JPH0889022A - 作物苗株収穫機の掘取り部構造 - Google Patents
作物苗株収穫機の掘取り部構造Info
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- JPH0889022A JPH0889022A JP23460094A JP23460094A JPH0889022A JP H0889022 A JPH0889022 A JP H0889022A JP 23460094 A JP23460094 A JP 23460094A JP 23460094 A JP23460094 A JP 23460094A JP H0889022 A JPH0889022 A JP H0889022A
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- Japan
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- sled
- posture
- seedling
- ground
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 植立苗株の茎葉部の側方に対してガイドする
橇8と、植立苗株の根部の側方及び下方の地面に対して
切り目を形成する鋤9とを備えて植立苗株を地中から掘
取る掘取り部を構成するとともに、蝶番34をと係止機
構Bとによって鋤9を、これが橇8よりも下方に位置し
て土中での切り目の形成が可能な作用姿勢と、橇8より
も上方に位置した格納姿勢とに姿勢変更可能となるよう
に構成する。 【効果】 鋤を橇より上方に格納可能とする工夫によ
り、その姿勢変更操作が比較的簡単であり、非作業時の
機体バランス改善に寄与できるように、かつ、既存部品
である橇を保護部材に兼用できる経済性を備えながら、
鋤と他物との接当が先ず生じないようにして鋤或いは他
物の破損おそれを解消できた。
橇8と、植立苗株の根部の側方及び下方の地面に対して
切り目を形成する鋤9とを備えて植立苗株を地中から掘
取る掘取り部を構成するとともに、蝶番34をと係止機
構Bとによって鋤9を、これが橇8よりも下方に位置し
て土中での切り目の形成が可能な作用姿勢と、橇8より
も上方に位置した格納姿勢とに姿勢変更可能となるよう
に構成する。 【効果】 鋤を橇より上方に格納可能とする工夫によ
り、その姿勢変更操作が比較的簡単であり、非作業時の
機体バランス改善に寄与できるように、かつ、既存部品
である橇を保護部材に兼用できる経済性を備えながら、
鋤と他物との接当が先ず生じないようにして鋤或いは他
物の破損おそれを解消できた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば藺草といった宿
根性の作物苗の母株を掘取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、掘取り部
に備えた鋤の姿勢変更構造に関するものである。
根性の作物苗の母株を掘取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、掘取り部
に備えた鋤の姿勢変更構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作物苗株収穫機としては、実開平4‐8
0307号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草の掘取りから泥落しして機
体上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程を機械化でき
るものであり、掘取り部の先端部には土中に突っ込む鋤
(符号A)と、その鋤の位置を定めるに役立つ橇(符号
15)とを備えている。
0307号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草の掘取りから泥落しして機
体上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程を機械化でき
るものであり、掘取り部の先端部には土中に突っ込む鋤
(符号A)と、その鋤の位置を定めるに役立つ橇(符号
15)とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記収穫機では、土中
を切る刃物である鋤が下方に突出しているので、移動走
行やトラック等の移送車への積降ろし時に鋤が他物に接
当して、その他物を損傷させたり、或いは鋤自体が損傷
するおそれがあり、何らかの対策を施すことが必要であ
る。そこで、鋤を着脱式にして不要なときは外すように
することや、保護カバーを装備させることが提案された
が、前者の手段ではその着脱操作が面倒であるとともに
外したときに紛失のおそれがあり、後者の手段ではカバ
ー紛失おそれがあるとともに、突出状態はそのままであ
って他物との接当に関する根本解決にはならないもので
あるため、さらなる改善の余地があった。本発明の目的
は、移動走行や積降ろしといった収穫作業以外のときに
おける鋤と他物との接当おそれを解消できるものを提供
する点にある。
を切る刃物である鋤が下方に突出しているので、移動走
行やトラック等の移送車への積降ろし時に鋤が他物に接
当して、その他物を損傷させたり、或いは鋤自体が損傷
するおそれがあり、何らかの対策を施すことが必要であ
る。そこで、鋤を着脱式にして不要なときは外すように
することや、保護カバーを装備させることが提案された
