JPH0732044Y2 - デスクマット - Google Patents

デスクマット

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JPH0732044Y2
JPH0732044Y2 JP1548591U JP1548591U JPH0732044Y2 JP H0732044 Y2 JPH0732044 Y2 JP H0732044Y2 JP 1548591 U JP1548591 U JP 1548591U JP 1548591 U JP1548591 U JP 1548591U JP H0732044 Y2 JPH0732044 Y2 JP H0732044Y2
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dimethacrylate
diacrylate
desk mat
resin
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JP1548591U
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研二 岩崎
信也 中村
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三菱化学エムケーブイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はデスクマット特に軟質
塩化ビニル製のデスクマットに関する。
【0002】
【従来の技術】軟質塩化ビニル系樹脂は、透明性、柔軟
性に優れているのでデスクマットとして広く使用されて
いる。しかし、軟質塩化ビニル系樹脂は、シート表面が
平滑で且つ極めて柔かく、又含有されている可塑剤が表
面に移行するため、定規、下敷等が、貼りつきやすく、
容易にひきはがせない、あるいは手、腕がベトつき、ス
ムーズな筆運びに支障をきたす等の欠点があった。
【0003】これらの欠点を改良する方法として、軟質
塩化ビニル系樹脂シートの表面に可塑剤を含まない、他
の合成樹脂あるいは、可塑剤の移行し難い、他の合成樹
脂、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リ塩化ビニル系樹脂等の被膜を、コーティングラミネー
ト等の方法により形成する方法が、提案されている。し
かし、これら従来の方法によって得られたデスクマット
は可塑剤移行防止の効果はあるものの、定規等の貼りつ
きは改善されず、又、触感的にぬめり感があったりし
て、筆記性の点でいまだ、十分満足出来るものではなか
った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、可塑剤の
移行によるべたつきがなく、適度な表面粗さと、表面硬
度のため、定規、下敷き等の張りつきのない、筆記性の
優れたデスクマットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、軟質
塩化ビニル系樹脂シート層(A)の少くとも片面に紫外
線硬化型樹脂の硬化物からなる被膜(B)が形成された
デスクマットであって、該被膜(B)には平均粒径0.
5〜20μmの無機質粒子が0.1〜50重量%分散含
有されており、該被膜(B)の引張弾性率が1000〜
2000kg/cm2 で、且つ表面粗さ(Ra)が0.
2μm以上であるデスクマットに存する。以下、本考案
を図面により、詳細に説明する。
【0006】図1において、(A)は透明又は半透明の
軟質塩化ビニル系樹脂シートで、通常、塩化ビニル系樹
脂100重量部に、可塑剤40〜60重量部を添加し、
これを1.0〜5.0m/m程度に成形したものであ
る。図中の(B)は、該軟質塩化ビニル系樹脂シート
(A)の少なくとも、片面に設けられた被膜であって、
無機質微粒子を含有する紫外線硬化型樹脂からなる。本
考案の紫外線硬化型樹脂としては特に限定されるもので
はなく、通常の多官能性アクリル系カルボン酸エステル
モノマー、またはそのプレポリマーが使用できる。
【0007】ここで多官能性アクリル系カルボン酸エス
テルモノマーとは、一分子中に2個またはそれ以上のア
クリル系カルボン酸エステル単位を有し、従って一分子
中に2個またはそれ以上のアクリル系不飽和炭素・炭素
結合を有する化合物であり、場合によっては他の不飽和
炭素・炭素結合を含有していても差し支えない。また、
多官能性アクリル系カルボン酸エステルモノマーのプレ
ポリマーとは前記多官能性アクリル系カルボン酸エステ
ルを予め熱重合、ラジカル重合、光重合、放射線重合な
どにより、たとえば2量体ないし、250量体の範囲に
重合させたもの、またはこれらの混合物である。これら
の多官能性アクリル系カルボン酸エステルモノマーまた
はそのプリポリマーを構成するアクリル系カルボン酸成
分単位として具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、
2−エチルアクリル酸、2−プロピルアクリル酸、2−
イソプロピルアクリル酸、2−ブチルアクリル酸、2−
ペンチルアクリル酸、2−ヘキシルアクリル酸、アトロ
パ酸、3−メチルアクリル酸、3−エチルアクリル酸、
3−プロピルアクリル酸、3−イソプロピルアクリル酸
などを例示することができる。前記多官能性アクリル系
カルボン酸エステルモノマーまたはそのプレポリマーと
しては、多官能性アクリル酸エステルモノマー、多官能
性メタクリル酸エステルモノマーまたはこれらのプレポ
