JPH07317830A - 液封入式防振マウント - Google Patents
液封入式防振マウントInfo
- Publication number
- JPH07317830A JPH07317830A JP10839494A JP10839494A JPH07317830A JP H07317830 A JPH07317830 A JP H07317830A JP 10839494 A JP10839494 A JP 10839494A JP 10839494 A JP10839494 A JP 10839494A JP H07317830 A JPH07317830 A JP H07317830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- vibration
- partition
- liquid
- chambers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 33
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 40
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 19
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 11
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液封入式防振マウントにおけるオリフィス形
成のための仕切り体の構成を簡単にして、オリフィス流
路を長くでき、設計上の自由度が大きく、幅広い特性要
求に対応できるようにする。 【構成】 本体金具1の一方の開口部に防振基体2を、
他方の開口部にダイヤフラム3を取着して形成した液室
4を、仕切り体により複数の室4a,4bに仕切り、こ
れらの室4a,4bをオリフィス5により連通させる。
仕切り体10は、断面略凹形をなしその内部をオリフィ
ス流路5a,5bとして形成した円環状の複数のオリフ
ィス部材11a,11bを積み重ねて構成し、各オリフ
ィス部材11a,11bの内方開口部にゴム等の弾性体
による仕切り壁12a,12bを設けるとともに、それ
ぞれのオリフィス流路5a,5bの一部に該弾性体によ
る塞壁を設け、各オリフィス流路を連通させるてかつ仕
切られた室4a,4bに連通させる連通孔とを設ける。
成のための仕切り体の構成を簡単にして、オリフィス流
路を長くでき、設計上の自由度が大きく、幅広い特性要
求に対応できるようにする。 【構成】 本体金具1の一方の開口部に防振基体2を、
他方の開口部にダイヤフラム3を取着して形成した液室
4を、仕切り体により複数の室4a,4bに仕切り、こ
れらの室4a,4bをオリフィス5により連通させる。
仕切り体10は、断面略凹形をなしその内部をオリフィ
ス流路5a,5bとして形成した円環状の複数のオリフ
ィス部材11a,11bを積み重ねて構成し、各オリフ
ィス部材11a,11bの内方開口部にゴム等の弾性体
による仕切り壁12a,12bを設けるとともに、それ
ぞれのオリフィス流路5a,5bの一部に該弾性体によ
る塞壁を設け、各オリフィス流路を連通させるてかつ仕
切られた室4a,4bに連通させる連通孔とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンやサス
ペンション等の振動発生体を防振的に支承するのに用い
られる液封入式防振マウントに関するものである。
ペンション等の振動発生体を防振的に支承するのに用い
られる液封入式防振マウントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のエンジン等の振動発生体
を、その振動を車体へ伝達させないように支承する防振
マウントとして、振動に対する減衰機能は容積可変の液
室内に封入した液体によって担持させ、振動絶縁機能は
液体封入のための室壁の一部を形成するゴム弾性体から
なる防振基体によって担持させ、低周波振動に対する減
衰効果が大きく、かつ高周波振動に対しても高い振動絶
縁性を有するようにした液封入式防振マウントが知られ
ている。
を、その振動を車体へ伝達させないように支承する防振
マウントとして、振動に対する減衰機能は容積可変の液
室内に封入した液体によって担持させ、振動絶縁機能は
液体封入のための室壁の一部を形成するゴム弾性体から
なる防振基体によって担持させ、低周波振動に対する減
衰効果が大きく、かつ高周波振動に対しても高い振動絶
縁性を有するようにした液封入式防振マウントが知られ
ている。
【0003】図5は、かかる液封入式防振マウントの1
例の主要部の断面図を示している。この防振マウント
