JPH07320668A - 回転陽極型x線管 - Google Patents
回転陽極型x線管Info
- Publication number
- JPH07320668A JPH07320668A JP11323194A JP11323194A JPH07320668A JP H07320668 A JPH07320668 A JP H07320668A JP 11323194 A JP11323194 A JP 11323194A JP 11323194 A JP11323194 A JP 11323194A JP H07320668 A JPH07320668 A JP H07320668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- rotating anode
- weight
- electrode structure
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、回転陽極構体の振動をより一層
確実に抑制することを目的とする。 【構成】 この発明は、固定部4に軸受を介して回転自
在に支持された回転陽極構体3に半径方向にバネ作用を
有するバネ9を介して重り8が取り付けられている回転
陽極型X線管である。
確実に抑制することを目的とする。 【構成】 この発明は、固定部4に軸受を介して回転自
在に支持された回転陽極構体3に半径方向にバネ作用を
有するバネ9を介して重り8が取り付けられている回転
陽極型X線管である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転陽極型X線管に
係わり、とくにその回転陽極構体に関する。
係わり、とくにその回転陽極構体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転陽極型X線管の例を図4に示
す。真空外囲器1の内部の一方に陰極構体2が設けら
れ、他方に陽極構体3が設けられている。回転陽極構体
3は、固定部4に軸受を介して回転自在に支持され高速
回転するロータ5、支柱6および陽極ターゲット7を有
している。ロータ5の位置の外囲器1の外側には、図示
しないステータコイルが配置され、誘導電動機と同様の
作用により回転陽極を回転させる。
す。真空外囲器1の内部の一方に陰極構体2が設けら
れ、他方に陽極構体3が設けられている。回転陽極構体
3は、固定部4に軸受を介して回転自在に支持され高速
回転するロータ5、支柱6および陽極ターゲット7を有
している。ロータ5の位置の外囲器1の外側には、図示
しないステータコイルが配置され、誘導電動機と同様の
作用により回転陽極を回転させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の回転陽極型X線
管の場合、ロータ5、支柱6およびターゲット7からな
る回転陽極構体は完全には回転対称とならない場合があ
り、回転重心と回転軸とのずれが生じる。この回転陽極
構体の重心と回転軸のずれにより、回転陽極構体の回転
と同周期で回転する半径方向の力が生じ、軸受がバネと
同等の作用をして、回転陽極構体が回転数と同じ周波数
で振動する。そのため従来は、軸受の剛性を大きくある
いは小さくして、回転陽極構体と同じ周期の振動の振幅
が小さくなるようにしていた。
管の場合、ロータ5、支柱6およびターゲット7からな
る回転陽極構体は完全には回転対称とならない場合があ
り、回転重心と回転軸とのずれが生じる。この回転陽極
構体の重心と回転軸のずれにより、回転陽極構体の回転
と同周期で回転する半径方向の力が生じ、軸受がバネと
同等の作用をして、回転陽極構体が回転数と同じ周波数
で振動する。そのため従来は、軸受の剛性を大きくある
いは小さくして、回転陽極構体と同じ周期の振動の振幅
が小さくなるようにしていた。
【0004】以上説明した従来技術によると、回転陽極
構体と同じ周期の振動の振幅を小さくする作用しかな
く、振動を抑えることにはならない。そこでこの発明
は、以上のような不都合を解決するものであり、回転陽
極構体の振動をより一層確実に抑制することを目的とす
る。
構体と同じ周期の振動の振幅を小さくする作用しかな
く、振動を抑えることにはならない。そこでこの発明
は、以上のような不都合を解決するものであり、回転陽
極構体の振動をより一層確実に抑制することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
を解決するために、固定部に軸受を介して回転自在に支
持された回転陽極構体の一部に半径方向にバネ作用を有
するバネを介して重りが取り付けられている回転陽極型
X線管である。
を解決するために、固定部に軸受を介して回転自在に支
持された回転陽極構体の一部に半径方向にバネ作用を有
するバネを介して重りが取り付けられている回転陽極型
X線管である。
【0006】
【作用】この発明の作用を、図3に示すモデルを用いて
説明する。従来のモデルを同図の(a)、本発明のモデ
ルを(b)に示す。回転陽極構体の質量をM、軸受の剛
性をK、重りの質量をm,バネの剛性をkとする。回転
重心と回転軸のずれによる半径方向の力をPとする。回
転陽極がωの周波数で回転していると、図中のx方向に
は、P sinωtの力が作用する。
説明する。従来のモデルを同図の(a)、本発明のモデ
ルを(b)に示す。回転陽極構体の質量をM、軸受の剛
性をK、重りの質量をm,バネの剛性をkとする。回転
重心と回転軸のずれによる半径方向の力をPとする。回
転陽極がωの周波数で回転していると、図中のx方向に
は、P sinωtの力が作用する。
【0007】従来構造の回転陽極構体は力P sinωtと
同位相で振動し、このときの振幅Xは、X=P[1/
(K−Mω2 )]1/2 となる。これに対し、本発明の構
造での振動の振幅Yは、 Y=P[(k−mω2 )/{(K+k−Mω2 )(k−