リマーを使用することが好ましい。
【0008】本考案の被覆用組成物に配合される多官能
性アクリル系カルボン酸エステルモノマーとして具体的
には、たとえば、エチレングリコールジアクリレート、
テトラエチレングリコールジアクリレート、ノナンエチ
レングリコールジアクリレート、テトラデカンエチレン
グリコールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジ
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリプロ
ピレングリコール(#400)ジアクリレート、o−ジ
アリルフタレート、m−ジアリルフタレート、2,2′
−ビス(4−アクリロイルオキシ・ジエトキシフェニ
ル)プロパン、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、トリメチロールエタントリアクリレート、テトラメ
チロールメタントリアクリレート、テトラメチロールメ
タンテトラアクリレート、ビスフェノール・テトラエチ
レングリコールジアクリレート、エチレンジグリシジル
エーテルジアクリレート、2−プロパノールジグリシジ
ルエーテルジアクリレート、トリメチルペンチルジウレ
タンジアクリレート、トリメチルシクロヘキシルジウレ
タンジアクリレート、1,6−ヘキシルジウレタンポリ
グリコールジアクリレート、キシリレンジウレタンジア
クリレート、1,6−へキシルジウレタングリセリンテ
トラアクリレート、1,6−ヘキシルジウレタンジフタ
ール酸ジアクリレート、ビスフェノール−A−ヘキシル
ジウレタンジアクリレート、グリセリン1,3−ジアク
リレート、グリセリン1,2−ジアクリレート、グリセ
リントリアクリレート、ビスフェノールAジアクリレー
ト、キシリレングリコールジアクリレート、ヒドロキノ
ンジアクリレート、レゾルシンジアクリレート、シクロ
ヘキシルジメタノールジアクリレート、ジアリルジエチ
レングリコールジカーボネート、ジアリルジブチルホス
ホノサクシネートなどがあげられ、これらの多官能性の
アクリレート結合のうちの一部分がメタクリレート結合
に置換された多官能性アクリル系カルボン酸エステルモ
ノマーを用いることもできる。また、メタクリル酸エス
テルモノマーとしては、たとえば、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、ノナンエチレ
ングリコールジメタクリレート、テトラデカンエチレン
グリコールジメタクリレート、1,3−ブタンジオール
ジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロピレ
ングリコールジメタクリレート、ビスフェノールテトラ
エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、トリメチロールエタント
リメタクリレート、テトラメチロールメタントリメタク
リレート、テトラメチロールメタンテトラメタクリレー
ト、エチレンジグリシジルエーテルジメタクリレート、
2,2′−ビス(4−メタクリロイルオキシジエトキシ
フェニル)プロパン、ビスフェノールジグリシジルエー
テルジメタクリレート、トリメチルペンチルジウレタン
ジメタクリレート、ビスフェノールポリエチレングリコ
ールジメタクリレート、2−プロパノールジグリシジル
エーテルジメタクリレート、トリメチルシクロヘキシル
ジウレタンジメタクリレート、シクロヘキシルジメタノ
ールジメタクリレート、ジメタクリルジエチレングリコ
ールジカーボネート、1,6−ヘキサンジウレタンポリ
グリコールジメタクリレート、キシリレンジウレタンジ
メタクリレート、1,6−ヘキシルジウレタングリセリ
ンジメタクリレート、1,6−ヘキサンジウレタンジフ
タール酸ジメタクリレート、ビスフェノールA−ヘキシ
ルジウレタンジメタクリレート、グリセリン1,3−ジ
メタクリレート、グリセリンジメタクリレート、グリセ
リントリメタクリレート、ビスフェノールAジメタクリ
レート、キシリレングリコールジメタクリレート、ヒド
ロキノンジメタクリレート、レゾルシンジメタクリレー
ト、などがあげられる。
【0009】被膜(B)は可撓性、折り曲げ時のしわ及
び亀裂の点、及び表面の触感から、引張り弾性率が10
00〜2000kg/cm2 であることが必要である。
1000kg/cm2 より小ではぬめり感があり好まし
くなく、2000kg/cm2 より大の場合、折り曲げ
時にシワ、クラックを生じるので好ましくない。またそ
の厚みは0.1〜20μmが良く、更に好ましくは2〜
15μmで0.1μmよりも薄いと可塑剤移行が著し
く、ベタ付きが劣るので好ましくなく、20μmより厚
い場合は、クラックが発生するので好ましくない。
【0010】本考案で使用される無機質粒子としては、
例えばガラス粉、ガラスビーズ、アルミナ、気相法で合
成されたアルミナ、酸化チタン、シリカサンド、乾式法
で合成された無水珪酸、湿式法で合成された各種ホワイ
トカーボン、無定形シリカ、等が挙げられ、これら粒子
は、その表面がアルキルカルボン酸塩、シランカップラ
ー、チタンカップラー等で処理されていてもよい。又コ
ロイダルシリカ、メタノールシリカゾル、エタノールシ
リカゾル、n−プロパノールシリカゾル、アルミナゾ
ル、リチウムシリケート、アミンシリケート等も使用で
きる。無機質粒の平均粒径は、表面粗さの維持、及び書
き味から0.5〜20μmである必要があり、好ましく
は、1〜15μmである。
