JPH07325497A - トナー定着用ヒートローラ - Google Patents
トナー定着用ヒートローラInfo
- Publication number
- JPH07325497A JPH07325497A JP11939194A JP11939194A JPH07325497A JP H07325497 A JPH07325497 A JP H07325497A JP 11939194 A JP11939194 A JP 11939194A JP 11939194 A JP11939194 A JP 11939194A JP H07325497 A JPH07325497 A JP H07325497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating layer
- layer
- heat roller
- heat
- metal pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】金属パイプ2の表面に絶縁層3を介して発熱抵
抗体4を備えるとともに、外周表面に離形層5を備えて
なるトナー定着用ヒートローラ1において、上記絶縁層
3として有機ポリマー層3aと無機ポリマー層3bを積
層して形成する。 【効果】絶縁性と耐熱性が共に優れた絶縁層3とするこ
とができる。そのため、絶縁層3の厚みtを小さくする
ことができ、熱容量を小さくできることからヒートロー
ラ1の立ち上がり時間を極めて短くすることができる。
抗体4を備えるとともに、外周表面に離形層5を備えて
なるトナー定着用ヒートローラ1において、上記絶縁層
3として有機ポリマー層3aと無機ポリマー層3bを積
層して形成する。 【効果】絶縁性と耐熱性が共に優れた絶縁層3とするこ
とができる。そのため、絶縁層3の厚みtを小さくする
ことができ、熱容量を小さくできることからヒートロー
ラ1の立ち上がり時間を極めて短くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、コピー機、
ファクシミリ等の電子写真装置におけるトナー定着用ヒ
ートローラに関する。
ファクシミリ等の電子写真装置におけるトナー定着用ヒ
ートローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ等の電子写真装置に
おけるトナー定着装置は、発熱手段を備えたヒートロー
ラと、加圧ローラを対抗して配置し、これらのローラ間
に印字後の用紙を通過させることによって、トナーを加
熱定着するようになっている。
おけるトナー定着装置は、発熱手段を備えたヒートロー
ラと、加圧ローラを対抗して配置し、これらのローラ間
に印字後の用紙を通過させることによって、トナーを加
熱定着するようになっている。
【0003】そして、上記ヒートローラとしてはアルミ
ニウムやステンレス等の金属パイプ中にハロゲンランプ
等の加熱素子を設けたものが用いられてきたが、加熱効
率が悪いため1分以上のウォームアップ時間が必要であ
った。そのため、断続的な使用を行う場合でも連続加熱
しておく必要があり、消費電力が大きいという問題点が
あった。
ニウムやステンレス等の金属パイプ中にハロゲンランプ
等の加熱素子を設けたものが用いられてきたが、加熱効
率が悪いため1分以上のウォームアップ時間が必要であ
った。そのため、断続的な使用を行う場合でも連続加熱
しておく必要があり、消費電力が大きいという問題点が
あった。
【0004】そこで、金属パイプの外周に絶縁層を介し
て発熱抵抗体を備え、さらにその表面に離形層を備えた
構造のヒートローラが提案されている(特開昭55−7
2390号、特開昭62−200380号公報等参
照)。
て発熱抵抗体を備え、さらにその表面に離形層を備えた
構造のヒートローラが提案されている(特開昭55−7
2390号、特開昭62−200380号公報等参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、金属パ
イプの外周に絶縁層、発熱抵抗体、離形層を積層した構
造のヒートローラにおいて、絶縁層の材質としてホーロ
ーやガラスでは所定の寸法精度が得にくかった。そのた
め、絶縁層としては樹脂が用いられていたが、絶縁性と
