JPH0732062A - 打抜き加工装置 - Google Patents

打抜き加工装置

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JPH0732062A
JPH0732062A JP17800993A JP17800993A JPH0732062A JP H0732062 A JPH0732062 A JP H0732062A JP 17800993 A JP17800993 A JP 17800993A JP 17800993 A JP17800993 A JP 17800993A JP H0732062 A JPH0732062 A JP H0732062A
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punching
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Tadashi Amano
忠 天野
Tokushi Ninomiya
徳嗣 二宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチに対してダイを簡単な機構で自動調芯
させて、高精度,高品質な打抜き加工を行い得るように
した打抜き加工装置を提供することにある。 【構成】 ワークWに対して整合対向して設けられたパ
ンチPとダイDとの協働によりワークWに打抜き加工を
行う打抜き加工装置1であって、前記パンチPが移動可
能なパンチガイド37内に移動可能に装着されたパンチ
ボディ35と、このパンチボディ35内に先端部を尖端
形状とした移動可能なパンチチップ47とからなると共
に、前記ダイD内に前記パンチチップ47の先端部を係
合せしめる係合穴71Hを有する係合部材71を設ける
と共に、前記ダイDを保持せしめるダイ保持部材27
に、ダイDを自動調芯せしめる自動調芯装置53を設け
てなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチとダイとの協
働で打抜き加工を行う際、パンチに対してダイを自動調
芯せしめて打抜き加工を行うようにした打抜き加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットの先端部に保持されたパンチと
ダイとの協働によりワークに打抜き加工を行う打抜き加
工装置が考えられている。この打抜き加工装置では打抜
き時にパンチとダイの芯がずれてしまうことがある。こ
のパンチとダイの芯がずれると、バリが寄ると共にパン
チとダイとにかじりが生じてしまう。その結果、製品精
度,品質が低下すると共に、金型の寿命が低下してしま
うという問題があった。
【0003】この上記問題を改善するために、パンチと
ダイの芯がずれないための装置としては例えば実公平1
−20034号公報が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチとダイの芯がずれないようにするために、ワ
ークに基準となる基準穴が明けられており、この基準穴
にパンチに設けられたロックピンをフローティング機構
で下降させて前記基準穴にロックさせていたので、ワー
クに予め基準穴をあける必要があると共に、フローティ
ング機構が複雑な構成であった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、パンチに対してダイを簡単な機構で自動調芯さ
せて、高精度,高品質な打抜き加工を行い得るようにし
た打抜き加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達材するため
に、この発明は、ワークに対して整合対向して設けられ
たパンチとダイとの協働によりワークに打抜き加工を行
う打抜き加工装置であって、前記パンチが移動可能なパ
ンチガイド内に移動可能に装着されたパンチボディと、
このパンチボディ内に先端部を尖端形状としたパンチチ
ップとからなると共に、前記ダイ内に前記パンチチップ
の先端部を係合せしめる係合穴を有する係合部材を設け
ると共に、前記ダイを保持せしめるダイ保持部材に、ダ
イを自動調芯せしめる自動調芯装置および固定装置を設
けてなることを特徴とするものである。
【0007】前記打抜き加工装置において、前記パンチ
ボディに移動可能なカスプッシュ部材を設けてなること
が望ましいものである。
【0008】
【作用】この発明の打抜き加工装置を採用することによ
り、ワークに対してパンチとダイが位置決めされる。こ
のとき、ダイ保持部材内に設けられた固定装置としての
ロック装置はアンロックされていて、ダイはダイ保持部
材に対してセンタリングされている。次いで、パンチが
ワークに対してストロークされてパンチチップの尖端状
の先端部がワークを突き抜く。さらに、パンチをストロ
ークすると、パンチチップの先端部がダイに設けられた
係合部材の係合穴に係合される。このとき、自動調芯装
