JPH07329348A - 光プリンター - Google Patents

光プリンター

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JPH07329348A
JPH07329348A JP12520294A JP12520294A JPH07329348A JP H07329348 A JPH07329348 A JP H07329348A JP 12520294 A JP12520294 A JP 12520294A JP 12520294 A JP12520294 A JP 12520294A JP H07329348 A JPH07329348 A JP H07329348A
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JP
Japan
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light
light emitting
photoconductor
optical system
filter
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JP12520294A
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English (en)
Inventor
Masahiro Furuta
正寛 古田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3色分光による感光体露光でも、不均一な発
光強度による露光ムラがなく、しかも、発光画素の複雑
な駆動回路が不要であり、小型で安価な光プリンターを
提供すること。 【構成】 少なくとも、画像情報に基づいて光を発する
発光手段1と、該発光手段1からの発光を感光体5上に
集光する集光光学系4と、該感光体5の支持又は排出手
段6とを有し、該感光体5を前記画像情報に基づいて露
光して、該感光体5上に画像を形成する光プリンターに
おいて、前記発光手段1と前記集光光学系4との間、又
は前記集光光学系4と感光体5との間に光を吸収して赤
色光を発光する発光素子2、青色光フィルター3c、及
び緑色光フィルター3bをそれぞれ設けたことを特徴と
する光プリンター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報に基づいて感
光体を露光して、感光体上に画像を形成する光プリンタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ情報や、ビデオ画像などを
ハードコピーするプリンターは、画像情報の質向上とア
クセスの良さが進行するに従い、一般ニーズ、特にカラ
ープリンターに対するニーズが高まってきている。カラ
ープリンターにおけるプリント方法(方式)は様々であ
る。例えば、露光により形成した電荷潛像をトナーによ
り現像する電子写真法や、インクを微細孔から噴出させ
るインクジェット方式、加熱によりリボン状インクを転
写する熱転写方式、同じく加熱によりシート状インクを
昇華させて印画する熱昇華方式などが、現在の主なカラ
ープリント方式である。
【0003】このようなプリント方式のなかで、画像情
報に基づいた信号光を照射して、感光体である印画フィ
ルム(現在のところ殆ど銀塩材料)に直接描画するプリ
ント方式を使用したフィルムプリンターは、簡便で、比
較的高画質の印画が得られるプリンターとして知られて
いる。感光体である感光フィルムとしては、多くは一般
写真用35mmフィルムが用いられ、スライド用フィル
ムや、インスタントフィルム(自己現像タイプフィル
ム)も用いられる。
【0004】信号光源である発光手段としては、例え
ば、カラープリンター用の3原色発光が可能なものとし
て、発光ダイオード、EL(エレクトロルミネッセン
ス)素子等の各単色(3原色である赤、緑、青)光を発
光するものの他に、ブロードな波長分散をもつCRT、
蛍光表示管及びフラッシュランプなど白色光を発光する
ものに、色分解を行うための光学フィルターを設けたも
の、を用いることが提案され、一部商品化されている。
【0005】しかし、前記単色(3原色)光を発光する
手段には、赤、緑、青の発光強度及び発光寿命が均一な
ものがなく、また青色発光するものはあまり存在せず、
存在するものでも色純度や発光パワー、価格の点で問題
がある。例えば、青色発光するものとしては現在、LE
