JPH0731923B2 - 照明システムおよび照明方法 - Google Patents

照明システムおよび照明方法

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JPH0731923B2
JPH0731923B2 JP62128551A JP12855187A JPH0731923B2 JP H0731923 B2 JPH0731923 B2 JP H0731923B2 JP 62128551 A JP62128551 A JP 62128551A JP 12855187 A JP12855187 A JP 12855187A JP H0731923 B2 JPH0731923 B2 JP H0731923B2
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ヴアリ・ライト、インコ−パレイテイド
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Program-control systems
    • G05B19/02Program-control systems electric
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    • G05B19/042Program control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
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    • H05B47/10Controlling the light source
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に舞台照明システム、特に遠隔の照明器
具のコンピュータ制御を持つような分散処理を伴うコン
ピュータ照明システムおよびその照明方法に関する。
舞台照明は、固定のランプ器具の小さな集合体からデー
タ処理及びディジタル通信を含む複雑高度な電子システ
ムへと発展している。このようなシステムはボーンホス
ト氏による米国特許第4,392,187号の明細書に示されて
いる。この特許明細書に記載された照明システムは、多
数の遠隔制御される照明器具と、これ等照明器具の各照
明パラメータを制御するように各照明器具に直接送られ
るコマンドを生成する中央プロセッサとを備える。各照
明器具は、パン運動、傾斜運動、加速、光度(光の強
さ)、色及びビーム形状に対して制御される。各器具の
パラメータに対するディジタルコマンドは、一般にコン
ソール内に納めた中央プロセッサから比較的高速のデー
タリンクを経て各照明器具に伝送される。このようなシ
ステムに一層多くの照明器具を追加する際には、各器具
に伝送されるディジタルコマンドの数が実質的に増大す
ることになる。このことは、たくさんの照明器具で多様
なパラメータを変更しているときに最もはっきりする。
これ等の条件のもとでは、各照明器具内の各パラメータ
に対し生ずる各変更を指令するのにディジタル情報を極
て多く伝送しなければならない。従ってこのような照明
システムが数百の照明器具を備えるときは、システムの
操作は最大データ伝送率により制限される。言い換えれ
ば、このシステムは入出力制約のシステムである。さら
に中央プロセッサは、システム内の大部分の照明器具が
作動しているときの最悪の状態に要求される多数のコマ
ンドを生ずることができなければならない。
前記した特許明細書に述べられているような状態で起る
別の問題は、各照明器具へのデータの伝送の際に誤りを
生ずる場合のあることである。このような誤りが或る照
明器具に対するアドレスに生ずると、この特定の照明器
具は全く応答を生じないことになる。データに誤りを生
ずると、選定された照明器具は正しくない応答を生ず
る。中央プロセッサから各照明器具に比較的多量のディ
ジタルデータが伝送される際には、伝送に誤りの生ずる
確率が増大する。舞台照明システムの分野では、ディジ
タルデータリンクに生ずる誤りの問題がさらに増す。大
形の舞台の光源及び音響システムは、特にこのような光
源及びシステムの点滅時に強い磁界を生ずる。大規模な
演奏会の舞台装置ではこのような設備が数MWの電力を消
費するものである。
前記米国特許明細書のほかに、ディジタル制御の照明シ
ステムについて記載してある特許明細書として米国特許
第3,448,338号明細書がある。舞台照明に使うディジタ
ル制御システムは米国特許第4,095,139号明細書に記載
してある。米国特許第4,095,139号明細書では、ディジ
タルアドレスを利用して1つの群の特定の光源を識別
し、又ディジタルデータを使用してアドレス指定した光
源の光の強さを定めるシステムについて記載してある。
ディジタル制御技術が舞台照明の分野でますます重要に
なっているのは明らかである。このような制御により複
数の遠隔制御照明器具の操作に必要な融通性、反復性及
び詳細制御が得られる。しかし照明システムの従来の構
成は、光源の個数と各光源の活動程度とが限界に近くな
っている。このようなシステムに必要な多量のデータ伝
送は限界点に達している。さらにこのようなシステム内
の中央プロセッサは、多数の作動光源を制御するための
所要のデータを生ずるのに容量の限度に近い。従って、
舞台照明システムでは、従来の舞台照明システムに固有
の欠点を克服した新規な構成及び操作方法が必要となっ
ている。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、データ伝送速度が速く、
データ伝送の誤りが少なく、照明演出の向上と、信頼性
の向上が得られる照明システムおよび照明方法を提供す
ることにある。
さらに詳しくは、本発明の目的は、システムコマンドに
対する迅速な反応が得られ、ランプユニットの追加等の
構成の改変も自在にできて複雑な照明演出が容易に迅速
にでき、異なる複数のモードを同時に実行可能にして複
雑な演出がきめ細くでき、かつ中央プロセッサ手段の負
荷を軽減し、多量のコマンドを不要にしてデータ伝送率
を低下させ、その結果データ伝送速度の向上と、データ
伝送誤り率の低減が得られ、分散処理が簡潔な構成で円
滑かつ容易に実行でき、ひいてはいろいろな照明の演出
の向上と信頼性の向上を得ることができるようにするこ
とにある。
上記目的を達成するため、本願発明の第1の特徴は、分
散処理を行うだけでなく、情報伝送が共通のアドレス即
ち同報通信(broadcast)アドレスにより全ての端末
(ランプユニット)に同時に行われ、かつ全ての端末に
対してアドレス付けされることにある。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の特徴
は、ランプユニットが各自の個別のランプユニットアド
レスと共通の同報通信アドレスの2つのアドレスのいづ
れに対しても応答できることにある。
また、上記目的を達成するため、本発明の第3の特徴
は、操作入力の種類を識別する識別子と、この操作入力
の変化量または変化状態と、同報通信アドレスまたはラ
ンプユニットアドレスとを合成したシステムコマンドを
使用して、全てのランプユニットを同時に制御可能にし
ていることにある。
また、上記目的を達成するため、本発明の第4の特徴
は、ランププロセッサ手段により実行される複数の照明
キューの各照明キュー毎に定義された一連のパラメータ
データの組をランプメモリ手段にあらかじめ格納し、複
数のパラメータの調整をその照明キューの識別番号で指
示する操作入力をから受け入れ、この照明キューの識別
番号からなるシステムコマンドを中央プロセッサ手段か
ら発信し、各ランププロセッサ手段がそのシステムコマ
ンド中の照明キューの識別番号が自己のランプメモリ手
段に格納されている照明キューの識別番号と一致するか
否かを個々に監視し、一致するときにそのシステムコマ
ンドに応答してランプメモリ手段中の該当の照明キュー
で定義された一群のパラメータのパラメータデータが示
すアクションの目標値と、対応するパラメータの直前の
状態とに基づいて駆動コマンドを演算出力し、これによ
り個々のランプユニットのパラメータを自動的に調整す
ることにある。
第15図は特許請求の範囲に記載した各構成要素の関係を
示すクレーム対応図である。第15図に示すように、本発
明の照明システムは、複数のランプユニット1と、通信
リンクシステム2と、制御コンソール手段3とから構成
される。各ランプユニット1は、照明用の光ビームを発
生し且つその光ビームの特性および光ビームの位置に関
する複数の調整可能なパラメータを有する光ビーム発生
手段4と、この光ビーム発生手段の複数のパラメータを
駆動コマンドに応じて駆動制御する駆動手段5と、この
駆動手段を上記駆動コマンドを用いて直接制御するラン
ププロセッサ6と、個々のランププロセッサ手段とを連
携してランプユニットを各々アドレス指定するランプ識
別手段7と、ランププロセッサ手段により実行されるデ
ータを格納するランプメモリ手段8とを備えている。
制御コンソール手段3は操作入力手段9と中央プロセッ
サ手段10とからなる。
操作入力手段9は複数の上記パラメータの調整をそのパ
ラメータの種類毎に指示する操作入力を受け入れ、コン
ソールおよび1または複数のランプユニット間のブロッ
クデータの転送を開始する。中央プロセッサ手段10はそ
の操作入力を監視してその操作入力の種類を識別する識
別子と操作入力の変化量または変化状態と全てのランプ
ユニットをそれらの内部状態に基づいて1グループとし
て調整することを指定する同報通信アドレスまたはブロ
ックデータの転送を個別に開始するためのランプユニッ
トアドレスとを合成したシステムコマンドを発信する。
通信リンクシステム2は制御コンソール手段3を複数の
ランプユニット1の各々に接続し、上記システムコマン
ドをランプユニット1の各々に同時に伝送する共通パス
を包含する。
各ランププロセッサ手段6は個々にシステムコマンドを
監視して同報通信アドレスがあるときにはランプメモリ
手段8の前の状態の基づいてシステムコマンドに応答す
るか否かを個々に決定し、またランプユニットアドレス
があるときはこのランプユニットアドレスが自身のラン
プユニットアドレスと一致するか否かに基づいてシステ
ムコマンドに応答するか否かを個々に決定する。
さらに好ましくは、ランプメモリ手段8は、ランププロ
セッサ手段6によって実行される複数の照明キューの各
々に対して定義されたパラメータデータの組を、またラ
ンププロセッサ手段6によって実行される命令のプログ
ラムを格納する。また、好ましくは、ランプメモリ手段
8は制御コンソール手段3の操作入力手段9の現在の状
態を表すデータを格納する。また、好ましくは、ランプ
メモリ手段8は複数のランプユニットの幾つかがパラメ
ータの調整を要求するシステムコマンドの実行のために
選択されることを表すデータを格納する。上記システム
コマンドは、例えばエンコーダ識別子とエンコーダの変
化量,フェーダ識別子と実際の電流値およびスイッチ番
号とスイッチ状態の組の少なくともいずれか一つの組を
含む。また、好ましくは、通信リンクシステム2は信号
の再構成を行う1つ以上の中継器を有し、この中継器が
双方向の全二重パスである共通パスに対して拡散状(fa
n-out)に接続可能としている。
本発明の他の形態では、ランプメモリ手段8はランププ
ロセッサ手段6により実行される複数の照明キューの各
照明キュー毎に定義された一組のパラメータのパラメー
タデータを格納しており、制御コンソール手段3の操作
入力手段9は複数のパラメータの調整を照明キューの識
別番号で指示する操作入力を受け入れ、中央プロセッサ
手段10はその操作入力を監視して照明キューの識別番号
からなるシステムコマンドを発信する。そして、各ラン
ププロセッサ手段6は受信したシステムコマンド中の照
明キューの識別番号が自己のランプメモリ手段8に格納
されている照明キューの識別番号と一致するか否かを個
々に監視し、一致するときにこのシステムコマンドに応
答してランプメモリ手段中の該当の照明キューで定義さ
れた上記一群のパラメータのパラメータデータが示すア
クションの目標値と、対応するパラメータの直前の状態
とに基づいて駆動コマンドを演算出力し、これにより個
々のランプユニットのパラメータを自動的に調整する。
本発明の選定した実施例による舞台照明システムは複数
個のランプユニットを備えている。各ランプユニットは
光ビームを生ずる光源と、光ビームの複数のパラメータ
を制御する装置とを備えている。これ等のパラメータに
は例えばパン、チルト、光度(光の強さ)、光の色及び
ビーム形状がある。ランプユニットはさらに、ランプパ
ラメータを制御する装置を駆動するコマンドを生ずるプ
ロセッサを備えている。各ランプパラメータを制御する
装置を駆動するコマンドを逐次に生ずるランププロセッ
サにより実行されるプログラムを記憶するためのランプ
メモリを設けてある。この舞台照明システムはさらに、
操作入力を受けてこの照明システムの動作を指令する制
御出力を生ずる制御コンソール(制御操作卓)を備えて
いる。この制御コンソールを監視し制御出力を検出する
中央プロセッサを設けてある。データリンクは制御コン
ソールを各ランプユニットに接続する。制御コンソール
は、この制御コンソールからの制御出力に応答して各ラ
ンプユニットに同時に同報通信コマンドを伝送する。各
ランププロセッサは各同報通信コマンドに各別に応答し
て、各自の光源ユニットのパラメータの設定を行う特定
のコマンドを生ずる。すなわち各光源ユニットはランプ
に対し固有の情報を処理する間に並列に作動して適切な
駆動コマンドを生じそのランプを適正に反応させる。
照明システムを用いて舞台を照明する本発明の選定した
照明法では制御コンソールでの入力を検出するステップ
を含む。この入力は舞台の照明を変化させるために供さ
れる。制御コンソールを監視する中央プロセッサの処理
によりその入力に応答して同報通信コマンドが発生す
る。同報通信コマンドはデータリンクを経て照明システ
ムの複数の各ランプユニットに同時に伝送される。各光
源ユニットでは同報通信コマンドに応答して、光源のパ
ン、チルト(傾斜)、輝度、光の色及びビーム形状のよ
うなパラメータを駆動するための1組のコマンドを生ず
る。各ランプユニットは、個々の光源ユニットに対しそ
の光源ユニットについて記憶したプログラムの機能及び
データを用いて特定のコマンドを生ずる。
本発明の別の実施例には、複数のランプユニットを備え
た舞台照明システムがある。各ランプユニットは、光ビ
ーム源と、光ビームの例えばパン、チルト、輝度、光の
色及びビーム形状を含む複数のパラメータを制御する装
置とを備えている。各ランプユニットはさらに、ランプ
パラメータを制御する装置を駆動するランププロセッサ
と、複数のランプキューを記憶するランプメモリとを備
えている。各ランプキューは光ビームのパラメータに対
する状態の特定の組を定める。各ランプキューは各シス
テムキューコマンドに対応し、そしてランププロセッサ
は、ランプメモリからランプキューを呼出すように接続
され、呼出されたランプキューにより定まる状態にラン
プパラメータをセットするように動作する。本発明によ
る舞台照明システムはさらにこのシステム全体の動作を
指令する中央プロセッサを備えている。中央メモリは、
中央プロセッサに接続されて複数のシステムキューコマ
ンドを記憶する役目をする。中央プロセッサから各ラン
ププロセッサにシステムキューコマンドを伝送する通信
リンクを設けてある。さらに中央プロセッサは、中央メ
モリからシステムキューコマンドを検索し、各システム
キューコマンドを各ランププロセッサに同時に伝送す
る。各ランププロセッサは各自のランプメモリから各ラ
ンプキューを呼出し、呼出されたランプキューにより定
まる状態にランプシステムパラメータをセットする。こ
のようにして、本舞台照明システムは、舞台を選定した
ように照明するように各ランプユニットをセットする。
本発明の他の態様では、複数のランプシステムを舞台の
領域に位置決めする第1のステップを含む、舞台を照明
する方法を提供する。本照明システムの一員として設け
られた各ランプシステムは、制御可能なパラメータを持
つ光ビームを発生する。これ等のパラメータはたとえば
パン、チルト、輝度、色及びビーム形状を含む。次のス
テップは、各ランプシステム用の各ランプメモリに、そ
れぞれ対応するランプシステムのパラメータに関する状
態の特定の組を定めるランプキューを複数保持すること
から成る。さらに各ランプキューを各照明システムキュ
ーコマンドに関係付ける。本照明システムの中央メモリ
には複数の照明システムキューコマンドを保持する。次
いで、舞台に要求された特定の照明効果を生ずる照明シ
ステムキューコマンドを選定する。この選定されたシス
テムキューコマンドは通信リンクを経て各ランプユニッ
トに同時に伝送される。選定されたシステムキューコマ
ンドは各ランプユニットに受信される。各ランプユニッ
トは、受信した選定システムキューコマンドに対応する
ランプキューをランプメモリから呼出す。最終ステップ
は、各照明システムにおける光ビームの制御パラメータ
を、その呼出されたランプキューに対する1組の状態に
駆動することにより、複数のランプシステムによって生
ずる光ビームで舞台を照明する。
以下、本発明による照明システム、舞台照明方法及び照
明システム操作方法の実施例を添付図面を参照して詳細
に説明する。
本発明は、舞台パフォーマンスの照明を行う自動照明シ
ステムに適用される。このような自動照明は、固定の照
明器具では得られない広範囲の種類の照明効果を生ずる
ことができる。本発明によるコンピュータ制御照明シス
テム20の設備を第1図に例示してある。本システム20は
舞台22上のパフォーマンス(役者等の演技あるいは演
出)を照明するために設けられている。システム20の動
作は、システム20の照明効果を手動でセットし、あるい
は記憶した照明キュー(cue)により定まる所望の照明
効果を生ずるようにシステム20に対し自動的に指令する
の供される制御コンソール24により指図される。コンソ
ール24は、1群のランプユニット内の各ランプユニット
のそれぞれにデータリンク26を介して接続されている。
1つのランプユニットをユニット28として示してある。
ランプユニット28のような各ランプユニットは、コンソ
ール24と各ランプユニット28との間で個別の通信ができ
るように個有のアドレスを有する。データリンク26はさ
らにランプ30のようなペデスタルランプ(柱脚付ラン
