JPH07322948A - ストロー構造 - Google Patents

ストロー構造

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JPH07322948A
JPH07322948A JP14069194A JP14069194A JPH07322948A JP H07322948 A JPH07322948 A JP H07322948A JP 14069194 A JP14069194 A JP 14069194A JP 14069194 A JP14069194 A JP 14069194A JP H07322948 A JPH07322948 A JP H07322948A
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JP
Japan
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straw
pack
tube
hopper
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP14069194A
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English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Toyoko Kobayashi
豊子 小林
Hodaka Suzuki
穂高 鈴木
Masami Abe
正美 阿部
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TOYO CAP KK
Original Assignee
TOYO CAP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外管に長手方向に通気溝を有する二重管式ス
トローの伸縮の相対摺動をスムーズに行うようにする。 【構成】 外管31' の一般部の通気溝16と内管31
''の基端縁のホッパ形状部13' のスムーズな相対摺動
を行うべく該通気溝16の谷部と対向面との内径幅より
ストレート部13' の外径をやや小さくする。 【効果】 外管31' と内管31''の相対摺動が通気溝
16の部分でもスムーズに行え、本来的な機能を充分に
保証し、使い勝手が良く、その利便性がより高められ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、ジュース,牛乳,ド
リンク剤等の飲料をそのパック等の容器から吸引により
確実に飲用するに供する二重管タイプの合成樹脂製等の
ストローの構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活の著しい向上は生
活様式にもさまざまな変化をもたらすようになり、近時
衣,食,住の生活形態は量から質へと移行する傾向がみ
られ、食生活にあっても、婦人の職場進出による時間的
解放や余暇の有効利用等の点からこれまでのような主と
して家庭の食卓でのみの摂食形式からレストラン等の外
食形式に移行する比重が大きくなるようになり、家庭外
にあっても該レストランばかりでなく、シンプルでスピ
ーディーなスナックやファーストフード,スタンド等で
の摂食形態が定着しつつあり、家庭でもインスタント的
な軽食が多く採り入れられるようになり、このうち、パ
ン等の摂食に際し、ブリックパック等の簡便容器に収納
されたジュース,牛乳,ドリンク剤等を飲用するインス
タント的摂食形式が若者を中心として時代的になじみを
有するようになってきている。
【0003】そして、かかるパック飲料等のインスタン
ト的飲用形式は初期の一般的なファッション風な受け入
れ態様からスケージュール的に過密で公私共に多忙な現
代人にあって老若男女を問わず、簡便な摂食態様として
確実に市民権を持つようになってきており、流通市場に
あっても大きなニーズを有するようにさえなっている。
【0004】該種パック飲料の飲用摂食態様は図4,図
5に示す様に、所定の紙製等の容器としてのブリックタ
イプのパック1内にジュース,牛乳等の飲料を所定量収
納し、該パック1の側面2に吸引用ストロー3をその対
角線の長さ部分を有効に利用してフィルムシート4によ
り一体的に添着させ、ユニット商品5とされて流通市場
にて多く取り扱われている。
【0005】尚、パック1の頂面の片隅寄りに形成した
吸引用孔6に対してはポリエチレン製のフィルム等の薄
膜7がシール裡に裏側等から添着されて通常は該パック
1内への外気等の浸入を阻止し、保健衛生上の見地から
も良好な状態が保たれるようにされている。