D(発光ダイオード)、CRT(カソードルミネッセン
ス)、FL管(蛍光表示管)等がある。このうち、LE
Dで青色発光するものには、例えば、SiC,GaN,
GaP等を用いた発光体があるが、色純度があまり良く
なく、パワー不足で、しかも高価である。
【0006】また、このような発光手段とポリゴンミラ
ー、レンズ系等を用いて、スキャニング方式により感光
体を露光する場合、スキャンしながらの露光であるため
露光に時間がかかり、高速プリントができない。しか
も、ポリゴンミラー、レンズ系等を用いるので装置が大
型化してしまう。そこで、発光手段として白色光を発光
する光源(例えば、CRT,FL管,EL等)を各色
(赤、青、緑)につき1ラインずつ(計3ライン)設
け、各光源の白色光を赤色光(R)フィルター、緑色光
(G)フィルター、青色光(B)フィルターにそれぞ
れ、とおすことにより、各発色(赤、緑、青)光を得る
方法が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法(3
色分光)による露光では、前記白色光を発光する光源か
らの白色光のうち、長波長成分(赤色成分、緑色成分)
光の発光強度が弱く(特に、赤色成分光)、青から赤ま
で均一な発光強度が得られない(不均一な発光強度)。
【0008】例えば、CRT、FL管に用いられている
蛍光体であるZnO:Znからの発光(発光ピーク50
5nmのブロードな発光)をRGBフィルターを用いて
色分解した場合、青、緑の発光については画像形成に有
効な発光量が得られるが、前記発光のスペクトルが赤色
光領域の一部しか含まないので、赤の発光については画
像形成に有効な発光量が得られない。
【0009】そのため、発光強度が弱い成分光(特に、
赤色成分光)による露光を行う際に印加電圧を上げる、
露光時間を長くする等して、この不均一な発光強度によ
る露光ムラを是正することが考えられるが、駆動が煩雑
となり、コストが増大するという問題点がある。本発明
の目的は、3色分光による感光体露光でも、不均一な発
光強度による露光ムラがなく、しかも、発光画素の複雑
な駆動回路が不要であり、小型で安価な光プリンターを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は第一
に「少なくとも、画像情報に基づいて光を発する発光手
段と、該発光手段からの発光を感光体上に集光する集光
光学系と、該感光体の支持又は排出手段とを有し、該感
光体を前記画像情報に基づいて露光して、該感光体上に
画像を形成する光プリンターにおいて、前記発光手段と
前記集光光学系との間、又は前記集光光学系と感光体と
の間に光を吸収して赤色光を発光する発光素子、青色光
フィルター、及び緑色光フィルターを、それぞれ設けた
ことを特徴とする光プリンター(請求項1)」を提供す
る。
【0011】また、本発明は、第二に「少なくとも、画
像情報に基づいて光を発する発光手段と、該発光手段か
らの発光を感光体上に集光する集光光学系と、該感光体
の支持又は排出手段とを有し、該感光体を前記画像情報
に基づいて露光して、該感光体上に画像を形成する光プ
リンターにおいて、前記発光手段と前記集光光学系との
間、又は前記集光光学系と感光体との間に光を吸収して
赤色光を発光する発光素子、光を吸収して緑色光を発光
する発光素子、及び青色光フィルターをそれぞれ設けた
ことを特徴とする光プリンター(請求項2)」を提供す
る。
【0012】また、本発明は第三に「少なくとも、画像
情報に基づいて光を発する発光手段と、該発光手段から
の発光を感光体上に集光する集光光学系と、該感光体の
支持又は排出手段とを有し、該感光体を前記画像情報に
基づいて露光して、該感光体上に画像を形成する光プリ
ンターにおいて、前記発光手段と前記集光光学系との
間、又は前記集光光学系と感光体との間に光を吸収して
赤色光を発光する発光素子、赤色光フィルター、青色光
フィルター、及び緑色光フィルターをそれぞれ設けたこ
とを特徴とする光プリンター(請求項3)」を提供す
る。
【0013】また、本発明は第四に「少なくとも、画像
情報に基づいて光を発する発光手段と、該発光手段から
の発光を感光体上に集光する集光光学系と、該感光体の
支持又は排出手段とを有し、該感光体を前記画像情報に
基づいて露光して、該感光体上に画像を形成する光プリ
ンターにおいて、前記発光手段と前記集光光学系との
間、又は前記集光光学系と感光体との間に光を吸収して
赤色光を発光する発光素子、赤色光フィルター、光を吸
