JPH07319529A - Cad/cam装置 - Google Patents

Cad/cam装置

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JPH07319529A
JPH07319529A JP6263836A JP26383694A JPH07319529A JP H07319529 A JPH07319529 A JP H07319529A JP 6263836 A JP6263836 A JP 6263836A JP 26383694 A JP26383694 A JP 26383694A JP H07319529 A JPH07319529 A JP H07319529A
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JP
Japan
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data
machining
shape
processing
dimensional
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Application number
JP6263836A
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Inventor
Tomoko Kato
智子 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数機種対応のCAD/CAM装置の自動化 【構成】 機種に対応する加工定義データを作成し機種
間相互参照型加工定義データに格納する。続いて該機種
間相互参照型加工定義データから既定義済データを参照
して他機種に対応する加工定義データを自動生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD/CAM装置に
係り、詳しくは、製品の図形データから加工機の種類に
あったNCデータ又はNC元データ(以下、加工データ
と称す。)を生成するCAD/CAM装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図61に示す素材Wを、図62
に示す製品(座ぐり穴6207,6208,6209,
6210及び貫通形状6201,6202,6203,
6204,6205,6206を有する製品)に加工す
る場合、貫通形状は精度を出すためにワイヤ放電加工機
により加工を行い、座ぐり穴と貫通形状の下穴(ワイヤ
を最初に通す穴)はM/C(マシニングセンタ)により
加工するのを一般とする。 従来は、その加工の際、M
/C加工NCデータ生成用CAD/CAM装置でワイヤ
用下穴加工NCデータを生成し、ワイヤ放電加工NCデ
ータ生成用CAD/CAM装置で前記下穴をイニシャル
ホールIHとするワイヤ放電加工NCデータを生成して
いた。
【0003】以下に従来のCAD/CAM装置によるN
Cデータ生成の手順を、図63に示すCAD/CAM装
置の概略図と図64に示すフローチャートに基づいて説
明する。CAD/CAM装置6300は、図61の素材
を図62に示す製品に加工する為のCAD/CAM装置
群で、M/C加工NCデータ生成用CAD/CAM装置
6300Aとワイヤ放電加工NCデータ生成用CAD/
CAM装置6300Bとから成る。各加工機対応のCA
D/CAM装置6300A,6300Bは、コンピュー
タ(図示せず)とFDD装置6301を備えた本体63
02、CRTディスプレイ6303、キーボード630
4、マウス6305、プリンタ6306等から成るもの
で、M/C加工NCデータ生成用CAD/CAM装置6
300Aは、PC6307Aを介してM/C6308に
接続され、ワイヤ放電加工NCデータ生成用CAD/C
AM装置6300Bは、PC6307Bを介してワイヤ
放電加工機6309に接続される。
【0004】従来は、上記CAD/CAM装置6300
A,6300Bを使用してM/C加工NCデータとワイ
ヤ放電加工NCデータを生成するもので、以下にその詳
細を説明する。上記素材Wを上記製品に加工する場合、
まず図64のB1のブロックで元図となる図65に示す
製品の図形データをCAD/CAM装置6300A,6
300Bの一方を使って、或いは図示しない別個CAD
/CAM装置を使って作成する。具体的には、設計者は
例えばCAD/CAM装置6300Aの前に座り、CR
Tディスプレイ6303Aを製図用紙にみたて、筆記具
の代わりにキーボード6304A、マウス6305Aを
操って上記図形データを描いていく。数値の計算は、コ
ンピュータで行ない、寸法などをコンピュータにインプ
ットしていく。CRTディスプレイ6303Aに描かれ
た図形データは簡単に消去、訂正できる。図形データが
完成すると、図形データ、数値のいっさいがコンピュー
タにインプットされ、図示しない外部記憶装置に登録さ
れる。
【0005】次に完成された図形データをもとに、M/
C加工NCデータを作成する設計者はM/C加工NCデ
ータ生成用CAD/CAM装置6300Aを使い、ワイ
ヤ放電加工NCデータを作成する設計者はワイヤ加工N
Cデータ生成用CAD/CAM装置6300Bを使っ
て、夫々のNCデータを作成する。具体的には、図64
の64−B2のブロックでワイヤ放電加工NCデータ生
成用CAD/CAM装置6300Bを使用する設計者
は、外部記憶装置に登録されFDに収められた図形デー
タをセットし、これを呼び出す。呼び出した図形データ
は、CRTディスプレイ6303B上に図65のように
表示される。貫通形状の1つである図62の6201の
ワイヤ放電加工データを図66の66−1に示す破線枠
内を拡大した画面上で作成する。拡大した画面は図67
のようである。まず、ステップ64−S1でIHの位置
を決定するためにマウス6305BでカーソルをIHの
位置を表す円の中心位置67−1近傍に移動させてヒッ
トする(図68)。これによりIHが決定されたことが
わかるマークがCRTディスプレイ6303B上に表示
される(図69)。次にステップ64−S2で設計者は
図62の6201の貫通形状の加工形状を決定するため
に円弧69−1、直線69−2、円弧69−3、直線6
9−4の各個所にカーソルをあわせてヒットし、作成し
たIH位置を出発点としてワイヤ放電加工する場合の加
工形状を定義する。次にステップ64−S3で決定した
加工形状をどのような加工条件で加工するかを決定する
ために工程の順番、進行方向、オフセット方向、加工速
度等を設定する。これで貫通形状6201のワイヤ放電
加工データの生成が完了となり、このワイヤ放電加工デ
ータをステップ64−S4でNCデータに変換すると、
図70のような軌跡70−1,70−2,70−3,7
0−4,70−5,70−6,70−7を加工軌跡とす
るNCデータ指令が出力されることになる。貫通形状6
202,6203,6204,6205,6206につ
いても同様に定義する。
【0006】一方、図64の64−B3ブロックでM/
C加工NCデータ生成用CAD/CAM装置6300A
を使用する設計者は、外部記憶装置に登録されFDに収
められた図形データをセットし、これを呼び出す。呼び
出した図形データは、図63のCRTディスプレイ63
03A上に図66のように表示される。座ぐり穴の1つ
である図62の6207のM/C加工データを図66の
66−2に示す破線枠内を拡大した画面上で作成する。
拡大した画面は図71のようである。まずステップ64
−S5で穴加工位置を決定するためにマウス6305A
でカーソルを穴加工位置を表わす円の中心位置71−1
近傍に移動させてヒットする(図72)。次にステップ
64−S6で設計者は決定した位置に加工する図73に
示す穴形状を定義するために穴形状のメニュー画面(図
74)よりKCX(座ぐり穴)の穴形状タイプを、また
図75の中に示す表よりそのパラメータを選択して穴形
状を決定する。次にステップ64−S7で決定した穴加
工形状をどのような加工条件で加工するかを決定するた
めに工程の順番、工具径、切込み量、主軸回転数、加工
送り等を設定する。これで座ぐり穴のM/C加工データ
の生成が完了となり、このM/C加工データをステップ
64−S8でNCデータに変換すると、座ぐり穴620
7を切削するNCデータ指令が出力されることになる。
座ぐり穴6208、6209、6210についても同様
に定義する。次に上記貫通形状6201,6202,6
203,6204,6205,6206をワイヤ放電加
工するときにワイヤを最初に通す穴(IH)をマシニン
グセンタ(M/C)で加工するための加工データを作成
する。これは、ワイヤ放電加工データを作成する時と同
様、図66の66−1に示す破線枠内を拡大した画面上
で作成する。拡大した画面は図76のようである。ま
ず、ステップ64−S9で穴加工位置を決定するために
マウス6305AでカーソルをIH位置を表わす円の中
心位置76−1近傍に移動させてヒットする(図7
7)。次にステップ64−S10で設計者は決定した位
置に加工する図78に示す穴形状を定義するために穴形
状のメニュー画面(図74)よりKDN(ばか穴)の穴
形状タイプを、また図79に示す表よりそのパラメータ
を選択して穴形状を決定する。次にステップ64−S1
1で決定した穴加工形状をもとに加工条件を決定する。
これで貫通形状6201をワイヤ放電加工する場合のI
HをM/C加工するためのデータの生成が完了となり、
このM/C加工データをステップ64−S12でNCデ