耐熱性を共に満足させることができなかった。
イプの外周に絶縁層、発熱抵抗体、離形層を積層した構
造のヒートローラにおいて、絶縁層の材質としてホーロ
ーやガラスでは所定の寸法精度が得にくかった。そのた
め、絶縁層としては樹脂が用いられていたが、絶縁性と
耐熱性を共に満足させることができなかった。
【0006】例えば、ポリイミド樹脂等の有機ポリマー
は絶縁性が高いものの耐熱性が劣るため、離形層をなす
テフロンの焼き付け温度400℃で変形や変質しやすい
などの問題があった。
は絶縁性が高いものの耐熱性が劣るため、離形層をなす
テフロンの焼き付け温度400℃で変形や変質しやすい
などの問題があった。
【0007】一方無機ポリマーは耐熱性は高いものの、
絶縁性が低いため発熱抵抗体の電流が金属パイプに漏れ
やすく、絶縁破壊や故障を生じやすかった。なお、絶縁
層を厚くすれば絶縁性は向上するが、熱容量が大きくな
るために昇温速度が遅くなるという問題点があった。
絶縁性が低いため発熱抵抗体の電流が金属パイプに漏れ
やすく、絶縁破壊や故障を生じやすかった。なお、絶縁
層を厚くすれば絶縁性は向上するが、熱容量が大きくな
るために昇温速度が遅くなるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、金属
パイプの表面に絶縁層を介して発熱抵抗体を備えるとと
もに、外周表面に離形層を備えてなるトナー定着用ヒー
トローラにおいて、上記絶縁層を無機ポリマーと有機ポ
リマーを2層以上積層して形成したものである。
パイプの表面に絶縁層を介して発熱抵抗体を備えるとと
もに、外周表面に離形層を備えてなるトナー定着用ヒー
トローラにおいて、上記絶縁層を無機ポリマーと有機ポ
リマーを2層以上積層して形成したものである。
【0009】また、上記絶縁層のうち、金属パイプ側に
は絶縁性に優れた有機ポリマーを用い、一方発熱抵抗体
側には耐熱性に優れた無機ポリマーを用いることによっ
て、絶縁性、耐熱性に優れた絶縁層とすることができ
る。
は絶縁性に優れた有機ポリマーを用い、一方発熱抵抗体
側には耐熱性に優れた無機ポリマーを用いることによっ
て、絶縁性、耐熱性に優れた絶縁層とすることができ
る。
【0010】さらに、上記絶縁層の全体の厚みは5〜2
00μmの範囲とすることが好ましい。これは5μm未
満では絶縁破壊を生じやすく、一方200μmを超える
と熱容量が大きくなって昇温特性が悪くなるためであ
る。
00μmの範囲とすることが好ましい。これは5μm未
満では絶縁破壊を生じやすく、一方200μmを超える
と熱容量が大きくなって昇温特性が悪くなるためであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、絶縁層の耐熱性、絶縁性を共
に高くすることができる。その結果、絶縁層を薄くでき
るため熱容量を小さくすることができ、またテフロンか
らなる離形層の焼き付け時にも絶縁層が変形、変質する
ことを防止できる。
に高くすることができる。その結果、絶縁層を薄くでき
るため熱容量を小さくすることができ、またテフロンか
らなる離形層の焼き付け時にも絶縁層が変形、変質する
ことを防止できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1にヒートローラ1の断面図を示すよう
に、金属パイプ2の外周面に絶縁層3を介して発熱抵抗
体4を備え、さらにその表面に離形層5を備えている。
なお、詳細を後述するように、絶縁層3は有機ポリマー
層3aと無機ポリマー層3bを積層して形成してある。
そして、不図示の電極を通じて上記発熱抵抗体4に通電
すればヒートローラ1を急速昇温させることができ、ト
ナーの定着に用いることができる。
に、金属パイプ2の外周面に絶縁層3を介して発熱抵抗
体4を備え、さらにその表面に離形層5を備えている。
なお、詳細を後述するように、絶縁層3は有機ポリマー
層3aと無機ポリマー層3bを積層して形成してある。
そして、不図示の電極を通じて上記発熱抵抗体4に通電
すればヒートローラ1を急速昇温させることができ、ト
ナーの定着に用いることができる。
【0014】また、他の実施例として、図示していない
が、金属パイプ2の内周面に絶縁層3と発熱抵抗体4を
