JPH08103107A - 作物苗株収穫機の泥落し部構造 - Google Patents
作物苗株収穫機の泥落し部構造Info
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- JPH08103107A JPH08103107A JP24249494A JP24249494A JPH08103107A JP H08103107 A JPH08103107 A JP H08103107A JP 24249494 A JP24249494 A JP 24249494A JP 24249494 A JP24249494 A JP 24249494A JP H08103107 A JPH08103107 A JP H08103107A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 地中から掘取られた苗株の茎部を吊下げて後
方上方に持上げる挟持揚送装置と、これで搬送される苗
株の根部に作用して、挟持揚送装置に沿った後方搬送力
を与えながら根部の泥を排除する泥落し搬送装置3とを
備え、泥落し搬送装置3を、苗株根部に作用する泥落し
爪18の多数を、左右方向に揺動可能に回動チェーン1
9に取付けて駆動揺動機構3Bを構成する。泥落し搬送
装置3における単位時間当たりの根部に作用する泥落し
爪18の揺動回数を可変設定可能となるよう、苗株の茎
部を挟持搬送する後部搬送部2Bと回動チェーン19夫
々の搬送速度を、ベルト無段変速機構Cによって変更可
能に構成する。 【効果】 苗株の横揺れ少なく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、付着泥土の性状に合わせて泥
落し機能を適合でき、圃場の違いに拘らずに適切な泥落
しが行え、泥落ちが良い程収穫効率が改善される利点が
ある。
方上方に持上げる挟持揚送装置と、これで搬送される苗
株の根部に作用して、挟持揚送装置に沿った後方搬送力
を与えながら根部の泥を排除する泥落し搬送装置3とを
備え、泥落し搬送装置3を、苗株根部に作用する泥落し
爪18の多数を、左右方向に揺動可能に回動チェーン1
9に取付けて駆動揺動機構3Bを構成する。泥落し搬送
装置3における単位時間当たりの根部に作用する泥落し
爪18の揺動回数を可変設定可能となるよう、苗株の茎
部を挟持搬送する後部搬送部2Bと回動チェーン19夫
々の搬送速度を、ベルト無段変速機構Cによって変更可
能に構成する。 【効果】 苗株の横揺れ少なく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、付着泥土の性状に合わせて泥
落し機能を適合でき、圃場の違いに拘らずに適切な泥落
しが行え、泥落ちが良い程収穫効率が改善される利点が
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば藺草といった宿
根性の作物苗の母株を掘取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、より有効
な泥落し機能を実現させる技術に関する。
根性の作物苗の母株を掘取って収穫する一連の作業を機
械化させた作物苗株収穫機に係り、詳しくは、より有効
な泥落し機能を実現させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】作物苗株収穫機としては、実開平4‐8
0307号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草の掘取りから泥落しして機
体上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程の機械化を開
示している。
0307号公報に示されたものが既に知られている。こ
のものでは、地中にある藺草の掘取りから泥落しして機
体上へ回収するまでの一連の苗株収穫工程の機械化を開
示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報のものでは、
挟持揚送装置(符号B)で吊下げられた苗株の持上げ搬
送方向と、突起ベルト対による泥落し装置(符号C)に
よる搬送方向とが一致するように相対配置され、かつ、
それらの搬送速度が互いに等しくなるように設定されて
いる。
挟持揚送装置(符号B)で吊下げられた苗株の持上げ搬
送方向と、突起ベルト対による泥落し装置(符号C)に
よる搬送方向とが一致するように相対配置され、かつ、
それらの搬送速度が互いに等しくなるように設定されて
いる。
【0004】上記従来技術では、泥落し装置を通過して
も苗株の姿勢が変化し難いという特性を得られるもので
はあるが、泥落しの点では改善の余地があるように思え
る。何故なら、泥落し爪が横側方から根部に突入するも
のではあるが、突入方向以外については泥落し爪が根部
に対して相対的に静止したような状態となり、効果的に
泥を落とすことが難しいのである。本発明の目的は、泥
落し装置を工夫することにより、より有効な泥落し作用
が発揮される作物苗株収穫機を得る点にある。
も苗株の姿勢が変化し難いという特性を得られるもので
はあるが、泥落しの点では改善の余地があるように思え
る。何故なら、泥落し爪が横側方から根部に突入するも
のではあるが、突入方向以外については泥落し爪が根部
に対して相対的に静止したような状態となり、効果的に
泥を落とすことが難しいのである。本発明の目的は、泥
落し装置を工夫することにより、より有効な泥落し作用
が発揮される作物苗株収穫機を得る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による作物苗株収