は、筒状の本体金具(51)の下部開口部にゴム弾性体
からなる防振基体(52)を、上部開口部にゴム膜から
なるダイヤフラム(53)を、それぞれシール状態に取
着して液体を封入する液室(54)を形成するととも
に、この液室(54)を仕切り体(60)にて複数の
室、例えば図のように2室(54a)(54b)に仕切
り、両室(54a)(54b)をオリフィス(55)に
より連通させて、オリフィス(55)による両室(54
a)(54b)の液流動効果や防振基体(52)の防振
効果により、振動減衰機能と振動絶縁機能を果すように
構成している。(66a)(66b)は各室への連通
孔、(64)は塞壁である。
例の主要部の断面図を示している。この防振マウント
は、筒状の本体金具(51)の下部開口部にゴム弾性体
からなる防振基体(52)を、上部開口部にゴム膜から
なるダイヤフラム(53)を、それぞれシール状態に取
着して液体を封入する液室(54)を形成するととも
に、この液室(54)を仕切り体(60)にて複数の
室、例えば図のように2室(54a)(54b)に仕切
り、両室(54a)(54b)をオリフィス(55)に
より連通させて、オリフィス(55)による両室(54
a)(54b)の液流動効果や防振基体(52)の防振
効果により、振動減衰機能と振動絶縁機能を果すように
構成している。(66a)(66b)は各室への連通
孔、(64)は塞壁である。
【0004】この防振マウントは、例えば本体金具(5
1)が車体側に、防振基体(52)に埋設固定された芯
金具(58)がエンジン等の振動発生体側に固定されて
使用される。
1)が車体側に、防振基体(52)に埋設固定された芯
金具(58)がエンジン等の振動発生体側に固定されて
使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の液封入式防振マ
ウントにおいて、オリフィス(55)は仕切り体(6
0)の外周部に形成されている。すなわち、オリフィス
を形成する仕切り体(60)は、図6のように円形プレ
ートを素材とし、プレス加工や曲げ加工等によりオリフ
ィス形成部(61)と仕切り板部(62)とが一体に形
成されたものよりなる。そのため、オリフィス形成部位
は仕切り体(60)の外周上のみに限られ、そのスペー
スの確保が容易ではなく、特にオリフィス流路を長くす
ることができないことから、設計上において種々の制約
を受け、幅広い特性要求に対応できないきらいがあっ
た。
ウントにおいて、オリフィス(55)は仕切り体(6
0)の外周部に形成されている。すなわち、オリフィス
を形成する仕切り体(60)は、図6のように円形プレ
ートを素材とし、プレス加工や曲げ加工等によりオリフ
ィス形成部(61)と仕切り板部(62)とが一体に形
成されたものよりなる。そのため、オリフィス形成部位
は仕切り体(60)の外周上のみに限られ、そのスペー
スの確保が容易ではなく、特にオリフィス流路を長くす
ることができないことから、設計上において種々の制約
を受け、幅広い特性要求に対応できないきらいがあっ
た。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなしたもので、こ
の種の液封入式防振マウントにおけるオリフィス形成の
ための仕切り体の構成を簡単にして、かつオリフィス流
路を長くとることができ、設計上の自由度が大きく、幅
広い特性要求に対応できるようにしたものである。
の種の液封入式防振マウントにおけるオリフィス形成の
ための仕切り体の構成を簡単にして、かつオリフィス流
路を長くとることができ、設計上の自由度が大きく、幅
広い特性要求に対応できるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴム弾性体か
らなる防振基体が室壁の一部をなす内部の液室を仕切り
体により複数の室に仕切り、これらの室を仕切り体に設
けたオリフィスを介して連通させてなる液封入式防振マ
ウントであり、上記の課題を解決するために次のように
構成したものである。
らなる防振基体が室壁の一部をなす内部の液室を仕切り
体により複数の室に仕切り、これらの室を仕切り体に設
けたオリフィスを介して連通させてなる液封入式防振マ
ウントであり、上記の課題を解決するために次のように
構成したものである。
【0008】すなわち、本発明の防振マウントにおける
仕切り体は、断面略凹形をなし内部をオリフィス流路と
して形成した円環状の複数のオリフィス部材を積重ね構
成してなり、各オリフィス部材には内方開口部を閉塞す
るゴム等の弾性体による仕切り壁が設けられるととも
に、それぞれオリフィス流路の一部に該弾性体による塞
壁が設けられており、積重ねられた各オリフィス部材の
オリフィス流路が一部で連通してかつ両端位置のオリフ