備え、一方外周面に離形層5を備えてヒートローラ1を
構成することもでき、この場合は発熱抵抗体4が内側に
あることから、外周表面の温度を均一にすることができ
る。
が、金属パイプ2の内周面に絶縁層3と発熱抵抗体4を
備え、一方外周面に離形層5を備えてヒートローラ1を
構成することもでき、この場合は発熱抵抗体4が内側に
あることから、外周表面の温度を均一にすることができ
る。
【0015】上記金属パイプ2としては、アルミニウム
やアルミニウム合金、あるいはステンレス等を用いれば
良いがアルミニウムまたはアルミニウム合金が最適であ
る。また、金属パイプ2の熱容量を小さくするために
は、その肉厚は0.5〜1.5mmが好ましい。これは
肉厚が0.5mm未満であると強度が低くなって変形が
生じやすく、一方1.5mmを超えると熱容量が大きく
なって昇温特性が悪くなるためであり、好ましくは肉厚
0.5〜1.0mmの範囲内が良い。
やアルミニウム合金、あるいはステンレス等を用いれば
良いがアルミニウムまたはアルミニウム合金が最適であ
る。また、金属パイプ2の熱容量を小さくするために
は、その肉厚は0.5〜1.5mmが好ましい。これは
肉厚が0.5mm未満であると強度が低くなって変形が
生じやすく、一方1.5mmを超えると熱容量が大きく
なって昇温特性が悪くなるためであり、好ましくは肉厚
0.5〜1.0mmの範囲内が良い。
【0016】絶縁層3は有機ポリマー層3aと無機ポリ
マー層3bを積層して構成されている。積層する順序と
しては、絶縁性の高い有機ポリマー層3aを金属パイプ
2側に備え、耐熱性の高い無機ポリマー層3bを発熱抵
抗体4側に備えることが好ましい。
マー層3bを積層して構成されている。積層する順序と
しては、絶縁性の高い有機ポリマー層3aを金属パイプ
2側に備え、耐熱性の高い無機ポリマー層3bを発熱抵
抗体4側に備えることが好ましい。
【0017】ここで有機ポリマー層3aとしては、ポリ
イミド、ポリイミド・アミド、テフロン等の樹脂を用い
るが、化1に構造式を示すポリイミド樹脂が300℃以
上の耐熱性を有するため最適である。
イミド、ポリイミド・アミド、テフロン等の樹脂を用い
るが、化1に構造式を示すポリイミド樹脂が300℃以
上の耐熱性を有するため最適である。
【0018】
【化1】
【0019】また、無機ポリマー層3bとしては、ボロ
シロキサン、シロキサン、チラノコート、アルミナ系ポ
リマー、リン酸系ポリマー等を用いるが、化2に構造式
を示すボロシロキサン樹脂が加熱硬化後の耐熱性が高い
ため最適である。
シロキサン、シロキサン、チラノコート、アルミナ系ポ
リマー、リン酸系ポリマー等を用いるが、化2に構造式
を示すボロシロキサン樹脂が加熱硬化後の耐熱性が高い
ため最適である。
【0020】
【化2】
【0021】上記有機ポリマー層3aを成すポリイミド
樹脂は、絶縁耐圧が200kV/mm以上と極めて絶縁
性に優れ、また無機ポリマー層3bを成すボロシロキサ
ン樹脂は耐熱性が600℃以上と高い。したがって、こ
の二種類の樹脂を積層することによって、耐熱性、絶縁
性に優れた絶縁層3とすることができる。
樹脂は、絶縁耐圧が200kV/mm以上と極めて絶縁
性に優れ、また無機ポリマー層3bを成すボロシロキサ
ン樹脂は耐熱性が600℃以上と高い。したがって、こ
の二種類の樹脂を積層することによって、耐熱性、絶縁
性に優れた絶縁層3とすることができる。
【0022】このように、絶縁層3は耐熱性が高いた
め、離形層5を焼き付ける際などに高温となっても変形
することはない。また、絶縁層3は絶縁性が高いために
厚みtを薄くすることが可能である。その結果、熱容量
を低くして昇温特性を高めることができ、また金属パイ
プ2に施したクラウン形状や、金属パイプ2の真円度、
平坦度等の寸法精度を維持したまま絶縁層3を形成する
ことができるため、二次加工を不要とできる。
め、離形層5を焼き付ける際などに高温となっても変形
することはない。また、絶縁層3は絶縁性が高いために
厚みtを薄くすることが可能である。その結果、熱容量
を低くして昇温特性を高めることができ、また金属パイ
プ2に施したクラウン形状や、金属パイプ2の真円度、
平坦度等の寸法精度を維持したまま絶縁層3を形成する
ことができるため、二次加工を不要とできる。
