JPH0731345B2 - モ−タドライブカメラ - Google Patents
モ−タドライブカメラInfo
- Publication number
- JPH0731345B2 JPH0731345B2 JP60256135A JP25613585A JPH0731345B2 JP H0731345 B2 JPH0731345 B2 JP H0731345B2 JP 60256135 A JP60256135 A JP 60256135A JP 25613585 A JP25613585 A JP 25613585A JP H0731345 B2 JPH0731345 B2 JP H0731345B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- arm
- lever
- motor
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、モータドライブカメラ、詳しくはカメラ本
体内に収容した一個のモータによってフィルムの巻上,
シャッタチャージ,絞り制御,ミラーアップおよびフィ
ルムの巻戻駆動を自動的に行なうモータドライブカメラ
に関するものである。
体内に収容した一個のモータによってフィルムの巻上,
シャッタチャージ,絞り制御,ミラーアップおよびフィ
ルムの巻戻駆動を自動的に行なうモータドライブカメラ
に関するものである。
[従来の技術] 従来、カメラ本体内にモータを収容し、そのモータの駆
動によってカメラを自動的に作動させるようにしたモー
タドライブカメラは、特公昭36−12928号公報,特公昭5
1−36426号公報,特公昭60−26203号公報,特公昭60−2
8332号公報等により既に周知である。この場合、フィル
ム巻上,シャッタチャージおよびフィルムの巻戻を一個
のモータで、また可動ミラーの昇降および絞り制御を別
のモータでそれぞれ行なうようにして合計2個のモータ
を使用するか、または一個のモータの正逆転を利用して
それぞれの動作を行なわせる手段が採用されている。
動によってカメラを自動的に作動させるようにしたモー
タドライブカメラは、特公昭36−12928号公報,特公昭5
1−36426号公報,特公昭60−26203号公報,特公昭60−2
8332号公報等により既に周知である。この場合、フィル
ム巻上,シャッタチャージおよびフィルムの巻戻を一個
のモータで、また可動ミラーの昇降および絞り制御を別
のモータでそれぞれ行なうようにして合計2個のモータ
を使用するか、または一個のモータの正逆転を利用して
それぞれの動作を行なわせる手段が採用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、従来の2個のモータで制御する場合には、そ
れぞれのモータに制御用手段を各々設けねばならないた
め、電装,モータコストが高くなるばかりでなくスペー
スをとるのでデメリットの面が多かった。
れぞれのモータに制御用手段を各々設けねばならないた
め、電装,モータコストが高くなるばかりでなくスペー
スをとるのでデメリットの面が多かった。
また一個のモータの正逆転を利用する場合には、駆動系
を切り換えるためのクラッチを多く用いなければなら
ず、特に各駆動系をギヤートレインで連結して遊星歯車
機構のクラッチを使用した場合は、モータの正転方向と
逆転方向の2通りにしか自動的にクラッチは切り換わら
ないため、例えばフィルムの巻上とシャッタチャージと
をモータの正転方向の切換により行ない、絞り制御とミ
ラー駆動とをモータの逆転方向の切換によって行なうよ
うにしたらフィルムの巻戻系は手動でクラッチを制御し
なければならなくなる。従って、フィルム巻戻用に全く
別のモータを設けなければならないという事態を招く虞
れが生じ、一個のモータで全ての駆動を行なわせるには
ここに何らかの手段を講じなければならない。
を切り換えるためのクラッチを多く用いなければなら
ず、特に各駆動系をギヤートレインで連結して遊星歯車
機構のクラッチを使用した場合は、モータの正転方向と
逆転方向の2通りにしか自動的にクラッチは切り換わら
ないため、例えばフィルムの巻上とシャッタチャージと
をモータの正転方向の切換により行ない、絞り制御とミ
ラー駆動とをモータの逆転方向の切換によって行なうよ
うにしたらフィルムの巻戻系は手動でクラッチを制御し
なければならなくなる。従って、フィルム巻戻用に全く
別のモータを設けなければならないという事態を招く虞
れが生じ、一個のモータで全ての駆動を行なわせるには
ここに何らかの手段を講じなければならない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、一個
のモータにより全ての駆動を行なわせるようにしたモー
タドライブカメラを提供することを目的とする。
のモータにより全ての駆動を行なわせるようにしたモー
タドライブカメラを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明は、カメラ本体に内蔵した一個のモータの回転
を、遊星ギヤークラッチ機構と同機構の遊星ギヤーを拘
束するストップレバー等を介して順次時系列的に各駆動
系に伝達するようにし、モータの正回転をフィルムの巻
上,シャッタチャージ,絞り制御およびミラーアップ等
の駆動系に伝達し、逆回転をフィルムの巻戻駆動系に伝
達するようにしたものである。
を、遊星ギヤークラッチ機構と同機構の遊星ギヤーを拘
束するストップレバー等を介して順次時系列的に各駆動
系に伝達するようにし、モータの正回転をフィルムの巻
上,シャッタチャージ,絞り制御およびミラーアップ等
の駆動系に伝達し、逆回転をフィルムの巻戻駆動系に伝
達するようにしたものである。
[実施例] 以下、図示の一実施例によって本発明のモータドライブ
カメラを説明する。
カメラを説明する。
なお、本実施例は一眼レフレックスカメラに本発明を適
用した場合であって、モータの正回転時の回転力は、 (1)フィルムの巻上およびシャッタチャージを行なう
駆動系 (2)絞りの自動制御およびミラーアップを行なう駆動
系 (3)シャッタレリーズを行なう駆動系 に順次伝達され、モータの逆回転時の回転力は (4)フィルムの巻戻を行なう駆動系 に伝達されるようになっている。
用した場合であって、モータの正回転時の回転力は、 (1)フィルムの巻上およびシャッタチャージを行なう
駆動系 (2)絞りの自動制御およびミラーアップを行なう駆動
系 (3)シャッタレリーズを行なう駆動系 に順次伝達され、モータの逆回転時の回転力は (4)フィルムの巻戻を行なう駆動系 に伝達されるようになっている。
第1図は、本発明のカメラにおける各駆動伝達系を示し
た駆動系の断面図である。一個の駆動用モータMはフィ
ルム巻上用スプール1内に収納されていて、同モータM
の出力軸Maの回転は2段の遊星歯車機構を介して出力歯
車である太陽ギヤー8に伝達されるようになっている。
即ち、上記出力軸Maには第1の太陽ギヤー2が固定さ
れ、この太陽ギヤー2には第1の遊星ギヤー3がかみ合
っており、同遊星ギヤー3のキャリア4の中心回転軸は
出力軸Maと同軸線上にあって、第2の太陽ギヤー5がキ
ャリア4に固定されていて、このギヤー5には第2の遊
星ギヤー6がかみ合っている。そして、この遊星ギヤー
6のキャリア7もその中心回転軸が出力軸Maと同軸線上
にあって、この駆動軸7aには第3の太陽ギヤー8が固定
されている。従って、この太陽ギヤー8には上記2段の
遊星歯車機構により大幅に減速された回転力が伝達され
る。この太陽ギヤー8が出力ギヤーとなっており、同ギ
ヤーには更に遊星ギヤー9がキャリアアーム10にキャリ
アの姿勢制御用のフリクションを介し回転自在に支持さ
れてかみ合っている。また、上記2段の遊星歯車機構の
周囲には、遊星ギヤー3,6が公転するときにかみ合うイ
ンターナルギヤー11が配設されている。
た駆動系の断面図である。一個の駆動用モータMはフィ
ルム巻上用スプール1内に収納されていて、同モータM
の出力軸Maの回転は2段の遊星歯車機構を介して出力歯
車である太陽ギヤー8に伝達されるようになっている。
即ち、上記出力軸Maには第1の太陽ギヤー2が固定さ
れ、この太陽ギヤー2には第1の遊星ギヤー3がかみ合
っており、同遊星ギヤー3のキャリア4の中心回転軸は
出力軸Maと同軸線上にあって、第2の太陽ギヤー5がキ
ャリア4に固定されていて、このギヤー5には第2の遊
星ギヤー6がかみ合っている。そして、この遊星ギヤー
6のキャリア7もその中心回転軸が出力軸Maと同軸線上
にあって、この駆動軸7aには第3の太陽ギヤー8が固定
されている。従って、この太陽ギヤー8には上記2段の
遊星歯車機構により大幅に減速された回転力が伝達され
る。この太陽ギヤー8が出力ギヤーとなっており、同ギ
ヤーには更に遊星ギヤー9がキャリアアーム10にキャリ
アの姿勢制御用のフリクションを介し回転自在に支持さ
れてかみ合っている。また、上記2段の遊星歯車機構の
周囲には、遊星ギヤー3,6が公転するときにかみ合うイ
ンターナルギヤー11が配設されている。
そして、上記キャリアアーム10に固植されて遊星ギヤー
9を回転自在に保持する支軸12は上方に延び出してお
り、この支軸12が遊星ギヤー9の公転軌道O(第2図参
照)上の適所で後述するストッパーアームに拘束される
ことにより、遊星ギヤー9より各駆動系に回転力が伝達
されるようになっている。
9を回転自在に保持する支軸12は上方に延び出してお
り、この支軸12が遊星ギヤー9の公転軌道O(第2図参
照)上の適所で後述するストッパーアームに拘束される
ことにより、遊星ギヤー9より各駆動系に回転力が伝達
されるようになっている。
上記各駆動系のうち、フィルムの巻上駆動系とフィルム
の巻戻駆動系とは遊星ギヤークラッチ機構によって動力
が切り換えられて伝達されるようになっていて、上記遊
星ギヤー9はクラッチ機構の伝達ギヤー13に適時かみ合
うようになっている。この伝達ギヤー13にはクラッチギ
ヤー14,15がかみ合っており、フィルムの巻上時にはク
ラッチギヤー14が一回転ギヤー16にかみ合って同ギヤー
16にかみ合っているスプロケット下ギヤー17を一駒分回
転させる。このギヤー17が回転するとスプロケット軸18
によってスプロケット19が回転すると共にスプロケット
上ギヤー20も回転し同ギヤー20にかみ合っているアイド
ルギヤー21を介してスプールギヤー22が回転し、フリク
ションばね23を通じてフィルム巻上用スプール1を回転
させる。次にフィルムの巻戻時にはクラッチギヤー15が
巻戻伝達用ギヤー24にかみ合い、ギヤー25,26,27,28a,2
8b,29からなるギヤートレインを通じて巻戻用ギヤー30
を駆動し、フィルムパトローネ(図示されず)内のフィ
ルム軸に嵌合するフォーク部材31を回転させ、フィルム
の巻戻を行なう。なお、上記ギヤー28aと28bとは連結軸
28によって結合されている。また、このフィルムの巻戻
時には巻戻釦32を押し込むことによりスプロケット軸18
が上昇し、その上昇位置に後述するスプロケット軸ロッ
ク機構がスプロケット軸18を保持することによってフィ
ルム巻上駆動系への回転力の伝達も断たれるようになつ
ている。即ち、復動用ばね33に抗して巻戻釦32を押し込
みスプロケット軸18を上昇させると、同軸に固定されて
スプロケット19の嵌合孔19aにばね34の弾力により嵌合
