JPH0732145Y2 - 電子黒板における筆記シート搬送制御装置 - Google Patents

電子黒板における筆記シート搬送制御装置

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JPH0732145Y2
JPH0732145Y2 JP12948288U JP12948288U JPH0732145Y2 JP H0732145 Y2 JPH0732145 Y2 JP H0732145Y2 JP 12948288 U JP12948288 U JP 12948288U JP 12948288 U JP12948288 U JP 12948288U JP H0732145 Y2 JPH0732145 Y2 JP H0732145Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子黒板における筆記シート搬送制御装置に係
り、特に、通常のページ送りでは余白扱いとされている
筆記シート面(筆記エリア区間とスキャナ部の間)にも
記入できるように筆記シートの搬送を制御する装置に関
する。
[従来の技術] 最近、通常の黒板やホワイトボードに代り、複数画面分
の長さを有した筆記シートをローラで搬送し、その搬送
過程でスキャナ部により画情報を読取らせ、更にその画
情報を縮小コピーできる機能を有した電子黒板が普及
し、会議や講演等で用いられている。
一般に、電子黒板は、筆記シートを筆記エリア側で展張
させる2本の展張ローラと、筆記エリアの背面側に設け
られ、筆記シートの筆記エリア区間(A区間)と各展張
ローラから背面へ迂回せしめられている区間(B区間)
以外の区間をそれぞれ巻回する2本の巻取りローラと、
巻取りローラを回動せしめるモータと、該モータの回動
を制御する駆動制御部と、筆記シートが巻取りローラに
巻回される手前で筆記シートに記入された画情報を読取
るスキャナ部とを有した構成からなり、A及びB区間か
らなる区間を搬送単位として送りながらA区間に記入さ
れた画情報を読取るようになっている。
また、筆記シートの搬送制御方式としては、筆記シート
にマークを付しておき、そのマークをマークセンサで検
出することによりモータの駆動を制御し、前記の搬送単
位(A+B区間)毎に筆記シートをスクロールさせる手
段が提案されている(特開昭60-83810)。
[考案が解決しようとする課題] ところで、前記のような構成と搬送制御方式によると、
筆記シートのB区間への記入ができず、常にB区間は余
白部として扱われることになるため、実使用長(A区間
長の合計)以外の無駄な部分が生じるという欠点があ
る。
そこで、本考案は、筆記シートを前記の搬送単位(A+
B区間)だけでなく、別の搬送単位でも作動制御できる
ようにし、筆記シート全面への記入と読取りを可能にし
た電子黒板を提供することを目的として創作された。
[課題を解決するための手段] 本考案の基本的構成は第1図に示され、複数画面分の長
さを有した筆記シート1と、該シート1を筆記エリア側
で展張させる2本の展張ローラ2と、筆記エリアの背面
側に設けられ、筆記シート1の筆記エリア区間(A区
間)と各展張ローラ2から背面へ迂回せしめられている
区間(B区間)以外の区間をそれぞれ巻回する2本の巻
取りローラ3と、巻取りローラ3を回動せしめるモータ
4と、該モータ4の回動を制御する駆動制御部と、筆記
シート1が巻取りローラ3に巻回される手前で筆記シー
ト1に記入された画情報を読取るスキャナ部5を有した
電子黒板において、駆動制御部が、スキャナ部5による
筆記シート1の読取り指示を行う読取り指示手段6と、
該指示手段6からの指示信号に基づいて、スキャナ部5
で筆記シート1のA区間とB区間の読取りが可能な回転
数だけ読取り搬送方向へモータ4を正転させるモータ正
転手段7と、モータ正転による搬送が完了したことを検
知する検知手段8と、検知手段8の搬送完了信号に基づ
いて、前記に搬送された筆記シート1のB区間を筆記エ
リアに戻すことが可能な回転数だけ巻戻し搬送方向へモ
ータ4を逆転させるモータ逆転手段9を具備した電子黒
板における筆記シート搬送制御装置に係る。
尚、検知手段8としてはモータ4の回転数を検知するタ
イプ、または筆記シート1に付されているマークを検知
するタイプの何れであってもよい。
[作用] 本考案における筆記シート1の区間構成図と筆記エリア
への現出画面の順序は第2図に示される。尚、Ai区間長
(i=1,2,・・)は第1図のA区間長に等しく、またBi
区間長(i=1,2,・・)は第1図のB区間長に等しい。
先ず、筆記シート1におけるAi区間が第1図のA区間に
画面[イ]として現出された状態で、同区間への記入が
完了すると読取り指示手段6から指示を行う。この指示
により、モータ正転手段7がモータ4を正転させて巻取
