JPH07321597A - 弾性表面波変換器 - Google Patents
弾性表面波変換器Info
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- JPH07321597A JPH07321597A JP6326199A JP32619994A JPH07321597A JP H07321597 A JPH07321597 A JP H07321597A JP 6326199 A JP6326199 A JP 6326199A JP 32619994 A JP32619994 A JP 32619994A JP H07321597 A JPH07321597 A JP H07321597A
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Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電基板上に櫛歯状電極で構成した入力及び
出力電極を対向させた弾性表面波変換器において、不要
な反射波を充分に抑制するようにする。 【構成】 圧電基板20上であって入力及び出力電極2
1,22の外側位置に吸音剤を塗布した吸音部分23,
24を設け、吸音部分23,24を電極21,22に近
い第1部分23a,24aと遠い第2部分23b,24
bとに分割するとともに、第1部分23a,24aの吸
音剤を第2部分23b,24bの吸音剤より軟質にす
る。これにより、電極21,22側の第1部分23a,
24aの端部における反射波が減少するとともに、第2
部分23b,24bにおける弾性表面波の吸収量が大き
くなる結果、圧電基板20の端部における反射波も減少
する。また、圧電基板20の端面を同弾性表面波の伝搬
方向に対して斜めに形成して、同端部にて反射した反射
波の電極21,22への到達量を減少させる。
出力電極を対向させた弾性表面波変換器において、不要
な反射波を充分に抑制するようにする。 【構成】 圧電基板20上であって入力及び出力電極2
1,22の外側位置に吸音剤を塗布した吸音部分23,
24を設け、吸音部分23,24を電極21,22に近
い第1部分23a,24aと遠い第2部分23b,24
bとに分割するとともに、第1部分23a,24aの吸
音剤を第2部分23b,24bの吸音剤より軟質にす
る。これにより、電極21,22側の第1部分23a,
24aの端部における反射波が減少するとともに、第2
部分23b,24bにおける弾性表面波の吸収量が大き
くなる結果、圧電基板20の端部における反射波も減少
する。また、圧電基板20の端面を同弾性表面波の伝搬
方向に対して斜めに形成して、同端部にて反射した反射
波の電極21,22への到達量を減少させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不要な反射波を抑制す
るようにした弾性表面波変換器に関する。
るようにした弾性表面波変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば図9に示
すように、厚さの薄い直方体状に成形した圧電基板10
上に弾性表面波が伝搬する方向の端面に平行に櫛歯状の
入力電極11及び出力電極12を設けるとともに、圧電
基板10上であって両電極11,12の各外側位置に吸
音剤を塗布した吸音部分13,14をそれぞれ設けて、
不要な反射波を抑制するようにしていた。
すように、厚さの薄い直方体状に成形した圧電基板10
上に弾性表面波が伝搬する方向の端面に平行に櫛歯状の
入力電極11及び出力電極12を設けるとともに、圧電
基板10上であって両電極11,12の各外側位置に吸
音剤を塗布した吸音部分13,14をそれぞれ設けて、
不要な反射波を抑制するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、吸音部分13,14の各電極11,12
側の端部にて反射波W1が生じるとともに、圧電基板1
0の弾性表面波の伝搬方向側に位置する端部にて反射波
W2が生じるので、不要な反射波を充分に抑制すること
ができなかった。そのため、図10に示す時間に対する
出力信号の振幅特性において、前記反射波W1,W2の
影響が大きく現れる(反射波W1による図10A部及び
反射波W2による同図B部を参照)。本発明は上記問題
に対処するためになされたもので、不要な反射波を充分
に抑制するようにした弾性表面波変換器を提供すること
にある。
置にあっては、吸音部分13,14の各電極11,12
側の端部にて反射波W1が生じるとともに、圧電基板1
0の弾性表面波の伝搬方向側に位置する端部にて反射波
W2が生じるので、不要な反射波を充分に抑制すること
ができなかった。そのため、図10に示す時間に対する
出力信号の振幅特性において、前記反射波W1,W2の
影響が大きく現れる(反射波W1による図10A部及び
