JPH0732701Y2 - 折版屋根用の天井構造 - Google Patents

折版屋根用の天井構造

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JPH0732701Y2
JPH0732701Y2 JP2885292U JP2885292U JPH0732701Y2 JP H0732701 Y2 JPH0732701 Y2 JP H0732701Y2 JP 2885292 U JP2885292 U JP 2885292U JP 2885292 U JP2885292 U JP 2885292U JP H0732701 Y2 JPH0732701 Y2 JP H0732701Y2
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JP
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ceiling
plate
roof
ceiling plate
folded
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敏明 吉田
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株式会社かな和工業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折版屋根葺板によって
形成される折版屋根用の天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場や倉庫等の広面積の鉄骨
建築物の屋根として折版屋根が多用されている。このよ
うな折版屋根は、例えば、図13に示すように、金属板
を断面がほぼU字形状となるように折り曲げられた長尺
の折版屋根葺板(以下、適宜、折版と称する)31…
を、隣合うもの同士で馳締にて連結することにより形成
され、梁32・32上に、折版31の幅に対応して並設
されたタイトフレーム33…および吊子34…を介して
取り付けられている。タイトフレーム33は溶接にて梁
32に固定され、吊子34はねじにてタイトフレーム3
3に取り付けられている。
【0003】上記のような金属製の折版屋根を有する建
築物の天井材としては、断熱性および吸音性等が要求さ
れ、例えばグラスウールが使用される。このような天井
材を使用した天井は、隣合う梁32・32間に、各タイ
トフレーム33毎にジョイナ44…が架け渡され、隣合
うジョイナ44・44により、隣合う梁32・32間に
渡る長さを有する天井材、即ち天井板45が支持される
ことにより形成されている。
【0004】しかしながら、上記のように隣合う梁32
・32間に渡る長尺の天井板45によって天井を形成す
る構造では、天井板45の切断時および運搬時等におい
て、天井板45の取り回しが面倒である。従って、天井
板45を長手方向に複数個に分割することが行われてい
る。
【0005】一方、上記のようにして単に天井板45を
分割するだけでは、これら分割された天井板45間に設
ける短尺のジョイナが余分に必要となってコストアップ
になるとともに、天井面積に対する天井板45の個数が
大幅に増加し、作業が煩雑になる。そこで、このような
問題を解決するために、隣合う梁2・2間に渡るジョイ
ナ44をタイトフレーム33の1個おきに設け、天井板
45を、これら隣合うジョイナ44・44間の幅を有
し、ジョイナ44の長手方向に複数個に分割された寸法
のものに形成するとともに、各天井板45間に、隣合う
ジョイナ44間に渡る短尺のジョイナ44を設けること
が考えられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構造によって天井を形成した場合、天井板における梁
上に配される部分はタイトフレーム33と干渉すること
になるので、梁2の左右に配される天井板45・45間
には、タイトフレーム33における梁2の幅方向の長さ
分の隙間が生じることになる。このため、断熱性および
吸音性等、天井板45が有する機能を十分に発揮するこ
とができない虞があるという問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の折版屋根用の天
井構造は、上記の課題を解決するために、隣合う梁間
に、長尺の天井板支持部材が複数本架け渡されるととも
に、これら隣合う長尺の天井板支持部材間に、短尺の天
井板支持部材が架け渡されて、長尺の天井板支持部材間
に複数の天井板配設領域が形成され、この天井板配設領
域に天井板が配される一方、梁上における上記の隣合う
長尺の天井板支持部材間の部位には、折版屋根葺板を支
持する屋根葺板支持部材が設けられている折版屋根用の
天井構造において、上記の天井板における梁上に配され
