JPH07314294A - ならい制御方式 - Google Patents
ならい制御方式Info
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- JPH07314294A JPH07314294A JP10542394A JP10542394A JPH07314294A JP H07314294 A JPH07314294 A JP H07314294A JP 10542394 A JP10542394 A JP 10542394A JP 10542394 A JP10542394 A JP 10542394A JP H07314294 A JPH07314294 A JP H07314294A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 33
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims abstract description 62
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- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モデル面形状をならい測定するためのならい
制御方式において、変化の大きい形状のモデル面形状で
あっても正確なデジタイジングデータを得るようにす
る。 【構成】 トレーサヘッド1がモデル2面をならうと、
ならいデータ格納手段5と位置検出手段3がトレーサヘ
ッド1の位置とスタイラス1aの変位量を所定周期で格
納する。位置増分量算出手段6は、所定周期毎にならい
平面の各軸について位置および変位量を読み取り、位置
の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検出さ
れた値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置増
分量として算出する。移動ベクトル算出手段7は、算出
された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベク
トルを算出し、送り方向決定手段8が、前回の移動区間
の移動ベクトルと前々回の移動区間の移動ベクトルとの
角度差に基づいて今回の移動区間における送り速度方向
を決定し、決定された送り速度方向に基づいてならいを
実行するためトレーサヘッド1の軸移動を軸移動制御手
段9が制御する。
制御方式において、変化の大きい形状のモデル面形状で
あっても正確なデジタイジングデータを得るようにす
る。 【構成】 トレーサヘッド1がモデル2面をならうと、
ならいデータ格納手段5と位置検出手段3がトレーサヘ
ッド1の位置とスタイラス1aの変位量を所定周期で格
納する。位置増分量算出手段6は、所定周期毎にならい
平面の各軸について位置および変位量を読み取り、位置
の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検出さ
れた値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置増
分量として算出する。移動ベクトル算出手段7は、算出
された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベク
トルを算出し、送り方向決定手段8が、前回の移動区間
の移動ベクトルと前々回の移動区間の移動ベクトルとの
角度差に基づいて今回の移動区間における送り速度方向
を決定し、決定された送り速度方向に基づいてならいを
実行するためトレーサヘッド1の軸移動を軸移動制御手
段9が制御する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモデル面形状をならい測
定するためのならい制御方式に関し、特にスタイラスに
よってモデル面形状をならうならい制御方式に関する。
定するためのならい制御方式に関し、特にスタイラスに
よってモデル面形状をならうならい制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はスタイラスをモデル面に接触させ
てモデル面形状をならう従来のならい制御方式を示す図
である。ここでは、ならい平面をX−Z平面にとった場
合を示す。従来のならい制御方式では、モデル72面を
スタイラス71の先端でならっていく際、スタイラス7
1の各軸方向の変位量εx,εy,εzの合成変位量ε
を算出し、この合成変位量εの方向ベクトルをならい平
面に投影した方向ベクトル成分εxzに対して直角方向
をならいの送り方向として算出する。そして、このなら
いの送り速度成分Vtと、その補正値である補正速度成
分Vnとを算出し、送り速度Vsを決定する。この送り
速度Vsは、次式(11),(12)で表される各なら
い平面軸X,Z上の速度成分V1およびV2に分配され
る。
てモデル面形状をならう従来のならい制御方式を示す図
である。ここでは、ならい平面をX−Z平面にとった場
合を示す。従来のならい制御方式では、モデル72面を
スタイラス71の先端でならっていく際、スタイラス7
1の各軸方向の変位量εx,εy,εzの合成変位量ε
を算出し、この合成変位量εの方向ベクトルをならい平
面に投影した方向ベクトル成分εxzに対して直角方向
をならいの送り方向として算出する。そして、このなら
いの送り速度成分Vtと、その補正値である補正速度成
分Vnとを算出し、送り速度Vsを決定する。この送り
速度Vsは、次式(11),(12)で表される各なら
い平面軸X,Z上の速度成分V1およびV2に分配され
る。
【0003】V1=Vt・sinθ −Vn・cosθ ・・・(11) V2=−Vt・cosθ −Vn・sinθ ・・・(12) ここで、θは合成変位量εの方向ベクトル成分εxzの
X軸に対する角度である。また、送り方向正のときVt
>0、スタイラス変位εが基準変位量ε0 より大きいと
きにはVn>0である。
X軸に対する角度である。また、送り方向正のときVt
>0、スタイラス変位εが基準変位量ε0 より大きいと
きにはVn>0である。
【0004】このように速度成分V1およびV2がなら
い制御中は常時求められ、これに従ってスタイラス71
が移動制御される。しかし、このような制御方式では、
合成変位量εの方向ベクトル成分εxzがモデル72面
の方線L11からズレる度に補正速度成分Vnを発生さ
せ、送り速度成分Vtを補正してならい速度Vsを算出
している。この補正はならい制御中は連続して行われる
ので、スタイラス71の軌道に波ができ、デジタイジン