プ)とランプ32のような床ランプとに接続してある。各
ランプ30,32は固定してあるが、これ等のランプの照明
光の強さ(光度)はコンソール24により発生するコマン
ドにより制御することができる。作動時にはシステム20
はランプ28のような可動ランプをパン、チルト、光の
色、光の強さ及びビーム寸法に対し個別に調節するが、
ペデスタルランプ30及び床ランプ32はビームの光度に対
し調節される。システム20は、舞台22を照明するために
1連の『キュー』を生ずるように作動する。システム20
内の各ランプユニットは各キューに対して個別の必要な
反応を持つことができる。完全なパフォーマンスをする
には、所望の照明効果を生ずるのに数百のキューの設定
を必要とすることがある。
第1図に図示したシステム20はランプユニット28のよう
な少数のランプユニットを示す。しかし実際の舞台パフ
ォーマンスには数百のこのようなランプユニットが必要
であろう。実際、屋外のロックコンサートには1000個に
至るまでのランプユニットを使用することが必要である
場合もあり得た。1つのパフォーマンス内の各キューに
対して各ランプの各パラメータを駆動するには数千数万
のコマンを生じなければならないのは容易に分かるであ
ろう。単一のパフォーマンス中に幾万ものコマンドを必
要とすることが極めて多い。
システム20により生ずる照明効果は、プログラムされた
演芸効果を生じさせるために舞台パフォーマンスに適正
に期させなけれならない。ある1つのランプが不正確に
反応するか又は反応しそこなうと、視覚効果が破壊され
る。従って各ランプがコンソール24により開始されるキ
ューに適正に応答することが極めて重要である。
従来の自動照明システムでは、制御プロセッサはシステ
ム内のそれぞれの各光源に対するそれぞれのパラメータ
を設定するのに必要な各コマンドを発生することが必要
であった。上記したように、このためには、制御プロセ
ッサが幾万ものコマンドを発生し又これ等の各コマンド
がデータリンクを介して各ランプに正確に搬送されるこ
とが必要である。データ伝送に何等かの誤りがあると、
ランプは誤って応答し視覚効果を損うことになる。パフ
ォーマンスの行われる舞台の領域における電気的環境
は、非常に限定された区域での音響及び照明の両設備に
対しその電力の消費が多量であるので、多くの種類の干
渉(混信などの妨害)を含んでいる。この電気的干渉
は、コンソールから各ランプへのデータ伝送に干渉し、
各ランプを不適正に応答させる。本発明によるシステム
20は、これ等の問題の多くを解決すると共に、或るパフ
ォーマンスに対しどのようなときでも利用できるランプ
の個数をほとんど無制限に増すことができるように構成
してある。
舞台設備の複数のアイテムを制御するのに使われるシス
テム20の機能ブロック図を第2図に示してある。制御コ
ンソール24は舞台設備の複数のアイテムを制御するため
にデータリンク26を介して動作するように接続してあ
る。データリンク26は双方向径路(双方向データ伝送
路)38,40を備えている。データリンク26の径路(パ
ス)38により、制御コンソール24とシステム20内の各ラ
ンプユニットと、及びその他のユニットとの間のデータ
通信ができるようになっている。径路40により、システ
ム20内の各ランプユニットから制御コンソール24へのデ
ータ通信ができるようになっている。
ランプユニット28のほかに追加のランプユニット42〜50
を第2図に示してある。
データリンク26は舞台22の領域内のかなりの範囲にわた
って延びている。リンク26を経て伝送される電気的コマ
ンドの完全性を保つために1群の中継器52,54,56,58を
設けてある。さらに詳しく後述する中継器52〜58は、デ
ータリンク26を経て伝送されるデータの増幅及び分離を
行う。
制御コンソール24は、ランプ28のような自動ランプを制
御する役目だけでなく、又セット60のような複数の通常
の調光機を制御するのにも使うことができる。データリ
ンク26は、制御信号変換器62に接続しており、この制御
信号変換器62はリンク26を経て受信したディジタル信号
をセット60内の調光機の動作を指令するアナログ制御信
号に変換する。
各中継器52〜58は1つの受信信号を複数の出力側に送り
出してデータリンク26への接続を広げるのに供される。
これはいわゆる『ファンアウト(展開する)』と称され
る。
さらにその他の舞台アクション効果もコンソール24によ
り制御されることができる。たとえばデータリンク26は
中継器56を介して制御信号変換器64に接続することがで
きる。変換器64は、チェーンホイスト(鎖巻上機)を駆
動するチェーンホイストモータ66、“ボーン”というよ
うな大きな効果音を発生させるためのエアキャノン68及
び特殊効果投光器70の動作を指令する制御信号を生ずる
ことができる。
制御コンソール24は、制御を受ける舞台装置の集合に対
しインターフェースとしても作用する。これ等の舞台装
置及びこれらと関係する制御装置は『装置制御ネットワ
ーク』と称する。制御機能は、コンソール24を含む複数
の制御ユニットにより生ずる。この制御ユニットのグル
ープは『制御リソースネットワーク』と称する。このネ
ットワークは、制御コンソール24間と同様にコンソール
82,84′のような追加の又は代替の制御コンソール間で
のデータ通信をすることのできる双方向バス80を備えて
いる。システム20の指令はさらに、双方向バス80に接続
した遠隔制御ユニット84′を介する操作により遠隔の場
所で生ずることができる。
制御コンソール24用の正面パネル84は第3図に例示して
ある。パネル84は、ランプユニット28のような各自動ラ
ンプをそれぞれ直接制御し、あるいは全部のランプユニ
ットの自動制御を行うのに使用される。パネル84は、特
定の照明装置に対しキュー番号の直接割当て(指定)を
行う1群のキースイッチ86を備えている。1群の回転制
御器88,90,92,94は特定のランプユニット又はランプユ
ニット群に対し色選択を行う。回転制御器96,98,100,10
2は各ランプに対しパン、チルト、光度及びズームの各
制御を行う。1群のキースイッチ104はプリセット色選
択の機能を生ずる。記憶スイッチ106の操作によりコン
ソールメモリに特定の照明キューが入れられる。
グランドマスタフェード制御器112は一度に全部のシス
テム20の光源に対しフェードインあるいはフェードアウ
トの全フェージング効果を生ずるのに使う。消灯スイッ
チ114は全部のランプを一度に消すのに使う。クロスフ
ェーダ116,118は、1つのキューから次のキューへの転
移中に相対的な光度制御(光強度制御)を行うのに使
う。このような転移に含まれるキューの各番号は表示器
120,122に表示される。キュー番号はキューパッド124を
介してコンソール24に入れられる。Sキー(ストアーキ
ー)はキューを記憶(store)するために設けてあり、
Eキー(エンターキー)は新たなキューを入力する(en
ter)するために設けてある。キーパッドから入力され
た現キューは表示器126で示される。1群のキースイッ
チ128は第1のキューに対するキュー番号を入力するた
めに設けてある。他の1群のキースイッチ130は第2の
キューに対するキュー番号を入力するのに使われる。
制御パネル84は、ランプユニットの手直接の動制御がで
きると共にシステム20に対しキューを記憶し呼出するこ
とができるという、いろいろな形態をとることができ
る。
コンソール24の電気ブロック図を第4図に例示してあ
る。コンソール24の全制御は中央プロセッサ(中央処理
装置)(CPU)140により実施する。CPU140として使用す
るマイクロプロセッサの代表例にはモノトーラ(Motoro
la)社製の68000型がある。CPU140はデータバス142及び
アドレスバス144に接続してある。制御コンソール24に
は、ランダムアクセスメモリ(RAM)146と電子式プログ
ラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)148とを設けて
ある。両メモリ146,148はデータバス142及びアドレスバ
ス144に接続してある。CPU140と共にコンソール24のそ
の他の要素は各メモリ146,148に対し書込み又読出すこ
とができる。
プログラム及びデータの大容量記憶のためにコンソール
24内にハードディスクドライブ(駆動装置)150を設け
てある。さらに普通のフロッピィディスクの読出し書込
みのためにフロッピィディスクドライブ152を設けてあ
る。制御部154は、ハードディスクドライブ150を作動す
るように接続され、又コンソール24の回路の残りの部分
にデータバス142及びアドレスバス144を経て接続してあ
る。又フロッピィディスクドライブ制御部156は、フロ
ッピィディスクドライブ152を作動するように接続さ
れ、さらにデータバス142及びアドレスバス144に接続し
てある。コンソールパネル84、すなわちこの上に設けた
スイッチ、ライト(光源)、光学式エンコーダ、ポテン
シオメータ及び英数字表示器は、コンソールパネル84と
データバス142及びアドレスバス144との両方に接続した
コンソールパネルインターフェース回路158を経てアク
セスする。
各自動ランプユニットとの通信は、ダイレクトメモリア
クセス回路164、通信制御部166及びマンチェスタエンコ
ーダ168を使用して行われる。データバス142及びアドレ
スバス144は共に、ダイレクトメモリアクセス回路164及
び通信制御部166に接続してある。又回路164及び制御部
166間に通信が行われるように設けられている。マンチ
ェスタエンコーダ164は通信制御部166を用いて双方向通
信を行いデータリンク26へのデータの送信又はこれから
のデータを受信する。
第5図,第6図,第7図及び第8図は本発明のランプユ
ニット内の電子回路の構成を示すブロック図である。第
5図は特にランププロセッサ、メモリ及び関連部品を示
す。第6図,第7図及び第8図は、光源ユニット内の光
ビームの特定のパラメータを駆動する回路構成を示すブ
ロック図である。
第5図にはランププロセッサシステム178を示してあ
る。データリンク26はその送受信回線を各増幅器180,18
2を介して接続してある。データリンク26の送受信回線
は、増幅器188により駆動されるソレノイド186により作
動するスイッチ184を経て接続される。スイッチ184は、
データリンク26内の送受信回線間を直接接続する『ルー
プバック』能力を発揮することで、ランプユニットプロ
セッサがデータリンク26を使わないで自動試験を行える
ようにしてある。データリンク26の送受信回線はエンコ
ーダ/デコーダ190〔ハリス・セミコンダクタ・プロダ
クツ・ディビジョン(Harris Semiconductor Product
s Division)・HD−6409型〕に入力する。エンコーダ
/デコーダ190はランプユニットアドレスバス192及びラ
ンプユニットデータバス194に接続してある。
ランププロセッサシステム178は、ランプユニット内の
全機能を指令し又光源ユニットのパラメータを制御する
機構を駆動するコマンドを生ずるマイクロプロセッサ20
0を備えている。マイクロプロセッサ200はモトローラ68
000型が好適である。これ等のパラメータには、パン、
チルト、光度、色及びビーム寸法が含まれる。マイクロ
プロセッサ200はアドレスバス192及びデータバス194に
接続してある。ランププロセッサシステム178はさらにR
AM付EPROMメモリ202を備えている。所望の状態に種々の
パラメータを駆動するプログラムとこれ等の状態がどの
ようになるべきかを定めるキューとがこのメモリ202内
に記憶されている。マイクロプロセッサ200はさらに肯
定応答(ACK)バス206及び割込みバス208を用いて割込
みエンコーダ/肯定応答回路204(モトローラ68230型)
を通して割込み信号を受け又肯定応答信号を送るように
接続してある。
ランププロセッサシステム178内の種々の回路素子のイ
ンターフェース及びタイミングは、インターフェース・
タイミング回路210〔アドバンスド・モノリシックス(A
dvanced Monolithics)9513型〕により生ずる。特定の
ランプユニットの識別は、ランプユニット識別回路212
に設けたサムホィール(thumb wheel)のマニュル設定
により定める。この識別はインターフェース・タイミン
グ回路210に入力する。電球給電源214は、又インターフ
ェース・タイミング回路210へ伝送される種々の割込み
/肯定応答状態を有する。
マイクロプロセッサ200は、バス216を経てデコーダ218
に伝送する一連の制御信号を生ずる。デコーダ218から
の出力は、デコーダ220に差向けられ、さらにランププ
ロセッサシステム178内の多くの回路にわたり制御コマ
ンドとして配分される1群の制御信号に構成される。こ
の1群の制御信号は、デコーダ220により生成され、第
6図、第7図及び第8図に示した特定の制御回路に制御
信号として転送される。
データバス194を経て伝送されたデータはバッファ228に
送られる。バッファ228はそのデータを第6図、第7図
及び第8図に示した種々のパラメータ制御回路に転送す
る。
回線206,208上の割込みおよび肯定応答信号はベクトル
ジェネレータ230に送られ、ベクトルジェネレータ230は
対応するベクトル状態を生成し、このベクトル状態はバ
ス232を経て伝送され、データ回線を経て第7図および
第8図に示すパラメータ制御回路に伝送される。
回線208に生ずる割込み信号は、さらに第6図,第7図
及び第8図のパラメータ制御回路に割込み信号として送
られる。又第6図,第7図及び第8図のパラメータ制御
回路により生ずる肯定応答信号はバス206を経て割込み
エンコーダ/肯定応答回路204に伝送される。
データバス194はさらに、ダイレクトメモリアクセス回
路(DMA制御回路ともいう)240(モトローラ68440型)
とバッファ242の入力の両方にデータを伝送するバッフ
ァ238に接続してある。バッファ242の出力はアドレスバ
ス192に送られる。ハンドシェイク制御信号は、ダイレ
クトメモリアクセス回路240及び多重プロトコル通信制
御部246の間を通り、マイクロプロセッサ200へ入力する
又これから出力するデータの高速通信を同期させる。
制御バス244は、ダイレクトメモリアクセス回路240及び
多重プロトコル通信制御部246の間の双方向結線として
働く〔ロックウェル・インターナショナル・コーポレイ
ション(Rockwell International Corp.)68561
型〕。エンコーダ/デコーダ190は受信データ及び受信
クロックを制御部246に送る。送信データ及び送信クロ
ックを制御部246からエンコーダ/デコーダ190に送る。
種々の制御信号が制御部246及びエンコーダ/デコーダ1
90の間で交換される。
割込み発生事象(event)が生ずる場合には、多重プロ
トコル制御部246が、マイクロプロセッサ200に差向けら
れる割込み出力を表明する。マイクロプロセッサ200か
らの割込み肯定応答に応答して、制御部246はデータバ
ス194に割込みベクトルを出す。普通の方法でマイクロ
プロセッサ200は割込みに役立つ一時的な割込み処理を
する。
多重プロトコル制御部246は、並列方式のデータ入力の
ほかに直列のデータ送受信入力を持つ。このような多重
プロトコル制御部246はDMA(ダイレクトメモリアクセ
ス)データ転送を2メガビット/secの速度までにするこ
とができる。このような高速のデータ流れにより実質的
な光源ユニットキュー情報を極めて短い時間内でダウン
ローディングすることができる。
エンコーダ/デコーダ190は第4図に示した通信制御部1
66と協働して動作し、制御プロセッサ246を経て直列に
伝送されるデータのフォーマット又はプロトコルをラン
ププロセッサシステム178に受入れることのできるフォ
ーマットに変換する。
ランププロセッサシステム178は、マイクロプロセッサ
回路のオペレーションに規定通りに必要なクロック回
線、制御回線及び電力回線(図示していない)のネット
ワクを備えている。
ランププロセッサシステム178は、全体のランプユニッ
トを初期設定し、コンソールからの手動入力コマンド又
は記憶したキューからのコマンドに応答してパラメータ
制御回路の動作を指令し、記憶したキューをメモリ202
から制御コンソールに保管のために転送し、第6図,第
7図及び第8図に示したパラメータ制御回路のオペレー
ションの指令のためにデータリンク26を経て受信した同
報通信コマンドに応答してメモリ202からキューを呼出
すように動作する。
第6図にはランプユニット内で使われているステッパモ
ータを作動するのに使われるパラメータ駆動回路254を
示してある。このようなステッパモータはたとえば、色
を選定し、絞り寸法を定め、遮光板パターンを選定する
のに使われる。マイクロプロセッサ200はラッチ256及び
タイマ258に接続した、第5図に記載した制御パス及び
データパスを有する。第5図に示した割込み回線及び肯
定応答回線はさらに割込みエンコーダ回路260へ配設さ
れる。ラッチ256に保持したデータは複数の回線を経て
プログラマブルアレイ論理回路(PAL)262に転送され
る。PAL262は、ケーブル264及びイネーブル回線を経て
電力増幅器266に送られる制御コマンドの組合せを生成
する。増幅器266は、1群の回線270を経てステッパモー
タ273に伝送される1連の電力信号を発生する。回線270
上の電力信号によってモータ272を1連のステップで所
望の角度位置に動かす。
タイマ258はステッパモータ272の作動に必要なタイミン
グ信号を生ずる。これ等のタイミング信号は割込みエン
コーダ回路260及びPAL262の両方に送られる。従って、
ステッパモータが位置を変えることが必要なときは、マ
イクロプロセッサ200はラッチ254へデータとして送られ
る制御コマンドを生ずる。ラッチに保持したデータは次
いでPAL262に転送される。PAL262はこのデータを制御信
号に変換し、これ等の制御信号は増幅器266により増幅
されステッパモータ272に送られる。ステッパモータ272
の必要とする各作動が行われたときに、適切な割込み又
は肯定応答のコマンドが回路260を経てマイクロプロセ
ッサ200に伝送される。
別のパラメータ制御回路278を第7図に示してある。回
路278は、位置検知を必要とする機械的制御パラメータ
ユニットと共に使う。本実施例では回路278は3個のホ
イール及び1つの絞りを制御するのに使う。これらのホ
ィール及び絞りは1つのセンサを備えている。ステッパ