て屋根葺板支持部材と干渉する部位には、この干渉を回
避する切欠き部が形成されていることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、天井板における梁上に配
されて屋根葺板支持部材と干渉する部位には、この干渉
を回避する切欠き部が形成されているので、梁上におい
ても、大きな隙間を生じることなく天井板を配すること
ができる。従って、断熱性および吸音性等、天井板が有
する機能を十分に発揮することができる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を図1ないし図12に基づ
いて以下に説明する。
【0010】折版屋根は、図2に示すように、複数の折
版1…が隣接するもの同士で互いに馳締めされることに
より連結されて形成され、梁2・2の上端面に固定され
た屋根葺板支持部材としてのタイトフレーム3…と、タ
イトフレーム3…に取り付けられた吊子4…とで梁2・
2上に取り付けられている。
【0011】上記の折版1は、図3に示すように、断面
がほぼU字形状をなすように折り曲げられて形成され、
水平底部1aと、この水平底部1aの両側端から上方へ
幅広がりに傾斜して延びる傾斜面1b・1cとを有して
いる。
【0012】傾斜面1bの上端には、そこから水平外方
へ延びる第1頂部1dが形成されている。この第1頂部
1dには、その端縁から上方に垂直に延びる垂直面1e
と、この垂直面1eの上端から第1頂部1dに平行に内
方に折り曲げられた水平面1fとからなる第1馳締部7
が形成されている。また、傾斜面1cの上端には、そこ
から水平外方へ延びる第2頂部1gが形成されている。
この第2頂部1gには、その端縁に第1馳締部7の断面
形状よりもやや大きな内部空間を有するように断面逆U
字形状に形成された第2馳締部8が形成されている。
【0013】タイトフレーム3は、図4の(a)ないし
(c)に示すように、1対のプレート部材9・9が、角
根丸頭ボルト10および六角ナット11により締結され
た構造となっている。各プレート部材9は、上下方向に
延びる本体部13、この本体部13の下端部から水平外
方に延びる固定部14、および本体部13の上端部から
外方に延びる支持部15と取付部16を有している。
【0014】上記の本体部13は、図5にも示すよう
に、上部が下部よりも幅広となり、補強のための2本の
隆起部13a・13bが上下方向に形成されている。さ
らに、これら隆起部13a・13bの間には、図6に示
すように、角根丸頭ボルト10を嵌挿させるための角穴
13cが穿設されている。固定部14には、上記隆起部
13a・13bに続く隆起部14a・14bが形成され
ている。
【0015】支持部15は、前記折版1をその傾斜面1
bと第1頂部1dまたは傾斜面1cと第2頂部1gに当
接して支持するようになっている。この支持部15は、
本体部13の上端から小さい段差を有して上方へ垂直に
延びる垂直面15aと、この垂直面15aの上端から水
平外方へ延びる水平面15bと、この水平面15bの端
から下方へ折版1の傾斜面1bまたは傾斜面1cと同方
向に傾斜する傾斜面15cとからなっている。支持部1
5には、垂直面15a、水平面15bおよび傾斜面15
cにわたり、上記隆起部13aに続く隆起部15dが形
成されている。
【0016】取付部16には、図5に示すように、上記
の吊子4が角根丸頭ボルト17および六角ナット18に
より締結されるようになっている。この取付部16は、
本体部13の上端から水平外方へ延びる水平面16a
と、この水平面16aの端から上記傾斜面15cと同方
向に傾斜する傾斜面16bとを有している。水平面16
aには、ほぼ中央部に角根丸頭ボルト17を嵌挿させる
ための長角穴16cが穿設されている。長角穴16cは
取付部16の延設方向へ延び、図4に示すように、長角
穴16c周りの側辺は下方に折り曲げられて折曲片16
d・16dを形成している。
【0017】上記のタイトフレーム3においては、図1
に示すように、長尺のジョイナ5・5間に位置するもの
である場合、単に、両プレート部材9・9が角根丸頭ボ
ルト10および六角ナット11にて締結される。一方、
長尺のジョイナ5と同位置に設けられるものである場
合、図7に示すように、両プレート部材9・9の下部間
に、ジョイナ5の後述する立上部22を挟み込んだ状態
で締結される。
【0018】吊子4は、図5に示すように、下端部から
上端部に向けて幅広となった連結本体部19を有してい
る。この連結本体部19の上端には、連結本体部19に
垂直な方向へ延びる水平面20aと、この水平面20a
の端からさらに下方へ垂直に延びる垂直面20bとを有
しており、これら水平面20aと垂直面20bとで、折
版1の第1馳締部7に係合する係合部20が形成されて
いる。また、連結本体部19の下端には、上記の水平面