反射波W2による同図B部を参照)。本発明は上記問題
に対処するためになされたもので、不要な反射波を充分
に抑制するようにした弾性表面波変換器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴(上記請求項1に係る発明に対
応)は、各吸音部分を各櫛歯状電極に近い第1部分と遠
い第2部分にそれぞれ分割するとともに、各第1部分の
吸音剤を各第2部分の吸音剤より軟質にしたことにあ
る。
に、本発明の第1の特徴(上記請求項1に係る発明に対
応)は、各吸音部分を各櫛歯状電極に近い第1部分と遠
い第2部分にそれぞれ分割するとともに、各第1部分の
吸音剤を各第2部分の吸音剤より軟質にしたことにあ
る。
【0005】また、本発明の第2の特徴(上記請求項6
に係る発明に対応)は、弾性表面波の伝搬方向側に位置
する圧電基板の端面の少なくとも一部を弾性表面波の伝
搬方向に対して直角にならないように形成したことにあ
る。例えば、圧電基板の端面の少なくとも一部を同弾性
表面波の伝搬方向に対して斜めに形成するようにしても
よく(上記請求項7に係る発明に対応)、圧電基板の端
面の少なくとも一部を曲線形状にしてもよく(上記請求
項8に係る発明に対応)、また圧電基板の端面の少なく
とも一部をジグザグ形状にしてもよい(上記請求項9に
係る発明に対応)。
に係る発明に対応)は、弾性表面波の伝搬方向側に位置
する圧電基板の端面の少なくとも一部を弾性表面波の伝
搬方向に対して直角にならないように形成したことにあ
る。例えば、圧電基板の端面の少なくとも一部を同弾性
表面波の伝搬方向に対して斜めに形成するようにしても
よく(上記請求項7に係る発明に対応)、圧電基板の端
面の少なくとも一部を曲線形状にしてもよく(上記請求
項8に係る発明に対応)、また圧電基板の端面の少なく
とも一部をジグザグ形状にしてもよい(上記請求項9に
係る発明に対応)。
【0006】さらに、本発明の第3の特徴(上記請求項
2〜5に係る発明に対応)は、前記第1及び第2の特徴
を兼ね備えたことにある。
2〜5に係る発明に対応)は、前記第1及び第2の特徴
を兼ね備えたことにある。
【0007】
【発明の作用・効果】上記第1の特徴によれば、各吸音
部分のうちの各櫛歯状電極に近い第1部分が軟質である
ので、各櫛歯状電極側の第1部分の端部における反射波
が減少する。また、各吸音部分のうちの各櫛歯状電極に
遠い第2部分は前記第1部分より硬質であるので、前記
第1部分を通過してきた弾性表面波は第2部分で大量に
吸収されて圧電基板の端部まで届く弾性表面波が少なく
なる。したがって、圧電基板の端部における反射波が減
少する。
部分のうちの各櫛歯状電極に近い第1部分が軟質である
ので、各櫛歯状電極側の第1部分の端部における反射波
が減少する。また、各吸音部分のうちの各櫛歯状電極に
遠い第2部分は前記第1部分より硬質であるので、前記
第1部分を通過してきた弾性表面波は第2部分で大量に
吸収されて圧電基板の端部まで届く弾性表面波が少なく
なる。したがって、圧電基板の端部における反射波が減
少する。
【0008】また、上記第2の特徴によれば、弾性表面
波の伝搬方向側に位置する圧電基板の端面の少なくとも
一部を弾性表面波の伝搬方向に対して直角にならないよ
うに形成したので、同端面部にて反射した反射波のうち
の櫛歯状電極に到達する量が減少する。例えば、端面の
少なくとも一部を弾性表面波の伝搬方向に対して斜めに
したり曲線形状にしたりすることにより、同端面部にて
反射した反射波は弾性表面波の伝搬方向に対して進行角
度がずれ、櫛歯状電極に向けて直進することがなくな
り、したがって櫛歯状電極に到達する量が減少する。ま
た、端面の少なくとも一部をジグザグ形状にすることに
より、反射波が互いに干渉しあって減衰したり、基板の
外側に向けて伝搬したりするため、櫛歯状電極に到達す
る量が減少する。
波の伝搬方向側に位置する圧電基板の端面の少なくとも
一部を弾性表面波の伝搬方向に対して直角にならないよ
うに形成したので、同端面部にて反射した反射波のうち
の櫛歯状電極に到達する量が減少する。例えば、端面の
少なくとも一部を弾性表面波の伝搬方向に対して斜めに
したり曲線形状にしたりすることにより、同端面部にて
反射した反射波は弾性表面波の伝搬方向に対して進行角
度がずれ、櫛歯状電極に向けて直進することがなくな
り、したがって櫛歯状電極に到達する量が減少する。ま
た、端面の少なくとも一部をジグザグ形状にすることに
より、反射波が互いに干渉しあって減衰したり、基板の
外側に向けて伝搬したりするため、櫛歯状電極に到達す
る量が減少する。
【0009】このように、第1又は第2の特徴によれ
ば、不要な反射波が抑制されかつ同反射波の影響が減少
するので、時間に対する出力信号の振幅特性、周波数に
対する群遅延特性などの信号伝達特性が良好になる。そ
して、前記第1及び第2の特徴を兼ね備えた第3の特徴