収して緑色光を発光する発光素子、緑色光フィルター、
及び青色光フィルターをそれぞれ設けたことを特徴とす
る光プリンター(請求項4)」を提供する。
【0014】また、本発明は第五に「前記発光素子が光
ルミネッセンス材料を用いた発光素子であることを特徴
とする請求項1〜4記載の光プリンター(請求項5)」
を提供する。また、本発明は第六に「前記発光手段が白
色発光する、蛍光表示管、CRT、又はEL素子を用い
た発光手段であることを特徴とする請求項1〜5記載の
光プリンター(請求項6)」を提供する。
【0015】
【作用】本発明の光プリンターにかかる構成及び画像形
成方法を図に示した例に基づいて説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。本発明(請求項1又は
2)の光プリンターでは、発光手段(一例、蛍光体のZ
nO:Znを用いたFLアレイ管)と集光光学系(一
例、光ファイバーを束ねたレンズ系であるセルフォック
レンズアレーSLA)との間、又は前記集光光学系と感
光体(一例、自己現像タイプインスタントフィルム)と
の間に、光を吸収して長波長光(赤色光、緑色光)を発
光する発光素子、残りの成分光の色フィルターを(前記
長波長光が赤色光の場合には、緑色フィルターと青色フ
ィルター、また前記長波長光が赤色光と緑色光の場合に
は、青色フィルター)、それぞれ設けて、前記発光手段
からの発光を3色に分光し、各単色(赤、緑、青)光を
集光光学系により集光させて、感光体(一例、自己現像
タイプインスタントフィルム)を露光する。
【0016】発光手段は、例えば、ZnO:Zn蛍光体
の発光画素をRGB(赤、緑、青)に対応するライン状
に(計3ライン)並べたものであり、感光体上に記録さ
れる1画素に対して、発光手段の三つ(RGB)の発光
画素(例えば、蛍光体部)が発光することにより、感光
体上の1画素に記録(画像形成)される。また、光を吸
収して長波長光(赤色光、緑色光)を発光する発光素子
は、例えば、光ルミネッセンス材料が好ましく(請求項
5)、この発光素子、及び残りの成分光の色フィルター
を発光手段の並び(例えば、3ライン状)に対応して並
べて設け(例えば、3ライン状)、発光手段及び発光素
子からの発光が感光体上に到達する際に、RGBの各色
が得られるようにしてある。
【0017】感光体の画像(画素)1ライン分(発光画
素3ライン分)の記録は、RGBの各色ごとにダイナミ
ック又はスタティック駆動により、順次発光させ、即
ち、発光手段の三つ(RGB)のライン上の各発光画素
(例えば、蛍光体部)が発光することにより、感光体上
の1ライン上の画素に記録(画像形成)される。赤色発
光する光ルミネッセンス材料としては、例えば、吸収波
長が370〜550nmであり発光波長が600〜78
0nmである材料が、有効に赤色光を得る上で好まし
い。特に、感光体としてインスタントフィルムを用いる
場合には、発光波長が610nmである材料が好まし
い。
【0018】このような赤色発光の光ルミネッセンス材
料には、蛍光染料が好ましく、例えば、eosine
(C.I.45380)又は、rhodamine 6
G(C.I.45160)が好ましい。ところで、発光
素子(例えば、光ルミネッセンス材料を用いた素子)の
発光により得られる長波長光(赤色光や緑色光)には、
他の色成分の発光が含まれていることがある。よって、
純粋な長波長光(赤色光や緑色光)を得るためには、発
光素子からの発光色の色フィルター(光フィルター)を
更に設けて、該発光素子からの発光に色フィルターでフ
ィルターをかけることが好ましい(請求項3又は4)。
【0019】本発明にかかる発光手段には、例えば、白
色発光する、蛍光表示管、CRT、又はEL素子を用い
た発光手段が好ましい(請求項6)。蛍光表示管(FL
アレイ管)を用いた発光手段としては、前記蛍光体のZ
nO:Znの他に、蛍光体としてZnS:Zn+In2
O3 (ピーク波長:464nm)を用いたFLアレイ管
のラインヘッドが、CRTとしては、蛍光体としてZn
O:Znの他に、Ca2 MgSi2 O7 :Ce3+(ピー
ク波長:385nm)、Zn2 SiO4 :Ti(ピーク
波長:400nm)、ZnS:Ag(ピーク波長:46
0nm)を用いたCRTライン状ヘッドやCRT平面状
ヘッド(小型化可能)が好ましい。
【0020】また、EL素子を用いた発光手段として
は、例えば、発光層にSrS:Ce,Eu又はSrS:
PrF3 を用い、絶縁層にTa2 O5 を用いた2重絶縁