グデータが不正確になる虞があった。
い制御中は常時求められ、これに従ってスタイラス71
が移動制御される。しかし、このような制御方式では、
合成変位量εの方向ベクトル成分εxzがモデル72面
の方線L11からズレる度に補正速度成分Vnを発生さ
せ、送り速度成分Vtを補正してならい速度Vsを算出
している。この補正はならい制御中は連続して行われる
ので、スタイラス71の軌道に波ができ、デジタイジン
グデータが不正確になる虞があった。
【0005】そこで、本願出願人は、所定周期毎になら
い平面の各軸について位置および変位量を検出し、位置
の前回読み出した値からの増分量を変位量で補正して位
置増分量として算出し、算出された位置増分量に基づい
て前回の移動区間の移動ベクトルを算出し、算出された
移動ベクトルを今回の移動区間におけるならい方向とし
てトレーサヘッドの軸移動を制御するようにすることに
より、補正速度成分の発生によるならい送り方向の微小
変動を減少させるようにした発明を出願している(特願
平6−76948号)。
い平面の各軸について位置および変位量を検出し、位置
の前回読み出した値からの増分量を変位量で補正して位
置増分量として算出し、算出された位置増分量に基づい
て前回の移動区間の移動ベクトルを算出し、算出された
移動ベクトルを今回の移動区間におけるならい方向とし
てトレーサヘッドの軸移動を制御するようにすることに
より、補正速度成分の発生によるならい送り方向の微小
変動を減少させるようにした発明を出願している(特願
平6−76948号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術で
は、前回の移動区間の移動ベクトルをそのまま今回の移
動区間での移動ベクトルとしているため、モデル面形状
の変化が大きい場合には、移動区間を小さく設定しない
と正確なデジタイジングデータが得られなかった。
は、前回の移動区間の移動ベクトルをそのまま今回の移
動区間での移動ベクトルとしているため、モデル面形状
の変化が大きい場合には、移動区間を小さく設定しない
と正確なデジタイジングデータが得られなかった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、変化の大きい形状のモデル面形状であっても
正確なデジタイジングデータを得ることのできるならい
制御方式を提供することを目的とする。
のであり、変化の大きい形状のモデル面形状であっても
正確なデジタイジングデータを得ることのできるならい
制御方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、モデル面形状をならい測定するためのな
らい制御方式において、トレーサヘッドの位置を検出す
る位置検出手段と、前記トレーサヘッドに設けられたス
タイラスの変位量を検出する変位量検出手段と、前記検
出された位置および変位量を所定周期で格納するならい
データ格納手段と、前記所定周期毎にならい平面の各軸
について前記位置および変位量を読み取り、前記位置の
前回検出された値からの増分量を前記変位量の前回検出
された値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置
増分量として算出する位置増分量算出手段と、前記算出
された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベク
トルを算出する移動ベクトル算出手段と、前記前回の移
動区間の移動ベクトルと前々回の移動区間の移動ベクト
ルとの角度差に基づいて今回の移動区間における送り速
度方向を決定する送り方向決定手段と、前記決定された
送り速度方向に基づいてならいを実行するため前記トレ
ーサヘッドの軸移動を制御する軸移動制御手段と、を有
することを特徴とするならい制御方式が提供される。
決するために、モデル面形状をならい測定するためのな
らい制御方式において、トレーサヘッドの位置を検出す
る位置検出手段と、前記トレーサヘッドに設けられたス
タイラスの変位量を検出する変位量検出手段と、前記検
出された位置および変位量を所定周期で格納するならい
データ格納手段と、前記所定周期毎にならい平面の各軸
について前記位置および変位量を読み取り、前記位置の
前回検出された値からの増分量を前記変位量の前回検出
された値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置
増分量として算出する位置増分量算出手段と、前記算出
された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベク
トルを算出する移動ベクトル算出手段と、前記前回の移
動区間の移動ベクトルと前々回の移動区間の移動ベクト
ルとの角度差に基づいて今回の移動区間における送り速
度方向を決定する送り方向決定手段と、前記決定された
送り速度方向に基づいてならいを実行するため前記トレ
ーサヘッドの軸移動を制御する軸移動制御手段と、を有
することを特徴とするならい制御方式が提供される。
【0009】
【作用】位置検出手段によりトレーサヘッドの位置を検
出し、トレーサヘッドに設けられたスタイラスの変位量
を変位量検出手段により検出すると、これら検出された
位置および変位量をならいデータ格納手段が所定周期で
格納する。位置増分量算出手段は、所定周期毎にならい
平面の各軸について位置および変位量を読み取り、位置
の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検出さ
れた値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置増
分量として算出する。移動ベクトル算出手段は、算出さ
れた位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベクト
ルを算出する。そして、前回の移動区間の移動ベクトル
と前々回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づい
て送り方向決定手段が今回の移動区間における送り速度
方向を決定し、決定された送り速度方向に基づいてなら
いを実行するためトレーサヘッドの軸移動を軸移動制御
手段が制御する。
出し、トレーサヘッドに設けられたスタイラスの変位量
を変位量検出手段により検出すると、これら検出された
位置および変位量をならいデータ格納手段が所定周期で
格納する。位置増分量算出手段は、所定周期毎にならい
平面の各軸について位置および変位量を読み取り、位置
