JPH0732154U - ガードアーム錠 - Google Patents
ガードアーム錠Info
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- JPH0732154U JPH0732154U JP6594293U JP6594293U JPH0732154U JP H0732154 U JPH0732154 U JP H0732154U JP 6594293 U JP6594293 U JP 6594293U JP 6594293 U JP6594293 U JP 6594293U JP H0732154 U JPH0732154 U JP H0732154U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガードアーム錠に対し円滑な操作並びに正常
な作動が期待でき、しかも防犯上安全なガードアームの
突出入作動機構を提供する。 【構成】 ガードアーム5の回転軸14を扉に固定した
錠箱1に進退可能かつ回動可能に保持させると共に、ガ
ードアーム5の係合突部16を扉枠に固定したストライ
クの長孔に選択的に係合できるようにする。前記回転軸
14は、カム23、横動部材24、揺動部材27及び受
動部材25からなる作動機構22と、停止部材39、制
御部材38及びばね37とから成る補助作動機構35と
によって、進退作動させる。又、受動部材25と制御部
材38とを連結ピン41と長孔38aとの係合を介し
て、前後方向において拘束する。作動機構22と補助作
動機構35とはサムターンによって操作される。
な作動が期待でき、しかも防犯上安全なガードアームの
突出入作動機構を提供する。 【構成】 ガードアーム5の回転軸14を扉に固定した
錠箱1に進退可能かつ回動可能に保持させると共に、ガ
ードアーム5の係合突部16を扉枠に固定したストライ
クの長孔に選択的に係合できるようにする。前記回転軸
14は、カム23、横動部材24、揺動部材27及び受
動部材25からなる作動機構22と、停止部材39、制
御部材38及びばね37とから成る補助作動機構35と
によって、進退作動させる。又、受動部材25と制御部
材38とを連結ピン41と長孔38aとの係合を介し
て、前後方向において拘束する。作動機構22と補助作
動機構35とはサムターンによって操作される。
Description
【0001】
この考案は、扉の開放角度を制限し、わずかな間隙を通じて訪問者の確認や郵 便物の受け渡し等を行えるようにしたガードアーム錠に関する。
【0002】
本出願人は先に、実願平5−45972号を以て、新規なガードアーム錠を提 案した。
【0003】 このガードアーム錠は、そのガードアームを非作動時は扉の自由側端縁部分に 収納しておき、作動時ガードアームを扉枠との間のチリ部分に突出させる型式の もので、ガードアームの基端に後方に向け固設した回転軸を、錠箱内において移 動可能な軸受けブロックに回動自在に担持させ、ガードアーム装置作動時、この 軸受けブロック、回転軸及びガードアームを1個のユニットとして、制御部材の 弾力により前方に突出させるものである。
【0004】 そして、このガードアーム錠は、勿論円滑に作動し、当該考案の所期の目的を 達成しているのであるが、上記本出願人の先の出願の請求項1に記載の考案によ るガードアーム錠は、その構造上、ガードアーム装置が作動して扉の開角度が制 限されても、人の体は入れないが手を差込むことはできる。
【0005】 その為、ガードアーム装置作動時、悪意の第三者が扉の隙間から手や工具を室 内に差し入れ、サムターンを操作してガードアーム装置を解除すれば、室内への 侵入が可能になる、という不都合がある。
【0006】 通常、扉の開角度が大きい時には、ガードアームの自由端の係合突部のフラン ジがストライクのガイド孔に引っ掛かるようになっているのでガードアーム装置 が解除されることはないが、扉の開角度が小さい時には、係合突部がガイド孔に 連設された大径の受入孔付近にあるので、上記したガードアーム装置の不正解除 が可能になる。