によれば、前記第1及び第2の特徴による効果が相乗し
て発揮され、より信号伝達特性が良好になる。
ば、不要な反射波が抑制されかつ同反射波の影響が減少
するので、時間に対する出力信号の振幅特性、周波数に
対する群遅延特性などの信号伝達特性が良好になる。そ
して、前記第1及び第2の特徴を兼ね備えた第3の特徴
によれば、前記第1及び第2の特徴による効果が相乗し
て発揮され、より信号伝達特性が良好になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面を用いて説
明すると、図1は同第1実施例に係る弾性表面波変換器
を平面図により概略的に示している。この弾性表面波変
換器は、LiNbO3,LiTaO3,水晶などの圧電材料で厚さの薄
い直方体状に形成した圧電基板20を備えている。圧電
基板20上には、櫛歯状電極で構成した入力電極21及
び出力電極22が対向して設けられていて、入力電極2
1により電気信号が弾性表面波に変換され、同変換され
た弾性表面波が圧電基板20を伝搬して出力電極22に
到達し、かつ同到達した弾性表面波が出力電極22にて
ふたたび電気信号に変換されるようになっている。
明すると、図1は同第1実施例に係る弾性表面波変換器
を平面図により概略的に示している。この弾性表面波変
換器は、LiNbO3,LiTaO3,水晶などの圧電材料で厚さの薄
い直方体状に形成した圧電基板20を備えている。圧電
基板20上には、櫛歯状電極で構成した入力電極21及
び出力電極22が対向して設けられていて、入力電極2
1により電気信号が弾性表面波に変換され、同変換され
た弾性表面波が圧電基板20を伝搬して出力電極22に
到達し、かつ同到達した弾性表面波が出力電極22にて
ふたたび電気信号に変換されるようになっている。
【0011】圧電基板20上であって弾性表面波の伝搬
方向における入力及び出力電極21,22の各外側位置
には、シリコンゴム等の弾性部材からなる吸音剤をそれ
ぞれ塗布した吸音部分23,24が設けられている。こ
れらの各吸音部分23,24は、弾性表面波の伝搬方向
に垂直な境界線により、入力及び出力電極21,22に
近い第1部分23a,24aと遠い第2部分23b,2
4bとにそれぞれ分割されている。第1部分23a,2
4aを構成する吸音剤は、軟らかい弾性部材、例えば軟
質のシリコンゴム(硬さ24JIS−A)である。第2
部分23b,24bを構成する吸音剤は、前記より硬い
弾性部材、例えば硬質シリコンゴム(硬さ60JIS−
A)である。
方向における入力及び出力電極21,22の各外側位置
には、シリコンゴム等の弾性部材からなる吸音剤をそれ
ぞれ塗布した吸音部分23,24が設けられている。こ
れらの各吸音部分23,24は、弾性表面波の伝搬方向
に垂直な境界線により、入力及び出力電極21,22に
近い第1部分23a,24aと遠い第2部分23b,2
4bとにそれぞれ分割されている。第1部分23a,2
4aを構成する吸音剤は、軟らかい弾性部材、例えば軟
質のシリコンゴム(硬さ24JIS−A)である。第2
部分23b,24bを構成する吸音剤は、前記より硬い
弾性部材、例えば硬質シリコンゴム(硬さ60JIS−
A)である。
【0012】上記のように構成した第1実施例において
は、各吸音部分23,24のうちの各入力及び出力電極
21,22に近い第1部分23a,24aが軟質である
ため、同電極21,22側の第1部分23a,24aの
端部における反射波W1が減少する。また、各吸音部分
23,24のうちの入力及び出力電極21,22に遠い
第2部分23b,24bは硬質であるため、第1部分2
3a,24aを通過してきた透過波W3は第2部分23
b,24bで大量に吸収されて伝搬方向側の圧電基板2
0の端部まで届く透過波W3が少なくなる。したがっ
て、圧電基板20の前記端部における反射波W2も減少
する。
は、各吸音部分23,24のうちの各入力及び出力電極
21,22に近い第1部分23a,24aが軟質である
ため、同電極21,22側の第1部分23a,24aの
端部における反射波W1が減少する。また、各吸音部分
23,24のうちの入力及び出力電極21,22に遠い
第2部分23b,24bは硬質であるため、第1部分2
3a,24aを通過してきた透過波W3は第2部分23
b,24bで大量に吸収されて伝搬方向側の圧電基板2
0の端部まで届く透過波W3が少なくなる。したがっ
て、圧電基板20の前記端部における反射波W2も減少
する。
【0013】その結果、上記第1実施例によれば、不要
な反射波を充分に抑制することができる。図2は上記反
射波の抑制効果を確認するための実験結果を示した時間
に対する出力信号の振幅特性グラフであり、同グラフと
図10のグラフとを比較することにより、入力及び出力
電極21,22側の吸音部分23,24(第1部分23
a,24a)の端部における反射波W1の影響が激減し