構造の白色発光EL素子のヘッドが好ましく、また、発
光層にZnS:Mn(黄色発光)、ZnS:Tb,F
(緑色発光)又はZnS:MnやSrS:Ce(青緑色
発光)を用い、絶縁層にTa2 O5 やY2 O3 を用いた
マルチカラー薄膜EL素子のヘッドが好ましい。
【0021】なお、発光手段を構成する発光体が青色発
光するものである場合には、RGBのうち青色成分は該
発光をそのまま(或いは、色純度を上げるために青色フ
ィルターをとおして)用い、緑色及び/又は赤色成分
は、青色発光を吸収して緑色及び/又は赤色の光を発光
する各光ルミネッセンス材料を用いて、RGBの各成分
光を得ることが好ましい。
【0022】また、発光手段を構成する発光体が紫外光
を発光するものである場合には、紫外光を吸収して、
青、緑、赤色光を発光する各光ルミネッセンス材料を用
いて、RGBの各成分光を得ることが好ましい。このよ
うな光ルミネッセンス材料としては、例えば、ZnS:
Tb(緑色発光)、ZnS:Sm(赤色発光)が好まし
い。
【0023】以下、本発明の光プリンターによる画像形
成について説明する(図6参照)。先ず、画像信号発生
装置(一例、パソコン)から出力されたカラー信号を制
御手段(一例、インターフェース)により、発光手段
(一例、FLアレイ管)1で出力するのに好適なRGB
(赤、緑、青)信号に変換する。次に、RGB信号のう
ち、記録(画像形成)されるライン上の各ドットに対す
る赤(R)信号が制御手段内のシフトレジスタに入力さ
れる。1ライン分のR信号が全て入力された後、制御手
段内のバッファーが開いて発光手段ドライバーを動作さ
せ、1ラインのR信号ドット(感光体上)に対応する発
光手段(一例、FLアレイ管ヘッド)1の各発光画素
(一例、蛍光体)が同時に発光する(例えば、赤に対応
する発光画素ラインだけが発光するように、R(赤)グ
リッド部に電圧を印加して発光させる)。
【0024】即ち、露光するドット部分(感光体上)に
対応する発光画素部分が発光し、露光しないドット部分
に対応する発光画素部分は発光しない。そして、例え
ば、発光手段1と集光光学系4との間に設けられた発光
素子(例えば、光ルミネッセンス材料を用いた素子)2
により、この発光(例えば、中心波長が505nmの白
色発光)による光が吸収されて、該発光素子2は赤色光
(例えば、波長約610nm)を発光する。
【0025】この赤色光は、そのまま(或いは、色純度
を向上させるために、赤色フィルター3aをとうしてか
ら)感光体(一例、インスタントフィルム)5上に集光
して露光され、露光部分が赤色に発色する。従って、赤
色(R)成分の光だけが感光体(一例、インスタントフ
ィルム)5に到達し、感光体上のドット(1ライン分)
が同時に赤色光露光されて赤色に発色する。
【0026】次に、RGB信号のうち、記録(画像形
成)されるライン上の各ドットに対する緑(G)信号が
制御手段内のシフトレジスタに入力される。1ライン分
のG信号が全て入力された後、制御手段内のバッファー
が開いて発光手段ドライバーを動作させ、1ラインのG
信号ドットに対応する発光手段(一例、FLアレイ管ヘ
ッド)1の各発光画素(一例、蛍光体)が同時に発光す
る(例えば、緑に対応するラインだけが発光するよう
に、G(緑)グリッド部に電圧を印加して発光させ
る)。
【0027】即ち、露光するドット部分に対応する発光
画素部分が発光し、露光しないドット部分に対応する発
光画素部分は発光しない。この発光による光(例えば、
白色光)を、緑色の光を透過する緑色フィルター(例え
ば、555nmを中心とする緑色の光を透過するフィル
ター)3bにとうすことにより、あるいは、この発光に
よる光(例えば、白色光)を発光素子(例えば、光ルミ
ネッセンス材料を用いた素子)2により吸収させて、緑
色光を発光させることにより、緑色光を得る。
【0028】この緑色光は、そのまま(或いは、緑色フ
ィルターをとうしてから)感光体(一例、インスタント
フィルム)5上に集光して露光され、露光部分が緑色に
発色する。従って、緑色(G)成分の光だけが感光体
(一例、インスタントフィルム)5に到達し、感光体上
のドット(1ライン分)が同時に緑色光露光されて緑色
に発色する。
【0029】次に、RGB信号のうち、記録(画像形
成)されるライン上の各ドットに対する青(B)信号が
制御手段内のシフトレジスタに入力される。1ライン分
のB信号が全て入力された後、制御手段内のバッファー
が開いて発光手段ドライバーを動作させ、1ラインのB
