JPH07313049A - 手羽元チューリップ形成装置 - Google Patents
手羽元チューリップ形成装置Info
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- JPH07313049A JPH07313049A JP6108494A JP10849494A JPH07313049A JP H07313049 A JPH07313049 A JP H07313049A JP 6108494 A JP6108494 A JP 6108494A JP 10849494 A JP10849494 A JP 10849494A JP H07313049 A JPH07313049 A JP H07313049A
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Abstract
よく行うことのできる手羽元チューリップ形成装置を提
供する。 【構成】 手羽元64の一方の端部を挟持するようにし
て固定する手羽元固定機構4と、前記手羽元固定機構4
により一方の端部が挟持された手羽元64の被挟持部近
傍の肉部66をほぼ周方向に切り裂くようにして切れ目
67を形成する切れ目形成機構5と、前記切れ目67内
に挿入され骨部65に沿うようにして手羽元64の他方
の端部に向かって移動することにより前記切れ目67よ
り他方の端部側に位置する肉部66を骨部65からめく
るように反転させてチューリップ状に形成する肉裂き反
転機構6とを有することを特徴とする。
Description
的にチューリップ状に形成することのできる手羽元チュ
ーリップ形成装置に関する。
鳥肉の手羽元を用いて空揚を製する場合に、骨付きのチ
ューリップ状に形成したチューリップと称される手羽元
が、空揚げにした場合の見た目の良さ、食べ易さ等の理
由により多用されている。
の手羽元の一方の端部の肉部に包丁で切れ目を入れ、切
れ目より他方の端部側に位置する肉部を人手により他方
の端部側にめくるようにして骨部から剥ぐように反転さ
せることにより形成している。
た従来のチューリップ形成は、すべて人手による手作業
で行われており、多大な労力と時間を要するという問題
点があった。そこで、チューリップを短時間で効率よく
形成することのできる生産性に優れた装置が望まれてい
た。
であり、手羽元のチューリップ加工を短時間で効率よく
行うことのできる手羽元チューリップ形成装置を提供す
ることを目的とする。
ため本発明の手羽元チューリップ形成装置は、手羽元の
一方の端部を挟持するようにして固定する手羽元固定機
構と、前記手羽元固定機構により一方の端部が挟持され
た手羽元の被挟持部近傍の肉部をほぼ周方向に切り裂く
ようにして切れ目を形成する切れ目形成機構と、前記切
れ目内に挿入され骨部に沿うようにして手羽元の他方の
端部に向かって移動することにより前記切れ目より他方
の端部側に位置する肉部を骨部からめくるように反転さ
せてチューリップ状に形成する肉裂き反転機構とを有す
ることを特徴としている。
ップ形成装置によれば、手羽元の一方の端部は、手羽元
固定機構により固定される。そして、固定された手羽元
の一方の端部近傍の肉部は、切れ目形成機構によりほぼ
周方向に切れ目が自動的に形成される。さらに、切れ目
内に挿入され固定側と反対側に位置する他方の端部に向
かって骨部に沿って移動する肉裂き反転手段により、切
れ目より他方の端部側に位置する肉部は、骨部からめく
るように反転し、自動的にチューリップを形成すること
ができる。
する。
成装置の一実施例の一部を省略した要部を示す正面図で
あり、図2は側面図であり、図3は平面図であり、図4
は切れ目形成機構の要部を示す一部切断拡大正面図であ
り、図5は肉裂き爪の閉じた状態の要部を示す拡大平面
図であ。
羽元チューリップ形成装置1は、平面ほぼ四角形で正面
ほぼ長方形に形成された枠状のフレーム本体2を有して
おり、このフレーム本体2の下部には、手羽元チューリ
ップ形成装置1のレベル調整および振動吸収を兼ねた所
望のレベリングマウント3および手羽元チューリップ形
成装置1を移動自在とする車輪(図示せず)等が所望の
数だけ、適宜な位置に配設されている。このフレーム本
体2は、高さ方向に立設する4本の支柱2aを有してい
る。そして、フレーム本体2の側面の一面は、作業側と