ていることが理解できる(図示A部参照)。また、弾性
表面波の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部にお
ける反射波W2の影響も減少していることが理解できる
(図示B部参照)。したがって、この実験結果からも理
解できるように、上記実施例によれば、不要な反射波が
充分に抑制されて信号伝達特性を良好にできる。
な反射波を充分に抑制することができる。図2は上記反
射波の抑制効果を確認するための実験結果を示した時間
に対する出力信号の振幅特性グラフであり、同グラフと
図10のグラフとを比較することにより、入力及び出力
電極21,22側の吸音部分23,24(第1部分23
a,24a)の端部における反射波W1の影響が激減し
ていることが理解できる(図示A部参照)。また、弾性
表面波の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部にお
ける反射波W2の影響も減少していることが理解できる
(図示B部参照)。したがって、この実験結果からも理
解できるように、上記実施例によれば、不要な反射波が
充分に抑制されて信号伝達特性を良好にできる。
【0014】次に、本発明の第2実施例を図面を用いて
説明すると、図3は同第2実施例に係る弾性表面波変換
器を平面図により概略的に示している。第2実施例にお
いても、圧電基板20上に櫛歯状電極で構成した入力及
び出力電極21,22が設けられている点、及び吸音部
分23,24が入力及び出力電極21,22の外側に設
けられるとともに同部分23,24が軟質の第1部分2
3a,24aと硬質の第2部分23b,24bとに分割
されている点では上記第1実施例と同じである。ただ
し、この第2実施例では、弾性表面波の伝搬方向側の圧
電基板20の端面が同伝搬方向に対して垂直ではなく斜
めに形成されている点、各第1部分23a,24aと各
第2部分23b,24bとの境界線も弾性表面波の伝搬
方向に対して斜めに設定されている点で上記第1実施例
とは相違する。
説明すると、図3は同第2実施例に係る弾性表面波変換
器を平面図により概略的に示している。第2実施例にお
いても、圧電基板20上に櫛歯状電極で構成した入力及
び出力電極21,22が設けられている点、及び吸音部
分23,24が入力及び出力電極21,22の外側に設
けられるとともに同部分23,24が軟質の第1部分2
3a,24aと硬質の第2部分23b,24bとに分割
されている点では上記第1実施例と同じである。ただ
し、この第2実施例では、弾性表面波の伝搬方向側の圧
電基板20の端面が同伝搬方向に対して垂直ではなく斜
めに形成されている点、各第1部分23a,24aと各
第2部分23b,24bとの境界線も弾性表面波の伝搬
方向に対して斜めに設定されている点で上記第1実施例
とは相違する。
【0015】このように第2実施例を構成した結果、同
実施例によれば、上記第1実施例と同様に入力及び出力
電極21,22側の吸音部分23,24(第1部分23
a,24a)の端部における反射波W1及び弾性表面波
の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部における反
射波W2が抑制された上に、弾性表面波の伝搬方向側に
位置する圧電基板20の端部にて反射した反射波のうち
で入力及び出力電極21,22に到達する量が減少する
ので、不要な反射波の影響が減少する。
実施例によれば、上記第1実施例と同様に入力及び出力
電極21,22側の吸音部分23,24(第1部分23
a,24a)の端部における反射波W1及び弾性表面波
の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部における反
射波W2が抑制された上に、弾性表面波の伝搬方向側に
位置する圧電基板20の端部にて反射した反射波のうち
で入力及び出力電極21,22に到達する量が減少する
ので、不要な反射波の影響が減少する。
【0016】図4は上記効果を確認するための実験結果
を示した時間に対する出力信号の振幅特性グラフであ
り、同グラフと図2のグラフとを比較することにより、
入力及び出力電極21,22側の吸音部分23,24
(第1部分23a,24a)の端部における反射波W1
の影響が上記第1実施例に比較して減少していることが
理解できる(図示A部参照)。また、弾性表面波の伝搬
方向側に位置する圧電基板20の端部における反射波W
2の影響は上記第1実施例に比較して激減していること
が理解できる(図示B部参照)。したがって、この実験
結果からも理解できるように、上記第2実施例によれ
ば、上記第1実施例よりもさらに不要な反射波が抑制さ
れかつ同反射波の影響が減少して信号伝達特性をさらに
良好にできる。
を示した時間に対する出力信号の振幅特性グラフであ
り、同グラフと図2のグラフとを比較することにより、