している結合部材35も上昇し、スプロケット19との結合
を断つと共に、スプロケット軸18に固定されている上記
ギヤー20も上昇するので同ギヤー20とアイドルギヤー21
との連結も断たれる。従って、スプロケット19およびス
プール1はフリーとなり、フィルムの巻戻は円滑に行な
われる。なお、スプロケット軸18の下部と下ギヤー17と
の連結は、スプロケット軸18の下ギヤー17への結合軸部
が断面小判形状に形成されていて、スプロケット軸18は
軸方向に移動でき、ギヤー17の回転のみが軸18に伝達さ
れるようになっている。
の巻戻駆動系とは遊星ギヤークラッチ機構によって動力
が切り換えられて伝達されるようになっていて、上記遊
星ギヤー9はクラッチ機構の伝達ギヤー13に適時かみ合
うようになっている。この伝達ギヤー13にはクラッチギ
ヤー14,15がかみ合っており、フィルムの巻上時にはク
ラッチギヤー14が一回転ギヤー16にかみ合って同ギヤー
16にかみ合っているスプロケット下ギヤー17を一駒分回
転させる。このギヤー17が回転するとスプロケット軸18
によってスプロケット19が回転すると共にスプロケット
上ギヤー20も回転し同ギヤー20にかみ合っているアイド
ルギヤー21を介してスプールギヤー22が回転し、フリク
ションばね23を通じてフィルム巻上用スプール1を回転
させる。次にフィルムの巻戻時にはクラッチギヤー15が
巻戻伝達用ギヤー24にかみ合い、ギヤー25,26,27,28a,2
8b,29からなるギヤートレインを通じて巻戻用ギヤー30
を駆動し、フィルムパトローネ(図示されず)内のフィ
ルム軸に嵌合するフォーク部材31を回転させ、フィルム
の巻戻を行なう。なお、上記ギヤー28aと28bとは連結軸
28によって結合されている。また、このフィルムの巻戻
時には巻戻釦32を押し込むことによりスプロケット軸18
が上昇し、その上昇位置に後述するスプロケット軸ロッ
ク機構がスプロケット軸18を保持することによってフィ
ルム巻上駆動系への回転力の伝達も断たれるようになつ
ている。即ち、復動用ばね33に抗して巻戻釦32を押し込
みスプロケット軸18を上昇させると、同軸に固定されて
スプロケット19の嵌合孔19aにばね34の弾力により嵌合
している結合部材35も上昇し、スプロケット19との結合
を断つと共に、スプロケット軸18に固定されている上記
ギヤー20も上昇するので同ギヤー20とアイドルギヤー21
との連結も断たれる。従って、スプロケット19およびス
プール1はフリーとなり、フィルムの巻戻は円滑に行な
われる。なお、スプロケット軸18の下部と下ギヤー17と
の連結は、スプロケット軸18の下ギヤー17への結合軸部
が断面小判形状に形成されていて、スプロケット軸18は
軸方向に移動でき、ギヤー17の回転のみが軸18に伝達さ
れるようになっている。
次に、絞り自動制御駆動系への動力の伝達は前記遊星ギ
ヤー9が公転し、絞り駆動ギヤー36にかみ合うことによ
り行なわれる。上記ギヤー36にはアイドルギヤー37かか
み合っており、このギヤー37にはギヤー38がかみ合って
いて、同ギヤー38にはギヤー39がかみ合っている。この
ギヤー39は平歯車で形成されており、同ギヤー39には傘
歯車40が一体に取り付けられていて、同傘歯車40には傘
歯車41(第2図参照)がかみ合っている。この傘歯車41
には平歯車42が一体に取り付けられており、同歯車42に
は連結ギヤー43bがかみ合っている。このギヤー43bはス
リップクラッチ(図示されず)のクラッチ軸43(第2図
参照)を介して絞りギヤー43aに回転力を伝達する。そ
して、絞りギヤー43aは絞り駆動環44の外周に刻設され
たギヤー44aにかみ合っている。このギヤー44aにはピニ
オン45がかみ合っている。同ピニオン45はガバナー用の
大径ギヤー46を回転させるようになっており、同ギヤー
46は更にガバナー用ギヤー47を回転させるようになって
いる。このギヤー47にはラチェット輪48が一体に取り付
けられている。このラチェット輪48にはラチェットレバ
ー49のラチェット49aが係脱するようになっている。ラ
チェットレバー49は逆L字状のレバーで形成されてお
り、その一腕端に上記ラチェット49aが形成されてい
て、他腕端は下方に延び出して後述する拘束レバー71の
側近に位置している(第2図参照)。このラチェットレ
バー49はその一腕端にマグネット吸着部材50が取り付け
られており、平生は、この吸着部材50が釈放形電磁石5
1、即ち給電反発型のマグネットに吸着されるようにな
っている。そして、絞り駆動環44が回動し、図示されな
い絞り羽根による絞り口径が絞り込まれ、適正絞り値に
なったとき、上記電磁石51に通電せられ、吸着部材50が
反発してラチェットレバー49が回動しラチェット49aが
ラチェット輪48に係止して絞り駆動環44の回動を停止し
て適正絞り開口を得るようになっている。
ヤー9が公転し、絞り駆動ギヤー36にかみ合うことによ
り行なわれる。上記ギヤー36にはアイドルギヤー37かか
み合っており、このギヤー37にはギヤー38がかみ合って
いて、同ギヤー38にはギヤー39がかみ合っている。この
ギヤー39は平歯車で形成されており、同ギヤー39には傘
歯車40が一体に取り付けられていて、同傘歯車40には傘
歯車41(第2図参照)がかみ合っている。この傘歯車41
には平歯車42が一体に取り付けられており、同歯車42に
は連結ギヤー43bがかみ合っている。このギヤー43bはス
リップクラッチ(図示されず)のクラッチ軸43(第2図
参照)を介して絞りギヤー43aに回転力を伝達する。そ
して、絞りギヤー43aは絞り駆動環44の外周に刻設され
たギヤー44aにかみ合っている。このギヤー44aにはピニ
オン45がかみ合っている。同ピニオン45はガバナー用の
大径ギヤー46を回転させるようになっており、同ギヤー
46は更にガバナー用ギヤー47を回転させるようになって
いる。このギヤー47にはラチェット輪48が一体に取り付
けられている。このラチェット輪48にはラチェットレバ
ー49のラチェット49aが係脱するようになっている。ラ
チェットレバー49は逆L字状のレバーで形成されてお
り、その一腕端に上記ラチェット49aが形成されてい
て、他腕端は下方に延び出して後述する拘束レバー71の
側近に位置している(第2図参照)。このラチェットレ
バー49はその一腕端にマグネット吸着部材50が取り付け
られており、平生は、この吸着部材50が釈放形電磁石5
1、即ち給電反発型のマグネットに吸着されるようにな
っている。そして、絞り駆動環44が回動し、図示されな
い絞り羽根による絞り口径が絞り込まれ、適正絞り値に
なったとき、上記電磁石51に通電せられ、吸着部材50が
反発してラチェットレバー49が回動しラチェット49aが
ラチェット輪48に係止して絞り駆動環44の回動を停止し
て適正絞り開口を得るようになっている。
また、この絞り駆動環44の停止時にはギヤー43bの、ギ
ヤー43aに対する回転力の伝達は前述のスリップクラッ
チ(図示されず)によりスリップする。またこのスリッ
プクラッチは絞り駆動環44の停止力により脱出するクラ
ッチを使用してもよく、この脱出クラッチを用いた場合
には、自己復帰用ばねで絞りの開放動作時に自己復帰さ
せればよい。
ヤー43aに対する回転力の伝達は前述のスリップクラッ
チ(図示されず)によりスリップする。またこのスリッ
プクラッチは絞り駆動環44の停止力により脱出するクラ
ッチを使用してもよく、この脱出クラッチを用いた場合
には、自己復帰用ばねで絞りの開放動作時に自己復帰さ
せればよい。
このようにして絞り自動制御は駆動されるが、この動作
に関連してミラーアップ動作が行なわれる。即ち上記平
歯車42の背面がわにはミラーアプ用カム52(第2図参
照)が一体に設けられていて、歯車42の回転に伴ってミ
ラーアップレバー(図示されず)を作動させてミラーア
ップを行なうようになっている。また上記絞り駆動環44
を含む絞り機構および上記ミラーアップレバー等は図示
されない復帰用ばねの弾力により撮影終了後はそれぞれ
ミラーダウン位置および絞り開放位置へ自己復帰するよ
うになっている。
に関連してミラーアップ動作が行なわれる。即ち上記平
歯車42の背面がわにはミラーアプ用カム52(第2図参
照)が一体に設けられていて、歯車42の回転に伴ってミ
ラーアップレバー(図示されず)を作動させてミラーア
ップを行なうようになっている。また上記絞り駆動環44
を含む絞り機構および上記ミラーアップレバー等は図示
されない復帰用ばねの弾力により撮影終了後はそれぞれ
ミラーダウン位置および絞り開放位置へ自己復帰するよ
うになっている。
次に、上記各駆動系の詳細を第2図の平面図によって、
今少し詳しく説明する。
今少し詳しく説明する。
第2図状態はフィルムの巻上が完了し、シャッタがチャ
ージされたリリーズ待ちの状態を示したものである。こ
の状態においては、出力ギヤーである太陽ギヤー8にか
み合う遊星ギヤー9は遊星ギヤークラッチ機構の伝達ギ
ヤー13にかみ合う位置に、その支軸12が第1ストップア
ーム53によって拘束されている。このストップアーム53
は基部を回動自在に支軸54に枢着され、その先端部寄り
の一側縁部には2段の傾斜縁53a,53bを有する切欠部53c
が設けられている。このストップアーム53は上記切欠部
53cが遊星ギヤー9の支軸12の公転軌道O上に位置する
ように、その下側縁部から延び出した腕53dに引張ばね5
5がかけられて支軸54の周りに反時計方向に回動する習
性が与えられている。そして、この回動は上記切欠部53
cが公転軌道O上に位置するようにストップピン56によ
り規制されている。また上記腕53dは巻上検出スイッチS
W1を開閉するようになっている。即ち、フィルムの一こ
まの巻上時(第5図参照)にはストップアーム53の切欠
部53c内の第2傾斜縁53bに当接する位置に支軸12が入り
込むため、ストップアーム53はストップピン56に当接す
る位置に反時計方向に回動し、巻上検出スイッチSW1を
開いているも、一こまのフィルム巻上が終了すると巻止
による過負荷がかかり、遊星ギヤー9はその支軸12が第
2傾斜縁53bから第1傾斜縁53aに移る位置に若干回動す
る。これが回動するとストップアーム53は第2図に示す
ように、支軸54の周りに時計方向に回動するため腕53d
は巻上検出スイッチSW1を閉じ、これによってモータM
の回転を停止する。
ージされたリリーズ待ちの状態を示したものである。こ
の状態においては、出力ギヤーである太陽ギヤー8にか
み合う遊星ギヤー9は遊星ギヤークラッチ機構の伝達ギ
ヤー13にかみ合う位置に、その支軸12が第1ストップア
ーム53によって拘束されている。このストップアーム53
は基部を回動自在に支軸54に枢着され、その先端部寄り
の一側縁部には2段の傾斜縁53a,53bを有する切欠部53c
が設けられている。このストップアーム53は上記切欠部
53cが遊星ギヤー9の支軸12の公転軌道O上に位置する
ように、その下側縁部から延び出した腕53dに引張ばね5
5がかけられて支軸54の周りに反時計方向に回動する習
性が与えられている。そして、この回動は上記切欠部53
cが公転軌道O上に位置するようにストップピン56によ
り規制されている。また上記腕53dは巻上検出スイッチS
W1を開閉するようになっている。即ち、フィルムの一こ
まの巻上時(第5図参照)にはストップアーム53の切欠
