JPH07324706A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH07324706A
JPH07324706A JP6118365A JP11836594A JPH07324706A JP H07324706 A JPH07324706 A JP H07324706A JP 6118365 A JP6118365 A JP 6118365A JP 11836594 A JP11836594 A JP 11836594A JP H07324706 A JPH07324706 A JP H07324706A
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Tadashi Yamazaki
正 山崎
Kazutada Momoda
和忠 桃田
Hiroshi Ishihara
博 石原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は燃焼装置に関し、弱燃焼時のCO発
生量並びに強燃焼時のNOx発生量の低減を目的とした
ものである。 【構成】 この燃焼装置は、バーナケース1内の空気室
8から第1通路22を介して燃焼筒21とアースリング
19との間に二次空気を供給するように構成し、かつ上
記第1通路22は水平方向に形成すると共にアースリン
グ19には開口20を形成した構成としてある。従っ
て、この燃焼装置は二次空気を第1通路22で絞り水平
方向に向きをかえて流速低下させるので、アースリング
19の開口20を介して弱燃焼時は弱燃焼火炎量に応じ
た最適の空気量を取り込み、強燃焼時は火炎量が大きく
圧力が高いことから火炎根元部にはあまり取り込ずに火
炎先端部分に取り込んで燃焼を完結させるようになり、
CO、NOxの発生を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油燃焼機等の燃焼装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の燃焼装置は、図4に示す
ように高温状態の気化器51にノズル52から燃料を供
給して気化させ、この気化ガスと燃焼空気供給管53か
ら供給されてきた燃焼空気とを混合させてバーナヘッド
54内に送り込み、該バーナヘッド54の炎孔55部分
で燃焼させ、この燃焼火炎に上記バーナヘッド54を囲
む如く設けた燃焼筒56の下部開口57から二次空気を
供給して完全燃焼させるようになっていた。そして、上
記二次空気は対流用送風機58からの温風用空気の一部
を流用するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では弱燃焼時はCOが発生しやすく、強燃焼時
にはNOxが発生しやすいという課題があった。すなわ
ち、弱燃焼時には火炎量が少なくなって二次空気も少な
くてよいのに、燃焼筒56の下部開口57から供給され
てくる二次空気が、対流用送風機58の回転数の低下に
より少なくなっているものの強制的に送られてくること
と、火炎量が少なくなって火炎付近の圧力が低くなって
いることから、相対的に多いものとなり、結果的にCO
が発生しやすくなっていた。
【0004】一方、強燃焼時には対流用送風機58から
の二次空気量が多くその流速も早いので火炎量が多くな
って火炎付近の圧力が高くなっても二次空気量は十分に
供給され、CO発生のない燃焼が可能となるが、上記二
次空気は火炎の根元部分、すなわち一次火炎中に供給さ
れるようなかたちとなり、その結果火炎中の空気量が多
くなってNOxが発生しやすくなっていた。
【0005】したがって、上記従来の燃焼装置では弱燃
焼量をあまり下げられず、しかもNOxが多くなるとい
う課題があり、住宅の断熱性、気密性が進み、かつ環境
問題からNOx量が規制される近年にあっては大きな課
題となりつつあった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなしたもの
で、弱燃焼時のCO発生量並びに強燃焼時のNOx発生
量の低減を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、燃焼空気供給管を連通させた有底筒状のバー
ナケースと、このバーナケース内に空気室を形成するよ
うに該バーナケースの段付き開口部に載置し、前記燃焼
空気供給管からの燃焼用空気を取り入れる孔を設けた有
底筒状の気化器と、この気化器内に燃料を供給するノズ
ルと、前記気化器で気化し燃焼用空気と混合した混合ガ
スを燃焼させる筒状のバーナヘッドと、前記バーナヘッ
ドの炎孔外方を囲む如く前記気化器の外周に嵌合した有