【0006】そして、飲料の飲用に際しては、フィルム
シート4と共にストロー3をパック1の側面2から剥が
し、該パック1の吸引用孔6に添着した薄膜7を該スト
ロー4の斜切したエッジ状の先端8により突き刺して破
り、該先端8を該パック1の内部に臨ませて図4に示す
様に、基端9からの吸引による負圧を介して飲用してい
る態様が一般的である。
【0007】而して、かかるストロー3はポリプロピレ
ン製等であり、前述した如く可撓性を有し一種の使い捨
てタイプで良質で安価に量産的に安定して流通市場に供
給されている。
【0008】ところで、図5に示す様に、該ストロー3
にあってはパック1と共にユニット商品5とされている
ために、該パック1の側面2に添設される形態からその
対角線部分の長さだけの長さサイズを要するものの、飲
用に際してはパック1内底部の最後の残飲料をも確実に
吸引可能にするに、充分な長さにし、且つ、吸引用孔6
から内部にストロー3が脱落しないような長さにする必
要があるために、サイズ的に制約があり、長短両用にす
る自由度がないところから、図6に示す様な外管31'
と内管31''を摺動自在に嵌挿した一種の二重管タイプ
にしたストロー3' が実用化され、外管31' と内管3
1''が相対摺動して伸縮自在であるようにし、パック1
の有限なサイズの側面2の対角線長さ部分に短縮状に添
着出来ると共に、確実に吸引が可能である伸長状態にも
するようにすることが出来るようにされ、しかも、オー
バーな短縮を防止するように外管31' の後端に絞り状
のストッパ部10を介して吸引用孔9を形成し、一方、
先部にリング状係止部11を介し先細の漏斗状部12を
形成してストレート部13を延設し、一方内管31' に
は該漏斗状部12に対応するホッパ形状部12' を形成
し、該漏斗状部12とホッパ形状部12' を図7に示す
様な飲用に供するに長尺化に際して吸引用孔6に周部を
密着シールさせて飲料14のスムーズな吸飲が出来るよ
うにされている。
【0009】かかる在来態様のストローについては、例
えば、特開昭58−46874号公報,実開昭58−4
5482号公報考案,実開昭59−177372号公報
等の考案、更には出願人の先願発明の特公昭60−10
721号公報発明に開示されてある。
【0010】ところで、ストロー3' をパック1の吸引
用孔6に挿入する際に、当該図7に示す様に、フィルム
シート7に対し、その突き破り部分が緊密に会合するこ
とから、該パック1内の圧力と外気が通気されずに、圧
力バランスが採れず、吸飲中に圧力バランスが崩れて該
パック1の形状が変形したり、ボコボコという異音を発
生したり、不快感が伴うことから、図8に示す様な外管
31' の一般部に縦方向に沿うノッチ16を形成してフ
ィルムシート7に対し通気を許容し、吸引に際してのパ
ック1の内外の圧力バランスを自在にさせるようなスト
ロー3''が開発されて実用に供されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述図
8に示す様なストロー3''にあっては飲料14の吸飲に
際しては極めて使い勝手の良い利便性は大きなものがあ
るが、外管31' と内管31''の製造時の組付けに際
し、或いは、飲料14の吸飲に際しての伸長時に、外管
31' に形成した通気溝16の底部と対向面と内管31
''のホッパ形状部12' の最大部位の外径がほぼ等しい
ことから、該ホッパ形状部12' の通気溝16部分に於
けるこすれが大きくなったり、摺動抵抗に引っ掛りが生
じて相対摺動がスムーズに行かない欠点があった。
【0012】又、無理な相対摺動を行うと、当該通気溝
16が微細な成形加工をなされているために、損壊した
りして本来的なメリットを有する機能が損われかねない
という不都合さにつながるデメリットがあった。
【0013】尚、該種在来形式のストローの問題点につ
いてはパック1の側面3にストロー4がフィルムシート
5を介して一体的に添着されてユニット化されている態
様ばかりでなく、該パック1とは別体に用意されて適宜
に飲料14の吸引に供される図5に示す様な独立態様の
ストローについても同様であった。
【0014】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくブリックパック等の容器に一体適に添着されてユ
ニット商品とされるストロー、或いは、該容器等に対し
独立に使用されるストローにおいて使用に際し、容器の
内外の圧力バランスの自由さが保証される等して外管と
内管の相対摺動が許容される二重管式のストローが外管
と内管の相対伸縮がスムーズに保証されるようにし、製
造組付時は勿論のこと、実使用に際しても使い勝手が良
く、充分な利便性が確保されるようにして食品産業にお
ける摂食具技術利用分野に益する優れたストロー構造を
提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、ブリックパック等の容
器の側面に一体的に添着され、ユニット商品とされ、或
いは、独立に用いられる内管と外管の相対摺動が可能な
二重管式ストローを用いて容器内のジュース,牛乳,ド
リンク剤等を吸引作用を介して飲用するに、その外管と
内管を相対摺動させて所定長さに伸縮する際、又、製造
時の該内管と外管の組付けに際し、外管の一般部に設け
た少くとも1つの長手方向に沿って凹状に設けた通気溝
に対し内管の後端部に設けたホッパ形状部が前者の底部
と対向する面との径より後者の外径が所定サイズ小さく
されて該通気溝に引っ掛り等が生ぜず、スムーズに相対
摺動が許容され、その伸長化や短縮化が支障なく成さ
れ、容器内にストローのストレート部が臨まされて吸引
負圧作用を介し飲料がスムーズに吸飲されて飲用に供さ
れるようにし、内管と外管の相対摺動がスムーズに行わ
れることから、当該通気溝の本来的機能が損われず、
又、吸飲に際しては内管の後端部のホッパ形状部に介設
して外管の漏斗形体部が内管の先端部の該ホッパ形状部
に密着して吸引時のシール性を充分に保証し、容器の内
外の圧力バランスが自由にされて容器の変形や吸飲時の
異音発生を防止し、汚れの付着等が生じないようにし、
構造が簡単でコストダウンも図れ、安定して流通市場に
供され、使用に際しての使い勝手が充分に保証されるよ
うにした技術的手段を講じたものである。
【0016】
【実施例】次に、この出願の発明の1実施例を図1〜図
3に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0017】尚、図6以下と同一態様部分は同一符号を
用いて説明するものとする。
【0018】図示実施例は図4,図7に示す在来のブリ
ックパックのユニット商品5と同一態様に供されるもの
であって、当該実施例にあってはユニット商品5のスト
ローについて説明するものである。
【0019】尚、ストロー3''' 内管と外管とが嵌挿さ
れて相対摺動が自在な二重管タイプのものである。
【0020】そして、図示実施例のストロー3''' は図
8に示した在来態様の飲料14の吸飲時にパック1の吸
引用孔6に於ける通気性を良好にし、該パック1の内外
の圧力バランスを自在にし、変形や異音発生等を防止し
得るようにした態様であり、外管31' の一般部に於て
図8同様に、長手方向に沿う一条の軸方向に沿う所定小
サイズの通気溝16が形成されているものであって、他
は図6に示した態様同様の構成されており、内管31''
にあっては、その基端部の外管31' の先端部のリング
状係止部11、及び、漏斗形体部12に対応して密着当
接するホッパ形状部12' に続くストレート部13' の
外径が外管31' の通気溝16の谷部分とこれに対向す
る底面部分の対向する壁面との径部の幅よりも小さく形
成されてストレート部13' の通気溝16通過時のスム
ーズな相対摺動が保証されるようにされているものであ
る。
【0021】したがって、当該実施例にあっては、製造
時の外管31' 、内管31''の相対摺動による組付けに
際し、又、飲料14の吸飲に際しての長尺化や短尺化の
相対摺動にあって当該摺動がこすれや引っ掛りが生ずる
ことなくスムーズに保証され、通気溝16やホッパ形状
部12' の機能に何ら損傷を与えることがないものであ
る。
【0022】而して、 外管31' を内管31''に対して
目一杯に相対摺動して伸長した姿勢状態にあっては該外
管31' の漏斗形状部12に対し内管31''のホッパ形
状部12' の面当接によってシール性が保証される。
【0023】尚、この間のプロセスにあって内管31''
のストレート部13' の基端部が外管31' のホッパ形
状部12' に対し係止されてオーバーなスライドバック
は防がれる。
【0024】そして、飲料14の吸飲に際し、ストロー
3''' をパック1から取り外し所定長さの長尺化を図る
に、該内管31''を外管31' に対し伸長する際に、該
内管31''のホッパ形状部12' のホッパ形状部13'
が外管31' の通気溝16部を通過するプロセスにおい
ては上述同様にその径の相対差により相対摺動はスムー
ズに行われ、しかも、該内管31''のホッパ形状部12
' のホッパ形状部13' は外管31' の係止部11をそ
の樹脂弾性により乗り越えて該外管31' の漏斗形状部
12のホッパ形状部12' に樹脂弾性によりスプリング
バックして密着し、又、外管31' と内管31''のテー
パ部12,12' も密着して充分にシール性が高めら
れ、飲料14の吸飲に際して充分なシール性が保証され
る。
【0025】又、設計変更的には複数段の蛇腹を形成し
たブロックを所定の間隔を介し複数段設置したりする等
が出来ることは勿論のことである。
【0026】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、種々の態様が採
用可能である。
【0027】又、設計変更的には通気溝については周方
向複数形成する等が出来ることは勿論のことである。
【0028】そして、適用対象のストローはブリックパ
ックに一体添設のユニット商品の態様ばかりでなく、独
立して用いる態様等に出来ることも勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にブリックパックの側面に一体添設してユニット商品と
したり、該ブリックパックとは別体に独立して用いるス
トローにあって外管と内管とが嵌挿されて相対摺動自在
にされた二重管式のストロー構造にあって、外管がその
一般部に長手方向に沿って所定サイズの通気溝を有して
極めて使い勝手が良く、病人や老人,幼児等に対する利
便性が高いストローの飲料の吸飲に際し容器の内外の圧
力バランスが自在になり、変形や異音発生等がないよう
にする外管の一般部に軸方向に沿う通気溝を形成したス
トローにあって、該通気溝に対する内外管の相対摺動の
際に内管がその後端部のホッパ形状部をして外管の先端
部の係止部に対するオーバー摺動防止機能を有しながら
も、該通気溝部分の径の径部分よりも内管のホッパ形状
部のテーパ部に接続するストレート部の径が小さめに形
成されていることにより、ストロー製造時の外管と内管
の組付けや吸飲時に際しての内外管の相対摺動が当該通
気溝部の本来的機能を何ら損うことなく、極めてスムー
ズに行えるという優れた効果が奏される。
【0030】したがって、該ストローの通気溝部を損傷
することなく、その本来的な容器内外の圧力バランスを
充分に図れるという機能を損うことがないという優れた
効果が奏される。
【0031】そして、外管と内管の相対摺動がスムーズ
に行えることから、二重管式のストローの利便性がより
促進されるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の外管に内管が嵌挿
された全体概略縦断面図である。
【図2】同、外管の部分拡大縦断面図である。
【図3】同、内管の部分拡大縦断面図である。
【図4】パックとストローがユニット化された一般態様
の全体概略斜視図である。
【図5】従来態様のストローの全体概略斜視図である。
【図6】従来技術に基づく二重管式のストローの全体概
略部分断面図である。
【符号の説明】
3''' ストロー 31' 外管 31'' 内管 16 通気溝 11 係止部 12' ホッパ形状部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ストロー構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、ジュース,牛乳,ド
リンク剤等の飲料をそのパック等の容器から吸引により
確実に飲用するに供する二重管タイプの合成樹脂製等の
ストローの構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活の著しい向上は生
活様式にもさまざまな変化をもたらすようになり、近時
衣,食,住の生活形態は量から質へと移行する傾向がみ
られ、食生活にあっても、婦人の職場進出による時間的
解放や余暇の有効利用等の点からこれまでのような主と
して家庭の食卓でのみの摂食形式からレストラン等の外
食形式に移行する比重が大きくなるようになり、家庭外
にあっても該レストランばかりでなく、シンプルでスピ
ーディーなスナックやファストフード,スタンド等での
摂食形態が定着しつつあり、家庭でもインスタント的な
軽食が多く採り入れられるようになり、このうち、パン
等の摂食に際し、ブリックパック等の簡便容器に収納さ
れたジュース,牛乳,ドリンク剤等を飲用するインスタ
ント的摂食形式が若者を中心として時代的になじみを有
するようになってきている。
【0003】そして、かかるパック飲料等のインスタン
ト的飲用形式は初期の一般的なファッション風な受け入
れ態様からスケージュール的に過密で公私共に多忙な現
代人にあって老若男女を問わず、簡便な摂食態様として
確実に市民権を持つようになってきており、流通市場に
あっても大きなニーズを有するようにさえなっている。
【0004】該種パック飲料の飲用摂食態様は図4,図
5に示す様に、所定の紙製等の容器としてのブリックタ
イプのパック1内にジュース,牛乳等の飲料を所定量収