穫機の泥落し部構造は、 A.地中から掘取られた苗株を、その茎部を挟持しての
吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送可能な挟持揚送装置
と、これで搬送される苗株の根部に作用して、挟持揚送
装置に沿った後方への搬送力を与えながら根部の泥を排
除する泥落し搬送装置とを備え、 B.泥落し搬送装置を、挟持搬送される苗株の根部に作
用可能な泥落し爪の多数を、苗株搬送方向に対する左右
方向に揺動可能な状態で無端回動帯に取付けるととも
に、泥落し爪を左右方向に揺動操作する駆動揺動機構を
備えて構成し、 C.泥落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作
用する泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるよう
に、挟持揚送装置及び無端回動帯夫々の搬送速度を変更
可能に構成してあることを特徴とするものである。
穫機の泥落し部構造は、 A.地中から掘取られた苗株を、その茎部を挟持しての
吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送可能な挟持揚送装置
と、これで搬送される苗株の根部に作用して、挟持揚送
装置に沿った後方への搬送力を与えながら根部の泥を排
除する泥落し搬送装置とを備え、 B.泥落し搬送装置を、挟持搬送される苗株の根部に作
用可能な泥落し爪の多数を、苗株搬送方向に対する左右
方向に揺動可能な状態で無端回動帯に取付けるととも
に、泥落し爪を左右方向に揺動操作する駆動揺動機構を
備えて構成し、 C.泥落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作
用する泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるよう
に、挟持揚送装置及び無端回動帯夫々の搬送速度を変更
可能に構成してあることを特徴とするものである。
【0006】そして、前記構成A及びBを備えるととも
に、 D.泥落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作
用する泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるよう
に、駆動揺動機構の揺動速度を変更可能に構成してある
ものでも良い。
に、 D.泥落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作
用する泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるよう
に、駆動揺動機構の揺動速度を変更可能に構成してある
ものでも良い。
【0007】又、前記構成A及びBを備えるとともに、 E.泥落し爪の根部に対する株先方向への作用深さが可
変設定可能となるように、泥落し搬送装置における泥落
し爪と根部との相対高さを変更可能な作用深さ調節機構
を設けてあるものでも良い。
変設定可能となるように、泥落し搬送装置における泥落
し爪と根部との相対高さを変更可能な作用深さ調節機構
を設けてあるものでも良い。
【0008】
【作用】請求項1の構成によると、 搬送される苗株に対して泥落し爪が横方向に往復移
動するから、泥落し搬送装置と挟持揚送装置との搬送速
度差如何に拘らず、泥落し爪による泥の掃除作用が連続
して発揮されるものとなり、従来のように泥落し爪が根
部に対して静止するようなことがない。そして、泥落し
爪は左右揺動しながら挟持揚送装置の搬送方向に沿って
移動するものであるから、泥落ししながらも根部に搬送
力も付与でき、根部の搬送が遅れるとか、泥落し作用の
抵抗による引張り力で茎が損傷するといった不都合が生
じることなく良好な吊下げ姿勢のまま搬送することが可
能である。
動するから、泥落し搬送装置と挟持揚送装置との搬送速
度差如何に拘らず、泥落し爪による泥の掃除作用が連続
して発揮されるものとなり、従来のように泥落し爪が根
部に対して静止するようなことがない。そして、泥落し
爪は左右揺動しながら挟持揚送装置の搬送方向に沿って
移動するものであるから、泥落ししながらも根部に搬送
力も付与でき、根部の搬送が遅れるとか、泥落し作用の
抵抗による引張り力で茎が損傷するといった不都合が生
じることなく良好な吊下げ姿勢のまま搬送することが可
能である。
【0009】 挟持揚送装置及び無端回動帯夫々の搬
送速度を変更可能に構成して、泥落し搬送装置における
単位時間当たりの根部に作用する泥落し爪の揺動回数を
可変設定可能となるようにしてあるから、苗株の成育状
態や根部に付着している泥土の硬軟等によって変化する
泥落ち具合に対応できるようになる。すなわち、泥の粘
度が高くて落ち難いときには搬送速度を遅くして泥落し
爪の作用回数を多くすることで泥落し作用を強化し、泥
の粘度が低くて落ち易いときには、搬送速度を速くして
泥落し爪の作用回数を少なくすることで爪の過剰作用に
よる根部の損傷を極力防止できるといった具合に、泥落
ちの良否に応じて適切な泥落し作用を付与することが可
能になる。この手段では、苗株の搬送速度を異ならせる
ものであるから、泥落ちの良い作物苗程収穫に要する時
間が少なくて済み、作業効率が良くなる傾向がある。
送速度を変更可能に構成して、泥落し搬送装置における
単位時間当たりの根部に作用する泥落し爪の揺動回数を
可変設定可能となるようにしてあるから、苗株の成育状
態や根部に付着している泥土の硬軟等によって変化する