なる前面側FS(図2、図3)とされており、この前面
側FSに位置するフレーム本体2の一面の所望の位置に
は、各種の操作スイッチ等を有する制御パネル(共に図
示せず)が配設されている。
64(図6)の一方の端部(手羽先側頭部65a、図
6)を挟持する手羽元固定機構4が配設されており、こ
の手羽元固定機構4の下方には、フレーム本体2の前面
側FSに突出するようにして手羽元固定機構4に挟持さ
れた手羽元64の把持部近傍の下部の肉部66(図6)
を骨部65(図6)に沿ってほぼ周方向に切り裂くよう
にして切れ目67(図11)を形成する切れ目形成機構
5(図2)が配設されている。そして、手羽元固定機構
4の下方でかつ、切れ目形成機構5より前面側FSに対
して反対側の後面側BS(図2、図3)には、手羽元6
4に形成された切れ目67内に挿入されほぼ骨部65に
沿うようにして固定側と反対側に位置する他方の端部
(胴部側頭部65b)に向かって移動することにより切
れ目67より他方の端部側に位置する肉部66を骨部6
5から剥がすようにしてめくるように反転させてチュー
リップ状に形成する肉裂き反転機構6(図1、図2)が
配設されている。さらに、肉裂き反転機構6より後面側
BS(図2、図3)には、所望の排出シュート7(図
2)がフレーム本体2の外部に向かって突出するように
して配設されており、この排出シュート7の排出端7a
の下方には、チューリップとされた手羽元64を収納す
る所望の収納容器8が配置されるようになっている(図
2)。
元チューリップ形成装置1の各部の動作状態等を制御す
る種々の制御機器(図示せず)を収納した制御部9(図
1)が配設されている。
する。
固定機構4は、フレーム本体2内の上部の所望の位置
に、高さ方向に対して直交する水平方向に配設された平
板状の移動ベース板10を有しており、この移動ベース
板10は、フレーム本体2の支柱2a間に支持されてい
る左右一対の周知の直動機構11により両矢印A(図
2、図3)にて示す前後方向に移動自在に支持されてい
る。
は、ガイドレール11aと、このガイドレール11aに
沿って走行自在とされたスライドユニット11bから形
成されており、各ガイドレール11aの両端は、適宜な
ガイドレール支持台12に支持されている。そして、ガ
イドレール支持台12は、フレーム本体2の各支柱2a
間に溶接若しくはねじ止め等により固着された所望の直
動機構支持板13上に取着されている。また、移動ベー
ス板10の上面の左右方向ほぼ中央部の後面側BSに
は、所望の駆動軸取付部材14が取着されており、この
駆動軸取付部材14には、移動ベース板10を前後方向
に移動させる駆動手段としての手羽元位置決めシリンダ
15(往復動シリンダ)の駆動軸15aの先端が取着さ
れている。この手羽元位置決めシリンダ15は、フレー
ム本体2の後面側BSに位置する支柱2a間に横架され
た所望の支持ステー16(図3)に取着されている。つ
まり、手羽元位置決めシリンダ15を駆動させて、その
駆動軸15aを進退させることにより、移動ベース板1
0が前後方向に移動自在にされている。
ぼ中央部の前面側FSには、相互に対向するようにして
左右一対の手羽元固定爪17が配設されている。この手
羽元固定爪17は、それぞれ全体として平面ほぼL字形
状の2つの腕17a,17bを有するベルクランク状に
形成されている。そして、一方の腕17aは、フレーム
本体2の前後方向に対して平行な方向にフレーム本体2
の前面側FSに向かって延在する爪腕部17aとされ、
他方の腕17bは、爪腕部17aの基端側からフレーム
本体2の前後方向に対して直交する左右方向の外側に向
かって延出する駆動腕部17bとされている(図3)。
また、各手羽元固定爪17の屈曲部は、移動ベース板1
0の所望の位置に立設させた適宜な固定爪支軸18に枢
着されている。
面側FSの先端には、滑らかな曲面形状の面取りが形成
されており、この部位が手羽元導入部19になってい
る。この手羽元導入部19の奥には、それぞれ板厚方向
に貫通する平面ほぼ半円形の開口20,20が、相互に
対向するようにして形成されており、この両開口20,
20により、全体として平面ほぼ円形に形成された手羽
元挟持部21が形成されている。また、各手羽元固定爪
17の爪腕部17aの長手方向後側の上面(固定爪支軸
18より前面側FS)には、それぞれ所望の係止ピン2
2が立設されており、それぞれの係止ピン22に掛け渡
