JPH07310761A - クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

クラッチレリーズ軸受装置

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JPH07310761A
JPH07310761A JP9955894A JP9955894A JPH07310761A JP H07310761 A JPH07310761 A JP H07310761A JP 9955894 A JP9955894 A JP 9955894A JP 9955894 A JP9955894 A JP 9955894A JP H07310761 A JPH07310761 A JP H07310761A
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JP
Japan
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clutch release
release bearing
bearing
diameter
reduced
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Withdrawn
Application number
JP9955894A
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English (en)
Inventor
Hideo Ouchi
英男 大内
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が減少しかつ組立が容易となるクラ
ッチレリーズ軸受装置を提供する。 【構成】 ばね部材30は、縮径されたときに連結部材
40の縮径部43を通過して円管部42内に挿入可能と
なり、かつ自由状態に戻されたときにされた後には連結
部材40の縮径部43に対してクラッチレリーズ軸受1
0を自身の弾性力で押圧するようになっており、これに
よりクラッチレリーズ軸受装置の部品点数が減少し、従
来技術で用いていたカシメ工程の必要がなくなって製造
コストが減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクラッチレリーズ軸受装
置に関する。
【0002】
【従来技術】車両等に搭載され摩擦板を用いた動力断続
装置であるクラッチを動作させる場合において、入力部
材であるシフトフォークの駆動によりクラッチカバーの
ダイヤフラムスプリングを軸線方向に押圧することによ
り、スプリングの付勢力を摩擦板から解除して動力伝達
の切り離しが行なわれている。
【0003】ところで、シフトフォークは車体等の固定
側に通常配置されているが、クラッチカバーはエンジン
のフライホイール等に取り付けられてそれと一体的に回
転するようになっている。従って、クラッチカバーのダ
イヤフラムスプリングをシフトフォークが直に押圧する
となると、当接部の摩耗を招来することとなる。そこ
で、ダイヤフラムスプリングに当接して一体的に回転す
る回転輪を含むクラッチレリーズ軸受と、この軸受を所
定の状態に保持すると共にシフトフォークからの入力を
受けるようになっている回転しない軸受保持部材とから
なるクラッチレリーズ軸受装置を、例えば実公平4−2
9134号に示されているように、ダイヤフラムスプリ
ングとシフトフォークとの間に設けている。
【0004】この実公平4−29134号に開示された
クラッチレリーズ軸受装置においては、軸受保持部材か
ら延在するカバーの後端の一部が、シフトフォークから
の力を受けるアンビル部材にカシメられて分解不能に一
体となっている。一方カバーの前端と軸受の外輪との間
には、軸受保持部材のフランジ部に対して軸受の外輪を
押圧するためのスプリングが設けられている。この構成
により、軸受を軸受保持部材に対して軸線方向移動不能
だが回転方向移動可能に支持し、ダイヤフラムスプリン
グと軸受との自動調心を達成している。
【0005】
【解決すべき課題】ところで、実公平4−29134号
に開示されたクラッチレリーズ装置は、アンビル部材と
カバーとが別体構造となっており、部品点数が多い上、
更にアンビル部材とカバーとのカシメが必要であり、製
造コストが比較的高いものであった。
【0006】本願発明の目的は、部品点数が減少しかつ
組立が容易となるクラッチレリーズ軸受装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的を達成すべく、本願発
明のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに同心的に配置
されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が
固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材
に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、
ガイド軸上に摺動可能に嵌合された円筒部と、入力部材
から力を受けるフランジ部とを備える軸受保持部材と、
該軸受保持部材から延在し、該クラッチレリーズ軸受を
半径方向に所定の空間を残して内包する円管部と、該円
管部の端部に形成された縮径部とを有する連結部材と、
該連結部材と該クラッチレリーズ軸受との間に設けら
れ、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪を該軸受保持部
材の該フランジ部に向かって押圧し、該クラッチレリー
ズ軸受を該軸受保持部材に対して半径方向に移動可能に
保持するばね部材とからなっているクラッチレリーズ軸
受装置であって、前記ばね部材は、環状の板部材であっ