底筒状のアースリングと、このアースリングの外周に位
置して前記バーナケースの段付き開口部を覆う如く設け
た燃焼筒とを備え、かつ上記バーナケース内の空気室と
気化器を載置した段付き開口部との間を第1通路で連通
させて、前記空気室から燃焼筒内に二次空気を供給する
ように構成し、かつ上記第1通路は水平方向に形成する
と共にアースリングには燃焼筒及びアースリング間とア
ースリング及びバーナヘッド間とを連絡する開口を形成
した構成としてある。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、燃焼用二次空気はバ
ーナケースの空気室から第1通路を介してバーナヘッド
外周の火炎近傍に供給され、しかもその二次空気は第1
通路で絞られ水平方向に向きがかえられ流速低下を起こ
して燃焼筒内に流れ込み、火炎は火炎自体のドラフト力
によってアースリングの開口から二次空気を取り込むよ
うになる。従って、弱燃焼時は弱燃焼火炎量に最適の空
気量が取り込まれ、CO発生が低減する。また、強燃焼
時も強燃焼火炎量に最適の空気量が取り込まれるが、こ
の二次空気は火炎量が大きくなってバーナヘッド外周と
アースリングとの間の圧力が高くなっているので、火炎
根元部、すなわち一次火炎中にはあまり取り込まれず、
その大部分は火炎先端部分、すなわち二次火炎の終端部
分に取り込まれて燃焼を完結させるようになり、COは
もちろんNOxの発生も少なくなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、図2を用いて説
明する。図において、1は有底筒状のバーナケースで、
上部は段付き開口部2となっており、その開口縁部には
フランジ部3が形成してある。4は上記バーナケース1
内に燃焼用の一次、二次空気を供給する燃焼空気供給管
で、バーナケース1周壁の孔5に咬しめ固定してある。
6は前記バーナケース1内に設けた有底筒状の気化器
で、その開口鍔部7を前記バーナケース1の段付き開口
部2に載置してバーナケース1内に気密性の高い空気室
8を形成している。9はこの気化器6を所定の温度に加
熱するヒータ、10は前記気化器6の空気室8と対向す
る部分に設けた孔で、気化器6内に石油等の燃料を供給
するノズル11が臨ませてあり、燃料と燃焼用の一次空
気を気化器内に供給させる部分である。
【0010】12は上記気化器6内で気化され一次空気
と混合した燃料の混合ガスを燃焼させる有天筒状のバー
ナヘッドで、内筒13を圧入して構成してあり、その周
壁全周に多数の炎孔14を穿設してある。15は上記炎
孔14を覆う如くバーナヘッド外周に張設した金網、1
6、17は気化ガスと一次空気との混合を促進する多孔
性の混合筒、18は同絞り板である。
【0011】19は前記バーナヘッド12の炎孔外方を
囲む如く前記気化器6の鍔部7外周に嵌合した有底筒状
のアースリングで、その周壁下部に開口20が多数形成
してある。21は上記アースリング19の外周に位置し
て前記バーナケース1の段付き開口部2を覆う如く設け
た燃焼筒で、二次空気供給孔のない筒状に形成してあ
る。
【0012】22は前記バーナケース1内の空気室8と
気化器6を載置した段付き開口部2との間を連通させる
第1通路で、この実施例では気化器6の鍔部7下面に多
数のスリットを全周に均等に分散形成して構成してあ
る。この第1通路22は水平方向に形成してあり、空気
室8からの二次空気を絞ると共に水平方向に向きをかえ
るように構成してある。また、23は上記バーナケース
1の段付き開口部2と燃焼筒21及びアースリング19
間との間を連絡する第2連通路で、アースリング19と
バーナケース12の段付き開口部2との間の隙間で形成
してあり、これら両通路22、23を介して空気室8か
ら燃焼筒21とアースリング19との間に二次空気が供
給されるように構成してある。
【0013】なお、図中24は点火電極、25はバーナ
ヘッド12と気化器6とバーナケース1とを一体に連結
するネジ、26は気化器6の温度を検出するサーミス
タ、27は遮熱筒、28は燃焼筒21に設けた燃焼覗き
窓である。
【0014】上記構成において、気化器6に供給された
燃料はここで気化し、燃焼用空気供給管4から空気室8
を介して供給される一次空気と混合してバーナヘッド1
2へ入り、炎孔14から噴出して燃焼する。
【0015】一方、空気室8に供給された燃焼用空気は
第1通路22及び第2通路23を介して燃焼筒21とア
ースリング19との間に供給され、アースリング19の
開口20及びその上端から前記炎孔14に供給されるよ
うになる。
【0016】ここで、上記二次空気は第1通路22で絞
られ、かつ水平方向に向きがかえられるので流速低下を
起こし、火炎29の流速よりも弱いものとなる。その結
