JPH07326501A - 絶縁基板の製造に使用するセラミック製素材板の構造及びその製造方法 - Google Patents

絶縁基板の製造に使用するセラミック製素材板の構造及びその製造方法

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JPH07326501A
JPH07326501A JP6120357A JP12035794A JPH07326501A JP H07326501 A JPH07326501 A JP H07326501A JP 6120357 A JP6120357 A JP 6120357A JP 12035794 A JP12035794 A JP 12035794A JP H07326501 A JPH07326501 A JP H07326501A
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JP
Japan
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material plate
break
vertical
ceramic material
horizontal
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JP6120357A
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English (en)
Inventor
Seiya Ono
誠也 大野
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏両面のうち少なくとも一方の表面に、複
数条の縦方向のブレイク溝11aと複数条の横方向のブ
レイク溝11bとを格子状に交差して刻設して成るセラ
ミック製素材板11において、この素材板を、各ブレイ
ク溝に沿って多数個の絶縁基板14にブレイクするとき
に、絶縁基板の隅角部に欠けが発生することを低減す
る。 【構成】 素材板の表面のうち前記縦方向の各ブレイク
溝11aと前記横方向の各ブレイク溝11bとで囲まれ
た各絶縁基板14における四つの隅角部に、面取り面1
1cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ抵抗器等におけ
る絶縁基板の製造に際して使用するセラミック製素材板
の構造と、その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、チップ抵抗器等における絶縁基
板は、例えば、特開平2−222103号公報等に記載
されているように、先づ、セラミック製素材板を製作
し、このセラミック製素材板を、当該素材板の表裏両面
に予め刻設されている縦方向の各ブレイク溝、及び横方
向の各ブレイク溝に沿って、多数個の絶縁基板ごとにブ
レイクすることによって製造されるものである。
【0003】従来、表裏両面にブレイク溝を刻設したセ
ラミック製素材板は、図10に示すように適宜大きさに
した素材板1を、焼成前におけるグリーンシートの状態
で、その上面に、図11に示すように、下面に断面略三
角形の突起条2aを縦横格子状に設けて成る上部プレス
型2を、当該上部プレス型2における各突起条2aが素
材板1に食い込むように押し付けることによって、前記
グリーンシートの状態における素材板1の上面に、図1
2に示すように、複数条の縦方向のブレイク溝1aと複
数条の横方向のブレイク溝1bとを刻設し、また、場合
によっては、グリーンシートの状態における素材板1の
下面にも、図11に示すように、上面に同じく断面略三
角形の突起条3aを縦横格子状に設けて成る下部プレス
型3を、当該下部プレス型3における各突起条3aが素
材板1に食い込むように押し付けることにより、前記素
材板1の下面にも、図13に示すように、複数条の縦方
向のブレイク溝1a′と複数条の横方向のブレイク溝1
b′とを刻設したのち、高い温度で焼成すると言う方法
で製造される。
【0004】そして、このようにして製造されたセラミ
ック製素材板1は、その上面に刻設した各ブレイク溝1
a,1b、又は上下両面に刻設した各ブレイク溝1a,
1b,1a′,1b′に沿って、図14に示すように、
多数個の絶縁基板4にブレイクされるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な方法によって製造されたセラミック製素材板1におけ
る各ブレイク溝1a,1b,1a′,1b′は、その断
面を当該各ブレイク溝の全長にわたって同じ形状に構成
していて、これら各ブレイク溝1a,1b,1a′,1
b′にて区画された各絶縁基板4における四つの隅角部
が鋭角になっていることにより、このセラミック製素材
板1を、前記各ブレイク溝1a,1b,1a′,1b′
に沿って多数個の絶縁基板4にブレイクするに際して、
各絶縁基板4の表面における隅角部にストレスが集中す
ることなるから、この隅角部に、図14に二点鎖線で示
すように、欠け5,5′が発生することになる。
【0006】この隅角部に発生する欠け5,5′は、そ
の形状が不定形であるばかりか、大きさもまちまちであ