【0007】 上記本出願人の先の出願の請求項3に記載の考案によるガードアーム錠は、上 記した不都合を解消するため、ガードアーム装置を作動させたとき、軸受けブロ ックを固定し、ガードアーム装置の不正解除を不可能にしている。
【0008】 しかしながら、このようにすると、ガードアームの回動に伴う回転軸の揺動を 拘束することになり、ガードアーム装置の作動の円滑さを減少させる、という別 の不都合が生じた。
【0009】 この考案は、本出願人の先の提案に係る考案を改良したもので、上記した不都 合を解消し、サムターンを操作することによるガードアーム装置の不正解除を防 止し、作動が円滑なガードアーム錠を提供することを目的としている。
【0010】 又、本締り用のデッドボルトの配設箇所を工夫して錠箱の縦方向の寸法を小さ くすることを他の目的としている。
【0011】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、ガードアームの一端に 後方に向け固設した回転軸を、扉に固定した錠箱に進退可能かつ回動可能に保持 させると共に、ガードアームの他端に前方に向け突設した係合突部を扉枠に固定 したストライクの長孔に選択的に係合できるようにし、又、錠箱内における回転 軸に回動可能に装着された受動部材と扉の室内側に設けられたサムターンの操作 によりカムを介し錠箱内で横方向に摺動変位する横動部材との間を、錠箱内に揺 動可能に設けた揺動部材で連係させることにより、横動部材の横方向の変位を受 動部材の横方向及び傾動方向の変位に変換できるようにし、一方、受動部材の後 方に連結部材を一体に形成し、他方、この連結部材と一端部を重合させ、中央部 を回動自在に支承された制御部材をばねで回転軸の進出方向に付勢させて設ける と共に、連結部材及び制御部材の一端部の何れか一方に連結ピンを植設し、他方 に長孔を開口させて、これら連結ピン及び長孔を摺動可能に係合させることによ り制御部材及び受動部材を相互に連結し、制御部材の他端部は、サムターンに連 係させて設けた停止部材にガードアームの非作用時選択的に係合して非作用状態 に停止できるように係合させたことを特徴とする。
【0012】 又、請求項2に記載の考案は、上記請求項1に記載の構成に加え、サムターン 又はキーの操作によりデッドカムを介して錠箱内で横方向に案内されるデッドボ ルトを、錠箱からの突出時その先端部がガードアームの縦方向の中間部分に設け た貫通孔を通じて選択的に貫通できるように配設し、デッドボルト先端部は前記 ストライクの長孔に係入するようにしたことを特徴とする。
【0013】
上記のように構成された請求項1に記載の考案は、図1に示すガードアームの 収納状態(常態)において、回転軸はほぼ水平に保たれ、その外端に結合された ガードアームは、フロント板に形成された収容部に収納されている。
【0014】 また、回転軸と嵌合する受動部材は、順次剛的に連係された揺動部材、横動部 材、カム及びサムターンの原位置への保持により、不動に定位されている。
【0015】 更にまた、この常態において、制御部材は、ばねの付勢力に抗してサムターン に連係させた停止部材に係合させてあって、回転軸或いは受動部材に対し非作動 状態に停止させてある。
【0016】 ガードアームを図1の収納位置から図3の突出位置(作動位置)に作動変位さ せる為には、扉を閉鎖させた後、サムターンを例えば45度回転操作する。
【0017】 すると、カムに駆動されて横動部材がフロント板方向に前進し、この横動部材 の前進に伴い、一端をこの横動部材に係合させた揺動部材が回動する。
【0018】 すると、揺動部材の他端に植設された駆動ピンが突片のカム孔開口の作動端縁 を押動するので、突片と一体の受動部材が傾動する。図1に示す実施例では、受 動部材は錠箱1内において下降する方向に傾動する。その結果、図3に示すよう に、ガードアームの自由端部が収容部から突出する。
【0019】 同時に、制御部材を図1に示す非作動状態に係止していた停止部材も回動し、 制御部材との係合の度合いが変化し、制御部材が自由になる結果、制御部材の一 端部は、長孔と連結ピンとの係合及び連結部材を介して、その付勢力により、受 動部材を前方に押動する。