ィス部材から仕切られた室に連通せしめられてなること
を特徴とする。
仕切り体は、断面略凹形をなし内部をオリフィス流路と
して形成した円環状の複数のオリフィス部材を積重ね構
成してなり、各オリフィス部材には内方開口部を閉塞す
るゴム等の弾性体による仕切り壁が設けられるととも
に、それぞれオリフィス流路の一部に該弾性体による塞
壁が設けられており、積重ねられた各オリフィス部材の
オリフィス流路が一部で連通してかつ両端位置のオリフ
ィス部材から仕切られた室に連通せしめられてなること
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成による本発明の液封入式防振マウン
トは、オリフィスを形成する仕切り体が、内方部に仕切
り壁を設けた円環状のオリフィス部材を積み重ね構成し
て、各オリフィス部材の内部のオリフィス流路を連通さ
せて構成したものであるから、オリフィス流路を従来よ
りも長くとることができ、かつその長さの設定も容易で
ある。したがって、このオリフィスによる仕切られた室
相互間の液流動効果と防振基体による防振効果により、
優れた振動減衰および振動絶縁性を発揮する。
トは、オリフィスを形成する仕切り体が、内方部に仕切
り壁を設けた円環状のオリフィス部材を積み重ね構成し
て、各オリフィス部材の内部のオリフィス流路を連通さ
せて構成したものであるから、オリフィス流路を従来よ
りも長くとることができ、かつその長さの設定も容易で
ある。したがって、このオリフィスによる仕切られた室
相互間の液流動効果と防振基体による防振効果により、
優れた振動減衰および振動絶縁性を発揮する。
【0010】またオリフィス部材内方の仕切り壁がゴム
等の弾性体よりなるので、この仕切り壁の弾性変形より
振動を吸収して高周波数域での液圧の上昇を抑えること
ができ、動バネ定数の低減の効果も大きくなる。
等の弾性体よりなるので、この仕切り壁の弾性変形より
振動を吸収して高周波数域での液圧の上昇を抑えること
ができ、動バネ定数の低減の効果も大きくなる。
【0011】しかも、円環状のオリフィス部材の内方開
口部にゴム等の弾性体よりなる仕切り壁を付設成形する
際、これと同時に各オリフィス流路内の塞壁をも一体に
付設できることになる。
口部にゴム等の弾性体よりなる仕切り壁を付設成形する
際、これと同時に各オリフィス流路内の塞壁をも一体に
付設できることになる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0013】図1は、本発明に係る液封入式防振マウン
トの1例を示している。この防振マウントの本体部は、
筒状の本体金具(1)の一方、例えば図のように下部開
口部にゴム弾性体からなる防振基体(2)が、また他方
の上部開口部にゴム膜からなるダイヤフラム(3)が、
それぞれシール状態に取着されて本体内部に液室(4)
が形成されている。この液室(4)は後述のように形成
されている仕切り体(10)により複数の室、例えば図
のように2室(4a)(4b)に仕切り構成されてお
り、この両室(4a)(4b)が仕切り体(10)に有
するオリフィス(5)により連通している。
トの1例を示している。この防振マウントの本体部は、
筒状の本体金具(1)の一方、例えば図のように下部開
口部にゴム弾性体からなる防振基体(2)が、また他方
の上部開口部にゴム膜からなるダイヤフラム(3)が、
それぞれシール状態に取着されて本体内部に液室(4)
が形成されている。この液室(4)は後述のように形成
されている仕切り体(10)により複数の室、例えば図
のように2室(4a)(4b)に仕切り構成されてお
り、この両室(4a)(4b)が仕切り体(10)に有
するオリフィス(5)により連通している。
【0014】しかして、オリフィス(5)を形成する仕
切り体(10)は、図2に示すように、断面略凹形をな
し、かつその内部をオリフィス流路(5a)(5b)と
して形成した円環状の複数のオリフィス部材、例えば図
のように2つのオリフィス部材(11a)(11b)よ
りなり、これらのオリフィス部材(11a)(11b)
が図2(b)のように積み重ね構成されてなる。各オリ
フィス部材(11a)(11b)は、内方開口部にゴム
弾性体よりなる仕切り壁(12a)(12b)が加硫成
形により一体に付設されている。
切り体(10)は、図2に示すように、断面略凹形をな
し、かつその内部をオリフィス流路(5a)(5b)と
して形成した円環状の複数のオリフィス部材、例えば図
のように2つのオリフィス部材(11a)(11b)よ
りなり、これらのオリフィス部材(11a)(11b)
が図2(b)のように積み重ね構成されてなる。各オリ
フィス部材(11a)(11b)は、内方開口部にゴム
弾性体よりなる仕切り壁(12a)(12b)が加硫成