泥落ち具合に対応できるようになる。すなわち、泥の粘
度が高くて落ち難いときには搬送速度を遅くして泥落し
爪の作用回数を多くすることで泥落し作用を強化し、泥
の粘度が低くて落ち易いときには、搬送速度を速くして
泥落し爪の作用回数を少なくすることで爪の過剰作用に
よる根部の損傷を極力防止できるといった具合に、泥落
ちの良否に応じて適切な泥落し作用を付与することが可
能になる。この手段では、苗株の搬送速度を異ならせる
ものであるから、泥落ちの良い作物苗程収穫に要する時
間が少なくて済み、作業効率が良くなる傾向がある。
【0010】請求項2の構成では、前記の作用に加え
て、 駆動揺動機構の揺動速度を変更可能に構成して、泥
落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作用する
泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるようにしてあ
るから、苗株の成育状態や根部に付着している泥土の硬
軟等によって変化する泥落ち具合に対応できるようにな
る。すなわち、泥の粘度が高くて落ち難いときには駆動
揺動機構の揺動速度を速くすることで泥落し作用を強化
し、泥の粘度が低くて落ち易いときには、揺動速度を遅
くして泥落し爪の作用回数を少なくすることで爪の過剰
作用による根部の損傷を極力防止できるといった具合
に、泥落ちの良否に応じて適切な泥落し作用を付与する
ことが可能になる。この手段では、駆動揺動機構の速度
を異ならせるものであるから、泥落ちの良否に拘らずに
収穫に要する時間を一定化することができるようにな
る。
て、 駆動揺動機構の揺動速度を変更可能に構成して、泥
落し搬送装置における単位時間当たりの根部に作用する
泥落し爪の揺動回数を可変設定可能となるようにしてあ
るから、苗株の成育状態や根部に付着している泥土の硬
軟等によって変化する泥落ち具合に対応できるようにな
る。すなわち、泥の粘度が高くて落ち難いときには駆動
揺動機構の揺動速度を速くすることで泥落し作用を強化
し、泥の粘度が低くて落ち易いときには、揺動速度を遅
くして泥落し爪の作用回数を少なくすることで爪の過剰
作用による根部の損傷を極力防止できるといった具合
に、泥落ちの良否に応じて適切な泥落し作用を付与する
ことが可能になる。この手段では、駆動揺動機構の速度
を異ならせるものであるから、泥落ちの良否に拘らずに
収穫に要する時間を一定化することができるようにな
る。
【0011】請求項3の構成では、前記の作用に加え
て、 泥落し搬送装置における泥落し爪と根部との相対高
さを変更可能な作用深さ調節機構を設けて、泥落し爪の
根部に対する株先方向への作用深さを可変設定可能にし
てあるから、作物苗の種類によって根の長さが異なるこ
とがあっても、その根の長さに対応して適切な泥落し範
囲を設定することができるようになる。
て、 泥落し搬送装置における泥落し爪と根部との相対高
さを変更可能な作用深さ調節機構を設けて、泥落し爪の
根部に対する株先方向への作用深さを可変設定可能にし
てあるから、作物苗の種類によって根の長さが異なるこ
とがあっても、その根の長さに対応して適切な泥落し範
囲を設定することができるようになる。
【0012】
【発明の効果】その結果、請求項1に記載の泥落し部構
造では、作用により、左右一対の泥落し爪を搬送方向
に対する横方向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫
により、不要に苗株を横揺れさせることなく確実でより
有効な泥落し機能が得られるとともに、作用より、付
着泥土の性状に合わせて泥落し機能を適合でき、圃場の
違いがあっても適切な泥落しが行える性能に優れたもの
として提供できたとともに、圃場の泥落ちが良い程収穫
効率が改善される利点がある。
造では、作用により、左右一対の泥落し爪を搬送方向
に対する横方向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫
により、不要に苗株を横揺れさせることなく確実でより
有効な泥落し機能が得られるとともに、作用より、付
着泥土の性状に合わせて泥落し機能を適合でき、圃場の
違いがあっても適切な泥落しが行える性能に優れたもの
として提供できたとともに、圃場の泥落ちが良い程収穫
効率が改善される利点がある。
【0013】請求項2に記載の泥落し部構造では、作用
により、左右一対の泥落し爪を搬送方向に対する横方
向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫により、不要
に苗株を横揺れさせることなく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、作用により、付着泥土の性
状に合わせて泥落し機能を適合でき、圃場の違いがあっ
ても適切な泥落しが行える性能に優れたものとして提供
できたとともに、泥落ちの良否とは無関係に収穫作業速
度が一定化され、収穫作業計画の立案が行い易い利点が
ある。
により、左右一対の泥落し爪を搬送方向に対する横方
向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫により、不要
に苗株を横揺れさせることなく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、作用により、付着泥土の性
状に合わせて泥落し機能を適合でき、圃場の違いがあっ
ても適切な泥落しが行える性能に優れたものとして提供
できたとともに、泥落ちの良否とは無関係に収穫作業速
度が一定化され、収穫作業計画の立案が行い易い利点が
ある。