【0020】 すると、図3に示すように、回転軸及びこれと一体の受動部材は回転軸の軸線 に沿って前方に突出し、回転軸と一体のガードアームも前方に突出して、その自 由端部の係合突部がストライクの受け孔に係入する。
【0021】 ここに、扉を開放すると、ガードアームはその基端の回転軸を回転の中心とし て回動し、自由端の係合突部はストライクの長孔で抜出しを阻止されつつ長孔に 沿って摺動し、係合突部が摺動の終端に至ったところで扉の開放角度が制限され ることになる。
【0022】 上記したガードアーム装置の作動時、扉の開角度の増大に伴ってストライクに 対する回転軸の関係角度及び距離が変化するので、ガードアームは複雑な運動を するが、本考案によるガードアームの回転軸はフロント板に対し傾動や所謂味噌 摺り運動、或いは軸線方向の移動が可能になっているので、ガードアーム及び回 転軸に無理な力が掛かることはなく、ガードアーム装置の円滑な作動を期待する ことができる。
【0023】 扉を閉鎖すると、ガードアームは逆方向に回動して元の角度位置に復帰する。
【0024】 ここでサムターンを操作して横動部材を原位置(図1に示す位置)方向に移動 させると、一端を横動部材に係合させた揺動部材は、前記ガードアーム装置作動 時とは逆方向に回動する。
【0025】 すると、図4に示すように、揺動部材の他端に植設された駆動ピンが、突片に 形成された傾斜端縁を矢印P方向に、すなわち傾斜端縁にほぼ垂直な方向に押動 する。
【0026】 すると、この傾斜端縁に印加されるベクトルとしての押動力Pの垂直方向の分 力Qは、回転軸の傾きを修正する方向に作用し、一方、水平方向の分力Rは、制 御部材により前方に押動された回転軸をその軸線方向に沿って内方に移動させる 方向に作用する。
【0027】 同時に、又は上記駆動ピンの傾斜端縁に対する作用に先立って、カムと一体の 停止部材が制御部材の他端と係合して、制御部材をその付勢力に抗して原位置、 すなわち図1に示す位置方向に回動させる。
【0028】 これらの作用により、揺動部材は前記とは逆方向に回動し、回転軸及びこれと 一体の受動部材は、回転軸の傾きを修正しつつ後方(錠箱内方)に押し戻され、 図1に示す常態位置に復帰する。
【0029】 同時に、制御部材は、停止部材により、不作動状態に係止される。
【0030】 尚、上記制御部材の常態位置への復帰の過程において、制御部材は長孔と連結 ピンとの係合、及び連結部材を介して受動部材を後方の常態位置に復帰させるよ うに作用する。
【0031】 即ち、制御部材と受動部材とは、連結部材及び連結ピンと長孔との係合を介し て、錠箱のフロント板に垂直な前後方向においては相互に拘束されている。
【0032】 その為、扉が開いている時、扉と扉枠との間の僅かの隙間から手や工具を差し 入れてサムターンを操作し、ガードアーム装置を不正に解除しようとすると、サ ムターンの動きにより常態位置に復帰する制御部材が受動部材を内方に引込めよ うとする。
【0033】 しかしながら、扉が開いているときにはガードアームがフロント板の収容部か ら出ており、且つ、ガードアームはフロント板の長手方向に対し傾いているから 、受動部材が内方に移動しようとすると、これと一体のガードアームがフロント 板に引っ掛かり、受動部材は動くことがでず、従ってガードアーム装置を解除す ることができない。
【0034】 請求項2に記載の考案においては、キー又はサムターンを図1の角度位置から 例えば90度回転操作すれば、デッドカムを介してデッドボルトを図5に示す施 錠位置にまで突出させることができる。
【0035】 この際、デッドボルトはガードアームに設けた貫通孔を貫通し、ストライクの 長孔に係入するので、扉は施錠状態となり本締りが達成される。デッドボルトの 施錠状態を解くには、キー又はサムターンを元の角度位置に戻せばよい。
【0036】
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明する。 図1及び図2において、符号1は図示しない扉の自由側端縁部に固定されるガ ードアーム錠の錠箱、2は錠箱1の一方の側板、3は錠箱1のフロント板、4は フロント板3の外面に形成され、後記のガードアーム5が進退することにより出 入りする開口、6はフロント板3の後方に設けられ非作用時にガードアーム5が 収容される箱状の収納部をそれぞれ示す。
