JPH07311520A - 被記録材の再生装置 - Google Patents
被記録材の再生装置Info
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- JPH07311520A JPH07311520A JP12570994A JP12570994A JPH07311520A JP H07311520 A JPH07311520 A JP H07311520A JP 12570994 A JP12570994 A JP 12570994A JP 12570994 A JP12570994 A JP 12570994A JP H07311520 A JPH07311520 A JP H07311520A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 皮膜状画像形成物質の剥離を繰り返し行う場
合にも、安定な剥離特性が得られるような剥離部材のク
リーニング手段を設けた被記録材の再生装置の提供。 【構成】 熱可塑性または熱溶融性物質よりなる皮膜状
の画像を形成した被記録材に剥離部材を圧接もしくは加
熱圧接して、前記皮膜状画像形成物質を被記録材から該
剥離部材に転写剥離させ、被記録材を再生する剥離手段
を少なくとも有する被記録材の再生装置において、該画
像剥離手段の剥離部材上に剥離された画像形成物質が転
写されるクリーニング部材、必要に応じて該クリーニン
グ部材をクリーニングする部材(2次クリーニング部
材)を有することを特徴とする被記録材の再生装置。
合にも、安定な剥離特性が得られるような剥離部材のク
リーニング手段を設けた被記録材の再生装置の提供。 【構成】 熱可塑性または熱溶融性物質よりなる皮膜状
の画像を形成した被記録材に剥離部材を圧接もしくは加
熱圧接して、前記皮膜状画像形成物質を被記録材から該
剥離部材に転写剥離させ、被記録材を再生する剥離手段
を少なくとも有する被記録材の再生装置において、該画
像剥離手段の剥離部材上に剥離された画像形成物質が転
写されるクリーニング部材、必要に応じて該クリーニン
グ部材をクリーニングする部材(2次クリーニング部
材)を有することを特徴とする被記録材の再生装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性または熱溶融
性画像形成物質よりなる皮膜状の画像を形成した被記録
材から皮膜状画像形成物質を除去し、再利用可能な状態
に被記録材を再生する装置に関する。
性画像形成物質よりなる皮膜状の画像を形成した被記録
材から皮膜状画像形成物質を除去し、再利用可能な状態
に被記録材を再生する装置に関する。
【0002】
【従来技術】最近のOA化により、プリンター用紙や複
写用紙が大量に使用されるようになってきた。そのため
に、森林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起
こすようになってしまった。従来、この問題に対して
は、一度使用した用紙のインク等を取り除き、漬して再
びすいて、再生古紙として利用するしか方法がなかっ
た。しかし最近、一度使用した紙の上の文字画像をクリ
ーニングにより取り去り、複写あるいはプリンティング
に再利用することができる紙が開発されている。例えば
特開平4−67043号公報にシート状被記録材の表
面、特に片面のみに離型処理してなり、かつ、該離型処
理した被記録材に印を付け、普通紙と区別したものが開
示されている。しかしながら、これは特殊紙で定着性に
難がある等の問題があり一般の複写用紙として使用する
には問題がある。また、特開平1−101576号公
報、特開平1−101577号公報には被記録材上のト
ナーをこれを溶解する有機溶媒中で超音波処理すること
により画像を除去することが開示されているが、有機溶
剤による公害や引火および毒性に問題があり、一般のオ
フィスや家庭で使用するには問題がある。特開平1−2
97294号公報には被記録材として、プラスチック、
金属、液浸透性の悪い紙あるいはセラミック等で形成さ
れたものを使用し、該被記録材上に形成された画像を熱
溶融性の剥離体を介在させて加熱し、画像を被記録材か
ら除去する被記録材の再生方法が開示されているが、表
面に離型処理を施した特別な用紙を用いなければならな
い。そこで本出願人は先に、特殊な用紙を使用すること
なく、通常の用紙を用いた複写機またはその他のプリン
ティングシステムにより得られる熱可塑性または熱溶融
性画像形成物質よりなる皮膜状の画像を形成した被記録
材(普通紙)を、水を含有する画像除去促進液組成物に
浸漬し、画像を除去するための剥離部材とともに圧接も
しくは加熱圧接することで被記録材上の画像形成物質の
除去を行い、1度使用した複写またはプリンティング用
紙を再利用可能にする再生方法を提案した(特願平4−
255916号参照)。しかしながら、上記剥離部材を
用いる再生方法では、繰り返し剥離を行った場合に剥離
特性が低下する、即ち被記録材上の画像形成物質が完全
に除去されず、再生処理後の被記録材上に画像形成物質
残りが生じるという問題があった。これは主に、繰り返
し被記録材の再生を行うことにより、剥離部材上に被記
録材から剥離された画像形成物質が大量に付着し、剥離
部材の表面に凹凸が生じたり、被記録材上の画像形成物
質との接着性が低下したりすることに起因するものと思
われるが、これまでのところ、剥離部材の表面を劣化さ
せることなく剥離部材上の画像形成物質を除去するクリ
ーニングする方法は、具体的には提案されていないのが
現状である。
写用紙が大量に使用されるようになってきた。そのため
に、森林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起
こすようになってしまった。従来、この問題に対して
は、一度使用した用紙のインク等を取り除き、漬して再
びすいて、再生古紙として利用するしか方法がなかっ
た。しかし最近、一度使用した紙の上の文字画像をクリ
ーニングにより取り去り、複写あるいはプリンティング
に再利用することができる紙が開発されている。例えば
特開平4−67043号公報にシート状被記録材の表
面、特に片面のみに離型処理してなり、かつ、該離型処
理した被記録材に印を付け、普通紙と区別したものが開
示されている。しかしながら、これは特殊紙で定着性に
難がある等の問題があり一般の複写用紙として使用する
には問題がある。また、特開平1−101576号公
報、特開平1−101577号公報には被記録材上のト
ナーをこれを溶解する有機溶媒中で超音波処理すること
により画像を除去することが開示されているが、有機溶
剤による公害や引火および毒性に問題があり、一般のオ
フィスや家庭で使用するには問題がある。特開平1−2
97294号公報には被記録材として、プラスチック、
金属、液浸透性の悪い紙あるいはセラミック等で形成さ
れたものを使用し、該被記録材上に形成された画像を熱
溶融性の剥離体を介在させて加熱し、画像を被記録材か
ら除去する被記録材の再生方法が開示されているが、表
面に離型処理を施した特別な用紙を用いなければならな
い。そこで本出願人は先に、特殊な用紙を使用すること
なく、通常の用紙を用いた複写機またはその他のプリン
ティングシステムにより得られる熱可塑性または熱溶融
性画像形成物質よりなる皮膜状の画像を形成した被記録
材(普通紙)を、水を含有する画像除去促進液組成物に
浸漬し、画像を除去するための剥離部材とともに圧接も
しくは加熱圧接することで被記録材上の画像形成物質の
除去を行い、1度使用した複写またはプリンティング用
紙を再利用可能にする再生方法を提案した(特願平4−
255916号参照)。しかしながら、上記剥離部材を
用いる再生方法では、繰り返し剥離を行った場合に剥離
特性が低下する、即ち被記録材上の画像形成物質が完全
に除去されず、再生処理後の被記録材上に画像形成物質
残りが生じるという問題があった。これは主に、繰り返
し被記録材の再生を行うことにより、剥離部材上に被記
録材から剥離された画像形成物質が大量に付着し、剥離
部材の表面に凹凸が生じたり、被記録材上の画像形成物
質との接着性が低下したりすることに起因するものと思
われるが、これまでのところ、剥離部材の表面を劣化さ
せることなく剥離部材上の画像形成物質を除去するクリ
ーニングする方法は、具体的には提案されていないのが
現状である。
【0003】
【目的】本発明の目的は、皮膜状画像形成物質の剥離を
繰り返し行う場合にも、安定な剥離特性が得られるよう
な剥離部材のクリーニング手段を設けた被記録材の再生
装置を提供することにある。
繰り返し行う場合にも、安定な剥離特性が得られるよう
な剥離部材のクリーニング手段を設けた被記録材の再生
装置を提供することにある。
【0004】
【構成】本発明は、電子写真方式の複写機及びその他の
プリンティングシステムで形成された熱可塑性または熱
溶融性画像形成物質による皮膜状の画像を消去し、被記
録材の再利用を可能とする再生装置において、前記問題
点を解決するために、画像を剥離するための剥離部材を
クリーニングするクリーニング部材、必要に応じて該ク
リーニング部材をクリーニング部材(2次クリーニング
部材)を有するクリーニング手段を設けたことを特徴と
する再生装置に関する。被記録材上に所謂ハードコピー
として画像を形成する方法としては、従来より多くの方