モータにより色ホィールのようなホィールを作動する例
を示してある。このホィールは、インデックス検知回路
282により作動するセンサ280により検出されるマーク又
は磁石を備えている。検出した目盛りデータ(インデッ
クス)は増幅器284の非反転入力に送られる。抵抗器28
6,288の作用により一定の基準電圧が反転入力に送られ
る。増幅器284からの出力はバッファ290に送られる。バ
ッファ290の出力は各パラメータ回路のためのアドレス
制御、データ及び割込みをマイクロプロセッサ200に与
える。各割込みの肯定応答はバッファ290に送られる。
第8図には、パン及びチルト(傾斜)のようなパラメー
タに対する駆動及びフィードバック制御を与えるパラメ
ータ制御回路296を示してある。第4図に示したような
マイクロプロセッサ200からのデータバスは、変更フィ
ードバックの位置及び速度と、変更コマンドデータの速
度とをサーボモータ298に与える。速度制御データはラ
ッチ300に入力する。ラッチ300はディジタルアナログ変
換器302にデータを出力する。変換器302は、ドライバ増
幅器304の非反転端子に入力するアナログ信号を発生す
る。増幅器304の駆動端子はモータ298の端子に接続して
ある。回転速度計306は、モータ298の速度を監視し、対
応するアナログ信号を増幅器304の反転入力に送る。こ
のようにしてモータ298の回転速度を決定するフィード
バックループが形成される。さらにアナログディジタル
変換器308に角速度情報が伝送され、変換器308によりデ
ィジタル形の速度情報をラッチ310に送る。ラッチ310か
らの出力はデータ信号としてマイクロプロセッサ200に
送られる。
モータ298はラッチ312を経て直交エンコーダ314に物理
的に連結してある。エンコーダ314からの2つの出力は
それぞれ増幅器316,318の第1の入力に送られる。各増
幅器316,318の第2の入力は、供給電源と大地電位の間
に接続した抵抗器の作用によって基準値にセットしてあ
る。各増幅器316,318からの出力は変換器320に送られ
る。変換器320は、クロック回線(CLK)及び回転方向回
線(DIR)を経てアップダウンカウンタ322に伝送される
ディジタル信号にアナログ位置信号を変換する。カウン
タ322からの出力は、モータ298の位置を示しており、デ
ータバスを経てマイクロプロセッサ200に伝送される。
変換器320はさらに割込み信号を生じ、また肯定応答信
号を受けるように作用し、これ等の信号はマイクロプロ
セッサ200で交換される。
第2図に示した各中継器と同様な中継器52を第9図でさ
らに詳しく述べる。中継器52の目的は、各ランプユニッ
トおよびその他の制御される舞台装置と制御コンソール
24との間に高速のデータ伝送を提供することにある。中
継器52はデータリンク26に直列に接続してある。中継器
52は径路(パス)38,40に対し双方向通信を行う。各ラ
ンプユニット及び各コンソールルはそれぞれ発信元及び
転送先であると考えることができる。中継器52の説明で
は、制御コンソールが発信元であり、ランプユニットが
転送先である場合について行う。
中継器52は、できれば50Ω伝送回線である径路38,40を
通る高速データ伝送を取扱うように設計してある。中継
器52は、第9図に示した上部部分である送信セクション
332と第9図の下部部分に示した受信セクション334とを
有する。
データリンク径路38は変圧器336の入力端子に接続して
ある。抵抗器338,340はそれぞれ径路38の2本の導線と
大地電位(アース接地)との間に接続してある。さらに
データリンク径路38には、同じく接地したシールドを設
けてある。変圧器336の二次側は増幅器342の非反転入力
に接続してある。その反転入力はバイアス抵抗器342′,
344の間に接続してある。さらに増幅器342の反転入力と
大地電位との間にコンデンサ346を接続してある。増幅
器342の出力はマンチェスタエンコーダ回路352の入力に
接続してある。マンチェスタエンコーダ回路352からの
出力はインバータ354を経て1つ又は複数の差動電流回
線ドライバに送られる。インバータ354の出力は1つの
このような回線ドライバ356に接続してある。さらに回
線ドライバ356からの出力は中継器52のような別の中継
器又はランプユニットのような最終転送先へ送信するた
めの径路38に接続してある。
受信セクション334では径路40を変圧器358の一次側端子
に接続してある。抵抗器360,362は径路40の導線及び大
地電位の間に接続してある。さらに、リンク40のシール
も接地してある。変圧器358の二次側は増幅器364の一方
の入力に接続してある。増幅器364の第2の入力は両抵
抗器366,368の接合部に接続してある。コンデンサ370は
両抵抗器366,368の接合部と大地電位との間に接続して
ある。
増幅器364からの出力信号はインバータ372を経てマンチ
ェスタエンコーダ374の入力に送られる。さらにエンコ
ーダ374の出力はインバータ376を経て差動動回線ドライ
バ378の入力に送られる。回線ドライバ378からの出力は
データリンク26の径路40の差動端子を駆動するように接
続してある。径路40は、制御コンソール24に向い又は中
継器52のような別の中継器の受信セクションに差向けて
ある。
マンチェスタエンコーダ352,374は、16mHzのクロック速
度で入力を生ずる発振器382により駆動される。中継器5
2はさらに、抵抗器384及びコンデンサ386の直列結合を
備えた始動回路を備えている。これ等の直列部品は正電
圧源及び大地電位の間に接続してある。インバータ388
はその入力を抵抗器384とコンデンサ386の接合部に接続
してある。インバータ388の出力はエンコーダ352,374の
CTS入力に接続してある。インバータ388の出力はさらに
インバータ390の入力に接続してある。インバータ390は
その出力をエンコーダ352,374のリセット入力に接続し
てある。電力上昇時には、各エンコーダ352,374へのリ
セット信号は、短い時間にわたり初期の低い論理レベル
にある。コンデンサ386が充電すると、リセット論理状
態が変り、正常なオペレーションのための高い論理レベ
ルになる。これで、各マンチェスタエンコーダのディジ
タル回路は初めに電力を加えたときのあらかじめ決めた
状態にセットされる。
本発明の或る選定した実施例ではエンコーダ352,374と
共に第4図に示したエンコーダ168のようなマンチェス
タエンコーダ/デコーダはハリス・セミコンダクタズ・
プロダクツ・ディビジョン(Harris Semiconductors
Products Divsion)製の集積回路HD−6409型から成
る。マンチェスタエンコーダ352,374はモード選定入力
を論理ハイレベルに接続することにより中継器モードを
選定する。このマンチェスタ回路は、ノンリターンツー
ゼロ(NRZ)形に変換するための高速データストリーム
を受けることにより動作する。クロック信号はデータス
トリームから普通の方法で回復する。次いでデータスト
リームはインバータに出力するのに先だってリタイミン
グが行われ再構成される。このようにしてパルス幅、遅
延又はその他の性質のどのようなひずみもデータリンク
内の伝送によって形成されることがない。各中継器にお
ける高速データストリームの再構成及びリタイミングは
データリンク26を介するデータ誤り率を著しく減らすの
に役立つ。
本発明の主な特徴によれば、各ランプユニットの動作に
対し分散制御ができる。このことは、高水準コマンドが
コンソールプロセッサにより各ランプユニットに送られ
ることを意味する。これを『同報通信コマンド』と称す
る。各ランププロセッサは、その特定のランププロセッ
サのプログラム及び直前の状態により定まる適切な方法
で応答する。これは、コンソールプロセッサが各ランプ
ユニットの状態に係わる当座の情報及びデータの全部と
各ランプユニット内の各パラメータとを記憶する従来の
システムとは異なる点である。これ等の従来のシステム
ではデータ情報のキュー記憶の全部がコンソールプロセ
ッサ自身により全面的に取扱われ、そして適当なランプ
ユニットに伝送された唯一のデータはたとえば特定のス
テッパモータを所望の度数だけ回転するのに必要なパル
ス数のような、極めて詳細な命令であった。このこと
は、コンソールがその制御入力を読取り、その変化を検
知したときにこの変化した入力の最小限度の処理を行い
(たとえばスイッチの順序番号又はフェーダの識別コー
ドを生ずる)、この変更信号を全部のランプユニットに
同時に、単一の高水準メッセージで伝送するように構成
した本発明によるシステムとは異なる点である。次いで
各ランプユニットはこの変更の意図された効果を認識し
てランプ自身のプロセッサ内で所要の応答を計算する。
高水準コマンドを処理する際には、各ランプユニットプ
ロセッサは他のランプユニット又はそのコンソールとの
対話を必要としない。たとえば、コンソール上のフェー
ダが動かされたという単一のメッセージを全部のランプ
ユニットに同時に伝送する。各ランプユニットプロセッ
サはキューとの個別のかかわり合いに基づいて再呼出し
たキュー情報のバランスを再計算する。種々のランプユ
ニットはそれぞれ1つのキューに対し互いに異なるアク
ション(動作処置)を持つ。若干のランプユニットは全
く作用しないかも知れない。この新規な構成では、瞬時
再呼出し用の全部のキューメモリが個別の各ランプユニ
ットメモリ内に保持されている。すなわち各ランプユニ
ットは、このユニット自身の中で全部のキュー情報を利
用できる。しかしバックアップおよび長期間の記憶又は
2次記憶のために、コンソールプロセッサは各ランプユ
ニットに対するキューデータのコピーを保持する。この
バックアップ記憶は、ディスク記憶装置に保持され、ラ
ンプ取替えのときにおけるシステム初期設定時に又は完
全なメモリ切替のときにランプユニットの各メモリに読
込まれる。
以上述べた所から分るように、本発明システムの効率及
び信頼性は、大集団のキューデータが1回だけ、すなわ
ちシステム初期設定時に狭い帯域幅の通信リンクを経て
伝送されるだけなので、向上することができる。その後
は、キューデータは、その読出し書込みが高帯域幅の局
所的なメモリの環境下で行われ、各ランプユニット内で
利用される。上記した所から明らかなように本システム
の効率は、特に新らたに生じたコマンドに応答して各ラ
ンプユニットの活動(作動)が同時に生ずる状態の場合
に最大限に活用される。コンソールからのコマンドは、
システム全体内の各ランプユニットのそれぞれに対して
1回の伝送での同報通信コマンドとしてシンプルに伝送
される。各ランプユニットに必要な活動は他のランプユ
ニットの活動に関係なく、コンソールからさらにデータ
伝送が行われなくても実施される。この結果、時間の著
しい節約と信頼性の著しい向上とが得られる。これはデ
ータリン伝送の並列性にもよる。さらに本システムに一
層多くのランプユニットを追加接続してもコンソールプ
ロセッサにもデータリンクにもあまり負担にはならな
い。本システムはランプユニットを追加したときに、各
ランプユニットがその機能を果たすのに必要な処理能力
及びメモリを加えるから、常に最適の状態に保たれる。
1つのランプユニットを本システムに加えても、コンソ
ールプロセッサの作業には極めてわずかしか負荷が加わ
らない。
上記のことに留意して、本プロセッサシステムの機能に
関してコンソールを次に説明する。第10図はコンソール
プロセッサ複合体(complex)の主要な機能を流れ図の
形で示す。プロセッサはコンソールの初期出力上昇時に
コンソールの電気回路を所定の内部変数で初期設定し
て、主シーケンサプログラムに入る。この主シーケンサ
プログラムは、あらかじめ決めた変化しない順序で他の
従属プログラムに分岐するエンドレスループの性質を有
するものである。この順序で各従属プログラムに入ると
きは、この従属プログラムは主シーケンサループに戻る
前に特定の機能を実行する。
コンソールの従属プログラムの1つはスイッチ入力検知
プログラムである。このプログラムはコンソールでフロ
ントパネル上にある全部のコンソールスイッチの完全な
走査を行う。任意のスイッチの押し又は解放は、プロセ
ッサ複合体により検知される。次いで、その押し又は解
放を検知された各スイッチに対して適切な応答ルーチン
が起動する。新らたに作動した各スイッチの状態はこの
応答ルーチンに転送される。
スイッチ入力検知応答ルーチンは、或る特定のスイッチ
を押し又は解放したときにとるべきアクションを規定し
た個別のスクリプト(script)である。若干のスイッチ
は、機能的に互いに集められていて同じ応答ルーチンを
使う。この場合、共通のグループ内のスイッチの番号は
応答ルーチン中で認識される。このルーチンでこのスイ
ッチ番号は、グループ内の全部のスイッチに共通のスク
リプト内でスイッチの識別子として使われる。以下にそ
の例を述べる。
コンソールプロセッサが次に入力する第2の従属プログ
ラムは光学式エンコーダ入力走査プログラムである。前
述したように種々のコンソールデバイスの回転位置が計
測されると、それに応じて光学エンコーダ入力走査プロ
グラムが動作する。コンソールのフロントパネル上の回
転入力デバイスは従来構造の光学式エンコーダ/ハード
ウェアカウンタ回路を備えている。光学式エンコーダ入
力走査プログラムは、各エンコーダに対するカウンタ値
を読出し、その読み出した新たなカウンタ値を前回の走
査に従って記憶されたカウンタ値と比較するように動作
することができる。この比較結果が回転デバイスの位置
の変化を指示すると、エンコーダに対する識別子とその
変化した量とを組合せ、この組合せ結果を、コマンドメ
ッセージとしてネットワークを介して全部のランプユニ
ットに送る。各ランプユニットはコンソールデバイスの
回転状態の変化が個々のランプユニットで応答を必要と
するか否かを個別に決める。
フェーダ入力走査従属ルーチンは主シーケンサが出会う
第3のルーチンとして現わわれる。こルーチンは、コン
ソールパネル上にあるスライダフェーダ制御デバイスの
位置の変化に応答する。各フェーダは本質的に抵抗ポテ
ンシオメータである。その直線運動の検知はアナログデ
ィジタル変換器により完遂する。このようにしてフェー
ダの位置が変わるときには、新たなディジタル符号化数
が検知回路の出力に生ずる。他の検知回路を使っても同
様に有効なのは勿論である。フェーダ入力走査プログラ
ムは各フェーダセンサ回路の電流入力値を読出し、この
値が前回に記憶した電流入力値から変化した場合にだけ
応答する。光学式エンコーダ入力走査プログラムの場合
と同様に、フェーダの検知が新らたな位置を示すと、フ
ェーダ識別子がフェーダから読出した実際の値と組合さ
れ、この組合せ情報がコマンドメッセージの一部として
全部のランプユニットにネットワークを介して送られ
る。各ランプユニットは、それぞれフェーダ識別子及び
各ランプユニットの内部状態に基づいて新たなフェーダ
値に対しての適応可能性を決める。
ペンディングメッセージマネージャ従属プログラムは、
主シーケンサにより順番に入力される付加的なプログラ
ムである。ある場合においてコンソールスイッチは、そ
の各応答ルーチンに従って応答するメッセージを伝送で
きるよりも速く、オペレータが操作することができる。
従って、応答ルーチンが前回のメッセージがコンソール
プロセッサ複合体によってネットワークに伝送されてい
ないことを検知すると、ペンディングメッセージパケッ
トを各応答ルーチンにより生成する。このバケットは、
前回のメッセージを完了して伝送したときに送出する。
ペンディングメッセージマネージャ従属プログラムは、
ペンディングメッセージパケットの存在に対して種々の
従属プログラムを走査し、又対応する前回のメッセージ
を伝送したか否かも走査する。ペンディングメッセージ
パケットに対応するコマンドメッセージは、次いで、走
査により前回のメッセージが完了していることを検知し
たときに、ペンディングメッセージマネージャにより送
出される。
文字表示制御従属プログラムは、コンソールのフロント
パネル上の英数字表示デバイスに供するために主シーケ
ンスから入力される。これ等の表示はいくつかのスイッ
チ入力応答ルーチンにより制御される。文字表示制御プ
ログラムはそれらの応答ルーチンに対し共通の制御イン
ターフェースを提供する。さらに文字表示制御プログラ
ムは、表示データをコンソールシステムで使うフォーマ
ットから英数字表示デバイス用の1連のコマンドに翻訳
する。
最後にスイッチランプ制御従属プログラムが設けられて
いる。このプログラムは種々のスイッチ内のランプの点
灯を制御して、これによりスイッチが押された状態にあ
るか又は解放(リレーズ)状態にあるかをオペレータに
示す。このようにして又従来のコンソールスイッチシス
テムとは異なって、ランプ電力を搬送するための電気ス
イッチ接触子を必要としない。このことは多くのコンソ
ールスイッチの信頼性を高めるのに相当な効果がある。
スイッチランプ制御プログラムから送られたランプのオ
ンオフデータは応答ルーチンによってコンソールプロセ
ッサ複合体のメモリに入れられる。又スイッチランプ制
御プログラムによるデータの検索は、最新の走査と比較
することで新らたに押したスイッチに協働するランプを
点灯するか消灯するかを定めるのに必要である。
又、従属プログラムといっしよに第10図には、関連プロ
グラムを示すブロックを図示してある。これ等の関連プ
ログラムは従属プログラムのいろいろなルーチンから入
ることが可能である。とくに、これ等の関連するプログ
ラムは、コンソールの電気系装置により発生される特定
のハードウェアの割込みを生じたときに入る。各関連プ
ログラムは、種々のハードウェア機能、データ構造又は
コンソール論理状態の様相の制御を行う統合した1組の
ルーチンである。このような関連プログラムの1つは通
信マネージャ(管理)プログラムから成る。通信マネー
ジャプログラムの主要な機能は、コンソールと複数のラ
ンプユニット間の伝送ネットワークを制御することであ
る。種々の応答ルーチンにより要求されたネットワーク
へのデータの調整された伝送は、各応答ルーチンにより
課された要求の緊急度に従って情報の正常な流れを保証
するのに重要である。伝送ネットワークの並列性は、1
つのランプユニットの故障が他のランプユニットの伝送
能力に影響を及ぼさない範囲において極めて望ましい。
このことは、一般に使われている『ディジーチェイン』
(いもづる接続)のネットワークあるいは直列接続のネ
ットワークとは異なる。上記したようにコンソールと各