が、前者の手段ではその着脱操作が面倒であるとともに
外したときに紛失のおそれがあり、後者の手段ではカバ
ー紛失おそれがあるとともに、突出状態はそのままであ
って他物との接当に関する根本解決にはならないもので
あるため、さらなる改善の余地があった。本発明の目的
は、移動走行や積降ろしといった収穫作業以外のときに
おける鋤と他物との接当おそれを解消できるものを提供
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、植立苗株の茎葉部の側方に対してガイドする
橇と、植立苗株の根部の側方及び下方の地面に対して切
り目を形成する鋤とを備えて植立苗株を地中から掘取る
掘取り部を構成するとともに、鋤を、これが橇よりも下
方に位置して切り目の形成が可能な作用姿勢と、橇より
も上方に位置した格納姿勢とに姿勢変更可能に構成して
あることを特徴とする。
本発明は、植立苗株の茎葉部の側方に対してガイドする
橇と、植立苗株の根部の側方及び下方の地面に対して切
り目を形成する鋤とを備えて植立苗株を地中から掘取る
掘取り部を構成するとともに、鋤を、これが橇よりも下
方に位置して切り目の形成が可能な作用姿勢と、橇より
も上方に位置した格納姿勢とに姿勢変更可能に構成して
あることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記特徴構成によると、収穫作業時には鋤を作
用姿勢にし、収穫作業以外では格納姿勢にするのである
が、格納姿勢では鋤が橇よりも上方に位置するので、橇
が鋤に対する保護部材として機能するようになって、鋤
に他物が接当するおそれをほぼ解消させることができ
る。そして、格納と作用のいずれの姿勢であっても、鋤
が掘取り部から外れるものではないから紛失のおそれが
無いとともに、鋤の姿勢変更操作はその着脱操作に比べ
て簡単容易である。
用姿勢にし、収穫作業以外では格納姿勢にするのである
が、格納姿勢では鋤が橇よりも上方に位置するので、橇
が鋤に対する保護部材として機能するようになって、鋤
に他物が接当するおそれをほぼ解消させることができ
る。そして、格納と作用のいずれの姿勢であっても、鋤
が掘取り部から外れるものではないから紛失のおそれが
無いとともに、鋤の姿勢変更操作はその着脱操作に比べ
て簡単容易である。
【0006】又、格納姿勢では下方に突出しないので、
非収穫作業時における掘取り部の上昇量を少なくするこ
とが可能であり、掘取り部の昇降に要する時間短縮や上
昇時の機体重心を低くすること、並びに、鋤を地面から
僅かに浮上させた状態で収穫機を駐車できることから従
来よりも低い格納車庫を使う、といったことができるよ
うになる。
非収穫作業時における掘取り部の上昇量を少なくするこ
とが可能であり、掘取り部の昇降に要する時間短縮や上
昇時の機体重心を低くすること、並びに、鋤を地面から
僅かに浮上させた状態で収穫機を駐車できることから従
来よりも低い格納車庫を使う、といったことができるよ
うになる。
【0007】
【発明の効果】その結果、鋤を橇より上方に格納可能と
する工夫により、その姿勢変更操作が比較的簡単であ
り、非作業時の機体バランス改善に寄与できるように、
かつ、既存部品である橇を保護部材に兼用できる経済性
を備えながら、鋤と他物との接当が先ず生じないように
して鋤或いは他物の破損おそれを解消できた。
する工夫により、その姿勢変更操作が比較的簡単であ
り、非作業時の機体バランス改善に寄与できるように、
かつ、既存部品である橇を保護部材に兼用できる経済性
を備えながら、鋤と他物との接当が先ず生じないように
して鋤或いは他物の破損おそれを解消できた。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを掘取る掘取り部1
と、この掘取り部1で掘取られた苗株Mを吊下げて後方
上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2によ
る吊下げ移送状態においてる苗株Mの泥を排除する泥落
し搬送装置3とを走行機体4に備えるとともに、この走
行機体4に左右一対のクローラ走行装置5,5、運転部
6、エンジン7等を備えて藺草苗株収穫機が構成されて
いる。
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを掘取る掘取り部1
と、この掘取り部1で掘取られた苗株Mを吊下げて後方
上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2によ
る吊下げ移送状態においてる苗株Mの泥を排除する泥落
し搬送装置3とを走行機体4に備えるとともに、この走
行機体4に左右一対のクローラ走行装置5,5、運転部
6、エンジン7等を備えて藺草苗株収穫機が構成されて
いる。
【0009】掘取り部1は、作業フレーム10に取付け
られた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、急な後上り傾斜の前部搬送部2Aと、
穏やかな後上り傾斜の後部搬送部2Bとで成り、いずれ
の搬送部2A,2Bも左右一対の搬送ベルト11,11
を巻回する前後の転輪12,13を作業フレーム10に
支承して構成されている。前後の搬送部2A,2Bは、
苗株Mの確実な受渡しが行えるよう一部前後に重複して
配置されるとともに、後部搬送部2Bは機体4の後端付
近まで延ばしてあり、長い距離に亘って苗株Mの茎を挟
持して吊下げ移送する。
られた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、急な後上り傾斜の前部搬送部2Aと、