納し、該パック1の側面2に吸引用ストロー3をその対
角線の長さ部分を有効に利用してフィルムシート4によ
り一体的に添着させ、ユニット商品5とされて流通市場
にて多く取り扱われている。
【0005】尚、パック1の頂面の片隅寄りに形成した
吸引用孔6に対してはポリエチレン製のフィルム等の薄
膜7がシール裡に裏側等から添着されて通常は該パック
1内への外気等の浸入を阻止し、保健衛生上の見地から
も良好な状態が保たれるようにされている。
【0006】そして、飲料の飲用に際しては、フィルム
シート4と共にストロー3をパック1の側面2から剥が
し、該パック1の吸引用孔6に添着した薄膜7を該スト
ロー3の斜切したエッジ状の先端8により突き刺して破
り、該先端8を該パック1の内部に臨ませて図4に示す
様に、基端9からの吸引による負圧を介して飲用してい
る態様が一般的である。
【0007】而して、かかるストロー3はポリプロピレ
ン製等であり、前述した如く可撓性を有し一種の使い捨
てタイプで良質で安価に量産的に安定して流通市場に供
給されている。
【0008】ところで、図4に示す様に、該ストロー3
にあってはパック1と共にユニット商品5とされている
ために、該パック1の側面2に添設される形態からその
対角線部分の長さだけの長さサイズを要するものの、飲
用に際してはパック1内底部の最後の残飲料をも確実に
吸引可能にするに、充分な長さにし、且つ、吸引用孔6
から内部にストロー3が脱落しないような長さにする必
要があるために、サイズ的に制約があり、長短両用にす
る自由度がないところから、図6に示す様な外管31'
と内管31''を摺動自在に嵌挿した一種の二重管タイプ
にしたストロー3' が実用化され、外管31' と内管3
1''が相対摺動して伸縮自在であるようにし、パック1
の有限なサイズの側面2の対角線長さ部分に短縮状に添
着出来ると共に、確実に吸引が可能である伸長状態にも
するようにすることが出来るようにされ、しかも、オー
バーな短縮を防止するように外管31' の後端に絞り状
のストッパ部10を介して吸引用孔9を形成し、一方、
先部にリング状係止部11を介し先細の漏斗状部12を
形成してストレート部13を延設し、一方内管31' に
は該漏斗状部12に対応するホッパ形状部12' を形成
し、該漏斗状部12とホッパ形状部12' を図7に示す
様な飲用に供するに長尺化に際して吸引用孔6に周部を
密着シールさせて飲料14のスムーズな吸飲が出来るよ
うにされている。
【0009】かかる在来態様のストローについては、例
えば、特開昭58−46874号公報,実開昭58−4
5482号公報考案,実開昭59−177372号公報
等の考案、更には出願人の先願発明の特公昭60−10
721号公報発明に開示されてある。
【0010】ところで、ストロー3' をパック1の吸引
用孔6に挿入する際に、当該図7に示す様に、薄膜7に
対し、その突き破り部分が緊密に会合することから、該
パック1内の圧力と外気が通気されずに、圧力バランス
が採れず、吸飲中に圧力バランスが崩れて該パック1の
形状が変形したり、ボコボコという異音を発生したり、
不快感が伴うことから、図8に示す様な外管31' の一
般部に縦方向に沿う通気溝16を形成して薄膜7に対し
通気を許容し、吸引に際してのパック1の内外の圧力バ
ランスを自在にさせるようなストロー3''が開発されて
実用に供されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述図
8に示す様なストロー3''にあっては飲料14の吸飲に
際しては極めて使い勝手の良い利便性は大きなものがあ
るが、外管31' と内管31''の製造時の組付けに際
し、或いは、飲料14の吸飲に際しての伸長時に、外管
31' に形成した通気溝16の底部と対向面と内管31
''のホッパ形状部12' の最大部位の外径がほぼ等しい
ことから、該ホッパ形状部12' の通気溝16部分に於
けるこすれが大きくなったり、摺動抵抗に引っ掛りが生
じて相対摺動がスムーズに行かない欠点があった。
【0012】又、無理な相対摺動を行うと、当該通気溝
16が微細な成形加工をなされているために、損壊した
りして本来的なメリットを有する機能が損われかねない
という不都合さにつながるデメリットがあった。
【0013】尚、該種在来形式のストローの問題点につ
いてはパック1の側面2にストロー3がフィルムシート
4を介して一体的に添着されてユニット化されている態
様ばかりでなく、該パック1とは別体に用意されて適宜
に飲料14の吸引に供される図5に示す様な独立態様の
ストローについても同様であった。