mω2 )−K2 }]1/2 となる。重りの質量にm=k/ω2 を選ぶと、重りはP
sinωtと逆位相で振動し、回転陽極構体の振動の振幅
Yを零とすることができる。従って、本発明の構造で
は、重りの質量mを適切に選定する事により、回転陽極
構体の回転周波数と同じ周波数の振動を抑制することが
できる。
同位相で振動し、このときの振幅Xは、X=P[1/
(K−Mω2 )]1/2 となる。これに対し、本発明の構
造での振動の振幅Yは、 Y=P[(k−mω2 )/{(K+k−Mω2 )(k−
mω2 )−K2 }]1/2 となる。重りの質量にm=k/ω2 を選ぶと、重りはP
sinωtと逆位相で振動し、回転陽極構体の振動の振幅
Yを零とすることができる。従って、本発明の構造で
は、重りの質量mを適切に選定する事により、回転陽極
構体の回転周波数と同じ周波数の振動を抑制することが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の好適な一実施例を、図1に基づいて
説明する。この実施例は、回転陽極構体3のロータ5の
上端部に、円環状の重り8を半径方向のバネ作用を有す
るバネ9によって保持させたものである。。重り8の質
量は、バネ9の半径方向の剛性を回転陽極構体の回転周
波数の2乗で除した値、又はそれに近い値とする。この
ようにすれば上記の説明により、回転陽極構体の回転周
波数と同じ周波数の振動を抑制できる。他の実施例とし
て、図2に示すように、円環状の重り8を陽極ターゲッ
ト7の裏面側にバネ7で固定してもよく、上記と同様の
効果が得られる。
説明する。この実施例は、回転陽極構体3のロータ5の
上端部に、円環状の重り8を半径方向のバネ作用を有す
るバネ9によって保持させたものである。。重り8の質
量は、バネ9の半径方向の剛性を回転陽極構体の回転周
波数の2乗で除した値、又はそれに近い値とする。この
ようにすれば上記の説明により、回転陽極構体の回転周
波数と同じ周波数の振動を抑制できる。他の実施例とし
て、図2に示すように、円環状の重り8を陽極ターゲッ
ト7の裏面側にバネ7で固定してもよく、上記と同様の
効果が得られる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構造の回
転陽極型X線管は、固定部に伝達する回転陽極構体の回
転数と同じ周波数の振動をより一層確実に抑制できる。
転陽極型X線管は、固定部に伝達する回転陽極構体の回
転数と同じ周波数の振動をより一層確実に抑制できる。
【図1】この発明の一実施例を示す主要部の縦断面図。
【図2】この発明の他の実施例を示す主要部の縦断面
図。
図。
【図3】本発明の作用を説明するモデル図。
【図4】従来の回転陽極型X線管の全体構造を示す概略
図。
図。
1…真空外囲器 2…陰極構体 3…回転陽極構体 5…ロータ 7…陽極ターゲット 8…重り 9…バネ
Claims (2)
- 【請求項1】 真空外囲器と、この真空外囲器の内部に
支持された回転陽極構体とを備え、前記回転陽極構体は
固定部に軸受を介して回転自在に支持されたロータにタ
ーゲットが取り付けられてなる回転陽極型X線管におい
て、上記ロータに半径方向にバネ作用を有するバネを介
して重りが取り付けられていることを特徴とする回転陽
極型X線管。 - 【請求項2】 真空外囲器と、この真空外囲器の内部に
支持された回転陽極構体とを備え、前記回転陽極構体は
固定部に軸受を介して回転自在に支持されたロータにタ
ーゲットが取り付けられてなる回転陽極型X線管におい
て、上記ターゲットに半径方向にバネ作用を有するバネ
を介して重りが取り付けられていることを特徴とする回
転陽極型X線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11323194A JPH07320668A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 回転陽極型x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11323194A JPH07320668A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 回転陽極型x線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320668A true JPH07320668A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14606894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11323194A Pending JPH07320668A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 回転陽極型x線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320668A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024089492A (ja) * | 2022-12-21 | 2024-07-03 | 株式会社島津製作所 | X線発生装置およびx線撮影装置 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11323194A patent/JPH07320668A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024089492A (ja) * | 2022-12-21 | 2024-07-03 | 株式会社島津製作所 | X線発生装置およびx線撮影装置 |
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