の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検出さ
れた値からの増分量で補正して前回の移動区間の位置増
分量として算出する。移動ベクトル算出手段は、算出さ
れた位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベクト
ルを算出する。そして、前回の移動区間の移動ベクトル
と前々回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づい
て送り方向決定手段が今回の移動区間における送り速度
方向を決定し、決定された送り速度方向に基づいてなら
いを実行するためトレーサヘッドの軸移動を軸移動制御
手段が制御する。
【0010】これにより、変化の大きい形状のモデル面
であっても、補正速度成分の発生によるならい送り方向
の微小変動を減少させることができ、正確なデジタイジ
ングデータが得られる。
であっても、補正速度成分の発生によるならい送り方向
の微小変動を減少させることができ、正確なデジタイジ
ングデータが得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本実施例のならい制御方式の機能の概念
を示すブロック図である。トレーサヘッド1がモデル2
面をならうと、位置検出手段3がトレーサヘッドの位置
を検出し、変位量検出手段4がトレーサヘッド1に設け
られたスタイラス1aの変位量を検出する。これら検出
された位置および変位量をならいデータ格納手段5が所
定周期で格納する。位置増分量算出手段6は、所定周期
毎にならい平面の各軸について位置および変位量を読み
取り、位置の前回検出された値からの増分量を変位量の
前回検出された値からの増分量で補正して前回の移動区
間の位置増分量として算出する。
明する。図1は本実施例のならい制御方式の機能の概念
を示すブロック図である。トレーサヘッド1がモデル2
面をならうと、位置検出手段3がトレーサヘッドの位置
を検出し、変位量検出手段4がトレーサヘッド1に設け
られたスタイラス1aの変位量を検出する。これら検出
された位置および変位量をならいデータ格納手段5が所
定周期で格納する。位置増分量算出手段6は、所定周期
毎にならい平面の各軸について位置および変位量を読み
取り、位置の前回検出された値からの増分量を変位量の
前回検出された値からの増分量で補正して前回の移動区
間の位置増分量として算出する。
【0012】移動ベクトル算出手段7は、算出された位
置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベクトルを算
出する。そして、前回の移動区間の移動ベクトルと前々
回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づいて送り
方向決定手段8が今回の移動区間における送り速度方向
を決定し、決定された送り速度方向に基づいてならいを
実行するためトレーサヘッドの軸移動を軸移動制御手段
9が制御する。
置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベクトルを算
出する。そして、前回の移動区間の移動ベクトルと前々
回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づいて送り
方向決定手段8が今回の移動区間における送り速度方向
を決定し、決定された送り速度方向に基づいてならいを
実行するためトレーサヘッドの軸移動を軸移動制御手段
9が制御する。
【0013】図2は本発明の一実施例のならい・加工シ
ステムの構成を示すブロック図である。このならい・加
工システムは、主にならい制御装置10とならい工作機
械20とから構成される。ならい制御装置10のプロセ
ッサ11は、バス19を介してROM12に格納された
システムプログラムを読み出し、このシステムプログラ
ムに従ってならい制御装置10全体の動作を制御する。
RAM13には一時的なデータが格納される。不揮発性
メモリ14は、図示されていないバッテリでバックアッ
プされており、CRT/MDIユニット31の図示され
ていないパネル上のキーにより入力されたならいモー
ド、ならい平面、ならい速度等の各種のパラメータが格
納される。また、不揮発性メモリ14には、ならい工作
機械20のトレーサヘッド26で測定したモデル面形状
のデジタイジングデータも格納される。
ステムの構成を示すブロック図である。このならい・加
工システムは、主にならい制御装置10とならい工作機
械20とから構成される。ならい制御装置10のプロセ
ッサ11は、バス19を介してROM12に格納された
システムプログラムを読み出し、このシステムプログラ
ムに従ってならい制御装置10全体の動作を制御する。
RAM13には一時的なデータが格納される。不揮発性
メモリ14は、図示されていないバッテリでバックアッ
プされており、CRT/MDIユニット31の図示され
ていないパネル上のキーにより入力されたならいモー
ド、ならい平面、ならい速度等の各種のパラメータが格
納される。また、不揮発性メモリ14には、ならい工作
機械20のトレーサヘッド26で測定したモデル面形状
のデジタイジングデータも格納される。
【0014】ならい工作機械20に設けられているトレ
ーサヘッド26は、その先端のスタイラス27がモデル
28に接触することにより生じるX軸、Y軸およびZ軸
方向の各変位量εx、εyおよびεzを検出し、その大
きさに応じたアナログ信号をインタフェース(INT)
18に送る。インタフェース18は、送られたアナログ
信号の各変位量εx、εyおよびεzをディジタル信号
に変換してディジタル変換してプロセッサ11側に送
る。
ーサヘッド26は、その先端のスタイラス27がモデル
28に接触することにより生じるX軸、Y軸およびZ軸
方向の各変位量εx、εyおよびεzを検出し、その大
きさに応じたアナログ信号をインタフェース(INT)
18に送る。インタフェース18は、送られたアナログ
信号の各変位量εx、εyおよびεzをディジタル信号
に変換してディジタル変換してプロセッサ11側に送
る。
【0015】プロセッサ11は、変位量εx、εyおよ
びεzと、指令されたならいモード、ならい平面、およ
びならい速度に基づいて、後述する手順により、X軸の
速度指令Vx、Y軸の速度指令Vy、およびZ軸の速度
指令Vzを発生する。これらの速度指令は、それぞれD
/A変換器16x、16yおよび16zでアナログ変換
され、サーボアンプ16x、16yおよび16zに入力
され、その出力によってならい工作機械20のサーボモ
ータ22x、22yおよび22zが駆動される。