果、火炎29は火炎自体のドラフト力によってアースリ
ング19の開口20から二次空気を取り込むようにな
る。
【0017】従って、弱燃焼時は弱燃焼火炎量に応じた
二次空気量、すなわち最適の二次空気量が取り込まれ、
従来のように強制的に過大な二次空気量が供給されて火
炎が冷却されるようなことがなくなり、CO発生が大幅
に低減する。
【0018】また、強燃焼時は火炎量が大きくなってバ
ーナヘッド12外周とアースリング19との間の圧力が
高くなっているので、アースリング19の下部開口20
からは二次空気が入りにくくなり、アースリング19の
周壁を迂回してその上端から二次空気を取り込むように
なる。すなわち、二次空気は強燃焼時には火炎根元部
(一次火炎)中にはあまり取り込まれずその大部分は火
炎先端部分(二次火炎の終端部分)に取り込まれて燃焼
を完結させるようになり、COはもちろんNOxの発生
も少なくなる。
【0019】また、本実施例では上記第1通路22は気
化器6の鍔部7下面にスリットを形成して構成してある
からその寸法精度は高く、この第1通路22を介して燃
焼筒21内に供給する二次空気量を弱〜強の空気量変化
に応じて正確に送り込むことができ、より確実なCO、
NOx低減効果が得られる。
【0020】なお、この第1通路22はバーナケース1
の段付き開口部2側に凹凸条を設けて構成してもよく、
この場合は寸法精度があまりよくないので気化器6の鍔
部7にスリットを形成したものほどの高い効果は得られ
ないが、プレス成形という簡単かつ安価な方法で第1通
路22を形成することができる。
【0021】また、上記アースリング19の底壁部分は
無孔状態としたが、ここに若干の孔を設けておけば強の
燃焼量を多くした燃焼装置の燃焼性能をより向上させる
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例の説明から明らかなように本
発明によれば、燃焼用二次空気は第1通路で絞られ水平
方向に向きがかえられて流速低下を起こし、火炎自体の
ドラフト力によってアースリングの開口及び上端から火
炎中に取り込まれるようになる。従って、弱燃焼時は弱
燃焼火炎量に最適の空気量が取り込まれ、CO発生が低
減する。また、強燃焼時はバーナヘッド外周とアースリ
ングとの間の圧力が高くなっているので、火炎根元部、
すなわち一次火炎中にはあまり取り込まれずその大部分
は火炎先端部分、すなわち二次火炎の終端部分に取り込
まれて燃焼を完結させるようになり、COはもちろんN
Oxの発生も大幅に低減することができる。そして弱燃
焼時のCO及び強燃焼時のNOxを低減することができ
るので、その分燃焼の上下限、すなわち燃焼可変幅を拡
大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼装置の要部拡大
断面図
【図2】同燃焼装置の点火部の拡大断面図
【図3】同燃焼装置の全体断面図
【図4】従来の燃焼装置の断面図
【符号の説明】 1 バーナケース 2 段付き開口部 4 燃焼空気供給管 8 空気室 10 孔 11 ノズル 12 バーナヘッド 14 炎孔 19 アースリング 20 開口 21 燃焼筒 22 第1通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼空気供給管を連通させた有底筒状の
    バーナケースと、このバーナケース内に空気室を形成す
    るように該バーナケースの段付き開口部に載置し、前記
    燃焼空気供給管からの燃焼用空気を取り入れる孔を設け
    た有底筒状の気化器と、この気化器内に燃料を供給する
    ノズルと、前記気化器で気化し燃焼用空気と混合した混
    合ガスを燃焼させる筒状のバーナヘッドと、前記バーナ
    ヘッドの炎孔外方を囲む如く前記気化器の外周に嵌合し
    た有底筒状のアースリングと、このアースリングの外周
    に位置して前記バーナケースの段付き開口部を覆う如く
    設けた燃焼筒とを備え、かつ上記バーナケース内の空気
    室と気化器を載置した段付き開口部との間を第1通路で
    連通させて、前記空気室から燃焼筒内に二次空気を供給
    するように構成し、かつ上記第1通路は水平方向に形成
    すると共にアースリングには燃焼筒及びアースリング間
    とアースリング及びバーナヘッド間とを連絡する開口を
    形成した燃焼装置。
  2. 【請求項2】 上記第1通路は気化器の段付き開口載置
    部分にスリットを形成して構成した請求項1記載の燃焼
    装置。
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