部53c内の第2傾斜縁53bに当接する位置に支軸12が入り
込むため、ストップアーム53はストップピン56に当接す
る位置に反時計方向に回動し、巻上検出スイッチSW1を
開いているも、一こまのフィルム巻上が終了すると巻止
による過負荷がかかり、遊星ギヤー9はその支軸12が第
2傾斜縁53bから第1傾斜縁53aに移る位置に若干回動す
る。これが回動するとストップアーム53は第2図に示す
ように、支軸54の周りに時計方向に回動するため腕53d
は巻上検出スイッチSW1を閉じ、これによってモータM
の回転を停止する。
また、遊星ギヤー9のかみ会う上記伝達ギヤー13は不動
支軸57に回転自在に支持されており、同軸57にはくの字
状のキャリアレバー58がその中程の支点を回動自在に枢
着されている。このキャリアレバー58の一腕には伝達ギ
ヤー13にかみ合う前記クラッチギヤー14が支軸によって
保持されており、他腕には伝達ギヤー13にかみ合う前記
クラッチギヤー15が支軸によって保持されている。この
クラッチギヤー15は上記伝達ギヤー13にかみ合うギヤー
15aとフィルムの巻戻時にクラッチの切換により前記巻
戻伝達用ギヤー24にかみ合うギヤー15bとの2段ギヤー
で形成されている。このように構成されている遊星ギヤ
ークラッチ機構は、モータMの正回転時には伝達ギヤー
13が支軸57の周りに反時計方向に回転するので、クラッ
チギヤー14および15は太陽ギヤーである伝達ギヤー13の
周りに反時計方向に回動し、クラッチギヤー14が一回転
ギヤー16にかみ合う。またモータMがフィルム巻戻時に
逆回転すると伝達ギヤー13が時計方向に回転し、これに
よりクラッチが切り換わり、クラッチギヤー14,15を伝
達ギヤー13の周りに時計方向に回動させ、クラッチギヤ
ー15bを巻戻伝達用ギヤー24にかみ合わせる。
支軸57に回転自在に支持されており、同軸57にはくの字
状のキャリアレバー58がその中程の支点を回動自在に枢
着されている。このキャリアレバー58の一腕には伝達ギ
ヤー13にかみ合う前記クラッチギヤー14が支軸によって
保持されており、他腕には伝達ギヤー13にかみ合う前記
クラッチギヤー15が支軸によって保持されている。この
クラッチギヤー15は上記伝達ギヤー13にかみ合うギヤー
15aとフィルムの巻戻時にクラッチの切換により前記巻
戻伝達用ギヤー24にかみ合うギヤー15bとの2段ギヤー
で形成されている。このように構成されている遊星ギヤ
ークラッチ機構は、モータMの正回転時には伝達ギヤー
13が支軸57の周りに反時計方向に回転するので、クラッ
チギヤー14および15は太陽ギヤーである伝達ギヤー13の
周りに反時計方向に回動し、クラッチギヤー14が一回転
ギヤー16にかみ合う。またモータMがフィルム巻戻時に
逆回転すると伝達ギヤー13が時計方向に回転し、これに
よりクラッチが切り換わり、クラッチギヤー14,15を伝
達ギヤー13の周りに時計方向に回動させ、クラッチギヤ
ー15bを巻戻伝達用ギヤー24にかみ合わせる。
上記クラッチギヤー14のかみ合う一回転ギヤー16には、
同ギヤーの一回転を制御する切欠円板59と、中心部から
の半径が漸次大きくなる漸開性の作動カム縁を有するシ
ャッタチャージカム60が同軸上に一体に取り付けられて
いる。上記切欠円板59の切欠59aには巻止レバー61の一
腕端61aが嵌入するようになっている。巻止レバー61は
支軸に回動自在にその支点を枢着されていて、膨出部を
端部に有する他腕61bは係止レバー62の一腕上に延び出
している。そして、この巻止レバー61はその他腕61bに
かけられたコイルばね63の弾力により支軸の周りに反時
計方向に回動する習性を有し、これによって一腕端61a
が切欠59aに嵌入するようになっている。上記係止レバ
ー62は支軸に回動自在にその支点を枢着されていて、上
方に延び出した一腕端には、上記巻止レバー61の他腕61
bを押動するためのピン64が植立されている。また下方
(第2図において)に延び出した他腕62aはシャッタチ
ャージレバー65の一腕65aとコイルばね66によって連結
されていて、同ばね66により引き寄せられた他腕62aが
上記一腕65aに固植されたカム摺接ピン67に当接するこ
とによって係止レバー62の時計方向の回動は阻止されて
いる。また、上記シャッタチャージレバー65は他腕65b
をばね68により引張されていて、支軸の周りに時計方向
に回動する習性が与えられているも、フィルムの巻上げ
られたシャッタチャージ状態においては他腕65bの端部
に固植された半円柱ピン69に阻止レバー70の一腕端の係
止爪70aが係合して、その回動を阻止している。そし
て、この状態においては上記係止レバー62の中程より右
方(第2図において)に突出するように形成されている
係止部62bは拘束レバー71のフック71aに若干の隙間をも
って対峙している。上記拘束レバー71はばね72によって
支軸の周りに時計方向に回動する習性が与えられている
も上記フック71aが上記係止部62bに対峙する位置にスト
ッパーピン73により停止されている。
同ギヤーの一回転を制御する切欠円板59と、中心部から
の半径が漸次大きくなる漸開性の作動カム縁を有するシ
ャッタチャージカム60が同軸上に一体に取り付けられて
いる。上記切欠円板59の切欠59aには巻止レバー61の一
腕端61aが嵌入するようになっている。巻止レバー61は
支軸に回動自在にその支点を枢着されていて、膨出部を
端部に有する他腕61bは係止レバー62の一腕上に延び出
している。そして、この巻止レバー61はその他腕61bに
かけられたコイルばね63の弾力により支軸の周りに反時
計方向に回動する習性を有し、これによって一腕端61a
が切欠59aに嵌入するようになっている。上記係止レバ
ー62は支軸に回動自在にその支点を枢着されていて、上
方に延び出した一腕端には、上記巻止レバー61の他腕61
bを押動するためのピン64が植立されている。また下方
(第2図において)に延び出した他腕62aはシャッタチ
ャージレバー65の一腕65aとコイルばね66によって連結
されていて、同ばね66により引き寄せられた他腕62aが
上記一腕65aに固植されたカム摺接ピン67に当接するこ
とによって係止レバー62の時計方向の回動は阻止されて
いる。また、上記シャッタチャージレバー65は他腕65b
をばね68により引張されていて、支軸の周りに時計方向
に回動する習性が与えられているも、フィルムの巻上げ
られたシャッタチャージ状態においては他腕65bの端部
に固植された半円柱ピン69に阻止レバー70の一腕端の係
止爪70aが係合して、その回動を阻止している。そし
て、この状態においては上記係止レバー62の中程より右
方(第2図において)に突出するように形成されている
係止部62bは拘束レバー71のフック71aに若干の隙間をも
って対峙している。上記拘束レバー71はばね72によって
支軸の周りに時計方向に回動する習性が与えられている
も上記フック71aが上記係止部62bに対峙する位置にスト
ッパーピン73により停止されている。
上記係止レバー62は撮影時に絞りが絞り込まれミラーが
アップした場合、後述する駆動アーム80の作動によりシ
ャッタチャージレバー65の回動が許容されたとき、ばね
66の緊縮弾力によって支軸の周りに時計方向に若干回動
して係止部62bをフック71aに係止させた位置に拘束され
る。上記フック71aは拘束レバー71の一腕端に形成され
ており、他腕端には後述するセット部材によって押動し
拘束レバー71を自己の習性に抗して反時計方向に回動さ
せる押動ピン74が固植されている。また上記阻止レバー
70はばね75によって支軸の周りに時計方向に回動する習
性を有しており、その係止爪70aが半円柱ピン69に係止
する位置にストッパーピン76によって停止されている。
この阻止レバー70の他腕70bにはベルクランク状の連係
レバー77の一腕端に植設されたピン78が圧接しており、
連係レバー77の他腕端77aには後述する駆動アーム80の
先端部が圧接している。
アップした場合、後述する駆動アーム80の作動によりシ
ャッタチャージレバー65の回動が許容されたとき、ばね
66の緊縮弾力によって支軸の周りに時計方向に若干回動
して係止部62bをフック71aに係止させた位置に拘束され
る。上記フック71aは拘束レバー71の一腕端に形成され
ており、他腕端には後述するセット部材によって押動し
拘束レバー71を自己の習性に抗して反時計方向に回動さ
せる押動ピン74が固植されている。また上記阻止レバー
70はばね75によって支軸の周りに時計方向に回動する習
性を有しており、その係止爪70aが半円柱ピン69に係止
する位置にストッパーピン76によって停止されている。
この阻止レバー70の他腕70bにはベルクランク状の連係
レバー77の一腕端に植設されたピン78が圧接しており、
連係レバー77の他腕端77aには後述する駆動アーム80の
先端部が圧接している。
なお、本実施例で採用されているフォーカルプレーンシ
ャッタは縦走式のフォーカルプレーンシャッタであっ
て、その開動作および閉動作は各々マグネット(図示さ
れず)で行なわれるようになっており、上記シャッタチ
ャージレバー65のチャージ作動は露光直前までシャッタ
を係止し、振動等によるシャッタの不測の暴発動作を阻
止するようになっているものである。しかしこのシャッ
タチャージレバー65によって直接シャッタのチャージ部
材を動作させるようにしてもよいこと勿論である。
ャッタは縦走式のフォーカルプレーンシャッタであっ
て、その開動作および閉動作は各々マグネット(図示さ
れず)で行なわれるようになっており、上記シャッタチ
ャージレバー65のチャージ作動は露光直前までシャッタ
を係止し、振動等によるシャッタの不測の暴発動作を阻
止するようになっているものである。しかしこのシャッ
タチャージレバー65によって直接シャッタのチャージ部
材を動作させるようにしてもよいこと勿論である。
そして、遊星ギヤー9の支軸12が第1ストップアーム53
から離間し、公転軌道O上を移動した次の作動位置には
第2ストップアーム81の先端部の傾斜切欠部81aが公転
軌道O上に位置するようになっている。この第2ストッ
プアーム81は支軸79に支点を回動自在に枢着されてい
て、その後部延出腕81bをばね82で引張されることによ
り支軸79の周りに時計方向の回動習性が与えられている
も上記切欠部81aを遊星ギヤー9の支軸12の公転軌道O
上に配置する位置にアーム81が停止するようにストッパ
ーピン83でその回動を阻止されている。そして、この第
2ストップアーム81の切欠部81aによって支軸12がその
公転移動を阻止され、同位置に停止されたときには、遊
星ギヤー9は前述した絞り駆動ギヤー36にかみ合い、絞
り自動制御駆動系へ動力の伝達を行なう。この絞り駆動
系は前述の通りギヤー36〜42,43a,43b,44aからなるギヤ
ートレインで構成されている。また上記平歯車39と傘歯
車40とは一体化されており、その背面にはストッパーピ
ン84が植設されている。このピン84は上記平歯車39およ
び傘歯車40の回動角を規制する役目をするものであっ
て、同両歯車39,40の回動をほぼ一回転弱に規制してい
る。即ち、このストッパーピン84はフィルムが巻上げら
れたシャッタチャージ状態では第2図に示す如く、不動
部材85の一側壁に当接しており、絞り駆動ギヤー36から
の回転力により両歯車39,40が時計方向に回転したとき
には、両歯車39,40のほぼ一回転弱の位置において上記
不動部材85の他側壁に当接して両歯車39,40の回転を阻
止する役目をする。
から離間し、公転軌道O上を移動した次の作動位置には
第2ストップアーム81の先端部の傾斜切欠部81aが公転
軌道O上に位置するようになっている。この第2ストッ
プアーム81は支軸79に支点を回動自在に枢着されてい
て、その後部延出腕81bをばね82で引張されることによ
り支軸79の周りに時計方向の回動習性が与えられている
も上記切欠部81aを遊星ギヤー9の支軸12の公転軌道O
上に配置する位置にアーム81が停止するようにストッパ
ーピン83でその回動を阻止されている。そして、この第
2ストップアーム81の切欠部81aによって支軸12がその
公転移動を阻止され、同位置に停止されたときには、遊
星ギヤー9は前述した絞り駆動ギヤー36にかみ合い、絞
り自動制御駆動系へ動力の伝達を行なう。この絞り駆動
系は前述の通りギヤー36〜42,43a,43b,44aからなるギヤ
ートレインで構成されている。また上記平歯車39と傘歯
車40とは一体化されており、その背面にはストッパーピ
ン84が植設されている。このピン84は上記平歯車39およ
び傘歯車40の回動角を規制する役目をするものであっ
て、同両歯車39,40の回動をほぼ一回転弱に規制してい
る。即ち、このストッパーピン84はフィルムが巻上げら
れたシャッタチャージ状態では第2図に示す如く、不動
部材85の一側壁に当接しており、絞り駆動ギヤー36から
の回転力により両歯車39,40が時計方向に回転したとき
には、両歯車39,40のほぼ一回転弱の位置において上記
不動部材85の他側壁に当接して両歯車39,40の回転を阻
止する役目をする。
そして、このストッパーピン84の回動通路上には、前述
の駆動アーム80の先端縁部が位置している。この駆動ア
ーム80は上記平歯車39と前記連係レバー77との間に先端
部を延び出すL字状のアームで形成されていて、その基
部を前記ギヤー38の支軸に回動自在に枢着されている。
このアーム80の先端縁部には上記ストッパーピン84の回
動通路上の一部に傾斜縁を位置させる突出傾斜縁部80a
が形成されていて、この傾斜縁部80aがストッパーピン8
4の回動通路上に位置するように同アームの先端部をば
ね86で引張し停止ピン87で停止させている。またこの駆
動アーム80の折曲部にはリセット用のピン88が固植され
ている。
の駆動アーム80の先端縁部が位置している。この駆動ア
ーム80は上記平歯車39と前記連係レバー77との間に先端
部を延び出すL字状のアームで形成されていて、その基
部を前記ギヤー38の支軸に回動自在に枢着されている。
このアーム80の先端縁部には上記ストッパーピン84の回
動通路上の一部に傾斜縁を位置させる突出傾斜縁部80a
が形成されていて、この傾斜縁部80aがストッパーピン8
4の回動通路上に位置するように同アームの先端部をば
ね86で引張し停止ピン87で停止させている。またこの駆
動アーム80の折曲部にはリセット用のピン88が固植され
ている。
次に遊星ギヤー9の支軸12が第2ストップアーム81から
離間し、公転軌道O上を矢印a方向に移動した次の作動
位置には、シャッタレリーズレバー89の作動用傾斜先端
部89aが配置されている。このレリーズレバー89はその
支点を支軸90に揺動自在に枢着されていて、その一腕は
支軸12の回動通路上に向けて延び出しており、その先端
部が上記傾斜先端部89aとして形成されている。また他
腕にはスイッチ開閉用折曲部89bが設けられていて、上
記傾斜先端部89aが支軸12に押動されて支軸90の周りに
レリーズレバー89が反時計方向に揺動したときには同折
曲部89bによって常閉性スイッチSW2が開かれ、シャッタ
開作動用のマグネット(図示されず)が作動されてシャ
ッタが開かれるようになっている。
離間し、公転軌道O上を矢印a方向に移動した次の作動
位置には、シャッタレリーズレバー89の作動用傾斜先端
部89aが配置されている。このレリーズレバー89はその
支点を支軸90に揺動自在に枢着されていて、その一腕は
支軸12の回動通路上に向けて延び出しており、その先端
部が上記傾斜先端部89aとして形成されている。また他
腕にはスイッチ開閉用折曲部89bが設けられていて、上
記傾斜先端部89aが支軸12に押動されて支軸90の周りに
レリーズレバー89が反時計方向に揺動したときには同折
曲部89bによって常閉性スイッチSW2が開かれ、シャッタ
開作動用のマグネット(図示されず)が作動されてシャ
ッタが開かれるようになっている。
次に、シャッタが作動せられて露光が終了し、支軸12が
公転軌道O上を矢印a方向に移動して復動する工程にお
いてはリセット部材91が作動するようになっている。こ
のリセット部91は一端部(第2図において左端部)に下
方に折り曲げられた押動片部91aを有する平面形状が略
T字状をなすもので、平面的にみて前記第1ストップア
ーム53を横切る方向に横架されて案内長孔91b,91c(第
4図参照)を案内ピン92a,92bに嵌合され、横方向に移
動自在に配設されている。そしてこのリセット部材91の
他端部(第2図において右端部)には前記駆動アーム80
のリセット用ピン88を押動するための突出片91dと拘束
レバー71の押動ピン74を押すための突出縁部91eと前記
ラチェットレバー49(第1図参照)の下端部を押動する
ための折曲片91fがそれぞれ形成されている。このよう
に横架せられたリセット部材91は、その押動片部91aに
かけられた引張ばね93によって右方(第2図において)
に移動する習性が与えられていて、押動片部91aが前記
支軸12により押し動かされる位置にストッパー94によっ
て停止されている。
公転軌道O上を矢印a方向に移動して復動する工程にお
いてはリセット部材91が作動するようになっている。こ
のリセット部91は一端部(第2図において左端部)に下
方に折り曲げられた押動片部91aを有する平面形状が略
T字状をなすもので、平面的にみて前記第1ストップア
ーム53を横切る方向に横架されて案内長孔91b,91c(第
4図参照)を案内ピン92a,92bに嵌合され、横方向に移
動自在に配設されている。そしてこのリセット部材91の
他端部(第2図において右端部)には前記駆動アーム80
のリセット用ピン88を押動するための突出片91dと拘束
レバー71の押動ピン74を押すための突出縁部91eと前記
ラチェットレバー49(第1図参照)の下端部を押動する
ための折曲片91fがそれぞれ形成されている。このよう
に横架せられたリセット部材91は、その押動片部91aに
かけられた引張ばね93によって右方(第2図において)
に移動する習性が与えられていて、押動片部91aが前記
支軸12により押し動かされる位置にストッパー94によっ
て停止されている。
なお、遊星ギヤー9の公転軌道Oの周囲には、前記イン
ターナルギヤー11を形成するギヤー形成部材11a,11b,11
cがそれぞれ支軸によって揺動自在に配設され、引張ば
ねとストッパーピンとにより各々適正位置に静止するよ
うになっている。
ターナルギヤー11を形成するギヤー形成部材11a,11b,11
cがそれぞれ支軸によって揺動自在に配設され、引張ば
ねとストッパーピンとにより各々適正位置に静止するよ
うになっている。
以上のように各駆動系およびその駆動機構は構成されて
いる。次にその動作について説明する。
いる。次にその動作について説明する。
I)撮影動作 第2図は、フィルムの巻上およびシャッタチャージを終
了したレリーズ待機状態を示している。この状態におい
てレリーズ釦(図示されず)を押下すると、モータM
(第1図参照)が正回転方向に駆動され、出力ギヤーで
ある太陽ギヤー8は反時計方向、遊星ギヤー9は時計方
向、伝達ギヤー13は反時計方向、そしてクラッチギヤー
14は時計方向にそれぞれ回転しようとするが、切欠円板
59の切欠59aに巻止めレバー61が嵌入して一回転ギヤー1
6を拘束しているため、過負荷がかかった状態となり、
遊星ギヤー9は自転しながら公転を開始し、その支軸12
は傾斜縁53aに当接している切欠部53c内から脱出し、公
転軌道O上を矢印a方向に移動し第2ストップアーム81
の傾斜切欠部81aにてその公転が停止されるる。この位
置に支軸12が静止すると、第3図に示すように遊星ギヤ
ー9は絞り駆動ギヤー36にかみ合うので、絞り自動駆動
系に動力が伝達される。そして、平歯車39,傘歯車40お
よびストッパーピン84が矢印方向に回転することによ
り、前記第1図で説明したように自動的に適正絞り値が
制御され、カム52によりミラーアップ動作が行なわれ
る。この動作が終了したときストッパーピン84は駆動ア
ーム80の傾斜縁部80aを押動し、駆動アーム80をばね86
の弾力に抗して支軸の周りに第3図に示すように時計方
向に回動させ、傾斜縁部80aを乗り越えて不動部材85に
当接して両歯車39,40の回転を停止させる。
了したレリーズ待機状態を示している。この状態におい
てレリーズ釦(図示されず)を押下すると、モータM
(第1図参照)が正回転方向に駆動され、出力ギヤーで
ある太陽ギヤー8は反時計方向、遊星ギヤー9は時計方
向、伝達ギヤー13は反時計方向、そしてクラッチギヤー
14は時計方向にそれぞれ回転しようとするが、切欠円板
59の切欠59aに巻止めレバー61が嵌入して一回転ギヤー1
6を拘束しているため、過負荷がかかった状態となり、
遊星ギヤー9は自転しながら公転を開始し、その支軸12
は傾斜縁53aに当接している切欠部53c内から脱出し、公
転軌道O上を矢印a方向に移動し第2ストップアーム81
の傾斜切欠部81aにてその公転が停止されるる。この位
置に支軸12が静止すると、第3図に示すように遊星ギヤ
ー9は絞り駆動ギヤー36にかみ合うので、絞り自動駆動
系に動力が伝達される。そして、平歯車39,傘歯車40お
よびストッパーピン84が矢印方向に回転することによ
り、前記第1図で説明したように自動的に適正絞り値が
制御され、カム52によりミラーアップ動作が行なわれ
る。この動作が終了したときストッパーピン84は駆動ア
ーム80の傾斜縁部80aを押動し、駆動アーム80をばね86
の弾力に抗して支軸の周りに第3図に示すように時計方
向に回動させ、傾斜縁部80aを乗り越えて不動部材85に
当接して両歯車39,40の回転を停止させる。
上記駆動アーム80が時計方向に回動すると、連係レバー
77の他腕77aが押動されるため、同レバー77は支軸の周
りに反時計方向に回動し、そのピン78が阻止レバー70の
他腕70bを押し同レバー70を自己の習性に抗して支軸の
周りに反時計方向に回動させる。すると、その係止爪70
aと半円柱ピン69との係止は解除されるので、シャッタ
チャージレバー65はばね68の弾力により支軸の周りに時
計方向に回動し、カム摺接ピン67をチャージカム60の作
動周面に圧接させる。また、このとき、係止レバー62は
その他腕62aがばね66の緊縮弾力に引張されるため、支
軸の周りに若干時計方向に回動し係止部62bを拘束レバ
ー71のフック71aに係止させる。従って、この状態にお
いてはシャッタの拘束は解除されシャッタ開動作を行な
うマグネットが作動すればシャッタは開動作を行なえる
状態になる。
77の他腕77aが押動されるため、同レバー77は支軸の周
りに反時計方向に回動し、そのピン78が阻止レバー70の
他腕70bを押し同レバー70を自己の習性に抗して支軸の
周りに反時計方向に回動させる。すると、その係止爪70
aと半円柱ピン69との係止は解除されるので、シャッタ
チャージレバー65はばね68の弾力により支軸の周りに時
計方向に回動し、カム摺接ピン67をチャージカム60の作
動周面に圧接させる。また、このとき、係止レバー62は
その他腕62aがばね66の緊縮弾力に引張されるため、支
軸の周りに若干時計方向に回動し係止部62bを拘束レバ
ー71のフック71aに係止させる。従って、この状態にお
いてはシャッタの拘束は解除されシャッタ開動作を行な
うマグネットが作動すればシャッタは開動作を行なえる
状態になる。
また、上記ストッパーピン84が傾斜縁部80aを乗り越え
ると駆動アーム80は初期位置に復動するため、不動部材
85に当接したストッパーピン84はその当接位置に傾斜縁
部80aによって保持される。そして、上記ストッパーピ
ン84が不動部材85に当接し、歯車39,40の回転が停止せ
られると、ギヤー36〜38の回転も停止せられるので、遊
星ギヤー9には過負荷がかかった状態となり、同ギヤー
9は再び自転しながら公転を開始し、傾斜切欠部81aか
ら脱出する。この遊星ギヤー9が公転軌道O上を矢印a
方向(第2図参照)に移動すると、次にシャッタレリー
ズレバー89の傾斜先端部89aを押し、第4図に示す如
く、同レバー89をその支軸90の周りに反時計方向に揺動
させる。すると、折曲部89bによりスイッチSW2が開かれ
るのでシャッタ開作動用マグネットが作動せられ、シャ
ッタが開放される。また、上記スイッチSW2の開動作に
よりモータMは停止される。ここに露光が開始され図示
されない測光回路により適正露光が与えられると、シャ
ッタ閉じ作動用マグネット(図示されず)が働いてシャ
ッタは閉じられ、撮影は終了する。
ると駆動アーム80は初期位置に復動するため、不動部材
85に当接したストッパーピン84はその当接位置に傾斜縁
部80aによって保持される。そして、上記ストッパーピ
ン84が不動部材85に当接し、歯車39,40の回転が停止せ
られると、ギヤー36〜38の回転も停止せられるので、遊
星ギヤー9には過負荷がかかった状態となり、同ギヤー
9は再び自転しながら公転を開始し、傾斜切欠部81aか
ら脱出する。この遊星ギヤー9が公転軌道O上を矢印a
方向(第2図参照)に移動すると、次にシャッタレリー
ズレバー89の傾斜先端部89aを押し、第4図に示す如
く、同レバー89をその支軸90の周りに反時計方向に揺動
させる。すると、折曲部89bによりスイッチSW2が開かれ
るのでシャッタ開作動用マグネットが作動せられ、シャ
ッタが開放される。また、上記スイッチSW2の開動作に
よりモータMは停止される。ここに露光が開始され図示
されない測光回路により適正露光が与えられると、シャ
ッタ閉じ作動用マグネット(図示されず)が働いてシャ
ッタは閉じられ、撮影は終了する。
II)フィルム巻止およびシャッタチャージ動作 露光が終了すると、シャッタの閉成信号が発せられ、こ
れによりモータMは再び正転駆動が開始され、遊星ギヤ
ー9は太陽ギヤー8の周りを自転しながら公転する。そ
して遊星ギヤー9がインターナルギヤー11aからインタ
ーナルギヤー11bにかみ合いが移行すると、第4図に示
すように支軸12はリセット部材91の押動片部91aを押し
動かし、リセット部材91を左方に変位させる。同部材91
が左方に変位すると、その突出片91dがリセット用ピン8
8を押動するので、駆動アーム80は支軸の周りにばね86
の弾力に抗して時計方向に回動し、その傾斜縁部80aを
ストッパーピン84の回動通路から退避させる。これが退
避すると可動反射ミラーの復動用ばねおよび絞り駆動環
44等の復動用ばね(何れも図示されず)の作用により絞
り自動駆動系を構成するギヤートレイン、即ち、ギヤー
36〜43aもそれぞれ復動回転し、ギヤー39,40のピン84が
反時計方向に不動部材85の上側壁に当接するまで回転す
る。またこれと同時に折曲片91fがラチェットレバー49
の下端部を左方に押動するので、同ラチェットレバー49
(第1図参照)は支軸の周りに時計方向に回動し、ラチ
ェット輪48の係止を解除し釈放形電磁石51に吸着部材50
(第1図参照)を吸着させる位置に変位する。また、リ
セット部材91の左方への移動により突出縁部91eによっ
てピン74も押動されるので拘束レバー71は支軸の周りに
ばね72の弾力に抗して反時計方向に回動する。するとフ
ック71aが係止部62bとの係合を解除するから係止レバー
62はばね66の緊縮弾力により支軸の周りに他腕62aがカ
ム摺接ピン67に当接するまで時計方向に回動する。この
係止レバー62が時計方向に回動すると、ピン64が巻止レ
バー61の他腕61bを押動するので、巻止レバー61は支軸
の周りにばね63の弾力に抗して時計方向に回動し、その
一腕端61aは巻止用の切欠円板59の切欠59aから脱出し、
ここにフィルムの一こまの巻上が可能状態となる。
れによりモータMは再び正転駆動が開始され、遊星ギヤ
ー9は太陽ギヤー8の周りを自転しながら公転する。そ
して遊星ギヤー9がインターナルギヤー11aからインタ
ーナルギヤー11bにかみ合いが移行すると、第4図に示
すように支軸12はリセット部材91の押動片部91aを押し
動かし、リセット部材91を左方に変位させる。同部材91
が左方に変位すると、その突出片91dがリセット用ピン8
8を押動するので、駆動アーム80は支軸の周りにばね86
の弾力に抗して時計方向に回動し、その傾斜縁部80aを
ストッパーピン84の回動通路から退避させる。これが退
避すると可動反射ミラーの復動用ばねおよび絞り駆動環
44等の復動用ばね(何れも図示されず)の作用により絞
り自動駆動系を構成するギヤートレイン、即ち、ギヤー
36〜43aもそれぞれ復動回転し、ギヤー39,40のピン84が
反時計方向に不動部材85の上側壁に当接するまで回転す
る。またこれと同時に折曲片91fがラチェットレバー49
の下端部を左方に押動するので、同ラチェットレバー49
(第1図参照)は支軸の周りに時計方向に回動し、ラチ
ェット輪48の係止を解除し釈放形電磁石51に吸着部材50
(第1図参照)を吸着させる位置に変位する。また、リ
セット部材91の左方への移動により突出縁部91eによっ
てピン74も押動されるので拘束レバー71は支軸の周りに
ばね72の弾力に抗して反時計方向に回動する。するとフ
ック71aが係止部62bとの係合を解除するから係止レバー
62はばね66の緊縮弾力により支軸の周りに他腕62aがカ
ム摺接ピン67に当接するまで時計方向に回動する。この
係止レバー62が時計方向に回動すると、ピン64が巻止レ
バー61の他腕61bを押動するので、巻止レバー61は支軸
の周りにばね63の弾力に抗して時計方向に回動し、その
一腕端61aは巻止用の切欠円板59の切欠59aから脱出し、
ここにフィルムの一こまの巻上が可能状態となる。
こののち、支軸12が反時計方向に公転軌道O上をほぼ半
回転する。すると、これに伴ってリセット部材91も右方
に移動し、押動片部91aがストッパーピン94に当接する
初期位置に復動する。これが復動すると、突出片91dも
右方に移動するので駆動アーム80は第2,5図に示す初期
位置に復動する。また折曲片91fはラチェットレバー49
の下端部から離間し、突出縁部91eの右方への移動に伴
って拘束レバー71も自己の習性により時計方向に回動す
る。
回転する。すると、これに伴ってリセット部材91も右方
に移動し、押動片部91aがストッパーピン94に当接する
初期位置に復動する。これが復動すると、突出片91dも
右方に移動するので駆動アーム80は第2,5図に示す初期
位置に復動する。また折曲片91fはラチェットレバー49
の下端部から離間し、突出縁部91eの右方への移動に伴
って拘束レバー71も自己の習性により時計方向に回動す
る。
そして、支軸12が一回転近くにおいて、第1ストップア
ーム53を押動し切欠部53cに対向すると、同ストップア
ーム53はばね55により支軸54の周りに反時計方向に回動
し、切欠部53c内に支軸12を拘束し、遊星ギヤー9の公
転を停止する。このように切欠部53cの第2傾斜縁53bに
当接する位置に支軸12が拘束されると、この位置におい
ては遊星ギヤー9は伝達ギヤー13にかみ合う。従って、
このかみ合いにより撮影済の一こまのフィルムの巻上お
よびシャッタのチャージ動作が行なわれる。
ーム53を押動し切欠部53cに対向すると、同ストップア
ーム53はばね55により支軸54の周りに反時計方向に回動
し、切欠部53c内に支軸12を拘束し、遊星ギヤー9の公
転を停止する。このように切欠部53cの第2傾斜縁53bに
当接する位置に支軸12が拘束されると、この位置におい
ては遊星ギヤー9は伝達ギヤー13にかみ合う。従って、
このかみ合いにより撮影済の一こまのフィルムの巻上お
よびシャッタのチャージ動作が行なわれる。
即ち、第5図に示すように遊星ギヤー9の回転は伝達ギ
ヤー13からクラッチギヤー14を介して一回転ギヤー16
へ、そして同ギヤー16からスプロケット下ギヤー17に伝
達される。一回転ギヤー16が一回転せられると切欠円板
59およびシャッタチャージカム60も一回転する。カム60
が反時計方向に一回転すると、その作動カム縁によって
カム摺接ピン67が押動されるので、チャージレバー65と
係止レバー62とは一体となって支軸の周りに反時計方向
に回動する。そして、半円柱ピン69が阻止レバー70の係
止爪70aに係止される位置に拘束される。また係止レバ
ー62が反時計方向に回動すると、そのピン64は巻止レバ
ー61の他腕61bから離間するので、同レバー61はばね63
の弾力により支軸の周りに反時計方向に回動し、その一
腕端61aを切欠円板59の一回転時に切欠59aに嵌合させ、
切欠円板59を一回転で停止させる。上記一腕端61aは切
欠円板59が一回転をするまで同円板の周面に圧接してい
る。
ヤー13からクラッチギヤー14を介して一回転ギヤー16
へ、そして同ギヤー16からスプロケット下ギヤー17に伝
達される。一回転ギヤー16が一回転せられると切欠円板
59およびシャッタチャージカム60も一回転する。カム60
が反時計方向に一回転すると、その作動カム縁によって
カム摺接ピン67が押動されるので、チャージレバー65と
係止レバー62とは一体となって支軸の周りに反時計方向
に回動する。そして、半円柱ピン69が阻止レバー70の係
止爪70aに係止される位置に拘束される。また係止レバ
ー62が反時計方向に回動すると、そのピン64は巻止レバ
ー61の他腕61bから離間するので、同レバー61はばね63
の弾力により支軸の周りに反時計方向に回動し、その一
腕端61aを切欠円板59の一回転時に切欠59aに嵌合させ、
切欠円板59を一回転で停止させる。上記一腕端61aは切
欠円板59が一回転をするまで同円板の周面に圧接してい
る。
このようにして一回転を制御せられるギヤー16の回転力
が上記ギヤー17に伝達され、同ギヤー17を回転させる
と、この回転は第1図に示すようにスプロケット軸18に
よってスプロケット19を回転させて一こまのフィルムを
輸送すると共に、スプロケット上ギヤー20,アイドルギ
ヤー21,スプールギヤー22を通じてスプール1を回転さ