るから、不良品となる率が高く、換言すると、不良品の
発生率が高いと言う問題があった。本発明は、この問題
を解消したセラミック製素材板の構造と、その製造方法
とを提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「表裏両面のうち少なくとも一方の表
面に、複数条の縦方向のブレイク溝と複数条の横方向の
ブレイク溝とを格子状に交差して刻設して成るセラミッ
ク製素材板において、前記素材板の表面のうち前記縦方
向の各ブレイク溝と前記横方向の各ブレイク溝とで囲ま
れた各絶縁基板における四つの隅角部に、面取り面を設
ける。」と言う構成にした。
【0008】また、本発明の製造方法は、「セラミック
グリーンシートの状態における素材板の表面に、当該表
面に対向する面に複数状の縦方向の突起条と複数条の横
方向の突起条とを格子状に交差して設けて成るプレス型
を押し付けることによって、縦方向のブレイク溝と横方
向のブレイク溝とを刻設し、次いで、前記素材板を、高
い温度で焼成して成るセラミック製素材板の製造方法に
おいて、前記プレス型のうち縦方向の各突起条と横方向
の各突起条とが交差する箇所に、前記素材板の表面のう
ち前記縦方向の各ブレイク溝と前記横方向の各ブレイク
溝とで囲まれた各絶縁基板における四つの隅角部に面取
り面を形成するための傾斜面を設ける。」ことにした。
【0009】
【作 用】このように、セラミック素材板の表面のう
ち各絶縁基板における四つの隅角部に面取り面を設ける
ことにより、各絶縁基板における四つの隅角部はいずれ
も鈍角になることにより、セラミック製素材板を、これ
に刻設されている縦方向の各ブレイク溝及び横方向の各
ブレイク溝に沿って各絶縁基板ごとにブレイクするに際
して、各絶縁基板の表面における四つの隅角部に対する
ストレスの集中を回避することができるから、前記各絶
縁基板の表面における四つの隅角部に欠けが発生するこ
とを確実に低減できるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、セラミック製
素材板を、多数個の絶縁基板ごとにブレイクする場合に
おける不良品の発生率を大幅に低減できるのである。ま
た、本発明の製造方法によると、前記セラミック製素材
板に対して縦方向の各ブレイク溝と横方向の各ブレイク
溝とを刻設すると同時に、当該セラミック製素材板にお
ける各絶縁基板の各隅角部に面取り面を設けることがで
きるから、各絶縁基板の各隅角部に面取り面を設けるこ
とのための工程を省略することができるのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図8の図面
について説明する。図1は、セラミックグリーンシート
の素材板11を示す。このセラミックグリーンシートの
素材板11の上面に、図2に示すように、下面に断面略
三角形に形成した縦方向の突起条12aと横方向の突起
条12bとの多数条を縦横格子状に設けて成る上部プレ
ス型12を、当該上部プレス型12における各突起条1
2a,12bが素材板11に食い込むように押し付ける
ことによって、前記グリーンシートの状態における素材
板11の上面に、図5に示すように、複数条の縦方向の
ブレイク溝11aと複数条の横方向のブレイク溝11b
とを刻設する。
【0012】この場合において、前記上部プレス型12
の下面には、図3及び図4に示すように、縦方向の各突
起条12aと横方向の各突起条12bとの各交差箇所の
各々に、傾斜面12cを設けることにより、前記素材板
11の上面に、縦方向の各ブレイク溝11aと横方向の
ブレイク溝11bとを刻設すると同時に、図5及び図7
に示すように、前記素材板11の表面のうちこれら縦方
向の各ブレイク溝11a及び横方向のブレイク溝11b
にて囲まれた各絶縁基板14における四つの隅角部の各
々に、面取り面14aを形成する。
【0013】また、場合によっては、グリーンシートの
状態における素材板11の下面にも、図2に示すよう
に、上面に同じく断面略三角形に形成した縦方向の突起
条13aと横方向の突起条13bとの多数条を縦横格子
状に設けて成る下部プレス型13を、当該下部プレス型
13における各突起条13a,13bが素材板11に食
い込むように押し付けることにより、前記素材板11の
下面にも、図6に示すように、複数条の縦方向のブレイ
ク溝11a′と複数条の横方向のブレイク溝11b′と
を刻設する。
【0014】この場合においても、前記下部プレス型1
3の下面には、図3及び図4に示すように、縦方向の各
突起条13aと横方向の各突起条13bとの各交差箇所
の各々に、傾斜面13cを設けることにより、前記素材
板11の下面に、縦方向の各ブレイク溝11a′と横方
向のブレイク溝11b′とを刻設すると同時に、図6に
示すように、前記素材板11の下面のうちこれら縦方向
の各ブレイク溝11a′及び横方向のブレイク溝11
b′にて囲まれた各絶縁基板14における四つの隅角部
の各々に、面取り面14a′を形成する。
【0015】そして、前記素材板11を、高い温度で焼
成することにより、セラミック素材板にするのであり、
このようにして製造されたセラミック製素材板11は、