ータに変換すると、貫通形状6201をワイヤ加工する
場合のIHを切削するNCデータ指令が出力されること
になる。貫通形状6202,6203,6204,62
05,6206のIHについても同様に定義する。尚、
この種の装置として、特開平2−257203号公報に
見られるように、ワイヤ放電加工機用IHの加工情報を
取り込んで他の加工箇所と共にマシニングセンタ用NC
プログラムを自動作成するものはある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCAD/C
AM装置では、製品の図形データをもとに、M/C加工
NCデータ生成用CAD/CAM装置6300AでM/
C加工NCデータとワイヤ用下穴加工NCデータを、ワ
イヤ加工NCデータ生成用CAD/CAM装置6300
Bでワイヤ加工NCデータを夫々独立して作成している
ため、異種の加工機の数が増えれば増えた分だけ個々独
立のNCデータを作成しなければならず、人手がかか
り、自動化の妨げとなる問題がある。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、人手がいらず自動化が可能なCAD/CA
M装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のCAD/CAM
装置は、製品の図形データを線・円弧・点・円等の要素
データに分解して記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶されている要素データを抽出して所定の2次元加工
形状を定義する複数の2次元加工定義テーブルと、これ
ら複数の2次元加工定義テーブルを組合せて所定の3次
元加工形状を定義する3次元加工定義テーブルと、複数
の加工機に応じたそれぞれの加工条件データを記憶した
複数の加工条件記憶手段と、前記各データに加工の特徴
を表すデータを付加する属性定義手段と、前記2次元加
工定義テーブル又は3次元加工定義テーブルと前記加工
条件記憶手段の加工条件との組合せに応じて加工機特有
のNCデータ又はNC元データを生成する手段とを具備
することを特徴とする。
【0010】また、本発明のCAD/CAM装置は、製
品の図形データを線・円弧・点・円等の要素データに分
解して記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されて
いる要素データを抽出して所定の2次元加工形状を定義
する2次元加工定義テーブルと、複数の加工機に応じた
それぞれの加工条件データを記憶した複数の加工条件記
憶手段と、前記各データに加工の特徴を表すデータを付
加する属性定義手段と、前記2次元加工定義テーブルと
前記加工条件記憶手段の加工条件との組合せに応じて加
工機特有のNCデータ又はNC元データを生成する手段
とを具備することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のCAD/CAM装置は、
製品の図形データを線・円弧・点・円・角柱・球等の要
素データに分解して記憶する記憶手段と、複数の加工機
に応じたそれぞれの加工条件データを記憶した複数の加
工条件記憶手段と、前記各データに加工の特徴を表すデ
ータを付加する属性定義手段と、前記記憶手段の要素デ
ータと前記加工条件記憶手段との組合せに応じて加工機
特有のNCデータ又はNC元データを生成する手段とを
具備することを特徴とする。
【0012】また、本発明のCAD/CAM装置は、加
工形状の大きさを判定する手段と、加工形状の大きさか
ら下穴形状データを自動決定する手段とを付加するもの
であっても良い。
【0013】また、本発明のCAD/CAM装置は、上
記構成に加えて、下穴形状登録手段と、登録された下穴
形状と加工形状との干渉及び大小を判定し、その判定結
果により登録された下穴形状を採用するか加工形状の大
きさから下穴形状を自動生成するかを決定する手段とを
具備することを特徴とする。
【0014】また、本発明のCAD/CAM装置は、ワ
イヤ放電加工機用イニシャルホール位置判別手段と、イ
ニシャルホール位置を形彫放電加工機用加工位置として
自動定義する手段とを付加するものであっても良い。
【0015】また、本発明のCAD/CAM装置は、ワ
イヤ放電加工機用イニシャルホール位置判別手段と、イ
ニシャルホール位置をマシニングセンタ用穴位置として
自動定義する手段とを付加するものであっても良い。
【0016】また、本発明のCAD/CAM装置は、生
成されたNCデータ又はNC元データから削り残し形状
を認識する手段と、削り残し形状を形彫放電加工機用加
工形状として自動定義する手段と、削り残し形状を加工
する電極を自動決定する手段とを付加するものであって
も良い。
【0017】また、本発明のCAD/CAM装置は、生
成されたNCデータ又はNC元データから削り残し形状
を認識する手段と、削り残し形状を研磨加工機用加工形
状として自動定義する手段とを付加するものであっても
良い。
【0018】また、本発明のCAD/CAM装置は、ど
の加工機に出力するNCデータ又はNC元データを定義
しているかを判別する手段と、NCデータ又はNC元デ
ータが出力された加工機の種別と加工する素材の材質と
加工する工具の種別とから加工条件を自動決定する手段
とを付加するものであっても良い。
【0019】さらに、本発明のCAD/CAM装置は、
製品の図形データの特徴位置判別手段と、前記特徴位置
データをマシニングセンタ用加工位置データとして自動
定義する手段と、前記特徴位置データをワイヤ放電加工
機用加工位置データとして自動定義する手段と、前記特
徴位置データを形彫放電加工機用加工位置データとして
自動定義する手段とを具備することを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明のCAD/CAM装置によれば、製品の
図形データを線・円弧等の要素に分解して記憶し、次い
で記憶された要素の中から、加工機の加工経路が2次元
平面内を移動するものの場合には、所定の2次元加工形
状となるデータを抽出して定義し、また加工機の加工経
路が3次元空間内を移動するものの場合には、2次元加
工形状データから3次元加工形状となるデータを生成し
て定義し、加工の特徴を付した2次元加工形状データ又
は3次元加工形状データと加工条件との組合せに応じて
加工機特有のNCデータ又はNC元データを生成する。
これによれば、加工機に依存しない形で加工形状を定義
できるので、或る加工機の加工形状定義を他の加工機で
参照し加工条件を定義することができる。
【0021】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、加工機の加工経路が2次元平面内を移動するものの
みの場合には、製品の図形データを分析して得られた線
・円弧等の要素の中から2次元加工形状となるデータを
抽出して定義し、加工の特徴を付した2次元加工形状デ
ータと加工条件との組合せに応じて加工機特有のNCデ
ータ又はNC元データを生成する。これによれば、ワイ
ヤ放電加工機、レーザ加工機等、加工機の種類に依存し
ない形で加工形状を定義できるので、例えばワイヤ放電
加工機の加工形状定義をレーザ加工機で参照し加工条件
を定義することができる。
【0022】さらに、本発明のCAD/CAM装置によ
れば、製品の図形データを分解して得られた線・円弧等
の要素に加工の特徴を付し加工条件との組合せに応じて
加工機特有のNCデータ又はNC元データを生成する。
これによれば、加工機に依存しない形で加工形状・加工
条件を定義できる。
【0023】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、加工形状の大きさを判定し、これに合わせた下穴加
工形状が自動決定される。
【0024】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、登録された下穴形状と加工形状の干渉及び大小を判
定し、干渉しない場合には登録された下穴形状を採用
し、干渉する場合には加工形状内におさまる下穴形状を
自動生成する。
【0025】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、ワイヤ放電加工機用のイニシャルホール位置を形彫
放電加工機用の加工位置として利用する。
【0026】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、ワイヤ放電加工機用イニシャルホール位置をマシニ
ングセンタ用穴位置として利用する。
【0027】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、他の加工機で削り残された形状を、形彫放電加工機
で加工する場合、加工形状が自動定義されると共に、電
極形状が自動決定される。
【0028】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、他の加工機で削り残された形状を研磨加工機用の加
工形状に自動定義される。
【0029】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、加工する素材や工具の種別や加工機の種類から、切
り込み量や仕上げ代や主軸回転数などの加工条件が自動
決定される。
【0030】また、本発明のCAD/CAM装置によれ
ば、製品の図形データの中で特徴付けられる位置データ
を判別し、この特徴位置データを使用する加工機に応じ