信号ドットに対応する発光手段(一例、FLアレイ管ヘ
ッド)1の各発光画素(一例、蛍光体)が同時に発光す
る(例えば、青に対応するラインだけが発光するよう
に、B(青)グリッド部に電圧を印加して発光させ
る)。
【0030】即ち、露光するドット部分に対応する発光
画素部分が発光し、露光しないドット部分に対応する発
光画素部分は発光しない。この発光による光を、青色の
光を透過する青色フィルター3cにとうすことにより、
青色光を得る。この青色光は、そのまま(或いは、青色
フィルターをとうしてから)感光体(一例、インスタン
トフィルム)5上に集光して露光され、露光部分が青色
に発色する。
【0031】従って、青色(B)成分の光だけが感光体
(一例、インスタントフィルム)5に到達し、感光体上
のドット(1ライン分)が同時に青色光露光されて青色
に発色する。以上の動作を行うことにより、1ライン分
のRGB信号にかかる記録(画像形成)がなされ、同様
の記録を各ラインごとに行う。なお、感光体がインスタ
ントフィルムの場合には、全てのライン記録が終了する
と、インスタントフィルムが排出される。
【0032】以下、実施例により本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこの例に限定されるものではな
い。
【0033】
【実施例】本実施例の光プリンターでは、光を吸収して
赤色光を発光する光ルミネッセンス材料(蛍光染料rh
odamine 6G(C.I.45160))を用い
た発光素子、赤色光フィルター、青色光フィルター、及
び緑色光フィルターを、発光手段である蛍光表示管(発
光ピークが505nmでブロードな発光をする蛍光体の
ZnO;Znを用いたFLアレイ管ヘッド)と集光光学
系であるセルフォックレンズアレーSLAとの間に、設
けることにより、各単色(赤、緑、青)光を得て、さら
に各単色光をSLAにより集光させて、自己現像タイプ
インスタントフィルム(感光体の一例)を露光している
(図4〜6参照)。
【0034】蛍光表示管(FLアレイ管)は、約120
μmピッチで発光画素が3ライン(RGBに対応する各
ライン)配置されている。そして、蛍光表示管(FLア
レイ管)と発光素子、赤色光フィルター、青色光フィル
ター、及び緑色光フィルターからなる3色発光光源から
の光(画像情報に基づいた信号光)は、焦点距離約4c
mのSLA(集光光学系の一例)によりインスタントフ
ィルム面上に集光され、3色発光光源がSLAと共に移
動(スキャン)して印画(画像形成)を行っていく機構
(露光系)になっている。
【0035】また、インスタントフィルムは、ステッピ
ングモーターを駆動源としたローラー6により排出方向
に送られる。ステッピングモーターは、1パルスで0.9
°回転するものを使用して2000PPSで回転させ
た。以下、本実施例の光プリンターを用いた画像形成に
ついて説明する(図6参照)。
【0036】先ず、パソコン(画像信号発生装置の一
例)から出力されたカラー信号を光プリンターのインタ
ーフェース(制御手段の一例)により、FLアレイ管ヘ
ッド(発光手段の一例)で出力するのに好適なRGB
(赤、緑、青)信号に変換する。次に、RGB信号のう
ち、記録(画像形成)されるライン上の各ドットに対す
る赤(R)信号が制御手段内のシフトレジスタに入力さ
れる。1ライン分のR信号が全て入力された後、制御手
段内のバッファーが開いて発光手段ドライバーを動作さ
せ、1ラインのR信号ドットに対応する発光手段(FL
アレイ管ヘッド)の各発光画素(蛍光体)が同時に発光
する(例えば、赤に対応するラインだけが発光するよう
に、R(赤)グリッド部に電圧を印加して発光させ
る)。
【0037】即ち、露光するドット部分に対応する発光
画素部分が発光し、露光しないドット部分に対応する発
光画素部分は発光しない。そして、発光手段と集光光学
素子との間に設けられた発光素子(前記光ルミネッセン
ス材料を用いた素子)によりこの発光(中心波長が50
5nmのブロードな白色発光)による光が吸収されて該
発光素子は赤色光(例えば、波長約610nm)を発光
する。
【0038】この赤色光は、色純度を向上させるため
に、赤色フィルターをとうしてから、感光体(インスタ
ントフィルム)上に集光して露光され、露光部分が赤色
に発色する。従って、赤色(R)成分の光だけが感光体
(インスタントフィルム)に到達し、感光体上のドット
(1ライン分)が同時に赤色光露光されて赤色に発色す
る。
【0039】次に、RGB信号のうち、記録(画像形