【0023】上記絶縁層3を形成するための方法は、そ
れぞれの樹脂を主成分としたポリマーを任意の溶剤で希
釈し、スプレーコーティング法、スクリーン印刷法、ス
ピンドル法などにより金属パイプ2外周にコーティング
し、約400℃にて焼成して、交互に積層すれば良い。
れぞれの樹脂を主成分としたポリマーを任意の溶剤で希
釈し、スプレーコーティング法、スクリーン印刷法、ス
ピンドル法などにより金属パイプ2外周にコーティング
し、約400℃にて焼成して、交互に積層すれば良い。
【0024】さらに、絶縁層3全体の厚みtは、5〜2
00μmとする。これは5μm未満であると絶縁破壊の
恐れがあり、一方200μmを超えると熱容量が大きく
なってしまい、400Wで150℃までの昇温時間を1
0秒以下とできなくなるためである。より好ましくは厚
みtは5〜150μmの範囲内が良い。
00μmとする。これは5μm未満であると絶縁破壊の
恐れがあり、一方200μmを超えると熱容量が大きく
なってしまい、400Wで150℃までの昇温時間を1
0秒以下とできなくなるためである。より好ましくは厚
みtは5〜150μmの範囲内が良い。
【0025】なお、図1では有機ポリマー層3aと無機
ポリマー層3bの2層で絶縁層3を形成したものを示し
たが、これらの有機ポリマーと無機ポリマーを3層以上
に積層することもできる。この場合も、金属パイプ2に
接する部分は絶縁性に優れた有機ポリマーで形成し、発
熱抵抗体4に接する部分は耐熱性に優れた無機ポリマー
で形成することが好ましい。
ポリマー層3bの2層で絶縁層3を形成したものを示し
たが、これらの有機ポリマーと無機ポリマーを3層以上
に積層することもできる。この場合も、金属パイプ2に
接する部分は絶縁性に優れた有機ポリマーで形成し、発
熱抵抗体4に接する部分は耐熱性に優れた無機ポリマー
で形成することが好ましい。
【0026】また、発熱抵抗体4はNi−Cr,TaS
iO2 ,Ni,RuO2 ,Ag等の材料からなり、蒸
着、スパッタリング、スクリーン印刷、メッキ、金属箔
等により絶縁層3上または内部に形成され、その厚みや
パターン形状は求められる抵抗値に応じて適宜設定すれ
ば良い。例えば、発熱抵抗体4の抵抗値をヒートローラ
1の中央部に比べ端部側が大きくなるように設定すれ
ば、表面温度を均一にすることができる。
iO2 ,Ni,RuO2 ,Ag等の材料からなり、蒸
着、スパッタリング、スクリーン印刷、メッキ、金属箔
等により絶縁層3上または内部に形成され、その厚みや
パターン形状は求められる抵抗値に応じて適宜設定すれ
ば良い。例えば、発熱抵抗体4の抵抗値をヒートローラ
1の中央部に比べ端部側が大きくなるように設定すれ
ば、表面温度を均一にすることができる。
【0027】また、最外周表面の離形層5はトナーとの
離形性に優れたテフロン、シリコン等を用い、スプレー
コーティング法や熱収縮性チューブを用いる方法等によ
り形成する。
離形性に優れたテフロン、シリコン等を用い、スプレー
コーティング法や熱収縮性チューブを用いる方法等によ
り形成する。
【0028】実験例1 図1に示す本発明のヒートローラ1において、絶縁層3
の種類や厚みを種々に変化させた時の絶縁性、耐熱性、
昇温特性を調べる実験を行った。
の種類や厚みを種々に変化させた時の絶縁性、耐熱性、
昇温特性を調べる実験を行った。
【0029】金属パイプ2をアルミニウム合金5056
により形成し、外径18mm、厚み0.7mm、長さ2
60mmとした。絶縁層3として、表1に示す種々の材
質、厚みに形成した後、RuO2 からなる発熱抵抗体4
を印刷し、外周表面に離形層5として厚み20μmのテ
フロンを静電塗装により形成した。なお表1中、絶縁層
の材質を複数記載しているものは、金属パイプ2側から
の積層順に示した。
により形成し、外径18mm、厚み0.7mm、長さ2
60mmとした。絶縁層3として、表1に示す種々の材
質、厚みに形成した後、RuO2 からなる発熱抵抗体4
を印刷し、外周表面に離形層5として厚み20μmのテ
フロンを静電塗装により形成した。なお表1中、絶縁層
の材質を複数記載しているものは、金属パイプ2側から
の積層順に示した。
【0030】それぞれ、1.5kVの電圧を印加した時
