JPH0732999B2 - フィルム巻取機におけるフィルム切断方法 - Google Patents

フィルム巻取機におけるフィルム切断方法

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JPH0732999B2
JPH0732999B2 JP63079479A JP7947988A JPH0732999B2 JP H0732999 B2 JPH0732999 B2 JP H0732999B2 JP 63079479 A JP63079479 A JP 63079479A JP 7947988 A JP7947988 A JP 7947988A JP H0732999 B2 JPH0732999 B2 JP H0732999B2
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忠正 古屋
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はフイルム巻取機におけるフイルム切断方法に関
する。
〈従来技術〉 フイルム等、特に薄物で高速走行するフイルムの満巻ボ
ビンから新しいボビンの巻替に際しては、皺や折れ込が
発生しないように安定した切断、巻替をする必要があ
り、従来は第3図および第4図に示すような方法でフイ
ルムの切断を行っていた。以下従来技術について説明す
ると、11は図中紙面に対して直角方向に走行するフイル
ムである。12はフイルム11の巾方向に歯付プーリ13およ
び14により距離Lだけ進退駆動する歯付ベルトである。
15は歯付ベルト12を駆動させるモータである。16は取付
台17に設けたカッタでフイルム11を巾方向に切断するも
のである。前記取付台は第4図に示すように歯付ベルト
12に取付けられていて、距離L間にガイドレール18に沿
って進退するようになっている。前記カッタ進退距離L
はフイルム巾l1,助走距離l2、および減速区間13で構成
されており、前記助走距離12はカッタ16の待機位置から
フイルムの切断開始点までの間に、あらかじめ定められ
たフイルム切断速度に充分達する距離となっている。ま
た減速区間l3の終りにはカッタ16がショック無く停止出
来るようショック吸収装置19が取付けてある。
このように構成されているので、フイルム11の切断に際
しては予めモータ15を回転駆動させておき、図示してな
い特殊なクラッチにより、ベルト12が駆動するようにな
っている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このカッタの動作は、待機位置からフイ
ルム切断位置へ来る間に、充分早いカッタ速度となる必
要があり、従って、助走距離l2を大きくしなければなら
ない。その為、カッタ進退距離Lが大きくなり、全体と
して装置が必要以上に大型となる。また減速区間l3は装
置の大型化を防ぐため、可能な限り短く、しかもカッタ
の切断速度を下げ、ショックを吸収するための工夫をす
る必要があり、設計上、あるいは装置の組立上面倒であ
った。
また、助走距離l2は前述のように装置の大型化を防止す
るため、余り大きくしないので、カッタ速度も限界があ
り、従ってフイルム走行速度も無闇に速く出来ない。カ
ッタ速度が遅く、フイルム走行速度が早いと、フイルム
切口は走行方向に長く延びてしまい、ボビンへの巻き取
に悪影響を及ぼす。
本発明は前述の欠点を取除き、カッタ装置の大型化を防
ぐとともに、カッタ速度に限界があるという欠点を解消
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 前述の目的を達成するため、本発明はエンドレスベルト
駆動装置のベルトに取付けたカッタを走行するフイルム
の巾方向に走行駆動してフイルムを切断するフイルム巻
取機におけるフイルム切断方法において、カッタの待機
位置より駆動モータを駆動して該カッタが所定の走行速
度となる助走距離を走行して後フイルムを切断し、その
後該カッタが元の待機位置にきたことを検出する信号で
駆動モータを停止し、ついで前記駆動モータを逆方向に
または同方向に駆動して該カッタを元の待機位置に停止
するようにしたフイルム巻取機におけるフイルム切断方
法とした。また、カッタのフイルム切断速度は切断開始
点においてフイルム速度の1.5倍以上であるようにし
た。
〈作用〉 カッタがベルトとともにその待機位置から1周して元の
待機位置に戻りそれを繰り返すいわゆるエンドレス駆動
するので、カッタ待機位置をフイルムの切断開始点から
一番遠い位置にすれば、助走距離が十分に取れ、しかも
装置の大型化が防げる。
〈実施例〉 次に第1図および第2図により本発明の1実施例を説明
する。21は図中紙面に対して直角方向に走行するフイル