【0014】請求項3に記載の泥落し部構造では、作用
により、左右一対の泥落し爪を搬送方向に対する横方
向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫により、不要
に苗株を横揺れさせることなく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、作用より、作物苗によって
根部の長さが異なってもそれに対応できて適切な泥落し
が行える利点を備えている。
により、左右一対の泥落し爪を搬送方向に対する横方
向に対向揺動移動させて泥落しさせる工夫により、不要
に苗株を横揺れさせることなく確実でより有効な泥落し
機能が得られるとともに、作用より、作物苗によって
根部の長さが異なってもそれに対応できて適切な泥落し
が行える利点を備えている。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを掘取る掘取り装置
1と、この掘取り装置1で掘取られた苗株Mを吊下げて
後方上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2
による吊下げ移送状態において苗株Mの泥を排除する泥
落し搬送装置3とを走行機体4に備えるとともに、この
走行機体4に左右一対のクローラ走行装置5,5、運転
部6、エンジン7等を備えて藺草苗株収穫機が構成され
ている。
明する。図1、図2に作物苗の一例である藺草苗株の収
穫機が示されている。地中の苗株Mを掘取る掘取り装置
1と、この掘取り装置1で掘取られた苗株Mを吊下げて
後方上方に持上げる挟持揚送装置2と、挟持揚送装置2
による吊下げ移送状態において苗株Mの泥を排除する泥
落し搬送装置3とを走行機体4に備えるとともに、この
走行機体4に左右一対のクローラ走行装置5,5、運転
部6、エンジン7等を備えて藺草苗株収穫機が構成され
ている。
【0016】掘取り装置1は、作業フレーム10に取付
けられた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、急な後上り傾斜の前部搬送部2Aと、
穏やかな後上り傾斜の後部搬送部2Bとで成り、いずれ
の搬送部2A,2Bも左右一対の搬送ベルト11,11
を巻回する前後の転輪12,13を作業フレーム10に
支承して構成されている。前後の搬送部2A,2Bは、
苗株Mの確実な受渡しが行えるよう一部前後に重複して
配置されるとともに、後部搬送部2Bは機体4の後端付
近まで延ばしてあり、長い距離に亘って苗株Mの茎を挟
持して吊下げ移送する。
けられた左右一対の橇8,8と左右一対の鋤9,9、及
び、左右一対の搬送ベルト11,11を対向配置して成
る挟持揚送装置2の前端部2aとで構成されている。挟
持揚送装置2は、急な後上り傾斜の前部搬送部2Aと、
穏やかな後上り傾斜の後部搬送部2Bとで成り、いずれ
の搬送部2A,2Bも左右一対の搬送ベルト11,11
を巻回する前後の転輪12,13を作業フレーム10に
支承して構成されている。前後の搬送部2A,2Bは、
苗株Mの確実な受渡しが行えるよう一部前後に重複して
配置されるとともに、後部搬送部2Bは機体4の後端付
近まで延ばしてあり、長い距離に亘って苗株Mの茎を挟
持して吊下げ移送する。
【0017】掘取り部1について詳述すると、図3、図
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
4に示すように、橇8は、左右の橇側面8A,8Aと接
地面8Bとから成る断面∪形状に構成されている、そし
て、既刈り側である右橇8は未刈り側である左橇8より
も幅の広い接地面8Bに形成されており、極力接地面積
を増やして安定した橇作用が発揮できるようにしてあ
る。鋤9は、縦鋤部9Aと横鋤部9Bとで成る正面視L
字状に形成され、橇8の内側面8Aにおいてより内方に
凹入させた部分に取付けられている。
【0018】苗株側の橇側面8Aにおける地表面付近の
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
部分を、横外方に傾斜させた逃げ側面8aに形成してあ
るとともに、縦鋤部9Aを横外方に傾斜させた逃げ縦面
9aに形成してある。これは、図3に示すように苗株M
は、株本体の周囲に新芽mとその根mnが形成されてい
て下膨れ形状を呈している。そのため、橇8と鋤9の形
状をそれに合わせた形状にすることにより、橇側面8A
や縦鋤面9Aで新芽mを傷めたり削いだりがないように
しながら有効なガイド作用と株側方近くの切り目K形成
が行えるようにしてある。
【0019】又、図4に示すように、苗株Mが搬送ベル
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
ト11対で挟持され始めた状態(詳しくは、側面視にお
いて茎の前後中央部と前転輪12の回転軸心Yとが一致
した状態)では、横鋤部9Bが根部の前後中間部にあ
り、完全に切り目Kが作成されていない状態となるよう
に、鋤9と搬送ベルト11対を相対配置してある。
【0020】図1、図2に示すように、植立苗株Mを分
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
草する分草装置15が左右の橇8,8の上側に配置され
る状態で装備されている。縦回し式の分草装置15は、
分草爪16を備えた巻回駆動可能なチェーン17で構成
され、分草爪16は、突出した分草作用姿勢と引込んだ
格納姿勢とに自動的に切換わるようになっており、垂れ
下がったり横に拡がった茎を引抜き易いよう真直ぐに扱
きながら分草する。