形により一体に付設されている。
【0015】特に、2つのオリフィス部材(11a)
(11b)を積み重ね構成する場合は、上部側の第1の
オリフィス部材(11a)には下端側に、また下部側の
第2のオリフィス部材(11b)には上端側にそれぞれ
仕切り壁(12a)(12b)が設けられ、図1のよう
に両オリフィス部材(11a)(11b)を積み重ね構
成した状態において、仕切り壁(12a)(12b)同
士が対接するように形成されている。もちろん仕切り壁
(12a)(12b)同士の間に空間を保有して積み重
ね構成できるように付設しておくこともできる。
(11b)を積み重ね構成する場合は、上部側の第1の
オリフィス部材(11a)には下端側に、また下部側の
第2のオリフィス部材(11b)には上端側にそれぞれ
仕切り壁(12a)(12b)が設けられ、図1のよう
に両オリフィス部材(11a)(11b)を積み重ね構
成した状態において、仕切り壁(12a)(12b)同
士が対接するように形成されている。もちろん仕切り壁
(12a)(12b)同士の間に空間を保有して積み重
ね構成できるように付設しておくこともできる。
【0016】また前記のゴム弾性体による仕切り壁(1
2a)(12b)の付設成形と同時に、オリフィス流路
(5a)(5b)の一部にそれぞれ流路を塞いで流れを
変えるための塞壁(14a)(14b)が図3および図
4のように一体的に付設されている。
2a)(12b)の付設成形と同時に、オリフィス流路
(5a)(5b)の一部にそれぞれ流路を塞いで流れを
変えるための塞壁(14a)(14b)が図3および図
4のように一体的に付設されている。
【0017】さらに、上側の第1のオリフィス部材(1
1a)の底壁には、オリフィス流路(5a)(5b)を
連通させる連通孔(15)が、主として図のように前記
塞壁(14a)の近傍位置に設けられている。
1a)の底壁には、オリフィス流路(5a)(5b)を
連通させる連通孔(15)が、主として図のように前記
塞壁(14a)の近傍位置に設けられている。
【0018】また前記第1のオリフィス部材(11a)
には、図3のように前記の塞壁(14a)を挟んで前記
連通孔(15)と対向する位置の内壁に、オリフィス流
路(13a)を仕切られた室(4a)(4b)の一方
(図の場合は室4a)に連通させる連通孔(16a)が
設けられている。一方、下側の第2のオリフィス部材
(11b)には、図4のように、前記の塞壁(14a)
(14b)と上下に対応位置させて積み重ねた状態にお
いて塞壁(14b)を挟んで連通孔(15)と対応する
位置の内壁に、仕切られた室(4a)(4b)の他方
(図の場合は室4b)に連通させる連通孔(16b)が
設けられている。
には、図3のように前記の塞壁(14a)を挟んで前記
連通孔(15)と対向する位置の内壁に、オリフィス流
路(13a)を仕切られた室(4a)(4b)の一方
(図の場合は室4a)に連通させる連通孔(16a)が
設けられている。一方、下側の第2のオリフィス部材
(11b)には、図4のように、前記の塞壁(14a)
(14b)と上下に対応位置させて積み重ねた状態にお
いて塞壁(14b)を挟んで連通孔(15)と対応する
位置の内壁に、仕切られた室(4a)(4b)の他方
(図の場合は室4b)に連通させる連通孔(16b)が
設けられている。
【0019】これにより、積み重ねられた両オリフィス
部材(11a)(11b)のオリフィス流路(5a)
(5b)が相互に連通するとともに両室(4a)(4
b)に連通することになり、このオリフィス(5)の長
さを従来より長くすることができる。前記の連通孔(1
5),(16a)(16b)の位置は、オリフィスに要
求される特性等に応じて任意に設定できるが、図のよう
に前記塞壁(14a)(14b)に近い位置に設けた場
合ほど、オリフィス長は長くなる。
部材(11a)(11b)のオリフィス流路(5a)
(5b)が相互に連通するとともに両室(4a)(4
b)に連通することになり、このオリフィス(5)の長
さを従来より長くすることができる。前記の連通孔(1
5),(16a)(16b)の位置は、オリフィスに要
求される特性等に応じて任意に設定できるが、図のよう
に前記塞壁(14a)(14b)に近い位置に設けた場
合ほど、オリフィス長は長くなる。
【0020】また前記両オリフィス部材(11a)(1
1b)の積み重ねにおいて、例えば図3の第1のオリフ
ィス部材(11a)を図4の第2のオリフィス部材(1
1b)に対し反時計回りの方向にずらせて積み重ねるこ
とにより、下側のオリフィス流路(14b)の長さを短
くできる。したがって積み重ねの際の上下のオリフィス
部材の位置を調整することによって、オリフィス(5)
の長さを変更でき、設計上において要求される特性に容
