JPH07322710A - 作物苗株収穫機の泥落し構造 - Google Patents
作物苗株収穫機の泥落し構造Info
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- JPH07322710A JPH07322710A JP6119437A JP11943794A JPH07322710A JP H07322710 A JPH07322710 A JP H07322710A JP 6119437 A JP6119437 A JP 6119437A JP 11943794 A JP11943794 A JP 11943794A JP H07322710 A JPH07322710 A JP H07322710A
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- seedlings
- seedling
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 地中から堀取られた苗株を、茎部を挟持して
の吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送する挟持揚送装置
2と、これから受け渡される苗株を後方移送しながらそ
の根部の泥を排除する泥落し搬送装置3とを備え、泥落
し搬送装置3を、苗株を後方に搬送する搬送機構3A
と、この搬送機構3Aで搬送される苗株の根部に下方か
ら作用する泥落し爪18の多数を駆動移動する泥落し機
構3Bとから構成し、泥落し機構3Bは、多数の泥落し
爪18が植設された揺動体20を、搬送機構3Aによる
搬送方向に沿う平面において偏芯円運動するよう、クラ
ンク軸21によって連動させて構成する。 【効果】 泥落し搬送装置を、泥落し爪を搬送方向に対
する横方向に移動させることによって泥落しする構造に
構成する工夫により、従来では泥落しできない部分の泥
落しが行える等、確実でより有効な泥落し機能が得られ
た。
の吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送する挟持揚送装置
2と、これから受け渡される苗株を後方移送しながらそ
の根部の泥を排除する泥落し搬送装置3とを備え、泥落
し搬送装置3を、苗株を後方に搬送する搬送機構3A
と、この搬送機構3Aで搬送される苗株の根部に下方か
ら作用する泥落し爪18の多数を駆動移動する泥落し機
構3Bとから構成し、泥落し機構3Bは、多数の泥落し
爪18が植設された揺動体20を、搬送機構3Aによる
搬送方向に沿う平面において偏芯円運動するよう、クラ
ンク軸21によって連動させて構成する。 【効果】 泥落し搬送装置を、泥落し爪を搬送方向に対
する横方向に移動させることによって泥落しする構造に
構成する工夫により、従来では泥落しできない部分の泥
落しが行える等、確実でより有効な泥落し機能が得られ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば藺草といった宿
根性の作物苗の母株を堀取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、より有効
な泥落し機能を実現させる技術に関する。
根性の作物苗の母株を堀取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、より有効
な泥落し機能を実現させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】作物苗株収穫機としては、実開平4‐8
0306号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草を堀取り、泥落しして機体
上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程の機械化を開示
している。
0306号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草を堀取り、泥落しして機体
上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程の機械化を開示
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報のものでは、
挟持揚送装置(符号B)で苗株を吊下げ揚送し、その吊
下げ状態の苗株の根部に多数の突起爪(符号11)が作用
するよう、植立されたベルト対による泥落し装置(符号
C)で泥落しさせる構造であり、挟持揚送装置(符号
B)と泥落し装置(符号C)との搬送方向とが一致する
ように駆動され、かつ、それらの搬送速度が互いに等し
くなるように設定されている。
挟持揚送装置(符号B)で苗株を吊下げ揚送し、その吊
下げ状態の苗株の根部に多数の突起爪(符号11)が作用
するよう、植立されたベルト対による泥落し装置(符号
C)で泥落しさせる構造であり、挟持揚送装置(符号
B)と泥落し装置(符号C)との搬送方向とが一致する
ように駆動され、かつ、それらの搬送速度が互いに等し
くなるように設定されている。
【0004】この技術では、泥落し装置を通過しても苗