【0014】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくブリックパック等の容器に一体適に添着されてユ
ニット商品とされるストロー、或いは、該容器等に対し
独立に使用されるストローにおいて使用に際し、容器の
内外の圧力バランスの自由さが保証される等して外管と
内管の相対摺動が許容される二重管式のストローが外管
と内管の相対伸縮がスムーズに保証されるようにし、製
造組付時は勿論のこと、実使用に際しても使い勝手が良
く、充分な利便性が確保されるようにして食品産業にお
ける摂食具技術利用分野に益する優れたストロー構造を
提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、ブリックパック等の容
器の側面に一体的に添着され、ユニット商品とされ、或
いは、独立に用いられる内管と外管の相対摺動が可能な
二重管式ストローを用いて容器内のジュース,牛乳,ド
リンク剤等を吸引作用を介して飲用するに、その外管と
内管を相対摺動させて所定長さに伸縮する際、又、製造
時の該内管と外管の組付けに際し、外管の一般部に設け
た少くとも1つの長手方向に沿って凹状に設けた通気溝
に対し内管の後端部に設けたホッパ形状部が前者の底部
と対向する面との径より後者の外径が所定サイズ小さく
されて該通気溝に引っ掛り等が生ぜず、スムーズに相対
摺動が許容され、その伸長化や短縮化が支障なく成さ
れ、容器内にストローのストレート部が臨まされて吸引
負圧作用を介し飲料がスムーズに吸飲されて飲用に供さ
れるようにし、内管と外管の相対摺動がスムーズに行わ
れることから、当該通気溝の本来的機能が損われず、
又、吸飲に際しては内管の後端部のホッパ形状部に介設
して外管の漏斗形体部が内管の先端部の該ホッパ形状部
に密着して吸引時のシール性を充分に保証し、容器の内
外の圧力バランスが自由にされて容器の変形や吸飲時の
異音発生を防止し、汚れの付着等が生じないようにし、
構造が簡単でコストダウンも図れ、安定して流通市場に
供され、使用に際しての使い勝手が充分に保証されるよ
うにした技術的手段を講じたものである。
【0016】
【実施例】次に、この出願の発明の1実施例を図1〜図
4に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0017】尚、図5以下と同一態様部分は同一符号を
用いて説明するものとする。
【0018】図示実施例は図4,図7に示す在来のブリ
ックパックのユニット商品5と同一態様に供されるもの
であって、当該実施例にあってはユニット商品5のスト
ローについて説明するものである。
【0019】尚、ストロー3''' 内管と外管とが嵌挿さ
れて相対摺動が自在な二重管タイプのものである。
【0020】そして、図示実施例のストロー3''' は図
8に示した在来態様の飲料14の吸飲時にパック1の吸
引用孔6に於ける通気性を良好にし、該パック1の内外
の圧力バランスを自在にし、変形や異音発生等を防止し
得るようにした態様であり、外管31' の一般部に於て
図8同様に、長手方向に沿う一条の軸方向に沿う所定小
サイズの通気溝16が形成されているものであって、他
は図6に示した態様同様の構成されており、内管31''
にあっては、その基端部の外管31' の先端部のリング
状係止部11、及び、漏斗形体部12に対応して密着当
接するホッパ形状部12' に続くストレート部13' の
外径が外管31' の通気溝16の谷部分とこれに対向す
る底面部分の対向する壁面との径部の幅よりも小さく形
成されてストレート部13' の通気溝16通過時のスム
ーズな相対摺動が保証されるようにされているものであ
る。
【0021】したがって、当該実施例にあっては、製造
時の外管31' 、内管31''の相対摺動による組付けに
際し、又、飲料14の吸飲に際しての長尺化や短尺化の
相対摺動にあって当該摺動がこすれや引っ掛りが生ずる
ことなくスムーズに保証され、通気溝16やホッパ形状
部12' の機能に何ら損傷を与えることがないものであ
る。
【0022】而して、 外管31' を内管31''に対して
目一杯に相対摺動して伸長した姿勢状態にあっては該外
管31' の漏斗形状部12に対し内管31''のホッパ形
状部12' の面当接によってシール性が保証される。
【0023】尚、この間のプロセスにあって内管31''
のストレート部13' の基端部が外管31' のホッパ形
状部12' に対し係止されてオーバーなスライドバック
は防がれる。
【0024】そして、飲料14の吸飲に際し、ストロー
3''' をパック1から取り外し所定長さの長尺化を図る
に、該内管31''を外管31' に対し伸長する際に、該
内管31''のホッパ形状部12' が外管31' の通気溝