されるようにして所望の付勢力を有する固定爪閉じばね
23(引っ張りばね)の両端が係止されている。この固
定爪閉じばね23により、各手羽元固定爪17の爪腕部
17aは、相互に対向する対向面が所望の付勢力をもっ
て相互に常に当接(密着)するようにされている。
の先端部の後面側BSには、それぞれ往復動シリンダ2
4A,24Bが配設されている。図3において左方に示
す一方の往復動シリンダ24Aは、手羽元固定爪17を
開く場合に用いられる固定爪開き用シリンダ24Aとさ
れ、その駆動軸24aの先端は、ナックルジョイント2
5を介して左方に示す駆動腕部17bの先端部に取着さ
れており、常時、前進端に位置するようにされている。
また、図3において右方に示す他方の往復動シリンダ2
4Bは、手羽元固定爪17を固定させる場合に用いられ
る固定爪固定用シリンダ24Bとされ、その駆動軸24
bの先端は、常時、後退位置に位置して右方に示す駆動
腕部17bの先端部から離間するようになっている。
置決めシリンダ15の駆動軸15aを進退させることに
より、手羽元固定爪17の手羽元挟持部21が、図2に
おいて一点鎖線にて示す手羽元投入位置WPと、手羽元
引裂位置CPとの間を往復移動するようにされている。
そして、手羽元固定爪17の各爪腕部17aにより形成
された手羽元挟持部21は、固定爪閉じばね23により
常に相互に当接した閉状態とされている。
図4により詳しく説明する。
に、制御可能な回転軸26aを備えたロータリーアクチ
ュエータ26を有しており、このロータリーアクチュエ
ータ26は、回転軸26aを上方に向けてフレーム本体
2の前面側FSに突出するようにしてフレーム本体2の
前面側FSに位置する支柱2a間に横架された切れ目形
成機構用支持板27上に取着されている。
ータ26の回転軸26aの上端部には、回転ケース体2
8が取着されている。この回転ケース体28の軸方向下
端部には、着脱自在な基板29が配設されており、この
基板29の下面の軸心位置にロータリーアクチュエータ
26の回転軸26aの先端が取着されている。そして、
回転ケース体28の上端には、着脱自在な天板30が配
設されている。さらに、基板29の回転ケース体28内
に位置する上面の軸心位置には、回転軸31aを有する
回転刃駆動モータ31が、その回転軸31aを上方に向
けて配設されている。この回転刃駆動モータ31の回転
軸31aの上端には、適宜な駆動プーリ32が固着され
ている。
る回転自在な一対の回転刃駆動軸33が適宜な軸受34
に軸支されるようにして立設されている。この各回転刃
駆動軸33の下端は、回転ケース体28内に位置してお
り、各回転刃駆動軸33の下端部には、所望の従動プー
リ35が固着されている。そして、回転刃駆動モータ3
1の回転軸31aに取着された駆動プーリ32と、各回
転刃駆動軸33の下端部に取着された従動プーリ35と
の外周面に接触するようにして回転刃駆動モータ31の
回転力を各回転刃駆動軸33に伝達する無端環状のベル
ト36が掛け回されている。また、各回転刃駆動軸33
の上端部には、着脱自在なほぼ円盤状の回転刃36が、
それぞれの刃部36aを相互に対向するようにして適宜
な間隔Dを隔てて所望の位置に取着されている。つま
り、切れ目形成機構5は、各回転刃36がそれぞれ回転
刃駆動軸33を中心として回転するとともに、各回転刃
駆動軸33は、ロータリーアクチュエータ26の回転軸
26aを中心として回転するようになっている。
ている両刃部36a,36aの間隔Dは、手羽元64の
骨部65の径寸法より若干小さい寸法とされており、手
羽元64の骨部65が両刃部36a,36aの間を通過
するときに、図4において矢印にて示すように、骨部6
5の大きさに従って相互に離間するように移動自在に形
成することが好ましい。このような構成とすることによ
り、手羽元64に形成した切れ目67(図11)を骨部
65の表面まで達するように形成することができる。こ
の両刃部36a,36aが手羽元64の骨部65の通過
時に相互に離間するための構成としては、各回転刃駆動
軸33を弾性を有する素材、例えば、ばね材により形成
したり、回転刃駆動軸33の長さを長くしたり、回転刃
駆動軸33の太さを細くしたり、回転刃駆動軸33の長
さ方向中間位置にユニバーサルジョイントを配設したり
すればよい。
構4の手羽元固定爪17の移動経路の途中の下方に配設