ランプユニット間の通信パスは、完全な全二重パスすな
わち、互いに独立した送受同時データ伝送を生ずること
のできる1つの送受信パスである。通信マネージャプロ
グラムはランプユニットとそのユニット中に設けられた
データ送信機との制御を行い、それにより或る時限に1
個のランプユニットだけがネットワーク伝送パスを使う
ように保証することができる。
通信マネージャプログラムによれば、2種類のメッセー
ジアドレスすなわち個々のランプアドレスと同報通信ア
ドレスとが設けられている。本システムの各ランプユニ
ットは、特定のランプユニットに関連する個有のアドレ
スを伝送することにより、コンソールプロセッサ複合体
によって各別にアクセスすることができる。上記したよ
うに、ネットワークに接続した各ランプユニットは、ラ
ンプアドレスを同時に受信するが、しかし伝送されたア
ドレスのランプユニットだけが応答する。一方、同報通
信アドレスは、ネットワーク内の全部のランプユニット
が応答する特定の値を持つランプアドレスフィールドを
有している。さらに、各ランプユニットは、それぞれの
個別のランプアドレスに関係なく、同報通信アドレスに
応答する。
コンソールはコマンドメッセージの2つの異なるカテゴ
リに対し同報通信メッセージ及び個別のランプユニット
メッセージを利用する。個別のランプユニットのための
メッセージは、記憶ディスクにキューデータを保管し、
各ランプユニットの状況(ステータス)を報告し、また
ネットワークに新たに接続したランプユニットに応答す
るためにだけ使われる。本システムの他の機能はすべて
同報通信メッセージにより実施される。同報通信メッセ
ージはたとえば、各ランプユニットを手動制御に置き又
は手動制御から解放するために各ランプユニットに伝達
される。各ランプユニットの手動制御は、変更コマンド
メッセージを同報通信し、各ランプユニットを応答させ
ることによって成しとげられる。さらにキュー情報デー
タは、キュー番号を同報通信し各ランプユニットにこの
キューが適用できるかどうかを決めさせることによっ
て、コンソールプロセッサ複合体によりランプユニット
から再呼出される。システム全体をいったん初期設定す
ると、パフォーマンスの進行中に各ランプユニットが必
要とする全部の機能は同報通信メッセージの対象とな
る。この構成でショーのパフォーマンスは、絶えずデー
タを伝送させることで引き起こされるであろう1個のラ
ンプユニットの故障によっては損われない。そのランプ
ユニットの故障によって、そのランプユニットからコン
ソールに向かう全二重ネットワークの片側を停止させ
る。ネットワークの全二重伝送回線の他の半分すなわち
コンソールから各ランプユニットに延びる回線部分は、
各ユニットにコンソール情報を伝送する動作をする状態
のままになっている。その結果、各ユニットはコンソー
ルスイッチ、調光器、回転エンコーダ等の状態の変更に
反応することができる。特にあるランプユニットから伝
送されたランプユニットのメッセージの受信は、ランプ
ユニットからコンソールへの伝送により受信確認され
る。ランプユニットから応答を受けない場合には、通信
マネージャはコマンドメッセージを再伝送する。この再
伝送は雑音又はその他の問題が原因でランプユニットに
生ずる誤った伝送の影響を打消す。しかし、コンソール
プロセッサ複合体による複数回の再伝送後においてもラ
ンプユニットからの応答がないと、このランプユニット
がもはや作動していないことを示していると受取られ
る。各ランプユニットにより伝送される選定されたメッ
セージには、コンソールへのデータの伝送を含む。同様
な方法によりこの伝送は、最初の伝送に応答してコンソ
ールプロセッサからの簡単な返事が受信されない場合に
は、ランプユニットプロセッサ複合体の通信マネージャ
により再伝送されることができる。一層厳しいネットワ
ーク伝送線の問題がある場合には、コンソールは同報通
信メッセージを多くても3回伝送することで少くともこ
のような1つのメッセージを雑音の多い通信回線を通じ
て確実に受信させ得るようにしている。あるメッセージ
の伝送された回数に対応するシーケンス数が同報通信メ
ッセージと共に伝送される。種々のランプユニットの通
信マネージャプログラムは、そのシーケンス数の使用に
より次の繰返しのコンソール伝送を無視する。制御複合
体内の通信マネージャプログラムは、種々のコンソール
プログラムに従ってコンソールメッセージを受け取り、
各ランプユニットへの伝送のためにこのようなメッセー
ジを待ち行列に入れる(enqueue)。特定のメッセージ
がランプユニットからの応答を必要とすれば、コンソー
ルプロセッサは、その応答を待ってそれを受信したとき
にこの応答をプログラムへ渡し、次のメッセージを伝送
するに先だってメッセージを初期設定する。
関連(アソシエイテッド)プログラムを例示する第11図
にはファイルマネージャプログラムを示してある。ファ
イルマネージャプログラムは、ディスクファイルシステ
ムを監督し(oversee)、ランプユニットキューデータ
に対し相対レコードとキー索引付ファイルとを順次提供
する。各ユニットランプに関連するキューデータは、ユ
ニットに割り当てたコンソール制御チャンネルを含むフ
ァイル識別子により識別される。プログラム処理された
コンソールデータも、又各プログラマブルコンソール機
能毎に1つずつファイル単位でディスクに記憶される。
その他の全ての点に関してはファイルマネージャは一般
的な方法で動作する。図中の関連プログラムは又ディス
クデータマネージャプログラムを含む。一般的な方法で
ディスクデータマネージャは、ディスク内の空きセクタ
のリストを管理し、各セクタを種々のファイルに割当
て、ファイルの所要のセクタを位置決めして適切なアク
ションを実行するのに必要なディスクハードウェア信号
を出力する各機能を提供する。このプログラムは、本発
明の種々の実施に使われる色々の異なるディスクライブ
を制御するのには修正を必要とする。この図面中には例
外実施マネージャプログラムとして別の関連プログラム
を示してある。この例外表示マネージャプログラムは、
オペレータの注意を喚起するためにコンソールのフロン
トパネル上に配置させた英数字表示デバイスのうちの1
つのデバイスのコマンドを入手する。これ等の情報は、
一般に、問題を解決するのに各オペレータの確認又は助
けを必要とする場合に、コンソールの操作中に生ずる。
英数字デバイス上に表示するための表示データのスクリ
プトはオペレータを助けるように設けられている。表示
されたデータは、活動化を必要とする期待されたスイッ
チ入力応答を含む。一旦問題が解決されると、英数字表
示デバイスの制御は文字表示プログラムに戻る。
ネットワーク状態制御プログラムは各ランプユニットの
ネットワークへの接続又は切離しの管理を保守する。ラ
ンプユニットの接続は先ず最初に通信マネージャプログ
ラムにより検出されて、ネットワーク状態制御プログラ
ムに合図され、このとき新らたに接続したランプユニッ
トから報告される種々のステータスビット(状況ビッ
ト)について1連のチェックが実施される。これ等のス
テータスビットは、コンソールが完全作動可能のランプ
ユニットを認識する前提条件であるいくつかの条件及び
アクションを表わす。これ等の各ステータスビットの各
々に対して応答ルーチンが設けられている。これ等の応
答ルーチンは、各々のビットの出現に基づいてコンソー
ルの行うアクションを規定する。ネットワーク状態制御
プログラムにより成し遂げられる機能のうちのいくつか
の機能の例としては、追加のランプユニットプログラム
コードのダウンロードと、ランプユニットに対するキュ
ーデータのダウンロードと種々のコンソールコントロー
ルパネル制御器の現行状態を表わすデータのパケットの
伝送とがある。
ディスク状態マネージャプログラムはディスク駆動機構
に対するディスクの挿入又は取出しを監視する。ディス
クの挿入又は取取出し時にはコンソールプロセッサ割込
みが生ずる。ディスク上に更新されたキュー情報を保守
することが重要であるので、コンソールのオペレータに
対してランプキューデータのコピーをディスク上で更新
するのを禁止している情勢であると通知することがとく
に大切である。このような誤動作の通知により、例外表
示マネージャプログラムを介してコンソールオペレータ
の注意を促す。このような情勢は、ディスクの適正な組
合せがディスク駆動機構内に存在しないときに起る。
本発明によれば、通常の基準において、リアルタイムク
ロック情報を各ランプユニットに同報通信するように動
作するネットワークリアルタイムクロックプログラムを
設けてある。リアルタイムクロック情報は日付及び時間
のデータ情報を含む。このデータ情報はコンソール電気
回路内の蓄電池給電集積回路から生起し、通信マネージ
ャプログラムにより各ランプユニットに送られる。この
ネットワークリアルタイムクロックプログラムはハード
ウェア割込みにより起動する。
一連の通常の上演又はショーの期間中、コンソールは、
このコンソール上に配置された各ランプからランプステ
ータスデータ(ランプ状況データ)を定期的に要求す
る。キュー・データ・ダウンロード要求ビットのような
あるステータスビット(状況ビット)が、ネットワーク
状態制御プログラムの起動を起こさせる。電球故障ビッ
トのような他のビットは、上記したような例外表示管理
プログラムを介してオペレータが通知を受けることにな
る。なお、その他のビットはコンソールオペレータが後
で調査するために単に記憶される。又ランプステータス
走査プログラムはハードウェア割込みにより起動する。
この割込みに応答してランプのステータスが要求され検
索される。割込みを生ずるハードウェアタイマは連続的
に作動するから、コンソールプロセッサ複合体は、通信
ネットワークに接続した全部のランプユニットから最も
新しいステータス情報を入手できる。
上述したものはコンソールプロセッサが利用できる種々
のプログラムの一つの実例である。次にオペレータが或
る『チャンネル選択』コンソールボタンを押すと応答す
る種々の上記したプログラムの実行の一例を述べる。こ
のボタンを押すと、あるランプユニットを手動制御下に
至らしるように動作することができる。続いてなお別の
コンソールつまみを回すとランプをその各軸線の1つの
軸のまわりに回すように作用することができる。次の実
例において各ランプユニット内にコンソール機能を移す
分散型制御の効果を理解できるであろう。又本発明の設
備により、一般的なプロセッサ制御照明システムに比べ
てコンソールで要求される処理が著しく減少するという
ことがわかるであろう。コンソールと各ランプユニット
間のタスクの分担により、システムパラメータの変更速
度が増加する結果となる。さらに前述の実施例ではコン
ソールはもはや、本システム内の各ランプユニット毎に
多量のデータを逐次に処理する必要がない。その代り
に、各ランプユニットプロセッサが各自のユニットに対
し変更を行うのに必要なアクションを成し遂げる。さら
に本発明のシステムでは、システム全体を単一のランプ
ユニットに対し必要なときに変更することができる。又
全部のランプユニットへのメッセージの同時伝送が行わ
れるので、本システムに新たにランプユニットを追加し
ても、従来のシステムでの典型であった伝送速度が比例
して遅くなるということはない。
手動制御のもとに舞台ランプの位置を変える例において
は、コンソールは通例の初期設定ルーチンをすでに実行
したものと想定する。又コンソールプロセッサが各ラン
プユニットと通信を確立し、各ランプユニットのそれぞ
れに各初期設定に必要な全部のデータを送ったものと想
定する。そして、本システムは主シーケンサのエンドレ
スループ内で作動するものと想定する。このループでは
主シーケンサは各コンソールデバイスによるオペレータ
からの入力を待つ。主シーケンサはその順序付けルーチ
ンの期間に、コンソールのスイッチ入力ハードウェアを
走査するスイッチ入力検知プログラムを呼出し、コンー
ルフロントパネルに現われているスイッチ状態のマップ
を生成する。このマップではセットビットは押さえられ
ている押しボタンを示すがクリアビットは押されていな
い押しボタンを示す。このマップは、前回の走査で読込
んだ各スイッチのステータス(状況)を含むメモリ内の
同類のマップのコピーと比較される。今回及び前回の各
マップを比較して、第1及び第2のマップの生成の間に
状態を変えたスイッチを示す第3のマップを作成する。
何の変化も認められなければプログラムを主シーケンサ
に戻す。変化が生じたとすると、プログラムは第3のマ
ップをビットごとに走査して、変化したスイッチを識別
し、そのスイッチに関連する応答ルーチンを起動する。
新たに起動したスイッチの識別子及び新たな状態とが関
連する応答ルーチンが送られる。新たに操作されたスイ
ッチは『チャンネル選択』スイッチグループの1メンバ
ーとして識別される。このスイッチグループはすべて同
じ応答ルーチンによりサービスされる。スイッチの識別
子は、付随のグループセレクタと共に、スイッチが応答
する制御チャンネルを指定する『チャンネル選択』グル
ープ内のスイッチの番号を示す。1000本の各コンソール
制御チャンネルのすべては、それぞれコンソールメモリ
マップ内の単一ビットにより表示され、そのビットはそ
のチャンネルが手動制御に選定されているか、されてな
いかを示す。押されたスイッチによって、そのチャンネ
ルに対するビットの値が反転し、それにより手動制御に
ランプが選定される。ランプがすでに手動制御のもとに
ある場合には、スイッチを押すとそのユニットのランプ
が手動制御から解除される結果となる。上記したマップ
内で1ビットだけしか変えられれていなくても、マップ
全体がこの場合全部のランプに同時に同報通信される。
各ランプはマップを調べ、そのランプの制御が同報通信
メッセージに基づいて変更しているか否かを判別する。
ネットワークをくまなくこのマップを伝送した後には、
そのスイッチの押し下げの応答について、このコンソー
ルのさらなる処理は要求されない。
スイッチが押されることに応答して入った応答ルーチン
は、同報通信型メッセージを送るためのコマンドで通信
マネージャプログラムを呼出す。この同報報信型メッセ
ージは、メッセージデータを保持するメモリのブロック
に対するポインタを含む。通信マネージャプログラム
は、通信機能を実行するプログラマブル集積回路により
データの伝送を開始するか、或はまた通信がすでに進行
中であれば、通信マネージャは、現在のメッセージ伝送
を終えた後に次の伝送を行うためにコマンド及びメモリ
ポインタを待ち行列に入れるかのいずれかを行う。通信
処理に必要などの付随的処理も、種々のプログラマブル
集積回路からのコンソールプロセッサ割込みに応答して
実行される。スイッチ起動に関して、通信マネージャプ
ログラムではそれ以上の処理はもはや要求されない。
通信マネージャプログラムによりメッセージの伝送を終
えたとき、又は将来の伝送のためのメッセージを待ち行
列に入れたときに、この通信マネージャプログラムは応
答ルーチンプログラム及びスイッチ入力検知プログラム
から主シーケンサに戻る。従って主シーケンサは、新た
に押されたスイッチを検知しためときに前回に出た位置
でエンドレスループ内に入る。この主シーケンサは、手
動制御のたに押されたランプボタンが解放されるまで継
続する。ふたたびスイッチ入力検知プログラムに入る
と、各走査マップの比較によりスイッチ状態の変化を指
示する。スイッチは上記したようにふたたび識別され、
関連応答ルーチンが起動する。
この応答ルーチンはスイッチの解放時には動作しない。
このことは、押したとき又は解放したときに応答ルーチ
ンが起動する他の形式のスイッチとは異なっている。ど
のような場合にも応答ルーチンからスイッチ入力検知プ
ログラムを経て主シーケンサに戻る。ふたたび主シーケ
ンサはそのエンドレスループ内で走査を再開する。この
ループから光学式エンコーダ入力走査プログラムに離脱
する。オペレータが適切なコンソールデバイスを回すと
適切な舞台ランプが対応して回ることになる。エンコー
ダ/カウンタ電気回路は上記したように、光学式エンコ
ーダ入力走査プログラムに数値入力データを供給する。
各エンコーダ/カウンタ回路により生ずる値は、エンコ
ーダ軸がオペレータにより回されると変化する。スイッ
チ入力検知プログラムと同様な方法で光学式エンコーダ
入力走査プログラムは各走査ごとに読出した値と前回の
走査に関して記憶した値とを比較する。この比較中に差
異が認められた場合には適切なランプコマンドが生成さ
れる。このメッセージブロックは、手動変更ランプコマ
ンドと変化量と特定のエンコーダに対する識別子とを含
む。ランプコマンドは次いで通信マネージャプログラム
に対して同報通信メッセージとしてディスパッチ(発
送)される。全部のランプユニットはその同報通信メッ
セージを受信して個々のランプユニットに対するこのメ
ッセージの適用性を判別することができる。
上記したように、通信マネージャプログラムはこのメッ
セージを、即時伝送により、又はこのメッセージを通信
チャンネルが消去のときに、次の伝送のためにこのメッ
セージを待ち行列に入れることにより、処理する。次い
でコンソールプログラムは主シーケンサのエンドレスル
ープに復帰する。上記したことは、オペレータに指定さ
れたようにランプ位置を変更する際にコンソールプロセ
ッサによる関与を構成する。全部の付随的な引続く処理
は必要に応じて個々のランプユニットにより行われる。
本発明の原理を例示する次の例は、特定のランプユニッ
トプロセッサメモリへのキューデータ情報の記憶に関す
る。この機能は、コンソールオペレータが『記憶キュ
ー』スイッチを押すことにより開始される。前述の例の
場合と同様に、主シーケンサは、エンレスループから出
て、スイッチ入力検知プログラムに入る。このスイッチ
入力検知プログラムは、新たな入力マップを読取り、こ
れを前回のマップに記憶した本システムのステータスと
比較する。これにより、『記憶キュー』スイッチの状態
は押されている状態と分る。次いでこのスイッチが識別
され、各自の応答ルーチンが呼出される。
『記憶キュー』スイッチに適応した応答ルーチンは、2
つの必要な条件、すなわち『記憶イネーブル』スイッチ
も又現在押されているか、キュー番号が『記憶キュー』
スイッチの上方の表示窓に現われているかについても検
査する。これ等の2つの条件が合致すれば、コンソール
は記憶キューコマンド同報通信メッセージを各ランプユ
ニットへネットワークを介して送る。さらに『記憶キュ
ー』スイッチの上方の窓内に現われるキュー番号も又同
じメッセージ内で同報通信する。
通信マネージャプログラムは、全部のランプユニットに