の絶縁性を調べ、完全に絶縁性が保たれているものを
○、絶縁破壊の恐れがあったものを△、絶縁破壊したも
のを×で表した。また、耐熱性の評価として、400
℃、60分の熱処理を行った後、絶縁層3の耐電圧が劣
化しないものを○、1.5kV未満に劣化したものを×
とした。さらに、各ヒートローラ1に400Wの電圧を
印加した時の150℃までの昇温時間を測定し、10秒
以下のものを○、10秒を超えたものを×として昇温特
性を評価した。
の絶縁性を調べ、完全に絶縁性が保たれているものを
○、絶縁破壊の恐れがあったものを△、絶縁破壊したも
のを×で表した。また、耐熱性の評価として、400
℃、60分の熱処理を行った後、絶縁層3の耐電圧が劣
化しないものを○、1.5kV未満に劣化したものを×
とした。さらに、各ヒートローラ1に400Wの電圧を
印加した時の150℃までの昇温時間を測定し、10秒
以下のものを○、10秒を超えたものを×として昇温特
性を評価した。
【0031】結果は表1に示す通りである。
【0032】
【表1】
【0033】この結果より明らかに、有機ポリマーまた
は無機ポリマーの一層からなる絶縁層3を備えたもの
(No.1〜4)では、絶縁性と耐熱性の両方を満足さ
せることができなかった。これに対し、有機ポリマーと
無機ポリマーを積層して絶縁層3を形成したもの(N
o.5〜9)では、絶縁性と耐熱性の両方を満足させる
ことが可能であった。
は無機ポリマーの一層からなる絶縁層3を備えたもの
(No.1〜4)では、絶縁性と耐熱性の両方を満足さ
せることができなかった。これに対し、有機ポリマーと
無機ポリマーを積層して絶縁層3を形成したもの(N
o.5〜9)では、絶縁性と耐熱性の両方を満足させる
ことが可能であった。
【0034】また、全体の厚みtが200μmを超えた
もの(No.9)は昇温特性が悪かったが、厚みtを2
00μm以下としたもの(No.5〜8)では、優れた
昇温特性を示した。
もの(No.9)は昇温特性が悪かったが、厚みtを2
00μm以下としたもの(No.5〜8)では、優れた
昇温特性を示した。
【0035】このように、本発明のヒートローラは10
秒以下で使用温度まで昇温できるため、通電後の立ち上
がり時間を極めて短くできる。したがって、ヒートロー
ラを連続加熱しておく必要がなく、使用時のみ通電して
加熱すれば良いことから、特に使用頻度が低い機器に用
いる場合には消費電力を大幅に低下することができ、家
庭用のファクシミリやプリンタ、コピー機等に好適に用
いることができる。
秒以下で使用温度まで昇温できるため、通電後の立ち上
がり時間を極めて短くできる。したがって、ヒートロー
ラを連続加熱しておく必要がなく、使用時のみ通電して
加熱すれば良いことから、特に使用頻度が低い機器に用
いる場合には消費電力を大幅に低下することができ、家
庭用のファクシミリやプリンタ、コピー機等に好適に用
いることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属パイ
プの表面に絶縁層を介して発熱抵抗体を備えるととも
に、外周表面に離形層を備えてなるトナー定着用ヒート
ローラにおいて、上記絶縁層を有機ポリマーと無機ポリ
マーを積層して形成したことによって、絶縁性と耐熱性
が共に優れた絶縁層とすることができる。そのため、絶
縁層の厚みを小さくすることができ、熱容量を小さくで
きることからヒートローラの立ち上がり時間を極めて短
くすることができる。
プの表面に絶縁層を介して発熱抵抗体を備えるととも
に、外周表面に離形層を備えてなるトナー定着用ヒート
ローラにおいて、上記絶縁層を有機ポリマーと無機ポリ
マーを積層して形成したことによって、絶縁性と耐熱性
が共に優れた絶縁層とすることができる。そのため、絶
縁層の厚みを小さくすることができ、熱容量を小さくで
きることからヒートローラの立ち上がり時間を極めて短
くすることができる。
【図1】本発明のヒートローラを示す断面図である。
1:ヒートローラ 2:金属パイプ 3:絶縁層 4:発熱抵抗体 5:離形層
Claims (2)
- 【請求項1】金属パイプの表面に絶縁層を介して発熱抵
抗体を備えるとともに、外周表面に離形層を備えてなる
トナー定着用ヒートローラにおいて、上記金属パイプに
有機ポリマーと無機ポリマーを順次2層以上積層して絶