【0021】図5〜図7に示すように、泥落し搬送装置
3は、挟持搬送される苗株の根部nに作用可能な泥落し
爪18の多数を、苗株搬送方向に対する左右方向に揺動
可能な状態で回動チェーン(無端回動帯に相当)19に
取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し爪18を左右方
向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを備えて構成され
ている。次に、各機構を詳述する。
3は、挟持搬送される苗株の根部nに作用可能な泥落し
爪18の多数を、苗株搬送方向に対する左右方向に揺動
可能な状態で回動チェーン(無端回動帯に相当)19に
取付けて成る爪搬送機構3Aと、泥落し爪18を左右方
向に揺動操作する駆動揺動機構3Bとを備えて構成され
ている。次に、各機構を詳述する。
【0022】爪搬送機構3Aは、前後のスプロケット2
0,20に回動チェーン19を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク19aに装着された横長形状の基板21に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板21の搬送姿勢を安定させるべく、基板21の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー2
2,22を設けてある。
0,20に回動チェーン19を巻回し、所定間隔毎にチ
ェンリンク19aに装着された横長形状の基板21に対
して、前後軸心P回りで揺動可能に段違い略V字状の泥
落し爪18を左右2列に枢支して構成されている。泥落
し爪18は棒材を屈曲形成して構成されるとともに、幅
広な基板21の搬送姿勢を安定させるべく、基板21の
左右折曲げ端下面に摺接する左右一対のガイドバー2
2,22を設けてある。
【0023】駆動揺動機構3Bは、前後軸心Pに沿って
その直下位置に配置される左右一対の支軸23a,23
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー2
3b,23bを固着して成る連動部材23,23を支承
するとともに、各支軸23aに取付けた被操作アーム2
4と、回転駆動されるクランク軸25にベアリング嵌装
された連動ロッド26とを枢着して構成されている。支
軸23aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン19の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー23bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸2
3aが位置している。
その直下位置に配置される左右一対の支軸23a,23
aに側面視で前後に長い逆U字形状の棒材で操作バー2
3b,23bを固着して成る連動部材23,23を支承
するとともに、各支軸23aに取付けた被操作アーム2
4と、回転駆動されるクランク軸25にベアリング嵌装
された連動ロッド26とを枢着して構成されている。支
軸23aの軸心Xは泥落し爪18の軸心Pと平行であ
り、回動チェーン19の上側である後方移動側では泥落
し爪18の股ぐらに操作バー23bが位置し、かつ、下
側である前方移動側では泥落し爪18の股ぐらに支軸2
3aが位置している。
【0024】クランク軸25に回転動力を伝達すると、
左右の連動部材23が背反的に前後軸心X回りに往復揺
動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲内で左右
に揺動操作するとともに、支軸23aを跨ぐ状態の下側
にある泥落し爪18は左右揺動することなく前方に移動
されてゆく。従って、回動チェーン19を駆動して左右
2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬送機構3
Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれば、連動
部材23と泥落し爪18とが摺接自在であるために、泥
落し爪18は左右揺動しながら後方に移動され、苗株M
の根部nを効果的にほぐしながら泥落しするのである。
つまり、左右一対の泥落し爪18,18を並設すること
で爪対Tを構成し、この爪対Tを、左右の泥落し爪1
8,18が互いに反対方向に揺動するように対向駆動さ
せるよう、駆動揺動機構3Bが機能するのである。
左右の連動部材23が背反的に前後軸心X回りに往復揺
動し、上側にある泥落し爪18を所定角度範囲内で左右
に揺動操作するとともに、支軸23aを跨ぐ状態の下側
にある泥落し爪18は左右揺動することなく前方に移動
されてゆく。従って、回動チェーン19を駆動して左右
2列の泥落し爪18,18が搬送移動する爪搬送機構3
Aの駆動状態で、駆動揺動機構3Bを駆動すれば、連動
部材23と泥落し爪18とが摺接自在であるために、泥
落し爪18は左右揺動しながら後方に移動され、苗株M
の根部nを効果的にほぐしながら泥落しするのである。
つまり、左右一対の泥落し爪18,18を並設すること
で爪対Tを構成し、この爪対Tを、左右の泥落し爪1
8,18が互いに反対方向に揺動するように対向駆動さ
せるよう、駆動揺動機構3Bが機能するのである。
【0025】すなわち、駆動揺動機構3Bを、苗株Mの
根部nに突入して移動する泥落し爪18の複数に亘る搬
送方向に沿って延びた連動部材23を往復揺動駆動する
状態で設けて構成するとともに、連動部材23を、回動
チェーン19の駆動によって移動する泥落し爪18の搬