同時に受信される同報通信メッセージをネットワークを
介してデータ伝送する。メッセージが伝送され、あるい
は次の伝送のために待ち行列に入れられた後に、通信マ
ネージャプログラムは、応答ルーチン及びスイッチ入力
検知プログラムを経て主シーケンサのエンドレスループ
に復帰する。主シーケンサは、必要に応じて他のオペレ
ータコマンダをきまった手順でサービスする。しかし、
本例のサービスでは、これ等のサービスの間にある多く
のその他のサービスと同様に、主シーケンサは、幾分即
時のアテンションを必要とする規則正しく調時した割込
みにより、周期的に優先使用される。この規則正しく調
時した割込みは、コンソールプロセッサに割込みをもた
らすハードウェアタイマ集積回路の周期的割込みによ
り、ランプステータス走査プログラムを起動する性質の
ものとなることができる。ハードウェアタイマにより生
成された各割込み毎に、プログラムは異なるランプユニ
ットに指令して、そのランプユニットの現在のステータ
スを示すデータを含むメッセージをコンソールに送らせ
る。このメッセージに現われるデータのタイプについて
は、ランププロセッサシステムに関連してさらに詳しく
後述する。
上記したような記憶キューコマンド同報通信によって、
このシステムの一部のランプユニットは新たなキューデ
ータの発生を報告し始、ディスクに記憶するためにコン
ソールに送る。ランプステータス走査プログラムはシス
テム内の全部のランプを順番に取扱う。又新たに記憶さ
れたキューに含まれる全部のランプはそのキューデータ
をコンソールに最終的に送ることができる。ランプステ
ータス走査プログラムは、ステータス読取りコマンドメ
ッセージを通信マネージャプログラムを介してランプユ
ニットに送ることにより個別のランプユニットについて
のステータスデータを得る。
ステータス読出しコマンドメッセージは、同報通信メッ
セージについて上記したものと全く同じようにして、通
信マネージャにより個別にアドレス指定される。しか
し、ステータス読出しメッセージコマンドは特定のラン
プユニットからの応答を必要とするから、通信マネージ
ャプログラムは、ランプコマンドメッセージの送信後
に、通信ネットワークチャンネルをオープン状態に保持
する。この通信ネットワークチャンネルは、ランプが応
答するまで又は応答なしに或る時間が経過するまでオー
プン状態に保持される。この後者の時間が経過した場合
はランプに故障が生じたものとみなす。さらに、ランプ
ステータスプログラムにおける処理は、ランプユニット
から応答を受けるまで休止状態に保持する。
いったん特定のランプユニットがステータス読出しメッ
セージに応答すると、通信マネージャは受信したメッセ
ージによりランプステータス走査プログラムに復帰す
る。この例では、受信メッセージ内のビットの1つは、
ランプユニットがランプユニットプロセッサメモリ内
に、ディスク記憶のためにまだコンソールに転送されて
いないキューデータを記憶していることを示すことがで
きる。コンソールの多くの入力走査プログラムと同様な
やり方でランプステータスプログラムは入力値が変化し
たときにだけ反応することができる。ランプステータス
データ内にセットビットが現われると、ネットワーク状
態制御プログラムを起動する。ランプステータスの変化
に対する応答がこれによって生ずる。ネットワーク状態
制御プログラムには、ランプユニットから受信したステ
ータスビットを扱う1群の応答ルーチンが設けられてい
る。これ等の応答ルーチンの若干は、電球の故障のよう
なランプの問題について、コンソールオペレータの注意
を引くのに供される。ネットワーク状態制御プログラム
の他の応答ルーチンは要求があり次第各ランプユニット
にプログラムコードをダウンロードする。この例の受信
したデータビットと関連する応答ルーチンは、ランプユ
ニットからのキューデータをアップロードして、このデ
ータをディスクファイルシステムの適正なファイルに記
憶する。ネットワーク状態制御プログラムは先ずコンソ
ールプログラムディスク状態マネージャ内に位置付けら
れたフラグを検査する。これは、ランプユニットからの
新たなキューデータを実際に記憶できるように保証する
ためである。実際にディスクをキュー記憶のために利用
できる場合には、応答ルーチンは、次にキューバッファ
アップロードメッセージと共にデータを記憶しようとす
るメモリの使用してないセクションに対するポインタと
によって通信マネージャプログラムを呼出す。キューデ
ータの記憶のためにディスクが利用できない場合には、
新たなデータはランプユニットからアップロードされな
い。その代りにフロントコンソールパネルのインディケ
ータが照明されて、キューメモリをランプユニットから
コンソールにアップロードする必要のあることをオペレ
ータに気づかせる。このことはオペレータコマンドによ
り後で達成することができる。
上記したステータス読出しメッセージと全く同様に、キ
ューアップロードコマンドは、特定のランプユニットに
送られる。キューアップロードコマンドは又通信マネー
ジャにランプユニットの応答を待機させる。本発明の好
適な形態では、プログラマブル通信回路には、ネットワ
ーク状態応答ルーチンにより規定されたメモリスペース
内にランプユニットの応答を記憶するように設定してあ
る。ランプユニットからコンソールへのデータの転送を
完了すると、通信電気回路がコンソールプロセッサに割
込む。通信マネージャプログラムは再起動する。次い
で、通信マネージャプログラムは、通信伝送の完了を判
定し、別のメッセージがペンディング状態であればこの
ようなメッセージの伝送を開始し、ネットワーク状態制
御応答ルーチンに復帰する。
ネットワーク状態制御応答ルーチンとの関わり合いによ
り、ランプユニットから受信したデータはファイルレコ
ードに再分割される。ファイルをレコードに再分割する
のに使われるのを同じフォーマットがランプキュー記憶
と共にディスクファイルシステムに使われる。ある場合
には、受信したデータは、ランプステータスを走査する
速度をオペレータがキューを記憶する速度よりも一時的
に遅くすることができるから、いくつか複数のキューの
データとすることができる。この例ではキュー記憶コマ
ンドからのデータだけが操作されるデータであると想定
する。ディスクファイルは、ランプキューデータが記憶
しようとするキューデータの以前に存在しているので、
ランプキューデータをすでに含んでいる。従って、必要
なことの全部は、ディスクファイルに適切なレコードを
加え又は書直しをすることである。応答ルーチンは、フ
ァイルマネージャプログラムを呼出してこのプログラム
によりキューデータファイル辞書内の特定のランプ制御
チャンネル番号を用いてファイルをオープンすることに
より上記のレコーの追加/書直を実行する。上述したこ
とは、ファイルマネージャプログラムを呼出してキュー
データファイル辞書内のランプ制御チャンネル番号を用
いたファイルをオープンすることにより応答ルーチンに
よって成し遂げられる。次いで応答ルーチンは、ランプ
ユニットから受信するレコードデータを使いファイルマ
ネージャプログラムに書込みコマンを出す。一度このデ
ータの書込みを終えると、応答ルーチンがファイルマネ
ージャプログラムを呼出し、これによりファイルを閉じ
る。
ファイルマネージャプログラムは上記したようにキュー
アップロード応答ルーチンに対し3つの機能を果たす。
キューデータファイルを開くコマンドにより、キューデ
ータファイル記述子辞書のファイル記述子の探索がなさ
れる。その記述が検出されたときに、その記述子を使っ
てファイルの第1のフラグメント(細分)を見つけこれ
をディスクからロードする。書込もうとするファイルレ
コードは2つの部分、すなわちキュー番号及びランプ機
能データとから成る。キュー番号はレコードに対して固
有のインデックス(索引)として利用される。新たに受
信したレコードをファイルに書込むためにコマンドが出
されたときは、ファイルマネージャプログラムはメモリ
内にすでに現われているフラグメントを探索し、書込ま
れるレコードのインデックスを見つけ出す。このインン
デックスが第1のフラグメント内で見つけられない場合
には、ファイルの他のフラグメントを順番に調べる。既
存のレコードがファイルに書込まれるレコードのキュー
番号をすでに有していれば、これを新たなレコードのラ
ンプ機能データで重ね書する(overwrite)。ファイル
にインデックスが見つけられなければ、このファイルに
この新たなレコードを加える。ネットワーク状態制御応
答ルーチンからの、ファイルを閉じるコマンドにより、
ファイルマネージャプログラムをしてファイルに関連す
るメモリ内のデータに対してポインタを解放させる。こ
のようにして、ネットワーク状態制御応答ルーチンは必
要なときにはいつでもこれ等のメモリスペースを再使用
できる。ファイルオープンコマンドを出さなければもは
やファイルをアクセスすることはできない。
ファイルマネージャプログラムはコンソールプロセッサ
メモリのコピーとは異なって、ディスクに記憶したデー
タをアクセスすることが必要なときはいつでも、ディス
クデータマネージャプログラムを起動する。このプログ
ラムは、実際上ディスクコマンドを出しディスクからデ
ータを読取るディスクドライブ制御回路の制御を行う。
ディスクデータマネージャは、現在使用中のディスクの
これ等の部分のアカウント(報告)を保守し、ファイル
マネージャにより要求された特定のファイルフラグメン
トをアクセスするのに必要なアクションを決める。
最後に応答ルーチンが終了し、ネットワーク状態制御プ
ログラムを経てランプステータス走査プログラムに復帰
する。この走査プログラムは又次のタイマ割込みまでに
終了する。上記では、ランプユニットの初期設定が行わ
れたものと想定して本システムの動作を述べている。ラ
ンプユニットの詳細な初期設定は次に詳しく述べる。各
ランプユニットは、システム電力上昇及び初期設定の期
間に又は作動する演出照明システムに新たに加えられた
ときに初期設定される。各ランプユニットの電気回路は
上記したように、プロセッサと種々のプロセッサを記憶
するのに十分なメモリとが設けられてある。これ等は、
実行したときにコンソールで起きるキュー又はスイッチ
作動に従って、任意のランプユニットのデバイスを動か
し、再調整し又は変更することを許容している。
第12a図及び第12b図に示すように、本システム全体に又
はあるランプユニットに給電開始するときは、ランプ状
態初期設定プログラムを起動する。このプログラムは
又、ある割込みが生じてランプシステムの主要な誤動作
を示すときには正常なランプコンピュータ動作中にも起
動することができる。さらに、ランプ状態初期設定プロ
グラムの一部は、特定のランプユニットの通信アドレス
が変更される場合に再入力される。
各ランプユニットは、種々の機能を果たすROMベースプ
ログラムを有する。たとえば、ROMベースプログラムは
ランプシステムの適正な動作に必要な所定のハードウェ
アを試験し、またこのプログラムはユニット内の種々の
プログラマブル回路をあらかじめ決められた既知の状態
に事前設定する。さらにそのプログラムは、ユニットの
決められた部分に検査が行われるようにスクリプト呼出
しによって進行し、試験の結果に従って行われるべきア
クションを指示する。スクリプトの終りにおいてランプ
ユニットはコンソールと完全な同期状態になり、そのと
きプロセッサは、自己検査,物理的状態監視及びコンソ
ールコマンド伝送への応答から成るエンドレスループに
入る。
初期設定プログラムにより行われる第1のタスクはEPRO
Mメモリからのプログラムの妥当性についての検査合計
試験である。前もってタイミングを調時したソフトウェ
アループに対するハードウェアタイマの試験も又行う。
通信ハードウェアのループバック(折返し)試験も又RA
Mメモリの部分の読出し/書込み試験も行う。試験され
たランプユニット電気回路のどれかが故障していること
が分ると、実行を中止する。ランプユニットハードウェ
アの動作の試験を完了すると、種々のプログラムサブル
ーチンを実行し、プログラム変数を初期設定し、通信に
使うプログラマブル回路をセットアップする。各ランプ
ユニットの識別は適切な入力デバイスから読出した通信
アドレスである。本発明の好適とする形態では、各ラン
プユニットの識別は、3−ディジットサムホィール(指
動輪)スイッチの設定値により行う。このようにして、
1000個ものランプユニットが本システムに接続され、そ
れぞれ独自の識別を保持することができる。ランプ複合
体プロセッサへの入力データは、ランプハードウェアに
連結したサーボモータまたはステッパモータ(ステッピ
ングモータ)の構成を表わす。同じコンピュータハード
ウェアと同じ基本プログラムとがランプ複合体の各アク
チュエータの種々の組合せを制御するのに利用されるか
ら、ランプシステムプログラムの一部が各ランプ複合体
ので互いに異なることになる。必要に応じて、特定のラ
ンプ複合体に対する適正なシステムプログラムをコンソ
ールからダウンロードすることができる。しかし、これ
等の追加プログラムの各ランプユニットへのダウンロー
ドは、各プログラムが各ランプユニット内の書込み可能
な不揮発性メモリに保持されることで不必要とすること
もできる。上記したようなメモリの不揮発性はバッテリ
RAMメモリバックアップにより与えられる。
次に、ランプユニットRAMメモリにすでに存在するプロ
グラムに対してその妥当性を判別するための検査を行
う。検査合計試験を行い、プログラム内の識別子を上記
したクチュエータ構成入力と突合わせる。プログラムが
有効であることが分ると、内部フラグをクリアすること
により追加プログラムを実行させる。追加プログラムが
無効であることが分ると、メモリステータスワード内に
フラグをセットし、コンソールはランプシステムプログ
ラムメモリの置換のためにプログラムのダウンロードを
行う。これ等の追加プログラムの実行を禁止するフラグ
も又セットする。
このときは、通信マネージャプログラムを起動してコン
ソールプロセッサ複合体との連絡を確立する。その後
は、コンソールがランプユニットの通信アドレスを問合
わせると、通信マネージャプログラムが応答する。ラン
プユニットの特定の構成と上記した妥当性検査はコンソ
ールコマンドに応答して報告する。これは、コンソール
プロセッサ複合体とランプユニットの複合体との間の初
期通信の1部をなす。
さらにランプユニットRAMメモリ内の追加プログラムが
上記の検査によって無効であることが分った場合には、
各プログラムをコンソールからダウンロードするまで、
初期設定の実行は延期する。ランプユニットプロセッサ
は自己試験及びコンソールコマンド応答のエンドレスル
ープに入る。プログラムダウンロードに伴うコマンド応
答ルーチンプログラムの終りに、RAMメモリ内の追加プ
ログラムの実行を禁止するように前回にセットしたフラ
グをクリアする。次いでランプ状態初期設定スクリプト
を再入する。結局は、これ等の追加プログラムの有効な
セットが各ランプユニットのRAMメモリ内に存在するこ
とになる。次いで追加プログラムに伴うサブルーチンを
実行して、物理的アクチュエータの制御のために使う追
加プログラム変数及びプログラマブル回路を初期設定す
る。ランプユニットプロセッサを割込みに手引きするア
ドレスのテーブルも又追加プログラム内の割込み応答ル
ーチンの存在を反映するように修正される。次いで、さ
らに多くのサブルーチンを呼出し物理的アクチュエータ
及びフィードバックセンサの校正及び指標(索引)付け
の機能を成し遂げる。これ等のサブーチンにより種々の
アクチュエータをその全運動範囲にわたって動かし、任
意のセンサの位置を書き留め、種々のアクチュエータ及
びフィードバックセンサの適正な動作を検査する。
ランプユニットに対する通信アドレスをこのランプの動
作中に変える場合には、新たなアドレスに従ってコンソ
ールとふたたび通信を行う。ランプ状態初期設定スクリ
プトを再入させ、ランプユニットを新しいアドレスに対
しコンソールとふたたび同期させる。
ランプステータスワード内のフラグはこのときにセット
し、コンソールプロセッサ複合体を指示してコンソール
の状態に関する情報を含むデータのパケットを伝送す
る。このデータのパケットはランプユニットにとってこ
のユニットを後続のコンソールコマンドに適切に応答さ
せるのに必要である。パケット内のデータの性質はコン
ソールのあるサブセクション(小区分)における各制御
の位置情報と特定のランプユニットに割当てたコンソー
ル制御チャンネル番号に関する情報とを含んでいる。光
度論理制御部内にフラグをセットして、適切なデータを
コンソールから受けるまでは、特定のランプが点灯しな
いように防止する。次いで、初期設定プログラムがコン
ソール状態パケットを受けるまで、自己試験/コマンド
応答ループに再入する。
コンソール状態パケット、コマンド応答ルーチンの完了
時に、ランプ状態初期設定スクリプトを再起動する。コ
ンソールから受信した状態バケットに結合するデータは
一時的に記憶するが、同時にキューデータメモリで付随
的な妥当性検査を行う。検査合計試験を行い、キューデ
ータ内の制御チャンネルル識別子とコンソールから受信
した制御チャンネル識別子との間の突合せ(一致)に関
する試験を行う。検査合計/チャンネル−番号試験の間
にキューデータが有効であると分ると、ランプユニット
キューデータに対する最後の更新時間の表記とコンソー
ル内のディスクに記憶したデータの更新時間の表記とを
比較する。これ等の更新時間が一致すれば、処理が継続
する。一層新しいデータがランプユニットメモリ内に記
憶されることが分った場合には、コンソソールオペレー
タの裁定によりどのキューデータを使うべきかを決める
ように呼びかける。ディスクにランプユニットメモリに
おけるよりも一層新しいデータが存在するように決めら
れると、又はキューデータが無効であることが分ると、
ランプステータスワードにフラグをセットする。このフ
ラグはコンソールプロセッサを促して適正なキューデー
タをランプユニットメモリ内にダウンロードする。次い
で、巻戻しコマンドをキューデータマネージャプログラ
ムに送り、メモリ内のデータを消去し、自己−試験/コ
マンド−応答ループを再入する。
或は有効なキューデータがランプユニットメモリ内に存
在することが分ったときには初期設定スクリプトを再入
する。次いでキュデータ及びコンソール状態パケットを
利用して全部の機能論理制御部をセットアップして次の
手動制御又はコンソールからのキュー呼出しコマンドに
応答する。キュー呼出しコマンドを受けたときに、光度