されていればよく、特に、本実施例の配設位置に限定さ
れるものではない。また、切れ目形成機構5は、手羽元
固定機構4の手羽元固定爪17の走行経路の途中で、手
羽元固定機構4の手羽元固定爪17に固定された手羽元
64の肉部66を周方向にほぼ骨部65に沿って切り裂
く構成であればよく、特に、本実施例の構成に限定され
るものではない。
する。
に、フレーム本体2内の高さ方向ほぼ中央部に、高さ方
向に対して直交する水平方向に配設された平板状の固定
ベース板37を有しており、この固定ベース板37は、
フレーム本体2の支柱2a間に前後方向に横架されてい
る左右一対の肉裂き反転機構用支持部材38上の前面側
FS(図2)に横架されている。図1に示すように、こ
の固定ベース板37の上面の左右両端部側には、相互に
平行に延在する一対のガイドシャフト39が配設されて
いる。このガイドシャフト39の下端は、固定ベース板
37の上面に取着されているガイドシャフト取付部材4
0に嵌入するようにして取着されている。また、固定ベ
ース板37の中央部の下面には、進退自在とされた駆動
軸41aを上方に向けた昇降シリンダ41(往復動シリ
ンダ)が配設されている。この昇降シリンダ41の駆動
軸41aの先端は、固定ベース板37に形成した板厚方
向に貫通する貫通孔(図示せず)を通って固定ベース板
37の上方に延出されている。
ース板37と平行に延在する四角枠形状の移動フレーム
42が配設されている。この移動フレーム42は、固定
ベース板37と対向するようにして平行に延在する平板
状の下板43を有している。この下板43の左右方向端
部側には、下板43を板厚方向に貫通するようにしてリ
ニアブッシュ44が取着されており、このリニアブッシ
ュ44内にガイドシャフト39が挿通されている。そし
て、下板43の下面の中央部には、昇降シリンダ41の
駆動軸41aの先端が取着されている。さらに、下板4
3の上面の中央部には、進退自在とされた駆動軸45a
を上方に向けた肉裂爪開放シリンダ45(往復動シリン
ダ)が配設されている。この肉裂爪開放シリンダ45
は、後述する肉裂き爪57を開くための駆動手段として
機能する。この肉裂爪開放シリンダ45の駆動軸45a
の先端には、下板43とほぼ平行に延在するリンク作動
部材47の中央部が取着されている。このリンク作動部
材47の上面の両端部には、回転自在とされたコロ48
が配設されている。また、リンク作動部材47の下面の
両端部には、リンク作動部材47の昇降時の移動軌跡を
拘束するためのガイドロッド49の上端が取着されてい
る。このガイドロッド49は、下板43の肉裂爪開放シ
リンダ45の取付部の左右方向両側に、板厚方向に貫通
するようにして取着されたリニアブッシュ50内に挿通
されており、ガイドロッド49の下端は、下板43の下
方に延出されている。
1が、溶接若しくはねじ止め等により立設されている。
この支持柱51の上端部には、左右方向に相互に対向す
る支柱間を左右方向に連結する横梁52と、前後方向に
相互に対向する支持柱51間を前後方向に連結する縦梁
53とが溶接若しくはねじ止め等により取着されてい
る。そして、横梁52の長手方向中央部には、両横梁5
2を連結するようにして固定支軸54が配設されてい
る。この固定支軸54には、第1リンク55aと第2リ
ンク55bとをX字状に組み合わせてなるリンク機構5
5の交差部が枢着されており、リンク機構55は、その
交差部において相対回動自在に軸支されている。
リンク55aおよび第2リンク55bの上端部には、そ
れぞれ適宜な間隔を隔てて上方に向かって相互に平行に
延在する爪取付部56が延出されており、この爪取付部
56の各上端面には、相互に対向するようにして左右一
対の肉裂き爪57が配設されている。この肉裂き爪57
は、移動フレーム42の下板43とほぼ平行に延在する
ように爪取付部56の先端面(上端面)に位置する爪部
57aと、爪取付部56の左右方向外側の側面に、ねじ
止め等により取着される取付部57bを有している。そ
して、図5に示すように、各爪部57aの対向部のほぼ
中央部には、それぞれ板厚方向に貫通する平面ほぼ半円
形の開口58が、相互に対向するようにして形成されて
おり、この両開口58により、手羽元64の肉部66を
骨部65から剥がすようにして反転させるための肉反転
部59が形成されている。
ンク55aおよび第2リンク55bの下部の下面には、