【0037】 図示例の錠箱1は、ガードアーム錠とデッドボルト7による本締り錠の錠箱を 兼用している。
【0038】 錠箱1に対し前後方向(水平方向)に案内されるデッドボルト7は、その後方 部が錠箱1に装着されたダルマアッセンブリー8において図示しないキー又はサ ムターンで回動操作されるデッドカム9に係合させてある。キーは扉の室外側に 設けられたシリンダー錠に抜き差しされるものであることは勿論である。
【0039】 前記のデッドボルト7は、貫通孔を有する板状の案内手段11、ピンと長孔と を組み合わせた案内手段(付番しない)等により突出入の案内がなされる。
【0040】 符号12は、錠箱1の側板2に支承され、デッドボルト7に係合させたV字状 の揺動片で、ねじりばね13と共にデッドボルト7を後方に向け付勢する。
【0041】 この考案の主要部材の一つであるガードアーム5は、その一端に後方向け固設 した回転軸14を備えている。回転軸14は、錠箱1に固定した支持片15を介 して進退可能(突出入可能)にして軸線の回りに回動可能に保持させてある。
【0042】 回転軸14の支持片15による保持部分においては、回転軸14は軸線方向の 移動と水平に対する傾動が許容されるようにする。
【0043】 ガードアーム5の他端の自由端には前方に向け突設した係合突部16を設ける 。図示例の係合突部16は、先端に膨出部17を備えた短軸18と短軸18の回 りに嵌合した摩擦防止用のカラー19とから成る。
【0044】 この係合突部16は、扉枠に固定した図示しないストライクの長さ方向に沿っ て設けた長孔に対し、ガードアーム装置の作用時に選択的に係合する。このスト ライクの長孔とガードアームの係合突部16との係合の態様は、既に公知である から、更に詳細な説明は省略する。
【0045】 上記ストライクの図示しない長孔は、施錠時におけるデッドボルト7の投入孔 を兼ねている。図1に示すように、デッドボルト7は、錠箱1の収納部6の後方 板を貫通させてあり、施錠時、キー又はサムターンを例えば90°回動させてデ ッドボルト7を図5に示すように突出させると、デッドボルト7の先端部は、ガ ードアーム5の縦方向の中間部分に設けた貫通孔21(図2参照)を貫通してス トライクの長孔に係入する(図5参照)。
【0046】 デッドボルト7を本締り作動においてガードアーム5を貫通させるような位置 に配設した構成は、錠箱1の縦方向(上下方向)の長さを小さくすることができ 、錠箱1を小形に形成する上で有利である。
【0047】 次に、ガードアーム5及び回転軸14を進退させる作動機構4について説明す る。 作動機構4は、扉の室内側に設けられたサムターンにより回動操作されるカム 23と、カム23が衝合して錠箱1内でフロント板3に垂直な前後方向に摺動変 位する横動部材24と、回転軸14に回動可能に嵌合したブロック状の受動部材 25と、横動部材24及び受動部材25との間に配設され、錠箱の側板に中央部 を揺動可能に支承されると共に、一端を前記横動部材24に係合させ、他端に駆 動ピン26(図4参照)を植設した揺動部材27とからなる。
【0048】 前記のカム23は、ダルマアッセンブリー8においてサムターンに連係してお り、そのカム23に対し横動部材24の3つの従動面24a、24b、24c、 が該横動部材24の変位に応じて衝接する。
【0049】 横動部材24の前後方向の変位は、錠箱1の側板2との間に設けたピンと案内 孔とから成る案内手段28など周知の手段によって直線的に誘導される。
【0050】 また、横動部材24と揺動部材27との間は、前後方向のピンと長孔との組み 合せで形成された係合手段29で連係させてある。ピンと長孔は、両部材24と 27の間で相互に逆に設けることができる。
【0051】 上記受動部材25は、図1に示す実施例においては、中央部に矩形の枠体を有 するブロック状に形成され、この枠体をフロント板に垂直な前後方向に貫通する 回転軸14を包持し、且つ、これと回動可能に嵌合している。
