JPH07308996A - 燃料容器および燃料移送パイプ - Google Patents
燃料容器および燃料移送パイプInfo
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- JPH07308996A JPH07308996A JP10536494A JP10536494A JPH07308996A JP H07308996 A JPH07308996 A JP H07308996A JP 10536494 A JP10536494 A JP 10536494A JP 10536494 A JP10536494 A JP 10536494A JP H07308996 A JPH07308996 A JP H07308996A
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Abstract
0〜90重量%、および6/12−ナイロン共重合体
(b)50〜10重量%からなる樹脂組成物、およびこ
れにさらに6−ナイロン共重合体(c)を配合した樹脂
組成物層を有する燃料容器または燃料移送パイプ。 【効果】本発明の燃料容器、または燃料移送パイプは、
優れたバリアー性および耐ストレスクラック性を有し、
さらにまた優れた耐衝撃性を有する。特に、メタノール
含有ガソリンに対するバリアー性に優れることから、ガ
ソリンならびにメタノール含有ガソリンを使用する自動
車の燃料タンク、自動車の燃料移送パイプ等に極めて有
効である。
Description
性)及び耐衝撃性に優れた燃料容器または燃料移送パイ
プに関し、詳しくは含酸素系有機化合物と炭化水素との
混合物,例えばメタノール含有ガソリンに対するバリア
ー性に優れた燃料容器または燃料移送パイプに関する。
により変質しやすい化学薬品等を収容するため、様々な
熱可塑性積層体から成る合成樹脂多層容器や、バリア性
の成分を含有した単層容器等が知られている。そして、
また一方では、近年、例えば、自動車等車両の燃料タン
クなどのように、その軽量化および成形加工の容易化を
計るべくプラスチック製のものが提案され実用化されつ
つある。プラスチック製燃料タンクは、ポリエチレン製
単層型が普及しているが、比較的高い透過性を有する欠
点がある。これに対し、従来より、ポリエチレン製タン
クにスルホン処理や、フロン処理によりバリアー性を向
上させる方法や、ポリエチレンにバリアー性を有する物
質を混入させる方法、また、一方では、多層構造体に
し、バリアー層にナイロンを用い、その両側に接着材層
を介して高密度ポリエチレン層を設けた3種5層構造が
提案されている。
する規制強化の中で、大気汚染防止およびガソリンの消
費節約の観点から、オクタン価改良のために米国中心に
使用されているメタノール、MTBE(メチルターシャ
ルブチルエーテル)等をブレンドしたガソリン(以下ガ
スホールと略記する)やガソリンタンクの使用時に、タ
ンク全体からのガソリン透過量が増大すると言う欠点を
有しており、これらの欠点の改良が望まれている。これ
を改良する手段として、上記ポリエチレンとナイロンと
の積層体では、ガスホールに対するバリアー性が不足
し、その対策としてナイロン層の厚み比率を増加するこ
とが考えられるが、容器全体の耐衝撃性が大きく低下す
ることとなる。また,ポリエチレンにナイロンを混合し
て同時に溶融押出し、ポリエチレン層中にナイロンを不
連続の薄層状に分散する方法では、ガスホールに対する
バリアー性が不足し,ポリエチレン単層にスルホン処理
や、フッ素処理する方法では、ガスホールに対するバリ
アー性の不足や、ガソリン中の水分により透過性が増大
する問題がある。さらには、ポリエチレンとエチレン−
ビニルアルコール共重合体(以下EVOHと略する)の
多層タンクやパイプ等が提案されているが、ガソリン、
ガスホールに対するバリアー性には優れるものの、形状
や構成によっては、各層の膨潤による寸法変化が異なる
ことから、EVOH層にクラックが生じ、バリアー性が
低下することが懸念される。しかして、本発明の目的
は、ガソリンのみならず、ガスホールに対しても充分な
透過防止性能と、さらには、耐衝撃性、耐ストレスクラ
ック性を有する燃料容器または移送パイプを提供するこ
とにある。
(a)50〜90重量%、および6/12−ナイロン共
重合体(b)10〜50重量%からなり、かつ6/12
−ナイロン共重合体(b)の6−ナイロン成分と12−