20aとは反対の方向へ延びる取付面21が形成されて
いる。取付面21には、前記取付部16の長角穴16c
と同方向に延びる長穴21aが穿設されるとともに、端
から取付部16の傾斜面16bに沿う傾斜面21bが形
成されている。上記の吊子4は、図5および図6に示す
ように、一方のプレート部材9に取り付けられる。
【0019】折版屋根の下方には、図1および図2に示
す天井が設けられている。この天井においては、天井板
支持部材としての長尺のジョイナ5…が、梁2の長手方
向に並ぶタイトフレーム3の1個おきの位置に、梁2・
2間に互いに平行に架け渡されている。隣合うジョイナ
5・5間には、これらジョイナ5との直交方向に、天井
板支持部材としての短尺のジョイナ6・6が設けられ、
ジョイナ5・5およびジョイナ6・6、あるいはジョイ
ナ5・5および梁2により天井板12が支持されてい
る。
【0020】ジョイナ5・6は、図8および図9に示す
ように、中央部において上下方向に延びる立上部22
と、この立上部22の下端の両側にて水平外方へ延びる
板受部23・23と、これら板受部23・23の底面に
設けられる底面部24とからなっており、その断面がほ
ぼT字形状をなしている。上記の立上部22は天井板1
2の配置領域を区画する一方、板受部23は、天井板1
2を支持するものであり、天井板12を支持可能な所定
幅を有している。底面部24は、両側縁部が板受部23
・23の上面側に折り曲げられることにより板受部23
・23を補強している。
【0021】天井板12は、グラスウール等の断熱性・
遮音性・耐火性を有する材料からなる板状の部材であ
り、ジョイナ5・6によって区画される配置領域よりも
若干狭い寸法に形成されている。本実施例において、天
井板12の基準寸法は、図10の(a)に示すように、
995×995mmとなっており、ジョイナ5・6によっ
て形成される天井板12の配設領域は、1000×10
00mmとなっている。そして、タイトフレーム3と干渉
する部分の天井板12としては、同図の(b)に示すよ
うに、2分割され、かつタイトフレーム3との干渉を回
避する切欠き部12aを有するもの、あるいは同図の
(c)に示すように、一端部に上記の切欠き部12aを
有するものが使用される。尚、例えば、同図の(b)に
示す天井板12においては、分割位置を調整することに
より切欠き部12aを何れか一方のみに形成してもよ
い。
【0022】次に、上記の構成による折版屋根および天
井の構築について説明する。まず、図1に示すように、
梁2上において、梁2の長手方向に折版1の幅に応じた
間隔でタイトフレーム3…の位置決めを行い、1個おき
のタイトフレーム3の位置毎に、隣合う梁2・2間に長
尺のジョイナ5を架け渡す。そして、ジョイナ5が配さ
れている位置のタイトフレーム3は、図7に示すよう
に、ジョイナ5を両プレート部材9・9間に挟み込んだ
状態でプレート部材9・9同士締結させた後、固定部1
4を梁2に溶接する。また、ジョイナ5が配されていな
い位置のタイトフレーム3は、単にプレート部材9・9
同士を締結させた状態で、固定部14を梁2に溶接す
る。
【0023】次に、隣合う長尺のジョイナ5・5間に短
尺のジョイナ6…を配して、天井板12の配設領域を区
画し、この領域に天井板12を配する。尚、ジョイナ6
の固定は、溶接あるいはクリップ等によって行う。ここ
で、天井板12の配設領域のうち、天井板12がタイト
フレーム3と干渉しない部位には、図10の(a)に示
すものを配し、タイトフレーム3と干渉する部位には、
同図の(b)または(c)に示す、切欠き部12aの形
成されたものを配する。また、上記の配設領域が天井板
12の基準寸法と対応しない場合には、その領域に応じ
て適宜寸法が変更された天井板12を使用する。
【0024】以上の作業によって折版屋根用の天井が形
成される。尚、ジョイナ5・6の組み付け作業の全て
は、上記のように、梁2上において行われる必要はな
く、例えば、ジョイナ5とジョイナ6とを予め組み付け
ておき、その後、この組み付け体を梁2に対して組み付
けてもよい。
【0025】次に、折版1をタイトフレーム3に結合さ
せる。このときには、折版1の第1頂部1dをタイトフ
レーム3の支持部15上に配した後、図11に示すよう
に、吊子4をその係合部20が折版1の第1馳締部7に
引っ掛かるようにしてタイトフレーム3に取り付ける。
【0026】続いて、上記のようにして固定された折版
1の隣に、図12に示すように、次の折版1を配置す
る。このとき、上記の固定された折版1の第1馳締部7
に、次に固定する折版1の第2馳締部8を上方から重ね
合わせ、これら第1馳締部7と第2馳締部8との間に吊
子4の係合部20を挟み込ませる。そして、上記の第2
馳締部8を自動あるいは手動の馳締め機にて折版1の長
手方向に馳締めしていくことにより、第2馳締部8の端
縁部が第1馳締部7の水平面1fの底面側に折り込ま