前述したリンク作動部材47のコロ48の外周面が当接
されている。さらに、第1リンク55aおよび第2リン
ク55bの下部の下端部には、所望の係止ピン60が板
厚方向外側に突出するようにして配設されている。この
係止ピン60には、肉裂き爪57の爪部57aの相互に
対向する対向面が所望の付勢力をもって常に当接するよ
うに機能する所望の付勢力を有する肉裂き爪閉じばね6
1(引っ張りばね)の一端(上端)が係止されている。
この肉裂き爪閉じばね61の他端(下端)は、肉裂き爪
閉じばね61の付勢力を調整するための付勢力調整ねじ
として機能する蝶ねじ62の先端に係止されている。こ
の蝶ねじ62は、下板43を貫通する蝶ねじ用貫通孔
(図示せず)内を挿通するようにして配設されており、
その頭部は、下板43から最も離間している。さらに、
蝶ねじ62は、下板43の下面に配設された所望の調整
ナット63に螺合されている。つまり、蝶ねじ62を回
転させることにより、肉裂き爪閉じばね61の軸方向の
長さを伸縮して肉裂き爪閉じばね61の付勢力を増減す
ることができ、これにより相互に対向する各肉裂き爪5
7の爪部57aの対向面の当接力(密着力)を調整可能
にしている。
裂位置CPにおいて、手羽元固定爪17の手羽元挟持部
21に固定された手羽元64の切れ目67内に、開閉自
在とされた肉裂き爪57の肉反転部59を位置させ、こ
の状態で昇降シリンダ41の駆動軸41aを後退させる
ことにより、手羽元64の切れ目67内に位置させた肉
裂き爪57の肉反転部59を、骨部65に沿って降下さ
せることができ、これによりチューリップを自動的に形
成することができる。
プ形成装置1の少なくとも手羽元64と接触する部分に
は、食品衛生上安全なステンレス等の素材を用いるとよ
い。さらに、フレーム本体2の少なくとも側面は、必要
な部分、例えば、手羽元固定爪17の走行位置を除いて
所望のカバー(図示せず)により覆い、作業者に対する
安全性を確保することが好ましい。
成装置1が適用される手羽元64について図6により説
明する。
5と骨部65を囲繞する肉部66とにより構成されてい
る。そして、骨部65の長手方向の一端は、手羽先側頭
部65aとされ、他方は胴部側頭部65bとなってい
る。さらに、手羽先側頭部65a側の肉部66の肉付き
は、胴部側頭部65b側の肉部66の肉付きより少なく
なっている。
作用を図1から図15について説明する。
部の正面図、図8は肉裂き反転機構の初期状態における
肉裂き爪の開動作を示す説明図、図9は手羽元固定完了
状態を示す説明図、図10は切れ目形成状態を示す説明
図、図11は手羽元切り裂き完了状態を示す説明図、図
12は肉裂き待機状態を示す説明図、図13は肉裂き開
始状態を示す説明図、図14はチューリップ完成状態を
示す説明図、図15はチューリップとされた手羽元を示
す説明図である。
が手羽元64を手羽元挟持部21に投入可能な初期状態
においては、手羽元固定機構4の手羽元位置決めシリン
ダ15の駆動軸15aが前進端に位置して移動ベース板
10を前進端に位置させるとともに、手羽元固定爪17
の手羽元挟持部21が手羽元投入位置WP(図2)に位
置して停止しており、固定爪開き用シリンダ24Aの駆
動軸24aは前進端に位置し、固定爪固定用シリンダ2
4Bの駆動軸24bは後退端に位置し、手羽元固定爪1
7が閉じている。そして、切れ目形成機構5は、各回転
刃36を手羽元固定爪17の走行方向に対して直交する
方向に位置させた状態で停止している。さらに、肉裂き
反転機構6は、昇降シリンダ41の駆動軸41aが後退
端に位置して移動フレーム42を下降端に位置させると
もに、肉裂き爪57が上昇端に位置して停止しており
(図7)、肉裂き爪開放シリンダ45の駆動軸45aは
前進端(上昇端)に位置し、肉裂き爪57の両爪部57
aが相互に離間した開状態になっている。
構6の肉裂き爪開放シリンダ45を駆動させて、肉裂き
爪開放シリンダ45の駆動軸45aを前進させ、リンク
作動部材47を図8において実線にて示す位置に上昇さ
せることにより、図8において一点鎖線にて示すリンク
機構55の第1リンク55aが固定支軸54を中心とし
て矢印にて示す時計方向に回動するとともに、第2リン
ク55bが固定支軸54を中心として矢印にて示す反時
計方向に回動して、それぞれが相互に左右方向に離間す
るように相対回動する。このリンク機構55の相対回動