ナイロン成分の共重合比(重量比)が下記(I)を満足
する樹脂組成物層、またはEVOH(a)、6/12−
ナイロン共重合体(b)および6−ナイロン共重合体
(c)からなり、その配合比(重量比)が下記(II)お
よび(III)を満足し、かつ6/12−ナイロン共重合
体(b)の6−ナイロン成分と12−ナイロン成分の共
重合比(重量比)が下記(I)を満足する樹脂組成物層
を有する燃料容器または燃料移送パイプを提供すること
で、達成される。 85/15 ≦ 6−ナイロン成分/12−ナイロン成分 ≦ 55/45 ・・・・・(I) 10/90 ≦ [(b)+(c)]/(a) ≦ 50/50 ・・・・・(II) 70/30 ≦ (b)/(c) ≦ 95/5 ・・・・・(III) 本発明は、環境問題に適合するばかりか、実際の使用時
における安全性を極めて大きなものとするものである。
なを、ここでバリア性とは、酸素などのガスバリア性、
ガソリンなどの燃料のバリア性、フロンガス等のバリア
性を意味する。
ビニルエステル共重合体鹸化物であり、エチレン含量は
20〜80モル%が好ましく、さらに好適には22〜7
0モル%であり、またビニルエステル成分の鹸化度は8
0%以上が好ましく、さらに好適には85%以上であ
る。エチレン含量が20モル%未満では溶融成形性が悪
く、バリアー性及び熱安定性が悪くなる。ビニルエステ
ルとしては酢酸ビニルが代表的なものとしてあげられる
が、その他の脂肪酸ビニルエステル(プロピオン酸ビニ
ル、ピバリン酸ビニルなど)も使用できる。また、EV
OHに共重合成分としてビニルシラン化合物0.000
2〜0.2モル%を含有する場合は先押し出しする際の
基材樹脂との溶融粘性の整合性が改善され、均質な共押
し出し多層フィルムの製造が可能なだけでなく、EVO
H同士をブレンドに使用する際の分散性が改善され成形
性などの改善の面で有効である。ここで、ビニルシラン
系化合物としては、例えば、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ(β-メト
キシ-エトキシ)シラン、γ-メタクリルオキシプロピル
メトキシシランが挙げられる。なかでも、ビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシランが好適に用い
られる。さらに、本発明の目的が阻害されない範囲で、
他の共単量体[例えば、プロピレン、ブチレン、不飽和
カルボン酸又はそのエステル{(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステルメチル、エチル)など}、
ビニルピロリドン(N−ビニルピロリドンなど)をブレ
ンドすることもできる。また、本発明に用いるEVOH
の好適なメルトインデックス(MI)(190℃,21
60g荷重下で測定した値;融点が190℃付近あるい
は190℃を越えるものは2160g荷重下、融点以上
の複数の温度で測定し、片対数グラフで絶対温度の逆数
を横軸、メルトインデックス(対数)を縦軸としてプロ
ットし、190℃に外挿した値)は、0.1〜50g/
10分、最適には0.5ー20g/10分である。本発
明においてEVOHは、エチレン含有量あるいは/及び
鹸化度の異なる1種あるいはそれ以上のEVOHをブレ
ンドして用いる事がより好適な場合がある。
2−ナイロン共重合体(b)からなる樹脂組成物の場合
には、6/12−ナイロン共重合体(b)が10重量%
より少ない時には、耐ストレスクラック性に問題を生
じ、50重量%よりも多い場合には、バリア性に問題を
生じる。また,EVOH(a)、6/12−ナイロン共
重合体(b)および6−ナイロン共重合(c)からなる
樹脂組成物の場合には、EVOH(a)に対する(b)
と(c)の合計量の比率が10重量%より少ない時に
は、耐ストレスクラック性に問題を生じ、50重量%よ
りも多い場合には、バリア性に問題を生じる。6/12
−ナイロン共重合体(b)と6−ナイロン共重合体
(c)を併用する場合は耐衝撃性改善に効果がある。そ
の場合、6−ナイロン共重合体(c)が5重量%より少
ない場合には耐衝撃性改善効果が少なく、30重量%を
越える場合には、熱安定性が低下する。
合体(b)における6−ナイロン成分と12−ナイロン
成分の比率は12−ナイロン成分が15重量%より少な
いときには、熱安定性に問題を生じ、45重量%より多
い場合には、成形性に問題を生じる。なお、ここで6/