論理制御プログラム内のフラグをクリアする。上記した
ように、このフラグは十分に同期していない照明灯の点
灯を制御する。次いで、ランプユニットの正常な作動を
開始するのを許可する。この最終プログラムのセットア
ップ後に初期設定スクリプトが終了し、上記した起動の
判定基準の1つが発生するまでメインシーケンサループ
内で処理が継続する。
上記した点は、一般に各ランプユニットの適正な初期設
定を完遂するためのコンソール及びランプユニットプロ
セッサの(情報)交換について述べたものである。初期
設定後に、各ランプユニットが行う最初の背景アクティ
ビティ(バックグランドアクティビティ)は各主シーケ
ンサループプログラムによって行われる。次に第13図に
示すように、一般に、主シーケンサループ内のランプユ
ニットプロセッサの活動は、コンソールプロセッサから
受信した通信に対し入力バッファを走査することを含
む。検査合計の保全性(完全性)の性能はRAMメモリ内
のキューデータ及びプログラムコードの両方で検査す
る。又、ランプユニットプロセッサは、ユニットに関連
する通信アドレスの変更を走査する。主シーケンサルー
プは、コンソールコマンド通信を受けるまで又は検査合
計障害又はアドレス変更まで各ユニットで連続的に実行
されるプログラムである。このアドレス変更の場合には
主シーケンサループから一時的に出る。さらに、主シー
ケンサループ内の処理は、割込み基準のアクチュエータ
制御プログラムを起動したときに又は物理的フィーバッ
ク割込みの生起時に、一時的に停止される。
主シーケンサループプログラム自体は種々のサブプログ
ラムの起動のための循環的に繰返すプリセット(事前設
定)サイクルである。これ等のサブプログラムは、以下
に詳しく述べるが、コマンドインタプリタ、メモリ検査
合計試験及び通信アドレス走査サブプログラムを含む。
各場合に、主シーケンサループがサブプログラムに入る
ときは、試験を行う。この場合、主シーケンサループが
再入され、又は行われた試験の結果に基づいて応答が行
われる。
コマンドインタプリタサブプログラムに関してはエンド
レスループ形のプログラムを起動する。この場合1連の
命令が実行される。コマンドインタプリタサブプログラ
ムで実行される最初の命令又はアクションは、読出しコ
マンドを通信管理プログラムに出すことである。読出し
コマンドの後に主シーケンサループへの復帰を実行す
る。コマンドインタプリタサブプログラムの次の起動時
に、前回に出された読出しコマンドのステータスについ
て通信マネージャプログラムで検査が行われる。読出し
コマンドの処理が完了前であることを指示している時に
主シーケンサループに復帰する。読出しコマンドの処理
完了の指示時にすなわち検査ステータスがコンソールプ
ロセッサからの完了した通信を示すときは、コマンドイ
ンタプリタサブプログラムがコンソールコマンドメッセ
ージから出されて新たに受信したデータの第1ワードを
調べる。このデータはランプユニットプロセッサにより
実行される。コンソールコマンドがもはやコンソールか
らのデータ伝送を必要としない形式のものであれば、受
信したデータを一時的に記憶し、別の読出しコマンドを
出して、コンソールにより送られる次のコマンドを検索
する。
受信され、ランプユニットROMメモリ内に記憶された応
答ルーチンと関連するこれらのコンソールコマンドは即
時に実行される。RAMメモリ内に位置した追加プログラ
ムの有効性は他のコンソールコマンドの実効に先だって
検査される。どの場合にもコマンドが完了するまで又は
コマンドの別の全部の処理が割込み基準にされるまで、
コマンド応答ルーチン内で処理が継続する。この場合、
制御は主シーケンサループに復帰する。特定の形式のコ
ンソールコマンドとその関連応答ルーチンとを以下に述
べる。
起動したときにメモリ検査合計サブプログラムは、プロ
グラムコード及びキューデータを内部に記憶したメモリ
セクションの保全性を検査する。有効と考えられるメモ
リのこれ等のセクションだけで試験を行う。プログラム
コードの検査合計試験ができないと、適切なフラグをラ
ンプステータスワードにセットし、コンソールでプログ
ラムコードをダウンロードさせる。さらに、コマンドイ
ンタプリタプログラムの操作は、プログラムコードを取
換えてふたたび有効であると確認するまで制限される。
コンソールがプログラムコードの必要なダウンロードに
応答するときは、ランプ状態初期設定スクリプトを前記
したように再入させる。キューデータが無効であると分
った場合には、適切なフラグをランプステータスワード
にセットする。この場合コンソールプロセッサによりキ
ューデーをダウンロードする。リワインド(巻き戻し)
コマンドをキューデータマネージャプログラムに送り、
無効なキューデータをクリアする。有効なキューデータ
がダウンロードした後はそれ以上の処理は要求されな
い。両方の場合に、適切なアクションが行われると、制
御は主シーケンサループに復帰する。
通信アドレス走査プログラムとして識別されるサブプロ
グラムはランプユニットの識別コードを読出す。前記し
たように識別コードは最初にセットしたデイジットスイ
ッチ(サムホィールスイッチ)により設定され通信ネッ
トワーク内のランプユニットに対し固有のアドレスを供
する。このサブプログラムはスイッチから読出した値
(識別アドレス)をメモリ内のコピー(識別アドレス)
と比較する。この比較(結果)が識別アドレスが変更し
たことを示すとタイマを始動する。タイマは或る時限後
にランプユニットプロセッサの割込みを生ずる。走査中
に読出される新たな識別アドレスは、次の識別変更と比
較するためにメモリに記憶される。新たな識別アドレス
を検出した各場合でタイマを再始動する。通信アドレス
を変えたときにはタイマ割込みが生ずるまで、他の応答
は必要がない。たとえば5secの時限が、スイッチデバイ
スでアドレス変更を確実に終えるのに好適である。タイ
マ割込みが起ると、ランプ状態初期設定スクリプトを再
入する。アドレス変更の処理は上記のスクリプトに従っ
て前記したように生ずる。
前記したようにコマンドインタプリタは、コンソールプ
ロセッサ及びランプユニットプロセッサ間の通信に関し
て起動する。コマンド応答ルーチンはランプユニット処
理のこのレベルに関連する1つ又は複数の他のプログラ
ムを起動することができる。これ等の他の関連プログラ
ムは、状態データマネージャ、キューデータマネージ
ャ、通信マネージャ、機能論理制御部及び物理的制御マ
ネージャを含む。多くのこれ等のマネージャプログラム
は状態データマネージャプログラムにデータを直接報告
する。物理的制御マネージャは、モータ、調光機等のよ
うなランプユニットの物理的クチュエータを制御する付
加的プログラムの起動を監視する。
コマンド応答ルーチンは、コンソールプロセッサから出
されるコマンドを実施するのに必要なアクションの各別
のスクリプトである。このプログラムの流れを第14図に
示してある。若干のーチンは内部データを扱うが、他の
ルーチンは特定のデータをコンソールに伝送し、なお別
のプログラムはランプユニットの物理的アクチュエータ
を動かし或は制御するのに必要な特定のアクションを行
う。前記したルーチンの若干は前記した特定のアクショ
ンの組合せを呼び出す。。次のコマンド応答ルーチンの
記載において、応答ルーチンはコンソールプロセッサか
らランプユニットプロセッサに伝送されるメッセージの
第1ワードで検出される値に基づいて選択されることが
大切である。各コマンドメッセージはコマンド識別子と
して知られる固有の値を有する。
第1の関連プログラムである状態データマネージャルー
チンは、コンソールプロセッサ及びランププロセッサの
両方からのステータスデータの共通ソース及びリポジト
リー(貯蔵部)を提供する。コンソールプロセッサから
受信した、かつまれに使われるデータは、コマンド応答
ルーチンに対しアクセスできる状態に保持され要求時に
検索される。一層ひんぱんに使われるデータは、コンソ
ールプロセッサから受けた後、機能論理制御部に送られ
る。状態データと称する若干のデータは、本システム内
の各ランプユニットに対し互いにパックしたデータを含
む形でコンソールプロセッサから伝送する。状態データ
は全部のランプユニットに単一の同時伝送で伝送する。
状態データマネージャはこの伝送から特定のランプユニ
ットに適用できる状態データを抽出する。初期設定スク
リプト期間中にコンソールにより行う制御チャンネルの
割当てにより、各ランプに適用できるデータを識別す
る。論理的及び物理的制御部はユニット装置の種々の状
態を直接状態データマネージャに報告する。状態データ
マネージャはこのデータをユニット内の多様のソースか
ら状態データの単一ブロック内に結合する。周期的コン
ソールコマンドに応答して、各ランプユニットはこの状
態ブロックをコンソールに伝送する。
通信マネージャは、コマンドインタプリタの動作に関し
て前記した関連プログラムである。コンソールからの一
括大量(バルク)データ(RAMベースプログラム又はキ
ューデータ)のダウンロードを行うコマンド応答ルーチ
ンは、通信マネージャルーチンに読出しコマンドを出
す。これ等の読出しコマンドはコンソールから送られる
データをランプユニットメモリの適正なメモリ内に記憶
するように作用する。コマンド応答ルーチンは、ランプ
コマンドがコンソールへ戻すデータのランプユニット伝
送を必要とするときに、通信マネージャに書込みコマン
ドを出す。書込みコマンドはランプユニットメモリ内に
データのアクセスのために適切な場所を与える。
通信マネージャルーチンは又、コンソールプロセッサに
よる初期伝送を受信しない場合にデータの再伝送に応答
できる。この際に、通信マネージャルーチンは大ブロッ
クのデータの断片化(fragmentation)を処理し通信ネ
ットワークチャンネルの雑音の影響を除く。
キューデータマネージャ関連プログラムはRAMメモリ内
に一般的なキー索引付きファイルシステムを有してい
る。固有のオペレータ指定キュー番号は、キューデータ
ファイルの各レコードの最初の4バイト内に保持され、
レコードを識別するためのインデックサ(索引)として
使われる。キュー呼出し時に、呼出されるキューの番号
に合致するキュー番号に対して種々の索引を探索する。
探索したキュー番号と記憶したキュー番号との間に整合
(一致)が認められると、キューデータレコードを検索
してコマンド応答ルーチンに戻る。又各索引間に整合が
検出できないと、そのことをコマンド応答ルーチンに報
告する。
各ランプユニットはそれぞれ多くの操作上の特徴がある
ため、ランプユニットの各物理的機能のそれぞれに対し
論理制御プログラムを設けてある。限定するわけではな
いが種々のランプユニット機能は、光度、位置、色及び
ビームの論理制御部を含む。各ランプユニットの物理的
ハードウェアがこれ等の機能を備える状態に沿って、対
応する種類の論理制御プログラムを実行させる。各論理
制御プログラムは、それぞれ物理的装置の各機能に対し
単一の制御点を設けることにより、ランプユニットの同
じ様な機能を実行する。全部の論理制御プログラムによ
り得られるサービスには、ここでサブマスタと呼ばれる
種々の正面パネルソースで呼出されるキューデータを受
信することを含む。このサービスには又、他のサブマス
タからの前回に呼出したデータと新たなキューデータと
の統合と、コンソールから受信した手動制御コマンドに
従って現在の機能データを変更することと、現在の機能
データ値を報告することを含む。若干の論理制御プログ
ラムは又、現在の機能データをプリセットされた機能値
として記憶し、又コンソールのコマンドでこれ等のプリ
リセット値を呼出して報告する際に作動する。若干の論
理制御プログラムは又、呼出されたキューデータの比例
基準化(プロポーショナルスケーリング)のためにコン
ソールプロセッサから送られるフェーダ値を使う。物理
的制御マネージャ関連プログラムは、論理制御部により
計算された現在の機能データに変更させるサブプログラ
ムの起動を監視する。上記したサブプログラムは2つの
主要なカテゴリーに分類される。たとえばステッパモー
タを制御するサブプログラムは、モータに調時した一連
のステップコマンドを出力する一般的なアルゴリズムを
実行する。若干のステッパモータサブシステムは、各ス
テッパモータがランプユニットプロセッサにより伝送さ
れるステップコマンドに確実に追従するように使うスイ
ッチ閉包索引コードバックを含む。ランプユニットの他
の機能は、ランプのパン及び傾斜(チルト)の動作を生
ずるように直流サーボモータを駆動することを含む。直
流サーボモータ回転速度計によるランプ速度情報出力と
光学式エンコーダ/カウンタ回路からの位置フィードバ
ック情報はシステムデータバスによりフィードバック情
報としてランプユニットプロセッサに伝送する。これ等
の部品を制御するサブプログラムは一般的な速度−フィ
ードバックサーボ制御アルゴリズムを利用する。このサ
ブプログラムは又、位置フィードバック信号の変更によ
り発生するハードウェア割込みによって、サーボ制御さ
れたランプ機能の不意の動作の際にも起動される。サー
ボ制御されたランプ機能の予期されない動作は、ランプ
ユニットプロセッサによっては指令されなかったランプ
に起る動作をランプユニットプロセッサに知らせる。こ
れ等のサブプログラムをアナログ又はディジタルの電気
回路に置き換えてもよいのはもちろんである。
ランプユニットに関するあるステータスデータ(状況デ
ータ)は物理的制御部で発信する。たとえば、ランプユ
ニットの光源の電球の完全性は、この光源に電力を供給
する電源の状態から導き出される。ランプユニットの運
動範囲内での妨害されたランプの運動は、モータ運動に
対応するランプ運動が生じないときと推定される。又ス
テッパモータサブシステムの故障は予期された索引入力
(index input)が探索できないことから推定できる。
このステータス情報は直接状態データマネージャに報告
される。
手動制御でのランプの選択に応答するコンソールプロセ
ッサの処理を示した前述の2つの例に従って、又キュー
データを記憶するために、これ等の2つの例はランプユ
ニットプロセッサの行うアクションを以下に示すように
反覆する。これ等の2例は、ランプユニット内に生ずる
処理を例示し、本発明に従う各ランプユニット内の種々
のプログラムの起動及び対話と、コンソールと各ランプ
ユニット間のタスクの分配とを含む。
第1のランプユニットの例は、コンソールオペレータが
手動制御期間にシステム内の単一のランプを選択したと
きに生ずる一連のアクションと、ランプユニットの空間
的な向きを変えるためのコンソールデバイスの操縦とに
関する。両方の例は、全部の必要とするRAMベースプロ
グラムがキューデータと共にコンソールに完全に同期し
ているものと想定する。
主シーケンサループの一部として、ランプユニットプロ
セッサはコマンドインタプリタプログラムに飛越して、
通信マネージャプログラム内の未決定の読出しコマンド
ドのステータス(状況)を検査する。このコマンドイン
タプリタプログラムは1ブロックのメモリスペースを使
って通信マネージャプログラムにサービスする。メモリ
のこのブロックは、読出しコマンドの実行のステータス
を信号化した1バイトのデータを含む。読出しコマンド
をサービスする際にコマンドインタプリタプログラム
は、通信マネージャプログラムにより実行されるコマン
ドブロック内のデータのステータスバイトを検査する。
未決定の読出しコマンドが完成したこと、すなわちコン
ソールプロセッサから或るブロックのデータを受信した
ことをフラグが示したときは、コマンドインタプリタプ
ログラムはこのデータの第1のバイトを調べる。データ
の第1のバイトの値はランプユニットにより実行されよ
うとする特定のコマンドを表わす。
この例によれば、コンソールから受信したコマンドは手
動制御チャンネル−セレクタ−マップコマンドであるこ
とが分る。このコマンドはコンソールから追加データを
必要としないから、コマンドインタプリタプログラムは
別の読出しコマンドブロックを設定し通信マネージャプ
ログラムを再起動する。次いで、通信マネージャプログ
ラムはランプユニットを、別のコンソールコマンド伝送
を受信してコマンドインタプリタに戻すように用意させ
る。次いで、コマンドインタプリタプログラムは関連コ
マンド応答ルーチンに飛越する。上記のコンソールコマ
ンドは、ネットワークに伝送され、このネットワークに
接続した全部のランプユニットにより同時に受信される
メッセージを表わす。注目すべき点は、特定のランプユ
ニットに関して既述した上記処理は又本システムの他の
ランプユニットにも同時に生じていることである。
本発明のパフォーマンス照明システムは1000個以上の舞
台照明に適応できるから、複数バイトのデータをネット
ワークを経て伝送しなければならない。このとき1つの
ビット位置が各ランプユニットを代表する。特定のラン
プユニットに対応するビットの位置は、ランプ状態初期
設定スクリプト期間中にコンソールによりランプユニッ
トに割当てたコンソール−制御−チャンネ番号から導出
される。本システムの他のランプユニットは他の異なる
いろいろなコンソール−制御−チャンネルル番号を割当
てられる。各ユニットはそれ自身のビット−データを12
5バイトブロックから個別に抽出する。コンソール−制
御−チャンネル番号は状態データマネージャプログラム
内に記憶される。
コンソール伝送を復号することの結果としてコマンド応
答ルーチンの必要とするアクションは、125バイトブロ
ックのメモリ内の位置で状態データマネージャプログラ
ムへ飛越すことである。又コマンド応答ルーチンは、手
動制御ステータスビットが操作されたことを指示する識
別子を提供する。
状態データマネージャ(状態データ管理プログラム)
は、サブプログラムを有していて、このサブプログラム
はコンソール−コントロール−チャンネル番号を索引
(インデックス)として利用してランプユニットに対し
手動制御がセレクション(選択)又はディセレクション
(非選択又は選択解除)のいずれがされているかを示す
ブールフラグ(boolean flag)に割当てられるべき値
を引き出す。このブールフラグは、手動制御コマンドを
受信したときに参照されるものであり、ランプユニット
による反応を許可する、あるいは許可しないという標識
である。状態データマネージャプログラムから制御は次
いで主シーケンサのエンドレスループに戻される。
主シーケンサプログラムの命令を実行するランプユニッ
トプロセッサはコマンドインタプリタプログラムに周期
的に入り、新たな伝送をコンソールから受けたか否かを
確かめる。この場合、コンソールからコマンドを受け、