びεzと、指令されたならいモード、ならい平面、およ
びならい速度に基づいて、後述する手順により、X軸の
速度指令Vx、Y軸の速度指令Vy、およびZ軸の速度
指令Vzを発生する。これらの速度指令は、それぞれD
/A変換器16x、16yおよび16zでアナログ変換
され、サーボアンプ16x、16yおよび16zに入力
され、その出力によってならい工作機械20のサーボモ
ータ22x、22yおよび22zが駆動される。
【0016】これにより、トレーサヘッド26が移動す
ると共にテーブル21がX軸および紙面と直角なY軸方
向に移動する。このとき、トレーサヘッド26とモデル
28間の相対的位置関係は、一定に保たれるように制御
される。そして、トレーサヘッド26と同じくZ軸制御
されるカッタ24によって、ワーク25にモデル28と
同様の形状の加工が施される。
ると共にテーブル21がX軸および紙面と直角なY軸方
向に移動する。このとき、トレーサヘッド26とモデル
28間の相対的位置関係は、一定に保たれるように制御
される。そして、トレーサヘッド26と同じくZ軸制御
されるカッタ24によって、ワーク25にモデル28と
同様の形状の加工が施される。
【0017】また、サーボモータ22x、22yおよび
22zには、これらが所定量回転する毎にそれぞれ検出
パルスFPx、FPyおよびFPzを発生するパルスコ
ーダ23x、23yおよび23zが設けられている。な
らい制御装置10内の現在位置レジスタ17x、17y
および17zは、検出パルスFPx、FPyおよびFP
zをそれぞれ回転方向に応じてカウントアップ/ダウン
してトレーサヘッド26の現在位置データXa、Yaお
よびZaを求めており、これらの位置データはプロセッ
サ11によって読み取られる。
22zには、これらが所定量回転する毎にそれぞれ検出
パルスFPx、FPyおよびFPzを発生するパルスコ
ーダ23x、23yおよび23zが設けられている。な
らい制御装置10内の現在位置レジスタ17x、17y
および17zは、検出パルスFPx、FPyおよびFP
zをそれぞれ回転方向に応じてカウントアップ/ダウン
してトレーサヘッド26の現在位置データXa、Yaお
よびZaを求めており、これらの位置データはプロセッ
サ11によって読み取られる。
【0018】プロセッサ11は、ならい加工中の状態を
示す画像表示信号等をバス19を介してCRT/MDI
ユニット31に送る。CRT/MDIユニット31で
は、内蔵されたグラフィック制御装置が送られた画像表
示信号を画像データに変換し、図示されていない表示装
置に表示する。この表示装置では、ならい加工の開始に
当たってならい加工の条件の入力操作画面が表示され
る。オペレータは、図示されていないパネル上のキーを
使用して、ならいモード、ならい平面、ならい速度等を
入力指令する。この入力指令されたならいモード、なら
い平面、ならい速度等は、インタフェース32を介して
バス19上に読み込まれ、不揮発性メモリ14に格納さ
れる。
示す画像表示信号等をバス19を介してCRT/MDI
ユニット31に送る。CRT/MDIユニット31で
は、内蔵されたグラフィック制御装置が送られた画像表
示信号を画像データに変換し、図示されていない表示装
置に表示する。この表示装置では、ならい加工の開始に
当たってならい加工の条件の入力操作画面が表示され
る。オペレータは、図示されていないパネル上のキーを
使用して、ならいモード、ならい平面、ならい速度等を
入力指令する。この入力指令されたならいモード、なら
い平面、ならい速度等は、インタフェース32を介して
バス19上に読み込まれ、不揮発性メモリ14に格納さ
れる。
【0019】また、バス19にはインタフェース15を
介して操作盤30が接続されている。操作盤30では、
ならい加工開始指令や停止指令などが行われる。これら
各指令信号は、インタフェース15およびバス19を介
してプロセッサ11に送られる。
介して操作盤30が接続されている。操作盤30では、
ならい加工開始指令や停止指令などが行われる。これら
各指令信号は、インタフェース15およびバス19を介
してプロセッサ11に送られる。
【0020】次に、本実施例のならい制御方式の具体的
な手順を説明する。図3は本実施例のならい制御方式の
機能の具体的な構成を示すブロック図である。トレーサ
ヘッド26は、先端のスタイラス27がモデルに接触す
ることにより生じるX軸、Y軸およびZ軸方向の各変位
量εx、εyおよびεzを検出して、前述のならい制御
装置10のソフトウェア機能である軸制御機能部40に
送る。軸制御機能部40に入力された各変位量εx、ε
yおよびεzは、合成回路41および切換回路42に入
力される。
な手順を説明する。図3は本実施例のならい制御方式の
機能の具体的な構成を示すブロック図である。トレーサ
ヘッド26は、先端のスタイラス27がモデルに接触す
ることにより生じるX軸、Y軸およびZ軸方向の各変位
量εx、εyおよびεzを検出して、前述のならい制御
装置10のソフトウェア機能である軸制御機能部40に
送る。軸制御機能部40に入力された各変位量εx、ε
yおよびεzは、合成回路41および切換回路42に入
力される。
【0021】合成回路41では、各変位量εx、εyお
よびεzから合成変位量ε(ε=(εx2 +εy2 +ε
z2 )1/2 )を求めて演算器43に入力する。演算器4
3は、合成変位量εと予め設定された基準変位量ε0と
の差分Δε(Δε=ε−ε0)を演算して速度成分発生
回路44および45に入力する。速度成分発生回路44
は、差分Δεに基づいてスタイラス変位方向に対して直
角方向の送り速度成分(接線方向速度成分)Vtを発生
し、分配回路46に送る。また、速度成分発生回路45
は、差分Δεに比例させて、スタイラス変位方向の送り
速度成分(法線方向速度成分)である補正速度成分Vn
を発生し、分配回路46に送る。
よびεzから合成変位量ε(ε=(εx2 +εy2 +ε
z2 )1/2 )を求めて演算器43に入力する。演算器4
3は、合成変位量εと予め設定された基準変位量ε0と
の差分Δε(Δε=ε−ε0)を演算して速度成分発生
回路44および45に入力する。速度成分発生回路44
は、差分Δεに基づいてスタイラス変位方向に対して直
角方向の送り速度成分(接線方向速度成分)Vtを発生
し、分配回路46に送る。また、速度成分発生回路45
は、差分Δεに比例させて、スタイラス変位方向の送り
速度成分(法線方向速度成分)である補正速度成分Vn
を発生し、分配回路46に送る。
【0022】一方、切り換え回路42では、各変位量ε
x、εyおよびεzの中から予めCRT/MDIユニッ
ト31で入力指令されたならい平面TSを形成する二軸
