 2026-03-21 | 奧地利商Ev集團E塔那有限公司 | 基板固持器及用於固定及接合基板之方法 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP9866394A patent/JPH07308856A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180035786A (ko) | 2016-03-09 | 2018-04-06 | 니혼도꾸슈도교 가부시키가이샤 | 진공흡착부재 및 진공흡착방법 |
| US11279005B2 (en) | 2016-03-09 | 2022-03-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Vacuum suction member and vacuum suction method |
| TWI874669B (zh) * | 2020-06-29 | 2025-03-01 | 奧地利商Ev集團E塔那有限公司 | 基板固持器及用於固定及接合基板之方法 |
| US12581908B2 (en) | 2020-06-29 | 2026-03-17 | Ev Group E. Thallner Gmbh | Substrate holder and method for fixing and bonding a substrate |
| TWI919758B (zh) | 2020-06-29 | 2026-03-21 | 奧地利商Ev集團E塔那有限公司 | 基板固持器及用於固定及接合基板之方法 |
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