その上面に刻設した各ブレイク溝11a,11b、又は
上下両面に刻設した各ブレイク溝11a,11b,11
a′,11b′に沿って、図8に示すように、多数個の
絶縁基板14にブレイクされるのである。
【0016】このブレイクに際して、各絶縁基板14の
上下両面における四つの隅角部の各々には、面取り面1
4c,14c′が設けられていることにより、各絶縁基
板14における四つの隅角部に対するストレスの集中
を、前記面取り面14c,14c′にて回避することが
できるから、前記各絶縁基板14における四つの隅角部
に欠けが発生することを確実に低減できるのである。
【0017】なお、セラミック製素材板11における各
絶縁基板14の表面における四つの隅角部に設ける面取
り面は、図9に示すように、円弧状の面取り面14c″
に構成しても良いのである。また、本発明は、セラミッ
ク製素材における表裏両面のうち一方の表面のみにブレ
イク溝を刻設する場合と、セラミック製素材板における
表裏両面にブレイク溝を刻設する場合との両方に適用で
きることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する素材板の斜視図である。
【図2】前記素材板に対してブレイク溝を刻設している
状態の断面図である。
【図3】ブレイク溝の刻設用プレス型の平面図である。
【図4】ブレイク溝の刻設用プレス型の部分的拡大斜視
図である。
【図5】ブレイク溝を刻設した状態の素材板の上面を示
す斜視図である。
【図6】ブレイク溝を刻設した状態の素材板の下面を示
す斜視図である。
【図7】図5の拡大図である。
【図8】本発明においてブレイクした後の絶縁基板を示
す拡大斜視図である。
【図9】本発明における別の実施例を示す拡大斜視図で
ある。
【図10】従来において使用する素材板の斜視図であ
る。
【図11】従来において素材板に対してブレイク溝を刻
設している状態の断面図である。
【図12】従来においてブレイク溝を刻設した状態の素
材板の上面を示す斜視図である。
【図13】従来においてブレイク溝を刻設した状態の素
材板の下面を示す斜視図である。
【図14】従来においてブレイクした後の絶縁基板を示
す拡大斜視図である。
【符号の説明】 11 素材板 11a,11a′ 縦方向のブレイク溝 11b,11b′ 横方向のブレイク溝 11c,11c′ 面取り面 12 上部プレス型 12a,12b 突起条 12c 傾斜面 13 下部プレス型 13a,13b 突起条 13c 傾斜面 14 絶縁基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面のうち少なくとも一方の表面に、
    複数条の縦方向のブレイク溝と複数条の横方向のブレイ
    ク溝とを格子状に交差して刻設して成るセラミック製素
    材板において、前記素材板の表面のうち前記縦方向の各
    ブレイク溝と前記横方向の各ブレイク溝とで囲まれた各
    絶縁基板における四つの隅角部に、面取り面を設けるこ
    とを特徴とする絶縁基板の製造に使用するセラミック製
    素材板の構造。
  2. 【請求項2】セラミックグリーンシートの状態における
    素材板の表面に、当該表面に対向する面に複数状の縦方
    向の突起条と複数条の横方向の突起条とを格子状に交差
    して設けて成るプレス型を押し付けることによって、縦
    方向のブレイク溝と横方向のブレイク溝とを刻設し、次
    いで、前記素材板を、高い温度で焼成して成るセラミッ
    ク製素材板の製造方法において、前記プレス型のうち縦
    方向の各突起条と横方向の各突起条とが交差する箇所
    に、前記素材板の表面のうち前記縦方向の各ブレイク溝
    と前記横方向の各ブレイク溝とで囲まれた各絶縁基板に
    おける四つの隅角部に面取り面を形成するための傾斜面
    を設けることを特徴とする絶縁基板の製造に使用するセ
    ラミック製素材板の製造方法。
JP6120357A 1994-06-01 1994-06-01 絶縁基板の製造に使用するセラミック製素材板の構造及びその製造方法 Pending JPH07326501A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102080437A (zh) * 2010-12-10 2011-06-01 梁裕恩 一种碎拼瓷砖及其生产方法
US8323776B2 (en) 2011-04-08 2012-12-04 Maruwa Co., Ltd. Composite ferrite sheet, method of fabricating the composite ferrite sheet, and array of sintered ferrite segments used to form the composite ferrite sheet
WO2013099688A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 ローム株式会社 チップ抵抗器およびその製造方法

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