JPH07314375A - ロボットハンドフローティングユニット - Google Patents

ロボットハンドフローティングユニット

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JPH07314375A
JPH07314375A JP10734494A JP10734494A JPH07314375A JP H07314375 A JPH07314375 A JP H07314375A JP 10734494 A JP10734494 A JP 10734494A JP 10734494 A JP10734494 A JP 10734494A JP H07314375 A JPH07314375 A JP H07314375A
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロボットハンドフローティングユニットのスラ
イド軸部をユニット中心からずらし、動きの円滑化、高
さ寸法短小化、障害物認識の精度向上を図る。 【構成】ロボットZ軸16側の上プレート1のプレート
中心を外れた位置にリニアスライドブッシュ5,6を設
け、これとあい対してロボットハンド15側の下プレー
ト2にスライド軸3,4を垂設する。スライド軸3,4
は上プレート1と下プレート2間に斥力を与える圧縮コ
イルばね9,10を介し、上プレート1の貫通穴13,
14とリニアスライドブッシュ5,6を挿通し、両プレ
ート間を円滑に接離自在に案内する。ユニットが下降し
ロボットハンド15が障害物19に接触すると上プレー
ト1と下プレート2が接近し、光電センサー遮光板12
が光電センサー11を遮光し、障害物19を認識したこ
とをセンサーケーブル17を介してロボットコントロー
ラに伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フローティング機構、
特に産業用ロボットのアームとロボットハンドとの接続
部に適用しうるフローティング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボットハンドフローティングユ
ニットは、図4に示すように、ロボットのアーム側のロ
ボットZ軸16に連接した上プレート21の中央部分に
一端を固定したスライド軸23と、ロボットハンド15
に連接した下プレート22の中央部分に一端を固定した
リニアスライドブッシュ25と、上プレート21の側面
に固定されたブラケット29に設けられた光電センサー
11と、下プレート22に設けられた光電センサー遮光
板12とからなり、スライド軸23はリニアスライドブ
ッシュ25に挿入され、軸方向に摺動可能である。リニ
アスライドブッシュ25の側面には楕円キー穴26が設
けられており、ここからキー27をスライド軸23に打
ち込み、スライド軸23の軸まわりの回転とリニアスラ
イドブッシュ25からの抜けを無くしている。また圧縮
コイルばね24はリニアスライドブッシュ25とスライ
ド軸23の周囲に設けられ、上プレート21と下プレー
ト22に対し、互いに斥力を与えている。また光電セン
サー遮光板12はこのフローティングユニットが自然長
の時は、光電センサー11を遮光せず、全長が縮むと光
電センサー11を遮光する構造となっている。このフロ
ーティングユニットは、上述したように通常、ロボット
Z軸16とロボットハンド15との間に設けられる。ま
た光電センサー11の信号は、センサーケーブル17を
介してロボットコントローラのI/Oへ接続される。
【0003】次に、図5および図6を用いてこの従来例
の動作を説明する。図5(a)には、このフローティン
グユニット28をロボット20のロボットZ軸16とロ
ボットハンド15の間に設けたところを示している。ロ
ボットZ軸16が下降して障害物19にロボットハンド
15が接触した状態が図5(b)である。図6は図5
(b)におけるフローティングユニット28部分の拡大
図である。
【0004】ロボットハンド15が障害物19に接触す
ると、スライド軸23がリニアスライドブッシュ25に
入り込み、ユニットの全長が短くなる。このとき光電セ
ンサー遮光板12が光電センサー11を遮光し、この信
号がセンサーケーブル17を介してロボットコントロー
ラのI/Oへ伝えられ、障害物19を認識するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のロボットハ
ンドフローティングユニットは、スライド軸とリニアス
ライドブッシュがプレートの中央部に設けられているた
め、軸方向のスライドストロークの長さと全長が比例し
てしまい、軸方向の小型化を図る事が困難であること、
スライド軸とリニアスライドブッシュが1組しか無く、
なおかつキーにて軸まわりの回転方向を固定しているの
で、動きが円滑でなく、がたつきによる精度低下を生じ
やすいこと、強度的に弱いこと、などの問題点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットハンド
フローティングユニットは、ロボットのアーム側に配設
された第1のプレートと、この第1のプレートにあい対
するようにロボットハンド側に配設された第2のプレー
トと、前記第1のプレート上のプレート中心から外れた
位置に立設した少なくとも2個のリニアスライドブッシ
ュと、前記第1のプレートの前記リニアスライドブッシ
ュに対応する位置に穿接した貫通穴と、棒状を呈して前
記第2のプレート上に垂設され前記第1のプレートの下
面側から前記貫通穴と前記リニアスライドブッシュを挿
通し且つ上端に抜け止め部材を有する少なくとも2本の
スライド軸と、前記第1および第2のプレートの間にお
いて前記スライド軸に嵌挿し且つ前記第1および第2の
プレート間に斥力を付与するばね部材と、前記第1のプ
レートの側面に設けられた光電センサーと、前記第2の
プレートの側面に設けられ前記第1および第2のプレー
トが互いに接近したとき前記光電センサーを遮光する遮
光板とを備えている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例のフローティング
ユニットを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、図
2は本実施例のユニットをロボットに取付けた図で、
(a)は動作前、(b)は動作後のユニットの障害物へ
の接触時の状態をそれぞれ示す正面図、図3は図2
(b)における要部を拡大して示す正面図である。
【0009】ロボットのアーム側のロボットZ軸16に
連接した上プレート1には、プレート中心から外れた対
称位置に2個のリニアスライドブッシュ5,6が立設さ
れるとともに、その位置に貫通穴13,14がそれぞれ
明けられ、また上プレート1の側面には光電センサー1
1が設けられている。一方、ロボットハンド15に連接
した下プレート2には、上プレート1のリニアスライド
ブッシュ5,6に対応する位置にスライド軸3,4がそ
れぞれ垂設され、また下プレート2の側面には光電セン
サー遮光板12が設けられている。棒状のスライド軸
3,4は上プレート1の貫通穴13,14を通り抜け、
さらにリニアスライドブッシュ5,6を通り抜け、上端
の溝に抜け止め部材としてのE型止め輪7,8を嵌め
て、上プレート1と下プレート2とを連結している。こ
こで、ばね部材としての圧縮コイルばね9,10がスラ
イド軸3,4の外周に嵌め込まれ、且つ上プレート1と
下プレート2に挟まれるように設けられており、上プレ
ート1と下プレート2に対し互いに斥力を与えるように
加圧している。
【0010】このような本実施例のフローティングユニ
ットは、上述したように通常、ロボットZ軸16とロボ
ットハンド15との間に設けられており、あい対して配
設された上プレート1と下プレート2は、2本のスライ
ド軸3,4を案内とし且つ圧縮コイルばね9,10の斥
力に抗し互いに接離する方向に移動可能である。また光
電センサー11の信号は、センサーケーブル17を介し
てロボットコントローラのI/Oへ接続される。
【0011】次に、このような構成の本実施例の動作を
図2および図3を用いて説明する。図2(a)は、この
フローティングユニット18をロボット20のロボット
Z軸16とロボットハンド15の間に設けたところを示
している。ロボットZ軸16が下降して障害物19にロ
ボットハンド15が接触し、図2(b)の状態となる。
図3は図2(b)におけるフローティングユニット18
部分の拡大図である。
【0012】フローティングユニット18が下降してロ
ボットハンド15が障害物19に接触すると、下プレー
ト2および圧縮コイルばね9,10を介し、スライド軸
3,4が上プレート1のリニアスライドブッシュ5,6
内にさらに入り込み、上プレート1と下プレート2が圧
縮コイルばね9,10の斥力に抗して接近し、両者間の
全長が短くなる。ここで、上プレート1と下プレート2
が互いに接離する方向に動く際には、2本のスライド軸
3,4が案内となるため、動きが極めて円滑になる。上
プレート1と下プレート2が接近したとき、下プレート
2側の光電センサー遮光板12が上プレート1側の光電
センサー11を遮光し、この信号がセンサーケーブル1
7を介してロボットコントローラのI/Oへ伝えられ、
障害物19を認識するようになっている。
【0013】なお本実施例では、スライド軸3,4とリ
ニアスライドブッシュ5,6をプレート中心から外れた
位置にそれぞれ2個設けるように例示したが、これに限
らず、用途や規模に応じて、その数を3個以上としても
よい。
【0014】また本実施例では、スライド軸3,4の抜
け止め部材としてE型止め輪7,8を例示したが、スラ
イド軸3,4に割りピンを嵌入するなど、他の抜け止め
手段を用いてもよい。さらに、上プレート1と下プレー
ト2の間のばね部材として圧縮コイルばね9,10を例
示したが、皿ばねや板ばねなど、他のばね手段を用いて
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スライド
軸とリニアスライドブッシュを複数とし且つプレートへ
の取付を中心位置からずらし、スライド軸がスライドし
たときの軸上部の逃げも設けてあるので、ユニットの全
長を短くできること、複数のスライド軸の案内でプレー
ト間の動きが円滑となり、がたが無く動きの精度が良く
なること、ならびに機構的な剛性が高くなること、など
の効果があり、障害物の認識を支障なく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフローティングユニットを
示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】本発明の一実施例のユニットをロボットに取付
けた図で、(a)は動作前、(b)は動作後の障害物へ
の接触時の状態をそれぞれ示す正面図である。
【図3】図2(b)における要部を拡大して示す正面図
である。
【図4】従来例のフローティングユニットを示す正面図
である。
【図5】従来例をロボットに取付けた図で、(a)は動
作前、(b)は動作後の状態をそれぞれ示す正面図であ
る。
【図6】図5(b)における要部を拡大して示す正面図
である。
【符号の説明】
1 上プレート 2 下プレート 3,4 スライド軸 5,6 リニアスライドブッシュ 7,8 E型止め輪 9,10 圧縮コイルばね 11 光電センサー 12 光電センサー遮光板 13,14 貫通穴 15 ロボットハンド 16 ロボットZ軸 17 センサーケーブル 18 フローティングユニット 19 障害物 20 ロボット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのアーム側に配設された第1の
    プレートと、この第1のプレートにあい対するようにロ
    ボットハンド側に配設された第2のプレートと、前記第
    1のプレート上のプレート中心から外れた位置に立設し
    た少なくとも2個のリニアスライドブッシュと、前記第
    1のプレートの前記リニアスライドブッシュに対応する
    位置に穿設した貫通穴と、棒状を呈して前記第2のプレ
    ート上に垂設され前記第1のプレートの下面側から前記
    貫通穴と前記リニアスライドブッシュを挿通し且つ上端
    に抜け止め部材を有する少なくとも2本のスライド軸
    と、前記第1および第2のプレートの間において前記ス
    ライド軸に嵌挿し且つ前記第1および第2のプレート間
    に斥力を付与するばね部材と、前記第1のプレートの側
    面に設けられた光電センサーと、前記第2のプレートの
    側面に設けられ前記第1および第2のプレートが互いに
    接近したとき前記光電センサーを遮光する遮光板とを備
    えることを特徴とするロボットハンドフローティングユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め部材がE型止め輪であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のロボットハンドフローテ
    ィングユニット。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材が圧縮コイルばねであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のロボットハンドフローテ
    ィングユニット。
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