の変位量ε1、ε2を選択して割出回路47に入力す
る。割出回路47は、ならい動作の開始からトレーサヘ
ッド26が最初の移動区間を越えるまでは、変位量ε1
およびε2を用いた次式(1),(2)に基づいて、割
り出し信号EcおよびEsを求める。
x、εyおよびεzの中から予めCRT/MDIユニッ
ト31で入力指令されたならい平面TSを形成する二軸
の変位量ε1、ε2を選択して割出回路47に入力す
る。割出回路47は、ならい動作の開始からトレーサヘ
ッド26が最初の移動区間を越えるまでは、変位量ε1
およびε2を用いた次式(1),(2)に基づいて、割
り出し信号EcおよびEsを求める。
【0023】Ec=ε1/(ε12 +ε22 )1/2 =cosθ ・・・(1) Es=ε2/(ε12 +ε22 )1/2 =sinθ ・・・(2) ここで、θは、前述した図7におけるεxzがX軸との
間でつくる角度θと同じものである。この場合、ε1が
εxに、ε2がεzに対応している。こうして求められ
たEcおよびEsは、分配回路46に送られる。
間でつくる角度θと同じものである。この場合、ε1が
εxに、ε2がεzに対応している。こうして求められ
たEcおよびEsは、分配回路46に送られる。
【0024】また、割出回路47には、位置検出手段4
9で検出された各モータ22x,22y,22zの現在
の位置のデータが送られる。さらに、割出回路47に
は、トレーサヘッド26がどの移動区間にあるかを知ら
せる切り換え信号CSが入力される。割出回路47は、
送られた位置のデータを読み取り、トレーサヘッド26
が所定距離(例えば1mm)に設定された移動区間を移
動完了する度に、そのときのトレーサヘッド26の位置
およびスタイラス27のならい平面へ投影した変位量ε
1、ε2を記憶する。割出回路47は、トレーサヘッド
26の移動が最初の移動区間を越えて2番目の移動区間
に入った場合には、最初の移動区間でのトレーサヘッド
26の移動ベクトルを算出し、この移動ベクトルを2番
目の移動区間での送り方向とし、それに基づいて割り出
し信号EcおよびEsを算出して出力する。トレーサヘ
ッド26の移動ベクトルは、トレーサヘッド26の位置
の今回と前回の検出値の差分と、スタイラス27の変位
量の今回と前回の検出値の差分とを別個に算出し、各算
出値を加算することにより求める。
9で検出された各モータ22x,22y,22zの現在
の位置のデータが送られる。さらに、割出回路47に
は、トレーサヘッド26がどの移動区間にあるかを知ら
せる切り換え信号CSが入力される。割出回路47は、
送られた位置のデータを読み取り、トレーサヘッド26
が所定距離(例えば1mm)に設定された移動区間を移
動完了する度に、そのときのトレーサヘッド26の位置
およびスタイラス27のならい平面へ投影した変位量ε
1、ε2を記憶する。割出回路47は、トレーサヘッド
26の移動が最初の移動区間を越えて2番目の移動区間
に入った場合には、最初の移動区間でのトレーサヘッド
26の移動ベクトルを算出し、この移動ベクトルを2番
目の移動区間での送り方向とし、それに基づいて割り出
し信号EcおよびEsを算出して出力する。トレーサヘ
ッド26の移動ベクトルは、トレーサヘッド26の位置
の今回と前回の検出値の差分と、スタイラス27の変位
量の今回と前回の検出値の差分とを別個に算出し、各算
出値を加算することにより求める。
【0025】さらに、割出回路47は、ならい動作の開
始からトレーサヘッド26が2番目の移動区間を越えて
定常状態になってからは、以下の手順により割り出し信
号EcおよびEsを求める。
始からトレーサヘッド26が2番目の移動区間を越えて
定常状態になってからは、以下の手順により割り出し信
号EcおよびEsを求める。
【0026】図4は定常時の割り出し信号EcおよびE
sの求め方を示す図である。ここでは、今回の検出時に
おけるトレーサヘッド26の位置をPn 、前回の位置を
Pn-1 、前々回の位置をPn-2 としている。なお、位置
Pn 、Pn-1 およびPn-2 の位置関係は、各検出時にお
けるスタイラス27の変位量を加算して補正したもので
ある。また、ここでは、ならい平面としてX−Z平面の
例を示している。
sの求め方を示す図である。ここでは、今回の検出時に
おけるトレーサヘッド26の位置をPn 、前回の位置を
Pn-1 、前々回の位置をPn-2 としている。なお、位置
Pn 、Pn-1 およびPn-2 の位置関係は、各検出時にお
けるスタイラス27の変位量を加算して補正したもので
ある。また、ここでは、ならい平面としてX−Z平面の
例を示している。
【0027】トレーサヘッド26が位置Pn の位置にく
ると、割出回路47は、位置Pn-2からPn-1 に向かう
移動ベクトルBn2を算出する。また、割出回路47は、
位置Pn-1 からPn に向かう移動ベクトルBn1を算出す
る。なお、移動ベクトルBn2は、前回の移動区間におい
て計算済みなので、RAM13等に記憶しておくことに
より、改めて計算することなく読み出すだけでもよい。
ると、割出回路47は、位置Pn-2からPn-1 に向かう
移動ベクトルBn2を算出する。また、割出回路47は、
位置Pn-1 からPn に向かう移動ベクトルBn1を算出す
る。なお、移動ベクトルBn2は、前回の移動区間におい
て計算済みなので、RAM13等に記憶しておくことに
より、改めて計算することなく読み出すだけでもよい。
【0028】割出回路47は、これら移動ベクトルBn2
および移動ベクトルBn1を算出すると、それぞれのX軸
に対する角度θn-2 およびθn-1 を求め、さらにΔθ=
θn-1 −θn-2 を算出する。そして、前回の移動区間の
移動ベクトルBn1の角度θn-1 にΔθを加算し、これを
今回の移動区間の送り速度成分Vtの移動ベクトルとす
る。すなわち、送り速度成分VtのベクトルのX軸に対
する角度をθn とすると、θn =θn-1 +Δθとなる。
ただし、図4においては、見かけ上|θn |=|θn-1
|−|Δθ|となっている。
および移動ベクトルBn1を算出すると、それぞれのX軸
に対する角度θn-2 およびθn-1 を求め、さらにΔθ=
θn-1 −θn-2 を算出する。そして、前回の移動区間の
移動ベクトルBn1の角度θn-1 にΔθを加算し、これを
今回の移動区間の送り速度成分Vtの移動ベクトルとす
る。すなわち、送り速度成分VtのベクトルのX軸に対
する角度をθn とすると、θn =θn-1 +Δθとなる。
ただし、図4においては、見かけ上|θn |=|θn-1
|−|Δθ|となっている。
【0029】この送り速度成分Vtのベクトルが決定す
ると、図に示すように補正速度成分Vnは、送り速度成
分Vtに対して直角方向に決められる。送り軸をX軸と
した場合、補正速度成分VnのX軸に対する角度をθa
とすると、割り出し信号EcおよびEsはそれぞれ次式
(3)、(4)となる。 Ec=cosθa =−sinθn =−sin(θn-1 +Δθ) =−sinθn-1 ・cosΔθ −cosθn-1 ・sinΔθ =−sinθn-1 ・cos(θn-1 −θn-2 ) −cosθn-1 ・sin(θn-1 −θn-2 ) =−sinθn-1 (cosθn-2 ・cosθn-1 +sinθn-2 ・sinθn-1 ) −cosθn-1 (sinθn-2 ・cosθn-1 −cosθn-2 ・sinθn-1 ) ・・・(3) Es=sinθa =cosθn =cos(θn-1 +Δθ) =cosθn-1 ・cosΔθ −sinθn-1 ・sinΔθ =cosθn-1 ・cos(θn-1 −θn-2 ) −sinθn-1 ・sin(θn-1 −θn-2 ) =cosθn-1 (cosθn-2 ・cosθn-1 +sinθn-2 ・sinθn-1 ) −sinθn-1 (sinθn-2 ・cosθn-1 −cosθn-2 ・sinθn-1 ) ・・・(4) 割出回路47は、これら式(3)、(4)で求めた割り
出し信号EcおよびEsを分配回路46に送る。
ると、図に示すように補正速度成分Vnは、送り速度成
分Vtに対して直角方向に決められる。送り軸をX軸と
した場合、補正速度成分VnのX軸に対する角度をθa
とすると、割り出し信号EcおよびEsはそれぞれ次式
(3)、(4)となる。 Ec=cosθa =−sinθn =−sin(θn-1 +Δθ) =−sinθn-1 ・cosΔθ −cosθn-1 ・sinΔθ =−sinθn-1 ・cos(θn-1 −θn-2 ) −cosθn-1 ・sin(θn-1 −θn-2 ) =−sinθn-1 (cosθn-2 ・cosθn-1 +sinθn-2 ・sinθn-1 ) −cosθn-1 (sinθn-2 ・cosθn-1 −cosθn-2 ・sinθn-1 ) ・・・(3) Es=sinθa =cosθn =cos(θn-1 +Δθ) =cosθn-1 ・cosΔθ −sinθn-1 ・sinΔθ =cosθn-1 ・cos(θn-1 −θn-2 ) −sinθn-1 ・sin(θn-1 −θn-2 ) =cosθn-1 (cosθn-2 ・cosθn-1 +sinθn-2 ・sinθn-1 ) −sinθn-1 (sinθn-2 ・cosθn-1 −cosθn-2 ・sinθn-1 ) ・・・(4) 割出回路47は、これら式(3)、(4)で求めた割り
出し信号EcおよびEsを分配回路46に送る。
【0030】図3に戻り、分配回路46は、割り出し信
号Ec、Es、送り速度成分Vtおよび補正速度成分V
nを用いて次式(5)、(6)を演算する。 V1=Vt×Es+Vn×Ec ・・・(5) V2=−Vt×Ec+Vn×Es ・・・(6) 出力軸選択回路48は、X軸、Y軸およびZ軸のうち予
めCRT/MDIユニット31で入力指令されたならい
平面TSを形成する二軸にこれら速度成分V1およびV
2を対応させ、速度信号Vx、VyおよびVzとして出
力する。図4においては、速度成分V1およびV2は、
それぞれX軸およびZ軸に対応する。出力された速度信
号Vx、VyおよびVzは、サーボアンプ16x、16
yおよび16zによって増幅される。
号Ec、Es、送り速度成分Vtおよび補正速度成分V
nを用いて次式(5)、(6)を演算する。 V1=Vt×Es+Vn×Ec ・・・(5) V2=−Vt×Ec+Vn×Es ・・・(6) 出力軸選択回路48は、X軸、Y軸およびZ軸のうち予
めCRT/MDIユニット31で入力指令されたならい
平面TSを形成する二軸にこれら速度成分V1およびV
2を対応させ、速度信号Vx、VyおよびVzとして出
力する。図4においては、速度成分V1およびV2は、
それぞれX軸およびZ軸に対応する。出力された速度信
号Vx、VyおよびVzは、サーボアンプ16x、16
yおよび16zによって増幅される。
【0031】そして、サーボアンプ16xおよび16y
の出力によってサーボモータ22xおよび22yが駆動
され、図2で示したテーブル21が移動する。また、サ
ーボアンプ16zの出力によってサーボモータ22zが
駆動され、トレーサヘッド26およびカッタ24がZ軸
方向に移動する。この結果、スタイラス26は、速度成
分V1およびV2の合成速度であるならい速度方向にモ
デル28に対して相対的に移動する。
の出力によってサーボモータ22xおよび22yが駆動
され、図2で示したテーブル21が移動する。また、サ
ーボアンプ16zの出力によってサーボモータ22zが
駆動され、トレーサヘッド26およびカッタ24がZ軸
方向に移動する。この結果、スタイラス26は、速度成
分V1およびV2の合成速度であるならい速度方向にモ
デル28に対して相対的に移動する。
【0032】図5は割出回路47の機能部分における基
本処理手順を示すフローチャートである。 〔S1〕トレーサヘッド26がならい動作開始から最初
の移動区間以内にあるか否かを判断し、そうであればス
テップS2に進み、そうでなければステップS3に進
む。 〔S2〕スタイラス26の変位方向と直角の方向を送り
速度成分Vtとするならい制御を実行する。 〔S3〕スタイラス26が2番目の移動区間にあるか否
かを判断し、そうであればステップS4に進み、そうで
なければステップS5に進む。 〔S4〕最初の移動区間でのトレーサヘッド26の移動
方向のベクトルを算出し、このベクトルの延長方向を2
番目の移動区間での送り速度成分Vtとしてならい制御
を実行する。 〔S5〕スタイラス26が所定距離移動する毎に前回の
移動区間の移動方向のベクトルおよび前々回の移動区間
の移動方向のベクトルを演算し、それらの移動ベクトル
に基づいて送り速度成分Vtを演算してならい制御を実
行する。
本処理手順を示すフローチャートである。 〔S1〕トレーサヘッド26がならい動作開始から最初
の移動区間以内にあるか否かを判断し、そうであればス
テップS2に進み、そうでなければステップS3に進
む。 〔S2〕スタイラス26の変位方向と直角の方向を送り
速度成分Vtとするならい制御を実行する。 〔S3〕スタイラス26が2番目の移動区間にあるか否
かを判断し、そうであればステップS4に進み、そうで
なければステップS5に進む。 〔S4〕最初の移動区間でのトレーサヘッド26の移動
方向のベクトルを算出し、このベクトルの延長方向を2
番目の移動区間での送り速度成分Vtとしてならい制御
を実行する。 〔S5〕スタイラス26が所定距離移動する毎に前回の
移動区間の移動方向のベクトルおよび前々回の移動区間
の移動方向のベクトルを演算し、それらの移動ベクトル
に基づいて送り速度成分Vtを演算してならい制御を実
行する。
【0033】図6は図5のステップS5の具体的な処理
を示すフローチャートである。 〔S11〕スタイラス26の前回の移動区間の移動ベク
トルBn1を算出する。 〔S12〕スタイラス26の前々回の移動区間の移動ベ
クトルBn2を算出する。 〔S13〕ベクトルBn1およびベクトルBn2の角度差Δ
θを算出する。 〔S14〕今回の移動区間の送り速度成分Vtのベクト
ルのX軸に対する角度θn =θn-1 +Δθを算出する。 〔S15〕算出されたベクトルに基づいてEcおよびE
sを算出する。 〔S16〕EcおよびEsに基づいて算出した速度成分
V1およびV2によって、今回の移動区間の軸制御を行
う。
を示すフローチャートである。 〔S11〕スタイラス26の前回の移動区間の移動ベク
トルBn1を算出する。 〔S12〕スタイラス26の前々回の移動区間の移動ベ
クトルBn2を算出する。 〔S13〕ベクトルBn1およびベクトルBn2の角度差Δ
θを算出する。 〔S14〕今回の移動区間の送り速度成分Vtのベクト
ルのX軸に対する角度θn =θn-1 +Δθを算出する。 〔S15〕算出されたベクトルに基づいてEcおよびE
sを算出する。 〔S16〕EcおよびEsに基づいて算出した速度成分
V1およびV2によって、今回の移動区間の軸制御を行
う。
【0034】このように、本実施例では、定常状態にお
いては、スタイラス26の前回の移動区間の移動ベクト
ルBn1と前々回の移動区間の移動ベクトルBn2との角度
差Δθを算出し、さらに今回の移動区間の送り速度成分
VtのベクトルのX軸に対する角度θn =θn-1 +Δθ
を算出することによって速度成分V1およびV2を演算
するようにしたので、モデル28面の形状の変化が大き
い場合でも、十分に追従することができ、正確なデジタ
イジングデータを得ることができる。
いては、スタイラス26の前回の移動区間の移動ベクト
ルBn1と前々回の移動区間の移動ベクトルBn2との角度
差Δθを算出し、さらに今回の移動区間の送り速度成分
VtのベクトルのX軸に対する角度θn =θn-1 +Δθ
を算出することによって速度成分V1およびV2を演算
するようにしたので、モデル28面の形状の変化が大き
い場合でも、十分に追従することができ、正確なデジタ
イジングデータを得ることができる。
【0035】また、本実施例では、トレーサヘッド26
が最初の移動区間内にある場合には、従来通りスタイラ
ス26の変位方向と直角の方向を送り速度成分Vtとす
るようにしたので、サンプリングデータがなくても正確
なならい制御が可能である。これは、ならい動作開始以
前は、スタイラス27とモデル28との運動摩擦、静摩
擦がないため、トレーサヘッド27はほぼモデル面に平
行に移動するものと考えられるためである。
が最初の移動区間内にある場合には、従来通りスタイラ
ス26の変位方向と直角の方向を送り速度成分Vtとす
るようにしたので、サンプリングデータがなくても正確
なならい制御が可能である。これは、ならい動作開始以
前は、スタイラス27とモデル28との運動摩擦、静摩
擦がないため、トレーサヘッド27はほぼモデル面に平
行に移動するものと考えられるためである。
【0036】さらに本実施例では、トレーサヘッド26
がならい開始から2番目の移動区間内にある場合には、
最初の移動区間でのトレーサヘッド26の移動方向のベ
クトルを算出し、このベクトルを2番目の移動区間での
送り速度成分Vtとするようにしたので、前々回のデー
タがない移動区間でも正確なならい制御が可能である。
がならい開始から2番目の移動区間内にある場合には、
最初の移動区間でのトレーサヘッド26の移動方向のベ
クトルを算出し、このベクトルを2番目の移動区間での
送り速度成分Vtとするようにしたので、前々回のデー
タがない移動区間でも正確なならい制御が可能である。
【0037】なお、本実施例では、トレーサヘッド26
の位置や変位量を検出する所定周期として、トレーサヘ
ッド26の移動距離が所定距離移動するときと設定した
が、これは所定時間とするようにしてもよい。また、所
定距離の移動の判断においては、トレーサヘッド26の
3次元の合成移動距離であってもよいし、特定の軸方向
への移動距離であってもよい。
の位置や変位量を検出する所定周期として、トレーサヘ
ッド26の移動距離が所定距離移動するときと設定した
が、これは所定時間とするようにしてもよい。また、所
定距離の移動の判断においては、トレーサヘッド26の
3次元の合成移動距離であってもよいし、特定の軸方向
への移動距離であってもよい。
【0038】また、本実施例では、割出回路47におい
て、トレーサヘッド26の位置の今回と前回の検出値の
差分と、スタイラス27の変位量の今回と前回の検出値
の差分とを別個に算出し、各算出値を加算することによ
り移動区間内の位置の正確な増分量を算出するようにし
たが、位置と変位量の今回の各検出値を加算した値と、
位置と変位量の前回の各検出値を加算した値とを別個に
算出し、今回の加算値から前回の加算値を減算するよう
にしてもよい。
て、トレーサヘッド26の位置の今回と前回の検出値の
差分と、スタイラス27の変位量の今回と前回の検出値
の差分とを別個に算出し、各算出値を加算することによ
り移動区間内の位置の正確な増分量を算出するようにし
たが、位置と変位量の今回の各検出値を加算した値と、
位置と変位量の前回の各検出値を加算した値とを別個に
算出し、今回の加算値から前回の加算値を減算するよう
にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、トレー
サヘッドの位置およびスタイラスの変位量所定周期で格
納する一方、所定周期毎にならい平面の各軸について位
置および変位量を読み取り、位置の前回検出された値か
らの増分量を変位量の前回検出された値からの増分量で
補正して前回の移動区間の位置増分量として算出し、算
出された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベ
クトルを算出し、前回の移動区間の移動ベクトルと前々
回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づいて送り
方向決定手段が今回の移動区間における送り速度方向を
決定するようにしたので、変化の大きい形状のモデル面
であっても十分に追従することができ、補正速度成分の
発生によるならい送り方向の微小変動を減少させること
ができる。したがって、正確なデジタイジングデータが
得られる。
サヘッドの位置およびスタイラスの変位量所定周期で格
納する一方、所定周期毎にならい平面の各軸について位
置および変位量を読み取り、位置の前回検出された値か
らの増分量を変位量の前回検出された値からの増分量で
補正して前回の移動区間の位置増分量として算出し、算
出された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動ベ
クトルを算出し、前回の移動区間の移動ベクトルと前々
回の移動区間の移動ベクトルとの角度差に基づいて送り
方向決定手段が今回の移動区間における送り速度方向を
決定するようにしたので、変化の大きい形状のモデル面
であっても十分に追従することができ、補正速度成分の
発生によるならい送り方向の微小変動を減少させること
ができる。したがって、正確なデジタイジングデータが
得られる。
【図1】本実施例のならい制御方式の機能の概念を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のならい・加工システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】本実施例のならい制御方式の機能の具体的な構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】定常時の割り出し信号の求め方を示す図であ
る。
る。
【図5】割出回路の機能部分における基本処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】図5のステップS3の具体的な処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】スタイラスをモデル面に接触させてモデル面形
状をならう従来のならい制御方式を示す図である。
状をならう従来のならい制御方式を示す図である。
1 トレーサヘッド 1a スタイラス 2 モデル 3 位置検出手段 4 変量検出手段 5 ならいデータ格納手段 6 位置増分量算出手段 7 移動ベクトル算出手段 8 ならい方向決定手段 9 軸移動制御手段 10 ならい制御装置 20 ならい工作機械 11 プロセッサ 26 トレーサヘッド 27 スタイラス 28 モデル
Claims (7)
- 【請求項1】 モデル面形状をならい測定するためのな
らい制御方式において、 トレーサヘッドの位置を検出する位置検出手段と、 前記トレーサヘッドに設けられたスタイラスの変位量を
検出する変位量検出手段と、 前記検出された位置および変位量を所定周期で格納する
ならいデータ格納手段と、 前記所定周期毎にならい平面の各軸について前記位置お
よび変位量を読み取り、前記位置の前回検出された値か
らの増分量を前記変位量の前回検出された値からの増分
量で補正して前回の移動区間の位置増分量として算出す
る位置増分量算出手段と、 前記算出された位置増分量に基づいて前回の移動区間の
移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出手段と、 前記前回の移動区間の移動ベクトルと前々回の移動区間
の移動ベクトルとの角度差に基づいて今回の移動区間に
おける送り速度方向を決定する送り方向決定手段と、 前記決定された送り方向に基づいてならいを実行するた
め前記トレーサヘッドの軸移動を制御する軸移動制御手
段と、 を有することを特徴とするならい制御方式。 - 【請求項2】 前記送り方向決定手段は、前記角度差を
前記前回の移動区間の移動ベクトルの角度に加算した角
度の方向を前記今回の移動区間におけるならい方向とす
るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
のならい制御方式。 - 【請求項3】 前記所定周期は前記トレーサヘッドの移
動距離に対応して設定されていることを特徴とする請求
項1記載のならい制御方式。 - 【請求項4】 前記所定周期は前記トレーサヘッドの移
動時間に対応して設定されていることを特徴とする請求
項1記載のならい制御方式。 - 【請求項5】 前記送り方向決定手段は、少なくとも前
記ならい動作の初期状態では、前記スタイラスのならい
平面への投影変位方向と直角の方向を前記ならい方向と
するように構成されていることを特徴とする請求項1記
載のならい制御方式。 - 【請求項6】 前記位置増分量算出手段は、前記位置の
今回と前回の検出値の差分と、前記変位量の今回と前回
の検出値の差分とを別個に算出し、各算出値を加算する
ように構成されていること特徴とする請求項1記載のな
らい制御方式。 - 【請求項7】 前記位置増分量算出手段は、前記位置と
前記変位量の今回の各検出値を加算した値と、前記位置
と前記変位量の前回の各検出値を加算した値とを別個に
算出し、前記今回の加算値から前記前回の加算値を減算
するように構成されていること特徴とする請求項1記載
のならい制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10542394A JPH07314294A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ならい制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10542394A JPH07314294A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ならい制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314294A true JPH07314294A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14407197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10542394A Pending JPH07314294A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ならい制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07314294A (ja) |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10542394A patent/JPH07314294A/ja active Pending
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