によって、図8において実線にて示すように、肉裂き爪
閉じばね61の付勢力に抗して肉裂き爪閉じばね61を
伸長させ、肉裂き爪57の爪部57aが相互に離間した
開状態にされる。
定爪17の手羽元挟持部21に対する手羽元64のセッ
ティング(投入)が、人手またはロボットなどを用いて
行われる。
19から手羽元挟持部17に向かって手羽元64の肉付
きの少ない一方の端部(詳しくは、骨部65の手羽先側
頭部65aのくびれた付け根近傍)を固定爪閉じばね2
3の付勢力に抗するようにして押し込む。すると、図3
において右方に示す爪腕部17aが、手羽元64を挟持
した状態を保持しつつ固定爪支軸18を支点として反時
計方向に回転するようにして開き、手羽元64は手羽元
挟持部21に導かれて、手羽元挟持部21を形成する両
開口20,20により径方向外側から挟持されるように
して固定され、手羽元64の固定が完了した手羽元固定
完了状態となる。この手羽元固定完了状態を図9に示
す。
元64の骨部65の手羽先側頭部65aの大きさより小
さくし、手羽元64を下方に引っ張った場合に、手羽元
64が手羽元挟持部21を通過して脱落するのを防止し
うる大きさにすることが好ましい。
めシリンダ15を駆動させて、その駆動軸15aを後退
端に向かって移動を開始させることにより、手羽元固定
爪17の手羽元挟持部21を手羽元投入位置WPから手
羽元引裂位置CPに向かて移動を開始させる。このと
き、手羽元固定機構4の固定爪閉じばね23の付勢力を
もって閉じた手羽元固定爪17の手羽元挟持部21によ
り固定されている手羽元64の落下を防止するために、
手羽元固定爪17が手羽元引裂位置CPに向かって移動
する直前、または、移動を開始すると同時に、手羽元固
定機構4の固定爪固定用シリンダ24Bを駆動し、固定
爪固定用シリンダ24Bの駆動軸24bの先端を、手羽
元固定爪17の駆動腕部17bに当接させるように前進
させ、手羽元固定爪17の閉状態が確実に保持されるよ
うになっている。また、切れ目形成機構5の回転刃駆動
モータ31が駆動され、各回転刃36は回転を開始す
る。さらに、手羽元固定爪17が手羽元引裂位置CPに
向かて移動を開始すると同時に、肉裂き反転機構6の、
昇降シリンダ41の駆動軸41aが上昇端に向かって上
昇を開始する。つまり、移動フレーム42とともに、開
状態とされた肉裂き爪57が上昇を開始する。
位置WPから手羽元引裂位置CPに向かう途中で、切れ
目形成機構5により、手羽元64の手羽元挟持部21の
下方に切れ目が形成されて切れ目形成状態とされる。こ
の切れ目形成状態を図10(a)および図10(b)に
示す。
入位置WPから手羽元引裂位置CPに向かう途中で、手
羽元挟持部21が、切れ目形成機構5の上方(詳しく
は、手羽元固定爪17の手羽元挟持部21の中心が、切
れ目形成機構5のロータリーアクチュエータ26の駆動
軸26aのほぼ軸心上に位置した位置)にて一旦停止す
る。この停止位置において、切れ目形成機構5のロータ
リーアクチュエータ26を駆動させることにより、回転
している各回転刃36はロータリーアクチュエータ26
の回転軸26aを中心として公転し始め、手羽元固定爪
17の手羽元挟持部21に固定された手羽元64の被挟
持部近傍(詳しくは、手羽元挟持部21の直近の下部)
の手羽先側頭部65bの下方の骨部65の周りを半回転
し、これにより、手羽元挟持部21近傍の肉部66がほ
ぼ周方向に切り裂かれて切れ目67が形成され、手羽元
切り裂き完了状態となる。この手羽元64に切れ目67
を形成した手羽元切り裂き完了状態を図11に示す。
置WPから手羽元引裂位置CPに向かて移動を開始する
と同時に、切れ目形成機構5のロータリーアクチュエー
タ26および回転刃駆動モータ31をそれぞれ駆動させ
て、切れ目形成機構5の各回転刃36が各回転刃駆動軸
33を中心として回転させるとともに、各回転刃駆動軸
36がロータリーアクチュエータ26の回転軸26aを
中心として所定のタイミングで公転させることにより、
手羽元固定爪17を手羽元投入位置WPから手羽元引裂
位置CPに向かう途中で一旦停止させることなく、切れ
目形成機構5により、手羽元64に切れ目67を形成す
る構成としてもよく、特に、本実施例の構成に限定され
るものではない。
4を固定した手羽元固定爪17は、手羽元挟持部21の
軸心が手羽元引裂位置CPに移動して開放状態とされた