易に対応させることができる。
1b)の積み重ねにおいて、例えば図3の第1のオリフ
ィス部材(11a)を図4の第2のオリフィス部材(1
1b)に対し反時計回りの方向にずらせて積み重ねるこ
とにより、下側のオリフィス流路(14b)の長さを短
くできる。したがって積み重ねの際の上下のオリフィス
部材の位置を調整することによって、オリフィス(5)
の長さを変更でき、設計上において要求される特性に容
易に対応させることができる。
【0021】なお、上側になる第1のオリフィス部材
(11a)には、図1および図2(a)のように上部開
口に塞ぎ板(17a)が溶接手段等により付設される。
(11a)には、図1および図2(a)のように上部開
口に塞ぎ板(17a)が溶接手段等により付設される。
【0022】上記のようにオリフィス部材(11a)
(11b)を積み重ね構成した仕切り体(10)は、図
1のように本体金具(1)の内周に対し前記溝(15)
を液密状態を保持するように嵌着される。
(11b)を積み重ね構成した仕切り体(10)は、図
1のように本体金具(1)の内周に対し前記溝(15)
を液密状態を保持するように嵌着される。
【0023】この嵌着状態を保持する手段として、図示
する実施例の場合、上側のオリフィス部材(11a)の
外壁上縁にフランジ縁(18a)を延成し、このフラン
ジ縁(18a)を本体金具(1)のダイヤフラム取付側
の開口端部(1a)に対しその端縁部のかしめ手段によ
り固着している。必要に応じて、仕切り体(10)と本
体金具(1)との間にシール用ゴムが介設される。
する実施例の場合、上側のオリフィス部材(11a)の
外壁上縁にフランジ縁(18a)を延成し、このフラン
ジ縁(18a)を本体金具(1)のダイヤフラム取付側
の開口端部(1a)に対しその端縁部のかしめ手段によ
り固着している。必要に応じて、仕切り体(10)と本
体金具(1)との間にシール用ゴムが介設される。
【0024】もちろん他の手段により、防振基体(2)
とダイヤフラム(3)との間の本体金具(1)の内周に
対し嵌着して使用することができる。例えば、図5のよ
うに本体金具が上下部材よりなる場合においても同様に
用いることができる。
とダイヤフラム(3)との間の本体金具(1)の内周に
対し嵌着して使用することができる。例えば、図5のよ
うに本体金具が上下部材よりなる場合においても同様に
用いることができる。
【0025】図の(6)はダイヤフラム(3)の外側に
取着した保護カバー、(7)は該保護カバー(6)とダ
イヤフラム(3)との間の空気室である。(8)は前記
防振基体(2)に加硫成形により一体的に埋設固定され
た芯金具である。
取着した保護カバー、(7)は該保護カバー(6)とダ
イヤフラム(3)との間の空気室である。(8)は前記
防振基体(2)に加硫成形により一体的に埋設固定され
た芯金具である。
【0026】上記の防振マウントは、車体側に固定され
るブラケットに本体金具(1)が固定され、また防振基
体(2)に固着された芯金具(8)がエンジン等の振動
発生体側に固定されて使用される。
るブラケットに本体金具(1)が固定され、また防振基
体(2)に固着された芯金具(8)がエンジン等の振動
発生体側に固定されて使用される。
【0027】そして液室(4)内の仕切り体(10)と
して、上記したように円環状のオリフィス部材(11)
(11b)を積み重ねて構成して、両オリフィス部材
(11a)(11b)のオリフィス流路(5a)(5
b)を連通させて、オリフィス(5)の長さを従来より
も長く設定して、要求特性に容易に対応させることがで
きるので、このオリフィス(5)による仕切られた室相
互間の液流動効果と防振基体による防振効果により、優
れた振動減衰および振動絶縁性を発揮する。
して、上記したように円環状のオリフィス部材(11)
(11b)を積み重ねて構成して、両オリフィス部材
(11a)(11b)のオリフィス流路(5a)(5
b)を連通させて、オリフィス(5)の長さを従来より
も長く設定して、要求特性に容易に対応させることがで
きるので、このオリフィス(5)による仕切られた室相
互間の液流動効果と防振基体による防振効果により、優
れた振動減衰および振動絶縁性を発揮する。
【0028】またオリフィス部材(11a)(11b)
内方の仕切り壁(14a)(14b)がゴム等の弾性体
よりなるので、この仕切り壁(14a)(14b)の弾
性変形より振動を吸収して高周波数域での液圧の上昇を
抑えることができ、動バネ定数の低減の効果も大きくな
る。
内方の仕切り壁(14a)(14b)がゴム等の弾性体
よりなるので、この仕切り壁(14a)(14b)の弾
性変形より振動を吸収して高周波数域での液圧の上昇を
抑えることができ、動バネ定数の低減の効果も大きくな
る。
【0029】なお、本発明は、図示する実施例の防振マ