法が提案されている。例えば乾式トナーや、湿式トナー
を用いた電子写真法、熱溶融性インクシートを用いた熱
転写法、熱拡散性染料を用いた熱拡散転写法、インクジ
ェット法、熱により発色する材料を用いた感熱記録法、
銀塩写真法、オフセット版、凹版、凸版、孔版を用いる
印刷法等が挙げられる。これらのなかで、通常の電子写
真法、熱転写法、ホットメルトインクを用いるインクジ
ェット法または印刷法などの方法では、画像形成物質が
被記録材の表面近傍に皮膜状に形成され、記録される。
ここでいう皮膜状とは、必ずしも画像全体が1つの膜を
形成している必要はなく、単に画像形成物質が被記録材
の内部に深く浸透していないことや、染料を含有するイ
ンクで印字した場合のように画像形成物質が分子レベル
で被記録材に吸着されている状態ではないことを意味す
るものである。従って、例えば乾式トナーを用いる電子
写真法により印字された画像であって、1文字のなかで
画像が途切れているような場合や、1つのトナー粒子が
独立して存在する場合でも、その粒子が被記録材の内部
深くまで浸透していない場合には、本発明では、その除
去原理から膜状画像とみなす。
プリンティングシステムで形成された熱可塑性または熱
溶融性画像形成物質による皮膜状の画像を消去し、被記
録材の再利用を可能とする再生装置において、前記問題
点を解決するために、画像を剥離するための剥離部材を
クリーニングするクリーニング部材、必要に応じて該ク
リーニング部材をクリーニング部材(2次クリーニング
部材)を有するクリーニング手段を設けたことを特徴と
する再生装置に関する。被記録材上に所謂ハードコピー
として画像を形成する方法としては、従来より多くの方
法が提案されている。例えば乾式トナーや、湿式トナー
を用いた電子写真法、熱溶融性インクシートを用いた熱
転写法、熱拡散性染料を用いた熱拡散転写法、インクジ
ェット法、熱により発色する材料を用いた感熱記録法、
銀塩写真法、オフセット版、凹版、凸版、孔版を用いる
印刷法等が挙げられる。これらのなかで、通常の電子写
真法、熱転写法、ホットメルトインクを用いるインクジ
ェット法または印刷法などの方法では、画像形成物質が
被記録材の表面近傍に皮膜状に形成され、記録される。
ここでいう皮膜状とは、必ずしも画像全体が1つの膜を
形成している必要はなく、単に画像形成物質が被記録材
の内部に深く浸透していないことや、染料を含有するイ
ンクで印字した場合のように画像形成物質が分子レベル
で被記録材に吸着されている状態ではないことを意味す
るものである。従って、例えば乾式トナーを用いる電子
写真法により印字された画像であって、1文字のなかで
画像が途切れているような場合や、1つのトナー粒子が
独立して存在する場合でも、その粒子が被記録材の内部
深くまで浸透していない場合には、本発明では、その除
去原理から膜状画像とみなす。
【0005】本発明は、熱可塑性または熱溶融性画像形
成物質よりなる皮膜状画像形成物質を剥離するための剥
離部材に対し、クリーニング部材を用いて、該剥離部材
上に剥離された画像形成物質をクリーニング部材上に転
写させることにより剥離部材のクリーニングを行い、か
つ必要に応じて該クリーニング部材を2次クリーニング
部材でさらにクリーニングすることにより、皮膜状画像
の剥離を高速かつ安定して行うことを特徴とする。以
下、本発明の構成について図面に基づいて具体的に説明
するが、本発明はこれら図面に示すものに限定されるも
のではない。本発明の被記録材の再生装置の構成例を図
1に示す。例示した再生装置は、5つのユニットから成
っており、1Aは被記録材を給送するユニット、2Aは
画像除去を促進させる液を塗布するユニット、3Aは被
記録材上の画像形成物質を剥離する画像剥離ユニット及
び剥離部材をクリーニングするクリーニングユニット、
4Aは乾燥ユニット、5Aは再生された被記録材を受け
るユニットである。以下、各ユニットごとに、その構成
を具体的に示す。被記録材給送ユニット1Aは画像が形
成された面を下に向けて底板101上に積載された被記
録材100を最上部のものから1枚ずつローラー102
で給送し、タイミング調整及びスキュー補正のためのレ
ジストローラー対103で送り出すものである。液塗布
ユニット2Aは、画像除去促進液200を所定量満たし
た液容器201、被記録材の上面に接触しながら液容器
201の液200中に案内するように搬送する液中搬送
ローラー202、被記録材の下面を液容器201の処理
液200中に案内する液中ガイド板203、挾持搬送手
段としても機能する絞りローラー204、等を備えてい
る。このユニットにおいて、給送ユニットから給送され
た被記録材は液中搬送ローラー202と液中ガイド板2
03とによって、液容器201の処理液200中に案内
され、処理液200に浸漬された後、絞りローラー20
4によって余分な処理液200が除去され、次の画像除
去ユニットへと搬送される。このユニットは、画像の除
去を促進させるためのものであるが、液を塗布せずに、
画像形成物質の剥離性を高められれば、必ずしも液を塗
布する必要はない。ここで用いる画像除去促進液の組成
は、水に、界面活性剤及び/または水溶性高分子を含有
させたものが好ましい。また後述するように、pH調整
剤、重金属イオンを封止するためのキレート剤、防腐
剤、防かび剤、防錆剤、漂白剤等の添加剤を必要に応じ
て使用することもできる。
成物質よりなる皮膜状画像形成物質を剥離するための剥
離部材に対し、クリーニング部材を用いて、該剥離部材
上に剥離された画像形成物質をクリーニング部材上に転
写させることにより剥離部材のクリーニングを行い、か
つ必要に応じて該クリーニング部材を2次クリーニング
部材でさらにクリーニングすることにより、皮膜状画像
の剥離を高速かつ安定して行うことを特徴とする。以
下、本発明の構成について図面に基づいて具体的に説明
するが、本発明はこれら図面に示すものに限定されるも
のではない。本発明の被記録材の再生装置の構成例を図
1に示す。例示した再生装置は、5つのユニットから成
っており、1Aは被記録材を給送するユニット、2Aは
画像除去を促進させる液を塗布するユニット、3Aは被
記録材上の画像形成物質を剥離する画像剥離ユニット及
び剥離部材をクリーニングするクリーニングユニット、
4Aは乾燥ユニット、5Aは再生された被記録材を受け
るユニットである。以下、各ユニットごとに、その構成
を具体的に示す。被記録材給送ユニット1Aは画像が形
成された面を下に向けて底板101上に積載された被記
録材100を最上部のものから1枚ずつローラー102
で給送し、タイミング調整及びスキュー補正のためのレ
ジストローラー対103で送り出すものである。液塗布
ユニット2Aは、画像除去促進液200を所定量満たし
た液容器201、被記録材の上面に接触しながら液容器
201の液200中に案内するように搬送する液中搬送
ローラー202、被記録材の下面を液容器201の処理
液200中に案内する液中ガイド板203、挾持搬送手
段としても機能する絞りローラー204、等を備えてい
る。このユニットにおいて、給送ユニットから給送され
た被記録材は液中搬送ローラー202と液中ガイド板2
03とによって、液容器201の処理液200中に案内
され、処理液200に浸漬された後、絞りローラー20
4によって余分な処理液200が除去され、次の画像除
去ユニットへと搬送される。このユニットは、画像の除
去を促進させるためのものであるが、液を塗布せずに、
画像形成物質の剥離性を高められれば、必ずしも液を塗
布する必要はない。ここで用いる画像除去促進液の組成
は、水に、界面活性剤及び/または水溶性高分子を含有
させたものが好ましい。また後述するように、pH調整
剤、重金属イオンを封止するためのキレート剤、防腐
剤、防かび剤、防錆剤、漂白剤等の添加剤を必要に応じ
て使用することもできる。
【0006】該画像促進処理液に使用される界面活性剤
としては、水に対する分散または溶解安定性の高いもの
を添加することが好ましく、具体的には陰イオン界面活
性剤としては石鹸、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエ
ーテル酢酸塩、アシル化ペプチド等のカルボン酸塩、ア
ルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホ琥珀酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩等
のスルホン酸塩、硫酸化油、アルキル硫酸塩、アルキル
エーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩等の硫酸エステ
ル塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、
アルキルアリールリン酸塩等のリン酸エステル塩が挙げ
られる。陽イオン界面活性剤としては、脂肪族アミン
塩、アルキル第4級アンモニウム塩、芳香族第4級アン
モニウム塩、複素環第4級アンモニウム塩などが挙げら
れる。両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン、
スルホベタイン等のベタイン型、アミノカルボン酸塩、
イミダゾリン誘導体等が挙げられる。非イオン性界面活
性剤としては、ポリオキシエチレンアルキル及びアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンスチロールエーテル、
ポリオキシエチレンラノリン誘導体、アルキルアリルホ
ルムアルデヒド縮合物の酸化エチレン誘導体、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル等のエーテル系、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル
等のエーテルエステル系、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸エステル等の
エステル系、脂肪族アルカノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、アルキルアミンオキサイド等の含窒素系が挙げられ
る。フッ素系界面活性剤としては、フロロアルキルカル
ボン酸塩、フロロアルキルスルホン酸塩等のアニオン
系、フロロアルキル導入ベタイン等の両性系、ノニオン
系、カチオン系等が挙げられる。これら界面活性剤の添
加量は0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜5重
量%の範囲で添加される。また、界面活性剤とともに除
去特性及び再生状態を改良する目的で画像除去促進液組
成物中に添加される水溶性高分子としては天然系では、
アラビアガム、トラガンガム、グーアガム、カラヤガ
ム、ローカストビーンガム、アラビノガラクトン、ペク
チン、クインスシードデンプン等の植物性高分子、アル
ギン酸、カラギーナン、寒天、ふのり等の海藻系高分
子、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の
動物系高分子、キサンテンガム、デキストラン等の微生
物系高分子、半合成系では、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
繊維素系高分子、可溶性デンプン、カルボキシメチルデ
ンプン(CMS)、ジアルデヒドデンプン、デンプング
リコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリ
ウム等のデンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル等の海藻系高分
子、純合成系では、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルメチルエーテル等のビニル系高
分子、非架橋ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸及び
そのアルカリ金属塩、水溶性スチレンアクリル樹脂等の
アクリル系樹脂、水溶性スチレンマレイン酸樹脂、水溶
性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性ビニルナフタ
レンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物のアルカリ金属塩、四級アンモニウムやアミノ基等
のカチオン性官能基の塩を側鎖に有する高分子化合物、
セラック等の天然高分子化合物等が挙げられる。これら
水溶性高分子の添加量は、画像除去促進液組成物を付与
する方法により異なるが、0.1〜20重量%、好まし
くは0.1〜10重量%の範囲で添加される。
としては、水に対する分散または溶解安定性の高いもの
を添加することが好ましく、具体的には陰イオン界面活
性剤としては石鹸、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエ
ーテル酢酸塩、アシル化ペプチド等のカルボン酸塩、ア
ルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホ琥珀酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩等
のスルホン酸塩、硫酸化油、アルキル硫酸塩、アルキル
エーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩等の硫酸エステ
ル塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、
アルキルアリールリン酸塩等のリン酸エステル塩が挙げ
られる。陽イオン界面活性剤としては、脂肪族アミン
塩、アルキル第4級アンモニウム塩、芳香族第4級アン
モニウム塩、複素環第4級アンモニウム塩などが挙げら
れる。両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン、
スルホベタイン等のベタイン型、アミノカルボン酸塩、
イミダゾリン誘導体等が挙げられる。非イオン性界面活
性剤としては、ポリオキシエチレンアルキル及びアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンスチロールエーテル、
ポリオキシエチレンラノリン誘導体、アルキルアリルホ
ルムアルデヒド縮合物の酸化エチレン誘導体、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル等のエーテル系、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル
等のエーテルエステル系、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸エステル等の
エステル系、脂肪族アルカノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、アルキルアミンオキサイド等の含窒素系が挙げられ
る。フッ素系界面活性剤としては、フロロアルキルカル
ボン酸塩、フロロアルキルスルホン酸塩等のアニオン
系、フロロアルキル導入ベタイン等の両性系、ノニオン
系、カチオン系等が挙げられる。これら界面活性剤の添
加量は0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜5重
量%の範囲で添加される。また、界面活性剤とともに除
去特性及び再生状態を改良する目的で画像除去促進液組
成物中に添加される水溶性高分子としては天然系では、
アラビアガム、トラガンガム、グーアガム、カラヤガ
ム、ローカストビーンガム、アラビノガラクトン、ペク
チン、クインスシードデンプン等の植物性高分子、アル
ギン酸、カラギーナン、寒天、ふのり等の海藻系高分
子、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の
動物系高分子、キサンテンガム、デキストラン等の微生
物系高分子、半合成系では、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
繊維素系高分子、可溶性デンプン、カルボキシメチルデ
ンプン(CMS)、ジアルデヒドデンプン、デンプング
リコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリ
ウム等のデンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル等の海藻系高分
子、純合成系では、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルメチルエーテル等のビニル系高
分子、非架橋ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸及び
そのアルカリ金属塩、水溶性スチレンアクリル樹脂等の
アクリル系樹脂、水溶性スチレンマレイン酸樹脂、水溶
性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性ビニルナフタ
レンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物のアルカリ金属塩、四級アンモニウムやアミノ基等
のカチオン性官能基の塩を側鎖に有する高分子化合物、
セラック等の天然高分子化合物等が挙げられる。これら
水溶性高分子の添加量は、画像除去促進液組成物を付与
する方法により異なるが、0.1〜20重量%、好まし
くは0.1〜10重量%の範囲で添加される。
【0007】その他の画像除去促進液組成物に添加され
るものとしては、pH調整剤として、調合される画像除
去促進液組成物に悪影響をおよぼさずにpHを7以上に
調整できるものであれば、任意の物質を使用することが
できる。その例として、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化
物、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化
物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等
が挙げられる。重金属イオンの封止剤で剥離助剤として
添加されるキレート試薬としては、例えば、エチレンジ
アミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、
ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢
酸ナトリウム等がある。防錆剤としては、例えば、酸性
亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸ア
ンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝
酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウ
ムニトライト等がある。また、再生後の被記録材の白色
度を向上する目的で漂白剤を添加することができる。具
体的には酸化漂白剤として過酸化水素、過酸化ナトリウ
ム、過炭酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げ
られる。蛍光染料、青み付け染料、酵素等を添加するこ
ともできる。前記画像除去促進液組成物の画像形成物質
に対する接触角は、好ましくは90度以下、さらに好ま
しくは50度以下である。また、その表面張力は70m
N/m以下、さらに好ましくは50mN/m以下であ
る。前記画像除去促進液組成物の被記録材に対する浸透
速度は、t(水を含む液体と被記録材との接触時間)=
0.4秒において10ml/m2以上、好ましくは12
ml/m2以上である。
るものとしては、pH調整剤として、調合される画像除
去促進液組成物に悪影響をおよぼさずにpHを7以上に
調整できるものであれば、任意の物質を使用することが
できる。その例として、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化
物、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化
物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等
が挙げられる。重金属イオンの封止剤で剥離助剤として
添加されるキレート試薬としては、例えば、エチレンジ
アミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、
ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢
酸ナトリウム等がある。防錆剤としては、例えば、酸性
亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸ア
ンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝
酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウ
ムニトライト等がある。また、再生後の被記録材の白色
度を向上する目的で漂白剤を添加することができる。具
体的には酸化漂白剤として過酸化水素、過酸化ナトリウ
ム、過炭酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げ
られる。蛍光染料、青み付け染料、酵素等を添加するこ
ともできる。前記画像除去促進液組成物の画像形成物質
に対する接触角は、好ましくは90度以下、さらに好ま
しくは50度以下である。また、その表面張力は70m
N/m以下、さらに好ましくは50mN/m以下であ
る。前記画像除去促進液組成物の被記録材に対する浸透
速度は、t(水を含む液体と被記録材との接触時間)=
0.4秒において10ml/m2以上、好ましくは12
ml/m2以上である。
【0008】画像剥離ユニットは、画像形成物質の軟化
手段としての加熱ランプ301を内蔵し互いに圧接状態
で配置された上下1対の剥離ローラー(剥離部材)30
2、被記録材排出側の圧接部近傍の剥離ローラー302
の表面に接触するように配置された分離爪303、剥離
ローラー302の表面をクリーニングする加熱ランプ3
08を内蔵したクリーニングローラー(クリーニング部
材)305、2次クリーニング部材306で掻き落とさ
れた画像形成物質を収容する画像形成物質受け307を
備えている。上下剥離ローラー302に内蔵された加熱
ランプ301は被記録材の両面に剥離部材が密着した際
に、被記録材上の画像形成物質を加熱して軟化させ、こ
れにより、画像形成物質を被記録材より剥がれ易くする
ためのものである。また、画像剥離ユニットは、図2に
示す通り、剥離部材表面の温度を検知する手段(熱電
対)310と剥離部材表面の温度が予め設定された温度
以下になった際に、剥離ローラー302に内蔵された加
熱ランプ301を作動させることにより、予め設定され
た温度に制御する制御手段311とを備えている。剥離
ローラー302の表層の材質としては、種々のポリマー
あるいはアルミニウム、ニッケル、ステンレススチール
等の金属及びその酸化物等が挙げられる。前記ポリマー
は画像形成物質に対し、接着性を有するものであればよ
く、具体的には、合成または天然のゴム、ジアリレート
樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、珪素樹脂、ウレタ
ン樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド、ポリアミド、ポリカ
ーボネイト、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリエステル、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、アラミド等の耐熱
性のある合成樹脂が挙げられる。また、これらのポリマ
ーは単独若しくは混合されていてもよく、且つ耐久性向
上及び剥離特性向上のため、酸化チタン粒子、シリカ粒
子、カーボン粒子などを含有するものであっても良い。
また、上記剥離部材の形状としては必ずしもローラー状
である必要はなく、上記ポリマーは、シート、ベルト等
のシート状の形状に形成して用いることもできるし、他
のローラー状支持体あるいはシート状支持体等の表面に
担持させても良い。例えば、金属のローラー状支持体ま
たはシート状支持体上に上記ポリマーの中から少なくと
も1種以上のポリマーで構成されたポリマー層を設けた
多層構造のものでもよい。また該支持体は、その表面が
ポーラスな、あるいは凹凸を有する材料で形成される
か、あるいは該支持体表面を凹凸加工、マット加工した
ものが好ましい。
手段としての加熱ランプ301を内蔵し互いに圧接状態
で配置された上下1対の剥離ローラー(剥離部材)30
2、被記録材排出側の圧接部近傍の剥離ローラー302
の表面に接触するように配置された分離爪303、剥離
ローラー302の表面をクリーニングする加熱ランプ3
08を内蔵したクリーニングローラー(クリーニング部
材)305、2次クリーニング部材306で掻き落とさ
れた画像形成物質を収容する画像形成物質受け307を
備えている。上下剥離ローラー302に内蔵された加熱
ランプ301は被記録材の両面に剥離部材が密着した際
に、被記録材上の画像形成物質を加熱して軟化させ、こ
れにより、画像形成物質を被記録材より剥がれ易くする
ためのものである。また、画像剥離ユニットは、図2に
示す通り、剥離部材表面の温度を検知する手段(熱電
対)310と剥離部材表面の温度が予め設定された温度
以下になった際に、剥離ローラー302に内蔵された加
熱ランプ301を作動させることにより、予め設定され
た温度に制御する制御手段311とを備えている。剥離
ローラー302の表層の材質としては、種々のポリマー
あるいはアルミニウム、ニッケル、ステンレススチール
等の金属及びその酸化物等が挙げられる。前記ポリマー
は画像形成物質に対し、接着性を有するものであればよ
く、具体的には、合成または天然のゴム、ジアリレート
樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、珪素樹脂、ウレタ
ン樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド、ポリアミド、ポリカ
ーボネイト、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリエステル、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、アラミド等の耐熱
性のある合成樹脂が挙げられる。また、これらのポリマ
ーは単独若しくは混合されていてもよく、且つ耐久性向
上及び剥離特性向上のため、酸化チタン粒子、シリカ粒
子、カーボン粒子などを含有するものであっても良い。
また、上記剥離部材の形状としては必ずしもローラー状
である必要はなく、上記ポリマーは、シート、ベルト等
のシート状の形状に形成して用いることもできるし、他
のローラー状支持体あるいはシート状支持体等の表面に
担持させても良い。例えば、金属のローラー状支持体ま
たはシート状支持体上に上記ポリマーの中から少なくと
も1種以上のポリマーで構成されたポリマー層を設けた
多層構造のものでもよい。また該支持体は、その表面が
ポーラスな、あるいは凹凸を有する材料で形成される
か、あるいは該支持体表面を凹凸加工、マット加工した
ものが好ましい。
【0009】後述の実施例で示す通り、クリーニング性
等を考慮した結果、剥離部材としては、金属またはフッ
素樹脂を用いるのが特に好ましいことが分かった。好ま
しいフッ素樹脂としては、四フッ化エチレン及び3フッ
化塩化エチレン単独あるいはこれらのエチレンとの共重
合体等が挙げられる。クリーニングユニットは、画像剥
離ユニットと同様、図2に示す通り、クリーニング部材
表面の温度を検知する手段(熱電対)310とクリーニ
ング部材表面の温度が剥離部材表面の温度よりも低くな
った際に、クリーニングローラー305内部に設置され
た加熱ランプ308を作動させることにより、常に剥離
部材の表面温度と同じまたはそれ以上の温度に制御する
制御手段312とを備えており、剥離部材上に剥離され
た画像形成物質をクリーニング部材上に転写させること
により、剥離部材のクリーニングを行うものである。こ
こで、剥離部材とクリーニング部材との表面温度に差を
設けるのは、剥離部材上の画像形成物質のクリーニング
部材上への転写率を向上させるためである。クリーニン
グ部材305の形状は図1に示されているようなローラ
ー状のものでも良く、図3に示したようなベルト状のも
のでも良い。クリーニング部材の材質としては、画像形
成物質に対し接着性を有するものであれば、基本的には
剥離部材の材質と同様のもので良いが、クリーニング時
の温度において、画像形成物質との接着性が剥離部材と
画像形成物質との接着性に比べ、より大きくなるように
剥離部材とクリーニング部材とを組み合わせることで、
被記録材の再生操作を繰り返し行った際の剥離特性(繰
り返し特性)が格段に向上することが確認された。また
剥離部材としては、被記録材上の画像形成物質の剥離特
性及び剥離部材上に剥離された画像形成物質のクリーニ
ング特性の点から、金属系の部材あるいはフッ素系の部
材を用いることが好ましいが、その場合には、クリーニ
ング部材の材質としては、臨界表面張力が30〜50m
N/mの範囲にある樹脂を用いると、剥離部材と画像形
成物質との接着性に比べ、クリーニング部材と画像形成
物質との接着性の方がより大きくなるため、クリーニン
グ特性が格段に向上することが見いだされた。臨界表面
張力が30〜50mN/mの範囲にある樹脂としては、
ポリイミド、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリアリ
レート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ジアリレート樹脂、キシレン樹脂、エポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられるが、中でもポリ
カーボネートあるいはポリアリレートをクリーニング部
材として用いた場合には、特に良好なクリーニング特性
が得られた。また、2次クリーニング部材306は、ク
リーニング部材上の画像形成物質に対し、せん断力を及
ぼすことで、クリーニング部材のクリーニングを行うも
のであり、部材としては、クリーニング部材上の画像形
成物質に対し、せん断力を及ぼすことが可能で、画像形
成物質を掻き落とすことが可能な部材が好ましい。具体
的には、2次クリーニング部材の形状としては図6に示
すような、被記録材幅よりも長い棒状基体と、その周辺
に螺旋状または網状に毛が植え付けられた構成のロール
状ブラシ部材、あるいは、ブレード状部材等が挙げら
れ、また材質としては、金属、硬質プラスチック等が使
用できる。軟質プラスチックでは、後述の実施例で示す
通り、充分なクリーニング特性が得られない。2次クリ
ーニングの方法としては、他にも巻取り式の粘着テープ
等でのクリーニングなどが考えられるが、ブラシ部材及
びブレード部材を用いる方が、耐久性の点から考慮して
も安価であり、更に2次クリーニング特性も良好な結果
が得られる。また、ブラシ部材において、被記録材幅よ
りも長い棒状基体と、その周辺に毛を植え付けた構成の
ロール状ブラシ部材を用いることで、効率よくクリーニ
ング部材上の画像形成物質を除去することができ、かつ
周辺の毛が螺旋状または網状に植え付けられていること
で、除去された画像形成物質の逃げ道が形成されるた
め、1度除去した画像形成物質がクリーニング部材に再
付着するのを防止することもできる。ここで、クリーニ
ング手段による剥離部材のクリーニング及びクリーニン
グ部材の2次クリーニングは、被記録材の再生操作を1
回行うごとに行うのでも良く、また適度な回数、あるい
は使用時間ごとに行うのでも良い。またこれらのクリー
ニング手段は単独で用いても良く、幾つかを組み合わせ
て用いても良い。
等を考慮した結果、剥離部材としては、金属またはフッ
素樹脂を用いるのが特に好ましいことが分かった。好ま
しいフッ素樹脂としては、四フッ化エチレン及び3フッ
化塩化エチレン単独あるいはこれらのエチレンとの共重
合体等が挙げられる。クリーニングユニットは、画像剥
離ユニットと同様、図2に示す通り、クリーニング部材
表面の温度を検知する手段(熱電対)310とクリーニ
ング部材表面の温度が剥離部材表面の温度よりも低くな
った際に、クリーニングローラー305内部に設置され
た加熱ランプ308を作動させることにより、常に剥離
部材の表面温度と同じまたはそれ以上の温度に制御する
制御手段312とを備えており、剥離部材上に剥離され
た画像形成物質をクリーニング部材上に転写させること
により、剥離部材のクリーニングを行うものである。こ
こで、剥離部材とクリーニング部材との表面温度に差を
設けるのは、剥離部材上の画像形成物質のクリーニング
部材上への転写率を向上させるためである。クリーニン
グ部材305の形状は図1に示されているようなローラ
ー状のものでも良く、図3に示したようなベルト状のも
のでも良い。クリーニング部材の材質としては、画像形
成物質に対し接着性を有するものであれば、基本的には
剥離部材の材質と同様のもので良いが、クリーニング時
の温度において、画像形成物質との接着性が剥離部材と
画像形成物質との接着性に比べ、より大きくなるように
剥離部材とクリーニング部材とを組み合わせることで、
被記録材の再生操作を繰り返し行った際の剥離特性(繰
り返し特性)が格段に向上することが確認された。また
剥離部材としては、被記録材上の画像形成物質の剥離特
性及び剥離部材上に剥離された画像形成物質のクリーニ
ング特性の点から、金属系の部材あるいはフッ素系の部
材を用いることが好ましいが、その場合には、クリーニ
ング部材の材質としては、臨界表面張力が30〜50m
N/mの範囲にある樹脂を用いると、剥離部材と画像形
成物質との接着性に比べ、クリーニング部材と画像形成
物質との接着性の方がより大きくなるため、クリーニン
グ特性が格段に向上することが見いだされた。臨界表面
張力が30〜50mN/mの範囲にある樹脂としては、
ポリイミド、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリアリ
レート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ジアリレート樹脂、キシレン樹脂、エポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられるが、中でもポリ
カーボネートあるいはポリアリレートをクリーニング部
材として用いた場合には、特に良好なクリーニング特性
が得られた。また、2次クリーニング部材306は、ク
リーニング部材上の画像形成物質に対し、せん断力を及
ぼすことで、クリーニング部材のクリーニングを行うも
のであり、部材としては、クリーニング部材上の画像形
成物質に対し、せん断力を及ぼすことが可能で、画像形
成物質を掻き落とすことが可能な部材が好ましい。具体
的には、2次クリーニング部材の形状としては図6に示
すような、被記録材幅よりも長い棒状基体と、その周辺
に螺旋状または網状に毛が植え付けられた構成のロール
状ブラシ部材、あるいは、ブレード状部材等が挙げら
れ、また材質としては、金属、硬質プラスチック等が使
用できる。軟質プラスチックでは、後述の実施例で示す
通り、充分なクリーニング特性が得られない。2次クリ
ーニングの方法としては、他にも巻取り式の粘着テープ
等でのクリーニングなどが考えられるが、ブラシ部材及
びブレード部材を用いる方が、耐久性の点から考慮して
も安価であり、更に2次クリーニング特性も良好な結果
が得られる。また、ブラシ部材において、被記録材幅よ
りも長い棒状基体と、その周辺に毛を植え付けた構成の
ロール状ブラシ部材を用いることで、効率よくクリーニ
ング部材上の画像形成物質を除去することができ、かつ
周辺の毛が螺旋状または網状に植え付けられていること
で、除去された画像形成物質の逃げ道が形成されるた
め、1度除去した画像形成物質がクリーニング部材に再
付着するのを防止することもできる。ここで、クリーニ
ング手段による剥離部材のクリーニング及びクリーニン
グ部材の2次クリーニングは、被記録材の再生操作を1
回行うごとに行うのでも良く、また適度な回数、あるい
は使用時間ごとに行うのでも良い。またこれらのクリー
ニング手段は単独で用いても良く、幾つかを組み合わせ
て用いても良い。
【0010】剥離部材のクリーニングにおいてせん断力
を用いた場合は、クリーニング時の温度は剥離時の温度
よりも低くなければクリーニングがうまく行われないた
め、剥離部材のクリーニングを行う際には、剥離部材を
ある程度冷却する必要があった。この理由としては、低
温になるほど剥離部材と画像形成物質との接着性が弱ま
ること、また画像形成物質自体が低温になるほど弾性率
が高まるために、クリーニング部材からのせん断力が有
効に作用することなどが考えられるが、そのために剥離
部材をドラム状にすることは剥離部材の冷却を考えると
困難であり、またベルト状の剥離部材を用いても、被記
録材の再生処理速度が高速化するに伴い剥離部材の充分
な冷却が行われなくなる分、クリーニング性が悪くなる
などの問題が生じ、クリーニングの直前に剥離部材を冷
却するための特別な手段を設けることが必要であった。
これに比較して、剥離部材上の画像形成物質をクリーニ
ング部材上に転写させることにより、剥離部材のクリー
ニングを行う場合には、クリーニング時の剥離部材の温
度は高い方がかえって画像形成物質の除去が容易となる
ため、剥離部材のドラム化が可能となり、また被記録材
の再生処理が高速化してもクリーニング性が悪くなるな
どの問題も生じない。また転写方式を用いた剥離部材の
クリーニングは、せん断力を利用する剥離部材のクリー
ニングに比べ、クリーニング時の剥離部材の表面損傷が
少なく、従って繰り返し剥離を行っても安定した剥離が
行えるという利点もある。
を用いた場合は、クリーニング時の温度は剥離時の温度
よりも低くなければクリーニングがうまく行われないた
め、剥離部材のクリーニングを行う際には、剥離部材を
ある程度冷却する必要があった。この理由としては、低
温になるほど剥離部材と画像形成物質との接着性が弱ま
ること、また画像形成物質自体が低温になるほど弾性率
が高まるために、クリーニング部材からのせん断力が有
効に作用することなどが考えられるが、そのために剥離
部材をドラム状にすることは剥離部材の冷却を考えると
困難であり、またベルト状の剥離部材を用いても、被記
録材の再生処理速度が高速化するに伴い剥離部材の充分
な冷却が行われなくなる分、クリーニング性が悪くなる
などの問題が生じ、クリーニングの直前に剥離部材を冷
却するための特別な手段を設けることが必要であった。
これに比較して、剥離部材上の画像形成物質をクリーニ
ング部材上に転写させることにより、剥離部材のクリー
ニングを行う場合には、クリーニング時の剥離部材の温
度は高い方がかえって画像形成物質の除去が容易となる
ため、剥離部材のドラム化が可能となり、また被記録材
の再生処理が高速化してもクリーニング性が悪くなるな
どの問題も生じない。また転写方式を用いた剥離部材の
クリーニングは、せん断力を利用する剥離部材のクリー
ニングに比べ、クリーニング時の剥離部材の表面損傷が
少なく、従って繰り返し剥離を行っても安定した剥離が
行えるという利点もある。
【0011】一方、転写方式に使用するクリーニング部
材のクリーニング(2次クリーニング)においては、剥
離部材のクリーニングを行う場合と異なり、1回のクリ
ーニング部材上の画像形成物質を全て除去する必要はな
く、クリーニング部材上の画像形成物質層が厚くなった
り、部材表面の平滑性が損なわれたりするのを防ぐ程度
にクリーニングされれば良いため、せん断力を用いたク
リーニング方式で充分である。また2次クリーニング部
材からのせん断力を有効に作用させるために、図4に示
すように、クリーニング部材を加熱する手段が、クリー
ニング部材を局所的に加熱するような構成、例えば2次
クリーニング部材に対応するクリーニング部材の温度
が、剥離部材に接する部分の温度に比べて低くなるよう
に局所的に加熱するような構成であれば、より好ましい
結果が得られることが見いだされた。その他、2次クリ
ーニング部材からのせん断力を有効に作用させる方法と
しては、図3に示すように、ベルト状のクリーニング部
材を用い、該ベルトを駆動させるためのローラー径の異
なるローラー2本のうち、クリーニング部材が剥離部材
と接触する側にローラー径の大きいローラーを使用し、
径の小さいローラーを他方に用いる方法が挙げられる。
これは、径の小さなローラーを通すことで、クリーニン
グ部材と画像形成物質層との界面にひずみを起こさせ、
より2次クリーニングの効率を高めようというものであ
る。乾燥ユニット4Aは、被記録材を乾燥させるもの
で、加熱ランプ401内臓の例えばアルミからなる上乾
燥ローラー402とこれに下方から圧接する下乾燥ロー
ラー403から構成されている。この下ローラー403
は吸液性の部材から成る表層を備え、該表層の液を絞り
落とすためのブレード405が当接されている。このよ
うな乾燥ローラー402、403に変え、または加え、
ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤外線ランプ
などを用いたりしても良い。被記録材を受けるユニット
5Aは、この乾燥ユニットから排出された被記録材を受
けるためのトレー501が設けられている。
材のクリーニング(2次クリーニング)においては、剥
離部材のクリーニングを行う場合と異なり、1回のクリ
ーニング部材上の画像形成物質を全て除去する必要はな
く、クリーニング部材上の画像形成物質層が厚くなった
り、部材表面の平滑性が損なわれたりするのを防ぐ程度
にクリーニングされれば良いため、せん断力を用いたク
リーニング方式で充分である。また2次クリーニング部
材からのせん断力を有効に作用させるために、図4に示
すように、クリーニング部材を加熱する手段が、クリー
ニング部材を局所的に加熱するような構成、例えば2次
クリーニング部材に対応するクリーニング部材の温度
が、剥離部材に接する部分の温度に比べて低くなるよう
に局所的に加熱するような構成であれば、より好ましい
結果が得られることが見いだされた。その他、2次クリ
ーニング部材からのせん断力を有効に作用させる方法と
しては、図3に示すように、ベルト状のクリーニング部
材を用い、該ベルトを駆動させるためのローラー径の異
なるローラー2本のうち、クリーニング部材が剥離部材
と接触する側にローラー径の大きいローラーを使用し、
径の小さいローラーを他方に用いる方法が挙げられる。
これは、径の小さなローラーを通すことで、クリーニン
グ部材と画像形成物質層との界面にひずみを起こさせ、
より2次クリーニングの効率を高めようというものであ
る。乾燥ユニット4Aは、被記録材を乾燥させるもの
で、加熱ランプ401内臓の例えばアルミからなる上乾
燥ローラー402とこれに下方から圧接する下乾燥ロー
ラー403から構成されている。この下ローラー403
は吸液性の部材から成る表層を備え、該表層の液を絞り
落とすためのブレード405が当接されている。このよ
うな乾燥ローラー402、403に変え、または加え、
ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤外線ランプ
などを用いたりしても良い。被記録材を受けるユニット
5Aは、この乾燥ユニットから排出された被記録材を受
けるためのトレー501が設けられている。
【0012】
【実施例】次に本発明の効果を確認するために行った実
施例について具体的に示す。 実施例1 A4サイズの複写機用普通紙上に、市販のトナーを用い
て、画像の形成を行ったものを被記録材とし、これに対
し、図1に示した装置を用いて、下記の条件で被記録材
の再生を行った。画像除去促進液200として、界面活
性剤を1重量%程度含む水溶液を用い、剥離部材とし
て、テトラフロロエチレン−エチレン共重合体を、クリ
ーニング部材として、ポリカーボネートを、2次クリー
ニング部材としてステンレスブレードを使用した。ま
た、剥離部材の表面温度を90℃に、クリーニング部材
の表面温度を95℃に設定した。上記被記録材に対し、
クリーニングローラー305によるクリーニング手段を
用いないで再生処理を行ったところ、連続20枚の再生
操作でトナー残りが生じた。同様の被記録材に対し、ク
リーニングローラー305によるクリーニング手段を用
いて再生処理を行ったところ、連続100枚の再生操作
を行っても、トナー残りが生じることなく、安定で良好
な再生が行われた。これにより、クリーニング手段を設
けることの有効性が確認された。
施例について具体的に示す。 実施例1 A4サイズの複写機用普通紙上に、市販のトナーを用い
て、画像の形成を行ったものを被記録材とし、これに対
し、図1に示した装置を用いて、下記の条件で被記録材
の再生を行った。画像除去促進液200として、界面活
性剤を1重量%程度含む水溶液を用い、剥離部材とし
て、テトラフロロエチレン−エチレン共重合体を、クリ
ーニング部材として、ポリカーボネートを、2次クリー
ニング部材としてステンレスブレードを使用した。ま
た、剥離部材の表面温度を90℃に、クリーニング部材
の表面温度を95℃に設定した。上記被記録材に対し、
クリーニングローラー305によるクリーニング手段を
用いないで再生処理を行ったところ、連続20枚の再生
操作でトナー残りが生じた。同様の被記録材に対し、ク
リーニングローラー305によるクリーニング手段を用
いて再生処理を行ったところ、連続100枚の再生操作
を行っても、トナー残りが生じることなく、安定で良好
な再生が行われた。これにより、クリーニング手段を設
けることの有効性が確認された。
【0013】実施例2 実施例1と同様の被記録材を用い、図5に示した装置を
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ベルト309の構成材料としてニッ
ケルを、クリーニングローラー305の構成材料として
ポリカーボネートを、2次クリーニング部材306とし