た加工位置データとして自動定義する。
【0031】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明のCAD/CAM装置の実施
の一例を示す概略図、図2は、そのハードウェア構成図
である。CAD/CAM装置100は、本体101、C
RTディスプレイ102、キーボード103、マウス1
04、プリンタ105等から成るもので、パーソナルコ
ンピュータ(PC)106を介してワイヤ放電加工機1
07、マシニングセンタ(M/C)108、形彫放電加
工機109、研磨加工機たるジググラインダ110等に
接続される。前記本体101はコンピュータ(CPU)
111とプログラムメモリ112とデータメモリ113
とFDD装置114とハードディスク装置(HD)11
5と入出力回路116を備える。
【0032】図3は、前記プログラムメモリ112とデ
ータメモリ113内に格納されるデータの内容を示す図
である。データメモリ113内には、製品の図形データ
を格納するエリアと、2次元加工形状・3次元加工形状
・加工条件等のテーブルデータを格納するエリアがあ
る。プログラムメモリ112内には、後に説明する、加
工形状大きさ判定手段301、下穴加工形状自動決定手
段302、下穴形状登録手段303、干渉・大小判定に
よる下穴形状自動決定手段304、マシニングセンタ用
穴位置自動定義手段306、ワイヤ放電加工機イニシャ
ルホール位置判別手段307、形彫放電加工機用加工位
置自動定義手段308、削り残し形状認識手段309、
形彫放電加工機用加工形状自動定義手段310、電極自
動決定手段311、ジググラインダ用加工形状自動定義
手段312、機種判別手段313、機種依存加工条件自
動決定手段314、製品の図形データの特徴位置判別手
段315、形彫放電加工機用加工位置自動定義手段31
6、ワイヤ放電加工機用加工位置自動定義手段317、
マシニングセンタ用加工位置自動定義手段318に夫々
相当するプログラムを格納する夫々のエリアがある。な
お、登録下穴形状格納手段305に格納されている下穴
形状は外部記憶装置たるHD115に格納される。
【0033】上記CAD/CAM装置100を使用し
て、素材W(図4)を、4つの座ぐり穴501,50
2,503,504及び6つの貫通形状505,50
6,507,508,509,510を有する製品(図
5)に加工する場合のNCデータ生成の手順について図
6とともに説明する。まず、図6のブロックB1で、元
図となる製品の図形データを、CAD/CAM装置10
0を使って作成し、内部記憶装置たるデータメモリ11
3に格納するか、或いは別個CAD/CAM装置を使っ
て作成し、外部記憶装置たるハードディスク装置115
に登録する。この図形データはCRTディスプレイ10
2の画面上に表示すると図7のようになるが、実際は図
2のデータメモリ113内に図8のBD1のような線、
円弧、点、円、寸法線等の要素のタイプデータと点座
標、線分の始点・終点・傾き、円の半径・中心位置、寸
法線の配置位置、寸法文字等の要素の図形情報データに
分解され、小さな箱のような形で記憶される(8−1〜
8−13)。
【0034】次に完成された製品の図形データをもと
に、M/C加工NCデータ及びワイヤ放電加工NCデー
タをCAD/CAM装置100を使って作成する。具体
的には、製品の図形データをデータメモリ113から呼
び出し、或いはハードディスク装置115から呼び出
し、或いはFDD装置114から呼び出して、CRTデ
ィスプレイ102上に図7のように表示させ、前記従来
装置と同様のブロックB2の操作手順、すなわち図6の
ステップS1,S2,S3,S4の順で貫通形状505
〜510のワイヤ放電加工NCデータを作成する。
【0035】上記ワイヤ放電加工形状の定義からNCデ
ータ生成までのCRTディスプレイ102上の画面表示
遷移図を図9に示す。9−1は製品の図形データの画
面、9−3は9−1の画面の破線部9−2を拡大してI
H指定位置にカーソルを移動させたときの画面、9−4
は9−3で指定した結果IHを表すマークが表示された
画面、9−5はワイヤ放電加工形状をカーソルを4ケ所
に移動させて指定したときの画面、9−6はワイヤ放電
加工条件を表にて設定する場合の画面、9−7は9−3
〜9−6までを貫通形状505〜510に関して繰り返
し定義したワイヤ放電加工定義元データについてNCデ
ータを生成した場合の画面である。
【0036】このように図6のブロックB2で作成され
たワイヤ放電加工データは図8のBD2のようにデータ
メモリ113内に格納される。このデータの格納の推移
は次のようである。すなわち、ワイヤ放電加工機107
のワイヤを通すイニシャルホールIHを作成した時点
で、要素データ8−14とその要素データがIH位置を
意味することを識別するための属性8−22が接続され
て格納される。次にワイヤ放電加工形状を作成した時点
で、加工形状に指定された要素データをひとまとめにす
るためにテーブル番号1のテーブル8−15を生成し、
それらデータを格納する。このテーブル8−15は2次
元加工形状を定義する2次元加工定義テーブルであり、
このテーブル8−15に属する各要素データには、関連
性がわかるようにテーブル番号1(8−17,8−1
8,8−19,8−20)が格納される。このとき、ワ
イヤ放電加工のIHとして生成された要素データ8−1
4にも同じテーブル番号1(8−21)が格納される。
このようにしてワイヤ放電加工形状(8−17,8−1
8,8−19,8−20,8−14,8−21)を2次
元加工定義テーブル8−15でまとめたデータ構造がで
きあがる。さらにワイヤ放電加工条件を定義した時点
で、加工条件記憶手段たる加工条件テーブル8−16が
生成され、定義された図10に示すワイヤ放電加工条件
が格納される。この加工条件テーブル8−16には、前
記2次元加工定義テーブル8−15が接続される。以上
で、貫通形状505をワイヤ放電加工する場合のNCデ
ータの格納が完了し、同様にして他の貫通形状506,
507,508,509,510のNCデータを作成
し、格納する。以上、ステップS3で設定されたワイヤ
放電加工条件はW1という識別名称でCRTディスプレ
イ102上に図9の9−7のように表示される。このと
き定義した加工形状を加工する時の加工条件が同じであ
れば、1つの加工条件テーブルに複数の加工定義テーブ
ルが接続される。例えば、貫通形状505〜510をワ
イヤ放電加工するときの加工条件は図10で示したW1
で共通ならば、貫通形状505の形状を格納している2
次元加工定義テーブル8−15も貫通形状510の形状
を格納している2次元加工定義テーブル8−28も加工
条件W1が格納されている加工条件テーブル8−16に
接続される(図8)。又、同じ加工条件をもつ加工形状
を複数指定した場合は、CRTディスプレイ102上に
は加工条件の識別名の後にサフィックスの形で−1,−
2…とすることでCRTディスプレイ102上において
同じ加工条件をもつ加工形状の区別及び定義された順番
がわかるようにしている。
【0037】次にワイヤ放電加工機107のIHをM/
C108で加工するための加工データを作成する手順を
図6のブロックB3の各ステップに従って説明する。ワ
イヤ放電加工機107のワイヤを通すIHをM/Cで加
工する場合のCRTディスプレイ102上の画面表示遷
移図を図11に示す。11−1は製品の図形データの画
面、11−3は11−1の画面の破線部11−2を拡大
したx,y平面図の画面11−4と矢視図の画面11−
5を同時に表示させた状態の画面(このとき矢視図には
加工データが三次元上で確認できるようにXYZ軸で表
示させるようにしている)、11−6は既定義のワイヤ
放電加工のIH位置をM/Cの穴加工位置として自動定
義したときの結果の表示画面、11−7は11−6で定
義した穴加工位置に加工する穴形状を穴形状設定表にて
定義している表示画面、11−8は設定結果の表示画
面、11−9は穴形状を加工するときの加工条件を加工
条件設定表にて定義している表示画面、11−10は1
1−9の設定結果の表示画面、11−11は11−10
までに定義された穴加工データについてNCデータを生
成した場合の画面である。また、図12は図11に示し
た製品の図形データ11−1の破線部を拡大した図で、
11−4の詳細図である。図13は図11の11−6の
詳細図である。図14は図11の11−8の詳細図であ
る。図16は図11の11−10の詳細図である。以下
に具体的に説明する。まず、ステップS5で図3のイニ
シャルホール位置判別手段307にて既に図2のデータ
メモリ113に格納されている図8のBD1,BD2に
示したデータの中からワイヤ放電加工機107のワイヤ
を通すIH位置を検索する。検索手順は、各テーブルデ
ータのうち加工条件テーブルでワイヤ放電加工の加工条
件テーブル8−16を探し、それに接続される2次元加
工定義テーブル8−15に属する要素データの中からI
H属性の付いた要素データ8−14〜8−27を探す。
このようにして検索したワイヤ放電加工機107のワイ
ヤを通すIH位置が格納されている要素データに、その
要素データの位置が同時に穴加工位置を示すものである
という情報を付して、ワイヤ放電加工機107のIH位
置を穴加工位置データとして定義するステップS5のデ
ータメモリ113への格納は完了する。このとき付加さ
れる穴加工位置情報は、図8の穴加工位置をひとまとめ
にするための2次元加工定義テーブル8−23と、IH
属性をもつ要素データに格納されているテーブル番号7
(8−26,…,8−35)である。このようにしてワ