入力及び出力電極21,22側の吸音部分23,24
(第1部分23a,24a)の端部における反射波W1
の影響が上記第1実施例に比較して減少していることが
理解できる(図示A部参照)。また、弾性表面波の伝搬
方向側に位置する圧電基板20の端部における反射波W
2の影響は上記第1実施例に比較して激減していること
が理解できる(図示B部参照)。したがって、この実験
結果からも理解できるように、上記第2実施例によれ
ば、上記第1実施例よりもさらに不要な反射波が抑制さ
れかつ同反射波の影響が減少して信号伝達特性をさらに
良好にできる。
【0017】図5は上記従来の装置における群遅延特性
の実験結果を示すグラフであり、図6は上記第2実施例
の群遅延特性の実験結果を示すグラフである。これによ
れば、上記第2実施例による群遅延特性においては従来
装置の群遅延特性よりもリップルの大きさが小さくな
り、すなわち群遅延特性が良好になったことも理解でき
る。
の実験結果を示すグラフであり、図6は上記第2実施例
の群遅延特性の実験結果を示すグラフである。これによ
れば、上記第2実施例による群遅延特性においては従来
装置の群遅延特性よりもリップルの大きさが小さくな
り、すなわち群遅延特性が良好になったことも理解でき
る。
【0018】次に、上記第2実施例の変形例1及び変形
例2を図面により説明すると、図7及び図8は変形例1
及び変形例2に係る弾性表面波変換器を平面図により概
略的に示している。なお、同図7及び図8において、上
記第1及び第2実施例と同一部分について同一符号を付
し、その説明を省略する。
例2を図面により説明すると、図7及び図8は変形例1
及び変形例2に係る弾性表面波変換器を平面図により概
略的に示している。なお、同図7及び図8において、上
記第1及び第2実施例と同一部分について同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0019】変形例1においては、弾性表面波の伝搬方
向に対する圧電基板20の端面を外側に向けて突出した
円弧形状に形成したものである。
向に対する圧電基板20の端面を外側に向けて突出した
円弧形状に形成したものである。
【0020】このように変形例1を構成したことによ
り、上記第2実施例の場合と同様に弾性表面波の伝搬方
向側に位置する圧電基板20の端部にて反射した反射波
のうちで入力及び出力電極21,22に到達する量が減
少するので、圧電基板20の円弧形状の端部における弾
性表面波の反射の影響を減少させることができる。ま
た、変形例1においては、円形の基板を分割し、端面の
円孤形部分をそのまま使用することができる。したがっ
て、基板の加工工数を削減することができ、基板の価格
を低減させることができる。なお、変形例1において
は、端面を円弧形状に限らず、任意の曲線形状としても
よい。また、曲線を外側に突出させる代わりに内側に凹
ませるようにしてもよい。
り、上記第2実施例の場合と同様に弾性表面波の伝搬方
向側に位置する圧電基板20の端部にて反射した反射波
のうちで入力及び出力電極21,22に到達する量が減
少するので、圧電基板20の円弧形状の端部における弾
性表面波の反射の影響を減少させることができる。ま
た、変形例1においては、円形の基板を分割し、端面の
円孤形部分をそのまま使用することができる。したがっ
て、基板の加工工数を削減することができ、基板の価格
を低減させることができる。なお、変形例1において
は、端面を円弧形状に限らず、任意の曲線形状としても
よい。また、曲線を外側に突出させる代わりに内側に凹
ませるようにしてもよい。
【0021】また、変形例2においては、弾性表面波の
伝搬方向に対する圧電基板20の端面を三角形状にジグ
ザグに形成したものである。なお、図示においてジクザ
ク数を「2」としたが、さらに多くのジグザクを設ける
ようにしてもよい。
伝搬方向に対する圧電基板20の端面を三角形状にジグ
ザグに形成したものである。なお、図示においてジクザ
ク数を「2」としたが、さらに多くのジグザクを設ける
ようにしてもよい。
【0022】このように変形例2を構成したことによっ
ても、上記第2実施例及び変形例1の場合と同様に弾性
表面波の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部にて
反射した反射波のうちで入力及び出力電極21,22に
到達する量が減少するので、圧電基板20の端部におけ
る弾性表面波の反射の影響を減少させることができる。
ても、上記第2実施例及び変形例1の場合と同様に弾性
表面波の伝搬方向側に位置する圧電基板20の端部にて
反射した反射波のうちで入力及び出力電極21,22に
到達する量が減少するので、圧電基板20の端部におけ
る弾性表面波の反射の影響を減少させることができる。
【0023】さらに、変形例3として、端面を上記第2
実施例、変形例1及び変形例2に係る形状を組み合わせ
た形状とすることもできる。また、上記第2実施例、変
形例1又は変形例2における斜め部分、曲線状部分又ジ
クザク部分を弾性表面波の伝搬方向側に位置する圧電基
板20の端面の一部分だけに設けるようにしても、圧電
基板20の端部における弾性表面波の反射の影響を減少
させることができるできるので、前記斜め部分、曲線状
部分又ジクザク部分を弾性表面波の伝搬方向側に位置す
る圧電基板20の端面の少なくとも一部に設けるように
すればよい。これによっても、上記第2実施例、変形例
1及び変形例2と同様の効果を得ることができる。
実施例、変形例1及び変形例2に係る形状を組み合わせ
た形状とすることもできる。また、上記第2実施例、変
形例1又は変形例2における斜め部分、曲線状部分又ジ
クザク部分を弾性表面波の伝搬方向側に位置する圧電基
板20の端面の一部分だけに設けるようにしても、圧電
基板20の端部における弾性表面波の反射の影響を減少
させることができるできるので、前記斜め部分、曲線状
部分又ジクザク部分を弾性表面波の伝搬方向側に位置す
る圧電基板20の端面の少なくとも一部に設けるように
すればよい。これによっても、上記第2実施例、変形例
1及び変形例2と同様の効果を得ることができる。
【0024】なお、上記第2実施例及び各変形例では、
吸音部分23,24をそれぞれ第1部分23a,24a
と第2部分23b,24bとに分割すると共に、圧電基
板20の端面を弾性表面波の伝搬方向に対して斜め、円
弧形状、ジグザグ形状等に形成するようにした。しか
し、第2実施例及び各変形例において、吸音部分23,
24をそれぞれ第1部分23a,24aと第2部分23
b,24bとに分割することなく圧電基板20上に1種
類の吸音剤を入力及び出力電極21,22の各外側に塗
布するのみで、圧電基板20の端面を弾性表面波の伝搬
方向に対して斜め、円弧形状、ジグザグ形状等に形成す
るように変形してもよい。これによれば、上記第2実施
例及び各変形例のように不要な反射波を抑制することは
できないが、前述した圧電基板20の端部にて反射した
反射波のうちの入力及び出力電極21,22に到達する
量が減少するので、簡単な構成でいくらか不要な反射波
の影響を抑制することができる。
吸音部分23,24をそれぞれ第1部分23a,24a
と第2部分23b,24bとに分割すると共に、圧電基
板20の端面を弾性表面波の伝搬方向に対して斜め、円
弧形状、ジグザグ形状等に形成するようにした。しか
し、第2実施例及び各変形例において、吸音部分23,
24をそれぞれ第1部分23a,24aと第2部分23
b,24bとに分割することなく圧電基板20上に1種
類の吸音剤を入力及び出力電極21,22の各外側に塗
布するのみで、圧電基板20の端面を弾性表面波の伝搬
方向に対して斜め、円弧形状、ジグザグ形状等に形成す
るように変形してもよい。これによれば、上記第2実施
例及び各変形例のように不要な反射波を抑制することは
できないが、前述した圧電基板20の端部にて反射した
反射波のうちの入力及び出力電極21,22に到達する
量が減少するので、簡単な構成でいくらか不要な反射波
の影響を抑制することができる。
【図1】 本発明の第1実施例を示す弾性表面波変換器
の平面概略図である。
の平面概略図である。
【図2】 同第1実施例に係る弾性表面波変換器の時間
に対する出力信号の振幅特性を示すグラフである。
に対する出力信号の振幅特性を示すグラフである。
【図3】 本発明の第2実施例を示す弾性表面波変換器
の平面概略図である。
の平面概略図である。
【図4】 同第2実施例に係る弾性表面波変換器の時間
に対する出力信号の振幅特性を示すグラフである。
に対する出力信号の振幅特性を示すグラフである。
【図5】 従来の弾性表面波変換器の群遅延特性を示す
グラフである。
グラフである。
【図6】 前記第2実施例に係る弾性表面波変換器の群
遅延特性を示すグラフである。
遅延特性を示すグラフである。
【図7】 同第2実施例の変形例1を示す弾性表面波変
換器の平面概略図である。
換器の平面概略図である。
【図8】 同変形例2を示す弾性表面波変換器の平面概
略図である。
略図である。
【図9】 従来の弾性表面波変換器の平面概略図であ
る。
る。
【図10】 同従来の弾性表面波変換器の時間に対する
出力信号の振幅特性を示すグラフである。
出力信号の振幅特性を示すグラフである。
20…圧電基板、21…入力電極、22…出力電極、2
3,24…吸音部分、23a,24a…第1部分、23
b,24b…第2部分。
3,24…吸音部分、23a,24a…第1部分、23
b,24b…第2部分。
Claims (9)
- 【請求項1】 弾性表面波を伝搬させる圧電基板上にて
一対の櫛歯状電極を対向させるとともに、同圧電基板上
であって弾性表面波の伝搬方向における各櫛歯状電極の
外側位置に吸音剤をそれぞれ塗布した吸音部分を設けた