成)されるライン上の各ドットに対する緑(G)信号が
制御手段内のシフトレジスタに入力される。1ライン分
のG信号が全て入力された後、制御手段内のバッファー
が開いて発光手段ドライバーを動作させ、1ラインのG
信号ドットに対応する発光手段(FLアレイ管ヘッド)
の各発光画素(蛍光体)が同時に発光する(例えば、緑
に対応するラインだけが発光するように、G(緑)グリ
ッド部に電圧を印加して発光させる)。
【0040】即ち、露光するドット部分に対応する発光
画素部分が発光し、露光しないドット部分に対応する発
光画素部分は発光しない。この発光による光を、緑色の
光を透過する緑色フィルター(例えば、555nmを中
心とする緑色の光を透過するフィルター)にとうすこと
により緑色光を得る。この緑色光は、そのまま(或い
は、緑色フィルターをとうしてからでもよい)感光体
(インスタントフィルム)上に集光して露光され、露光
部分が緑色に発色する。
【0041】従って、緑色(G)成分の光だけが感光体
(インスタントフィルム)に到達し感光体上のドット
(1ライン分)が同時に緑色光露光されて緑色に発色す
る。次に、RGB信号のうち、記録(画像形成)される
ライン上の各ドットに対する青(B)信号が制御手段内
のシフトレジスタに入力される。1ライン分のB信号が
全て入力された後、制御手段内のバッファーが開いて発
光手段ドライバーを動作させ、1ラインのB信号ドット
に対応する発光手段(FLアレイ管ヘッド)の各発光画
素(一例、蛍光体)が同時に発光する(例えば、青に対
応するラインだけが発光するように、B(青)グリッド
部に電圧を印加して発光させる)。
【0042】即ち、露光するドット部分に対応する発光
画素部分が発光し、露光しないドット部分に対応する発
光画素部分は発光しない。この発光による光を、青色の
光を透過する青色フィルターにとうすことにより青色光
を得る。この青色光は、そのまま(或いは、青色フィル
ターをとうしてからでもよい)感光体(インスタントフ
ィルム)上に集光して露光され、露光部分が青色に発色
する。
【0043】従って、青色(B)成分の光だけが感光体
(インスタントフィルム)に到達し感光体上のドット
(1ライン分)が同時に青色光露光されて青色に発色す
る。以上の動作を行うことにより、1ライン分のRGB
信号にかかる記録(画像形成)がなされ、同様の記録を
各ラインごとに行う。なお、全てのライン記録(画像形
成)が終了すると、インスタントフィルムが排出手段
(一例、ローラー)により排出される。
【0044】なお、発光手段であるFLアレイ管ヘッド
を発光させる際に、FLアレイ管のフィラメントには1
00KHz,1.7 Vの交流を、カソードには40V、ア
ノードには35Vの電圧を、それぞれ印加した。そし
て、発光の選択制御は、グリッドとアノードによって行
われ、それぞれが40V、35Vになった発光画素部分
だけが発光し、どちらか一方が0V又は両方とも0Vの
場合の発光画素部分は発光しない。
【0045】また、発色させる色の濃淡に対応して、F
Lアレイ管の各ドット(RGBの各発光画素からなる)
の発光時間(アノードに電圧を印加する時間)を変化さ
せて、それぞれの色ごとに階調表現を行った。このた
め、各ドットごとに発光時間(デユ ーティー)が異な
る。本実施例の光プリンターを使用して、640×48
0ドットのカラー印刷を多数回行ったところ、良好な印
刷をすることができた。
【0046】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光プリンターによ
れば、3色分光による感光体露光でも、不均一な発光強
度による露光ムラがなく、しかも、発光画素の複雑な駆
動回路が不要であり、小型で安価な光プリンターを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、白色光の発光手段(一例、3ラインのFL
アレイ管ヘッド)に3色フィルターを設けて色分解を行
っている従来の光プリンターの3色光源の例を示す概略
部分断面図である。
【図2】は、発光手段(一例、3ラインのFLアレイ管
ヘッド)に、発光素子と色フィルターを設けて色分解を
行う本発明の光プリンターの3色光源の一例を示す概略
部分断面図である。
【図3】は、発光手段(一例、3ラインのFLアレイ管
ヘッド)に、発光素子と色フィルターを設けて色分解を
行う本発明の光プリンターの3色光源の別の例を示す概
略部分断面図である。
【図4】は、本発明の光プリンターの一例における、発