コンソールオペレータがランプ位置制御器を作している
ことをそのコマンドが示しているものとする。従って、
コマンドインタプリタにより受ける次のランプユニット
コマンドは、エンコーダ変更コマンドである。この情報
はエンコーダ変更コマンドの第1バイトから判別され
る。それから適切なコマンド応答ルーチンに飛越しを行
う。さらに又、このコマンドはネットワーク内の全部の
ランプユニットにより同時に受信される。そして、この
ようなランプはすべて適切なアクションを同時に実行す
る。
上述のコマンドに関連するコマンド応答ルーチンは、ブ
ールフラグが手動制御についての特定のランプユニット
のセレクション又はディセクションのいずれを現在指示
しているかを状態データマネージャによりまず最初に検
査する。もし、フラグがセットされていなければ、コマ
ンド応答ルーチンは終了して、ランプが手動制御に選定
されていないので、エンコーダ変更コマンドは無視され
る。しかし、この例ではフラグを上述の手動制御チャン
ネル−セレクタ−マップコマンドの一部としてセットす
るものとして想定してあるから処理は継続する。
コンソール制御機器の位置の変更に応じてコンソールか
ら送信されるエンコーダ変更コマンドは、特定のコンソ
ールエンコーダを識別する1バイトのデータを伴ってい
る。この識別データはコンソールパネルにいくつものエ
ンコーダが設けられてあるから不可欠なものである。各
エンコーダは異なるランプ機能の制御を行う。さらに、
エンコーダ変更コマンドバイトはエンコーダ入力値の変
化量を表わすデータを含む。各エンコーダはランプユニ
ットの異なる機能と関連させてあるから、コマンド応答
ルーチンは、変更された入力値を持つエンコーダに関連
する機能論理制御部への飛越しを実行する。コマンド応
答ルーチンは又、上記変化量に対応するデータに従って
進み、そのデータによりランプユニットの位置が変えら
れる。
この例については位置論理制御部が起動される。この位
置論理制御部は、ランプユニットの現在のコマンド位置
を表わすデータを読出し、受信したエンコーダ変更入力
値に正比例する量だけこのデータを修正する。この新た
な値は直ちにランプユニットの新たな位置として記憶さ
れ、続いて位置論理制御部はコマンドインタプリタに復
帰する。
次に、コマンドインタプリタプログラムは、物理制御マ
ネージャを起動し、この物理制御マネージャは全部の位
置論理制御部でメモリに現在記憶されているコマンドデ
ータとランプユニット物理デバイスの実際の位置状態と
を比較する。次いで物理デバイスの実際の状態を指令さ
れた状態に一致させる。1つ以上の機能データを変更し
た場合には、物理制御マネージャは、全部の物理クチュ
エータが適正に作動するのを保証するためにアクチュエ
ータのプログラムをあらかじめ準備した組合せで起動す
る。
この例ではサーボモータ制御プログラムだけを起動す
る。このプログラムは、新たなコマンドデータにより要
求された変更の方向と共にサーボモータに印加しようと
する適切な電圧値とを計算する。又関連するタイマをト
リガして周期的ハードウェア割込みを生じさせる。各割
込み時にサーボモータ制御プログラムは、サーボモータ
サブシステムの実際の状態が位置論理制御部により設定
されたコマンドデータに一致するまで、モータに加える
適切な電圧を再計算する。
以上のことは、たとえばランプユニットのパン又はチル
トの位置に対応する変化を生ずる所望のサーボモータの
運動について実施される。サーボモータの運動が開始す
ると、ランプユニットは、サーボモータ制御プログラム
及び物理制御マネージャプログラムからコマンド応答ル
ーチン及びコマンドインタプリタに戻る。受信コマン
ド、メモリ検査合計失敗及び通信アドレス変更処理の走
査が再開する場合に上記した後者の2つのプログラムか
ら主シーケンサに制御が復帰する。新たなランプユニッ
トの位置に達するようなときまで、ハードウェア割込み
及びサーボモータ制御再計算は主シーケンサのエンドレ
スループのアクションで散在する。コンソールからネッ
トワークを経て各ランプユニットに伝送された高水準コ
マンドは各ユニットで追加処理を受けてそのユニットに
ついてのコマンドの効力を決定され、又適用可能な場合
には所望の効果を達成する。
次の例は、コンソールパネルに『キュー記憶(store c
ue)』スイッチをコンソールオペレータが作動した結果
として起るランプユニットにおける処理を含む。ランプ
ユニットプロセッサは、主シーケンサのエンドレスルー
プを出て、コマンドインタプリタに飛越して通信マネー
ジャプログラム内の未決定の読出しコマンドのステータ
スを検査する。この例では、コマンドインタプリタプロ
グラムは、コマンドメッセージの第1バイト内のキュー
記憶命令コード(opcode)を持つ、コンソールから新た
に受信したメッセージを見つけ出す。コマンドインタプ
リタは、通信マネージャ上で読出しコマンドを再始動
し、キュー記憶コマンド応答ルーチンを呼出す。このコ
マンドはネットワーク内の全部のランプユニットで同時
に受信する。このようなユニットのすべては後述の一連
のアクション(処置)を同時に実行する。
コマンド応答ルーチンでは各論理制御部が現在命令され
た機能データに関して問い合せ(照会)される。このデ
ータは10バイトのメモリ記憶域にパックされる。さらに
このデータのブロックは、キューに対するオペレータの
割当ての番号を表わす4バイトのデータと組合せられて
いる。このキュー番号はコンソールからのキュー記憶コ
マンド伝送の一部として受信されたものであることを理
解すべきである。次いでコマンド応答ルーチンはキュー
データマネージャプログラムを呼出し、このプログラム
に対して前記の処理の結果として生ずる14バイトのブロ
ックを持ってくる。
キューデータマネージャは、コマンド応答ルーチンをレ
コードキュー番号の索引に一致する索引を検出するため
に、そのレコード索引すなわちそのキューデータマネー
ジャ内のキュー番号のリストを走査する。この一致を検
出すると、付随するデータレコードをコマンド応答ルー
チンから受信したデータレコードで重ね書きする。探索
中に索引に一致が検出されなければ、索引及びデータの
ファイル内内のブランク(空白)レコード域に新たなレ
コードを書込む。ランプユニットのこのデータメモリ
は、現在のランプユニットのキューデータを更新するた
めにコンソールディスクのコピーへはまだ伝送されてい
ない型式のものである。データレコードをコンソールデ
ィスク記憶域に伝送する際に遅れが存在するはずである
ので、それぞれのキューレコードに対し十分な余地(ス
ペース)を設けなければならない。次いで、キューデー
タマネージャはコマンド応答ルーチンに復帰する。
コマンド応答ルーチンは状態データマネージャを即時に
呼出して、ランプユニットがコンソールディスク記憶域
へ伝送可能のキューデータを有することを指示するフラ
グをランプステータスワード内にセットさせる。次いで
各プログラムは、ランプユニットが主シーケンサに戻る
方に突き進むまで互いに順次復帰する。次いで主シーケ
ンサのエンドレスループ内の処理が再開する。
キュー記憶コマンドの処理中のある時点で、コマンドイ
ンタプリタは、ランプ−ステータス−リポート命令コー
ドを持つメッセージを受信したことを探知する。準備読
出しコマンドが通信マネージャプログラムへふたたび出
され、またランプ−ステータス−リポートコマンド応答
ルーチンが呼出される。これ等のランプ−ステータス−
リポートコマンドはネットワーク内の各ランプユニット
に個別に送られる。この場合1度に11個のユニットだけ
がコンソールに応答する。
コマンド応答ルーチンは状態データマネージャプログラ
ムを呼出しランプステータスワードの現在値が得られる
ようにする。メモリのこのブロックは、通信マネージャ
プログラムに出された書込みコマンデ内のメッセージデ
ータとして利用される。この書込みコマンドは、次のコ
ンソールコマンド伝送の準備でちょうど実行し終った読
出しコマンドに対し相互作用を生じない。エンドレスー
プが再開する場合には、種々のプログラムを経て主シー
ケンサに復帰する。
前回のコマンドでコンソールに報告されてランプステー
タスデータ内にセットされたフラグは、コンソールを指
示して読出し−キューデータ−変更−バッファコマンド
を出させる。このコマンドは、ランプユニットの通信マ
ネージャプログラムにより受信し、コマンドインタプリ
タプログラムにより探知される。さらに、このコマンド
は特定のランプにアドレス指定され、このランプだけが
応答を伝送する。読出し−キューデータ−変更−バッフ
ァコマンド応答ルーチンは、キューデータマネージャプ
ログラムからの新たなキューデータのリストを検索する
ために設けられている。さらに上記のコマンド応答ルー
チンは、書込みコマンド内のメッセージデータとしてリ
ストを通信マネージャプログラムに送り、状態データマ
ネージャを呼出して、キューデータ変更バッファ内にデ
ータが存在することを指示するフラグをクリアさせる。
その結果、ランプユニットプロセッサは、主シーケンサ
のエンドレスループに復帰して、次のコンソールコマン
ドを待機する。
以上述べた所は、舞台照明の位置の変更と共にランプユ
ニットメモリ内のキューデータの記憶を実行するのに必
要なランプユニットプロセッサの動作を説明したもので
ある。しかし本システムの適応性は前述したことだけに
は限定されない。各コマンドの徹底した説明は必要がな
く、本発明の説明の妨げになるだけであるが、本発明の
各ランプユニットについて使われる他のランプコマンド
を以下に記載しておく。
本発明の処理を実行するプログラムの全部の機能は第10
図ないし第14図に詳細に記載してある。全部のプログラ
ムの代表的部分をリストアップする詳細なコードを以下
に示す。これは第114図に記載された色論理制御を実行
するのに必要なコードである。このコードはモトローラ
マイクロプロセッサ68000型の実行用に書かれている。
色論理制御プログラムは光度、位置及びビーム直径に対
する論理制御プログラムと良く似ている。
以上本発明のいくつかの実施例について添付図面と詳細
な説明に記述したが本発明は記載された実施例に限定さ
れることなく、なおその精神を逸脱しないで種々の配列
しなおし、変化変形、置換を行うことができるのはもち
ろんである。
【図面の簡単な説明】 第1図は舞台の照明用に構成された本発明によるコンピ
ュータ制御照明システムの1実施例の斜視図、第2図は
制御コンソールと舞台装置の種類のランプユニットと共
にその他の項目との間の通信を例示した本発明照明シス
テムのブロック図、第3図は本発明照明システムの制御
コンソール用の正面パネルの平面図、第4図は制御コン
ソールの一部である電子サブシステムのブロック図、第
5図は本照明システムのランプユニットのランププロセ
ッサシステム部分の電子ブロック図、第6図はランプユ
ニットステッパ制御システムを示すブロック図、第7図
はランプユニット内のステッパモータに使う指標検出シ
ステムを示すブロック図、第8図は運動制御及び位置監
視の速度を含むランプユニット内のモータのサーボフィ
ードバック制御を示すブロック図、第9図は第2図に示
した中継器の配線図である。第10図は若干の検出通信及
びその他の演算制御のプログラムのステップを持つ主シ
ーケンサを備えたコンソール内のプログラムの演算を示
す流れ図、第11図は本発明照明システムの操作を実施す
るように制御コンソール内で利用する付加的プログラム
の流れ図、第12a図及び第12b図は操作を始めるようにラ
ンプユニットを初期設定するのにランプユニット内で実
施される各別のステップを示す流れ図である。第13図は
コマンド受信ユニットの各ステップを実施する主シーケ
ンサプログラムと1連の試験プログラムとを含むランプ
ユニットのプロセッサ内の各プログラムの基準演算を示
す流れ図、第14図はパラメータ制御コマンドを受け、こ
れ等のコマンドを処理し、ランプユニット内の機構によ
り実施され光ビームに選定した組のパラメータを与える
ようにする物理的動作を指令するようにランププロセッ
サ内で実行される演算を示す流れ図である。第15図は本
発明の基本的構成を示すクレーム対応図である。 20……照明システム、22……舞台、24……制御コンソー
ル、26……データリンク、38,40……双方向伝送路、28,
30,32,41,44,46,48,50……ランプユニット、52,54,56,5
8……中継器、140……中央プロセッサ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−173402(JP,A) 特開 昭56−35394(JP,A) 特開 昭57−61286(JP,A) 特開 昭57−101384(JP,A) 特開 昭53−65033(JP,A) 実開 昭48−52364(JP,U)

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明用の光ビームを発生し且つ該光ビーム
    の特性および光ビームの位置に関する複数の調整可能な
    パラメータを有する光ビーム発生手段と、該光ビーム発
    生手段の複数の前記パラメータを駆動コマンドに応じて
    駆動制御する駆動手段と、該駆動手段を該駆動コマンド
    を用いて直接制御するランププロセッサと、個々の該ラ
    ンププロセッサ手段と連携してランプユニットを各々ア
    ドレス指定するランプ識別手段と、前記ランププロセッ
    サ手段により実行されるデータを格納するランプメモリ
    手段とをそれぞれ備えた複数のランプユニット、 複数の前記パラメータの調整を該パラメータの種類毎に
    指示する操作入力を受け入れ、コンソールおよび1また
    は複数のランプユニット間のブロックデータの転送を開
    始する操作入力手段と、前記操作入力を監視して該操作
    入力の種類を識別する識別子と該操作入力の変化量また
    は変化状態と全てのランプユニットをそれらの内部状態
    に基づいて1グループとして調整することを指定する同
    報通信アドレスまたはブロックデータの転送を個別に開
    始するためのランプユニットアドレスとを合成したシス
    テムコマンドを発信する中央プロセッサ手段を有する制
    御コンソール手段、および 前記制御コンソール手段を複数の前記ランプユニットの
    各々に接続し、前記システムコマンドを前記ランプユニ
    ットの各々に同時に伝送する共通パスを包含する通信リ
    ンクシステムを具備し、 各前記ランププロセッサ手段が個々に前記システムコマ
    ンドを監視して前記同報通信アドレスがあるときには前
    記ランプメモリ手段の前の状態の基づいて該システムコ
    マンドに応答するか否かを個々に決定し、また前記ラン
    プユニットアドレスがあるときは該ランプユニットアド
    レスが自身のランプユニットアドレスと一致するか否か
    に基づいて前記システムコマンドに応答するか否かを個
    々に決定することを特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】前記ランプメモリ手段に格納された前記デ
    ータが、前記ランププロセッサ手段によって実行される
    複数の照明キューの各々に対して定義されたパラメータ
    データの組を包含することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の照明システム。
  3. 【請求項3】前記ランプメモリ手段に格納された前記デ
    ータは、前記ランププロセッサ手段によって実行される
    命令のプログラムを包含することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の照明システム。
  4. 【請求項4】前記ランプメモリ手段に格納された前記デ
    ータが、前記制御コンソール手段の前記操作入力手段の
    現在の状態を表すデータを包含することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の照明システム。
  5. 【請求項5】前記ランプメモリ手段に格納された前記デ
    ータが、複数の前記ランプユニットの幾つかがパラメー
    タの調整を要求するシステムコマンドの実行のために選
    択されることを表すデータを包含することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の照明システム。
  6. 【請求項6】前記制御コンソール手段が、複数の前記ラ
    ンプユニットの幾つかが前記同報通信アドレスを含むシ
    ステムコマンドの実行のために選択されることを選択す
    る操作入力手段を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の照明システム。
  7. 【請求項7】複数の前記ランプユニットの各々の前記光
    ビーム発生手段が、それぞれ発生する光ビームのパー
    ン,チルト,光度(光の強さ),色,ビーム形およびビ
    ーム直径のうちの少なくとも一つ以上の調整可能なパラ
    メータを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の照明システム。
  8. 【請求項8】前記システムコマンドがエンコーダ識別子
    とエンコーダの変化量,フェーダ識別子と実際の電流値
    およびスイッチ番号とスイッチ状態の組の少なくともい
    ずれか一つの組を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の照明システム。
  9. 【請求項9】前記通信リンクシステムが信号の再構成を
    行う1つ以上の中継器を有し、該中継器が双方向の全二
    重パスである前記共通パスに対して拡散状(fan-out)
    に接続可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の照明システム。
  10. 【請求項10】前記中央プロセッサ手段が伝送品質に応
    じて同一のシステムコマンドを所定の複数回発生し、そ
    の際該システムコマンドには通信回数を識別するための
    シーケンス番号が付加され、前記ランププロセッサ手段
    が該シーケンス番号を参照して当該システムコマンドの
    受付けの開始または受付けしないのいずれかを決定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の照明シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記駆動手段が前記ランププロセッサ手