れ、隣接する折版1・1同士が第1馳締部7と第2馳締
部8とで接合される。また、馳締めを行うことにより、
吊子4は、係合部20の垂直面20bが第2馳締部8と
同様に水平面1fの下面側に折り込まれて、第1馳締部
7に締結される。
【0027】その後、上記のような作業を順次繰り返す
ことにより、折版屋根が形成される。尚、天井と折版屋
根との構築作業は、天井を構築しながら、同時に折版屋
根を構築するようにして進行してもよい。
【0028】本折版屋根用の天井構造においては、上記
のように、梁2上に配される天井板12には、タイトフ
レーム3との干渉を回避する切欠き部12aが形成され
ているので、梁2の両側に配される天井板12・12の
間において、大きな隙間が生じないようになっている。
従って、断熱性および吸音性等、天井板12が有する機
能が十分に発揮されるようになっている。
【0029】また、ジョイナ5が配される位置のタイト
フレーム3は、タイトフレーム3の両プレート部材9・
9によりジョイナ5を挟み込んだ状態で梁2に溶接され
るので、簡単な構造かつ簡単な作業で、タイトフレーム
3とジョイナ5とが同時に固定されるようになってい
る。
【0030】
【考案の効果】本考案の折版屋根用の天井構造は、以上
のように、天井板における梁上に配されて屋根葺板支持
部材と干渉する部位には、この干渉を回避する切欠き部
が形成されている構成である。
【0031】これにより、梁上においても、大きな隙間
を生じることなく天井板を配することができるので、断
熱性および吸音性等の天井板が有する機能を十分に発揮
することができるいう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の天井構造の要部を示す斜視
図である。
【図2】本考案の一実施例の折版屋根および天井構造の
要部を部分的な破断で示す斜視図である。
【図3】図2に示した折版屋根を形成するための折版屋
根葺板の形状を示す斜視図である。
【図4】図1に示したタイトフレームを拡大して示す正
面図(a)と側面図(b)と平面図(c)である。
【図5】上記のタイトフレームに吊子が取り付けられた
状態を示す斜視図である。
【図6】上記のタイトフレームおよび吊子の組み付け構
造を示す分解斜視図である。
【図7】梁への長尺のジョイナおよびタイトフレームの
取付け構造を拡大して示す斜視図である。
【図8】図1に示したジョイナの斜視図である。
【図9】図8におけるA−A線矢視断面図である。
【図10】図1に示した各天井板の斜視図である。
【図11】本実施例の折版屋根および天井の構築過程を
示すものであって、構築された天井の上における梁上
に、折版屋根葺板を固定した状態を示す斜視図である。
【図12】図11に示した状態からさらに別の折版屋根
葺板が固定された状態を示す斜視図である。
【図13】従来の折版屋根および天井構造の要部を部分
的な破断で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 折版屋根葺板 2 梁 3 タイトフレーム(屋根葺板支持部材) 4 吊子 5 ジョイナ(天井板支持部材) 6 ジョイナ(天井板支持部材) 12 天井板 12a 切欠き部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣合う梁間に、長尺の天井板支持部材が複
    数本架け渡されるとともに、これら隣合う長尺の天井板
    支持部材間に、短尺の天井板支持部材が架け渡されて、
    長尺の天井板支持部材間に複数の天井板配設領域が形成
    され、この天井板配設領域に天井板が配される一方、梁
    上における上記の隣合う長尺の天井板支持部材間の部位
    には、折版屋根葺板を支持する屋根葺板支持部材が設け
    られている折版屋根用の天井構造において、 上記の天井板における梁上に配されて屋根葺板支持部材
    と干渉する部位には、この干渉を回避する切欠き部が形
    成されていることを特徴とする折版屋根用の天井構造。
JP2885292U 1992-04-30 1992-04-30 折版屋根用の天井構造 Expired - Lifetime JPH0732701Y2 (ja)

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JPH0620649U JPH0620649U (ja) 1994-03-18
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KR102410371B1 (ko) * 2022-03-25 2022-06-22 홍순선 건축 구조물의 지붕 구조 및 그 시공 방법
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