肉裂き爪57の爪部57aの間に位置して停止し、肉裂
き待機状態とされる。つまり、肉裂き待機状態におい
て、手羽元64は、開放状態とされた肉裂き爪57の間
に位置するとともに、肉裂き爪57の肉反転部59の開
閉軌跡上に位置する。この肉裂き待機状態を図12
(a)および図12(b)に示す。なお、切れ目形成機
構5は、安全性を考慮すると、手羽元64が切れ目形成
機構5から離間したタイミングで停止させることが好ま
しい。
シリンダ45を駆動させて、肉裂き爪開放シリンダ45
の駆動軸45aを下方に向かって後退端に向かって後退
させることにより、リンク作動部材47を降下させる。
これによりリンク作動部材47のコロ48と当接してい
るリンク機構55は、肉裂き爪閉じばね61の付勢力に
より下方に引っ張られ、リンク機構55の第1リンク5
5aが固定支軸54を中心として反時計方向に回動する
とともに、第2リンク55bが固定支軸54を中心とし
て時計方向に回動して、それぞれが相互に左右方向に近
接するように相対回動する。このリンク機構55の相対
回動によって、肉裂き爪57の爪部57aが手羽元64
の切れ目67を挟むようにして閉じて肉裂き開始状態と
なる。このとき、肉裂き爪57の肉反転部59は、手羽
元64の切れ目67内に位置する。この肉裂き開始状態
を図13に示す。
41を駆動することにより、チューリップの形成を開始
する。
ンダ41の駆動軸41a(図1)を、下方の後退端に向
かって移動させることにより、手羽元64を挟んだ状態
で肉裂き爪57を降下させる。これにより、手羽元64
の切れ目67内に位置する肉裂き爪57の肉反転部59
は、骨部65に沿うようにして降下する。そして、肉裂
き爪57の降下に従って切れ目67より下方(胴体側頭
部65b側)に位置する肉部66は、骨部65から剥が
されながらめくられて反転するとともに、肉反転部59
に加わる負荷が徐々に増加し、肉裂き爪閉じばね61の
付勢力に抗して肉裂き爪57が徐々に開き、胴体側頭部
65bに肉部66が付着した状態で肉裂き爪57の肉反
転部59が開いて手羽元64の胴体側頭部65bを乗り
越えて、チューリップ完成状態となる。このチューリッ
プ完成状態を図14に示す。
元64の胴体側頭部65bを乗り越える場合に、閉じた
肉裂き爪57が開くように肉裂き爪閉じばね61の付勢
力を調整することが肝要である。
シリンダ24Aおよび固定爪固定用シリンダ24Bを駆
動して、それぞれの駆動軸24a,24bを後退させる
ことにより手羽元固定爪17を開状態にするとともに、
肉裂き反転機構6の肉裂き爪開放シリンダ45を駆動し
て、その駆動軸45aを上昇させることにより肉裂き爪
57を開状態とする。これにより、チューリップとされ
た手羽元64は、手羽元固定爪17および肉裂き爪57
から開放されて、手羽元引裂位置CPの下方の落下線上
に位置する排出シュート7の投入端7b(図2左上)に
落下し、その後、排出シュート7の排出端7aから排出
され、収納容器8内に収納される。このチューリップと
された手羽元64を図15に示す。
合に、両手羽元固定爪17は、固定爪閉じばね23によ
り連結されているので、図3において右方に示す手羽元
固定爪17が、図3において左方に示す手羽元固定爪1
7の時計方向の運動に追随して同一方向に移動してしま
うので、図3において左方に示す手羽元固定爪17の時
計方向の運動に、図3において右方に示す手羽元固定爪
17が必要以上に追随するのを防止するため、図3にお
いて右方に示す手羽元固定爪17の駆動腕部17bの移
動軌跡上に位置するように、移動ベース板10に所望の
移動位置拘束ピン68が立設されている(図3)。
めシリンダ15および固定爪開き用シリンダ24Aを駆
動して、それぞれの駆動軸15a,24aを前進させる
ことにより手羽元固定爪17を閉状態にするとともに、
手羽元固定機構4を手羽元引き裂き位置CPから手羽元
投入位置WPに移動させる。そして、肉裂き爪57を開
状態としたまま肉裂き反転機構6の肉裂き爪開放シリン
ダ45の駆動軸45aを後退端に位置させることによ
り、各部は初期状態に復帰する。
返すことにより、多数の手羽元64のチューリップを効
率よく形成することができる。
4のチューリップを形成する場合に、従来と異なり、作
業者の労力を確実に低減することができるとともに、自
動的に短時間で効率的よく形成することができ、生産性
を確実に向上させることができる。