株の姿勢が変化し難いものであると考えられるが、泥落
しの点では改善の余地があるように思える。何故なら、
突起爪が横側方から根部に突入するものではあるが、後
側の輪体の周囲を通過するときに隣合う突起爪どうしの
間隔が開くことによるほぐし作用の他には、突起爪が根
部に対して相対的に静止したような状態となり、付着泥
土に対する有効な泥落し作用が得られ難いのである。本
発明の目的は、泥落し装置を工夫することにより、より
有効な泥落し作用が発揮される作物苗株収穫機を得る点
にある。
株の姿勢が変化し難いものであると考えられるが、泥落
しの点では改善の余地があるように思える。何故なら、
突起爪が横側方から根部に突入するものではあるが、後
側の輪体の周囲を通過するときに隣合う突起爪どうしの
間隔が開くことによるほぐし作用の他には、突起爪が根
部に対して相対的に静止したような状態となり、付着泥
土に対する有効な泥落し作用が得られ難いのである。本
発明の目的は、泥落し装置を工夫することにより、より
有効な泥落し作用が発揮される作物苗株収穫機を得る点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、地中から堀取られた苗株を、茎部を挟持して
の吊下げ姿勢で後上方に搬送する挟持揚送装置と、これ
から受け渡される苗株を後方移送しながらその根部の泥
を排除する泥落し搬送装置とを備え、泥落し搬送装置
を、苗株を後方に搬送する搬送機構と、この搬送機構で
搬送される苗株の根部に下方から作用する泥落し爪の多
数を駆動移動する泥落し機構とから構成し、泥落し機構
を、搬送機構による搬送方向に対する横側方に泥落し爪
が往復移動する状態に構成してあることを特徴とするも
のである。
本発明は、地中から堀取られた苗株を、茎部を挟持して
の吊下げ姿勢で後上方に搬送する挟持揚送装置と、これ
から受け渡される苗株を後方移送しながらその根部の泥
を排除する泥落し搬送装置とを備え、泥落し搬送装置
を、苗株を後方に搬送する搬送機構と、この搬送機構で
搬送される苗株の根部に下方から作用する泥落し爪の多
数を駆動移動する泥落し機構とから構成し、泥落し機構
を、搬送機構による搬送方向に対する横側方に泥落し爪
が往復移動する状態に構成してあることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】上記特徴構成によると、詳しくは実施例で説明
するが、搬送される苗株に対して泥落し爪が横方向に往
復移動するから、泥落し搬送装置と挟持揚送装置との搬
送速度差如何に拘らず泥落し爪が根部に対して絶えず移
動する状態となり、従来のように泥落し爪が根部に対し
て静止するようなことがない。つまり、苗株の搬送移動
と、泥落し爪の横移動とによって、付着泥土を積極的に
掃除する作用が連続して、しかも、根部全体に亘って発
揮されるようになり、有効に泥を掻き落とすようにな
る。又、泥落し爪は往復移動するものであるから、一定
方向に回転移動する泥落し爪を設けた場合のように、苗
株が横側方に偏って搬送状態が乱れることがなく、垂下
した吊下げ姿勢を維持した安定状態で泥落しされるよう
になる。
するが、搬送される苗株に対して泥落し爪が横方向に往
復移動するから、泥落し搬送装置と挟持揚送装置との搬
送速度差如何に拘らず泥落し爪が根部に対して絶えず移
動する状態となり、従来のように泥落し爪が根部に対し
て静止するようなことがない。つまり、苗株の搬送移動
と、泥落し爪の横移動とによって、付着泥土を積極的に
掃除する作用が連続して、しかも、根部全体に亘って発
揮されるようになり、有効に泥を掻き落とすようにな
る。又、泥落し爪は往復移動するものであるから、一定
方向に回転移動する泥落し爪を設けた場合のように、苗
株が横側方に偏って搬送状態が乱れることがなく、垂下
した吊下げ姿勢を維持した安定状態で泥落しされるよう
になる。
【0007】
【発明の効果】その結果、泥落し爪を搬送方向に対する
横方向に移動させることによって泥落しする構造とする
工夫により、従来では泥落しできない部分の泥落しが行
える等、確実でより有効な泥落し搬送装置が得られた。
横方向に移動させることによって泥落しする構造とする
工夫により、従来では泥落しできない部分の泥落しが行
える等、確実でより有効な泥落し搬送装置が得られた。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを堀取る堀取り装置
1と、この堀取り装置1で堀取られた苗株Mを吊下げて
後方上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2
から受け渡される苗株Mを後方に移送しながら根部nの
泥を排除する泥落し搬送装置3とを走行機体4に備える
とともに、この走行機体4に左右一対のクローラ走行装
置5,5、運転部6、エンジン7等を備えて藺草苗株収
穫機が構成されている。
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを堀取る堀取り装置
1と、この堀取り装置1で堀取られた苗株Mを吊下げて
後方上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2
から受け渡される苗株Mを後方に移送しながら根部nの
泥を排除する泥落し搬送装置3とを走行機体4に備える
とともに、この走行機体4に左右一対のクローラ走行装
置5,5、運転部6、エンジン7等を備えて藺草苗株収
穫機が構成されている。
【0009】堀取り装置1は、作業フレーム10に取付
けられた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2Aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、前後の転輪12,13に搬送ベルト1
1を巻回したものを左右一対備えるとともに、それら搬
送ベルト11,11が互いに近接対向配置されて構成さ
れ、比較的急に後上り傾斜した角度を付けて作業フレー
ム10に支持してある。つまり、搬送ベルト11対によ
って茎部を挟持した吊下げ姿勢で苗株Mを揚送するので
ある。
けられた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2Aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、前後の転輪12,13に搬送ベルト1
1を巻回したものを左右一対備えるとともに、それら搬
送ベルト11,11が互いに近接対向配置されて構成さ
れ、比較的急に後上り傾斜した角度を付けて作業フレー
ム10に支持してある。つまり、搬送ベルト11対によ
って茎部を挟持した吊下げ姿勢で苗株Mを揚送するので
ある。
【0010】堀取り部1について詳述すると、図3、図
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
【0011】苗株側の橇側面8Aにおける地表面付近の
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
【0012】又、図4に示すように、苗株Mが搬送ベル
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
【0013】図1、図2に示すように、植立苗株Mを分
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
【0014】泥落し搬送装置3は、苗株Mを後上方に斜
め搬送する搬送機構3Aと、この搬送機構3Aで搬送さ
れる苗株Mの根部nに下方から作用する泥落し爪18の
多数を駆動移動する泥落し機構3Bとから構成されてい
る。搬送機構3Aは、対向配置された左右一対の挟持ベ
ルト19,19で茎部を挟持して後上がり方向に後方移
送する状態に構成されている。
め搬送する搬送機構3Aと、この搬送機構3Aで搬送さ
れる苗株Mの根部nに下方から作用する泥落し爪18の
多数を駆動移動する泥落し機構3Bとから構成されてい
る。搬送機構3Aは、対向配置された左右一対の挟持ベ
ルト19,19で茎部を挟持して後上がり方向に後方移
送する状態に構成されている。
【0015】図5〜図7に示すように、泥落し機構3B
は、搬送機構3Aによる搬送方向に沿う平面においてク
ランク運動する多数の爪で構成されている。すなわち、
上向きU字状の泥落し爪18の多数を左右にずらして前
後に並設する千鳥格子状に配列させて揺動体20に植設
し、この揺動体20を、上下方向の軸心を有した前後一
対のクランク軸21,21夫々に枢支連結するととも
に、前後のクランク軸21,21をチェーン22で連動
回転させることで、揺動体20が偏芯回転(平面循環)
運動するように構成してある。
は、搬送機構3Aによる搬送方向に沿う平面においてク
ランク運動する多数の爪で構成されている。すなわち、
上向きU字状の泥落し爪18の多数を左右にずらして前
後に並設する千鳥格子状に配列させて揺動体20に植設
し、この揺動体20を、上下方向の軸心を有した前後一
対のクランク軸21,21夫々に枢支連結するととも
に、前後のクランク軸21,21をチェーン22で連動
回転させることで、揺動体20が偏芯回転(平面循環)
運動するように構成してある。
【0016】又、泥落し爪18は、左右向きの横杆部1
8aを軸として前後方向(搬送方向)に揺動可能に揺動
体20に支承されるとともに、その揺動範囲を、揺動体
20に対して垂直に立った位置と後方に所定角度寄った
位置との間の角度範囲θ1 に設定してある。つまり、揺
動体20が後方に移動する成分のある偏芯回転範囲で
は、前方限界位置に係止された状態の泥落し爪18によ
って苗株Mに後方への搬送力が付与され、かつ、揺動体
20が前方に移動する成分のある偏芯回転範囲では、泥
落し爪18が後方に逃げ揺動して苗株Mをやり過ごせる
のであり、根部nを前方に逆送りすることがないように
してある。この泥落し爪18の支持構造により、揺動体
20を偏芯円運動させて良好に泥落ししながら、根部n
に後方への搬送力を与えることができるように工夫され
ている。
8aを軸として前後方向(搬送方向)に揺動可能に揺動
体20に支承されるとともに、その揺動範囲を、揺動体
20に対して垂直に立った位置と後方に所定角度寄った
位置との間の角度範囲θ1 に設定してある。つまり、揺
動体20が後方に移動する成分のある偏芯回転範囲で
は、前方限界位置に係止された状態の泥落し爪18によ
って苗株Mに後方への搬送力が付与され、かつ、揺動体
20が前方に移動する成分のある偏芯回転範囲では、泥
落し爪18が後方に逃げ揺動して苗株Mをやり過ごせる
のであり、根部nを前方に逆送りすることがないように
してある。この泥落し爪18の支持構造により、揺動体
20を偏芯円運動させて良好に泥落ししながら、根部n
に後方への搬送力を与えることができるように工夫され
ている。
【0017】図5、図9に示すように、挟持揚送装置2
の前後中間部分から泥落し搬送装置3に架けて左右一対
のガイド部材23,23が配設してあり、これらガイド
部材23,23どうしの左右間隔を、苗株Mの茎部の通
過は許容し、かつ、根部nの通過は阻止する状態に寸法
設定してある。各ガイド部材23は、泥落し搬送装置3
の後上がり傾斜に合わせて傾斜配置された直線の杆材で
成り、挟持揚送装置2とガイド部材23,23の前部と
で形成される挟角θ2 が側面視において後拡がりとなる
ように設定してある。
の前後中間部分から泥落し搬送装置3に架けて左右一対
のガイド部材23,23が配設してあり、これらガイド
部材23,23どうしの左右間隔を、苗株Mの茎部の通
過は許容し、かつ、根部nの通過は阻止する状態に寸法
設定してある。各ガイド部材23は、泥落し搬送装置3
の後上がり傾斜に合わせて傾斜配置された直線の杆材で
成り、挟持揚送装置2とガイド部材23,23の前部と
で形成される挟角θ2 が側面視において後拡がりとなる
ように設定してある。
【0018】従って、吊下げ搬送されてきた苗株Mがガ
イド部材23対に差し掛かると、根部nにおける茎部よ
り外方に張出した根部上面にガイド部材23が接当し、
それ以後はその状態で摺接移動され、泥落し搬送装置3
に受け渡されるときの根部の高さ位置が一定となる状態
に揃える姿勢矯正機能を発揮するようになる。これによ
り、茎部の挟持高さ位置の如何に拘らずに所定の姿勢に
揃えて泥落しさせることができ、良好な泥落し作動に寄
与している。
イド部材23対に差し掛かると、根部nにおける茎部よ
り外方に張出した根部上面にガイド部材23が接当し、
それ以後はその状態で摺接移動され、泥落し搬送装置3
に受け渡されるときの根部の高さ位置が一定となる状態
に揃える姿勢矯正機能を発揮するようになる。これによ
り、茎部の挟持高さ位置の如何に拘らずに所定の姿勢に
揃えて泥落しさせることができ、良好な泥落し作動に寄
与している。
【0019】そして、図9に示すように、ガイド部材2
3は、傾斜前後軸心Zを有した支持部材24の一端に支
持されるとともに、他端には引張りバネ25を備えてあ
り、左右のガイド部材23,23が互いに接近する方向
に揺動付勢される可動ガイド部材構造となる付勢機構H
が構成されている。この付勢構造により、苗株Mの大き
さが変動して茎部の太さが変化しても、左右のガイド部
材23,23がその変化に追従して茎部を挟持するので
あり、常に確実なガイド作用が発揮されるようになるの
である。
3は、傾斜前後軸心Zを有した支持部材24の一端に支
持されるとともに、他端には引張りバネ25を備えてあ
り、左右のガイド部材23,23が互いに接近する方向
に揺動付勢される可動ガイド部材構造となる付勢機構H
が構成されている。この付勢構造により、苗株Mの大き
さが変動して茎部の太さが変化しても、左右のガイド部
材23,23がその変化に追従して茎部を挟持するので
あり、常に確実なガイド作用が発揮されるようになるの
である。
【0020】又、挟持揚送装置2における、これとガイ
ド部材23,23とが前後方向で重複する部分では、吊
下げ移送される苗株Mの下方へのズレ動きが可能となる
状態に、搬送ベルト11対の挟持力を設定してある。す
なわち、図8に示すように挟持揚送装置2では、多数の
転輪2tを対向配置して近接する方向にバネ付勢する構
造で、必要となる挟持力を出しており、ガイド部材23
の接続点2sより前側での転輪2tの付勢バネ35に比
べて、図9に示すように、接続点2sより後側での転輪
2tの付勢バネ36を弱いものに設定してある。従っ
て、茎部の株を挟持しての吊下げ移送中に、根部nにお
ける茎部よりも張出た周囲部分が一対のガイド部材2
3,23に接当すると、茎部が搬送ベルト11,11に
対して下方移動ができるのである。
ド部材23,23とが前後方向で重複する部分では、吊
下げ移送される苗株Mの下方へのズレ動きが可能となる
状態に、搬送ベルト11対の挟持力を設定してある。す
なわち、図8に示すように挟持揚送装置2では、多数の
転輪2tを対向配置して近接する方向にバネ付勢する構
造で、必要となる挟持力を出しており、ガイド部材23
の接続点2sより前側での転輪2tの付勢バネ35に比
べて、図9に示すように、接続点2sより後側での転輪
2tの付勢バネ36を弱いものに設定してある。従っ
て、茎部の株を挟持しての吊下げ移送中に、根部nにお
ける茎部よりも張出た周囲部分が一対のガイド部材2
3,23に接当すると、茎部が搬送ベルト11,11に
対して下方移動ができるのである。
【0021】図1に示すように、泥落し搬送装置3も作
業フレーム10に支持されており、作業フレーム10は
後述する支点軸27の軸心Qを中心として揺動自在であ
るとともに、作業フレーム10と機体4とに亘って架設
された油圧シリンダ14の伸縮動によって駆動昇降可能
である。つまり、堀取り装置1、挟持揚送装置2、泥落
し搬送装置3等から成る収穫作業装置A全体が駆動昇降
可能に機体4に搭載されており、対地状況に応じて作業
フレーム10を昇降操作しても挟持揚送部2と泥落し搬
送装置3等の収穫作業装置Aでの相対位置関係が変わら
ないようにしてある。
業フレーム10に支持されており、作業フレーム10は
後述する支点軸27の軸心Qを中心として揺動自在であ
るとともに、作業フレーム10と機体4とに亘って架設
された油圧シリンダ14の伸縮動によって駆動昇降可能
である。つまり、堀取り装置1、挟持揚送装置2、泥落
し搬送装置3等から成る収穫作業装置A全体が駆動昇降
可能に機体4に搭載されており、対地状況に応じて作業
フレーム10を昇降操作しても挟持揚送部2と泥落し搬
送装置3等の収穫作業装置Aでの相対位置関係が変わら
ないようにしてある。
【0022】伝動系について概略説明すると、図1、図
2に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体前端の
カウンター軸26とがベルト連動され、このカウンター
軸26からミッション31を介してクローラ走行装置5
に連動されるとともに支点軸27にベルト連動されてい
る。支点軸27の動力はベベル・シャフト伝動されて前
方の中継軸28に伝えられ、この中継軸28からは上部
伝動軸29を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸30
を介して分草装置15に夫々伝動されるとともに、支点
軸27と揺動体20の後部クランク軸21とを連動させ
てある。又、挟持揚送装置2の後輪体軸32に連動され
る中間軸34から、搬送機構3Aの前輪体軸33に連動
されている。
2に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体前端の
カウンター軸26とがベルト連動され、このカウンター
軸26からミッション31を介してクローラ走行装置5
に連動されるとともに支点軸27にベルト連動されてい
る。支点軸27の動力はベベル・シャフト伝動されて前
方の中継軸28に伝えられ、この中継軸28からは上部
伝動軸29を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸30
を介して分草装置15に夫々伝動されるとともに、支点
軸27と揺動体20の後部クランク軸21とを連動させ
てある。又、挟持揚送装置2の後輪体軸32に連動され
る中間軸34から、搬送機構3Aの前輪体軸33に連動
されている。
【0023】次に、この収穫機の一連の収穫作用につい
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗下部Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、
左右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切
り目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの
茎部が挟持揚送装置2の搬送ベルト11,11対で挟持
され始め、強い付勢バネ35,35による挟持搬送力に
よって苗株Mが地中から引き抜かれるとともに、その茎
部が挟持された吊下げ姿勢で後方上方に揚送されてい
く。
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗下部Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、
左右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切
り目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの
茎部が挟持揚送装置2の搬送ベルト11,11対で挟持
され始め、強い付勢バネ35,35による挟持搬送力に
よって苗株Mが地中から引き抜かれるとともに、その茎
部が挟持された吊下げ姿勢で後方上方に揚送されてい
く。
【0024】そして、根部nがガイド部材23に接当す
ると、以後は茎部と搬送ベルト11とが上下にスリップ
して根部n上面がガイド部材23に接当した摺接移送状
態が維持され、その状態で泥落し搬送装置3に渡され
る。泥落し搬送装置3部位では、ガイド部材23対で茎
部下端の横振れが規制された状態で搬送機構3Aで水平
に後方移送されるながら、平面循環移動する泥落し爪1
8が下方から根部nに作用して泥を掻き落とすのであ
る。
ると、以後は茎部と搬送ベルト11とが上下にスリップ
して根部n上面がガイド部材23に接当した摺接移送状
態が維持され、その状態で泥落し搬送装置3に渡され
る。泥落し搬送装置3部位では、ガイド部材23対で茎
部下端の横振れが規制された状態で搬送機構3Aで水平
に後方移送されるながら、平面循環移動する泥落し爪1
8が下方から根部nに作用して泥を掻き落とすのであ
る。
【0025】〔別実施例〕図10、図11に示すように
泥落し搬送装置3を構成しても良い。これは、挟持搬送
される苗株の根部に作用可能な泥落し爪18の多数を、
苗株搬送方向に対する左右方向に揺動可能な状態で回動
チェーン38に取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し
爪18を左右方向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを
備えて構成されている。次に、各機構を詳述する。
泥落し搬送装置3を構成しても良い。これは、挟持搬送
される苗株の根部に作用可能な泥落し爪18の多数を、
苗株搬送方向に対する左右方向に揺動可能な状態で回動
チェーン38に取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し
爪18を左右方向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを
備えて構成されている。次に、各機構を詳述する。
【0026】爪搬送機構3Aは、前後のスプロケット3
9,39に回動チェーン38を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク38aに装着された横長形状の基板40に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板40の搬送姿勢を安定させるべく、基板40の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー4
1,41を設けてある。
9,39に回動チェーン38を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク38aに装着された横長形状の基板40に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板40の搬送姿勢を安定させるべく、基板40の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー4
1,41を設けてある。
【0027】駆動揺動機構3Bは、前後軸心Pに沿って
その直下位置に配置される左右一対の支軸42a,42
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー4
2b,42bを固着して成る連動部材42,42を支承
するとともに、各支軸42aに取付けた被操作アーム4
3と、回転駆動されるクランク軸44にベアリング嵌装
された連動ロッド45とを枢着して構成されている。支
軸42aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン38の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー42bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸4
2aが位置している。
その直下位置に配置される左右一対の支軸42a,42
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー4
2b,42bを固着して成る連動部材42,42を支承
するとともに、各支軸42aに取付けた被操作アーム4
3と、回転駆動されるクランク軸44にベアリング嵌装
された連動ロッド45とを枢着して構成されている。支
軸42aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン38の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー42bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸4
2aが位置している。
【0028】つまり、クランク軸44に回転動力を伝達
すると、左右の連動部材42が背反的に前後軸心X回り
に往復揺動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲
内で左右に揺動操作するとともに、支軸42aを跨ぐ状
態の下側にある泥落し爪18は左右揺動することなく前
方に移動されてゆく。従って、回動チェーン38を駆動
して左右2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬
送機構3Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれ
ば、連動部材42と泥落し爪18とが摺接自在であるた
めに、泥落し爪18は左右揺動しながら後方に移動さ
れ、苗株Mの根部を効果的にほぐしながら泥落しするの
である。
すると、左右の連動部材42が背反的に前後軸心X回り
に往復揺動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲
内で左右に揺動操作するとともに、支軸42aを跨ぐ状
態の下側にある泥落し爪18は左右揺動することなく前
方に移動されてゆく。従って、回動チェーン38を駆動
して左右2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬
送機構3Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれ
ば、連動部材42と泥落し爪18とが摺接自在であるた
めに、泥落し爪18は左右揺動しながら後方に移動さ
れ、苗株Mの根部を効果的にほぐしながら泥落しするの
である。
【0029】要するに本願のものは、苗株Mの搬送方向
に対して横方向に泥落し爪18を移動させるとともに、
側方に根部が偏らないために往復移動させることが要旨
であり、その他、泥落し爪18の対を互いに反対向きに
左右移動する状態で備えるとか、互いに反対向きに回転
する泥落し爪18を設けて泥落し搬送装置3を構成する
等、種々の構造が可能である。
に対して横方向に泥落し爪18を移動させるとともに、
側方に根部が偏らないために往復移動させることが要旨
であり、その他、泥落し爪18の対を互いに反対向きに
左右移動する状態で備えるとか、互いに反対向きに回転
する泥落し爪18を設けて泥落し搬送装置3を構成する
等、種々の構造が可能である。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】藺草苗株収穫機の側面図
【図2】藺草苗株収穫機の平面図
【図3】堀取り装置要部の横断面図
【図4】堀取り装置部分の平面図
【図5】泥落し搬送装置の構造を示す側面図
【図6】泥落し爪の揺動構造を示す側面図
【図7】泥落し爪の取付け状態を示す斜視図
【図8】挟持揚送装置による苗株搬送状態を示す断面図
【図9】ガイド部材の付勢構造を示す断面図
【図10】泥落し搬送装置の別構造を示す側面図
【図11】図10に示す泥落し搬送装置の断面図
2 挟持揚送装置 3 泥落し搬送装置 3A 搬送機構 3B 泥落し搬送機構 18 泥落し爪
Claims (1)
- 【請求項1】 地中から堀取られた苗株を、茎部を挟持
しての吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送する挟持揚送
装置(2)と、これから受け渡される苗株を後方移送し
ながらその根部の泥を排除する泥落し搬送装置(3)と
を備え、 前記泥落し搬送装置(3)を、苗株を後方に搬送する搬
送機構(3A)と、この搬送機構(3A)で搬送される
苗株の根部に下方から作用する泥落し爪(18)の多数
を駆動移動する泥落し機構(3B)とから構成し、 前記泥落し機構(3B)を、前記搬送機構(3A)によ
る搬送方向に対する横側方に前記泥落し爪(18)が往
復移動する状態に構成してある作物苗株収穫機の泥落し
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6119437A JPH07322710A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 作物苗株収穫機の泥落し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6119437A JPH07322710A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 作物苗株収穫機の泥落し構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322710A true JPH07322710A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14761402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6119437A Pending JPH07322710A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 作物苗株収穫機の泥落し構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07322710A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0480307U (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-13 | ||
| JPH0560212U (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-10 | 義治 西田 | い草泥落とし機 |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP6119437A patent/JPH07322710A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0480307U (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-13 | ||
| JPH0560212U (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-10 | 義治 西田 | い草泥落とし機 |
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