ムである。22はフイルム21の巾方向に設けたエンドレス
の歯付ベルトでフイルム巾l1より少く、巾広に設けた軸
心間Cを有する歯付プーリ23および24に噛合っており、
図示してないモータにより駆動するようになっている。
25はフイルム切断用のカッタで、前記歯付ベルト22に取
付られており、ベルト22のエンドレス駆動とともに駆動
するようになっている。26はセンサで、待機位置Sに設
けてあり、カッタ25の始動、停止を監視し図示してない
モータに信号を送りベルト22即ちカッタ25の駆動、停止
を行うものである。
前記カッタ25は第2図に示すように、片刃のa刃27およ
びb刃28を第2図(ロ)に示すように刃部がV字形状と
なるよう貼り合せて一体としたもので、フイルム21への
切込に際し、フイルム21が上下に逃げないように、V字
形状の底部”イ”で切断を行うようにしている。
以上説明したような構成となっており、次にその作用動
作について説明すると、フイルム21の切断に際し、待機
位置Sからカッタ25が移動を開始し、助走距離Aを走行
する間に所定の切断速度に達した後、フイルム21の切断
を行う。フイルム21の巾l1を通過後、センサ26によりモ
ータの停止信号が発信され、カッタ25は停止区間Bのど
こかで停止し、次にその停止位置から待機位置Sへ今度
は逆方向にゆっくりと戻り、センサ26で停止するように
なっている。
次に、本発明によるフイルム切断のテスト結果を示す。
・フイルム巾:1600mm ・フイルム厚:7μ,14μ,75μ ・歯付ベルト:アイアンラバーベルト(市販品) ・歯付プーリ:アルミ製 ・プーリ軸間:C=1730mm ・プーリ駆動モータ:ACサーボ1.2kW ・フイルム走行速度:max500m/min ・カッタ切込速度:max1200m/min 上記の諸条件で切断・巻付テストを行い、フイルムの折
れ込み、巻込時の皺のない巻取が出来た。
また、カッタ切込速度はフイルム走行速度に対し1.5倍
以上が良く、さもないとフイルムの切断はフイルム走行
速度と、カッタ切込速度のベクトル方向に行われること
になり、切口がフイルム走行方向に長くなる結果、巻取
時の皺等による各種の問題が発生する。
また、カッタはフイルム走行方向から見て手前にb刃が
ないと、フイルムの切断は良く切れなかった。
〈発明の効果〉 前述したように本発明のフイルム切断方法によれば、カ
ッタ装置は、カッタがベルトの一周回転およびそれ以上
の走行距離の間で、カッタ速度の増速区間、カッタがフ
イルムの切断に関与する区間及びカッタの走行に停止信
号を与え停止させる区間を設けるようにしたので、カッ
タ装置を大型化させずにまたクラッチ等を用いないの
で、カッタ速度を切断時における速度にスムースに立ち
上げ、また切断後のカッタの停止を、ストッパ装置やブ
レーキを設けなくても十分な距離の間で停止させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカッタ装置の図。第2図はカッタの詳
細な説明図。第3図は従来のカッタ装置の図。第4図は
第3図の断面I−I図。 21……フイルム、22……歯付ベルト、23,24……歯付プ
ーリ、25……カッタ、26……センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドレスベルト駆動装置のベルトに取付
    けたカッタを走行するフイルムの巾方向に走行駆動して
    フイルムを切断するフイルム巻取機におけるフイルム切
    断方法において、前記カッタの待機位置より駆動モータ
    を駆動して該カッタが所定の走行速度となる助走距離を
    走行して後フイルムを切断し、その後該カッタが元の待
    機位置にきたことを検出する信号で駆動モータを停止
    し、ついで前記駆動モータを逆方向にまたは同方向に駆
    動して該カッタを元の待機位置に停止するようにしたフ
    イルム巻取機におけるフイルム切断方法。
  2. 【請求項2】前記カッタが所定の走行速度となるその速
    度はフイルム走行速度の1.5倍以上であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のフイルム巻取機におけ
    るフイルム切断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6036194U (ja) * 1983-08-17 1985-03-12 有限会社 江北スリッタ− 長尺印刷シ−トの裁断装置
JPH047918Y2 (ja) * 1986-05-07 1992-02-28

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