【0052】 又、受動部材25は、錠箱の一対の側板2,2の間に摺動可能に挟持されてい る。その為、錠箱1内において、回転軸14とその支持片15との嵌合部を中心 として揺動可能であるが、錠箱の厚さ方向においては拘束されている。
【0053】 更に又、回転軸14が受動部材25から抜け出てしまうことを防止するため、 回転軸14の内端部外周面には溝が形成させており、この溝と係合する抜け止ピ ン31が、受動部材25を貫通するように打込まれている。
【0054】 尚、これは本考案の必須の構成要件ではないが、回転軸14と嵌合する受動部 材25の軸受け穴25aの横断面形状は、上下方向に長い小判形となっている。 これは、回転軸14の揺動の自由度を増すためのものである。
【0055】 その為、図示の実施例においては、図1に示すように、回転軸14の内端が軸 受け穴25a中で移動しても回転軸が抜け出ないように、抜け止ピン31が2本 打込まれている。
【0056】 又、回転軸14の受動部材の矩形の枠体内空間に臨む部分には平面部14aが 形成されており、一方、枠体内には、この平面部14aと面接合できる接合部3 2を有する調整部材33が配設され、この調整部材33は、圧縮コイルばねの弾 力により、回転軸14に弾接されている。
【0057】 上記平面部14aのガードアーム5に対する角度位置は、回転軸14の中心軸 に関しガードアーム5と対称になるように設定されており、調整部材33の接合 部32が平面部14aと面接合するとき、ガードアーム5がフロント板3の収納 部6と整合するようになっている。
【0058】 上記調整部材33は、ガードアーム装置を作動させた後扉を閉めたとき、ガー ドアーム5を収納部と整合させると共に、回転軸14を受動部材の軸受け穴25 aの一方に片寄せておく機能を有する。
【0059】 受動部材25は、胴部に一体に結合された突片34を有する。この突片34は 、受動部材25を揺動部材27に連係させるためのもので、図示の実施例では、 この突片34は錠箱の側板2にほぼ平行な板状体である。
【0060】 この突片34には、図4に示すように、揺動部材27に植設された駆動ピン2 6に後方から係合可能に臨む傾斜端縁34a、及び、この傾斜端縁34aと駆動 ピンを挟むようにして斜交する作動端縁34bを含む略3角形のカム孔(付番せ ず)が開口している。
【0061】 作動端縁34bは、ガードアーム装置作動時駆動ピン26と係合して受動部材 25を傾動させ、傾斜端縁34aは、ガードアーム装置解除時、駆動ピン26と の間に生じる楔作用により、受動部材25及びこれと一体の回転軸14をその軸 線方向、かつ後方に押動して、ガードアームを常態位置に復帰させるものである ことは前記した通りである。
【0062】 上記した作動機構22には補助作動機構35が併設されている。この補助作動 機構35は、錠箱内において上記受動部材25の後方に配設され、中央部を揺動 可能に支承されると共に、一端部を受動部材25の後方に一体に形成された連結 部材36と重合させ、捩りばね37の弾力により前方に付勢された制御部材38 と、サムターンに連係させて設けられ、常態において制御部材38を非作動状態 に係止する停止部材39とを有する。
【0063】 上記制御部材38と連結部材36とは、制御部材38に開口した長孔38aと 、連結部材36の自由端に植設された連結ピン41とを摺動可能に係合させるこ とにより、相互の揺動を可能にしながら、前後方向においては拘束した状態で連 結されている。
【0064】 尚、上記とは逆に、連結部材36に長孔を開口させ、制御部材38側に連結ピ ン41を植設してもよい。
【0065】 上記制御部材38は、ガードアーム装置作動時回転軸14を前方に突出させ、 停止部材39は、ガードアーム装置解除時制御部材38を常態位置にまで復帰回 動させるように作動することは前記した通りである。
【0066】 尚、これはこの考案の必須の構成用件ではないが、ガードアーム5の基端部裏 側(錠箱側)に突起42を形成し、ガードアーム5がフロント板3に当接するま での遊びを小さくしておくと良い。