せるので、スプロケット19によって輸送された一こま分
のフィルムはスプール1に巻き上げられる。このように
してフィルムの巻上が行なわれシャッタのチャージが完
了した時点で、切欠円板59の切欠59aに巻止レバー61の
一腕端が嵌合し一回転ギヤー16の回転を停止するので、
このとき遊星ギヤー9には過負荷がかかった状態とな
る。すると、遊星ギヤー9は再び公転を開始し、その支
軸12が切欠部53c内において第2傾斜縁53bから第1傾斜
縁53aに当接する位置まで若干移動する。これが移動す
ると、第2図に示す如く、第1ストップアーム53は支軸
54の周りに時計方向に若干回動するので、そのスイッチ
開閉腕53dは巻上検出スイッチSW1を閉じ、ここにモータ
Mを停止し、巻上機構および各駆動系は全て第2図の初
期態位に復動する。
が上記ギヤー17に伝達され、同ギヤー17を回転させる
と、この回転は第1図に示すようにスプロケット軸18に
よってスプロケット19を回転させて一こまのフィルムを
輸送すると共に、スプロケット上ギヤー20,アイドルギ
ヤー21,スプールギヤー22を通じてスプール1を回転さ
せるので、スプロケット19によって輸送された一こま分
のフィルムはスプール1に巻き上げられる。このように
してフィルムの巻上が行なわれシャッタのチャージが完
了した時点で、切欠円板59の切欠59aに巻止レバー61の
一腕端が嵌合し一回転ギヤー16の回転を停止するので、
このとき遊星ギヤー9には過負荷がかかった状態とな
る。すると、遊星ギヤー9は再び公転を開始し、その支
軸12が切欠部53c内において第2傾斜縁53bから第1傾斜
縁53aに当接する位置まで若干移動する。これが移動す
ると、第2図に示す如く、第1ストップアーム53は支軸
54の周りに時計方向に若干回動するので、そのスイッチ
開閉腕53dは巻上検出スイッチSW1を閉じ、ここにモータ
Mを停止し、巻上機構および各駆動系は全て第2図の初
期態位に復動する。
なお、連続撮影モータにカメラが設定されている場合に
は、上記巻上検出スイッチSW1が閉じてもモータMは停
止せず、上述の撮影動作およびフィルム巻上シャッタチ
ャージ動作が続行して行なわれるようになっている。
は、上記巻上検出スイッチSW1が閉じてもモータMは停
止せず、上述の撮影動作およびフィルム巻上シャッタチ
ャージ動作が続行して行なわれるようになっている。
III)フィルム巻戻動作 フィルム巻上用スプール1に巻き上げられたフィルムを
パトローネ内に巻戻すには、第1図に示す巻戻釦32を押
し込んで、スプロケット軸18を上昇させ、後述するスプ
ロケット軸ロック機構により、その上昇位置を保持しモ
ータMを逆転させることによって行なわれる。
パトローネ内に巻戻すには、第1図に示す巻戻釦32を押
し込んで、スプロケット軸18を上昇させ、後述するスプ
ロケット軸ロック機構により、その上昇位置を保持しモ
ータMを逆転させることによって行なわれる。
即ち、スプロケット軸18を上昇させると、ばね34に抗し
て結合部材35も上昇し嵌合孔19aとの連結を断つと共
に、スプロケット上ギヤー20も上昇しアイドルギヤー21
との噛合を断つ。従って、スプロケット19とスプール1
とはフリーな状態となる。この状態においてモータMが
逆転を始めると、第6図に示すように太陽ギヤー8は時
計方向に回転する。すると、遊星ギヤー9は反時計方向
に回転し、その支軸12は切欠部53c内において遊星ギヤ
ー9の公転軌道O上を時計方向に若干移動し、第2傾斜
縁53bから離間し下側縁に当接する位置に停止する。こ
の位置で遊星ギヤー9が反時計方向に自転すると、その
回転は伝達ギヤー13に伝わり遊星ギヤークラッチ機構を
切り換え、クラッチギヤー14を一回転ギヤー16から離間
させ、クラッチギヤー15bを巻戻伝達用ギヤー24にかみ
合わせ同ギヤー24を時計方向に回転させる。すると、そ
の回転力はギヤー25〜29からなるギヤートレインを通じ
て巻戻用ギヤー30(第1図参照)を回転させるので、こ
れによりフォーク部材31が回転し、フィルムをパトロー
ネ内に巻戻す。
て結合部材35も上昇し嵌合孔19aとの連結を断つと共
に、スプロケット上ギヤー20も上昇しアイドルギヤー21
との噛合を断つ。従って、スプロケット19とスプール1
とはフリーな状態となる。この状態においてモータMが
逆転を始めると、第6図に示すように太陽ギヤー8は時
計方向に回転する。すると、遊星ギヤー9は反時計方向
に回転し、その支軸12は切欠部53c内において遊星ギヤ
ー9の公転軌道O上を時計方向に若干移動し、第2傾斜
縁53bから離間し下側縁に当接する位置に停止する。こ
の位置で遊星ギヤー9が反時計方向に自転すると、その
回転は伝達ギヤー13に伝わり遊星ギヤークラッチ機構を
切り換え、クラッチギヤー14を一回転ギヤー16から離間
させ、クラッチギヤー15bを巻戻伝達用ギヤー24にかみ
合わせ同ギヤー24を時計方向に回転させる。すると、そ
の回転力はギヤー25〜29からなるギヤートレインを通じ
て巻戻用ギヤー30(第1図参照)を回転させるので、こ
れによりフォーク部材31が回転し、フィルムをパトロー
ネ内に巻戻す。
そして、巻戻が終了すると図示しない検出機構が働いて
モータMが停止し、カメラの裏蓋開放等の信号で巻上モ
ードへリセットされ、巻止がかかったレリーズ待ちの状
態に戻る。
モータMが停止し、カメラの裏蓋開放等の信号で巻上モ
ードへリセットされ、巻止がかかったレリーズ待ちの状
態に戻る。
なお、フィルムの一こま巻上中にフィルムエンドに到達
すると、スプロケット19およびスプール1は停止するの
で遊星ギヤー9は過負荷がかかった状態となり、支軸12
は切欠部53cの内の第2傾斜縁53bの当接位置から第1傾
斜縁53aの当接位置に移動し、第1ストップアーム53は
支軸54の周りに時計方向に揺動する。これが揺動すると
スイッチSW1が閉じるので、これと巻止レバー61が切欠
円板59の切欠59aに嵌合していないことを図示しない巻
止スイッチが検出することによってフィルムエンドが検
知されるようになっている。
すると、スプロケット19およびスプール1は停止するの
で遊星ギヤー9は過負荷がかかった状態となり、支軸12
は切欠部53cの内の第2傾斜縁53bの当接位置から第1傾
斜縁53aの当接位置に移動し、第1ストップアーム53は
支軸54の周りに時計方向に揺動する。これが揺動すると
スイッチSW1が閉じるので、これと巻止レバー61が切欠
円板59の切欠59aに嵌合していないことを図示しない巻
止スイッチが検出することによってフィルムエンドが検
知されるようになっている。
次に、上述のスプロケット軸ロック機構について説明す
ると、このロック機構は第7図〜第10図に示すように構
成されている。即ち、第7図,第8図(a),第8図
(b)に示す如く、スプロケット軸18の上端部寄りには
錠止用の細径段部18aが設けられており、この段部18aよ
りも上方の軸周面に対応してロック部材95のロック片95
aが位置している。上記ロック部材95はその平面形状が
T字状をなしていて、スプロケット軸18の側近に延び出
したロック腕95bの、スプロケット軸18に対向する側面
には上記細径段部18aに嵌合する厚味を持つロック片95a
が一体に形成されている。このロック部材95はその左方
延出腕部95cを支軸96に揺動自在に枢着されて配設され
ており、ロック片95aにかけられた緊縮性のばね97によ
り支軸96の周りに時計方向に回動する習性が与えられて
いるも、平生は上記ロック腕95bが導電性板ばね98の折
曲垂下片98aに係止されることによってその回動が阻止
されている。従って、この状態ではロック片95aはスプ
ロケット軸18に接触しないので、フィルムの巻上時の負
荷になることはない。
ると、このロック機構は第7図〜第10図に示すように構
成されている。即ち、第7図,第8図(a),第8図
(b)に示す如く、スプロケット軸18の上端部寄りには
錠止用の細径段部18aが設けられており、この段部18aよ
りも上方の軸周面に対応してロック部材95のロック片95
aが位置している。上記ロック部材95はその平面形状が
T字状をなしていて、スプロケット軸18の側近に延び出
したロック腕95bの、スプロケット軸18に対向する側面
には上記細径段部18aに嵌合する厚味を持つロック片95a
が一体に形成されている。このロック部材95はその左方
延出腕部95cを支軸96に揺動自在に枢着されて配設され
ており、ロック片95aにかけられた緊縮性のばね97によ
り支軸96の周りに時計方向に回動する習性が与えられて
いるも、平生は上記ロック腕95bが導電性板ばね98の折
曲垂下片98aに係止されることによってその回動が阻止
されている。従って、この状態ではロック片95aはスプ
ロケット軸18に接触しないので、フィルムの巻上時の負
荷になることはない。
また、上記導電性板ばね98は先端部寄りに形成された弯
曲部98bがスプロケット軸18の上端面に圧接するように
なっているほか、その先端部に対向して配設された可動
導電接片99とでリセット完了信号を発生するための常閉
性のスイッチSW4を形成している。そして、ロック部材9
5の右方延出腕部95dとカメラの裏蓋100の突出片100aと
の間にはロック解除レバー101が設けられている。この
レバー101は支軸102に回動自在に枢着され、ばね103に
よって支軸102の周りに時計方向に回動する習性が与え
られているも裏蓋100の閉成時には突出片100aに他腕が
押されることにより、一腕が上記ロック部材95の右方延
出腕部95dから大きく離間した位置に静止している。ま
た上記左方延出腕部95cの側近には保持信号を発生する
常閉性のスイッチSW3が配設されている。
曲部98bがスプロケット軸18の上端面に圧接するように
なっているほか、その先端部に対向して配設された可動
導電接片99とでリセット完了信号を発生するための常閉
性のスイッチSW4を形成している。そして、ロック部材9
5の右方延出腕部95dとカメラの裏蓋100の突出片100aと
の間にはロック解除レバー101が設けられている。この
レバー101は支軸102に回動自在に枢着され、ばね103に
よって支軸102の周りに時計方向に回動する習性が与え
られているも裏蓋100の閉成時には突出片100aに他腕が
押されることにより、一腕が上記ロック部材95の右方延
出腕部95dから大きく離間した位置に静止している。ま
た上記左方延出腕部95cの側近には保持信号を発生する
常閉性のスイッチSW3が配設されている。
以上のようにスプロケット軸ロック機構は構成されてい
る。このように構成されているロック機構においては、
巻戻釦32(第1図参照)が押されスプロケット軸18が上
昇すると、第9図(a)に示す如く、同軸18の上端面で
弯曲部98bが押し上げられるので、スイッチSW4は開放さ
れると共に垂下片98aがロック腕95bの係止を解除する。
これが解除されるとロック部材95は支軸96の周りにばね
97の緊縮弾力により時計方向に回動し、ロック片95aは
スプロケット軸18の周面に圧接する。そして軸18の上昇
に伴って細径段部18aがロック片95aに合致すると、第9
図(b)に示すようにロック片95aは細径段部18aに入り
込んでスプロケット軸18をその上昇位置に錠止する。ロ
ック部材95のこの作動状態においては右方延出腕部95d
はロック解除レバー101の一腕に接近し、左方延出腕部9