置によりパンチに対してダイが自動調芯されると共に、
ロック装置によりダイがダイ保持部材にロックされる。
【0009】さらに、パンチがストロークすることによ
り、パンチとダイとの協働でワークに打抜き加工が行わ
れる。打抜き加工が終了すると、パンチ,ダイはワーク
より離れる。このとき、パンチボデイに設けられたカス
プッシュ部材,ダイにより抜きカスはパンチ,ダイより
引き離される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】まず、この発明を実施する一実施例として
の打抜き加工装置1について、全体的構成を概略的に説
明する。
【0012】図6および図7を参照するに、打抜き加工
装置1は、左手ロボット3と右手ロボット5とで構成さ
れていて、前記左手ロボット3と右手ロボット5にそれ
ぞれ近接して左手,右手ロボット用自動工具交換装置
7,9が配設されている。
【0013】そして、ワークパレット用レール11がX
軸方向へ延伸して敷設されていて、このワークパレット
用レール11上にX軸方向へ移動自在なワークパレット
13が設けられている。このワークパレット13上には
ワークWを垂直状態に保持するためのワークランプ15
が適宜な間隔で複数設けられている。従って、ワークW
はワークパレット13上にワークランプ15で垂直に支
持されて搬送されることになる。
【0014】前記左手,右手ロボット3,5はすでに公
知であるから具体的な構成並びに動作の説明を省略する
が、左手,右手ロボット3,5は左右対称に配置されて
いてほぼ同じ構成である。すなわち、X軸方向へ移動自
在なX軸キャレッジ17上にZ軸ガイド19が立設さ
れ、このZ軸ガイド19に案内されてZ軸方向へ移動自
在なZ軸キャレッジ21が設けられている。
【0015】このZ軸キャレッジ21には図示を省略し
たがA軸方向へ回転自在なA軸回転体が設けられてい
る。更に、Z軸キャレッジ21には図示を省略したがB
軸方向へ回転自在なB軸回転体が設けられ、このB軸回
転体にY軸アーム23がA,B軸によって決められた方
向へ伸縮自在に設けられている。ただし、このY軸アー
ム23は通常の成形加工時はY軸方向へ伸縮される。
【0016】前記Y軸アーム23の先端にはC軸方向へ
回転自在なC軸回転体25が設けられていて、このC軸
回転体25にグリッパ27が装着されている。
【0017】上記構成により、左手,右手ロボット3,
5は、X,Y,Zの直線3軸とA,B,Cの回転3軸お
よびグリッパ1軸を備えることとなる。
【0018】前記グリッパ27には種々の工具が把持さ
れるが、例えば、図6,図7に示されているごとく、左
手ロボット3のグリッパ27にはパンチPが、右手ロボ
ット5のグリッパ27(保持部材という。)にはダイD
が装着され、このパンチPとダイDとでワークWを挟み
込み、打抜き加工が行われる。
【0019】すなわち、左手ロボット3のグリッパ27
には図1に示されているように、パンチPの一部を構成
するパンチドライバ29の頭部であるパンチヘッド31
が複数の止めネジ33で固定されている。
【0020】前記パンチドライバ29の下部にはパンチ
ボディ35が一体化されており、しかもこのパンチボデ
ィ35は図1において、上下動可能なパンチガイド37
に装着され、かつ図1において上下動可能になってい
る。パンチガイド37の下部にはストリッパプレート3
9が一体的に設けられている。パンチガイド37と前記
パンチヘッド31との間にはパンチヘッド31を上方向
へ付勢すべくストリッピングスプリング41が介在され
ている。
【0021】前記パンチボディ35のほぼ中央部には座
ぐり穴43が形成されており、この座ぐり穴43内に図
1において下方向へ付勢したスプリング45を介してパ
ンチチップ47が下方向へ突出して設けられている。こ
のパンチチップ47の先端部は尖端形状となっている。
この種々な形状の一例として例えば図5(A)に正面図
が示されており、図5(B),(C),(D)に円錐,
四角錐,三角錐の底面図が示されている。
【0022】前記パンチボディ35の下部には複数の座
ぐり穴が形成されており、座ぐり穴に図1において下方
向へ付勢したスプリング49を介してカスプッシュ部材
51が突出して設けられている。
【0023】前記ダイDを保持する保持部材としてのグ
リッパ27には、図1,図3,図4に示されているよう
に、自動調芯装置53とロック装置55が備えられてい
る。自動調芯装置53としてはダイDの円周側面には例
えば90度毎に溝57が形成されており、この溝57内
に内側へ付勢したスプリング59を介してグリッパ27
の円周側面にセンタリングスプール61が設けられてい
る。また、ロック装置55としてはグリッパ27のほぼ
軸心部にマグネット63が設けられている。
【0024】再び、図1を参照するに、ダイDの上部に
はエジェクタプレート65が設けられており、打抜き加
工の終了時にダイDより抜きカス(図2参照)WA を押
し出す役割をしている。エジェクタプレート65の面に