送移動を許容しながら泥落し爪18を左右に接当連動さ
せる摺接ガイド構造に設定してあるのである。図6に示
すように、左右の泥落し爪18,18が互いに接近する
側に揺動した状態では、搬送方向視で各泥落し爪18,
18の移動軌跡が干渉するよう、左右の泥落し爪18,
18を前後に位置ずれさせて配置してある。
根部nに突入して移動する泥落し爪18の複数に亘る搬
送方向に沿って延びた連動部材23を往復揺動駆動する
状態で設けて構成するとともに、連動部材23を、回動
チェーン19の駆動によって移動する泥落し爪18の搬
送移動を許容しながら泥落し爪18を左右に接当連動さ
せる摺接ガイド構造に設定してあるのである。図6に示
すように、左右の泥落し爪18,18が互いに接近する
側に揺動した状態では、搬送方向視で各泥落し爪18,
18の移動軌跡が干渉するよう、左右の泥落し爪18,
18を前後に位置ずれさせて配置してある。
【0026】泥落し搬送装置3も作業フレーム10に支
持されており、作業フレーム10は後述する支点軸27
の軸心Qを中心として揺動自在であるとともに、作業フ
レーム10と機体6とに亘って架設された油圧シリンダ
14の伸縮動によって駆動昇降可能である。つまり、掘
取り装置1、挟持揚送装置2、泥落し搬送装置3等から
成る収穫作業装置A全体が駆動昇降可能に機体6に搭載
されており、対地状況に応じて作業フレーム10を昇降
操作しても挟持揚送部2と泥落し搬送装置3等の収穫作
業装置Aでの相対位置関係が変わらないようにしてあ
る。
持されており、作業フレーム10は後述する支点軸27
の軸心Qを中心として揺動自在であるとともに、作業フ
レーム10と機体6とに亘って架設された油圧シリンダ
14の伸縮動によって駆動昇降可能である。つまり、掘
取り装置1、挟持揚送装置2、泥落し搬送装置3等から
成る収穫作業装置A全体が駆動昇降可能に機体6に搭載
されており、対地状況に応じて作業フレーム10を昇降
操作しても挟持揚送部2と泥落し搬送装置3等の収穫作
業装置Aでの相対位置関係が変わらないようにしてあ
る。
【0027】伝動系について概略説明すると、図1、図
2、図8に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体
前端のカウンター軸28とがベルト連動され、このカウ
ンター軸28からクローラ走行装置5及び支点軸27に
ベルト連動されている。支点軸27からは、前方のクラ
ンク軸25、及び中継軸29にベルト連動され、この中
継軸29から爪搬送機構3Aの前スプロケット20に連
動されている。又、中継軸29からは、上部伝動軸30
を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸31を介して分
草装置15に夫々連動され、後部搬送部2Bには前スプ
ロケット軸20aから伝動軸32を介して軸伝動されて
いる。
2、図8に示すように、エンジン7の出力軸7aと機体
前端のカウンター軸28とがベルト連動され、このカウ
ンター軸28からクローラ走行装置5及び支点軸27に
ベルト連動されている。支点軸27からは、前方のクラ
ンク軸25、及び中継軸29にベルト連動され、この中
継軸29から爪搬送機構3Aの前スプロケット20に連
動されている。又、中継軸29からは、上部伝動軸30
を介して挟持揚送装置2に、下部伝動軸31を介して分
草装置15に夫々連動され、後部搬送部2Bには前スプ
ロケット軸20aから伝動軸32を介して軸伝動されて
いる。
【0028】図8に示すように、泥落し搬送装置3にお
ける単位時間当たりの根部に作用する泥落し爪18の揺
動回数を可変設定可能となるように、後部搬送部2B及
び回動チェーン(無端回動帯に相当)19夫々の搬送速
度を変更可能に構成してある。すなわち、中継軸29と
前スプロケット軸20aとを連動する第1ベルト連動機
構Cを、前スプロケット軸20a側の従動プーリ34
を、拡径側にバネ付勢される割プーリ構造としたベルト
無段変速機構Cに構成してあり、テンションローラ35
の張り具合を調節する搬送速度レバー36の操作によ
り、後部搬送部2B、及び回動チェーン19による苗株
Mの移動速度を同調して変速することが可能に構成され
ている。これに対し、泥落し爪18の伝動系は非変速回
転回転であることから、搬送速度レバー36の操作によ
って泥落し搬送装置3を通過する間における泥落し爪1
8の揺動作用回数を可変調節できるのである。
ける単位時間当たりの根部に作用する泥落し爪18の揺
動回数を可変設定可能となるように、後部搬送部2B及
び回動チェーン(無端回動帯に相当)19夫々の搬送速
度を変更可能に構成してある。すなわち、中継軸29と
前スプロケット軸20aとを連動する第1ベルト連動機
構Cを、前スプロケット軸20a側の従動プーリ34
を、拡径側にバネ付勢される割プーリ構造としたベルト
無段変速機構Cに構成してあり、テンションローラ35
の張り具合を調節する搬送速度レバー36の操作によ
り、後部搬送部2B、及び回動チェーン19による苗株
Mの移動速度を同調して変速することが可能に構成され
ている。これに対し、泥落し爪18の伝動系は非変速回
転回転であることから、搬送速度レバー36の操作によ
って泥落し搬送装置3を通過する間における泥落し爪1
8の揺動作用回数を可変調節できるのである。
【0029】次に、この収穫機の一連の収穫作用につい
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗株Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、左