【0067】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の考案は、ガードアーム及び その回転軸と一体の受動部材と、ガードアーム装置作動時これを前方に押出す制 御部材とを、長孔とこれに摺動可能に係合する連結ピンとの係合により、相互の 揺動は可能であるが、前後方向には相互に拘束される態様で連結したので、ガー ドアーム装置作動時、扉の隙間からサムターンを操作してガードアーム装置を不 正解除しようとしても、制御部材の後方への移動に受動部材及びこれと一体のガ ードアームが従動する結果となり、錠箱のフロント板に対し傾斜した状態のガー ドアームがフロント板に引っ掛かることになるので、サムターンをそれ以上回動 させることができず、結局ガードアーム装置の不正解除を完全に防止することが できる、という効果を奏する。
【0068】 又、ガードアーム装置作動時、ガードアームを担持した回転軸は錠箱のフロン ト板に対し傾動できるばかりでなく、その軸線方向にも移動可能であるから、ガ ードアームの枢軸部分(回転軸部分)にこじりが生じることがなく、長期に亘り ガードアーム装置を円滑に作動させることができる、という所期の目的を達成し ていることは言うまでも無い。
【0069】 また、請求項2に記載の考案は、前後方向に案内されるデッドボルトをガード アームの中間部分において貫通させるような縦方向の位置に配置したので、錠箱 の縦方向(上下方向)の寸法を小さくすることができ、錠箱を小形化するに有利 である。
【図1】請求項2に記載の考案の一実施例によるガード
アーム錠の部分断面側面図で、ガードアームを収納した
常態を示す。
アーム錠の部分断面側面図で、ガードアームを収納した
常態を示す。
【図2】図1のガードアーム錠の正面図。
【図3】図1と同様のガードアーム錠の部分断面側面図
で、ガードアーム装置作動状態を示す。
で、ガードアーム装置作動状態を示す。
【図4】作動機構の主要部を拡大して示す側面図。
【図5】図1と同様のガードアーム錠の部分断面側面図
で、施錠状態を示す。
で、施錠状態を示す。
1 錠箱 5 ガードアーム 7 デッドボルト 8 ダルマアッセンブリー 14 回転軸 14a 平面部 15 支持片 16 係合突部 22 作動機構 23 カム 24 横動部材 25 受動部材 26 駆動ピン 27 揺動部材 32 接合部 33 調整部材 34 突片 34a 傾斜端縁 34b 作動端縁 35 補助作動機構 36 連結部材 38 制御部材 38a 長孔 39 停止部材 41 連結ピン
Claims (4)
- 【請求項1】 ガードアームの一端に後方に向け固設し
た回転軸を、扉に固定した錠箱に進退可能かつ回動可能
に保持させると共に、ガードアームの他端に前方に向け
突設した係合突部を扉枠に固定したストライクの長孔に
選択的に係合できるようにし、又、錠箱内における回転
軸に回動可能に装着された受動部材と扉の室内側に設け
られたサムターンの操作によりカムを介し錠箱内で横方
向に摺動変位する横動部材との間を、錠箱内に揺動可能
に設けた揺動部材で連係させることにより、横動部材の
横方向の変位を受動部材の横方向及び傾動方向の変位に
変換できるようにし、一方、受動部材の後方に連結部材
を一体に形成し、他方、この連結部材と一端部を重合さ
せ、中央部を回動自在に支承された制御部材をばねで回
転軸の進出方向に付勢させて設けると共に、連結部材及
び制御部材の一端部の何れか一方に連結ピンを植設し、
他方に長孔を開口させて、これら連結ピン及び長孔を摺
動可能に係合させることにより制御部材及び受動部材を
相互に連結し、制御部材の他端部は、サムターンに連係
させて設けた停止部材にガードアームの非作用時選択的
に係合して非作用状態に停止できるように係合させたこ
とを特徴とするガードアーム錠。 - 【請求項2】 ガードアームの一端に後方に向け固設し
た回転軸を、扉に固定した錠箱に進退可能かつ回動可能
に保持させると共に、ガードアームの他端に前方に向け
突設した係合突部を扉枠に固定したストライクの長孔に
選択的に係合できるようにし、又、錠箱内における回転
軸に回動可能に装着された受動部材と扉の室内側に設け
られたサムターンの操作によりカムを介し錠箱内で横方
向に摺動変位する横動部材との間を、錠箱内に揺動可能
に設けた揺動部材で連係させることにより、横動部材の
横方向の変位を受動部材の横方向及び傾動方向の変位に
変換できるようにし、一方、受動部材の後方に連結部材
を一体に形成し、他方、この連結部材と一端部を重合さ
せ、中央部を回動自在に支承された制御部材をばねで回
転軸の進出方向に付勢させて設けると共に、連結部材及
び制御部材の一端部の何れか一方に連結ピンを植設し、
他方に長孔を開口させて、これら連結ピン及び長孔を摺
動可能に係合させることにより制御部材及び受動部材を
相互に連結し、制御部材の他端部は、サムターンに連係
させて設けた停止部材にガードアームの非作用時選択的
に係合して非作用状態に停止できるように係合させ、更
に、サムターン又はキーの操作によりデッドカムを介し
て錠箱内で横方向に案内されるデッドボルトは、錠箱か
らの突出時その先端部がガードアームの縦方向の中間部
分に設けた貫通孔を通じて選択的に貫通できるように配
設し、デッドボルト先端部は前記ストライクの長孔に係
入するようにしたことを特徴とするガードアーム錠。 - 【請求項3】 上記ガードアームの回転軸の受動部材と
の係合部分に、回転軸線に平行な平面部を形成し、受動
部材に包持され、この平面部と面接合可能な接合部を有
する調整部材を回転軸にばねで弾接させると共に、回転
軸の平面部と調整部材の接合部が面接合したとき、ガー
ドアームが錠箱のフロント板と平行になるようにしたこ
とを特徴とするガードアーム錠。 - 【請求項4】 上記揺動部材を横動部材と受動部材との
間に配設し、中央部を錠箱の側板に揺動可能に支承する
と共に、一端を上記横動部材に係合させ、また、この揺
動部材の他端に駆動ピンを植設し、この駆動ピンを、錠
箱の側板と平行な板状体で、上記受動部材に一体に結合
されると共に、カム孔を開口させた突片のカム孔に係合
させるようにし、このカム孔を、駆動ピンに後方から係
合可能に臨む傾斜端縁、及び、この傾斜端縁と駆動ピン
を挟むようにして斜交する作動端縁を含む略3角形に形
成したことを特徴とする請求項1、2及び3の何れかに
記載のガードアーム錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993065942U JP2606662Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ガードアーム錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993065942U JP2606662Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ガードアーム錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732154U true JPH0732154U (ja) | 1995-06-16 |
| JP2606662Y2 JP2606662Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=13301533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993065942U Expired - Fee Related JP2606662Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ガードアーム錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606662Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP1993065942U patent/JP2606662Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606662Y2 (ja) | 2000-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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