    段から供給されるディジタル駆動信号をアナログ信号に
    変換する信号変換手段を包含し、該アナログ信号を複数
    の照明調光器を含む前記光ビーム発生手段中の複数のア
    ナログ装置に供給することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の照明システム。
  12. 【請求項12】前記駆動手段が前記ランププロセッサ手
    段から供給されるディジタル駆動信号に応じてて前記光
    ビーム発生手段のパラメータを調整するディジタルサー
    ボ手段を包含することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の照明システム。
  13. 【請求項13】前記ランププロセッサ手段が前記中央プ
    ロセッサ手段から送られた前回のシステムコマンドのデ
    ータを前記直前のパラメータの状態のデータとして前記
    ランプメモリ手段に記憶し、前記中央プロセッサ手段か
    ら送られた今回のシステムコマンドのデータと前記ラン
    プメモリ手段に記憶された前回のシステムコマンドのデ
    ータとを比較することによりビーム速度データを含む駆
    動コマンドを演算することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の照明システム。
  14. 【請求項14】前記ランプユニットの前記ランププロセ
    ッサ手段がそれぞれ前記中央プロセッサ手段から送られ
    るステータス読取りコマンドに応じてランプ調整の終了
    により調整されたパラメータ値を該中央プロセッサ手段
    に転送し、該中央プロセッサ手段は転送された該パラメ
    ータ値をバックアップ用データとして前記制御コンソー
    ル手段に接続されたバックアップメモリ手段に格納する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の照明シ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記中央プロセッサ手段が前記ランププ
    ロセッサ手段のパラメータ制御用プログラムを前記ラン
    プユニットのアドレスと共に前記バックアップメモリ手
    段内に記憶し、システムの初期設定時において該バック
    アップメモリ手段から該プログラムを前記パラメータ値
    とともに対応する前記ランプユニットにダウンロードす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の照明
    システム。
  16. 【請求項16】前記制御コンソール手段が同一機能を有
    する代替用の第2の制御コンソール手段または追加され
    て制御機能を分担する第3の制御コンソール手段に接続
    し、前記ランプユニットが該第2または第3の制御コン
    ソール手段により制御され得ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載の照明シ
    ステム。
  17. 【請求項17】照明用の光ビームの特性および光ビーム
    の位置に関する複数の調整可能なパラメータを有する光
    ビーム発生手段と、該光ビーム発生手段の複数の前記パ
    ラメータを駆動コマンドに応じて駆動制御する駆動手段
    と、該駆動手段を該駆動コマンドを用いて直接制御する
    ランププロセッサ手段と、該ランププロセッサ手段によ
    り実行される複数の照明キューの各照明キュー毎に定義
    された一組のパラメータのパラメータデータを格納する
    ランプメモリ手段とをそれぞれ備えた複数のランプユニ
    ット、 複数の前記パラメータの調整を前記照明キューの識別番
    号で指示する操作入力を受け入れる操作入力手段と、前
    記操作入力を監視して前記照明キューの識別番号からな
    るシステムコマンドを発信する中央プロセッサ手段を有
    する制御コンソール手段、および 前記制御コンソール手段を複数の前記ランプユニットの
    各々に接続し、前記システムコマンドを前記ランプユニ
    ットの各々に同時に伝送する共通パスを包含する通信リ
    ンクシステムを具備し、 各前記ランププロセッサ手段が前記システムコマンド中
    の前記照明キューの識別番号が自己の前記ランプメモリ
    手段に格納されている照明キューの識別番号と一致する
    か否かを個々に監視し、一致するときに該システムコマ
    ンドに応答して前記ランプメモリ手段中の該当の照明キ
    ューで定義された前記一群のパラメータのパラメータデ
    ータが示すアクションの目標値と、対応するパラメータ
    の直前の状態とに基づいて前記駆動コマンドを演算出力
    し、これにより個々のランプユニットのパラメータを自
    動的に調整することを特徴とする照明システム。
  18. 【請求項18】前記制御コンソール手段の前記操作入力
    手段が、複数の前記パラメータの調整を前記照明キュー
    の識別番号で指示する操作入力を受け入れるキュー呼び
    出しモードと、複数の前記パラメータの調整を該パラメ
    ータの種類毎またはランプユニット毎に指示する操作入
    力を受け入れる手動制御モードを含む2つ以上の操作モ
    ードを選択設定することが可能であ、前記中央プロセッ
    サ手段は該操作入力手段の前記操作モードの選択設定に
    応じて選択された1組のランプユニットを1つのモード
    での操作を可能とし、同時に残りの1またはそれ以上の
    他のランプユニットを異なるモードで操作することを可
    能とするシステムコマンドを発生することを特徴とする
    特許請求の範囲第17項に記載の照明システム。
  19. 【請求項19】複数の前記ランプユニットの各々の前記
    光ビーム発生手段が、それぞれ発生する光ビームのパー
    ン,チルト,光度(光の強さ),色,ビーム形およびビ
    ーム直径のうちの少なくとも一つ以上の調整可能なパラ
    メータを有することを特徴とする特許請求の範囲第17項
    に記載の照明システム。
  20. 【請求項20】前記システムコマンドがエンコーダ識別
    子とエンコーダの変化量,フェーダ識別子と実際の電流
    値およびスイッチ番号とスイッチ状態の組の少なくとも
    いずれか一つの組を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第17項に記載の照明システム。
  21. 【請求項21】前記通信リンクシステムが信号の再構成
    を行う1つ以上の中継器を有し、該中継器が双方向の全
    二重パスである前記共通パスに対して拡散状(fan-ou
    t)に接続可能であることを特徴とする特許請求の範囲
    第17項に記載の照明システム。
  22. 【請求項22】前記中央プロセッサ手段が伝送品質に応
    じて同一のシステムコマンドを所定の複数回発生し、そ
    の際該システムコマンドには通信回数を識別するための
    シーケンス番号が付加され、前記ランププロセッサ手段
    が該シーケンス番号を参照して当該システムコマンドの
    受付けの開始または受付けしないのいずれかを決定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の照明シ
    ステム。
  23. 【請求項23】前記駆動手段が前記ランププロセッサ手
    段から供給されるディジタル駆動信号をアナログ信号に
    変換する信号変換手段を包含し、該アナログ信号を複数
    の照明調光器を含む前記光ビーム発生手段中の複数のア
    ナログ装置に供給することを特徴とする特許請求の範囲
    第17項に記載の照明システム。
  24. 【請求項24】前記駆動手段が前記ランププロセッサ手
    段から供給されるディジタル駆動信号に応じて前記光ビ
    ーム発生手段のパラメータを調整するディジタルサーボ
    手段を包含することを特徴とする特許請求の範囲第17項
    に記載の照明システム。
  25. 【請求項25】前記ランププロセッサ手段が前記中央プ
    ロセッサ手段から送られた前回のシステムコマンドのデ
    ータを前記直前のパラメータの状態のデータとして前記
    ランプメモリ手段に記憶し、前記中央プロセッサ手段か
    ら送られた今回のシステムコマンドのデータと前記ラン
    プメモリ手段に記憶された前回のシステムコマンドのデ
    ータとを比較することによりビーム速度データを含む駆
    動コマンドを演算することを特徴とする特許請求の範囲
    第17項に記載の照明システム。
  26. 【請求項26】前記ランプユニットの前記ランププロセ
    ッサ手段はそれぞれ前記中央プロセッサ手段から送られ
    るステータス読取りコマンドに応じてランプ調整の終了
    により調整されたパラメータ値を前記照明キューの識別
    番号とともに該中央プロセッサ手段に転送し、該中央プ
    ロセッサ手段は転送された該パラメータ値を前記照明キ
    ューの識別番号とともにバックアップ用データとして前
    記制御コンソール手段に接続されたバックアップメモリ
    手段に格納することを特徴とする特許請求の範囲第17項
    ないし第25項のいずれかに記載の照明システム。
  27. 【請求項27】前記中央プロセッサ手段が前記ランププ
    ロセッサ手段のパラメータ制御用プログラムを前記ラン
    プユニットのアドレスと共に前記バックアップメモリ手
    段内に記憶し、システムの初期設定時において該バック
    アップメモリ手段から該プログラムを前記パラメータ値
    とともに対応する前記ランプユニットにダウンロードす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の照明
    システム。
  28. 【請求項28】前記制御コンソール手段が同一機能を有
    する代替用の第2の制御コンソール手段または追加され
    て制御機能を分担する第3の制御コンソール手段に接続
    し、前記ランプユニットが該第2または第3の制御コン
    ソール手段により制御され得ることを特徴とする特許請
    求の範囲第17項に記載の照明システム。
  29. 【請求項29】光ビームの特性および光ビームの位置に
    関する複数の調整可能な多重パラメータを有する複数の
    ランプユニットを備えた照明システムを使用する照明方
    法であって、 前記複数のランプユニットによる舞台照明を制御するた
    めに使用される制御操作卓の操作状態または該操作状態
    の変化を中央プロセッサで監視するステップと、 前記制御操作卓の操作状態または該操作状態の変化を表
    すシステムコマンドを前記中央プロセッサで演算するス
    テップと、 前記システムコマンドを通信リンクシステムを介して前
    記中央プロセッサから本照明システム内の前記複数のラ
    ンプユニットの各々へ同時に伝送するステップと、 前記複数のランプユニット内の複数のランププロセッサ
    の各々において前記通信リンクシステムを介して伝送さ
    れてくる複数の前記システムコマンドを監視して、該シ
    ステムコマンドが該システムコマンドに付けられている
    同報通信アドレスまたはランプアドレスにより自己のラ
    ンプユニットが応答するべきシステムコマンドであるか
    否かをランププロセッサで個別に決定するステップと、 伝送されてきた前記システムコマンドが応答するべきシ
    ステムコマンドであるとの決定に伴い、該システムコマ
    ンドのデータに応じて各自のランプユニットのランプメ
    モリに格納されている命令のプログラムとパラメータデ
    ータの組を用いて各自のランプユニットの多重パラメー
    タを調整するための局所パラメータコマンドのデータセ
    ットの組を前記ランププロセッサで演算するステップ
    と、 前記局所パラメータコマンドのデータセットの組を用い
    て自己のランプユニットの該当のパラメータを駆動制御
    するステップと、 からなることを特徴とする照明方法。
  30. 【請求項30】前記局所パラメータコマンドのデータセ
    ットの組を用いて自己のランプユニットの該当のパラメ
    ータを駆動制御するステップは、該データセットのディ
    ジタル信号をアナログ信号に変換して、自己のランプユ
    ニットが有する複数の照明調光器を含む複数のアナログ
    装置を制御するステップを包含することを特徴とする特
    許請求の範囲第29項に記載の照明方法。
  31. 【請求項31】光ビームの特性および光ビームの位置に
    関する調整可能な多重パラメータを有する複数のランプ
    ユニットを備えた照明システムを使用する照明方法であ
    って、 前記複数のランプユニットによる舞台照明を制御するた
    めに使用される制御操作卓から選択入力される照明キュ
    ーの識別番号を中央プロセッサで監視するステップと、 前記制御操作卓から入力された前記照明キューの識別番
    号を含むシステムコマンドを前記中央プロセッサで生成
    するステップと、 前記システムコマンドを通信リンクシステムを介して前
    記中央プロセッサから本照明システム内の前記複数のラ
    ンプユニットへ同時に伝送するステップと、 前記通信リンクシステムを介して伝送されてくる前記シ
    ステムコマンドを監視して該システムコマンドに含まれ
    ている前記照明キューの識別番号により自己のランプユ
    ニットが応答するべきシステムコマンドであるか否かを
    ランププロセッサでランプユニット毎に個別に決定する
    ステップと、 伝送されてきた前記システムコマンドが応答するべきシ
    ステムコマンドであるとの決定に従い、該システムコマ
    ンドの前記照明キューの識別番号に応じて各自のランプ
    ユニットのランプメモリに格納されている該照明キュー
    についてのパラメータデータセットを用いて各自のラン
    プユニットの多重パラメータを調整するためのパラメー
    タ値の組を前記ランププロセッサで演算するステップ
    と、 前記パラメータ値の組を用いて自己のランプユニットの
    該当のパラメータを駆動制御するステップと、 からなることを特徴とする照明方法。
  32. 【請求項32】光ビームの特性および光ビームの位置に
    関する調整可能な多重パラメータを有する複数のランプ
    ユニットを備えた照明システムを使用する照明方法であ
    って、 本照明システムで実行され得る複数の照明キューに対し
    前記ランプユニット毎に個別にセットされる該ランプユ
    ニットの各々のパラメータ値に関する多重データセット
    を各前記照明キュー毎に予め設定するステップと、 前記ランプユニットの各々の構成を示す信号に基づき前
    記照明キューの識別番号に応じて実行されるプログラム
    を前記複数のランプユニットのそれぞれのランプメモリ
    に格納するステップと、 初期設定モード時において、前記照明キューの識別番号
    毎とに設定された前記多重データセットを前記複数のラ
    ンプユニットの中の該当するランプユニットへ選択的に
    ダウンロードして該ランプユニットのメモリに格納する
    ステップと、 操作期間において、前記複数のランプユニットによる舞
    台照明を制御するために使用される制御操作卓から選択
    入力される前記照明キューの識別番号を中央プロセッサ
    で監視するステップと、 前記制御操作卓から選択入力された前記照明キューの識
    別番号を含むシステムコマンドを前記中央プロセッサで
    生成するステップと、 前記システムコマンドを通信リンクシステムを介して前
    記中央プロセッサから本照明システム内の前記複数のラ
    ンプユニットへ同時に伝送するステップと、 前記通信リンクシステムを介して伝送されてくる前記シ
    ステムコマンドを監視して該システムコマンドに含まれ
    ている前記照明キューの識別番号により自己のランプユ
    ニットが応答するべきシステムコマンドであるか否かを
    ランププロセッサでランプユニット毎に個別に決定する
    ステップと、 伝送されてきた前記システムコマンドが応答するべきシ
    ステムコマンドであるとの決定に従い、該システムコマ
    ンドの前記照明キューの識別番号に応じて各自のランプ
    ユニットのランプメモリに格納されている該照明キュー
    についてのパラメータデータセットを用いて各自のラン
    プユニットの多重パラメータを調整するためのパラメー
    タ値の組を前記ランププロセッサで演算するステップ
    と、 前記パラメータ値の組を用いて自己のランプユニットの
    該当のパラメータを駆動制御するステップと、 からなることを特徴とする照明方法。
  33. 【請求項33】前記操作期間におけるステップ中には、 前記ランプユニットの各々の内部の診断手段を用いて該
    ランプユニットの診断を実行するステップと、 前記診断結果を情報の双方向通信を行う前記通信リンク
    システムを介して前記ランププロセッサへ伝送するステ
    ップと、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第32項に記載の
    照明方法。
  34. 【請求項34】前記操作期間におけるステップ中には、
    手動制御モードおよびキュー呼び出しモードを含む多重
    操作モードの中の任意の操作モードを前記複数のランプ
    ユニットの中の1以上のランプユニットを指定して前記
    制御操作卓から順次設定するステップを含み、設定され
    た操作モードが前記キュー読み出しモードのときに操作
    期間における各前記ステップの処理を実行することを特
    徴とする特許請求の範囲第32項または第33項に記載の照
    明方法。
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