ウントに限らず、筒状の本体金具一方の開口部に防振基
体を、他方にダイヤフラムを取着して液室を形成すると
ともに、該液室を仕切り体により複数の室に仕切り、仕
切られた室をオリフィスにより連通させる構成の液封入
式防振マウントであれば、上記した実施例と同様の仕切
り体を装備しての実施が可能である。
ウントに限らず、筒状の本体金具一方の開口部に防振基
体を、他方にダイヤフラムを取着して液室を形成すると
ともに、該液室を仕切り体により複数の室に仕切り、仕
切られた室をオリフィスにより連通させる構成の液封入
式防振マウントであれば、上記した実施例と同様の仕切
り体を装備しての実施が可能である。
【0030】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、液封入
式防振マウントにおけるオリフィス形成のための仕切り
体を、円環状のオリフィス部材を積み重ねて構成して、
各オリフィス部材のオリフィス流路を連通させることと
したので、そのオリフィス長を従来よりも長く設定し
て、かつその長さの変更が容易であり、スペースの確保
および設計の自由度が大きく、幅広い特性要求に対応で
きる。
式防振マウントにおけるオリフィス形成のための仕切り
体を、円環状のオリフィス部材を積み重ねて構成して、
各オリフィス部材のオリフィス流路を連通させることと
したので、そのオリフィス長を従来よりも長く設定し
て、かつその長さの変更が容易であり、スペースの確保
および設計の自由度が大きく、幅広い特性要求に対応で
きる。
【0031】しかも前記のオリフィスによる液流動時の
共振効果と防振基体による防振効果により、優れた振動
減衰および振動絶縁性を発揮する。特にオリフィス部材
内方のゴム等の弾性体よりなる仕切り壁の作用で、高周
波数域での液圧の上昇を抑えることができ、動バネ定数
の低減の効果も大きくなる。
共振効果と防振基体による防振効果により、優れた振動
減衰および振動絶縁性を発揮する。特にオリフィス部材
内方のゴム等の弾性体よりなる仕切り壁の作用で、高周
波数域での液圧の上昇を抑えることができ、動バネ定数
の低減の効果も大きくなる。
【図1】本発明の1実施例の防振マウントの要部の縦断
面図である。
面図である。
【図2】仕切り体を構成する2つのオリフィス部材を分
離した断面図(a)と積み重ね状態の断面図(b)であ
る。
離した断面図(a)と積み重ね状態の断面図(b)であ
る。
【図3】第1のオリフィス部材の平面図である。
【図4】第2のオリフィス部材の平面図である。
【図5】従来の防振マウントを例示する要部の縦断面図
である。
である。
【図6】従来の仕切り体の平面図(a)と一部欠截正面
図(b)である。
図(b)である。
(1) 本体金具 (1a) 開口端部 (2) 防振基体 (3) ダイヤフラム (4) 液室 (4a)(4b) 仕切られた室 (5) オリフィス (5a)(5b) オリフィス流路 (10) 仕切り体 (11a)(11b) オリフィス部材 (12a)(12b) 仕切り壁 (14a)(14b) 塞壁 (15) 連通孔 (16a)(16b) 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 茂樹 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 番地 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技 術センター内
Claims (1)
- 【請求項1】ゴム弾性体からなる防振基体が室壁の一部
をなす内部の液室を仕切り体により複数の室に仕切り、
これらの室を仕切り体に設けたオリフィスを介して連通
させてなる液封入式防振マウントにおいて、 仕切り体は、内部をオリフィス流路として形成した円環
状の複数のオリフィス部材を積重ね構成してなり、各オ
リフィス部材には内方開口部を閉塞するゴム等の弾性体
による仕切り壁が設けられるとともに、それぞれオリフ
ィス流路の一部に該弾性体による塞壁が設けられてお
り、積重ねられた各オリフィス部材のオリフィス流路が
一部で連通してかつ両端位置のオリフィス部材から仕切
られた室に連通せしめられてなることを特徴とする液封