右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切り
目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの茎
部が前部搬送部2Aの搬送ベルト11,11対で挟持さ
れ始め、その搬送力によって苗株Mが地中から引き抜か
れるとともに、その茎部が挟持された吊下げ姿勢で後方
上方に揚送されていく。
て説明する。機体進行に伴って左右の鋤9,9が植立藺
草苗株Mの左右及び下方に切り目Kを作成しながら、左
右の橇8,8及び分草装置15で苗株Mを分草し、切り
目Kが形成されて掘起こし易くなった状態で苗株Mの茎
部が前部搬送部2Aの搬送ベルト11,11対で挟持さ
れ始め、その搬送力によって苗株Mが地中から引き抜か
れるとともに、その茎部が挟持された吊下げ姿勢で後方
上方に揚送されていく。
【0030】そして、後部搬送部2Bで吊下げ移送され
た状態で、泥落し搬送装置3によって根部がほぐされな
がら泥落しされ,泥落し搬送装置3の作用が終了した苗
株Mは落下して機体後部の回収部33に回収されるので
ある。
た状態で、泥落し搬送装置3によって根部がほぐされな
がら泥落しされ,泥落し搬送装置3の作用が終了した苗
株Mは落下して機体後部の回収部33に回収されるので
ある。
【0031】〔別実施例〕図9に示すように、第1ベル
ト連動機構Cを非変速構造に構成するとともに、支点軸
27とクランク軸25とを連動する第2ベルト連動機構
Bを、クランク軸25側の従動プーリ37を、拡径側に
バネ付勢された割プーリ構造としたベルト無段変速機構
Bに構成しても良い。この場合には、テンションローラ
35によるベルトの張り具合を調節する爪速度レバー3
8の操作により、泥落し爪18の揺動速度を変速するこ
とが可能に構成され、泥落し搬送装置3における単位時
間当たりの根部に作用する泥落し爪18の揺動回数を可
変設定可能としてある。これは請求項2の構成に相当す
るものである。
ト連動機構Cを非変速構造に構成するとともに、支点軸
27とクランク軸25とを連動する第2ベルト連動機構
Bを、クランク軸25側の従動プーリ37を、拡径側に
バネ付勢された割プーリ構造としたベルト無段変速機構
Bに構成しても良い。この場合には、テンションローラ
35によるベルトの張り具合を調節する爪速度レバー3
8の操作により、泥落し爪18の揺動速度を変速するこ
とが可能に構成され、泥落し搬送装置3における単位時
間当たりの根部に作用する泥落し爪18の揺動回数を可
変設定可能としてある。これは請求項2の構成に相当す
るものである。
【0032】図10、図11に示すように、前部搬送部
2Aの前後中間部分から後部搬送部2Bに架けてバネ4
1で前後方向の軸心Z回りに付勢された左右一対のガイ
ド部材39,39が配設してあり、これらガイド部材3
9,39どうしの左右間隔を、苗株Mの茎部の通過は許
容し、かつ、根部nの通過は阻止する状態に寸法設定し
てある。そして、前部搬送部2Aにおけるガイド部材3
9存在部位から後方では茎部がすり抜け移動可能に左右
のベルト11,11の挟持力が設定されている。つま
り、ガイド部材39は、後部搬送部2Bでの茎挟持箇所
を設定するものであり、それによって泥落し爪18の株
先方向への作用深さが決定されるものである。
2Aの前後中間部分から後部搬送部2Bに架けてバネ4
1で前後方向の軸心Z回りに付勢された左右一対のガイ
ド部材39,39が配設してあり、これらガイド部材3
9,39どうしの左右間隔を、苗株Mの茎部の通過は許
容し、かつ、根部nの通過は阻止する状態に寸法設定し
てある。そして、前部搬送部2Aにおけるガイド部材3
9存在部位から後方では茎部がすり抜け移動可能に左右
のベルト11,11の挟持力が設定されている。つま
り、ガイド部材39は、後部搬送部2Bでの茎挟持箇所
を設定するものであり、それによって泥落し爪18の株
先方向への作用深さが決定されるものである。
【0033】図10に示すように、各ガイド部材39,
39はその前部の支持板44の長孔と前部搬送部2A側
の支持ピン42とのスライド嵌合構造、及び調節ワイヤ
43等により、深さ調節レバー40の操作によって、後
部搬送部2Bにおける根部nとベルト11,11対の茎
挟持箇所との上下方向間隔を可変設定可能な作用深さ調
節機構Dを設け、泥落し爪18の根部nへの揺動作用深
さを調節設定できるようにした構造でも良い。上記構造
は、請求項3の構成に対応するものであるが、泥落し装
置3自体の装着高さを変更することで、泥落し爪18の
作用深さを可変設定できるようにする構造を採っても良
い。
39はその前部の支持板44の長孔と前部搬送部2A側
の支持ピン42とのスライド嵌合構造、及び調節ワイヤ
43等により、深さ調節レバー40の操作によって、後
部搬送部2Bにおける根部nとベルト11,11対の茎
挟持箇所との上下方向間隔を可変設定可能な作用深さ調
節機構Dを設け、泥落し爪18の根部nへの揺動作用深
さを調節設定できるようにした構造でも良い。上記構造
は、請求項3の構成に対応するものであるが、泥落し装
置3自体の装着高さを変更することで、泥落し爪18の
作用深さを可変設定できるようにする構造を採っても良
い。
【0034】第1並びに第2ベルト連動機構を多段ギヤ
変速機構に代える等、苗株Mの搬送速度や泥落し爪18
の揺動速度を調節する構造は種々の変更が可能である。
又、回動チェーン19の移送速度を後部搬送部2Bの移
送速度よりも少し速くすることにより、根部nの後部か
ら前部にかけて順次泥落し爪18が作用するようにし
て、より広い範囲で泥落しできるようにすれば好都合で
ある。
変速機構に代える等、苗株Mの搬送速度や泥落し爪18
の揺動速度を調節する構造は種々の変更が可能である。
又、回動チェーン19の移送速度を後部搬送部2Bの移
送速度よりも少し速くすることにより、根部nの後部か
ら前部にかけて順次泥落し爪18が作用するようにし
て、より広い範囲で泥落しできるようにすれば好都合で
ある。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】藺草苗株収穫機の側面図
【図2】藺草苗株収穫機の平面図
【図3】掘取り装置要部の横断面図
【図4】掘取り装置の部分平面図
【図5】泥落し搬送装置の構造を示す側面図
【図6】泥落し搬送装置要部の断面図
【図7】泥落し爪の取付け状態を示す斜視図
【図8】伝動系の構造を示す線図
【図9】伝動系の別構造を示す線図
【図10】作用深さ調節機構の構造を示す側面図
【図11】ガイド部材の支持構造を示す断面図
2 挟持揚送装置 3 泥落し搬送装置 3B 駆動揺動機構 18 泥落し爪 19 無端回動帯 D 作用深さ調節機構
Claims (3)
- 【請求項1】 地中から掘取られた苗株を、その茎部を
挟持しての吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送可能な挟
持揚送装置(2)と、これで搬送される苗株の根部に作
用して、該挟持揚送装置(2)に沿った後方への搬送力
を与えながら該根部の泥を排除する泥落し搬送装置
(3)とを備え、 前記泥落し搬送装置(3)を、挟持搬送される苗株の根
部に作用可能な泥落し爪(18)の多数を、苗株搬送方
向に対する左右方向に揺動可能な状態で無端回動帯(1
9)に取付けるとともに、前記泥落し爪(18)を左右
方向に揺動操作する駆動揺動機構(3B)を備えて構成
し、 前記泥落し搬送装置(3)における単位時間当たりの根
部に作用する前記泥落し爪(18)の揺動回数を可変設
定可能となるように、前記挟持揚送装置(2)及び前記
無端回動帯(19)夫々の搬送速度を変更可能に構成し
てある作物苗株収穫機の泥落し部構造。 - 【請求項2】 地中から掘取られた苗株を、その茎部を
挟持しての吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送可能な挟
持揚送装置(2)と、これで搬送される苗株の根部に作
用して、該挟持揚送装置(2)に沿った後方への搬送力
を与えながら該根部の泥を排除する泥落し搬送装置
(3)とを備え、 前記泥落し搬送装置(3)を、挟持搬送される苗株の根
部に作用可能な泥落し爪(18)の多数を、苗株搬送方
向に対する左右方向に揺動可能な状態で無端回動帯(1
9)に取付けるとともに、前記泥落し爪(18)を左右
方向に揺動操作する駆動揺動機構(3B)を備えて構成
し、 前記泥落し搬送装置(3)における単位時間当たりの根
部に作用する前記泥落し爪(18)の揺動回数を可変設
定可能となるように、前記駆動揺動機構(3B)の揺動
速度を変更可能に構成してある作物苗株収穫機の泥落し
部構造。 - 【請求項3】 地中から掘取られた苗株を、その茎部を
挟持しての吊下げ姿勢で後方上方に持上げ搬送可能な挟
持揚送装置(2)と、これで搬送される苗株の根部に作
用して、該挟持揚送装置(2)に沿った後方への搬送力
を与えながら該根部の泥を排除する泥落し搬送装置
(3)とを備え、 前記泥落し搬送装置(3)を、挟持搬送される苗株の根
部に作用可能な泥落し爪(18)の多数を、苗株搬送方
向に対する左右方向に揺動可能な状態で無端回動帯(1
9)に取付けるとともに、前記泥落し爪(18)を左右
方向に揺動操作する駆動揺動機構(3B)を備えて構成
し、 前記泥落し爪(18)の根部に対する株先方向への作用
深さが可変設定可能となるように、前記泥落し搬送装置
(3)における前記泥落し爪(18)と根部との相対高
さを変更可能な作用深さ調節機構(D)を設けてある作
物苗株収穫機の泥落し部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24249494A JPH08103107A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 作物苗株収穫機の泥落し部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24249494A JPH08103107A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 作物苗株収穫機の泥落し部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103107A true JPH08103107A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17089927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24249494A Pending JPH08103107A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 作物苗株収穫機の泥落し部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103107A (ja) |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP24249494A patent/JPH08103107A/ja active Pending
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