ショルダーボルト67が取付けられており、ダイDに対
して摺動自在となっている。前記エジェクタプレート6
5はエジェクタスプリング69によりダイDの外側に押
されている。前記ダイDの中心には前記パンチPに対し
てダイDが自動調芯するときに、パンチチップ47が係
合するための係合穴71Hを備えた係合部材(ブッシ
ュ)71が設けられている。
【0025】上記構成により、各々のロボット3,5の
グリッパ27に保持されたパンチP,ダイDがワークW
に対して図1に示されているように位置決めされる。こ
のとき、ダイD側のグリッパ27内に設けられたマグネ
ット63はOFFとなっていて、ダイDはセンタリング
スプール61によりスプリング59の弱いスプリング力
でグリッパ27の中心にセンタリングされている。
【0026】パンチPがワークWに対して図1において
下方向へストロークしてパンチチップ47の先端部がワ
ークWを突き抜く。さらにストロークすると、図2に示
されているように、パンチチップ47の先端部が係合部
材71の係合穴71Hに係合される。このとき、ダイD
とグリッパ27との間は弱いセンタリングスプール61
でセンタリングされているだけの隙間Cであるから、パ
ンチPに対してダイDが自動調芯される。そして、マグ
ネット63をONせしめることによりダイDがロックさ
れる。
【0027】さらに、パンチPがストロークしてストリ
ッパプレート39でワークWを押え、パンチPとダイD
との協働でワークWに打抜き加工が行われる。打抜き加
工が終了すると、パンチP,ダイDはそれぞれワークW
より離れる。このとき、パンチPはカスプッシュ部材5
1,ダイDはエジェクタプレート65によって抜きカス
A がパンチP,ダイDより引き離されることになる。
【0028】したがって、パンチPの中心にあるパンチ
チップ47の先端部でワークWを突き抜くために、ワー
クWの高精度な位置決めを確実に行うことができる。ま
た、パンチチップ47に対してダイDが自動調芯される
ので、高精度の芯出しを行うことができると共に高品質
の打抜き加工を行うことができる。
【0029】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例ではロボット
3,5のグリッパ27にパンチP,ダイDを保持して打
抜き加工を行う例で説明したが、通常のパンチプレスな
どで行うことも可能である。パンチP,ダイDのグリッ
パ手段,ガタを持たせる手段およびダイDのロック手段
はそれ以外のすでに公知のもので行ってもよいものであ
る。また、カスプッシュ部材51,エジェクタプレート
65はゴムやウレタンなどの樹脂材を使用してもよいも
のである。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、パンチチップの先端
部でワークを突き抜くために、ワークの高精度な位置決
めを確実に行うことができる。また、パンチチップに対
してダイが自動調芯されるので、高精度の芯出しができ
ると共に高品質の打抜き加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットのグリッパに保持されたパンチ,ダイ
の拡大断面図である。
【図2】この発明の動作を説明する動作説明図である。
【図3】ダイを保持するグリッパの拡大平面図である。
【図4】図3における正面図である。
【図5】パンチチップの先端部の種々な形状を示す図で
ある。
【図6】この発明の一実施例の打抜き加工装置の正面図
である。
【図7】図6における側面図である。
【符号の説明】
1 打抜き加工装置 3,5 左,右手ロボット 27 グリッパ(保持部材) 35 パンチボディ 37 パンチガイド 39 ストリッパプレート 47 パンチチップ 51 カスプッシュ部材 53 自動調芯装置 55 ロック装置 61 センタリングスプール 63 マグネット 65 エジェクタプレート 71 係合部材 71H 係合穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対して整合対向して設けられた
    パンチとダイとの協働によりワークに打抜き加工を行う
    打抜き加工装置であって、前記パンチが移動可能なパン
    チガイド内に移動可能に装着されたパンチボディと、こ
    のパンチボディ内に先端部を尖端形状としたパンチチッ
    プとからなると共に、前記ダイ内に前記パンチチップの
    先端部を係合せしめる係合穴を有する係合部材を設ける
    と共に、前記ダイを保持せしめるダイ保持部材に、ダイ
    を自動調芯せしめる自動調芯装置および固定装置を設け
    てなることを特徴とする打抜き加工装置。
  2. 【請求項2】 前記パンチボディに移動可能なカスプッ
    シュ部材を設けてなることを特徴とする請求項1記載の
    打抜き加工装置。
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