12−ナイロン(b)とは、6−ナイロン(ポリカプロ
アミド成分)と12−ナイロン(ポリラウリルラクタ
ム)の共重合体である。
塑剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、
フィラー、他の樹脂など)を本発明の目的が阻害されな
い範囲で使用することは、自由である。特に、ゲル発生
防止,対策として、ハイドロタルサイト系化合物、ヒン
ダードフェノール系、ヒンダードアミン系熱安定剤、高
級脂肪族カルボン酸の金属塩(たとえば、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等)の一種また
は二種以上をEVOHに対し0.01〜1重量%添加す
ることは好適である。また、リチウムイオン、ナトリウ
ムイオン、カリウムイオンなどのアルカリ金属イオンの
添加をEVOHに対し10〜500ppm含有させるこ
とも効果的である。アルカリ金属化合物としては、一価
金属の脂肪族カルボン酸塩、芳香族カルボン酸塩、燐酸
塩、金属錯体等があげられ、具体的には、酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、燐酸ナトリウム、燐酸リチウム,ス
テアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、エチレ
ンジアミン四酢酸のナトリウム塩等があげられ、好適に
は、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、燐酸ナトリウム、
燐酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
カリウムがあげられる。
記以外の添加剤を配合することもできる。このような添
加剤の例としては、酸化防止剤、可塑剤、熱安定剤、紫
外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、フィラー、あ
るいは他の高分子化合物挙げることができ、これらを本
発明の作用効果が阻害されない範囲でブレンドすること
ができる。添加剤の具体的な例としては次の様なものが
挙げられる。 酸化防止剤:2.5−ジ−t−ブチルハイドロキンン、
2.6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、4.4’−
チオビス−(6−t−ブチルフェノール)、2.2’−
メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、オクタデシル−3−(3’.5’−ジ−t−ブ
チル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
4.4’−チオビス−(6−t−ブチルフェノール)
等。 紫外線吸収剤:エチレン−2−シアノ−3.3’−ジフ
ェニルアクリレート、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−
t−ブチル−5’−メチルフェニル)5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン、2.2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−オキトシキベンゾフェ
ノン等。 可塑剤:フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル
酸ジオクチル、ワックス,流動パラフィン、リン酸エス
テル等。 帯電防止剤:ペンタエリスリットモノステアレート、ソ
ルビタンモノパルミテート、硫酸化ポリオレフィン類、
ポリエチレンオキシド、カーボワックス等。 滑剤:エチレンビスステアロアミド、ブチルステアレー
ト等。 着色剤:カーボンブラック、フタロシアニン、キナクリ
ドン、インドリン、アゾ系顔料、ベンガラ等。 充填剤:グラスファイバー、アスベスト、バラストナイ
ト、ケイ酸カルシウム等。 また、他の多くの高分子化合物も本発明の作用効果が阻
害されない程度にブレンドすることもできる。
は、上記樹脂組成物よりなる層を少なくとも一層含むも
のであり、好適には上記樹脂組成物層に熱可塑性樹脂層
を積層したものである。この場合、スクラップ回収層、
接着樹脂層を必要に応じ設けることができる。上記樹脂
組成物層を(B)、熱可塑性樹脂層を(H)、スクラッ
プ回収層(R)、接着性樹脂層(A)とするとき、次の
ような層構成の多層構造体が代表例としてあげられる。
/B/H 4層 H/R/A/B、 H/R/B/H、 H/R/
B/R 5層 H/R/A/B/H、 H/R/A/B/R、
H/R/B/A/H H/A/B/A/H、 H/R/B/R/H 6層 H/R/A/B/A/H、 H/R/A/B/A
/R 7層 H/R/A/B/A/R/H ただし、層構造は、上記に限定されるものではない。
性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレ
ン、ポリアミド系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂(ポリ
エチレンテレフタレート等)、ポリカーボネート系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂
等があげられるが、ポリオレフィンが特に好適である。
としては、主として高密度もしくは低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン−1などおよびエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、などから
選ばれたα−オレフィン同士の共重合体であるが、これ
らα−オレフィンとの共重合成分として、ジオレフィ
ン、N−ビニルカルバゾール、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、ビニ
ルエーテル、などのビニル化合物、マレイン酸、アクリ
ル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、フマル酸、イタコ
ン酸などの不飽和カルボン酸、そのエステルおよび酸無
水物あるいはこれらにヒドロキシル基またはエポキシ基
を付加したものがあげられ、例えばグラフト可能なモノ
マーとポリオレフィンとの共重合体やα−オレフィン/
α、β−不飽和カルボン酸共重合体とイオン性金属化合
物との反応物であるアイオノマー樹脂などのα−オレフ
ィンが50重量%以上の共重合体を使用することもでき
る。これらのポリオレフィン系樹脂はそれぞれ単独で用
いることもできるし、また2種以上を混合して用いるこ
ともできる。
性樹脂は、異なった種類の樹脂、例えば、ポリオレフィ
ン系樹脂とポリアミド系樹脂、具体的にはナイロン−6
と低密度ポリエチレン等を、目的に応じて、2種以上混
合して用いることもできる。
着性樹脂としては、特に限定されるものではないが、ポ
リウレタン系、ポリエステル系一液型あるいは二液型硬
化性接着剤、不飽和カルボン酸またはその無水物(無水
マレイン酸など)をオレフィン系重合体または共重合体
[ポリエチレン{低密度ポリエチレン(LDPE)、直
鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリ
エチレン(SLDPE)}、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル(メチル
エステル、またはエチルエステル)共重合体]にグラフ
トしたものが、好適に用いられる。
しては、本発明の多層容器を用いて、中空容器、管状容
器、および管状体をさらに加工しての包装容器などの成
形品の形にする場合の成形ロス部分や、一般消費者に使
用された後のスクラップ回収品の粉砕物等がある。
特に限定されるものではないが、例えば、一般のポリオ
レフィンの分野において実施されている成形方法、例え
ば、Tダイ成形、インフレーション成形、吹き込み成
形、スタンピング成形、ブロー成形、延伸ブロー成形、
二軸延伸ブロー成形、射出成形等があげられ、特に、共
押出成形、共射出成形が好適であるが、押出コーチング
成形、ドライラミネート成形も採用できる。このうち、
燃料容器または移送パイプを得る方法としては、共押出
シート成形法、共押出パイプ成形法、共押出成形法、共
押出ブロー成形法などがあげられ、特に共押出ブロー成
形法が好適である。
に限定されるものではないが、成形性およびコスト等を
考慮した場合、全体厚みに対する本発明による樹脂組成
物からなる層の厚み比率は、1〜30%程度が好適であ
る。本発明の樹脂組成物層を有する構造体、特に前記し
た多層構造体は、耐衝撃性が優れ、さらに各種燃料のバ
リアー性、ガスバリアー性が優れているため、特に各種
燃料容器、燃料移送パイプとして有効である。このこと
は、後述する実施例からも明かである。本発明の樹脂組
成物を用いた構造体、とくに多層構造体は、他の用途、
たとえば、各種食品用、化粧品用、医薬品、医療品用の
包装容器としても使用可能である。
ートバイ、船舶、航空機、発電機及び工業用、農業用機
器に搭載された燃料容器、もしくは、これら燃料容器に
燃料を補給するための携帯用容器、さらには、これら稼
動のために用いる燃料を保管のための容器を意味する。
また燃料移送パイプとは、上記に搭載された燃料容器、
もしくは、これら燃料容器に燃料を補給するための携帯
用容器、さらには、これら稼動のために用いる燃料を保
管のための容器等に付随したパイプ、もしくは、それ自
体独立したパイプを意味する。また燃料としてガソリ
ン、メタノールおよび/またはMTBE等をブレンドし
たガソリンが代表例としてあげられるが、その他の重
油、石油、石油なども例示される。
る。 実施例1 EVOH{エチレン量27モル%、けん化度99.6
%、メルトインデックス2.0g/10分(210℃、
2160g荷重)}(a)85重量%と、6/12−ナ
イロン{ナイロン−6成分/ナイロン−12成分=65
/35(重量比)、MI=15.7g/10分、EMS
社製「EX3116」}(b)15重量%と、さらに熱
安定剤として,ハイドロタルサイトをEVOH(a)に
対して150ppmをドライブレンドした後、直径40
mmの単軸スクリューを有する押出機を用いて溶融混練
しペレット化を行った。ここで得られたペレットを用い
て、T型ハンガーダイを備えた押出機により100μの
単層フィルムを製膜した。さらに、先の溶融混練ペレッ
トをバリアー層とし,高密度ポリエチレン(HDPE)
{MI=0.17g/10分(210℃、2160g荷
重)、三井石油化学製「HZ8200B」}を外層にし
て、そして、接着層(AD)に変性ポリエチレン{MI
=1.0g/10分,210℃,2160g荷重、三井
石油化学製「アドマーGT4」}を用い、共押出ブロー
成形にて3種5層(HDPE/AD/EVOH組成物/
AD/HDPE=1169μ/50μ/60μ/50μ
/1169μ)の500cc多層容器を得た。また、こ
れと同様にして、3種5層(HDPE/AD/EVOH
組成物/AD/HDPE=100μ/10μ/25μ/
10μ/100μ)の多層シートを得た。さらに、一方
で,上記で得られたペレットを用い射出成形を行い、衝
撃試験用の平板(80×80×3mm)を作成した。
(b)の配合比を表1に示す比率に変えた以外は、実施
例1と同様にして多層容器および多層シートを得た。
−ナイロン{ナイロン−6/ナイロン−12=75/2
5(重量比)、MI=15g/10分(210℃、21
60g荷重)、宇部興産製「70252X2」}に代え
て、さらにEVOH(a)との配合比を表1に示す比率
に代えた以外は、実施例1と同様にして多層容器および
多層シートを得た。
(b)の配合比を表1に示す比率に代え、さらに、ナイ
ロン−6{MI=1g/10分、(210℃、2160
g荷重)、東レ製「CM1046−X04」}(b)を
表1に示した成分(c)及び配合比にて添加し、溶融混
練した以外は、実施例1と同様にして多層容器および多
層シートを得た。
(b)の配合比を表2に示す比率に代えた以外は、実施
例1と同様にして多層容器および多層シートを得た。
−ナイロン(b){ナイロン−6/ナイロン−12=9
0/10(重量比)、MI=15g/10分(210
℃、2160g荷重)、EMS社製「CR−9」}
(b)に代え、さらにEVOH(a)との配合比を表1
に示す比率に変えた以外は、実施例1と同様にして多層
容器および多層シートを得た。
ナイロン(b){ナイロン−6/ナイロン−12=50
/50(重量比)、MI=19g/10分(210℃、
2160g荷重)、EMS社製「CF−6S」}(b)
に代え、さらにEVOH(a)との配合比を表1に示す
比率に代えた以外は、実施例1と同様にして多層容器お
よび多層シートを得た。
(b)、6−ナイロン(c)の配合比を表2に示す比率
に代えた以外は、実施例1と同様に多層容器および多層
シートを得た。
/AD(10μ)/EVOH(25μ)/AD(10
μ)/HDPE(100μ)}の多層シートを用いて作
成したパウチ(形状12×20cm)にモデルガソリン
{トルエン(42.5重量%):イソオクタン(42.
5重量%):メタノール(15重量%)の混合物、容量
110ml}を入れて、20℃−65%RHの雰囲気下
に放置して、2週間後のパウチ重量減少量を求めた。
(n=5)
m,幅2cm)を金属製治具にて、歪み3%となるよう
に引っ張り、この状態のまま、モデルガソリン(40
℃)に浸漬し、15分後のクラック発生状態を観察し
た。(n=6) (判定基準)◎:変化なし,○:クラック少々有り,
△:クラック多数有り,×:切断
EVOH/AD/HDPE=1169μ/50μ/60
μ/50μ/1169μ)の500cc多層容器に、モ
デルガソリンを充填し、密栓したのち,20℃−65%
RHの雰囲気下で30日放置した。この容器より、ダン
ベルカッターにてダンベル形状(ASTM4号)の試験
片を打ち抜き、この試験片をオートグラフにて引っ張り
(平行部歪み10%)、バリアー層のクラック発生状態
を観察した。(n=6) (判定基準)同上
ゲル、ブツの発生状況を観察した。(判定基準)◎:な
し,○:少々有り,△:有り,×:多数有り
3mm)に鋼球(直径50.8mm,重量533.3
g)を落下させ、50%破壊高さを求めた。(−40
℃、n=20)
プは、優れたバリアー性および耐ストレスクラック性を
有し、さらにまた優れた耐衝撃性を有する。特に、メタ
ノール含有ガソリンに対するバリアー性に優れることか
ら、ガソリンならびにメタノール含有ガソリンを使用す
る自動車の燃料タンク、自動車の燃料移送パイプ等に極
めて有効である。
Claims (2)
- 【請求項1】 エチレン−ビニルアルコール共重合体
(a)50〜90重量%および6/12−ナイロン共重
合体(b)10〜50重量%からなり、かつ6/12−
ナイロン共重合体(b)の6−ナイロン成分と12−ナ
イロン成分共重合の比(重量比)が下記(I)を満足す
る樹脂組成物層を有する燃料容器または燃料移送パイ
プ。 85/15 ≦ 6−ナイロン成分/12−ナイロン成分 ≦ 55/45 ・・・・・(I) - 【請求項2】 エチレン−ビニルアルコール共重合体
(a)、6/12−ナイロン共重合体(b)および6−
ナイロン共重合体(c)からなり、その配合比(重量
比)が下記(II)および(III)を満足し、かつ、6/
12−ナイロン共重合体(b)の6−ナイロン成分と1
2−ナイロン成分の共重合比(重量比)が下記(I)を
満足する樹脂組成物層を有する燃料容器または燃料移送
パイプ。 85/15 ≦ 6−ナイロン成分/12−ナイロン成分 ≦ 55/45 ・・・・・(I) 10/90 ≦ [(b)+(c)]/(a) ≦ 50/50 ・・・・・(II) 70/30 ≦ (b)/(c) ≦ 95/5 ・・・・・(III)
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|---|---|---|---|
| JP10536494A JP3805386B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 燃料容器および燃料移送パイプ |
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|---|---|---|---|
| JP10536494A JP3805386B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 燃料容器および燃料移送パイプ |
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|---|---|
| JPH07308996A true JPH07308996A (ja) | 1995-11-28 |
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| JP10536494A Expired - Fee Related JP3805386B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 燃料容器および燃料移送パイプ |
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|---|---|
| JP (1) | JP3805386B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1036968A1 (fr) | 1999-03-16 | 2000-09-20 | Atofina | Tube multicouche à base de polyamides pour le transport d'essence |
| DE10110964C2 (de) * | 2000-06-09 | 2002-10-31 | Ems Chemie Ag | Thermoplastische Mehrschichtverbunde |
| JP2002338773A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物及びその使用方法 |
| JP2002361657A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 回転成形容器 |
| EP1452307A1 (de) | 2003-02-28 | 2004-09-01 | EMS-Chemie AG | Thermoplastischer Mehrschichtverbund in Form eines Hohlkörpers |
| US7348046B2 (en) | 2004-06-16 | 2008-03-25 | Ems-Chemie Ag | Polymer mixture of aliphatic polyamides and partially aromatic polyamides, moulded articles thereof and use thereof |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10536494A patent/JP3805386B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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