りローラ3を回転せしめ、その間にスキャナ部5が筆記
シートのAi区間の画情報を読取る。
この読取りのためには、筆記シート1の(Ai+Bi)区間
分だけ正転送りされ、第1図のA区間に画面[ロ]が現
出するまでスクロールさせる必要がある。
この所要区間分の正転送りの完了は検知手段8により検
知され、この検知に基づいて、モータ逆転手段9がモー
タ4を逆転させて巻取りローラ3を前記と逆方向へ回転
せしめ、筆記シート1のAi+1区間が第1図のA区間に画
面[ハ]として現出するまで巻戻す。即ち、筆記シート
1のBi区間分だけ逆転送りを行う。
この逆転送りによって、筆記シート1のBi区間が第1図
のA区間に現出し、Bi区間を含む次画面(筆記シートの
Ai+1区間)が記入領域としてセットされる。
従って、本考案によれば、筆記シート1は連続した各区
間(Ai,Ai+1,Ai+2・・・)を単位として順次搬送される
ため、筆記シート1の全長にわたって記入と読取りが可
能になり、筆記シート1の効率的利用が可能になる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第3図から第5図を用いて説
明する。
第3図は電子黒板の概略機構と制御システム回路を示す
図であり、11は複数画面分(通常5画面分)の長さを有
し、その上縁部の所定位置にマークを設けた筆記シー
ト、12-1,2は筆記シートを筆記エリアD側で展張させる
展張ローラ、13-1,2は筆記シート11の筆記エリア区間
(a区間)と各展張ローラ12-1,2で背面へ迂回せしめら
れている区間(b区間)以外の区間を巻回する巻取りロ
ーラ、14-1,2は巻取りローラを回動させるステッピング
モータ、15は読取りラインRLをスリット露光する光源、
16は集光レンズ、17はイメージセンサ、18はマークセン
サ、19はモータドライバ、20はA/D変換器、21はマイク
ロコンピユータ回路である。尚、22は筆記エリアDの周
囲を画する枠筺体であり、また23は筆記シート11のa区
間へ記入する際に下敷の役割を果たすボードである。
前記のマイクロコンピユータ回路21は、システムの作動
プログラムを格納したROM24、画情報を蓄積するRAM25、
作動指示を与えるオペポート26、縮小コピーをプリント
出力するプロッタユニット27、I/Oポート28がCPU29のバ
ス30に接続された構成からなり、CPU29がROM24のプログ
ラムに基づいて、I/Oポート28を介してマークセンサ18
の信号を検出しながらモータドライバ19を制御し、また
画情報読取り部(15,16,17)を制御してA/D変換された
画情報を取込む。
以下、本実施例装置の動作を第4図(筆記シート11の区
間構成図と筆記エリアDへの現出画面の順序を示す図)
と第5図(システムの作動プロセスを示すフローチャー
ト)を参照しながら説明する。尚、筆記シート11の上縁
部のマークはa区間長の間隔毎に付されたマークQiと、
Qiからb区間長の間隔だけ隔てて付されたマークPiとか
らなる(但し、i=1,2,・・)。
本実施例装置においてはオペポート26から画面密ページ
送りモードと通常ページ送りモードの選択設定ができる
ようになっている。
通常ページ送りモードが選択されている場合には、オペ
ポート26からのページ送りの指示によりモード14-1,2が
正転して筆記シート11をスクロールさせ、マークセンサ
18がマークQiを検知すると、CPU29がI/Oポート28を介し
てこれを検知し、更にI/Oポート28を通じてモータドラ
イバ19をOFFに制御してモード14-1,2を停止させる[ス
テップ(1)(2)(3)(12)→(1)]。このモー
ドではマークセンサ18がマークPiを検知してもこれを無
視するようになっており、第4図のbi区間を筆記エリア
Dへ停止させることができず、同区間に記入を行うこと
はできない。
一方、画面密ページ送りモードが選択されていると、次
のような送りが実行される。
今、第4図における筆記シート11のai区間が筆記エリア
Dに画面として現出されており、同区間へ所要の記事
が記入されたとする[ステップ(4)]。
ここで、オペポート26からai区間の読取りを指示入力す
ると、CPU29がI/Oポート28を介してモータドライバ19を
制御してモータ14-1,2を正転方向へ回転させ、筆記シー
ト11を巻取りローラ13-1側へ巻取らせてゆく[ステップ
(5)(6)]。この過程で、CPU29は光源15をONに
し、巻取りローラ13-1に巻取られてゆく筆記シート11の
ai区間の画情報を集光レンズ16でイメージセンサ17へ結
像させ、その画情報(アナログ出力)をA/D変換器20で
ディジタルデータへ変換した後、I/Oポート28を通じてR
AM25に蓄積させる[ステップ(7)]。
この読取り過程の完了は、マークセンサ18によるマーク
Piの検知により確認され、CPU29はI/Oポート28を介して
これを確認すると、モータドライバ19をOFFにしてモー
タ14-1,2を一旦停止させる[ステップ(9)]。尚、こ
の段階では筆記エリアDに第4図で示される画像とし
て現出されることになる。
この停止後、CPU29は直にI/Oポート28を通じてモータド
ライバ19を制御し、モータ14-1,2を逆転方向に回転させ
る[ステップ(10)]。この結果、筆記シート11は巻取
りローラ13-1側から繰出され、巻取りローラ13-2側へ巻
取られながら画面が前記とは逆方向へスクロールする。
前記の巻戻しにより、筆記シート11のマークQiがマーク
センサ18での検知位置に現れることになるが、マークセ
ンサ18によるマークQiの検知がI/Oポート18を通じて確
認されると、CPU29はモータドライバ19をOFFにしてモー
タ14-1,2を停止させる[ステップ(11)(12)]。即
ち、筆記シート11はb区間長だけ戻されて停止し、第4
図で示されるai+1区間が筆記エリアDに画面として現
出される。
そして、以上のモード選択設定と筆記シート11への記入
と搬送シーケンスは繰返して実行され[ステップ(13)
→(1)]、筆記エリアDには筆記シート11のai区間→
ai+1区間→ai+2区間→・・・が静止した状態で画面→
画面→画面・・・として現出せしめられることにな
る。
また、以上の過程においてRAM25に蓄積された画情報
は、適宜オペポート26から指示を行うことによりプロッ
タユニット27へ転送され、縮小コピーとしてプリント出
力される。
尚、本実施例では、巻戻し制御をマークQiの検知により
行っているが、この逆転送りは正転送りに比較して短い
ため、モータ14-1,2の逆転回転数をROM24へセットして
おき、モータドライバ19を制御するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、電子黒板において、筆記シートの1画面分の
画情報を読取った後、筆記シートにおける各展張ローラ
から筆記エリアの背面側へ迂回せしめられている区間
(B区間)の長さ分だけ巻戻すことにより、筆記シート
の余白扱いとなる部分をなくし、筆記シート全面の効率
的な利用を可能にする。換言すれば、従来技術に比較し
て、より短い筆記シートで同一の筆記領域を確保できる
ことになる。
また、本考案は、従来の電子黒板のハードウェアに変更
を加えることなく、ソフトウェアの変更のみで実現でき
るという利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的構成を示す図、第2図は筆記シ
ートの区間構成図と筆記エリアへの現出画面の順序を示
す図、第3図は電子黒板の概略機能と制御システム回路
を示す図、第4図は筆記シートの区間構成図と筆記エリ
アへの現出画面の順序を示す図、第5図は電子黒板の作
動プロセスを示すフローチャートである。 1……筆記シート、2……展張ローラ 3……巻取りローラ、4……モータ 5……スキャナ部、6……読取り指示手段 7……モータ正転手段、8……検知手段 9……モータ逆転手段 A区間……筆記シートの筆記エリア区間 B区間……筆記シートの各展張ローラから背面へ迂回せ
しめられている区間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数画面分の長さを有した筆記シートと、
    該シートを筆記エリア側で展張させる2本の展張ローラ
    と、筆記エリアの背面側に設けられ、筆記シートの筆記
    エリア区間(A区間)と各展張ローラから背面へ迂回せ
    しめられている区間(B区間)以外の区間をそれぞれ巻
    回する2本の巻取りローラと、巻取りローラを回動せし
    めるモータと、該モータの回動を制御する駆動制御部
    と、筆記シートが巻取りローラに巻回される手前で筆記
    シートに記入された画情報を読取るスキャナ部を有した
    電子黒板において、 駆動制御部が、スキャナ部による筆記シートの読取り指
    示を行う読取り指示手段と、該指示手段からの指示信号
    に基づいて、スキャナ部で筆記シートのA区間とB区間
    の読取りが可能な回転数だけ読取り搬送方向へモータを
    正転させるモータ正転手段と、モータ正転による搬送が
    完了したことを検知する検知手段と、検知手段の搬送完
    了信号に基づいて、前記に搬送された筆記シートのB区
    間を筆記エリアに戻すことが可能な回転数だけ巻戻し搬
    送方向へモータを逆転させるモータ逆転手段を具備した
    ことを特徴とする電子黒板における筆記シート搬送制御
    装置。
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