16部を通過するプロセスにおいては上述同様にその径
の相対差により相対摺動はスムーズに行われ、しかも、
該内管31''のホッパ形状部12' は外管31' の係止
部11をその樹脂弾性により乗り越えて該外管31' の
漏斗形状部12のホッパ形状部12' に樹脂弾性により
スプリングバックして密着し、又、外管31' と内管3
1''のテーパ部12,12' も密着して充分にシール性
が高められ、飲料14の吸飲に際して充分なシール性が
保証される。
【0025】又、設計変更的には複数段の蛇腹を形成し
たブロックを所定の間隔を介し複数段設置したりする等
が出来ることは勿論のことである。
【0026】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、種々の態様が採
用可能である。
【0027】又、設計変更的には通気溝については周方
向複数形成する等が出来ることは勿論のことである。
【0028】そして、適用対象のストローはブリックパ
ックに一体添設のユニット商品の態様ばかりでなく、独
立して用いる態様等に出来ることも勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にブリックパックの側面に一体添設してユニット商品と
したり、該ブリックパックとは別体に独立して用いるス
トローにあって外管と内管とが嵌挿されて相対摺動自在
にされた二重管式のストロー構造にあって、外管がその
一般部に長手方向に沿って所定サイズの通気溝を有して
極めて使い勝手が良く、病人や老人,幼児等に対する利
便性が高いストローの飲料の吸飲に際し容器の内外の圧
力バランスが自在になり、変形や異音発生等がないよう
にする外管の一般部に軸方向に沿う通気溝を形成したス
トローにあって、該通気溝に対する内外管の相対摺動の
際に内管がその後端部のホッパ形状部をして外管の先端
部の係止部に対するオーバー摺動防止機能を有しながら
も、該通気溝部分の径の径部分よりも内管のホッパ形状
部のテーパ部に接続するストレート部の径が小さめに形
成されていることにより、ストロー製造時の外管と内管
の組付けや吸飲時に際しての内外管の相対摺動が当該通
気溝部の本来的機能を何ら損うことなく、極めてスムー
ズに行えるという優れた効果が奏される。
【0030】したがって、該ストローの通気溝部を損傷
することなく、その本来的な容器内外の圧力バランスを
充分に図れるという機能を損うことがないという優れた
効果が奏される。
【0031】そして、外管と内管の相対摺動がスムーズ
に行えることから、二重管式のストローの利便性がより
促進されるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の外管に内管が嵌挿
された全体概略縦断面図である。
【図2】同、外管の部分拡大縦断面図である。
【図3】同、内管の部分拡大縦断面図である。
【図4】パックとストローがユニット化された一般態様
の全体概略斜視図である。
【図5】従来態様のストローの全体概略斜視図である。
【図6】従来技術に基づく二重管式のストローの全体概
略部分断面図である。
【図7】在来態様の吸引状態部分透視斜視図である。
【図8】従来技術に基づくストローの一態様の部分断面
図である。
【符号の説明】 3''' ストロー 31' 外管 31'' 内管 16 通気溝 11 係止部 12' ホッパ形状部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性の外管と該外管の前端部に形成され
    た係止部に対して係合するホッパ形状部の基端縁を端部
    に有する内管が相対摺動自在に嵌装されているストロー
    構造において、上記外管の一般部に長手方向に沿う通気
    溝が形成され、併せて該外管の先端部に上記係止部を併
    設した漏斗形体部が形成され、一方内管の後端に該漏斗
    形体部に内接自在なホッパ形状部が形成され、該ホッパ
    形状部の最外周の外径が上記外管の通気溝の内側と対向
    する面間の径よりは小さく且つ上記係止部の内径より大
    きく形成されていることを特徴とするストロー構造。
  2. 【請求項2】上記係止部がリング状に形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のストロー構
    造。
  3. 【請求項3】上記係止部がスポット状に形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のストロー
    構造。
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