て、内方に押圧されることにより縮径可能となるようそ
の円周の一部が切断されており、押圧のない自由状態で
は前記連結部材の縮径部の内径よりも大きい外径を有す
るが、押圧されて縮径されたときには、前記連結部材の
縮径部の内径よりも小さい外径を有するようになってい
る。
【0008】
【作用】前記ばね部材は、縮径されたときに前記連結部
材の縮径部を通過して円管部内に挿入可能となり、かつ
自由状態に戻されたときにされた後には前記連結部材の
縮径部に対してクラッチレリーズ軸受を自身の弾性力で
押圧するようになっており、これによりクラッチレリー
ズ軸受装置の部品点数が減少し、従来技術で用いていた
カシメ工程の必要がなくなって製造コストが減少する。
【0009】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図面を参照して以
下に詳細に説明する。図1は、本願発明の実施例である
クラッチレリーズ軸受装置の軸線方向断面図である。
【0010】図1において、クラッチレリーズ装置は、
クラッチレリーズ軸受10と、軸受保持部材であるガイ
ドスリーブ20と、ガイドスリーブ20を囲う連結部材
であるカバー40と、クラッチレリーズ軸受と10とカ
バー40との間に設けられたばね部材30とからなる。
クラッチレリーズ軸受10は、左方端に当接部11aを
有する略円管状の内輪11と、内輪11を同心的に内包
する短い円管状の外輪12と、内輪11と外輪12との
間に転動可能に配置された複数のボール15と、ボール
15を所定間隔で保持する保持器16と、ボール15の
軸線方向両側で内輪11と外輪12とにより画成される
空間を防塵油密的に密封するシール17、18とからな
る。内輪11は外輪12に対して回転可能に支持されて
いる。また内輪11の当接部11aは、半径方向外方に
めくれたような形状をしており、図示しないクラッチカ
バーのダイヤフラムスプリングに当接するようになって
いる。
【0011】一方、ガイドスリーブ20は樹脂製であっ
て、円管状の本体(円筒部)21と、本体21の中央近
傍の外周から半径方向に延在するフランジ部22とから
なる。本体21の内方には図示しないガイド軸が延在し
ており、本体21はガイド軸上を摺動可能となってい
る。なお、本体21の内方には拡径部24が設けられて
いる。この拡径部24は、本体21がガイド軸上を摺動
する際に異物を噛みこまないように機能するものであ
る。フランジ部22は比較的肉厚であり、図示しないシ
フトフォークから受ける力に耐えるよう充分な剛性を備
えている。
【0012】カバー部材40は焼き入れ鋼製であって、
ガイドスリーブ20のフランジ部22に当接する円板部
41と、フランジ部22から左方に延在しつつクラッチ
レリーズ軸受10を内包する円管部42とからなる。円
管部42の自由(左方)端はわずかに内側に折り曲げら
れて、そこに縮径部43を形成している。縮径部43は
開口しており、その径寸法はDとなっている。円板部4
1は、その中心開口44が多角形状をしており、一方フ
ランジ部22の中心部にも同様に多角形状となっている
突起23が形成され、中心開口44と突起23とが互い
に嵌合された後は、フランジ部22とカバー40との相
対回転が防止されるようになっている。なお、組み込み
容易性の観点から円管部42の縮径部43の内径Dはフ
ランジ部22の外径より大きく形成され、また高温時の
スリーブの拡径を逃がすために、円管部42とフランジ
部22の間には所定の間隔が設けられ、一方後述する理
由により円管部41とクラッチレリーズ軸受10との間
には所定の間隔が設けられている。
【0013】図2は、ばね部材30の第1実施例の拡大
斜視図である。ばね部材30はばね鋼製であって、環状
部31と、環状部31より半径方向内方にかつわずかに
軸線方向に傾いて延在する多数のばね片32とからな
る。環状部31の円周方向の一部は切欠かれて切欠き端
33、34が形成され、ばね部材30は、切欠き端3
3、34同士を近接させもしくは重ね合わせることによ
り縮径可能となっている。重ね合わせが容易にできるよ
うに図4に示す第2実施例のごとく切欠き端33、34
を、互いに若干逆方向に曲げておくようにすることもで
きる。なお、ばね部材30の組付時には、ばね片32は
弾性変形しつつクラッチレリーズ軸受10の外輪12を
押圧するようになっている。ばね部材30の外径寸法d
は、カバー部材40の縮径部(折り曲げ端)の内径Dよ
りも大となっている。図5は、ばね部材の第3実施例の
拡大斜視図である。公知のスナップリングプライヤを挿
入自在である穴部61が形成されている点が第1実施例
と異なる。この様な形状とする事により、公知のスナッ
プリングプライヤを用いてばね部材31を容易に縮径す
ることができる。
【0014】図3は、第1実施例であるばね部材30を
カバー40内に挿入するための装置の概略斜視図であ
る。この装置は、外筒51と、その内方を摺動可能な内
筒52とからなり、内筒52の挿入端側にはテーパ部5
3が形成されている。外筒51の外径は、カバー40の
折り曲げ端(縮径部)43の内径Dより小さく、外筒5
1の内径は、ばね部材30の縮径時の外径にほぼ等しく
なっている。
【0015】次に、本願発明の実施例であるクラッチレ
リーズ軸受装置の動作につき以下に説明する。図1にお
いて、図示しないシフトフォークが駆動して、その先端
がカバー40のアンビル部41に当接する。アンビル部
は硬く剛性が高いため、多数回のシフトフォークの動作
においても、ほとんど摩耗や変形を生じることがない。
クラッチレリーズ軸受装置は、シフトフォークからの入
力により図示しないガイド軸上を軸線方向に摺動して、
図示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに
内輪11の当接部11aを当接させる。ダイヤフラムス
プリングが回転していても、内輪11は回転可能である
ので、当接後にダイヤフラムスプリングと一体で回転す
ることとなり、更に軸受装置が軸線方向に移動すること
によりダイヤフラムスプリングが押圧されてクラッチが
動作されるようになっている。
【0016】ばね部材30は、カバー40に対してクラ
ッチレリーズ軸受10を、ばね片31と外輪12との間
に作用する摩擦力のみで支持しているため、軸受10は
カバー40に対して半径方向に移動可能となっている。
従って、内輪11の当接部11aがダイヤフラムスプリ
ングに当接したとき、両者の間に偏心があれば、軸受1
0を同心に位置させようとする公知の力が生じ、それに
より軸受10は半径方向に移動して、自動調心が達成さ
れることとなる。なお、カバー40の円管部42は、軸
受10が所定量以上半径方向外方に移動しないよう制限
する機能を有する。また、一般の玉軸受の外輪にはフラ
ンジがないタイプが多いので、本実施例のように外輪を
ばね部材30で挟みこむように構成すれば、外輪自体を
改造する必要がなく既存のものを使用でき、コスト低減
に寄与しうる。
【0017】次に、クラッチレリーズ軸受装置の組付方
法の一例について説明する。 ガイドスリーブ20の周
囲に、左方からクラッチレリーズ軸受10が配置され、
右方からカバー40が嵌合挿入される。その後、図3の
装置にばね部材30が縮径されたままばね片32を外方
に向けた状態で装着される。ばね片32を装着した装置
を、図1の左方から軸受10に近づける。装置の外筒5
1をカバー40の折り曲げ端(縮径部)43に合わせた
後、内筒52を後方から押すと、ばね部材30が前進
し、外輪12と縮径部43との間に入った後、更にテー
パ部53がばね部材30を押し広げて前記の間で自由状
態となるようにする。
【0018】以上の状態でばね部材30は、その環状部
31の外方面が縮径部43に当接してカバー40から抜
け出なくなり、一方ばね片32が外輪12に当接しその
弾性により所定の押圧力を外輪12に付与する。外輪1
2には軸線方向に摩擦力のみが作用するため、上述した
ようにクラッチレリーズ軸受10は半径方向にカバー4
0に規制される範囲内で移動可能となっている。なお、
本実施例においては、樹脂製のガイドスリーブを用いて
いるために、組付時にカシメ工程のないことはたいへん
好ましいことである。更に、カバー部材40は焼き入れ
が施されているために、シフトフォークの当接に対し
て、摩耗、変形等の観点から有利となっている。
【0019】以上、本発明を実施例を参照して説明して
きたが、本発明は上記実施例に限定して解釈されるべき
ではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろん
である。例えば、ばね部材30は、複数のばね片が突出
したものとなっているが、円周方向に波打っているタイ
プのものも使用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明のクラッチ
レリーズ装置によれば、ばね部材は、縮径されたときに
連結部材の縮径部を通過して円管部内に挿入可能とな
り、かつ自由状態に戻されたときにされた後には連結部
材の縮径部に対してクラッチレリーズ軸受を自身の弾性
力で押圧するようになっており、これによりクラッチレ
リーズ軸受装置の部品点数が減少し、従来技術で用いて
いたカシメ工程の必要がなくなって製造コストが減少す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例であるクラッチレリーズ軸受
装置の軸線方向断面図。
【図2】ばね部材30の第1実施例の拡大斜視図。
【図3】ばね部材30をカバー40内に挿入するための
装置の概略斜視図。
【図4】ばね部材30の第2実施例の拡大斜視図。
【図5】ばね部材30の第3実施例の拡大斜視図。
【符号の説明】
10………クラッチレリーズ軸受 20………ガイドスリーブ 30………ばね部材 40………カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同心的に配置されかつ相対回転す
    る内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する
    他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようにな
    っているクラッチレリーズ軸受と、 ガイド軸上に摺動可能に嵌合された円筒部と、入力部材
    から力を受けるフランジ部とを備える軸受保持部材と、 該軸受保持部材から延在し、該クラッチレリーズ軸受を
    半径方向に所定の空間を残して内包する円管部と、該円
    管部の端部に形成された縮径部とを有する連結部材と、 該連結部材と該クラッチレリーズ軸受との間に設けら
    れ、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪を該軸受保持部
    材の該フランジ部に向かって押圧し、該クラッチレリー
    ズ軸受を該軸受保持部材に対して半径方向に移動可能に
    保持するばね部材とからなっているクラッチレリーズ軸
    受装置において、 前記ばね部材は、環状の板部材であって、内方に押圧さ
    れることにより縮径可能となるようその円周の一部が切
    断されており、押圧のない自由状態では前記連結部材の
    縮径部の内径よりも大きい外径を有するが、押圧されて
    縮径されたときには、前記連結部材の縮径部の内径より
    も小さい外径を有するようになっているクラッチレリー
    ズ軸受装置。
JP9955894A 1994-05-13 1994-05-13 クラッチレリーズ軸受装置 Withdrawn JPH07310761A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731