光手段(FLアレイ管)、発光素子(光ルミネッセンス
材料)、色フィルター、集光光学系(SLA)、及び感
光体(インスタントフィルム)の配置を示す概略断面図
である。
【図5】は、図4にかかる構成の概略部分拡大図であ
る。
【図6】は、実施例の光プリンターを示す構成図であ
る。
【図7】は、本発明の別の例における、発光手段(EL
素子)、発光素子(光ルミネッセンス材料)、色フィル
ター、集光光学系(SLA)、及び感光体(インスタン
トフィルム)の配置を示す概略断面図である。
【図8】は、本発明のさらに別の例における、発光手段
(CRT)、発光素子(光ルミネッセンス材料)、色フ
ィルター、集光光学系(SLA)、及び感光体(インス
タントフィルム)の配置を示す概略断面図である。
【主要部分の符号の説明】
1・・・発光手段(一例、FLアレイ管) 2・・・発光素子(一例、光ルミネッセンス材料を用い
た素子) 3・・・光フィルター(色フィルター) 3a・・・赤色光フィルター 3b・・・緑色光フィルター 3c・・・青色光フィルター 4・・・集光光学系(一例、セルフォックレンズアレイ
SLA) 5・・・感光体(一例、インスタントフィルム) 6・・・感光体の支持又は排出手段(一例、ローラー) H・・・発光手段の発光部 以 上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、画像情報に基づいて光を発
    する発光手段と、該発光手段からの発光を感光体上に集
    光する集光光学系と、該感光体の支持又は排出手段とを
    有し、該感光体を前記画像情報に基づいて露光して、該
    感光体上に画像を形成する光プリンターにおいて、 前記発光手段と前記集光光学系との間、又は前記集光光
    学系と感光体との間に光を吸収して赤色光を発光する発
    光素子、青色光フィルター、及び緑色光フィルターをそ
    れぞれ設けたことを特徴とする光プリンター。
  2. 【請求項2】 少なくとも、画像情報に基づいて光を発
    する発光手段と、該発光手段からの発光を感光体上に集
    光する集光光学系と、該感光体の支持又は排出手段とを
    有し、該感光体を前記画像情報に基づいて露光して、該
    感光体上に画像を形成する光プリンターにおいて、 前記発光手段と前記集光光学系との間、又は前記集光光
    学系と感光体との間に光を吸収して赤色光を発光する発
    光素子、光を吸収して緑色光を発光する発光素子、及び
    青色光フィルターをそれぞれ設けたことを特徴とする光
    プリンター。
  3. 【請求項3】 少なくとも、画像情報に基づいて光を発
    する発光手段と、該発光手段からの発光を感光体上に集
    光する集光光学系と、該感光体の支持又は排出手段とを
    有し、該感光体を前記画像情報に基づいて露光して、該
    感光体上に画像を形成する光プリンターにおいて、 前記発光手段と前記集光光学系との間、又は前記集光光
    学系と感光体との間に光を吸収して赤色光を発光する発
    光素子、赤色光フィルター、青色光フィルター、及び緑
    色光フィルターをそれぞれ設けたことを特徴とする光プ
    リンター。
  4. 【請求項4】 少なくとも、画像情報に基づいて光を発
    する発光手段と、該発光手段からの発光を感光体上に集
    光する集光光学系と、該感光体の支持又は排出手段とを
    有し、該感光体を前記画像情報に基づいて露光して、該
    感光体上に画像を形成する光プリンターにおいて、 前記発光手段と前記集光光学系との間、又は前記集光光
    学系と感光体との間に光を吸収して赤色光を発光する発
    光素子、赤色光フィルター、光を吸収して緑色光を発光
    する発光素子、緑色光フィルター、及び青色光フィルタ
    ーをそれぞれ設けたことを特徴とする光プリンター。
  5. 【請求項5】 前記発光素子が光ルミネッセンス材料を
    用いた発光素子であることを特徴とする請求項1〜4記
    載の光プリンター。
  6. 【請求項6】 前記発光手段が白色発光する、蛍光表示
    管、CRT、又はEL素子を用いた発光手段であること
    を特徴とする請求項1〜5記載の光プリンター。
JP12520294A 1994-06-07 1994-06-07 光プリンター Pending JPH07329348A (ja)

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