穏やかな後上り傾斜の後部搬送部2Bとで成り、いずれ
の搬送部2A,2Bも左右一対の搬送ベルト11,11
を巻回する前後の転輪12,13を作業フレーム10に
支承して構成されている。前後の搬送部2A,2Bは、
苗株Mの確実な受渡しが行えるよう一部前後に重複して
配置されるとともに、後部搬送部2Bは機体4の後端付
近まで延ばしてあり、長い距離に亘って苗株Mの茎を挟
持して吊下げ移送する。
【0010】掘取り部1について詳述すると、図3、図
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
【0011】苗株側の橇側面8Aにおける地表面付近の
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
【0012】鋤9の取付構造について詳述すると、図
8、図9に示すように、鋤9は橇8に対して前後軸心Y
回りで揺動可能に枢着され、橇8の接地面8Bよりも下
方に位置して切り目kの形成が可能な作用姿勢(図8実
線の状態)と、接地面8Bよりも上方に位置した格納姿
勢(図8上側の仮想線の状態)とに姿勢変更自在に構成
されている。すなわち、屈曲板材で成る鋤9と橇8の接
地面8Bとを蝶番34を介して連結することで、鋤9を
橇8の中腹部に食い込ませて配置するとともに、鋤8の
前後の仕切り板35,35と鋤9の上端部に配置された
係止機構Bとによって鋤9を所定の角度位置で係止固定
可能に構成してある。
8、図9に示すように、鋤9は橇8に対して前後軸心Y
回りで揺動可能に枢着され、橇8の接地面8Bよりも下
方に位置して切り目kの形成が可能な作用姿勢(図8実
線の状態)と、接地面8Bよりも上方に位置した格納姿
勢(図8上側の仮想線の状態)とに姿勢変更自在に構成
されている。すなわち、屈曲板材で成る鋤9と橇8の接
地面8Bとを蝶番34を介して連結することで、鋤9を
橇8の中腹部に食い込ませて配置するとともに、鋤8の
前後の仕切り板35,35と鋤9の上端部に配置された
係止機構Bとによって鋤9を所定の角度位置で係止固定
可能に構成してある。
【0013】係止機構Bは、前後一対の摺動ピン36,
36と、圧縮型の巻バネ37と、摺動ピン36に装着さ
れる操作片38等から構成され、鋤9上端に曲げ形成さ
れたスライド部39に2個の摺動ピン36を挿入すると
ともに、摺動ピン36後部に形成された穴部36aどう
しに巻バネ37を予圧縮した状態で介装する。そして、
スライド部39に形成された長孔39aを通して操作片
38を摺動ピン36に螺着することにより、2個の操作
片38,38が長孔39aの両端に寄った状態で安定
し、そのときには各摺動ピン36先端が少し突出してお
り、仕切り板35に形成された挿入孔40に挿入可能で
ある。
36と、圧縮型の巻バネ37と、摺動ピン36に装着さ
れる操作片38等から構成され、鋤9上端に曲げ形成さ
れたスライド部39に2個の摺動ピン36を挿入すると
ともに、摺動ピン36後部に形成された穴部36aどう
しに巻バネ37を予圧縮した状態で介装する。そして、
スライド部39に形成された長孔39aを通して操作片
38を摺動ピン36に螺着することにより、2個の操作
片38,38が長孔39aの両端に寄った状態で安定
し、そのときには各摺動ピン36先端が少し突出してお
り、仕切り板35に形成された挿入孔40に挿入可能で
ある。
【0014】つまり、両操作片38,38を手指で摘ん
で各摺動ピン36を各仕切り板35から抜き、それから
鋤9を軸心Yで揺動して意図する姿勢にしてから操作片
38の摘みを解除して摺動ピン36を仕切り板35の挿
入孔40に挿入することで、鋤9の姿勢変更操作が完了
する。挿入孔40は3箇所設けてあり、上側の挿入孔4
0は作用姿勢に、下側の挿入孔40は格納姿勢に、そし
て上側挿入孔40に近い中間挿入孔40に摺動ピン36
を挿入すると、鋤9が少し上がって切り目kを浅い目に
作成する浅鋤姿勢(図8下側の仮想線の状態)が現出さ
れる。この中間挿入孔40の位置を左右の橇8で若干異
ならして、鋤9先端が干渉しないように設定すれば好都
合である。
で各摺動ピン36を各仕切り板35から抜き、それから
鋤9を軸心Yで揺動して意図する姿勢にしてから操作片
38の摘みを解除して摺動ピン36を仕切り板35の挿
入孔40に挿入することで、鋤9の姿勢変更操作が完了
する。挿入孔40は3箇所設けてあり、上側の挿入孔4
0は作用姿勢に、下側の挿入孔40は格納姿勢に、そし
て上側挿入孔40に近い中間挿入孔40に摺動ピン36
を挿入すると、鋤9が少し上がって切り目kを浅い目に
作成する浅鋤姿勢(図8下側の仮想線の状態)が現出さ
れる。この中間挿入孔40の位置を左右の橇8で若干異
ならして、鋤9先端が干渉しないように設定すれば好都
合である。
【0015】又、図4に示すように、苗株Mが搬送ベル
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
【0016】図1、図2に示すように、植立苗株Mを分
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
【0017】図5〜図7に示すように、泥落し搬送装置
3は、挟持搬送される苗株の根部nに作用可能な泥落し
爪18の多数を、苗株搬送方向に対する左右方向に揺動
可能な状態で回動チェーン(無端回動帯に相当)19に
取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し爪18を左右方
向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを備えて構成され
ている。次に、各機構を詳述する。
3は、挟持搬送される苗株の根部nに作用可能な泥落し
爪18の多数を、苗株搬送方向に対する左右方向に揺動
可能な状態で回動チェーン(無端回動帯に相当)19に
取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し爪18を左右方
向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを備えて構成され
ている。次に、各機構を詳述する。
【0018】爪搬送機構3Aは、前後のスプロケット2
0,20に回動チェーン19を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク19aに装着された横長形状の基板21に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板21の搬送姿勢を安定させるべく、基板21の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー2
2,22を設けてある。
0,20に回動チェーン19を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク19aに装着された横長形状の基板21に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板21の搬送姿勢を安定させるべく、基板21の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー2
2,22を設けてある。
【0019】駆動揺動機構3Bは、前後軸心Pに沿って
その直下位置に配置される左右一対の支軸23a,23
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー2
3b,23bを固着して成る連動部材23,23を支承
するとともに、各支軸23aに取付けた被操作アーム2
4と、回転駆動されるクランク軸25にベアリング嵌装
された連動ロッド26とを枢着して構成されている。支
軸23aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン19の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー23bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸2
3aが位置している。
その直下位置に配置される左右一対の支軸23a,23
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー2
3b,23bを固着して成る連動部材23,23を支承
するとともに、各支軸23aに取付けた被操作アーム2
4と、回転駆動されるクランク軸25にベアリング嵌装
された連動ロッド26とを枢着して構成されている。支
軸23aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン19の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー23bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸2
3aが位置している。
【0020】クランク軸25に回転動力を伝達すると、
左右の連動部材23が背反的に前後軸心X回りに往復揺
動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲内で左右
に揺動操作するとともに、支軸23aを跨ぐ状態の下側
にある泥落し爪18は左右揺動することなく前方に移動
されてゆく。従って、回動チェーン19を駆動して左右
2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬送機構3
Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれば、連動
部材23と泥落し爪18とが摺接自在であるために、泥
落し爪18は左右揺動しながら後方に移動され、苗株M
の根部nを効果的にほぐしながら泥落しするのである。
つまり、左右一対の泥落し爪18,18を並設すること
で爪対を構成し、この爪対を、左右の泥落し爪18,1
8が互いに反対方向に揺動するように対向駆動させるよ
う、駆動揺動機構3Bが機能するのである。
左右の連動部材23が背反的に前後軸心X回りに往復揺
動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲内で左右
に揺動操作するとともに、支軸23aを跨ぐ状態の下側
にある泥落し爪18は左右揺動することなく前方に移動
されてゆく。従って、回動チェーン19を駆動して左右
2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬送機構3
Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれば、連動
部材23と泥落し爪18とが摺接自在であるために、泥
落し爪18は左右揺動しながら後方に移動され、苗株M
の根部nを効果的にほぐしながら泥落しするのである。
つまり、左右一対の泥落し爪18,18を並設すること
で爪対を構成し、この爪対を、左右の泥落し爪18,1
8が互いに反対方向に揺動するように対向駆動させるよ
う、駆動揺動機構3Bが機能するのである。
【0021】すなわち、駆動揺動機構3Bを、苗株Mの
根部nに突入して移動する泥落し爪18の複数に亘る搬
送方向に沿って延びた連動部材23を往復揺動駆動する
状態で設けて構成するとともに、連動部材23を、無端
回動帯19の駆動によって移動する泥落し爪18の搬送
移動を許容しながら泥落し爪18を左右に接当連動させ
る摺接ガイド構造に設定してあるのである。図6に示す
ように、左右の泥落し爪18,18が互いに接近する側
に揺動した状態では、搬送方向視で各泥落し爪18,1
8の移動軌跡が干渉するよう、左右の泥落し爪18,1
8を前後に位置ずれさせて配置してある。
根部nに突入して移動する泥落し爪18の複数に亘る搬
送方向に沿って延びた連動部材23を往復揺動駆動する
状態で設けて構成するとともに、連動部材23を、無端
回動帯19の駆動によって移動する泥落し爪18の搬送
移動を許容しながら泥落し爪18を左右に接当連動させ
る摺接ガイド構造に設定してあるのである。図6に示す
ように、左右の泥落し爪18,18が互いに接近する側
に揺動した状態では、搬送方向視で各泥落し爪18,1
8の移動軌跡が干渉するよう、左右の泥落し爪18,1
8を前後に位置ずれさせて配置してある。
【0022】泥落し搬送装置3も作業フレーム10に支
持されており、作業フレーム10は後述する支点軸27
の軸心Qを中心として揺動自在であるとともに、作業フ
レーム10と機体6とに亘って架設された油圧シリンダ
14の伸縮動によって駆動昇降可能である。つまり、掘
取り部1、挟持揚送装置2、泥落し搬送装置3等から成
る収穫作業装置A全体が駆動昇降可能に機体6に搭載さ
れており、対地状況に応じて作業フレーム10を昇降操
作しても挟持揚送部2と泥落し搬送装置3等の収穫作業
装置Aでの相対位置関係が変わらないようにしてある。
持されており、作業フレーム10は後述する支点軸27
の軸心Qを中心として揺動自在であるとともに、作業フ
レーム10と機体6とに亘って架設された油圧シリンダ
14の伸縮動によって駆動昇降可能である。つまり、掘
取り部1、挟持揚送装置2、泥落し搬送装置3等から成
る収穫作業装置A全体が駆動昇降可能に機体6に搭載さ
れており、対地状況に応じて作業フレーム10を昇降操
作しても挟持揚送部2と泥落し搬送装置3等の収穫作業
装置Aでの相対位置関係が変わらないようにしてある。
【0023】伝動系について概略説明すると、図1、図
2に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体前端の
カウンター軸28とがベルト連動され、このカウンター
軸28からクローラ走行装置5及び支点軸27にベルト
連動されている。支点軸27からは、前方のクランク軸
25、及び爪搬送機構3Aの前スプロケット20に連動
され、前スプロケット20の回転軸20aから中継軸2
9にベルト連動されている。中継軸29からは、上部伝
動軸30を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸31を
介して分草装置15に夫々連動されており、又、前部搬
送部2Aの後輪体軸32から後部搬送部2Bに軸伝動さ
れている。
2に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体前端の
カウンター軸28とがベルト連動され、このカウンター
軸28からクローラ走行装置5及び支点軸27にベルト
連動されている。支点軸27からは、前方のクランク軸
25、及び爪搬送機構3Aの前スプロケット20に連動
され、前スプロケット20の回転軸20aから中継軸2
9にベルト連動されている。中継軸29からは、上部伝
動軸30を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸31を
介して分草装置15に夫々連動されており、又、前部搬
送部2Aの後輪体軸32から後部搬送部2Bに軸伝動さ
れている。
【0024】次に、この収穫機の一連の収穫作用につい
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗株Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、左
右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切り
目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの茎
部が前部搬送部2Aの搬送ベルト11,11対で挟持さ
れ始め、その搬送力によって苗株Mが地中から引き抜か
れるとともに、その茎部が挟持された吊下げ姿勢で後方
上方に揚送されていく。
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗株Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、左
右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切り
目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの茎
部が前部搬送部2Aの搬送ベルト11,11対で挟持さ
れ始め、その搬送力によって苗株Mが地中から引き抜か
れるとともに、その茎部が挟持された吊下げ姿勢で後方
上方に揚送されていく。
【0025】そして、後部搬送部2Bで吊下げ移送され
た状態で、泥落し搬送装置3によって根部がほぐされな
がら泥落しされるのであるが、後部搬送部2Bによる搬
送速度:V1 、泥落し搬送装置3による搬送速度:V2
とすると、 V2 >V1 となる関係が成立するように夫々の駆動速度とが設定さ
れている。因みに、V1 =0.35m/s 、V2 =0.40m/s に
設定され、この速度設定により、苗株Mの根部の後寄り
部分、中央部分、前寄り部分といった具合に根部全体に
亘って泥落しほぐし作用が付与されるのである。泥落し
搬送装置3の作用が終了した苗株Mは、落下して機体後
部の回収部33に回収されるのである。
た状態で、泥落し搬送装置3によって根部がほぐされな
がら泥落しされるのであるが、後部搬送部2Bによる搬
送速度:V1 、泥落し搬送装置3による搬送速度:V2
とすると、 V2 >V1 となる関係が成立するように夫々の駆動速度とが設定さ
れている。因みに、V1 =0.35m/s 、V2 =0.40m/s に
設定され、この速度設定により、苗株Mの根部の後寄り
部分、中央部分、前寄り部分といった具合に根部全体に
亘って泥落しほぐし作用が付与されるのである。泥落し
搬送装置3の作用が終了した苗株Mは、落下して機体後
部の回収部33に回収されるのである。
【0026】〔別実施例〕図10に示すように、鋤9を
前部の横軸心Z回りで揺動自在に橇8に枢支し、かつ、
横軸心Zを中心として鋤9に形成された円弧長孔41と
蝶ボルト42とで橇8に固定する手段でも良い。この場
合、円弧長孔41を鋸歯状にするか、又は独立した複数
の丸孔を設けるかして、衝撃による鋤9のズレ揺動を阻
止するようにしておけば好都合である。
前部の横軸心Z回りで揺動自在に橇8に枢支し、かつ、
横軸心Zを中心として鋤9に形成された円弧長孔41と
蝶ボルト42とで橇8に固定する手段でも良い。この場
合、円弧長孔41を鋸歯状にするか、又は独立した複数
の丸孔を設けるかして、衝撃による鋤9のズレ揺動を阻
止するようにしておけば好都合である。
【0027】又、図11に示すように、中間支点Qで揺
動可能な切換レバー46と、付勢バネ43と、切換レバ
ー46先端部が挿入可能な鋤9の長孔44とで、デッド
ポイント構造の鋤姿勢変更機構45を構成しても良い。
切換レバー46は約180度回動することで鋤9に対す
る突っ張り部材となっており、ピンやボルト等の他の固
定手段を用いることなく係止させることができる。
動可能な切換レバー46と、付勢バネ43と、切換レバ
ー46先端部が挿入可能な鋤9の長孔44とで、デッド
ポイント構造の鋤姿勢変更機構45を構成しても良い。
切換レバー46は約180度回動することで鋤9に対す
る突っ張り部材となっており、ピンやボルト等の他の固
定手段を用いることなく係止させることができる。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】藺草苗株収穫機の側面図
【図2】藺草苗株収穫機の平面図
【図3】掘取り部要部の横断面図
【図4】掘取り部の部分平面図
【図5】泥落し搬送装置の構造を示す側面図
【図6】泥落し搬送装置要部の断面図
【図7】泥落し爪の取付け状態を示す斜視図
【図8】鋤の取付構造を示す断面図
【図9】係止機構の構造を示す断面平面図
【図10】鋤の姿勢変更構造の別実施例その1
【図11】鋤の姿勢変更構造の別実施例その2
1 掘取り部 8 橇 9 鋤
Claims (1)
- 【請求項1】 植立苗株の茎葉部の側方に対してガイド
する橇(8)と、植立苗株の根部の側方及び下方の地面
に対して切り目を形成する鋤(9)とを備えて植立苗株
を地中から掘取る掘取り部(1)を構成するとともに、
前記鋤(9)を、これが前記橇(8)よりも下方に位置
して前記切り目の形成が可能な作用姿勢と、前記橇
(8)よりも上方に位置した格納姿勢とに姿勢変更可能
に構成してある作物苗株収穫機の掘取り部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23460094A JPH0889022A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 作物苗株収穫機の掘取り部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23460094A JPH0889022A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 作物苗株収穫機の掘取り部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889022A true JPH0889022A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16973581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23460094A Pending JPH0889022A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 作物苗株収穫機の掘取り部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889022A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23460094A patent/JPH0889022A/ja active Pending
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