入式防振マウント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10839494A JPH07317830A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 液封入式防振マウント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10839494A JPH07317830A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 液封入式防振マウント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317830A true JPH07317830A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14483655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10839494A Withdrawn JPH07317830A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 液封入式防振マウント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07317830A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0810386A3 (de) * | 1996-05-24 | 1998-01-07 | Firma Carl Freudenberg | Hydrolager |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10839494A patent/JPH07317830A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0810386A3 (de) * | 1996-05-24 | 1998-01-07 | Firma Carl Freudenberg | Hydrolager |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2843088B2 (ja) | 流体封入式マウント装置 | |
| JPH0625727Y2 (ja) | 流体封入式マウント装置 | |
| JP2006064119A (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP2013228003A (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP3743304B2 (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP4544783B2 (ja) | 液封防振装置 | |
| JP2006064033A (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP5184276B2 (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP4921341B2 (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP2007092972A (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP3039102B2 (ja) | 流体封入式マウント装置 | |
| JPH0229897B2 (ja) | ||
| JP3572995B2 (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JPH07317830A (ja) | 液封入式防振マウント | |
| JP2010071365A (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP4126597B2 (ja) | 液封防振装置 | |
| JP2010071366A (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JPH0417291B2 (ja) | ||
| JPS6361533B2 (ja) | ||
| JPH0716126Y2 (ja) | 流体封入式マウント装置 | |
| JP4210851B2 (ja) | 車両用流体封入式エンジンマウント | |
| JP2657550B2 (ja) | 流体封入式マウント装置 | |
| JP3846328B2 (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP5010564B2 (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP4473302B2 (ja) | 液封入式防振装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |