JPH07322130A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07322130A
JPH07322130A JP6115382A JP11538294A JPH07322130A JP H07322130 A JPH07322130 A JP H07322130A JP 6115382 A JP6115382 A JP 6115382A JP 11538294 A JP11538294 A JP 11538294A JP H07322130 A JPH07322130 A JP H07322130A
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JP
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clock
circuit
output
phase
input
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JP6115382A
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English (en)
Inventor
Junichi Yoshida
潤一 吉田
Yoshiyuki Fujii
善行 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カメラヘッドとコントローラを接続するケー
ブルがどのような長さであっても、位相補償用のスイッ
チによる切り換えを不要にする。 【構成】 カメラヘッド1とコントローラ2はケーブル
3で接続されている。カメラヘッド1内には、固体撮像
素子5と、水平レジスタ転送クロックおよびリセットゲ
ートクロック発生回路22、23を備え、コントローラ
2内には、外部同期と同期信号発生回路が出力する同期
信号との位相差を検出し電圧に変換する回路62と、位
相差検出回路の出力を周波数に変換する回路67と、カ
メラヘッドからの原クロックを2逓倍する回路27と、
前記2逓倍回路の出力から固体撮像素子駆動用パルスを
発生する回路10と、カメラヘッドからの原クロックと
駆動パルス発生回路から同期信号発生回路11へ出力す
るクロックの位相を比較する回路28とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子を用いた
撮像装置に関し、特にカメラヘッドとカメラコントロー
ラが別体の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に従来のカメラヘッドとカメラコ
ントローラが別体の撮像装置の構成図を示す。この装置
は、カメラヘッド1とカメラコントローラ2と両者を接
続する接続用ケーブル3で構成されている。
【0003】カメラヘッド1は、レンズ4、固体撮像素
子5、水平クロックドライバ6、リセットゲートクロッ
ク発生回路7および固体撮像素子5の出力信号用ドライ
ブ回路8で構成されている。
【0004】水平クロックドライバ6およびリセットゲ
ートクロック発生回路7は、それぞれ図16および図1
7に示すように構成されている。
【0005】カメラコントローラ2は、外部から外部同
期信号入力端子61に供給される信号と同期信号発生回
路11から出力される水平あるいは垂直同期信号との位
相差を検出し電圧に変換する位相差検出回路62、位相
差検出回路62から出力される電圧を周波数に変換し原
クロックを発生する電圧−周波数変換回路(V/F変換
回路)63、原クロックから固体撮像素子5を駆動する
のに必要な水平駆動パルスおよび垂直駆動パルス等を発
生する駆動パルス発生回路10、駆動パルス発生回路1
0から出力されるクロックから同期信号を発生する同期
信号発生回路11、駆動パルス発生回路11から出力さ
れる垂直レジスタ転送クロックおよび電荷読出しパルス
から固体撮像素子5の垂直レジスタ駆動パルスを発生す
る垂直クロックドライバ12、駆動パルス発生回路10
から出力される水平レジスタ転送クロックとリセットゲ
ートクロックを遅延する遅延回路13、ケーブル3の長
さに応じて遅延量を切り換えるための遅延量切換えスイ
ッチ14、水平レジスタ転送クロックのドライブ回路1
5、リセットゲートクロックのドライブ回路16、カメ
ラヘッドから送られてくる固体撮像素子5の出力の終端
による減衰を補償する増幅回路17、固体撮像素子5の
出力のリセット雑音を低減するための相関2重サンプリ
ング回路18および相関2重サンプリング回路18の出
力に対してγ処理、色分離、同期信号付加等の処理を行
う信号処理回路19で構成される。ケーブル3は、同軸
ケーブル3a〜3gとケーブル3hからなる。
【0006】水平レジスタ転送クロックドライブ回路1
5およびリセットゲートクロックドライブ回路16はそ
れぞれ図18および図19に示すように構成されてい
る。
【0007】次に動作について説明する。このシステム
の基準である外部同期信号は外部から外部同期信号入力
端子61に供給され、位相差検出回路62に入力され
る。このシステムの場合、外部同期(外部からの同期信
号に対するカメラヘッド1とコントローラ2の同期)は
電圧−周波数変換回路63から、駆動パルス発生回路1
0、同期信号発生回路11および位相差検出回路62を
経て電圧−周波数変換回路63に戻るループでPLL
(フェーズロックトループ)を構成して行う。図20に
位相差検出回路62の一例を示す。図20に示す位相差
検出出回路は、外部同期信号がコンポジットビデオ信号
(VBS)の場合のもので、このコンポジットビデオ信
号から水平あるいは垂直同期信号を分離する同期信号分
離回路64と、この分離回路64から出力される水平あ
るいは垂直同期信号と同期信号発生回路11から出力さ
れる水平あるいは垂直同期信号の位相を検出し、一方の
位相が進んでいる場合は“H”を他方が進んでいる場合
は“L”を出力し同相の場合はハイインピーダンス状態
になる位相比較器65と、位相比較器65の出力の低域
成分だけを通過させる低域通過フィルタ(LPF)66
で構成されている。同期信号分離回路64から同期信号
発生回路11に出力される信号は垂直同期パルスで、こ
のパルスで同期信号発生回路11をリセットすることに
より、外部同期信号と同期信号発生回路11の同期信号
との垂直方向の位相を合わせている。
【0008】電圧−周波数変換回路63で発生された固
体撮像素子5の水平駆動周波数の2倍の周波数の原クロ
ックは、駆動パルス発生回路10に入力される。この原
クロックは駆動パルス発生回路10内で1/2分周され
同期信号発生回路11に入力される。同期信号発生回路
11ではこのクロックを元に、使用するTV方式に準じ
た水平同期信号HD、垂直同期信号VDおよび信号処理
用パルスを発生する。この内、水平同期信号HDと垂直
同期信号VDは駆動パルス発生回路10に送られる。駆
動パルス発生回路10では、この2つのパルスと原クロ
ックから固体撮像素子5を駆動するのに必要な水平レジ
スタ転送クロック(現在では2相駆動が主流である)、
垂直レジスタ転送クロック(現在では4相駆動が主流で
ある)、固体撮像素子5のフォトダイオードに蓄積され
た信号電荷を垂直レジスタに読み出す電荷読出しパル
ス、2つの相関二重サンプリング用パルスSHP(プリ
チャージレベルサンプリング用パルス)、SHD(信号
レベルサンプリング用パルス)、固体撮像素子5内の出
力信号用アンプであるフローティングディフュージョン
アンプ(FDA)をリセットするリセットゲートクロッ
クおよび数種類の信号処理用パルスを発生する。
【0009】垂直レジスタ転送クロックと電荷読出しパ
ルスは垂直クロックドライバ12に入力され、これらの
パルスから例えば4相駆動の場合、垂直レジスタ駆動用
の3値のパルス2つと2値のパルス2つの計4つのパル
スが生成される。これらの垂直レジスタ駆動パルスは、
同軸ケーブル3b〜3eを経由して固体撮像素子5に直
接入力される。反射による波形歪をなくすには、終端抵
抗を設けなければならないが、この場合終端抵抗を設け
ると反射による波形歪よりもむしろ終端抵抗による減衰
(1/2に減衰する)の方が問題であるため、上記のよ
うに直接入力している。
【0010】水平レジスタ転送クロックは、位相補償用
の遅延回路13を経由し、水平レジスタ転送クロック用
ドライブ回路15に入力され、ドライブ回路15から同
軸ケーブル3fを経由しカメラヘッド内の水平クロック
ドライバ6に供給される。水平レジスタ転送クロックの
場合は、反射による波形歪みが問題になるため、水平レ
ジスタ転送クロックのドライブ回路15には同軸ケーブ
ル用出力抵抗を、また水平クロックドライバ6には終端
抵抗を設ける。一方また、水平レジスタ転送クロックは
2相駆動の場合、固体撮像素子5には2つのパルスを加
える必要があるが、この2つのパルスは正転と反転の関
係にあり、同軸ケーブルは数が少ないほどケーブル全体
の価格が安くなるので、同軸ケーブルを経由してカメラ
ヘッドに入力される水平レジスタ転送クロックはどちら
か一方である。水平クロックドライバ6は、2相駆動の
場合水平レジスタ転送クロックが入力されるとこれを波
形整形および振幅変換して水平レジスタ駆動パルスの一
方とし、このクロックの反転クロックを残る一方として
固体撮像素子5に入力する。図示の例では、2つのパル
スの一方H1のみがカメラコントローラ2からカメラヘ
ッド1に供給され、カメラヘッド1内で他方H2が形成
されている。
【0011】リセットゲートクロックRGは水平レジス
タ転送クロックと同様、位相補償用の遅延回路13を経
由しリセットゲートクロック用ドライブ回路16に入力
され、ドライブ回路16から同軸ケーブル3gを経由し
カメラヘッド内のリセットゲートクロック発生回路7に
リセットゲートクロックを入力する。リセットゲートク
ロックの場合も水平レジスタ転送クロックと同様に、反
射による波形歪みの発生を防ぐため、リセットゲートク
ロックのドライブ回路16には同軸ケーブル用出力抵抗
を、またリセットゲートクロック発生回路7には終端抵
抗を設ける。リセットゲートクロック発生回路7は、リ
セットゲートクロックが入力されるとこれを波形整形お
よび振幅変換し、さらに“L”レベルをコントローラか
らケーブル3hを経由して送られてくるリセットゲート
クロック電圧にクランプして最終的なリセットゲートク
ロックとし、これを固体撮像素子5に入力する。ただ
し、振幅変換した振幅値が十分大きな場合はリセットゲ
ートクロックをリセットゲートクロック電圧にクランプ
する必要は無い。
【0012】固体撮像素子5はレンズ4を通して表面に
結像される光学像を受け、垂直レジスタ駆動パルス、水
平レジスタ駆動パルスおよびリセットゲートクロックに
より制御されて、この光学像を電気信号に変換し、この
電気信号を出力する。固体撮像素子5から出力される信
号は、固体撮像素子出力信号用ドライブ回路8、同軸ケ
ーブル3aを経由してコントローラ2内の増幅回路17
に入力される。この固体撮像素子5から出力される信号
の場合も、反射による波形歪みの発生を防ぐため、固体
撮像素子出力信号用ドライブ回路8には同軸ケレーブル
用出力抵抗を、また増幅回路7には終端抵抗を設ける。
増幅回路17は、入力信号の終端による振幅の減衰を補
償し、補償した信号を相関二重サンプリング回路18に
入力する。
【0013】相関二重サンプリング回路18に入力され
る固体撮像素子5の出力信号を図21に示す。この固体
撮像素子5の出力信号には種類の雑音が含まれている
が、これらの中で支配的な雑音は、フローティングディ
フュージョン(FD)の周期的なリセットに起因するリ
セット雑音(図21ではΔNrで示す)である。相関二
重サンプリング回路18は、このリセット雑音を低減す
る回路である。原理は、リセット雑音は図21に示す期
間toのプリチャージレベルと期間tsの信号レベルに
同量含まれていることを利用し、両者の差をとることに
よりリセット雑音を低減する。図15に示す相関二重サ
ンプリング回路18の回路例では、プリチャージレベル
は相関二重サンプリング用パルスSHPで、信号レベル
は相関二重サンプリング用パルスSHDで各々サンプル
ホールドし、両者の差を差動アンプによりとっている。
プリチャージレベルをSHPでサンプルホールドした後
さらにSHDでサンプルホールドするのは、プリチャー
ジレベルと信号の位相を合わせるためである。
【0014】相関二重サンプリング回路18について説
明したところで遅延回路13の必要性について触れてお
く。駆動パルス発生回路10から出力される水平レジス
タ転送クロック(2相駆動の場合はH1とH2)、リセ
ットゲートクロック(RG)、相関二重サンプリング用
パルスSHPとSHDおよび固体撮像素子5の出力信号
の位相を図21に示す。この図から判るように、駆動パ
ルス発生回路10は本来カメラヘッドとカメラコントロ
ーラが一体のカメラ用に開発されたものであるから、駆
動パルス発生回路10から出力される相関二重サンプリ
ング用パルスSHPおよびSHDは、同じく駆動パルス
発生回路10から出力される水平レジスタ転送クロック
およびリセットゲートクロックが固体撮像素子5に遅延
が無く入力され、これらのクロックに同期して出力信号
が読み出されたとき最適なタイミングになるように設計
されている。
【0015】ヘッド分離型カメラの場合は、駆動パルス
発生回路10と固体撮像素子5がケーブル3を介して離
れているため、固体撮像素子5の出力信号は、ケーブル
の長さの2倍分(水平レジスタ転送クロックおよびリセ
ットゲートクロックがケーブルを伝搬する分と固体撮像
素子5の出力信号が伝搬する分)、相関二重サンプリン
グ用パルスSHPおよびSHDに対して遅れる。言い方
を変えれば、固体撮像素子5の出力信号に対して相関二
重サンプリング用パルスSHPおよびSHDは、ケーブ
ルの長さの2倍分進む。この様子を図21の下の方に示
す。従って、相関二重サンプリングを固体撮像素子5の
出力信号に施すためには、SHPとSHDを固体撮像素
子5の出力信号と同じ量だけ遅延させるか、あるいは固
体撮像素子5の出力信号が丁度1周期の整数倍遅れるよ
うに水平レジスタ転送クロックおよびリセットゲートク
ロックを遅らせる必要がある。そこで図示の例では、水
平レジスタ転送クロックH1およびリセットクロックR
Gを遅延させ、これにより固体撮像素子5における電気
信号の発生を遅延させている。また、長さの異なるケー
ブルに切り換える場合は、ケーブルの長さに起因した位
相ズレの量が異なるため、位相補償用の遅延量をスイッ
チ14により切り換える必要がある。
【0016】相関二重サンプリング回路によりリセット
雑音を低減された信号は、信号処理回路19に入力さ
れ、γ処理、色分離、同期信号付加等の処理を受けてT
V信号となり出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮像装置は以上
のように構成されているので、ケーブルによって生じる
固体撮像素子出力信号と相関2重サンプリング用パルス
の位相ズレを補償するため、その都度、使用するケーブ
ルの長さに応じて遅延回路の遅延量をスイッチにより切
り換えなければならず、また、遅延回路に位相補償用の
遅延量がないケーブルは使用できないという問題点があ
った。
【0018】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、カメラヘッドとコントローラを接続する
ケーブルがどのような長さであっても、位相補償用の遅
延量をスイッチにより切り換える必要の無い、言い方を
変えれば、遅延量切り換え不要な撮像装置を得ることを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の撮像装置は、
カメラヘッド(1)とコントローラ(2)が別体であっ
て、上記カメラヘッド(1)内に、光学像を電気信号に
変換する固体撮像素子(5)と、上記コントローラ
(2)から供給される原クロックおよび水平転送休止パ
ルスから水平レジスタ転送クロックを発生する手段(2
2)と、上記コントローラから供給される原クロックお
よびリセットゲートクロック電圧からリセットゲートク
ロックを発生する手段(23)とを備え、上記コントロ
ーラ(2)内に、カメラヘッドから送り返される原クロ
ックを2逓倍する手段(27)と、上記2逓倍手段から
出力されるクロックから水平レジスタ転送クロック、垂
直レジスタ転送クロック等の固体撮像素子駆動用パルス
を発生する駆動パルス発生手段(10)と、上記駆動パ
ルス発生手段(10)から出力される垂直レジスタ転送
クロック等から垂直レジスタ駆動パルスを発生するクロ
ックドライバ(12)と、上記駆動パルス発生手段(1
0)から出力されるクロックから各種の同期信号を発生
する手段(11)と、外部から外部同期信号入力端子に
供給される信号と上記同期信号発生手段(11)から出
力される水平あるいは垂直同期信号との位相差を検出し
電圧に変換する位相差検出手段(62)と、上記位相差
検出手段(62)から出力される電圧を周波数に変換す
る電圧−周波数変換手段(67)と、上記電圧−周波数
変換手段(67)の出力である原クロックを上記カメラ
ヘッド(1)に送り出すドライブ回路(25)と、上記
カメラヘッド(1)から送り返される原クロックと上記
駆動パルス発生手段(10)から上記同期信号発生手段
(11)へ出力されるクロックの位相を比較する位相比
較手段(28)とを備え、上記位相比較手段(28)の
出力で上記2逓倍手段(27)を制御し上記位相比較手
段(28)に入力される2つのクロックの位相差を一定
にすることを特徴とする。
【0020】請求項2は、請求項1の装置において、上
記2逓倍手段(27)の制御を、上記位相比較手段(2
8)の出力に基づき上記2逓倍手段(27)の出力であ
るクロックを奇数個除去するか否かで行うことを特徴と
する。
【0021】請求項3は、請求項1の装置において、上
記2逓倍手段(27)の制御を、上記位相比較手段(2
8)の出力に基づき上記2逓倍手段(27)の入力を正
転あるいは反転することにより行うことを特徴とする。
【0022】請求項4は、請求項1の装置において、上
記2逓倍手段(27)を、入力クロックと入力クロック
を1/4周期遅延させたクロックを排他的論理和にして
入力する構成とし、上記2逓倍手段(27)の制御を上
記排他的論理和の入力のどちらか一方のクロックを奇数
個除去するか否かで行うことを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1の発明に係る撮像装置は、電圧−周波
数変換手段(67)の出力である原クロックをカメラヘ
ッド(1)に送り返し、これと前記駆動パルス発生手段
(10)から前記同期信号発生手段(11)へ出力され
るクロックの位相差を一定にするよう制御をしているた
め、固体撮像素子(5)の出力と前記駆動パルス発生手
段(10)から出力される相関二重サンプリング用パル
スの位相はケーブルの長さに拘わらず常に一定となる。
従って、カメラヘッド(1)とカメラコントローラ
(2)を接続するケーブル(3)がどのような長さであ
っても、位相補償用の遅延量をスイッチにより切り換え
る必要の無い、つまり遅延量切り換えスイッチが不要な
撮像装置を得ることができる。
【0024】請求項2によれば、上記の所望の動作が簡
単な回路構成で実現できる。
【0025】請求項3によれば、駆動パルス発生手段内
の遅延時間の如何に拘らず、所望の動作が実現できる。
【0026】請求項4では、回路素子遅延や温度変化あ
るいはそれらのバラツキ等に起因する不安定性がない。
【0027】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の一実施例による撮像装置を示す図であ
る。図1において1〜5、8、10〜12および17〜
19は従来例と同様であるのでその説明を省略する。図
1において、カメラヘッド1内にある、波形整形回路2
0はコントローラ2から同軸ケーブル3iを経由して入
力される原クロックの波形を整形する。ドライブ回路2
1は波形整形された原クロックをコントローラ2に送り
返すためのものである。水平レジスタ駆動用クロック発
生回路22は波形整形された原クロックとコントローラ
2からケーブル3kを経由して入力される水平レジスタ
転送休止パルスから水平レジスタ駆動用クロックを発生
する。リセットゲートクロック発生回路23は波形整形
されたクロックとコントローラ2からケーブル3hを経
由して入力されるリセットゲートクロック電圧からリセ
ットゲートクロックを発生する。ドライブ回路21は例
えば図2に示すように構成されている。
【0028】コントローラ2内にある、電圧−周波数変
換回路67は位相検出回路62の出力を周波数に変換し
固体撮像素子5の水平駆動周波数である原クロックを発
生する。ドライブ回路25はこの原クロックを同軸ケー
ブルに送り出すためのものである。波形整形回路26は
カメラヘッド1から送り返される原クロックの波形を整
形する。遅延回路(DL)35は、固体撮像素子5の出
力と相関二重サンプリング用パルスとの一定の位相差を
吸収する。2逓倍回路27は遅延回路35の出力を2逓
倍する。位相比較回路28は遅延回路35の出力(波形
整形され遅延されたクロック)と駆動パルス発生回路1
0から同期信号発生回路11に出力されるクロックを比
較し、比較した結果に基づき2つのクロックの位相差を
一定にするように2逓倍回路27を制御する。
【0029】水平レジスタ転送休止パルス発生回路29
は駆動パルス発生回路10から出力される水平駆動パル
スのどれか1つから水平レジスタ転送休止パルス(水平
レジスタの転送休止期間を示すパルス)を発生しケーブ
ル3kを経由してカメラヘッド内の水平レジスタ駆動用
クロック発生回路に入力する。ドライブ回路25は例え
ば図3に示すように構成されている。
【0030】図4は波形整形回路26の一例を示す図で
ある。図4において、30はカメラヘッドから送り返さ
れる原クロックの入力端子である。終端抵抗31とコン
デンサ32とフィードバック抵抗33とNOT34とで
波形整形回路26を構成する。波形整形回路26の出力
は上記のように遅延回路35を介して2逓倍回路27お
よび位相比較回路28に与えられる。
【0031】図5は、この実施例で用いられる2逓倍回
路27と位相比較回路28を示す図である。39は2逓
倍回路27の出力端子である。40は同期信号発生回路
11に入力されるクロックの入力端子である。2逓倍回
路27は、遅延回路35から入力されるクロックを1/
4周期遅延する遅延回路36、排他的論理和回路(EX
−OR)37および論理和回路(OR)38で構成され
る。位相比較回路28は、遅延回路35のクロック出力
と入力端子40に供給されるクロックのエッジを揃える
ための遅延回路41とEX−OR42とで構成されてい
る。
【0032】上記のように構成された撮像装置につい
て、以下その動作を説明する。このシステムの場合、外
部同期(外部同期信号に対するカメラヘッド1とカメラ
コントローラ2の同期)は電圧−周波数変換回路67か
ら、ドライブ回路25、同軸ケーブル3i、波形整形回
路20、ドライブ回路21、同軸ケーブル3j、波形整
形回路26、遅延回路35、2逓倍回路27、駆動パル
ス発生回路10、同期信号発生回路11および位相検出
回路62を経て電圧−周波数変換回路67に戻るループ
でPLLを構成して行う。このシステムの基準である外
部同期信号は外部から外部同期信号入力端子61に供給
され、位相検出回路62に入力される。位相検出回路6
2は従来例と同様、外部同期信号と同期信号発生回路1
1からの同期信号の位相差を検出し電圧に変換して電圧
−周波数変換回路67に入力する。電圧−周波数変換回
路67は、この位相検出回路62の出力である電圧を固
体撮像素子5の水平駆動周波数のクロック(原クロッ
ク)に変換し、ドライブ回路25に入力する。
【0033】原クロックはケーブル3iを経由しカメラ
ヘッド内の波形整形回路20に入力され、ここでエッジ
が急峻にされ振幅もロジックレベルに戻される。原クロ
ックの反射による波形歪みを避けるために、コントロー
ラ2内のドライブ回路25には同軸ケーブル用出力抵
抗、カメラヘッド1内の波形整形回路20には終端抵抗
が設けてある。波形整形された原クロックは、ドライブ
回路21、水平レジスタ駆動用クロック発生回路22お
よびリセットゲートクロック発生回路23に入力され
る。ドライブ回路21に入力された原クロックは、ケー
ブル3jを経由しカメラコントローラ内の波形整形回路
26に送り返される。水平レジスタ駆動用クロック発生
回路22では2相駆動の場合、入力された原クロックを
コントローラから送られて来る水平レジスタ転送休止パ
ルスでゲートすることにより一方の(第1の相の)水平
レジスタ転送クロックを、またこのクロックの反転をと
ることにより他方の(第2の相の)の水平レジスタ転送
クロックを発生し固体撮像素子5に入力する。
【0034】水平レジスタ転送休止パルスは、コントロ
ーラ2内の駆動パルス発生回路10から出力される水平
駆動パルスのどれか1つに基づき水平レジスタ転送休止
パルス発生回路29で発生される。2相駆動の場合の水
平レジスタ転送休止パルス発生回路29の一例を図6
に、その回路の主要部の波形を図7に示す。この回路で
は、コンデンサへの充電と放電の時定数を変えることに
より、入力(水平レジスタ転送クロックH2)が長期間
“L”である期間(水平レジスタ転送休止期間)を検出
している。
【0035】リセットゲートクロック発生回路23では
入力された原クロックを微分回路により微分してパルス
幅を調整し、このパルスの“L”レベルをカメラコント
ローラから送られてくるリセットゲートクロック電圧に
クランプし固体撮像素子5に入力する。
【0036】図8に、コントローラか2から送られてく
る原クロックの波形を整形する波形整形回路20、水平
レジスタ駆動用クロック発生回路22およびリセットゲ
ートクロック発生回路23の一例を、図9にその回路の
主要部の波形を示す。
【0037】コントローラ2では、送り返された原クロ
ックを波形整形回路26で受け、そのエッジを急峻にす
ると同時に振幅をロジックレベルに戻す。原クロックを
コントローラ2に送り返すカメラヘッド内のドライブ回
路21には同軸ケーブル用出力抵抗を、原クロックの入
力側であるコントローラ2内の波形整形回路26には終
端抵抗を設けている。
【0038】本発明では従来例と異なり、駆動パルス発
生回路10用のクロックは、固体撮像素子5の出力信号
用同軸ケーブル3aと同特性の同軸ケーブル3jを経由
して送り返されてくる固体撮像素子5の水平駆動周波数
と同じ周波数の原クロックを2逓倍して生成される。従
って、固体撮像素子5の出力信号と駆動パルス発生回路
10用のクロックの位相差、あるいは、固体撮像素子5
の出力信号と駆動パルス発生回路10で発生される相関
二重サンプリング回路用パルスとの位相差は、ケーブル
の長さに拘わらず一定となる。遅延回路35はこの固体
撮像素子5の出力信号と駆動パルス発生回路10で発生
される相関二重サンプリング回路用パルスの一定の位相
ズレを吸収し両者の位相を最適にするためのものであ
る。
【0039】但し、以上のことは送り返されてくる原ク
ロックと同期信号発生回路11に入力されるクロックの
位相差がいつも一定の場合にしか成立しない。ところ
が、駆動パルス発生回路10から同期信号発生回路11
に出力されるクロックは、駆動パルス発生回路10内で
入力を単に1/2分周しただけのクロックなので、送り
返されてくる原クロックを単に2逓倍し駆動パルス発生
回路10に入力するだけでは、原クロックと同期信号発
生回路11に入力されるクロックには互いに180度異
なる2つの位相差が存在してしまう。従って、原クロッ
クと同期信号発生回路11に入力されるクロックの位相
差を一定にする必要がある。
【0040】図5に示す位相比較回路28内のEX−O
R42はこの2つのクロックの位相を比較する。また、
2逓倍回路27内のOR38は2つの位相を比較した結
果、予め定めた位相関係ないし位相差(この回路例では
EX−OR42の2つの入力の位相が同位相)でない場
合には駆動パルス発生回路10に入力されるクロックを
1個除去することにより2つのクロックの位相差を一定
にする。この動作を図10のタイミングチャート図を使
って詳しく説明する。
【0041】遅延回路35を通った原クロックは、遅延
回路41により入力端子40に供給されるクロック(同
期信号発生回路11に入力されるクロック)とエッジを
揃えられ、そのクロックと共に位相比較用のEX−OR
42に入力される。2つのクロックが位相比較用のEX
−OR42に入力されると以下の動作によって、2つの
入力クロックの位相差が一義的にされる。以前の位相は
不明(図10では×と表示)だが、現時点で仮に遅延回
路41を通った原クロックが“H”、入力端子40に供
給されるクロックが“L”になったとする。するとこの
半周期の間は、位相比較用のEX−OR42は“H”を
出力する。このため、2逓倍回路27の出力(駆動パル
ス発生回路10用クロックでOR38の出力)は、図に
示すようにクロックが1個除去された形になる。入力端
子40に供給されるクロックは、この2逓倍回路27の
出力を単に1/2分周したものであるから、次の半周期
ではトリガー(図10ではトリガーは立ち上がりとし
た)となるエッジが無いため“L”のままとなる。一
方、遅延回路41を通った原クロックの方は次の半周期
では“L”に反転するため、半周期で両者の位相が一致
することになる。両者の位相が一致すると位相比較用の
EX−OR42は“L”を出力するため、EX−OR3
7の出力はOR38をそのまま通過し、その状態が維持
される。
【0042】上述の説明は、カメラヘッドから送り出さ
れる原クロックと駆動パルス発生回路10から同期信号
発生回路11に出力されるクロックの位相差を一定にす
るために、比較回路28の出力に基づいて2逓倍回路2
7の出力であるクロックを1個除去するか否かという制
御方法を行ったが、この除去する個数が1以外の奇数で
あっても同様な効果が得られる。
【0043】以上のように実施例1の撮像装置は、電圧
−周波数変換手段(67)の出力である原クロックをカ
メラヘッド(1)に送り返し、これと前記駆動パルス発
生手段(10)から前記同期信号発生手段(11)へ出
力されるクロックの位相差を一定にするよう制御をして
いるため、固体撮像素子(5)の出力と前記駆動パルス
発生手段(10)から出力される相関二重サンプリング
用パルスの位相はケーブルの長さに拘わらず常に一定と
なる。従って、カメラヘッド(1)とカメラコントロー
ラ(2)を接続するケーブル(3)がどのような長さで
あっても、位相補償用の遅延量をスイッチにより切り換
える必要の無い、つまり遅延量切り換えスイッチが不要
な撮像装置を得ることができる。しかも、図示のよう
に、2逓倍回路27と比較回路28が比較的簡単な回路
で実現できる。
【0044】実施例2 この実施例は、その全体的構成は実施例1と同じで、図
1に示す如くであるが、実施例1とは、2逓倍回路27
および位相比較回路28の構成が異なる。以下これにつ
いて図11を参照して説明する。図11において、図5
と同一の符号は同一または対応する部材を示す。
【0045】43は遅延回路35の出力と入力端子40
に供給されるクロックの位相を比較するD型フリップフ
ロップ(DFF)である。68は、電源投入直後にDF
F43をリセットするリセット回路で、抵抗44と、コ
ンデンサ45とNOT46および47とで構成されてい
る。EX−OR48は遅延回路35から入力されるクロ
ックを位相比較用のDFF43の出力に基づき正転ある
いは反転して出力する。遅延回路36はEX−OR48
から入力されるクロックを1/4周期遅延する。遅延回
路36とEX−OR49とで2逓倍回路27を構成して
いる。
【0046】実施例2の全体的動作は実施例1と同じで
ある。しかし、2逓倍回路27および位相比較回路28
の動作が異なる。即ち、位相比較回路として用いられて
いるDFF43は、原クロックと同期信号発生回路11
に入力されるクロックの位相を比較する。また、EX−
OR48は2つの位相を比較した結果、予め決定した位
相関係ないし位相差(この回路例ではDFF43のC入
力即ち入力端子40に供給されるクロックの立ち上がり
にDFF43のD入力即ち遅延延回路35の出力が
“L”)でない場合には、2逓倍回路27に入力される
クロック(EX−OR48の出力)を反転することによ
り2つのクロックの位相差を一定にする。この動作を図
12のタイミングチャート図を使って詳しく説明する。
【0047】先ず、遅延回路35の出力と入力端子40
に供給されるクロック(同期信号発生回路11に入力さ
れるクロック)が予め定めた位相関係、つまり正常な位
相関係の場合を考える。この場合は図12のタイミング
チャート図から明らかなように位相比較の結果であるD
FF43のQ出力は“L”であるから、EX−OR48
の出力にはなんの変化も無く、遅延回路35からの入力
がそのまま出力される。従って、駆動パルス発生回路1
1に出力されるクロックにもなんの変化も無く、位相比
較する両クロックの位相はそのまま維持される。
【0048】遅延回路35の出力と入力端子40に供給
されるクロックが予め決定した位相関係と逆な場合は、
つまり異常な場合は、図12のタイミングチャート図か
ら明らかなように位相比較の結果であるDFF43のQ
出力は“H”であるから、入力端子40に供給されるク
ロックの立ち上がりのタイミングでEX−OR48の出
力は反転する。このクロックが次段の2逓倍回路に入力
されると図12のタイミングチャート図から明らかなよ
うに、入力端子40に供給されるクロックは、EX−O
R48の出力が反転され無い場合(つまり位相比較用D
FF43を動作させない場合で図12の下の方に示す)
に比べ、クロックが1個多くなる。従って、半周期後に
は両者のクロックの位相は予め定めた位相、つまり正常
な位相になる。
【0049】上記の実施例では位相比較をするのは、D
FF43のリセットが解けてから入力端子40に供給さ
れるクロック(同期信号発生回路11に入力されるクロ
ック)の最初の立上りだけという構成となっているが、
この比較をTV信号の水平周期あるいは垂直周期毎に行
う様な構成でもよい。
【0050】以上のような実施例2の2逓倍回路27お
よび位相比較回路28を用いれば、駆動パルス発生手段
内の遅延時間の如何に拘らず、所望の動作が実現でき
る。即ち、実施例1の回路では、駆動パルス発生手段内
の遅延時間(基準クロックを1/2分周し、出力するま
での時間)が基準クロックの周期の1/2以上の場合に
は、所望の動作が実現できないが、実施例2ではこのよ
うな問題が解決できる。
【0051】実施例3 この実施例は、その全体的構成は実施例1と同じで、図
1に示す如くであるが、実施例1とは、2逓倍回路27
および位相比較回路28の構成が異なる。以下これにつ
いて図13を参照して説明する。図13において、図5
と同一の符号は同一または対応する部材を示す。
【0052】NOT50および51は遅延回路35の出
力のファンアウト数を増やすために設けられたバッファ
である。OR52および53、DFF54および55、
ならびにEX−OR56で位相比較回路28が構成され
る。OR57および58、OR57から入力されるクロ
ックを1/4周期遅延する回路36、ならびにEX−O
R59で2逓倍回路27が構成される。60は位相比較
回路(DFF54および55)のリセット信号入力端子
である。
【0053】実施例3の全体的動作は実施例1と同じで
ある。しかし、2逓倍回路27および位相比較器28の
動作が異なる。即ち、OR52および53、DFF54
および55、ならびにEX−OR56で構成する位相比
較回路28は、原クロックと同期信号発生回路11に入
力されるクロックの位相を比較する。また、OR57は
これら2つの位相を比較した結果、予め定めた位相関係
(この回路例ではOR52の出力の立上りで入力端子4
0に供給されるクロックが“L”)ではない場合には、
入力されるクロックと入力されるクロックを1/4周期
遅延させたクロックをEX−ORに入力する構成の2逓
倍回路27の2つの入力の内、入力されるクロックを1
/4周期遅延させたクロック(この例では正確に言え
ば、遅延させる前のクロックに対し制御を行っている
が、遅延の後のクロックに対する制御と等価である)の
方を1個除去することによりクロックの位相差を一定に
する。この動作を図14のタイミングチャート図を使っ
て詳しく説明する。
【0054】先ず、NOT50の出力(送り返されてき
た原クロック)と入力端子40に供給されるクロック
(同期信号発生回路11に入力されるクロック)が予め
定めた位相、つまり正常な位相の場合を考える。この場
合は図14のタイミングチャート図から明らかなよう
に、リセットが解除になっても、DFF54のQ出力は
“L”(従ってクロック入力端子Cにはクロックが供給
され続ける)であるから、DFF55のQ出力も“L”
(従ってこちらのクロック入力端子Cにもクロックが供
給され続ける)である。従って、EX−OR56の出力
は“L”であるから、遅延回路36に入力されるクロッ
クに変化はなく、2逓倍回路27の出力であり駆動パル
ス発生回路10に出力されるクロックにもなんの変化も
無いので、位相比較する両クロックの位相はそのまま維
持される。
【0055】NOT50の出力(送り返されてきた原ク
ロック)と入力端子40に供給されるクロック(同期信
号発生回路11に入力されるクロック)が予め定めた位
相関係と逆な場合は、つまり異常な場合は、図14のタ
イミングチャート図から明らかなように、OR52の出
力の最初の立上りでDFF54のQ出力は“H”とな
る。このQ出力が“H”になるとOR52の出力は強制
的に“H”となるため、以後DFF54はリセットがか
かるまでこの状態を維持する。一方、DFF55のQ出
力はDFF54のQ出力を1クロック遅らせて出力する
ため、OR53の出力の2番目の立上りで“H”を出力
する。従って、EX−OR56の出力はリセットが解除
になってからOR52の出力の最初の立上りから1周期
間“H”を出力する。この出力をOR57に入力すると
OR57の出力はクロックが1個除去されたものとな
る。このクロックを遅延回路36により1/4周期送ら
せたクロックとOR58(OR3による遅延の補償用)
の出力(クロック1個の除去もなく1/4周期の遅延も
ないクロック)から2逓倍回路により生成されるクロッ
クは、図14のタイミングチャート図から明らかなよう
に、単に2逓倍して得られるクロックに比べ、クロック
数が1個少なくなっている。従って、1周期半後には両
者のクロックの位相は予め決定した位相、つまり正常な
位相になる。
【0056】リセット信号が“L”になりDFF54お
よび55がリセットされると、両者のQ出力は同時に
“L”になるためOR57の出力にはなんら影響を与え
ず、従って駆動パルス発生回路10の出力にもなんら影
響を与えずに位相比較回路28はリセットされる。リセ
ット信号が“H”になりリセットが解ければ、また位相
比較回路28は、位相比較動作が可能な状態に戻ること
が出来る。
【0057】上記の説明は、カメラヘッドから送り出さ
れる原クロックと駆動パルス発生回路10から同期信号
発生回路11に出力されるクロックの位相差を一定にす
るために、比較回路28の出力に基づいて2逓倍回路2
7に入力される一方のクロックを1個除去するか否かと
いう制御方法を行ったが、実施例1について述べたのと
同様、この除去する個数が1以外の奇数であっても同様
な効果が得られる。以上のような実施例3の2逓倍回路
27と位相比較回路28を用いれば、回路素子遅延や温
度変化あるいはそれらのバラツキ等に起因する不安定性
がない。即ち、実施例2の回路では、回路素子遅延や温
度変化あるいはそれらのバラツキ等に起因する不安定性
が回路を構成する際に問題となるが、実施例3ではこの
ような問題が解決できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、電圧−周波数変換手段(67)の出力である原クロ
ックをカメラヘッド(1)に送り返し、これと前記駆動
パルス発生手段(10)から前記同期信号発生手段(1
1)へ出力されるクロックの位相差を一定にするよう制
御をしているため、固体撮像素子(5)の出力と前記駆
動パルス発生手段(10)から出力される相関二重サン
プリング用パルスの位相はケーブルの長さに拘わらず常
に一定となる。従って、カメラヘッド(1)とカメラコ
ントローラ(2)を接続するケーブル(3)がどのよう
な長さであっても、位相補償用の遅延量をスイッチによ
り切り換える必要の無い、つまり遅延量切り換えスイッ
チが不要な撮像装置を得ることができる。
【0059】請求項2によれば、上記の所望の動作が簡
単な回路構成で実現できる。
【0060】請求項3によれば、駆動パルス発生手段内
の遅延時間の如何に拘らず、所望の動作が実現できる。
【0061】請求項4では、回路素子遅延や温度変化あ
るいはそれらのバラツキ等に起因する不安定性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の撮像装置を示す図である。
【図2】 図1のドライブ回路21の一例を示す図であ
る。
【図3】 図1のドライブ回路25の一例を示す図であ
る。
【図4】 図1の波形整形回路26の一例を示す図であ
る。
【図5】 図1の2逓倍回路27と位相比較回路28の
一例を示す図である。
【図6】 2相駆動の場合の水平レジスタ転送休止パル
ス発生回路の一例を示す図である。
【図7】 図6の回路の主要部の波形を示す図である。
【図8】 波形整形回路20、水平レジスタ駆動用クロ
ック発生回路22およびリセットゲートクロック発生回
路23の一実施例を示す図である。
【図9】 図8の回路の主要部の波形を示す図である。
【図10】 図7に示す回路のタイミングチャート図で
ある。
【図11】 実施例2で用いられる2逓倍回路27と位
相比較回路28の一例を示す図である。
【図12】 図11に示す回路のタイミングチャート図
である。
【図13】 実施例3で用いられる2逓倍回路27と位
相比較回路28の一例を示す図である。
【図14】 図13に示す回路のタイミングチャート図
である。
【図15】 従来の撮像装置を示す図である。
【図16】 図15の水平クロックドライバ6の一例を
示す図である。
【図17】 図15のリセットゲートクロック発生回路
7の一例を示す図である。
【図18】 図15の水平レジスタ転送クロックドライ
ブ回路15の一例を示す図である。
【図19】 図15のリセットゲートクロックドライブ
回路16の一例を示す図である。
【図20】 図15の位相検出回路の一例を示す図であ
る。
【図21】 図15の固体撮像素子の出力、固体撮像素
子の水平駆動パルスおよび相関二重サンプリング用パル
スの位相を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド、2 カメラコントローラ、3 接続
用ケーブル、5 固体撮像素子、8 出力信号用ドライ
ブ回路、10 駆動パルス発生回路、11 同期信号発
生回路、12 垂直クロックドライバ、17 増幅回
路、18 相関2重サンプリング回路、19 信号処理
回路、20 波形整形回路、21 ドライブ回路、22
水平レジスタ駆動用クロック発生回路、23 リセッ
トゲートクロック発生回路、25 ドライブ回路、26
波形整形回路、27 2逓倍回路、28 位相比較回
路、29 水平レジスタ転送休止パルス発生回路、35
遅延回路、36 1/4周期遅延する回路、37 E
X−ORゲート、38 ORゲート、41 遅延回路、
42 EX−ORゲート、43 DFF、62 位相差
検出回路、67 電圧−周波数変換回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラヘッド(1)とコントローラ
    (2)が別体であって、 上記カメラヘッド(1)内に、光学像を電気信号に変換
    する固体撮像素子(5)と、上記コントローラ(2)か
    ら供給される原クロックおよび水平転送休止パルスから
    水平レジスタ転送クロックを発生する手段(22)と、
    上記コントローラから供給される原クロックおよびリセ
    ットゲートクロック電圧からリセットゲートクロックを
    発生する手段(23)とを備え、 上記コントローラ(2)内に、カメラヘッドから送り返
    される原クロックを2逓倍する手段(27)と、上記2
    逓倍手段から出力されるクロックから水平レジスタ転送
    クロック、垂直レジスタ転送クロック等の固体撮像素子
    駆動用パルスを発生する駆動パルス発生手段(10)
    と、上記駆動パルス発生手段(10)から出力される垂
    直レジスタ転送クロック等から垂直レジスタ駆動パルス
    を発生するクロックドライバ(12)と、上記駆動パル
    ス発生手段(10)から出力されるクロックから各種の
    同期信号を発生する手段(11)と、外部から外部同期
    信号入力端子に供給される信号と上記同期信号発生手段
    (11)から出力される水平あるいは垂直同期信号との
    位相差を検出し電圧に変換する位相差検出手段(62)
    と、上記位相差検出手段(62)から出力される電圧を
    周波数に変換する電圧−周波数変換手段(67)と、上
    記電圧−周波数変換手段(67)の出力である原クロッ
    クを上記カメラヘッド(1)に送り出すドライブ回路
    (25)と、上記カメラヘッド(1)から送り返される
    原クロックと上記駆動パルス発生手段(10)から上記
    同期信号発生手段(11)へ出力されるクロックの位相
    を比較する位相比較手段(28)とを備え、 上記位相比較手段(28)の出力で上記2逓倍手段(2
    7)を制御し上記位相比較手段(28)に入力される2
    つのクロックの位相差を一定にすることを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 上記2逓倍手段(27)の制御を、上記
    位相比較手段(28)の出力に基づき上記2逓倍手段
    (27)の出力であるクロックを奇数個除去するか否か
    で行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記2逓倍手段(27)の制御を、上記
    位相比較手段(28)の出力に基づき上記2逓倍手段
    (27)の入力を正転あるいは反転することにより行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記2逓倍手段(27)を、入力クロッ
    クと入力クロックを1/4周期遅延させたクロックを排
    他的論理和にして入力する構成とし、上記2逓倍手段
    (27)の制御を上記排他的論理和の入力のどちらか一
    方のクロックを奇数個除去するか否かで行うことを特徴
    とする請求項1に記載の撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6903847B2 (en) 2000-02-14 2005-06-07 Minolta Co., Ltd. Image reading apparatus

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