弾性表面波変換器において、前記各吸音部分を前記各櫛
歯状電極に近い第1部分と遠い第2部分にそれぞれ分割
するとともに、前記各第1部分の吸音剤を前記各第2部
分の吸音剤より軟質にしたことを特徴とする弾性表面波
変換器。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の弾性表面波変換器
において、弾性表面波の伝搬方向側に位置する前記圧電
基板の端面の少なくとも一部を同弾性表面波の伝搬方向
に対して直角にならないように形成したことを特徴とす
る弾性表面波変換器。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部を同弾
性表面波の伝搬方向に対して斜めに形成するようにした
ことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項4】 前記請求項2に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部を曲線
形状にしたことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項5】 前記請求項2に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部をジグ
ザグ形状にしたことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項6】 弾性表面波を伝搬させる圧電基板上にて
一対の櫛歯状電極を対向させるとともに、同圧電基板上
であって弾性表面波の伝搬方向における各櫛歯状電極の
外側位置に吸音剤をそれぞれ塗布した吸音部分を設けた
弾性表面波変換器において、弾性表面波の伝搬方向側に
位置する前記圧電基板の端面の少なくとも一部を同弾性
表面波の伝搬方向に対して直角にならないように形成し
たことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項7】 前記請求項6に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部を同弾
性表面波の伝搬方向に対して斜めに形成するようにした
ことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項8】 前記請求項6に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部を曲線
形状にしたことを特徴とする弾性表面波変換器。 - 【請求項9】 前記請求項6に記載の弾性表面波変換器
において、前記圧電基板の端面の少なくとも一部をジグ
ザグ形状にしたことを特徴とする弾性表面波変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6326199A JPH07321597A (ja) | 1994-04-01 | 1994-12-27 | 弾性表面波変換器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6515094 | 1994-04-01 | ||
| JP6-65150 | 1994-04-01 | ||
| JP6326199A JPH07321597A (ja) | 1994-04-01 | 1994-12-27 | 弾性表面波変換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07321597A true JPH07321597A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=26406281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6326199A Pending JPH07321597A (ja) | 1994-04-01 | 1994-12-27 | 弾性表面波変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07321597A (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6326199A patent/JPH07321597A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060302 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090317 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090511 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090609 |