てステンレスブレードを使用した。また、剥離部材表面
温度を90℃に、クリーニング部材表面温度を95℃に
設定した。上記被記録材に対し、クリーニングローラー
305によるクリーニング手段の代わりに、金属ブラシ
によるクリーニング手段〔図5の(b)〕を用いて再生
処理を行ったところ、連続80枚の再生操作でトナー残
りが生じた。同様の被記録材に対し、クリーニングロー
ラー305によるクリーニング手段〔図5の(a)〕を
用いて再生処理を行ったところ、連続150枚の再生操
作を行っても、トナー残りが生じることなく、安定で良
好な再生が行われた。再生操作後の剥離部材の表面を観
察したところ、金属ブラシでのクリーニング手段を用い
た剥離部材については表面の損傷が見られたのに対し、
ポリカーボネートでの転写によるクリーニング手段を用
いた剥離部材については、表面の損傷がほとんど見られ
なかった。これにより、転写方式を用いたクリーニング
手段の有効性が確認された。
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ベルト309の構成材料としてニッ
ケルを、クリーニングローラー305の構成材料として
ポリカーボネートを、2次クリーニング部材306とし
てステンレスブレードを使用した。また、剥離部材表面
温度を90℃に、クリーニング部材表面温度を95℃に
設定した。上記被記録材に対し、クリーニングローラー
305によるクリーニング手段の代わりに、金属ブラシ
によるクリーニング手段〔図5の(b)〕を用いて再生
処理を行ったところ、連続80枚の再生操作でトナー残
りが生じた。同様の被記録材に対し、クリーニングロー
ラー305によるクリーニング手段〔図5の(a)〕を
用いて再生処理を行ったところ、連続150枚の再生操
作を行っても、トナー残りが生じることなく、安定で良
好な再生が行われた。再生操作後の剥離部材の表面を観
察したところ、金属ブラシでのクリーニング手段を用い
た剥離部材については表面の損傷が見られたのに対し、
ポリカーボネートでの転写によるクリーニング手段を用
いた剥離部材については、表面の損傷がほとんど見られ
なかった。これにより、転写方式を用いたクリーニング
手段の有効性が確認された。
【0014】実施例3 実施例1と同様の被記録材を用い、図1に示した装置を
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ローラー302の構成材料としてア
ルミニウムを、クリーニングローラー305の構成材料
としてポリアリレートを、2次クリーニング部材306
としてステンレスブラシを使用した。また、剥離部材表
面の温度を95℃に設定した。上記被記録材に対し、ク
リーニング部材の表面温度を85℃に設定して、再生処
理を行ったところ、連続100枚の再生操作でトナー残
りが生じた。同様の被記録材に対し、クリーニング部材
の表面温度を100℃に設定して、画像除去を行ったと
ころ、連続200枚の繰り返し再生操作を行っても、ト
ナー残りが生じることなく、安定で良好な剥離が行われ
た。再生操作後の剥離部材の表面を観察したところ、8
5℃でクリーニングした剥離部材については、表面に画
像形成物質が多量に付着していたのに対し、100℃で
クリーニングした剥離部材については、表面に画像形成
物質の付着はほとんど見られなかった。このことから、
クリーニング部材表面の温度を剥離部材表面の温度に対
し、同じまたはそれ以上の温度に設定することが好まし
いことが確認された。
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ローラー302の構成材料としてア
ルミニウムを、クリーニングローラー305の構成材料
としてポリアリレートを、2次クリーニング部材306
としてステンレスブラシを使用した。また、剥離部材表
面の温度を95℃に設定した。上記被記録材に対し、ク
リーニング部材の表面温度を85℃に設定して、再生処
理を行ったところ、連続100枚の再生操作でトナー残
りが生じた。同様の被記録材に対し、クリーニング部材
の表面温度を100℃に設定して、画像除去を行ったと
ころ、連続200枚の繰り返し再生操作を行っても、ト
ナー残りが生じることなく、安定で良好な剥離が行われ
た。再生操作後の剥離部材の表面を観察したところ、8
5℃でクリーニングした剥離部材については、表面に画
像形成物質が多量に付着していたのに対し、100℃で
クリーニングした剥離部材については、表面に画像形成
物質の付着はほとんど見られなかった。このことから、
クリーニング部材表面の温度を剥離部材表面の温度に対
し、同じまたはそれ以上の温度に設定することが好まし
いことが確認された。
【0015】実施例4 実施例1と同様の被記録材を用い、図1に示した装置を
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ローラー302の構成材料としてア
ルミニウムを、クリーニングローラー305の構成材料
としてポリアリレートを使用した。また、剥離部材表面
の温度、クリーニング部材表面の温度、ともに90℃に
設定した。上記被記録材に対し、2次クリーニング部材
の材質を色々に変えて、再生処理を行った。結果は表1
に示す通り、クリーニング特性、繰り返し特性ともに、
金属、硬質プラスチックよりなるブラシ部材、及びブレ
ード部材が良好な特性を示した。
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、剥離ローラー302の構成材料としてア
ルミニウムを、クリーニングローラー305の構成材料
としてポリアリレートを使用した。また、剥離部材表面
の温度、クリーニング部材表面の温度、ともに90℃に
設定した。上記被記録材に対し、2次クリーニング部材
の材質を色々に変えて、再生処理を行った。結果は表1
に示す通り、クリーニング特性、繰り返し特性ともに、
金属、硬質プラスチックよりなるブラシ部材、及びブレ
ード部材が良好な特性を示した。
【0016】
【表1】
【0017】実施例5 実施例1と同様の被記録材を用い、図1に示した装置を
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、2次クリーニング部材306としてステ
ンレスブレードを使用した。また、剥離部材表面の温度
を90℃に、クリーニング部材表面の温度を95℃に設
定した。上記被記録材に対し、剥離部材、クリーニング
部材の材質の組み合わせを色々に変えて、再生処理を行
った。評価した結果は表2に示した。
用いて、下記の条件で被記録材の再生を行った。画像除
去促進液200として、界面活性剤を1重量%程度含む
水溶液を用い、2次クリーニング部材306としてステ
ンレスブレードを使用した。また、剥離部材表面の温度
を90℃に、クリーニング部材表面の温度を95℃に設
定した。上記被記録材に対し、剥離部材、クリーニング
部材の材質の組み合わせを色々に変えて、再生処理を行
った。評価した結果は表2に示した。
【0018】
【表2】 * ◎:100枚以上 〇: 50枚以上 △: 30枚未満 ×: 10枚未満
【0019】
【効果】画像物質が転写されるクリーニング部材、必要
に応じて該クリーニング部材をクリーニングする2次ク
リーニング部材を有するクリーニング手段を被記録材の
再生装置に設けることにより、被記録材の連続再生処理
を行っても、安定した再生処理を行うことが可能で、か
つ再生処理の高速化に対応可能な、被記録材の再生装置
が提供された。また、前記クリーニング部材の剥離部材
に接触する表面温度が、剥離部材の表面温度と同じ、ま
たはそれ以上の温度になるように各部材の温度設定、温
度制御を行うことで、剥離部材のクリーニングがより安
定に行われ、被記録材の再生処理を効率よく行うことが
可能である。更に、2次クリーニング部材として、被記
録材幅よりも長い棒状基体と該基体の周辺に植え付けら
れた毛を有する構成のロール状ブラシ部材特に該ロール
状ブラシ部材として、その基体周辺に螺旋状または網状
に毛が植え付けられた構成のロール状ブラシ部材を採用
することにより、さらに効率よく処理を行うことができ
る。
に応じて該クリーニング部材をクリーニングする2次ク
リーニング部材を有するクリーニング手段を被記録材の
再生装置に設けることにより、被記録材の連続再生処理
を行っても、安定した再生処理を行うことが可能で、か
つ再生処理の高速化に対応可能な、被記録材の再生装置
が提供された。また、前記クリーニング部材の剥離部材
に接触する表面温度が、剥離部材の表面温度と同じ、ま
たはそれ以上の温度になるように各部材の温度設定、温
度制御を行うことで、剥離部材のクリーニングがより安
定に行われ、被記録材の再生処理を効率よく行うことが
可能である。更に、2次クリーニング部材として、被記
録材幅よりも長い棒状基体と該基体の周辺に植え付けら
れた毛を有する構成のロール状ブラシ部材特に該ロール
状ブラシ部材として、その基体周辺に螺旋状または網状
に毛が植え付けられた構成のロール状ブラシ部材を採用
することにより、さらに効率よく処理を行うことができ
る。
【図1】本発明の再生装置の概略を示す図である。
【図2】温度検知手段を設けた画像剥離及びクリーニン
グユニット部を示す図である。
グユニット部を示す図である。
【図3】画像剥離及びベルト状クリーニング部材を用い
たクリーニングユニット部を示す図である。
たクリーニングユニット部を示す図である。
【図4】クリーニング部材を局所的に加熱する2次クリ
ーニング部材を有するクリーニングユニット部を示す図
である。
ーニング部材を有するクリーニングユニット部を示す図
である。
【図5】ベルト状剥離部材を使った画像剥離ユニット部
を示す図である。 (a)クリーニング部材が転写方式 (b)クリーニング部材が掻き取り方式
を示す図である。 (a)クリーニング部材が転写方式 (b)クリーニング部材が掻き取り方式
【図6】2次クリーニング部材で使用するブラシ部材を
示す図である。 (a)螺旋状ブラシ部材 (b)網状ブラシ部材
示す図である。 (a)螺旋状ブラシ部材 (b)網状ブラシ部材
1A 給送ユニット 2A 画像除去促進液塗布ユニット 3A 画像形成物質除去ユニット 4A 乾燥ユニット 5A 被記録材受けユニット 100 被記録材 101 底板 102 給送ローラー 103 レジストローラー対 200 画像除去促進液(処理液) 201 液容器 202 液中搬送ローラー 203 液中ガイド板 204 絞りローラー対(兼挾持搬送手段) 206 液受容器 301 加熱ランプ 302 剥離ローラー 303 分離爪 305 クリーニング部材(ローラー又はベルト) 306 2次クリーニング部材(スクレーバブレード) 307 画像形成物質受け 308 加熱ランプ 309 剥離ベルト 310 剥離部材表面温度検出手段(熱電対) 401 加熱ランプ 402 上乾燥ローラー 403 下乾燥ローラー 405 絞りブレード 501 被記録材トレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 康雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 谷川 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (13)
- 【請求項1】 熱可塑性または熱溶融性物質よりなる皮
膜状の画像を形成した被記録材に剥離部材を圧接もしく
は加熱圧接して、前記皮膜状画像形成物質を被記録材か
ら該剥離部材に転写剥離させ、被記録材を再生する剥離
手段を少なくとも有する被記録材の再生装置において、
該画像剥離手段の剥離部材上に剥離された画像形成物質
が転写されるクリーニング部材を有することを特徴とす
る被記録材の再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の被記録材の再生装置にお
いて、クリーニング部材をクリーニングする部材(2次
クリーニング部材)を有することを特徴とする被記録材
の再生装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の被記録材の再生
装置において、クリーニング時の温度におけるクリーニ
ング部材と画像形成物質との接着性が、剥離部材と画像
形成物質剥離部材の接着性より大きくなるように剥離部
材とクリーニング部材が構成された被記録材の再生装
置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の被記録材の
再生装置において、剥離部材が、金属またはフッ素樹脂
から構成され、クリーニング部材が臨界表面張力の値が
30〜50mN/mの範囲にある樹脂で構成されたもの
である被記録材の再生装置。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の被記録
材の再生装置において、クリーニング部材が2個以上の
ロ−ラ−で駆動されるベルト状のクリーニング部材であ
って、かつ剥離部材と接触する側のロ−ラ−の径が該ロ
−ラ−と反対側の駆動ロ−ラ−の径より大である被記録
材の再生装置。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の被
記録材の再生装置において、クリーニング部材および2
次クリーニング部材のうちの少なくとも一方を加熱する
加熱手段を有するものである被記録材の再生装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の被記録材の再生装置にお
いて、クリーニング部材の剥離部材に接触する表面温度
が、剥離部材の表面温度と同じ、またはそれ以上の温度
になるように設定可能な加熱手段を有するものである被
記録材の再生装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の被記録材の再生装置にお
いて、剥離部材の表面温度およびクリーニング部材表面
温度を検知する手段、および該検知手段によって検知さ
れた前記両表面温度を比較し、クリーニング部材と剥離
部材の表面温度の差が予め設定された温度以下となると
加熱部材が作動する制御手段を有する被記録材の再生装
置。 - 【請求項9】 請求項6、7または8記載の被記録材の
再生装置において、加熱手段が、クリーニング部材の表
面を部分的に加熱するものである被記録材の再生装置。 - 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8または9記載の被記録材の再生装置において、2次ク
リーニング部材がクリーニング部材上の画像形成物質に
対しせん断力を及ぼし該画像形成物質を掻き落とすこと
が可能なものである被記録材の再生装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の被記録材の再生装置
において、2次クリーニング部材が、被記録材幅よりも
長い棒状基体と該基体の周辺に植え付けられた毛を有す
る構成のロール状ブラシ部材である被記録材の再生装
置。 - 【請求項12】 請求項11記載の皮膜状画像形成物質
除去装置において、ロール状ブラシ部材が基体周辺に螺
旋状または網状に毛が植え付けられた構成のロール状ブ
ラシ部材である被記録材の再生装置。 - 【請求項13】 請求項10、11または12記載の被
記録材の再生装置において、クリーニング部材との接触
部位における2次クリーニング部材の材質が、金属また
は硬質プラスチックにより構成されている被記録材の再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12570994A JPH07311520A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 被記録材の再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12570994A JPH07311520A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 被記録材の再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07311520A true JPH07311520A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14916805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12570994A Pending JPH07311520A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 被記録材の再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07311520A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2048547A1 (en) | 2007-10-10 | 2009-04-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image removing device, image removing method, and image forming/removing system |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP12570994A patent/JPH07311520A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2048547A1 (en) | 2007-10-10 | 2009-04-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image removing device, image removing method, and image forming/removing system |
| US8231760B2 (en) | 2007-10-10 | 2012-07-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image removing device, image removing method, and image forming/removing system |
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