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
手を用いずに、手羽元のチューリップ加工を自動的に短
時間で効率的よく行うことができるという極めて優れた
効果を奏する。
実施例の一部を省略した要部を示す正面図
図
開動作を示す説明図
面図、(b)は正面図
面図、(b)は正面図
Claims (1)
- 【請求項1】 手羽元の一方の端部を挟持するようにし
て固定する手羽元固定機構と、前記手羽元固定機構によ
り一方の端部が挟持された手羽元の被挟持部近傍の肉部
をほぼ周方向に切り裂くようにして切れ目を形成する切
れ目形成機構と、前記切れ目内に挿入され骨部に沿うよ
うにして手羽元の他方の端部に向かって移動することに
より前記切れ目より他方の端部側に位置する肉部を骨部
からめくるように反転させてチューリップ状に形成する
肉裂き反転機構とを有することを特徴とする手羽元チュ
ーリップ形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10849494A JP3461912B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 手羽元チューリップ形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10849494A JP3461912B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 手羽元チューリップ形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313049A true JPH07313049A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3461912B2 JP3461912B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=14486203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10849494A Expired - Lifetime JP3461912B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 手羽元チューリップ形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3461912B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006098619A3 (en) * | 2005-03-17 | 2006-12-14 | Stork Pmt | Processing of carcass parts of slaughtered poultry |
| WO2015163148A1 (ja) * | 2014-04-23 | 2015-10-29 | 株式会社前川製作所 | 骨付き肉の脱骨装置及び脱骨方法 |
| JP2016106533A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 株式会社タダシ製作所 | 脱骨装置および脱骨刃具 |
| JP2019000111A (ja) * | 2018-08-02 | 2019-01-10 | 株式会社タダシ製作所 | 脱骨刃具および脱骨装置 |
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| JPH05344837A (ja) * | 1991-04-03 | 1993-12-27 | Gordex Kk | 食鳥の骨付きの下腿部もも肉を骨と肉とに分離する方法及び装置 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10849494A patent/JP3461912B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3461912B2 (ja) | 2003-10-27 |
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