イヤ放電加工機107のIH位置をM/C108で穴加
工する時の穴加工位置がデータメモリ113上にプログ
ラムメモリ112中のマシニングセンタ用穴位置自動定
義手段306(図3)により自動生成され、CRTディ
スプレイ102上に自動生成された穴加工位置が図13
のように+のマークで明示される。このように、ステッ
プS5で、従来人手により行なっていたワイヤ放電加工
のIH位置をM/Cで加工するための穴加工位置の指定
が自動化される。
【0038】次に、従来装置と同様、ステップS6でス
テップS5にて作成された穴加工位置に加工する穴の形
状を設定する。具体的には、ステップS5にて自動生成
された穴加工位置13−1〜13−6(図13)に加工
する図78に示す穴形状を定義するために、穴形状のメ
ニュー画面図74よりKDN(ばか穴)の穴形状タイプ
を、また図79に示す表よりそのパラメータを選択して
穴形状を決定する。上記のように穴形状は、KDN(ば
か穴)等で決定される形状タイプと各形状タイプ毎に設
定可能な変化寸法例えば図79のD1,C1,Z1とで
決まるもので、具体的には形状名と呼び名称を選択する
ことにより一義的に決まる。この図79のばか穴を決定
する形状名と呼び名称を図8に示す3次元加工定義テー
ブル8−24に格納し、ステップS5にて既に穴加工位
置情報が格納されている2次元加工定義テーブル8−2
3に接続する。このように、図6のブロックB3で作成
されたワイヤ放電加工機107のワイヤを通すIHをM
/C108で加工するためのM/C穴加工データは図8
のBD3のようにデータメモリ113内に格納される。
以上ステップS6にて設定された穴形状は、CRTディ
スプレイ102上に図14のように矢視図にて表示され
る。
【0039】次に、従来装置と同様、ステップS7でス
テップS6までに決定された穴加工位置13−1〜13
−6(図13)に配置された穴加工形状をどのような加
工工程でどのような送り速度で加工するか等の加工条件
を図15に示す加工条件表にて設定する。この加工条件
は図8に示す加工条件テーブル8−25に格納する。以
上ステップS7にて設定された穴加工条件はH1という
識別名称でCRTディスプレイ102上に図16のよう
に表示される。このように設定され格納された穴加工デ
ータの元データからステップS8でNCデータを生成す
る。生成されたNCデータによる加工経路は図11の1
1−11に示すようになる。一方、ブロックB4で設計
者は、ブロックB1,B2,B3にて定義した同画面
(図7)上で、格納されている図8の2次元分解データ
BD1から座ぐり穴501〜504を、図64のステッ
プ64−S9〜64−S12の従来と同手順で作成する
(ステップS9〜S12)。作成されたデータは図8の
BD3と同様に、BD4の8−36〜8−41のように
格納される。このように、図6のブロックB1で作成さ
れた製品の図形データは図8のBD1のように、ブロッ
クB2で作成された加工データはBD2のように、ブロ
ックB3で作成された加工データはBD3のように、ブ
ロックB4で作成された加工データはBD4のように格
納される。
【0040】上記実施例では、M/Cで穴加工する3次
元加工形状のうち、穴加工位置を図8の2次元加工定義
テーブル8−23に、形状名及び呼び名称を3次元加工
定義テーブル8−24に夫々格納した。このように形状
名すなわち穴形状名により形状の骨格が決定でき、呼び
名称すなわちD1、Z1、C1等のパラメータと穴形状
名により立体形状が決まる場合は、3次元加工定義テー
ブル8−24に形状名と数値から成る立体情報をもてば
良いが、任意に形状の骨格を定義したい図17のような
立体形状の場合は、例えば、図18のようなデータ情報
をもつことになる。具体的には、立体形状は断面形状1
7−1を回転して形成される3次元形状と定義できるた
め、作成された製品の図形データ図19のうちの、円要
素19−1で構成される形状を2次元加工形状として2
次元加工定義テーブル18−1に格納し、要素19−
2,19−3,19−4で構成される断面形状を2次元
加工形状として2次元加工定義テーブル18−2に格納
し、両テーブル18−1,18−2に格納した2次元加
工形状データから立体形状が形成されるということで、
2つの2次元加工形状を結び合わせる3次元加工定義テ
ーブル18−3を用意して、そのテーブル18−3の中
に2つの2次元加工形状の関係が回転体であることを格
納する。以上のように3次元加工形状が格納された3次
元定義テーブル18−3は、加工条件テーブル18−4
に接続され、図18のような形態で、図8のデータメモ
リ113に格納される。
【0041】尚、上記例のように、3次元形状を加工形
状とする場合には、3次元加工定義テーブルを必要とす
るが、レーザ加工機とワイヤ放電加工機とを組合せて加
工する場合のように2次元形状のみを加工形状とする場
合には、3次元加工定義テーブルは必要なく、2次元加
工定義テーブルのみを用意すれば良い。この場合にも、
加工形状が格納された2次元加工定義テーブルは加工条
件テーブルに接続され、各種加工条件に対応する加工経
路を出力する元データとなる。また、この場合、2次元
加工定義テーブルを用意せず、製品の図形データと加工
条件とを直接組合せて加工形状・加工条件とすることも
できる。
【0042】実施例2.図20は本発明のCAD/CA
M装置100でNCデータを生成する時の実施例2を説
明するためのフローチャートである。まず、前記実施例
1と同様の手順で製品の図形データを作成し(ブロック
B1)、貫通形状505〜510をワイヤ放電加工する
場合のNCデータを作成する(ブロックB2)。次に、
ブロックB2で作成したIHをM/C108で加工する
ための加工データを作成する(ブロック20−B3)
が、このとき、実施例1と同様にステップS5で既定義
のIH位置を穴位置として自動定義した後、穴加工形状
を定義する場合に、加工形状大きさ判定手段301(図
3)により定義したワイヤ放電加工する加工形状の大き
さを判定してIHの下穴形状を自動決定する(ステップ
20−S6)。具体的には、貫通形状505をワイヤ放
電加工機107で加工する際のIHの下穴形状を自動決
定する場合を例にとって説明する。図21に図形データ
の表示画面(図66)の破線枠66−1を拡大した図を
示す。まず、IH21−1を包含する要素21−2〜2
1−5で囲まれる加工形状を認識し、IH位置21−1
を中心とする加工形状に内接する円22−1を求め(図
22)、この内接円を指定した割合だけ縮小した真円2
3−1(図23)の径を下穴径とした穴形状を決定す
る。この場合、穴形状名と穴深さ、穴面取量等はあらか
じめ決まっているものとする。次に決定された穴形状は
図8に示す3次元加工定義テーブル8−24に格納し、
ステップS1にて既に穴加工位置情報が格納されている
2次元加工定義テーブル8−23に接続する。以上のよ
うに、従来人手により行なっていたワイヤ放電加工のI
Hのための下穴形状指定がステップ20−S6で自動化
される。次の加工条件定義(ステップS7)とNCデー
タ生成(ステップS8)は前記実施例1と同じ手順で行
う。
【0043】実施例3.図24は、前記構成のCAD/
CAM装置100でNCデータを生成するときの実施例
3を説明するフローチャートである。実施例2の様にワ
イヤ放電加工機107での加工時のIHをM/C108
で下穴加工する場合の穴加工形状をIH位置を包含する
加工形状の大きさから自動決定する場合、図3の下穴形
状登録手段303にてあらかじめ下穴形状を登録して図
3の登録下穴形状格納手段305に格納しておき(ステ
ップ24−S6−1)、前記登録下穴形状とワイヤ放電
加工形状とが干渉する場合のみ穴形状を図3の下穴加工
形状自動決定手段302で自動決定し、干渉しない場合
は干渉・大小判定による下穴形状自動決定手段304に
より前記登録下穴形状を下穴加工形状として採用する
(ステップ24−S6−2)。例えば、図25(a)に
示すように、ワイヤ放電加工する1辺が50.00の寸
法をもつ正方形2501の下穴を決定する場合と、図2
5(b)に示すように、1辺が10.00の寸法をもつ
正方形2502の下穴を決定する場合を例にとる。ここ
で、図3の下穴形状登録手段303にてあらかじめ下穴
は、径15.0、面取0.00、深さ70.00のばか
穴として登録下穴形状データ格納手段305に格納して
おく(ステップ24−S6−1)。まず、IH位置25
03、2504を中心とする径が15.00の真円26
01、2602を求める(図26)。続いて、上記真円
2601、2602が形状2501、2502に干渉す
るかどうか調べ、干渉していなかった形状2501の下
穴は、登録下穴形状格納手段305に登録された下穴形
状を採用し(図26(a))、干渉していた形状250
2の下穴(図26(b−1))は、下穴加工形状自動決
定手段302で実施例2と同様に真円2603のように
自動決定する(図26(b−2))。以上のようにステ
ップ24−S6−2では、実施例2で必ず求めていた加
工形状の内接円算出が、大小判定で干渉していると判定
された形状のときのみ行われるので、処理速度が向上さ
れる。上記のように決定された下穴形状の格納、及び加
工条件の定義手順及び格納、及びNCデータ生成は実施
例2と同様である。
【0044】実施例4.図27は、CAD/CAM装置
100でNCデータを生成するときの実施例4を説明す
るためのフローチャート図である。実施例4は、実施例
1のワイヤ放電加工機107のIHを下穴加工する加工
機(M/C)を形彫放電加工機109に置き換えたもの
である。図27に示すフローチャートに記述のワイヤ放
電加工機用NCデータ生成ブロックB2の手順とデータ
の格納例は実施例1のワイヤ放電加工機用NCデータ生
成ブロックと同じのため説明は省略する。次に図5の貫
通形状505〜510のIHを形彫放電加工機109で
加工するためのNCデータを生成する(ブロック27−
B5)。
【0045】図28は、前記フローチャートのIHを形
彫放電加工するNCデータ生成(ブロック27−B5)
に対応する画面表示遷移図である。28−1は製品の図
形データの画面、28−3は28−1の画面の破線枠2
8−2内を拡大したXY平面図の画面28−4と矢視図
の画面28−5を同時に表示させた状態の画面(このと
き矢視図には加工データが三次元上で確認できるように
XYZ軸で表示させるようにしている)、28−6は既
定義のワイヤ放電加工のIH位置を形彫放電加工位置と
して自動定義したときの結果の表示画面、28−7は2
8−6で定義した形彫放電加工位置に加工する電極を電
極登録表から選択している表示画面、28−8は設定結
果の表示画面、28−9は形彫放電加工位置に電極を押
し当てて加工するときの加工条件を加工条件設定表にて
定義している表示画面、28−10は28−9の設定結
果の表示画面、28−11は28−10までに定義され
た形彫放電加工データについてNCデータを生成した場
合の画面である。まず、実施例1と同様IH位置判別手
段307(図3)で定義済のIH位置をワイヤ放電用加
工形状から抽出する。抽出した位置データは、図3のデ
ータメモリ113の製品の図形データエリアと2次元加
工形状テーブルエリアに格納され、この位置データは図
3の形彫放電加工機用加工位置自動定義手段317で形
彫放電加工位置として自動定義される(ステップS1
3)。以上のように、従来人手で行なっていたワイヤ放
電加工のIHを形彫放電加工するための加工位置指定が
ステップS13で自動化される。自動定義された形彫放
電加工位置はマークにて画面上に表示される(28−
6)。次に自動定義された形彫放電加工位置にIHのた
めの形彫放電加工形状を定義する(S14)。形彫放電
加工形状定義はS13で定義した形彫放電加工位置に押
しあてる電極とその揺動パターンを決定しておこなう。
まず、登録されている電極を図29に示す一覧表で表示
して使用する電極を選ぶ。これによりIH位置にどうい
う電極を押しあてて加工するかが定義され、定義結果が
わかるように選択した電極形状を表すマークを画面上に
表示する(図31)。定義された電極形状はそのパター
ンと揺動条件で3次元加工定義テーブルに格納され、S
13で定義した形彫放電加工位置を格納している2次元
加工形状テーブルに接続される。続いて形彫放電加工機
用加工条件を定義する(S15)。既登録の形彫放電加
工条件群の中から相当する図30のような加工条件を選
択し、S14で定義した3次元加工定義テーブルに接続
する。以上ステップS15にて設定された加工条件は、
E1という識別名称でCRTディスプレイ102上に図
32のように表示される。このように定義され格納され
た形彫放電加工元データからステップS16でNCデー
タを生成する。
【0046】実施例5.図33は本発明のCAD/CA
M装置100で図4の素材形状Wを1つのポケット形状
35−1を有する図35の製品に加工する場合であっ
て、M/C108でポケット加工を行ない、その削り残
しを形彫放電加工機109で加工する場合のNCデータ
生成手順を説明するためのフローチャートである。図3
4はM/C108でポケット加工を行なうときの画面表
示遷移図で、34−1は製品の図形データの画面、34
−2は34−1のXY平面図の画面34−3と矢視図の
画面34−4を同時に表示させた状態の画面(このとき
矢視図には加工データが三次元上で確認できるようにX
YZ軸で表示させるようにしている)で、XY平面図の
画面34−3でポケットの加工形状を定義している。3
4−5は加工形状定義結果の表示画面、34−6はポケ
ットを加工するときの加工条件を加工条件設定表にて定
義している表示画面、34−7は34−6の設定結果の
表示画面、34−8は34−7までに定義されたM/C
加工データについてNCデータを生成した場合の画面で
ある。図41は削り残し形状を形彫放電加工するときの
データメモリへの格納状態図である。まず、ブロックB
1(図33)で、実施例1と同様、製品の図形データを
作成し、図2のデータメモリ113内に図41の41−
BD1のように格納する。この図形データを図1のCR
Tディスプレイ102に表示すると図36のようにな
る。
【0047】次に完成された製品の図形データをもとに
ポケット形状35−1をM/C108でポケット加工す
るNCデータを生成する(ブロック33−B6)。図3
7の(A)は、図34の34−3を拡大したもので、3
7−1,37−2,37−3,37−4の各要素を指定
してポケットの輪郭曲線を指定している画面、図37の
(B)は図34の34−5の拡大図で、ポケットの加工
形状が定義し終った画面、図37の(C)は図34の3
4−7の拡大図で、ポケットの加工定義が終了した画面
である。すなわち、まず製品の図形データから加工形状
を定義する。具体的にはポケット形状を構成する輪郭曲
線とポケット形状の深さとで加工形状を定義する。さら
に具体的には、まずステップS17でポケットを構成す
る輪郭曲線を図37の(A)のようにカーソルを37−
1,37−2,37−3,37−4にあわせて定義す
る。この輪郭曲線は図41の2次元加工形状テーブル4
1−1でひとまとめにして41−BD6−1のような形
で格納する。続いてステップS18でポケット形状の深
さ2をキーボード103により入力する。これによりデ
ータメモリ113の3次元加工定義テーブル41−2に
形状名がポケットで深さ2というデータが格納され、こ
の3次元加工定義テーブル41−2は2次元加工定義テ
ーブル41−1に接続される。この結果、CRTディス
プレイ102には図37の(B)のように前記定義され
たポケット形状が表示される。
【0048】次にステップS19で加工条件を定義す
る。定義された加工条件は加工条件定義テーブル41−
3に格納され、前記3次元加工定義テーブル41−2に
接続される。このように図33のブロック33−B6で
作成された結果は図41の41−BD6−2のような形
でデータメモリ113内に格納され、これをCRTディ
スプレイ102で表示させると図37の37−Cのよう
になる。以上のように定義されたM/C加工定義データ
で生成されたNCデータにより素材W(図4)を加工し
た結果は、ポケットの4隅に工具半径R2.0分の削り
残しが生じる。図38の(A)は前記M/C108にて
加工した後の製品の形状であり、図38の(B)は削り
残し部分を斜線で示した図である。
【0049】次に、削り残し部分を形彫放電加工機10
9で加工するNCデータの生成を行なう(ブロック33
−B7)。図39の(A)は削り残し形状を認識して図
2のデータメモリ113に格納したものを表示した画
面、図39の(B)は右上の削り残し形状に対して形彫
放電加工定義終了時の画面、図39の(C)は全ての削
り残し形状に対して形彫放電加工定義終了時の画面であ
る。まず、ステップS21で本発明のCAD/CAM装
置100のプログラムメモリ112内にある図3の削り
残し形状認識手段309を起動して、データメモリ11
3に格納されているポケット加工形状と加工条件とから
生成されるNCデータによる加工経路と加工したい形状
とから削り残し形状を認識し、削り残し形状を加工形状
として自動定義し、データメモリ113に格納する。格
納の形式は図41の41−BD7−1のようであり、こ
れをCRTディスプレイ102で表示させると図39の
(A)のようである。次にステップS22で、プログラ
ムメモリ112内にある図3の形彫放電加工機用加工形
状自動定義手段310を起動して、ステップS23で自
動定義した加工形状を形彫放電加工するための電極形状
と電極基準位置を揺動パターンと揺動係数により決定す
る。具体的には、削り残し形状(図39の39−1)を
x,y平面上で見た図(図40の(A))を指定の揺動
パターンと揺動係数により揺動分だけ変形して図40の
(B)に示す電極形状40−1と電極基準位置40−2
を決定する。また、この場合、電極形状を四角とするこ
ともできる。決定された電極基準位置は形彫放電加工位
置として図41の2次元加工定義テーブル41−4に、
また電極形状は3次元加工定義テーブル41−5に格納
する。以上のように、従来人手で行なっていた削り残し
形状の判別とその削り残し形状を形彫放電加工で加工す
る時の加工位置と加工位置に押し当てる電極形状の指定
をステップS21,S22,S23で自動化することが
できる。
【0050】次にステップS24で形彫放電加工条件を
定義し、定義されたデータをデータメモリ113内の加
工条件テーブル41−6に格納し、この加工条件テーブ
ル41−6は電極形状が格納された3次元加工定義テー
ブル41−5に接続される。この結果は、CRTディス
プレイ102に図39の(B)のようにE1という識別
名称で表示され、削り残し形状39−2〜39−4につ
いても同様に加工定義を行なった結果は図39の(C)
のように表示される。以上ブロック33−B7で定義さ
れた結果はデータメモリ113に41−BD7−2のよ
うに格納される。上記実施例では、電極形状と電極基準
位置を自動決定する電極自動決定手段311(図3)を
用いたが、電極形状は従来どおり人が行ない、電極基準
位置のみを自動決定するようにしても良い。
【0051】実施例6.図42は本発明のCAD/CA
M装置100で図4の素材形状Wを1つのポケット形状
35−1を有する図35の製品に加工する場合であっ
て、M/C108でポケット加工を行ない、その削り残
しを研磨加工機たるジググラインダ110で加工する場
合のNCデータ生成手順を説明するためのフローチャー
トである。図43は削り残し形状をジググラインダ11
0で加工するときの画面表示遷移図である。図43の
(A)は削り残し形状を認識してデータメモリに格納し
たものを表示した画面、図43の(B)はジググライン
ダ110の加工条件設定時の画面、図43の(C)は全
削り残し形状に加工定義を行なった結果の画面、図43
の(D)は定義した削り残し形状をNCデータ生成した
表示画面である。まず、実施例5と同様、ブロックB1
で製品の図形データを作成し、ブロック33−B6でポ
ケット形状35−1をM/C108でポケット加工する
NCデータを生成する。ブロックB1で作成されたデー
タは、実施例5と同様、図44の41−BD1のように
格納され、ブロック33−B6で作成されたデータは図
44の41−BD6−2のように格納される。次に、ブ
ロック42−B8で、ブロック33−B6で削り残され
た形状をジググラインダ加工するNCデータを生成す
る。まず、ステップS21で、実施例5と同様、削り残
し形状を自動認識し、加工形状としてデータメモリ11
3に41−BD7−1のように格納する。次にステップ
S26で自動定義した加工形状をジググラインダ用加工
形状自動定義手段312によりジググラインダ加工する
ための加工形状データとして定義する。この場合、削り
残し形状をそのままジググラインダ加工形状データにす
ることができる。次にステップS27で自動定義された
加工形状を加工するジググラインダ110の加工条件を
定義し、定義された加工データをデータメモリ113内
の図44の加工条件テーブル44−1に格納し、この加
工条件テーブル44−1は自動定義された加工形状41
−BD7−1の2次元加工定義テーブルに接続される。
このように図42のブロック42−B8で作成された結
果は、図44の44−BD8のような形でデータメモリ
113に格納される。以上のように、従来人手で行なっ
ていた削り残し形状の判別とその削り残し形状をジググ
ラインダ110で加工するときの加工形状定義をステッ
プS21,S26で自動化することができる。このよう
に定義され格納されたジググラインダ加工元データから
ステップ28でNCデータを生成する。
【0052】実施例7.図45は本発明のCAD/CA
M装置で複数機種に渡って加工条件定義をする場合に、
それぞれの機種対応の加工条件を自動定義する実施例7
を説明するためのフローチャートである。例えば、M/
C用の加工データを作成する際、加工形状を定義した
(ステップ45−S1)後加工条件を定義する場合に、
図3の機種依存加工条件自動決定手段314にて定義し
た加工形状を何れの機種で加工するかを機種判別手段3
13で設定し、加工条件を自動決定させる。具体的に
は、図46に示すように、マウスを46−1に移動させ
押下してワイヤ放電加工設定宣言をする。続いてワイヤ
放電加工する加工形状を選択する。尚、マシニングセン
タ108で加工する形状の場合は、M/C加工設定宣言
をしてから加工形状を選択する。ここで、ワークの材質
及び工具の材質は、あらかじめ設定されているものとす
る。上記加工機設定宣言をすることで、ワークの材質と
工具の材質と定義されている加工形状を加工する機種の
タイプにより、加工条件を自動決定する。加工条件を自
動決定する前の加工条件を図47に、自動決定した後の
加工条件を図48に示す。
【0053】実施例8.図49は、本発明のCAD/C
AM装置100で定義された製品の図形データの中の特
徴位置を各機種対応の加工の特徴位置として取り込む場
合の実施例8を説明するためのフローチャートである。
本実施例は、実施例1と同様、ワイヤ放電加工機109
のIHをマシニングセンタ108で下穴加工する場合の
IH位置定義で、該当位置を製品の図形データを表示し
たCRTディスプレイ102上で指定するが、製品の図
形データの特徴位置判別手段315で製品の図形データ
の特徴位置をIH位置に指定することもできる。指定方
法を工夫して加工位置のみでなく下穴形状も自動定義で
きる。まず、図49に示すフローチャートのブロックB
1で製品の図形データを作成する。この時、IHの下穴
形状を表す情報を特定の図形データで定義しておく。例
えば径1.50の色、線種とも通常の円をした穴形状と
して取り決める。このように図49のB1で定義された
結果は、実施例1と同様、図52のBD1のような形で
データメモリ113に格納される。
【0054】次に、ワイヤ放電加工用NCデータ生成ブ
ロック49−B2のステップ49−S1でワイヤ放電加
工のためのIH位置を定義する。従来装置の説明と同
様、貫通形状の1つである図5の505のワイヤ放電加
工NCデータを図66の66−1に示す破線枠内を拡大
した図50の図面上で作成する。まず、IH位置を決定
するために図1のマウス104でカーソルをIHを表す
円近傍50−1に移動させてヒットする(図50)。こ
れにより指定された円の中心位置がIHとして定義さ
れ、画面上にIHが定義されたことがわかるマークが表
示される(図51)。次に、505の貫通形状の加工形
状の決定と加工条件の決定と前記ワイヤ放電加工データ
に基づくNCデータ生成を、実施例1と同様、ブロック
49−B2の操作手順、すなわちステップS2,S3,
S4の順で行う。同様にして貫通形状506〜510の
ワイヤ放電加工NCデータを作成する。
【0055】作成されたワイヤ放電加工NCデータは図
52の52−BD2のような形で図2のデータメモリ1
13内に格納する。この格納の推移は次のようである。
まず、ワイヤ放電加工機107のIHを作成した時点
で、要素データ52−1とその要素データがIH位置を
意味することを識別するための属性52−2とが接続さ
れて格納される。また、IHを定義する時に、製品の図
形データを分解した要素データのうち52−3の円を、
IH位置として作成した要素データ52−1に接続す
る。続くワイヤ放電加工形状・加工条件定義では、実施
例1と同様、2次元加工定義テーブル52−4と加工条
件テーブル52−5に格納される。次に、ワイヤ放電加
工機107のIHをM/C108で加工するための加工
データを作成する手順を図49のブロック49−B3の
各ステップに従って説明する。まず、ステップ49−S
5で、実施例1と同様、すでに図2のデータメモリ11
3に格納されている図52のBD1,52−BD2に示
したデータの中からワイヤ放電加工機107のIH位置
を検索して自動定義する。
【0056】検索したIH位置が格納されている要素デ
ータにその要素データの位置が同時に穴加工位置を示す
ものであるという情報を付す。このとき付加される穴加
工位置情報は、穴加工位置をひとまとめにするための2
次元加工定義テーブル52−6と、IH属性をもつ要素
データに格納されるテーブル番号2(52−7,…,5
2−7)である。また検索した形状が穴形状を決定する
ための要素データに接続されている場合は、ステップ4
9−S6でIH位置を定義した時の指定円の直径をキー
ワードとする穴加工形状を自動定義し、図52に示す3
次元加工定義テーブル52−8とに格納し、すでに穴加
工位置情報が格納されている2次元加工定義テーブル5
2−6に接続する。上記自動定義の方法として、穴形状
を決定するための要素データ(この場合円)の寸法(こ
の場合直径)をキーワードとする図53の穴形状決定表
を用意する。図7の製品の図形データの中で径1.50
の色、線種とも通常である円は、この表で穴形状タイプ
がKDNで呼び名称がD015と決まる。KDNは図5
4に示す骨格をもつ穴形状で、図55に示すD015の
呼び名称により、径D1が1.50、深さZ1が13、
面取量C1が0.0の寸法をもつものと一義に定義され
る。例えば、図53の表で、53−1〜53−3の列
は、製品の図形データの中で、どの図形データを穴と決
定するかを指定するもので、この決定表の場合、円を穴
と決定することを前提に、それぞれ53−1は円の径、
53−2は色、53−3は線種である。53−4と53
−5の列は穴形状を指定するもので、それぞれ53−4
は穴形状タイプ、53−5は呼び名称である。53−1
〜53−3の列で設定された情報をもつ図形データが5
3−4で指定の形状タイプ、53−5で指定の呼び名称
の穴として自動定義される。以上のように、従来人手で
行なっていた下穴形状の指定をステップ49−S6で自
動化する。ステップS7でM/C加工IH穴加工条件を
定義し、ステップS8でM/C加工NCデータを生成す
る。このように、ブロック41−B3で定義された結果
は、データメモリ113に52−BD3のように格納さ
れる。
【0057】上記実施例では、製品の図形データの中で
指定した特徴の円が指定した特徴の円毎に表で対応づけ
られた穴形状に自動定義されるが、その他に、指定した
特徴の正方形を指定ポケット形状に自動定義したり、指
定した特徴の点を指定電極で加工の形彫放電位置として
自動定義することもできる。製品の図形データの中で特
徴づけられる任意の図形データを、製品の図形データの
特徴位置判別手段315で判断し、形彫放電加工機用加
工位置自動定義手段316、ワイヤ放電加工機用加工位
置自動定義手段317、マシニングセンタ用加工位置自
動定義手段318で各種加工機対応の加工データとして
取り込むことができる。
【0058】実施例9.図56は本発明のCAD/CA
M装置100で定義された製品の図形データの中の特徴
位置又は形状を各機種対応の加工の特徴位置又は形状に
取り込む場合の実施例9を説明するためのフローチャー
トである。本実施例の場合、指定形状の穴位置を形彫放
電加工位置とする。まず、実施例1のブロックB4と同
手順で図57に示す製品の図形データの57−1,57
−2,57−3,57−4の位置に図58の座ぐり穴を
定義し、図2のデータメモリ113内に図59のBD4
の形でデータを格納する。次に、図56のブロック56
−B9のステップ56−S13で、格納されているデー
タの中から図58の寸法をもつ穴形状が配置されている
位置を検索し、その位置を形彫放電加工機用加工位置自
動定義手段316で形彫放電加工位置として自動定義す
る。データメモリ113には図59の59−BD7が付
加される。この様子をCRTディスプレイ102に表示
すると図60のようになる。以上のように、従来人手で
行なっていた定義済の穴加工位置を形彫放電加工位置と
して定義する手順をステップ56−S13で自動化す
る。尚、先の実施例で説明した同符号の部分は後の実施
例では説明を省略した。
【0059】
【発明の効果】本発明のCAD/CAM装置によるとき
は、製品の図形データから2次元加工形状や3次元加工
形状を加工機に依存しない形で定義できるようにし、前
記2次元加工形状もしくは3次元加工形状に基づいて出
力する加工機の種類や工程順序や加工方法などの加工条
件を定義できるようにしたので、既定義の加工形状に対
して各種の出力加工機を指定することができる効果を有
する。例えば、加工経路が2次元平面内を移動するレー
ザ加工機やワイヤ放電加工機に関しては、定義されてい
る2次元加工形状に対して加工条件を定義することがで
き、マシニングセンタなど加工経路が3次元空間内を移
動するものの場合は3次元加工形状に対して加工条件を
定義することができる。また、例えばマシニングセンタ
用NCデータ生成にて削り残し部分を加工形状として定
義しておけば、削り残し部分の加工を行ういずれの加工
機の加工条件も定義できる。
【0060】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、2次元加工形状及び3次元加工形状を認識する
ことなしに、製品の図形データを分解した要素データに
基づいて加工形状・加工条件を定義することができる。
【0061】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、下穴加工の形状を加工形状の大きさによって自
動決定できるようにしたので、下穴形状定義手段を省略
できる効果を有する。
【0062】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、常に参照する下穴形状を登録しておくことによ
り、下穴と対応加工形状が干渉した場合のみ加工形状に
依存した下穴形状が自動生成されるので、下穴形状が同
一形状で統一されることになると共に余分な干渉チェッ
クの必要がなくなり、応答性(速度性能)が良くなる効
果を有する。
【0063】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、ワイヤ放電加工機のイニシャルホール位置を形
彫放電加工機の加工位置に利用することができるので、
すでに加工定義されているデータに対して、形彫放電加
工機の加工定義をする場合、形彫放電加工機の加工位置
を入力する必要がなくなる効果を有する。
【0064】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、ワイヤ放電加工機のイニシャルホール位置をマ
ニシングセンタの加工定義をする場合、マニシングセン
タの穴加工位置を入力する必要がなくなる効果を有す
る。
【0065】本発明のCAD/CAM装置によるとき
は、他の加工機で削り残された形状を形彫放電加工機で
加工する場合、加工形状が自動定義され、電極形状が自
動決定されるので、削り残し部の人手によるチェック及
び加工定義が省略できる効果を有する。
【0066】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、他の加工機で削り残された形状を、研磨加工機
で加工する場合、加工形状が自動定義されるので、削り
残し部の人手によるチェック及び加工定義が省略できる
効果を有する。
【0067】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、加工する素材や工具の種別や加工機の種別か
ら、加工条件が自動決定されるので、加工機のもつ精度
等から決まる加工条件の設定を省略することができる効
果を有する。
【0068】また、本発明のCAD/CAM装置による
ときは、製品図の設計時に製品の図形データの中から特
徴付けられる位置(例えば指定属性の付された位置)
を、マシニングセンタの加工定義の穴加工位置や形彫放
電加工機の加工定義の放電位置やワイヤ放電加工機のイ
ニシャルホール位置に自動的に定義でき、自動化が可能
となる効果を有し、また異なる加工機で加工する場合、
加工定義において再度各位置を入力する必要がなくなる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCAD/CAM装置でNCデータを生
成する際の実施の一例を示す全体の外観図である。全実
施例に共通するものである。
【図2】そのハードウェア構成図である。
【図3】その格納部(プログラムメモリとデータメモ
リ)の複数機種間相互参照型データ構造を説明する図で
ある。
【図4】素材の一例を示す図である。
【図5】製品の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施例1のフローチャートである。
【図7】製品の図形データをCRTディスプレイに表示
させた画面図である。
【図8】本発明の実施例1のデータメモリへの格納状態
を示す図である。
【図9】実施例1のワイヤ放電加工形状の定義からNC
データ生成までのCRTディスプレイ上の画面表示遷移
図である。
【図10】実施例1のワイヤ放電加工条件を示す図であ
る。
【図11】実施例1のワイヤ放電加工機のIHをM/C
で加工する場合のCRTディスプレイ上の画面表示遷移
図である。
【図12】図11の11−1に示した製品の図形データ
の破線部を拡大した図である。
【図13】図11の11−6の詳細図である。
【図14】図11の11−8の詳細図である。
【図15】実施例1のM/C加工条件を示す図である。
【図16】図11の11−10の詳細図である。
【図17】実施例1の他の製品を示す図である。
【図18】図17の製品の図形データを分解してデータ
メモリに加工データとして格納した状態の図である。
【図19】図17の製品の図形データをCRTディスプ
レイに表示した画面図である。
【図20】本発明の実施例2のフローチャート図であ
る。
【図21】図66の製品の図形データの66−1を拡大
した図である。
【図22】図21のIH位置21−1を中心とする加工
形状に内接する円22−1を求めた図である。
【図23】図22の内接円を指定した割合だけ縮小した
真円23−1を示した図である。
【図24】本発明の実施例3のフローチャートである。
【図25】ワイヤ放電加工機で加工する長方形状を示す
図である。
【図26】イニシャルホール位置を中心とする真円を示
す図である。
【図27】本発明の実施例4のフローチャートである。
【図28】IHを形彫放電加工するNCデータ生成に対
応する画面対応図である。
【図29】登録電極の一覧表を示した図である。
【図30】加工工程を示した図である。
【図31】電極形状を表すマークを表示した画面図であ
る。
【図32】加工工程が定義されたことを明示する画面図
である。
【図33】本発明の実施例5のフローチャートである。
【図34】M/Cでポケット加工を行うときの画面表示
遷移図である。
【図35】実施例5の製品を示す図である。
【図36】図35の図形データをCRTディスプレイ上
で表示した画面図である。
【図37】図形データをもとにポケット形状をM/Cで
ポケット加工するときのCRTディスプレイ上の画面表
示遷移図である。
【図38】M/Cで加工した後の製品の形状と削り残し
部分を示した図である。
【図39】削り残し形状を定義する場合のCRTディス
プレイ上で表示した画面表示遷移図である。
【図40】削り残し形状の1つと、これに電極形状と電
極基準位置を決定したときの図である。
【図41】削り残し形状を形彫放電加工するときのデー
タメモリへの格納状態図である。
【図42】本発明の実施例6のフローチャートである。
【図43】削り残し形状をジググラインダで加工すると
きのCRTディスプレイ上の画面表示遷移図である。
【図44】定義された加工データのデータメモリへの格
納状態図である。
【図45】本発明の実施例7のフローチャートである。
【図46】ワイヤ放電加工設定宣言をするときのCRT
ディスプレイ上の画面図である。
【図47】自動決定する前の加工条件を示す図である。
【図48】自動決定した後の加工条件を示す図である。
【図49】本発明の実施例8のフローチャートである。
【図50】IHを決定するためにマウスでカーソルをI
Hを表す円近傍に移動させてヒットした時の画面図であ
る。
【図51】IHが定義されたことがわかるマークが表示
された画面図である。
【図52】ワイヤ放電加工NCデータとM/C加工NC
データのデータメモリへの格納状態図である。
【図53】穴形状決定表を示す図である。
【図54】穴形状の1つを示す図である。
【図55】穴形状名、呼び名称から寸法が一義的に定義
されることを示す図である。
【図56】本発明の実施例9のフローチャートである。
【図57】実施例9の製品の図形データをCRTディス
プレイ上で表示した画面図である。
【図58】穴形状の1つを示す図である。
【図59】穴位置を形彫放電加工位置として自動定義し
たときのデータメモリへの格納状態図である。
【図60】図59の様子をCRTディスプレイ上に表示
した画面図である。
【図61】素材を示す図である。
【図62】製品を示す図である。
【図63】従来のCAD/CAM装置でNCデータを生
成する際の実施の一例を示す全体の外観図である。
【図64】従来のCAD/CAM装置でワイヤ放電加工
NCデータとマシニングセンタ加工NCデータを生成す
るときのフローチャートである。
【図65】図62の製品の図形データをCRTディスプ
レイ上で表示した画面図である。
【図66】図65に注目する部分を説明するために破線
枠を施した画面図である。
【図67】図66の破線枠66−1内を拡大した画面図
である。
【図68】IHの位置を決定するためにカーソルをIH
の位置を表す円近傍に移動させてヒットした時の画面図
である。
【図69】IHの決定でマークが表示されたときの画面
図である。
【図70】加工軌跡が出力されたときの画面図である。
【図71】図66の破線枠66−2内を拡大した画面図
である。
【図72】カーソルを円近傍に移動させてヒットした時
の画面図である。
【図73】座ぐり穴を示した図である。
【図74】図73の座ぐり穴を定義するための穴形状メ
ニュー画面図である。
【図75】図73の座ぐり穴を定義するためのパラメー
タ表を示す図である。
【図76】図66の破線枠66−1内を拡大した画面図
である。
【図77】カーソルを円の中心位置近傍に移動させてヒ
ットした時の画面図である。
【図78】座ぐり穴を示した図である。
【図79】図78の座ぐり穴を定義するためのパラメー
タ表を示す図である。
【符号の説明】
100 CAD/CAM装置 101 本体 102 CRTディスプレイ 103 キーボード 104 マウス 105 プリンタ 107 ワイヤ放電加工機 108 マシニングセンタ 109 形彫放電加工機 110 ジググラインダ 111 CPU 112 プログラムメモリ 113 データメモリ 114 FDD装置 115 ハードディスク装置 116 入出力回路 301 加工形状大きさ判定手段 302 下穴加工形状自動決定手段 303 下穴形状登録手段 304 干渉、大小判定による下穴形状自動決定手段 305 登録下穴形状格納手段 306 マシニングセンタ用穴位置自動定義手段 307 イニシャルホール(IH)位置判別手段 308 形彫放電加工機用加工位置自動定義手段 309 削り残し形状認識手段 310 形彫放電加工機用加工形状自動定義手段 311 電極自動決定手段 312 ジググラインダ用加工形状自動定義手段 313 機種判別手段 314 機種依存加工条件自動決定手段 315 製品の図形データの特徴位置判別手段 316 形彫放電加工機用加工位置自動定義手段 317 ワイヤ放電加工機用加工位置自動定義手段 318 マシニングセンタ用加工位置自動定義手段 501,502,503,504 座ぐり穴 505,506,507,508,509,510 貫
通形状 8−15,8−23 2次元加工定義テーブル 8−24 3次元加工定義テーブル 8−16,8−25 加工条件テーブル 18−1,18−2 2次元加工定義テーブル 18−3 3次元加工定義テーブル 18−4 加工条件テーブル 41−1,41−4 2次元加工定義テーブル 41−2 3次元加工定義テーブル 41−3,41−5 加工条件テーブル 52−4,52−6 2次元加工定義テーブル 52−7 3次元加工定義テーブル 52−5 加工条件テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23Q 15/00 305 Z G06F 17/50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の図形データを線・円弧・点・円等
    の要素データに分解して記憶する記憶手段と、この記憶
    手段に記憶されている要素データを抽出して所定の2次
    元加工形状を定義する複数の2次元加工定義テーブル
    と、これら複数の2次元加工定義テーブルを組合せて所
    定の3次元加工形状を定義する3次元加工定義テーブル
    と、複数の加工機に応じたそれぞれの加工条件データを
    記憶した複数の加工条件記憶手段と、前記各データに加
    工の特徴を表すデータを付加する属性定義手段と、前記
    2次元加工定義テーブル又は3次元加工定義テーブルと
    前記加工条件記憶手段の加工条件データとの組合せに応
    じて加工機特有のNCデータ又はNC元データを生成す
    る手段とを具備することを特徴とするCAD/CAM装
    置。
  2. 【請求項2】 製品の図形データを線・円弧・点・円等
    の要素データに分解して記憶する記憶手段と、この記憶
    手段に記憶されている要素データを抽出して所定の2次
    元加工形状を定義する2次元加工定義テーブルと、複数
    の加工機に応じたそれぞれの加工条件データを記憶した
    複数の加工条件記憶手段と、前記各データに加工の特徴
    を表すデータを付加する属性定義手段と、前記2次元加
    工定義テーブルと前記加工条件記憶手段の加工条件デー
    タとの組合せに応じて加工機特有のNCデータ又はNC
    元データを生成する手段とを具備することを特徴とする
    CAD/CAM装置。
  3. 【請求項3】 製品の図形データを線・円弧・点・円・
    角柱・球等の要素データに分解して記憶する記憶手段
    と、複数の加工機に応じたそれぞれの加工条件データを
    記憶した複数の加工条件記憶手段と、前記各データに加
    工の特徴を表すデータを付加する属性定義手段と、前記
    記憶手段の要素データと前記加工条件記憶手段の加工条
    件データとの組合せに応じて加工機特有のNCデータ又
    はNC元データを生成する手段とを具備することを特徴
    とするCAD/CAM装置。
  4. 【請求項4】 加工形状の大きさを判定する手段と、加
    工形状の大きさから下穴形状データを自動決定する手段
    とを具備することを特徴とする請求項1又は請求項2又
    は請求項3記載のCAD/CAM装置。
  5. 【請求項5】 下穴形状登録手段と、登録された下穴形
    状と加工形状との干渉及び大小を判定し、その判定結果
    により登録された下穴形状を採用するか加工形状の大き
    さから下穴形状を自動生成するかを決定する手段とを具
    備することを特徴とする請求項4記載のCAD/CAM
    装置。
  6. 【請求項6】 ワイヤ放電加工機用イニシャルホール位
    置判別手段と、イニシャルホール位置を形彫放電加工機
    用加工位置として自動定義する手段とを具備することを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のC
    AD/CAM装置。
  7. 【請求項7】 ワイヤ放電加工機用イニシャルホール位
    置判別手段と、イニシャルホール位置をマシニングセン
    タ用穴位置として自動定義する手段とを具備することを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のC
    AD/CAM装置。
  8. 【請求項8】 生成されたNCデータ又はNC元データ
    から削り残し形状を認識する手段と、削り残し形状を形
    彫放電加工機用加工形状として自動定義する手段と、削
    り残し形状を加工する電極を自動決定する手段とを具備
    することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
    3記載のCAD/CAM装置。
  9. 【請求項9】 生成されたNCデータ又はNC元データ
    から削り残し形状を認識する手段と、削り残し形状を研
    磨加工機用加工形状として自動定義する手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3
    記載のCAD/CAM装置。
  10. 【請求項10】 どの加工機に出力するNCデータ又は
    NC元データを定義しているかを判別する手段と、NC
    データ又はNC元データが出力された加工機の種別と加
    工する素材の材質と加工する工具の種別とから加工条件
    を自動決定する手段とを具備することを特徴とする請求
    項1又は請求項2又は請求項3記載のCAD/CAM装
    置。
  11. 【請求項11】 製品の図形データの特徴位置判別手段
    と、前記特徴位置データをマシニングセンタ用加工位置
    データとして自動定義する手段と、前記特徴位置データ
    をワイヤ放電加工機用加工位置データとして自動定義す
    る手段と、前記特徴位置データを形彫放電加工機用加工
    位置データとして自動定義する手段とを具備することを
    特徴とするCAD/CAM装置。
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