5cはスイッチSW3を開放する。またこの状態ではスプロ
ケット軸18とスプロケット19との連動およびスプロケッ
ト上ギヤー20とアイドルギヤー21との連動は断たれてお
り、スイッチSW3の開信号によりモータMが逆転を開始
する。
る。このように構成されているロック機構においては、
巻戻釦32(第1図参照)が押されスプロケット軸18が上
昇すると、第9図(a)に示す如く、同軸18の上端面で
弯曲部98bが押し上げられるので、スイッチSW4は開放さ
れると共に垂下片98aがロック腕95bの係止を解除する。
これが解除されるとロック部材95は支軸96の周りにばね
97の緊縮弾力により時計方向に回動し、ロック片95aは
スプロケット軸18の周面に圧接する。そして軸18の上昇
に伴って細径段部18aがロック片95aに合致すると、第9
図(b)に示すようにロック片95aは細径段部18aに入り
込んでスプロケット軸18をその上昇位置に錠止する。ロ
ック部材95のこの作動状態においては右方延出腕部95d
はロック解除レバー101の一腕に接近し、左方延出腕部9
5cはスイッチSW3を開放する。またこの状態ではスプロ
ケット軸18とスプロケット19との連動およびスプロケッ
ト上ギヤー20とアイドルギヤー21との連動は断たれてお
り、スイッチSW3の開信号によりモータMが逆転を開始
する。
そして、この状態伝達で巻戻が終了し、図示しない巻戻
終了検知機構によりモータMが停止したのち、裏蓋100
を開けると、第10図に示すように突出片100aがロック解
除レバー101から離間し、その拘束を解除するので同レ
バー101はばね103の弾力により支軸102の周りに時計方
向に回動する。これが回動すると解除レバー101の一腕
が右方延出腕部95dを押動するのでロック部材95は支軸9
6の周りに反時計方向に回動し、ロック片95aを細径段部
18aから脱出させる。これが脱出するとスプロケット軸1
8は上昇位置での錠止を解かれるので、自己の習性によ
り降下し初期状態に戻る。
終了検知機構によりモータMが停止したのち、裏蓋100
を開けると、第10図に示すように突出片100aがロック解
除レバー101から離間し、その拘束を解除するので同レ
バー101はばね103の弾力により支軸102の周りに時計方
向に回動する。これが回動すると解除レバー101の一腕
が右方延出腕部95dを押動するのでロック部材95は支軸9
6の周りに反時計方向に回動し、ロック片95aを細径段部
18aから脱出させる。これが脱出するとスプロケット軸1
8は上昇位置での錠止を解かれるので、自己の習性によ
り降下し初期状態に戻る。
しかし、このスプロケット軸18の復動時には同軸は第1
図に示す如く、スプロケット上ギヤー20をアイドルギヤ
ー21に、結合部材35をスプロケット19の嵌合孔19aにそ
れぞれ完全にかみ合わさなければならない。このため、
本ロック機構では上記両者が完全にかみ合うまでモータ
Mを巻上方向に回転させるようになっている。即ち、ロ
ック部材95が反時計方向に回動してスプロケット軸18の
ロックを解くと、スイッチSW3が閉成し、これによって
モータMがフィルム巻上方向に回転しスプロケット軸18
を回転する。そしてスプロケット上ギヤー20がアイドル
ギヤー21に完全にかみ合い、結合部材35がスプロケット
19の嵌合孔19aに完全に嵌合した、スプロケット軸18が
正規の位置に復動した時点でスイッチSW4が閉成しリセ
ット完了信号を発生しモータは停止する。
図に示す如く、スプロケット上ギヤー20をアイドルギヤ
ー21に、結合部材35をスプロケット19の嵌合孔19aにそ
れぞれ完全にかみ合わさなければならない。このため、
本ロック機構では上記両者が完全にかみ合うまでモータ
Mを巻上方向に回転させるようになっている。即ち、ロ
ック部材95が反時計方向に回動してスプロケット軸18の
ロックを解くと、スイッチSW3が閉成し、これによって
モータMがフィルム巻上方向に回転しスプロケット軸18
を回転する。そしてスプロケット上ギヤー20がアイドル
ギヤー21に完全にかみ合い、結合部材35がスプロケット
19の嵌合孔19aに完全に嵌合した、スプロケット軸18が
正規の位置に復動した時点でスイッチSW4が閉成しリセ
ット完了信号を発生しモータは停止する。
また、上記ロック機構では、逆転スタート信号としてス
イッチSW3を用いているがロック部材95の変位を利用し
てモータを切り換えるようにしてもよい。
イッチSW3を用いているがロック部材95の変位を利用し
てモータを切り換えるようにしてもよい。
更に、上述のようにスプロケット軸18の降下時に、上記
モータをフィルム巻上方向に少なくとも一回転弱回転さ
せるようにしたことは、次のような役目を果たすことに
もなる。即ちフィルムエンドに達した場合、一こま分の
フィルムを巻上げきらないうちにフィルムの送りが停止
してしまうと、シャッタのチャージを行なう一回転ギヤ
ー16も一回転を終了しないうちに停止するため、シャッ
タのチャージも中途半端な状態で終了している。従っ
て、上記のようにギヤー等をかみ合わすためにモータM
を巻上方向に回転させると、一回転ギヤー16の残りの回
転を行なわせることができるので、シャッタも完全にチ
ャージさせることができる。
モータをフィルム巻上方向に少なくとも一回転弱回転さ
せるようにしたことは、次のような役目を果たすことに
もなる。即ちフィルムエンドに達した場合、一こま分の
フィルムを巻上げきらないうちにフィルムの送りが停止
してしまうと、シャッタのチャージを行なう一回転ギヤ
ー16も一回転を終了しないうちに停止するため、シャッ
タのチャージも中途半端な状態で終了している。従っ
て、上記のようにギヤー等をかみ合わすためにモータM
を巻上方向に回転させると、一回転ギヤー16の残りの回
転を行なわせることができるので、シャッタも完全にチ
ャージさせることができる。
次に第11図〜第13図は、上記実施例におけるフィルム巻
上駆動系とフィルム巻戻駆動系の切換機構の変形例を示
したものである。上記実施例においては切換機構に遊星
ギヤークラッチ機構を用いたが、一方向クラッチを用い
てもよい。
上駆動系とフィルム巻戻駆動系の切換機構の変形例を示
したものである。上記実施例においては切換機構に遊星
ギヤークラッチ機構を用いたが、一方向クラッチを用い
てもよい。
即ち、第11図に示すように前記一回転ギヤー16を二段ギ
ヤー16a,16bとし、その間に一方向クラッチ105を介在さ
せる。この一方向クラッチ105は周知のものであって、
例えば第12図に示す如く、内輪105Dと外輪105Fとが傾斜
切欠部105A内のボール106および圧縮ばね107で一方向に
のみ連結されるものであり、このようなクラッチを第11
図に示すように、その内輪105Dをモータ駆動がわに、ま
た外輪105Fをスプロケット下ギヤー17にかみ合うギヤー
16aにそれぞれ連結する。このようにすればモータMの
正転時、内輪105Dが反時計方向に回転し、ボール106を
介して外輪105Fに動力が伝達される。このとき角速度ω
とするとωD>ωF(ωD;内輪の角速度、ωF;外輪
の角速度)となり、一方向クラッチ105が作動しフィル
ムを巻上げる。
ヤー16a,16bとし、その間に一方向クラッチ105を介在さ
せる。この一方向クラッチ105は周知のものであって、
例えば第12図に示す如く、内輪105Dと外輪105Fとが傾斜
切欠部105A内のボール106および圧縮ばね107で一方向に
のみ連結されるものであり、このようなクラッチを第11
図に示すように、その内輪105Dをモータ駆動がわに、ま
た外輪105Fをスプロケット下ギヤー17にかみ合うギヤー
16aにそれぞれ連結する。このようにすればモータMの
正転時、内輪105Dが反時計方向に回転し、ボール106を
介して外輪105Fに動力が伝達される。このとき角速度ω
とするとωD>ωF(ωD;内輪の角速度、ωF;外輪
の角速度)となり、一方向クラッチ105が作動しフィル
ムを巻上げる。
また第13図に示すように伝達ギヤー13とギヤー15cとを
連結板108で連結し、ギヤー16bとギヤー13とはアイドル
ギヤー109で連結しておく。すると、フィルムの巻戻
時、即ちモータの逆転時には一方向クラッチ105の内輪1
05Dは時計方向に回転するので、ωD>ωFとすると一
方向クラッチ105はかみ合わず、スプール1およびスプ
ロケット19が一体となってフリーに逆転する。このとき
の周速比差はスプールフリクションにより吸収される。
またシャッタがわの逆転は1度チャージが完了すれば大
きな巻戻負荷になることはない。またシャッタチャージ
レバー65(第2図参照)のカム摺接ピン67を逆転時には
スライドさせてレバー65の逆チャージができないような
構造にすればよい。
連結板108で連結し、ギヤー16bとギヤー13とはアイドル
ギヤー109で連結しておく。すると、フィルムの巻戻
時、即ちモータの逆転時には一方向クラッチ105の内輪1
05Dは時計方向に回転するので、ωD>ωFとすると一
方向クラッチ105はかみ合わず、スプール1およびスプ
ロケット19が一体となってフリーに逆転する。このとき
の周速比差はスプールフリクションにより吸収される。
またシャッタがわの逆転は1度チャージが完了すれば大
きな巻戻負荷になることはない。またシャッタチャージ
レバー65(第2図参照)のカム摺接ピン67を逆転時には
スライドさせてレバー65の逆チャージができないような
構造にすればよい。
また更に、スプロケット19とスプール1の直径比は一般
にスプールの方が大きいので、巻戻の際の角速度はスプ
ロケットの方が大きい。よってスプロケット19とスプー
ル1間にもう一個、一方向クラッチを介在させればスプ
ロケット,スプール共にフリーの状態で巻戻ができる。
にスプールの方が大きいので、巻戻の際の角速度はスプ
ロケットの方が大きい。よってスプロケット19とスプー
ル1間にもう一個、一方向クラッチを介在させればスプ
ロケット,スプール共にフリーの状態で巻戻ができる。
この変形例のように構成しても一個のモータの逆転で自
動巻戻を可能とすることができる。
動巻戻を可能とすることができる。
次に、第14図は巻止のリセット機構の変形例を示したも
のである。上記実施例においては絞りを制御するラチェ
ットレバー49の解除を、リセット部材91の移動により行
なっている。即ち、駆動アーム80,ラチェットレバー49,
拘束レバー71の解除は各々独立に、リセット部材91の移
動により行なうようにした。しかし、これは第14図に示
す如く巻止レバー61を、切欠円板59の切欠59aに係脱す
る第1腕61aと係止レバー62の押動ピン64によって押圧
される第2腕61bと上記ラチェットレバー49の下端部を
押動する第3腕61cとの三腕杆で構成し、拘束レバー71
のフック71aが係止部62bから外れたとき、係止レバー62
のピン64が先づ、第2腕61bを押動し巻止レバー61を時
計方向に回動させ、第1腕61aを切欠59aから脱出させ、
しかるのち第3腕61cによってラチェットレバー49を解
除するという将棋倒し的に順次関連して動作するように
してもよい。第15図はこの巻止リセット機構の変形例の
タイムチャートを示したものである。
のである。上記実施例においては絞りを制御するラチェ
ットレバー49の解除を、リセット部材91の移動により行
なっている。即ち、駆動アーム80,ラチェットレバー49,
拘束レバー71の解除は各々独立に、リセット部材91の移
動により行なうようにした。しかし、これは第14図に示
す如く巻止レバー61を、切欠円板59の切欠59aに係脱す
る第1腕61aと係止レバー62の押動ピン64によって押圧
される第2腕61bと上記ラチェットレバー49の下端部を
押動する第3腕61cとの三腕杆で構成し、拘束レバー71
のフック71aが係止部62bから外れたとき、係止レバー62
のピン64が先づ、第2腕61bを押動し巻止レバー61を時
計方向に回動させ、第1腕61aを切欠59aから脱出させ、
しかるのち第3腕61cによってラチェットレバー49を解
除するという将棋倒し的に順次関連して動作するように
してもよい。第15図はこの巻止リセット機構の変形例の
タイムチャートを示したものである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、一個のモータの正回
転のみで絞りおよびミラーアップ動作の駆動系とフィル
ム巻上,シャッタチャージ動作を行なう駆動系を制御す
ることができるので回路上の制御素子が少なくて済む。
またモータの逆回転でフィルム巻戻駆動系を動作させる
ので巻戻がわの回路はショートブレーキ等の素子が不要
となる。そして、撮影動作とフィルム巻上動作とは一方
向回転のみで行なわれるため、両者のタイムラグも小さ
く、また自動巻戻(オートリターン)も可能となり、更
に絞り、ミラーの駆動系とフィルム巻上駆動系が接近し
ているので機構的なシーケンス化がやり易いという数々
な顕著な効果が発揮される。
転のみで絞りおよびミラーアップ動作の駆動系とフィル
ム巻上,シャッタチャージ動作を行なう駆動系を制御す
ることができるので回路上の制御素子が少なくて済む。
またモータの逆回転でフィルム巻戻駆動系を動作させる
ので巻戻がわの回路はショートブレーキ等の素子が不要
となる。そして、撮影動作とフィルム巻上動作とは一方
向回転のみで行なわれるため、両者のタイムラグも小さ
く、また自動巻戻(オートリターン)も可能となり、更
に絞り、ミラーの駆動系とフィルム巻上駆動系が接近し
ているので機構的なシーケンス化がやり易いという数々
な顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示すモータドライブカメ
ラの各駆動伝達系の線図、 第2図は、各駆動伝達系の詳細な構成を示す平面図、 第3図は、撮影時の絞り自動制御駆動系の動作を示す平
面図、 第4図は、シャッタレリーズ時と巻止解除時の駆動系の
動作を示す平面図、 第5図は、フィルム巻上時の駆動系の動作を示す平面
図、 第6図は、フィルム巻戻時の駆動系の動作を示す平面
図、 第7図は、スプロケット軸のロック機構の分解斜視図、 第8図(a)(b)は、上記第7図のロック機構の正面
図および平面図、 第9図(a)(b)および第10図は、上記ロック機構の
作動態様を示す正面図および平面図、 第11図は、駆動系の切換機構の変形例を示す線図、 第12図は、一方向クラッチの断面図、 第13図は、上記第11図の駆動系切換機構におけるフィル
ム巻戻駆動系を示す平面図、 第14図は、巻止リセット機構の変形例を示す平面図、 第15図は、上記第14図の巻止リセット機構の作動のタイ
ムチャートである。 M……モータ 8……太陽ギヤー 9……遊星ギヤー 13……駆動力伝達ギヤー 53……ストップアーム 53a,53b……係止部
ラの各駆動伝達系の線図、 第2図は、各駆動伝達系の詳細な構成を示す平面図、 第3図は、撮影時の絞り自動制御駆動系の動作を示す平
面図、 第4図は、シャッタレリーズ時と巻止解除時の駆動系の
動作を示す平面図、 第5図は、フィルム巻上時の駆動系の動作を示す平面
図、 第6図は、フィルム巻戻時の駆動系の動作を示す平面
図、 第7図は、スプロケット軸のロック機構の分解斜視図、 第8図(a)(b)は、上記第7図のロック機構の正面
図および平面図、 第9図(a)(b)および第10図は、上記ロック機構の
作動態様を示す正面図および平面図、 第11図は、駆動系の切換機構の変形例を示す線図、 第12図は、一方向クラッチの断面図、 第13図は、上記第11図の駆動系切換機構におけるフィル
ム巻戻駆動系を示す平面図、 第14図は、巻止リセット機構の変形例を示す平面図、 第15図は、上記第14図の巻止リセット機構の作動のタイ
ムチャートである。 M……モータ 8……太陽ギヤー 9……遊星ギヤー 13……駆動力伝達ギヤー 53……ストップアーム 53a,53b……係止部
Claims (1)
- 【請求項1】フィルム巻上げ動作をモータの一方向の回
転で行い、フィルム巻戻し動作をモータの他方向の回転
で行うモータドライブカメラにおいて、 上記モータの回転により駆動される遊星歯車機構と、 上記遊星歯車機構の遊星歯車と噛合して、該遊星歯車の
回転により駆動力の伝達を、フィルム巻上げ機構とフィ
ルム巻戻し機構とに切り換える切換手段と、 フィルムが一駒だけ巻き上げられるように、上記フィル
ム巻上げ機構を制御する巻上げ制御手段と、 上記モータの一方向の回転時に、上記遊星歯車の駆動力
を上記切換手段に伝達可能な位置で、該遊星歯車の公転
を阻止し、フィルムが一駒だけ巻き上げられた後、該遊
星歯車の公転を可能とする傾斜縁と、上記モータの他方
向の回転時に、上記遊星歯車の公転を阻止し、該遊星歯
車の駆動力を上記切換手段に伝達して上記巻戻し機構を
駆動可能とする下側縁とを形成された切欠部を有するス
トップアームと、 を具備したことを特徴とするモータドライブカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60256135A JPH0731345B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | モ−タドライブカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60256135A JPH0731345B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | モ−タドライブカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62129829A JPS62129829A (ja) | 1987-06-12 |
| JPH0731345B2 true JPH0731345B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=17288385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60256135A Expired - Lifetime JPH0731345B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | モ−タドライブカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731345B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53118119A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-16 | Olympus Optical Co Ltd | Motor drive device of cameras |
| JPS55103528A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-07 | Olympus Optical Co Ltd | Automatic focal length matching device of motor driven camera |
| JPS55134829A (en) * | 1979-04-06 | 1980-10-21 | Olympus Optical Co Ltd | Motor drive camera |
| JPS5794738A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-12 | Olympus Optical Co Ltd | Motor driven camera |
| JPS61286823A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-17 | Kyocera Corp | 一眼レフカメラのモ−タドライブ機構 |
| JPS6242134A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-24 | Canon Inc | カメラ |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60256135A patent/JPH0731345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62129829A (ja) | 1987-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2149929A (en) | Autorewind self-treading camera | |
| JPH0235968B2 (ja) | ||
| US4963905A (en) | Camera | |
| US5870644A (en) | Photographic camera which automatically sets film status indication and closes light lock door | |
| JPH0731345B2 (ja) | モ−タドライブカメラ | |
| JP3234023B2 (ja) | カメラ | |
| JPH071363B2 (ja) | フィルムの巻上・巻戻装置 | |
| JP2712282B2 (ja) | カメラの駆動制御装置 | |
| JPH01287648A (ja) | 作動機構 | |
| JPH0614203Y2 (ja) | カメラのモ−タ−ドライブ装置 | |
| JPH0233225Y2 (ja) | ||
| JPH0320820Y2 (ja) | ||
| JP3043892B2 (ja) | 遊星歯車機構 | |
| JP2641454B2 (ja) | モータ駆動カメラ | |
| JPS6320983Y2 (ja) | ||
| JP2771842B2 (ja) | 歯車駆動機構 | |
| JPH0425525B2 (ja) | ||
| JPS6232774B2 (ja) | ||
| JPH05119375A (ja) | 一眼レフカメラのフイルム給送機構 | |
| JPS61292623A (ja) | カメラ | |
| JPS6053862B2 (ja) | カメラ用モ−タ−ドライブ装置の駆動機構 | |
| JPH01245233A (ja) | カメラのトルク検知装置 | |
| JPH0690385B2 (ja) | モ−タドライブカメラ | |
| JPH07199309A (ja) | カメラの駆動系切換機構 | |
| JPS62157018A (ja) | モ−タドライブカメラ |