【0011】平均粒径が0.5μmより小の場合、表面
粗さが得られず、表面がベタ付くので好ましくなく、2
0μmより大の場合は、書き味を損うため好ましくい。
またその配合割合は、被膜(B)の中での含有量として
0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜20重量%で
ある。0.1重量%より少ないと、十分な表面粗さが得
られず表面がベタ付くので好ましくなく、50重量%よ
り多いと、シート曲げ時の白化、割れを生じるので好ま
しくない。被膜(B)中には、さらに、塗工性、塗膜の
ブロッキング性、密着性等の向上の為、各種の添加剤、
例えば、変性シリコーンオイル、シリコーン系界面活性
剤、フッ素樹脂等を添加してもよい。
【0012】被膜(B)の形成は、無機充填剤を含む紫
外線硬化性樹脂組成物をバーコート法、ロールコート
法、スプレーコート法等の公知の方法で基体上に塗布
し、紫外線照射にて硬化させることによって、得ること
ができる。塗布時に、粘度調整の目的で溶剤を加えるこ
ともできる。紫外線硬化樹脂を硬化させるのに使用され
る重合開始剤としては、たとえば水銀、塩化第2鉄、二
塩化鉛などの無機塩、ベンゾフェノール、ベンジル、シ
クロヘキサノン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ビアセチルなどのカ
ルボニル化合物、過酸化水素、tert−ブチルペルオ
キシド、過酸化ベンゾイルなどの過酸化物、アゾビスシ
クロヘキサンカルボニトリル、アゾビスプロパン、アゾ
ビスイソブチロニトリルなどのアゾビス化合物、チオフ
ェノール、チオクレゾール、2−メルカプトベンズイミ
ダゾール、2−メルカプトベンズオキサゾール、ジチオ
カルバミン酸メチル、ジフェニルスルフイド、テトラア
ルキルチウラムスルフイドなどの硫黄化合物または2−
ブロムプロパン、1−クロロシクロヘキサンなどのハロ
ゲン化合物等の光増感剤があげられる。
【0013】これらの重合開始剤(c)の配合割合は、
前記多官能性アクリル系カルボン酸エステルモノマーま
たはプレポリマー(a)100重量部に対して通常、
0.001ないし20重量部の範囲であるが、好ましく
は0.005ないし10重量部の範囲である。本考案に
よって得られた被膜(B)の表面粗さ(Ra:10点平
均粗さ)は0.2μm以上であることが必要で、0.2
μmより小の場合、定規等が表面でベタ付いて容易にひ
きはがせず、筆記性が劣るため好ましくない。
【0014】被膜(B)を軟質塩化ビニル系樹脂シート
層(A)の片面に形成した場合、その反対側の面には、
アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹
脂、シリコーン系もしくはフッ素系樹脂又はこれら樹脂
とこれら樹脂に相溶する他の樹脂との混合樹脂からな
る、印刷インキ非転写性の被膜(C)を形成してもよ
い。被膜(C)は、被膜(B)に用いた、充填剤を含ま
ない紫外線硬化性樹脂組成物の樹脂層であってもよい。
【0015】
【考案の効果】この考案のデスクマットは、上述のよう
に、軟質塩化ビニル樹脂シートの表面に可塑剤移行防止
性の優れた、適度な、表面硬度の樹脂層が形成されてい
るため、可塑剤の表面への吹き出し、表面のぬめり感が
抑えられているので、べたつきがない。また、樹脂層に
無機充填剤が分散されて適度な表面粗さをもち、定規等
が、容易にはきはがせ、筆記性のさらに好ましいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のデスクマットの1例を示す縦断面図で
ある。図中(A)は、透明又は半透明の軟質ポリ塩化ビ
ニル、(B)は紫外線硬化型樹脂の硬化物からなる無機
充填剤を分散含有する保護層、(C)は印刷インキ非転
写性の被膜である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43L 3/00 C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質塩化ビニル系樹脂シート層(A)の
    少くとも片面に紫外線硬化型樹脂の硬化物からなる被膜
    (B)が形成されたデスクマットであって、該被膜
    (B)には平均粒径0.5〜20μmの無機質粒子が
    0.1〜50重量%分散含有されており、該被膜(B)
    の引張弾性率が1000〜2000kg/cm2 で、且
    つ表面粗さ(Ra)が0.2μm以上であるデスクマッ
    ト。
  2. 【請求項2】 片面に被膜(B)が形成され、他面に印
    刷インキ非転写性の被膜(C)が形成されている、請求
    項1のデスクマット。
JP1548591U 1991-03-15 1991-03-15 デスクマット Expired - Lifetime JPH0732044Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006014831A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Mitsubishi Chem Mkv Co テーブルマット
JP2009209168A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Achilles Corp 塩化ビニル系樹脂シート

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