縁層としたことを特徴とするトナー定着用ヒートロー
ラ。 - 【請求項2】上記絶縁層の全体の厚みが5〜200μm
であることを特徴とする請求項1記載のトナー定着用ヒ
ートローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11939194A JPH07325497A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | トナー定着用ヒートローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11939194A JPH07325497A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | トナー定着用ヒートローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07325497A true JPH07325497A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14760348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11939194A Pending JPH07325497A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | トナー定着用ヒートローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07325497A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0930548A4 (en) * | 1996-10-04 | 2001-04-04 | Ricoh Kk | TAPE FIXING DEVICE |
| JP2005234606A (ja) * | 2005-04-28 | 2005-09-02 | Toshiba Corp | 定着装置 |
| JP2008197680A (ja) * | 2008-05-07 | 2008-08-28 | Toshiba Corp | 定着装置 |
| WO2009075380A1 (ja) * | 2007-12-13 | 2009-06-18 | Canon Kabushiki Kaisha | 像加熱装置及び像加熱装置に用いられるヒータ |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11939194A patent/JPH07325497A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0930548A4 (en) * | 1996-10-04 | 2001-04-04 | Ricoh Kk | TAPE FIXING DEVICE |
| JP2005234606A (ja) * | 2005-04-28 | 2005-09-02 | Toshiba Corp | 定着装置 |
| WO2009075380A1 (ja) * | 2007-12-13 | 2009-06-18 | Canon Kabushiki Kaisha | 像加熱装置及び像加熱装置に用いられるヒータ |
| JP2009145568A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Canon Inc | 加熱体、及びその加熱体を有する像加熱装置 |
| US7873293B2 (en) | 2007-12-13 | 2011-01-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus and heater for use in image heating apparatus |
| JP2008197680A (ja) * | 2008-05-07 | 2008-08-28 | Toshiba Corp | 定着装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |