JPH07330788A - ピリオスティグマ・トニンギイの抽出物、その製造法、ならびに抗ウイルス剤 - Google Patents
ピリオスティグマ・トニンギイの抽出物、その製造法、ならびに抗ウイルス剤Info
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- JPH07330788A JPH07330788A JP6172543A JP17254394A JPH07330788A JP H07330788 A JPH07330788 A JP H07330788A JP 6172543 A JP6172543 A JP 6172543A JP 17254394 A JP17254394 A JP 17254394A JP H07330788 A JPH07330788 A JP H07330788A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は抗ウイルス作用をもったピリオスティグマ・ト
ニンギイの新規な抽出物、その製造法、それを含有する
抗ウイルス剤に関する。これら新規な抽出物はヘルペス
疾患、インフルエンザ、風邪のような種々のウイルスに
起因する疾患の治療及びHIVウイルスにも活性である
治療剤である。 【効果】 毒性が低く、治療指数が高い。
ニンギイの新規な抽出物、その製造法、それを含有する
抗ウイルス剤に関する。これら新規な抽出物はヘルペス
疾患、インフルエンザ、風邪のような種々のウイルスに
起因する疾患の治療及びHIVウイルスにも活性である
治療剤である。 【効果】 毒性が低く、治療指数が高い。
Description
【0001】
【発明の目的】アフリカ大陸に広く分布する植物である
ピリオスティグマ・トニンギイ(Piliostigma thonning
ii Schum)は、サバンナに典型的な低い幹性の豆科植物
である。タンザニアやローデシアでは、この植物の根の
皮を乳汁中で煮た汁を咳の治療に用い、スワヒリの人々
は、葉を少量食べて肺炎の合併症を治療し、若葉を噛ん
で咳を治療してきた。他の多くのアフリカの国々でも、
同様の使用法が報告されている。また、アフリカでは植
物の各種の部分が炎症を起こした歯肉の処置、そして傷
や各種の潰瘍の治療に使用されている。
ピリオスティグマ・トニンギイ(Piliostigma thonning
ii Schum)は、サバンナに典型的な低い幹性の豆科植物
である。タンザニアやローデシアでは、この植物の根の
皮を乳汁中で煮た汁を咳の治療に用い、スワヒリの人々
は、葉を少量食べて肺炎の合併症を治療し、若葉を噛ん
で咳を治療してきた。他の多くのアフリカの国々でも、
同様の使用法が報告されている。また、アフリカでは植
物の各種の部分が炎症を起こした歯肉の処置、そして傷
や各種の潰瘍の治療に使用されている。
【0002】この植物の薬理学的特性を確かめる実験研
究を行ったところ、驚くべきことに、本発明にしたがっ
て調製した抽出物が、感染者から最近単離されたヒトの
病原ウイルスに対して抗ウイルス活性を有することを見
いだした。化学的には、ピリオスティグマ・トニンギイ
の根、枝ならびに葉の組成はほとんどわかっていない。
枝の皮から20%以下のタンニンが回収されてはいるも
のの、組成は明らかにされていないし、葉からはいくつ
かのフラボノイドならびにテルペン、たとえばランバー
ティアン酸(lambertianic acid )およびランバーティ
アノール(lambertianol)が検出されている。
究を行ったところ、驚くべきことに、本発明にしたがっ
て調製した抽出物が、感染者から最近単離されたヒトの
病原ウイルスに対して抗ウイルス活性を有することを見
いだした。化学的には、ピリオスティグマ・トニンギイ
の根、枝ならびに葉の組成はほとんどわかっていない。
枝の皮から20%以下のタンニンが回収されてはいるも
のの、組成は明らかにされていないし、葉からはいくつ
かのフラボノイドならびにテルペン、たとえばランバー
ティアン酸(lambertianic acid )およびランバーティ
アノール(lambertianol)が検出されている。
【0003】
【発明の構成】本発明の抽出物を調製するにあたって
は、この植物のすべての部分を別々にあるいは一緒にま
ぜて、純粋なあるいは水で希釈した低分子量脂肪族アル
コールあるいはケトンで抽出する。根ならびに幹の皮
は、9:1から2:8の範囲、好ましくは6:4の濃度
としたアセトン水溶液で、25℃〜60℃の範囲、好ま
しくは40℃の温度で主に抽出する。一方、これとは対
照的に、葉は溶剤/水の比が4:6のアルコールあるい
はケトンとの混合物、通常アセトンで主に抽出して、ス
クリーニングによって不活性であることがわかっている
望ましくない親油性の物質ならびにクロロフィルが抽出
されるのを防止する。得られた抽出物は、後述の実施例
に例示するように、以下の処理工程に供する。
は、この植物のすべての部分を別々にあるいは一緒にま
ぜて、純粋なあるいは水で希釈した低分子量脂肪族アル
コールあるいはケトンで抽出する。根ならびに幹の皮
は、9:1から2:8の範囲、好ましくは6:4の濃度
としたアセトン水溶液で、25℃〜60℃の範囲、好ま
しくは40℃の温度で主に抽出する。一方、これとは対
照的に、葉は溶剤/水の比が4:6のアルコールあるい
はケトンとの混合物、通常アセトンで主に抽出して、ス
クリーニングによって不活性であることがわかっている
望ましくない親油性の物質ならびにクロロフィルが抽出
されるのを防止する。得られた抽出物は、後述の実施例
に例示するように、以下の処理工程に供する。
【0004】a)40℃未満の温度で濃縮することによ
って溶剤を除去し、 b)有機溶剤を除去する間に生成した非所望の物質から
なるガム状の残留物を、濾過あるいは遠心分離によって
除去し、 c)透明な水性抽出物の酢酸エチルによる抽出を、抽出
可能な物質が完全になくなるまで行い、有機抽出物を除
去し、 d)水相を、吸着樹脂、たとえばXAD−4、XAD−
2、デュオライト(Duolite )をはじめとするポリスチ
レンマトリックス樹脂のカラムでクロマトグラフィーに
供し、水で希釈した低分子量脂肪族アルコールあるいは
ケトン、好ましくは各種比率のアセトン水溶液、通常4
0%アセトン水溶液を用いて再溶出させ、 e)カラムからの溶出物を、減圧下で60℃以下の温度
で部分的に濃縮し、 f)濃縮物を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、 g)残留物を少量のメタノールに溶解し、そして h)溶液を、活性成分を沈殿させるのに充分な量の塩化
メチレンで処理する。
って溶剤を除去し、 b)有機溶剤を除去する間に生成した非所望の物質から
なるガム状の残留物を、濾過あるいは遠心分離によって
除去し、 c)透明な水性抽出物の酢酸エチルによる抽出を、抽出
可能な物質が完全になくなるまで行い、有機抽出物を除
去し、 d)水相を、吸着樹脂、たとえばXAD−4、XAD−
2、デュオライト(Duolite )をはじめとするポリスチ
レンマトリックス樹脂のカラムでクロマトグラフィーに
供し、水で希釈した低分子量脂肪族アルコールあるいは
ケトン、好ましくは各種比率のアセトン水溶液、通常4
0%アセトン水溶液を用いて再溶出させ、 e)カラムからの溶出物を、減圧下で60℃以下の温度
で部分的に濃縮し、 f)濃縮物を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、 g)残留物を少量のメタノールに溶解し、そして h)溶液を、活性成分を沈殿させるのに充分な量の塩化
メチレンで処理する。
【0005】赤色を帯びた沈殿物が多量に得られ、この
沈殿物は水に可溶で、いずれの非プロトン性溶剤にも不
溶で、抗ウイルス活性を有している。この生成物は、そ
のままで使用することもできるし、さらに、たとえばセ
ファデックスLH20、あるいはこれと同等なマトリッ
クスのカラムで、以下の標準的な方法によって分画する
こともできる。すなわち、抽出物を95%エタノールに
溶解したものを、マトリックスに吸着させてから、非所
望の低分子量物質を同じ溶剤を用いて溶出させ、さら
に、有機溶剤が好ましくは30〜60%の範囲であるエ
タノール/水の混合物、あるいはより好ましくは有機溶
剤が29〜70%、好ましくは35〜45%の範囲であ
るアセトン/水混合物を用いて、溶出を継続する。水−
アルコールあるいは水−アセトンでの溶出物を分画とし
て集め、ゲル濾過による確認の後、分子量が似通ったも
のをプールし、溶剤がなくなるまで濃縮し、そして凍結
乾燥する。分子量が1500〜2500ドルトンの分
画、好ましくは分子量が約2100ドルトンの分画が、
特に活性が高いことがわかった。
沈殿物は水に可溶で、いずれの非プロトン性溶剤にも不
溶で、抗ウイルス活性を有している。この生成物は、そ
のままで使用することもできるし、さらに、たとえばセ
ファデックスLH20、あるいはこれと同等なマトリッ
クスのカラムで、以下の標準的な方法によって分画する
こともできる。すなわち、抽出物を95%エタノールに
溶解したものを、マトリックスに吸着させてから、非所
望の低分子量物質を同じ溶剤を用いて溶出させ、さら
に、有機溶剤が好ましくは30〜60%の範囲であるエ
タノール/水の混合物、あるいはより好ましくは有機溶
剤が29〜70%、好ましくは35〜45%の範囲であ
るアセトン/水混合物を用いて、溶出を継続する。水−
アルコールあるいは水−アセトンでの溶出物を分画とし
て集め、ゲル濾過による確認の後、分子量が似通ったも
のをプールし、溶剤がなくなるまで濃縮し、そして凍結
乾燥する。分子量が1500〜2500ドルトンの分
画、好ましくは分子量が約2100ドルトンの分画が、
特に活性が高いことがわかった。
【0006】また、酢酸エチルでの抽出(上述の工程
c)参照)によって得られた水性溶液を、n−ブタノー
ル/トルエンの好ましくは9:1の比の混合物で抽出し
てから、ブタノール抽出物を上述の方法によって精製す
ることもできる。
c)参照)によって得られた水性溶液を、n−ブタノー
ル/トルエンの好ましくは9:1の比の混合物で抽出し
てから、ブタノール抽出物を上述の方法によって精製す
ることもできる。
【0007】抗ウイルス活性は、文献に報告されている
通常の方法、あるいは出願人が部分的に改変した方法を
用いて調べた。一例を挙げると、サルの細胞〔アフリカ
ミドリザルの細胞(VERO)、フロー・ラボラトリー
ズ社(Flow Laboratories Ltd., Irvine, Scotland〕
を、供試ウイルスを含有あるいは非含有の、仔ウシ血清
(非感染培養の場合は5%、感染培養の場合2.5%)
を添加した、1%のグルタミンを含有するTC−199
培地で、供試活性物質の存在あるいは不存在下で培養す
る。
通常の方法、あるいは出願人が部分的に改変した方法を
用いて調べた。一例を挙げると、サルの細胞〔アフリカ
ミドリザルの細胞(VERO)、フロー・ラボラトリー
ズ社(Flow Laboratories Ltd., Irvine, Scotland〕
を、供試ウイルスを含有あるいは非含有の、仔ウシ血清
(非感染培養の場合は5%、感染培養の場合2.5%)
を添加した、1%のグルタミンを含有するTC−199
培地で、供試活性物質の存在あるいは不存在下で培養す
る。
【0008】本発明の抽出物を評価するにあたっては、
2種の異なった対照実験、すなわち真の抗ウイルス活性
に関する実験と、物質の細胞毒性に関する実験とを行っ
て、活性/毒性の比を決定した。VERO細胞は2×1
0-4で平板上に層形成させ、24時間の恒温培養の後
に、この単層細胞に供試ウイルスを感染させ、その直後
に、ピリオスティグマ・トニンギイ誘導体のスカラー濃
縮物で処理し、24時間後に顕微鏡を用いて比活性の評
価を行った。
2種の異なった対照実験、すなわち真の抗ウイルス活性
に関する実験と、物質の細胞毒性に関する実験とを行っ
て、活性/毒性の比を決定した。VERO細胞は2×1
0-4で平板上に層形成させ、24時間の恒温培養の後
に、この単層細胞に供試ウイルスを感染させ、その直後
に、ピリオスティグマ・トニンギイ誘導体のスカラー濃
縮物で処理し、24時間後に顕微鏡を用いて比活性の評
価を行った。
【0009】細胞毒性の評価にあたっては、VERO細
胞を1×105 の濃度で層形成させ、24時間後に細胞
から培養液を除去し、かわりに各種濃度の供試抽出物を
含む培養液を加えた。48時間後に、1%のグルタルア
ルデヒドを含むハンクス溶液を用いて細胞を固定し、平
板を脱イオン水で15分間洗浄し、風乾し、細胞に吸着
された染料(クリスタル・バイオレット)をトリトンX
−100の0.2%溶液で抽出し、分光光度法で調べ
た。細胞毒性はもっと容易に調べることもでき、その際
には、上述の細胞をウェル1個あたり2×104 の密度
で恒温培養し、24時間後に培養液を除去して、細胞を
供試物質で処理し、48時間の恒温培養の後に、細胞に
0.5mCi/平板の 3H−チミジンを加えた。細胞をさら
に16時間以上CO2 雰囲気下で培養し、その後、シン
チレーターで取り込み量を定量的に測定した。このよう
にして、CC50(チミジンの取り込み量を対照と比べて
50%低減させる濃度)を調べた。
胞を1×105 の濃度で層形成させ、24時間後に細胞
から培養液を除去し、かわりに各種濃度の供試抽出物を
含む培養液を加えた。48時間後に、1%のグルタルア
ルデヒドを含むハンクス溶液を用いて細胞を固定し、平
板を脱イオン水で15分間洗浄し、風乾し、細胞に吸着
された染料(クリスタル・バイオレット)をトリトンX
−100の0.2%溶液で抽出し、分光光度法で調べ
た。細胞毒性はもっと容易に調べることもでき、その際
には、上述の細胞をウェル1個あたり2×104 の密度
で恒温培養し、24時間後に培養液を除去して、細胞を
供試物質で処理し、48時間の恒温培養の後に、細胞に
0.5mCi/平板の 3H−チミジンを加えた。細胞をさら
に16時間以上CO2 雰囲気下で培養し、その後、シン
チレーターで取り込み量を定量的に測定した。このよう
にして、CC50(チミジンの取り込み量を対照と比べて
50%低減させる濃度)を調べた。
【0010】ピリオスティグマ・トニンギイの誘導体を
スクリーニングすることによって、ヒトヘルペスウイル
ス(単純ヘルペス1および2)、サイトメガロウイル
ス、ならびにHSV−1およびHSV−2に対する抗ウ
イルス活性を有する物質を特定することができ、さら
に、抽出物がインフルエンザならびにシンシチウムウイ
ルスの各種の系統に対しても活性であることが実証され
た。例を挙げると、ヘルペスウイルスに対しては、分画
していない抽出物(実施例I)を15.6μg/mlの濃度
で使用した場合に、対照に対してプラークの形成が10
0%低減するのが観察され、細胞毒性は62.5μg/ml
であった。この活性/細胞毒性の比は著しく活性側に有
利であり、したがって、この生成物は価値ある治療指数
を有している。同じ生成物のHSV−1ならびにHSV
−2ウイルスの複製に対するEC50は、それぞれ、2
2.4ならびに36.2μg/mlであった。この抽出物の
分画、たとえば実施例III ならびにIVに記載する分画
は、出発物質である抽出物より高い比活性を示し、活性
/細胞毒性の比はさらに正方向に増大していた。たとえ
ば、ヘルペスウイルスに対するEC50は、それぞれ、
5.1ならびに6.4μg/mlで、細胞毒性は100μg/
ml以上であった。
スクリーニングすることによって、ヒトヘルペスウイル
ス(単純ヘルペス1および2)、サイトメガロウイル
ス、ならびにHSV−1およびHSV−2に対する抗ウ
イルス活性を有する物質を特定することができ、さら
に、抽出物がインフルエンザならびにシンシチウムウイ
ルスの各種の系統に対しても活性であることが実証され
た。例を挙げると、ヘルペスウイルスに対しては、分画
していない抽出物(実施例I)を15.6μg/mlの濃度
で使用した場合に、対照に対してプラークの形成が10
0%低減するのが観察され、細胞毒性は62.5μg/ml
であった。この活性/細胞毒性の比は著しく活性側に有
利であり、したがって、この生成物は価値ある治療指数
を有している。同じ生成物のHSV−1ならびにHSV
−2ウイルスの複製に対するEC50は、それぞれ、2
2.4ならびに36.2μg/mlであった。この抽出物の
分画、たとえば実施例III ならびにIVに記載する分画
は、出発物質である抽出物より高い比活性を示し、活性
/細胞毒性の比はさらに正方向に増大していた。たとえ
ば、ヘルペスウイルスに対するEC50は、それぞれ、
5.1ならびに6.4μg/mlで、細胞毒性は100μg/
ml以上であった。
【0011】パラインフルエンザウイルスに対しては、
本発明の抽出物は、すべての試験で驚くべき高活性を示
し、各種形態のインフルエンザの大半の治療に有効であ
ることを示した。
本発明の抽出物は、すべての試験で驚くべき高活性を示
し、各種形態のインフルエンザの大半の治療に有効であ
ることを示した。
【0012】作用機序や活性主成分がどのような特定の
種類のものかに関しては、現在のところほとんどわかっ
ていない。本発明の抽出物の活性主成分は、部分的にポ
リフェノールの性状を有しており、培養中での抗原の発
現を低減させ、シンシチウムを低減させる活性を有する
ようである(HIVウイルス)。この意味で、各種の細
胞モデルに対する抽出物の活性は、抽出物の培養物への
添加を、ウイルスが侵入した後に行うのではなく、ウイ
ルスの侵入と同時に行った場合に、特に高かった。こう
したデータからは、本発明の抽出物あるいはその分画に
よって逆転写酵素および/またはタンパク質分解酵素の
酵素作用が阻害される可能性を除外することはできない
ものの、本発明の抽出物あるいはその分画が、感染の第
一フェーズに作用するものであることが推定される。
種類のものかに関しては、現在のところほとんどわかっ
ていない。本発明の抽出物の活性主成分は、部分的にポ
リフェノールの性状を有しており、培養中での抗原の発
現を低減させ、シンシチウムを低減させる活性を有する
ようである(HIVウイルス)。この意味で、各種の細
胞モデルに対する抽出物の活性は、抽出物の培養物への
添加を、ウイルスが侵入した後に行うのではなく、ウイ
ルスの侵入と同時に行った場合に、特に高かった。こう
したデータからは、本発明の抽出物あるいはその分画に
よって逆転写酵素および/またはタンパク質分解酵素の
酵素作用が阻害される可能性を除外することはできない
ものの、本発明の抽出物あるいはその分画が、感染の第
一フェーズに作用するものであることが推定される。
【0013】本発明の抽出物は、投与経路ならびに治療
対象疾患の重篤さにもよるが、1日あたり10mg〜5g
以上の用量でヒトに対して活性を示す。ヘルペスを治療
する際には、本発明の抽出物あるいはその分画を、この
種の治療で要請されるように、局所適用に適した軟膏等
の処方剤の形態として投与することも、経口投与あるい
は静脈内投与の経路で投与することもできる。ヘルペス
以外の各種のウイルスに対しては、抽出物を単に水溶液
とするか、通常の賦形剤に担持させて、主に、経口、静
脈内、あるいはエアロゾルの経路で投与する。
対象疾患の重篤さにもよるが、1日あたり10mg〜5g
以上の用量でヒトに対して活性を示す。ヘルペスを治療
する際には、本発明の抽出物あるいはその分画を、この
種の治療で要請されるように、局所適用に適した軟膏等
の処方剤の形態として投与することも、経口投与あるい
は静脈内投与の経路で投与することもできる。ヘルペス
以外の各種のウイルスに対しては、抽出物を単に水溶液
とするか、通常の賦形剤に担持させて、主に、経口、静
脈内、あるいはエアロゾルの経路で投与する。
【0014】本発明の別の対象では、本発明の抽出物の
経口投与用処方剤を、天然ならびに合成の燐脂質に担持
させる。燐脂質に対する抽出物(あるいは抽出物の分
画)の比は、1〜3重量部の範囲とするのが好適で、こ
の種の抽出物の燐脂質との混合物は、通常/好ましく
は、ミグリオールなどの担体の存在下で軟質ゼラチンカ
プセルとしたり、硬質ゼラチンカプセルあるいは錠剤と
したりして投与する。
経口投与用処方剤を、天然ならびに合成の燐脂質に担持
させる。燐脂質に対する抽出物(あるいは抽出物の分
画)の比は、1〜3重量部の範囲とするのが好適で、こ
の種の抽出物の燐脂質との混合物は、通常/好ましく
は、ミグリオールなどの担体の存在下で軟質ゼラチンカ
プセルとしたり、硬質ゼラチンカプセルあるいは錠剤と
したりして投与する。
【0015】
【発明の効果】本発明の抽出物は、急性の治療にも慢性
の治療にも病理学的状態に応じて使用することができ
る。抽出物もその分画も、ラットおよびマウスに経口的
に投与した場合、5g/kg以下では特に顕著な毒性効果を
生ずることはなく、一方、静脈内投与を行った場合も、
500mg/kg までは許容された。
の治療にも病理学的状態に応じて使用することができ
る。抽出物もその分画も、ラットおよびマウスに経口的
に投与した場合、5g/kg以下では特に顕著な毒性効果を
生ずることはなく、一方、静脈内投与を行った場合も、
500mg/kg までは許容された。
【0016】
【実施例】以下の実施例は本発明を例示するものであっ
て、本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。 実施例I ピリオスティグマ・トニンギイの根の皮から
の未分画精製抽出物の調製 ピリオスティグマ・トニンギイの根の皮の微粉5kgを、
10容積の60%(w/w)アセトン/水混合物を用い
て40℃で抽出する。抽出はかきまぜながら行い、この
過程を3回繰り返す。水−アセトン抽出物を濃縮してア
セトンを完全に除去する。この濃縮の間に水に不溶性の
物質が沈殿するので、この沈殿物を遠心分離によって完
全に除去する。酢酸エチルで抽出してから、透明な水溶
液を5kgのXAD4吸着樹脂を充填したカラムに通して
極めてゆっくり通過させる。抽出物の通過後も、脱塩水
を用いて水が無色となるまで、あるいは何らかの方法で
残留物が0.001%未満となるまで、カラムの溶出を
続ける。その後、40%アセトン水溶液を用いて樹脂か
ら溶出させる。液が無色となるまで溶出を続ける。カラ
ムからの溶出液を40℃以下の温度で5リットルまで濃
縮する。濃縮液を濾過して不溶性の残留物をすべて除
き、噴霧乾燥すると250gの乾燥抽出物が得られる。
この乾燥抽出物は、そのままで使用することも、実施例
IIにしたがって再度精製することもできる。この抽出物
は、メタノール中で、260nmでE1%690を有して
いる。この生成物は水、アルコール、アセトンを問わず
溶解し、各種の塩素化溶剤ならびにエーテルに不溶であ
る。この抽出物は、ウイルス起源の疾患を治療する際に
使用することができる。
て、本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。 実施例I ピリオスティグマ・トニンギイの根の皮から
の未分画精製抽出物の調製 ピリオスティグマ・トニンギイの根の皮の微粉5kgを、
10容積の60%(w/w)アセトン/水混合物を用い
て40℃で抽出する。抽出はかきまぜながら行い、この
過程を3回繰り返す。水−アセトン抽出物を濃縮してア
セトンを完全に除去する。この濃縮の間に水に不溶性の
物質が沈殿するので、この沈殿物を遠心分離によって完
全に除去する。酢酸エチルで抽出してから、透明な水溶
液を5kgのXAD4吸着樹脂を充填したカラムに通して
極めてゆっくり通過させる。抽出物の通過後も、脱塩水
を用いて水が無色となるまで、あるいは何らかの方法で
残留物が0.001%未満となるまで、カラムの溶出を
続ける。その後、40%アセトン水溶液を用いて樹脂か
ら溶出させる。液が無色となるまで溶出を続ける。カラ
ムからの溶出液を40℃以下の温度で5リットルまで濃
縮する。濃縮液を濾過して不溶性の残留物をすべて除
き、噴霧乾燥すると250gの乾燥抽出物が得られる。
この乾燥抽出物は、そのままで使用することも、実施例
IIにしたがって再度精製することもできる。この抽出物
は、メタノール中で、260nmでE1%690を有して
いる。この生成物は水、アルコール、アセトンを問わず
溶解し、各種の塩素化溶剤ならびにエーテルに不溶であ
る。この抽出物は、ウイルス起源の疾患を治療する際に
使用することができる。
【0017】実施例II ピリオスティグマ・トニンギイ
の抽出物の精製 実施例Iにしたがって調製したピリオスティグマ・トニ
ンギイの抽出物200gを、1リットルの無水アセトン
に溶かし、溶解が終了したら、溶液を激しくかきまぜな
がら5リットルの塩化メチレンに加える。多量の沈殿物
が生じるので、この沈殿物を遠心分離によって集め、再
度塩化メチレンで母液が無色となるまで洗浄し、最後に
溶剤が完全に除去されるまで40℃で減圧下にて乾燥を
行う。170gの赤色を帯びた化合物が得られ、この化
合物は、ウイルス性の疾患を治療する際に使用すること
ができる。抽出物のSEC−クロマトグラフィーを行う
と、図1に示す分布が得られる。
の抽出物の精製 実施例Iにしたがって調製したピリオスティグマ・トニ
ンギイの抽出物200gを、1リットルの無水アセトン
に溶かし、溶解が終了したら、溶液を激しくかきまぜな
がら5リットルの塩化メチレンに加える。多量の沈殿物
が生じるので、この沈殿物を遠心分離によって集め、再
度塩化メチレンで母液が無色となるまで洗浄し、最後に
溶剤が完全に除去されるまで40℃で減圧下にて乾燥を
行う。170gの赤色を帯びた化合物が得られ、この化
合物は、ウイルス性の疾患を治療する際に使用すること
ができる。抽出物のSEC−クロマトグラフィーを行う
と、図1に示す分布が得られる。
【0018】実施例III ピリオスティグマ・トニンギ
イの根の皮から得られた抽出物の分画 実施例IあるいはIIにしたがって調製した抽出物20g
を、500mlの95%エタノールに溶解し、あらかじめ
同じ溶剤で平衡化しておいた、350gのセファデック
スLH20が充填されたカラムでクロマトグラフィーを
行う。溶液が吸着してから、エタノールを用いて可溶性
の物質がなくなるまでカラムを溶出する。エタノールに
よる溶出物を破棄する一方、40%アセトン水溶液でカ
ラムをさらに溶出する。水−アセトン溶液を減圧下で2
00mlとなるまで濃縮し、濃縮物を凍結乾燥する。平均
分子量が2018ドルトンのれんが色の生成物6gが得
られる。この生成物は、これ以上精製しなくても抗ウイ
ルス剤として使用することができる。
イの根の皮から得られた抽出物の分画 実施例IあるいはIIにしたがって調製した抽出物20g
を、500mlの95%エタノールに溶解し、あらかじめ
同じ溶剤で平衡化しておいた、350gのセファデック
スLH20が充填されたカラムでクロマトグラフィーを
行う。溶液が吸着してから、エタノールを用いて可溶性
の物質がなくなるまでカラムを溶出する。エタノールに
よる溶出物を破棄する一方、40%アセトン水溶液でカ
ラムをさらに溶出する。水−アセトン溶液を減圧下で2
00mlとなるまで濃縮し、濃縮物を凍結乾燥する。平均
分子量が2018ドルトンのれんが色の生成物6gが得
られる。この生成物は、これ以上精製しなくても抗ウイ
ルス剤として使用することができる。
【0019】実施例IV ピリオスティグマ・トニンギイ
の幹の皮からの抽出物の調製 ピリオスティグマ・トニンギイの幹の皮の微粉5kgを実
施例Iの手順にしたがって抽出する。不溶性の物質を濾
別した後の水性の濃縮物を20リットルの酢酸エチルで
抽出し、有機相は廃棄し、水相をn−ブタノール/トル
エンの95:5の混合物で、この溶剤で抽出可能な物質
がなくなるまで抽出する。抽出物をまとめてNa2 SO
4 上で乾燥し、減圧下で1リットルまで濃縮する。この
濃縮物を、5リットルの塩化メチレンに激しくかきまぜ
ながら加える。生成した沈殿物を塩化メチレンで充分に
洗浄し、減圧下で40℃にて乾燥する。150gの抗ウ
イルス活性を有する生成物が得られる。この生成物は、
実施例III の手順にしたがって、さらに精製することが
できる。
の幹の皮からの抽出物の調製 ピリオスティグマ・トニンギイの幹の皮の微粉5kgを実
施例Iの手順にしたがって抽出する。不溶性の物質を濾
別した後の水性の濃縮物を20リットルの酢酸エチルで
抽出し、有機相は廃棄し、水相をn−ブタノール/トル
エンの95:5の混合物で、この溶剤で抽出可能な物質
がなくなるまで抽出する。抽出物をまとめてNa2 SO
4 上で乾燥し、減圧下で1リットルまで濃縮する。この
濃縮物を、5リットルの塩化メチレンに激しくかきまぜ
ながら加える。生成した沈殿物を塩化メチレンで充分に
洗浄し、減圧下で40℃にて乾燥する。150gの抗ウ
イルス活性を有する生成物が得られる。この生成物は、
実施例III の手順にしたがって、さらに精製することが
できる。
【0020】実施例V ピリオスティグマ・トニンギイ
の抽出物を含有する局所適用用処方剤 実施例III の手順にしたがって調製したピリオスティグ
マ・トニンギイの精製抽出物20gを、40gの大豆ホ
スファチジルコリンと混合し、この混合物のすべてを6
00mlの塩化メチレン/メタノールの9:1の混合物に
溶かす。2種の成分が完全に溶解したら、溶剤を減圧下
で除去する。得られた固形分を、1200mlの脱イオン
水に激しくかき混ぜながら微分散させる。この水性微分
散物を、1%カルボキシメチルセルロースを加えること
によってゲル化させる。この水性のゲルをヘルペス疾患
の局所的治療に使用する。
の抽出物を含有する局所適用用処方剤 実施例III の手順にしたがって調製したピリオスティグ
マ・トニンギイの精製抽出物20gを、40gの大豆ホ
スファチジルコリンと混合し、この混合物のすべてを6
00mlの塩化メチレン/メタノールの9:1の混合物に
溶かす。2種の成分が完全に溶解したら、溶剤を減圧下
で除去する。得られた固形分を、1200mlの脱イオン
水に激しくかき混ぜながら微分散させる。この水性微分
散物を、1%カルボキシメチルセルロースを加えること
によってゲル化させる。この水性のゲルをヘルペス疾患
の局所的治療に使用する。
【0021】実施例VI ピリオスティグマ・トニンギイ
の精製分画150mgを含有する軟質ゼラチンカプセルの
調製 実施例III の手順にしたがって調製したピリオスティグ
マ・トニンギイの精製抽出物20gを40gの大豆ホス
ファチジルコリンと混合し、この混合物のすべてを60
0mlの塩化メチレン/メタノールの9:1の混合物に溶
かす。2種の成分が完全に溶解したら、溶剤を減圧下で
除去する。得られた固形分を180mlのミグリオールに
懸濁させ、450mgの量の抽出物/燐脂質混合物を軟質
ゼラチンカプセルに充填する。
の精製分画150mgを含有する軟質ゼラチンカプセルの
調製 実施例III の手順にしたがって調製したピリオスティグ
マ・トニンギイの精製抽出物20gを40gの大豆ホス
ファチジルコリンと混合し、この混合物のすべてを60
0mlの塩化メチレン/メタノールの9:1の混合物に溶
かす。2種の成分が完全に溶解したら、溶剤を減圧下で
除去する。得られた固形分を180mlのミグリオールに
懸濁させ、450mgの量の抽出物/燐脂質混合物を軟質
ゼラチンカプセルに充填する。
【図1】実施例IIにしたがって調製した抽出物のSEC
−クロマトグラフを示す。
−クロマトグラフを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュセッペ・ムステッチ イタリア国、ミラノ、ヴィア・リパモンテ ィ、99
Claims (14)
- 【請求項1】 ピリオスティグマ・トニンギイの抽出物
を製造するにあたって、この植物のすべての部分を別々
にあるいは一緒にまぜて、純粋なままのあるいは水で希
釈した低分子量脂肪族アルコールあるいはケトンで抽出
し、得られた抽出物を以下の工程からなる処理に供する
ことを特徴とするピリオスティグマ・トニンギイの抽出
物の製造法。 a)40℃未満の温度で濃縮することによって溶剤を除
去し、 b)有機溶剤を除去する間に生成した非所望の物質から
なるガム状の残留物を、濾過あるいは遠心分離によって
除去し、 c)透明な水性抽出物の酢酸エチルによる抽出を、抽出
可能な物質が完全になくなるまで行い、有機抽出物を除
去し、 d)水相を、吸着樹脂のカラムでクロマトグラフィーに
供し、水で希釈した低分子量脂肪族アルコールあるいは
ケトンを用いて再溶出させ、 e)カラムからの溶出物を減圧下で60℃以下の温度で
部分的に濃縮し、 f)濃縮物を減圧下で乾燥するまで蒸発させ、 g)残留物を少量のメタノールに溶解し、そして h)溶液を、活性成分を沈殿させるのに充分な量の塩化
メチレンで処理する。 - 【請求項2】 工程d)を、n−ブタノール/トルエン
の9:1の比の混合物を用いて再溶出させ、濃縮し、塩
化メチレンで希釈することによって行う請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】 工程d)の再溶出を、40%アセトン水
溶液を用いて行う請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3に記載の方法によって
得られるピリオスティグマ・トニンギイの抽出物。 - 【請求項5】 請求項1ないし3に記載の方法によって
得られる抽出物の分画を調製するにあたって、抽出物の
カラムでのさらなる分画を、以下の工程によって行う方
法。 i)抽出物を95%エタノールに溶解し、 l)マトリックスに吸着させ、 m)非所望の低分子量物質を95%エタノールで溶出さ
せ、 n)さらに、エタノール/水あるいはアセトン/水混合
物で溶出させ、 o)分子量に応じて分画をプールし、濃縮し、そして凍
結乾燥する。 - 【請求項6】 工程l)のマトリックスが、セファデッ
クスLH20である請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 工程n)で、エタノール/水混合物を、
有機溶剤の濃度を30〜60%として使用し、アセトン
/水混合物を、有機溶剤の濃度を29〜70%として使
用する請求項5に記載の方法。 - 【請求項8】 分子量が1500〜2500ドルトンの
範囲である請求項5ないし7のいずれか1項に記載の方
法によって得られる抽出物分画。 - 【請求項9】 請求項4に記載の抽出物を活性成分とし
て含有する、ヘルペス疾患、HIVウイルスに関連した
後天性免疫不全、インフルエンザ、および風邪の治療用
製剤組成物。 - 【請求項10】 請求項8に記載の抽出物分画を活性成
分として含有する、ヘルペス疾患、HIVウイルスに関
連した後天性免疫不全、インフルエンザ、および風邪の
治療用製剤組成物。 - 【請求項11】 担体として、天然ならびに合成の燐脂
質を含有する請求項9および10に記載の製剤組成物。 - 【請求項12】 燐脂質に対する活性成分の比が1〜3
重量部である請求項11に記載の製剤組成物。 - 【請求項13】 請求項4に記載の抽出物を含有する抗
ウイルス剤。 - 【請求項14】 請求項8に記載の抽出物分画を含有す
る抗ウイルス剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT94A001135 | 1994-06-01 | ||
| ITMI941135A IT1269880B (it) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | Estratti di piliostigma thonningii, loro uso e formulazioni che li contengono |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07330788A true JPH07330788A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=11369029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6172543A Pending JPH07330788A (ja) | 1994-06-01 | 1994-07-25 | ピリオスティグマ・トニンギイの抽出物、その製造法、ならびに抗ウイルス剤 |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5635185A (ja) |
| EP (1) | EP0685235B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07330788A (ja) |
| KR (1) | KR100235685B1 (ja) |
| AT (1) | ATE189604T1 (ja) |
| AU (1) | AU684781B2 (ja) |
| CA (1) | CA2127762A1 (ja) |
| DE (2) | DE69422980T2 (ja) |
| DK (1) | DK0685235T3 (ja) |
| ES (1) | ES2081782T3 (ja) |
| FI (1) | FI943295A7 (ja) |
| GR (2) | GR960300005T1 (ja) |
| IT (1) | IT1269880B (ja) |
| PT (1) | PT685235E (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003026636A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Gekkeikan Sake Co Ltd | 脂質代謝系酵素を阻害するチロゾール誘導体 |
| CN108619178A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-09 | 临沂大学 | 一种具有抗病毒作用的忍冬藤菇提取物及其制备方法和应用 |
-
1994
- 1994-06-01 IT ITMI941135A patent/IT1269880B/it active IP Right Grant
- 1994-07-11 CA CA002127762A patent/CA2127762A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-11 FI FI943295A patent/FI943295A7/fi unknown
- 1994-07-13 PT PT94110861T patent/PT685235E/pt unknown
- 1994-07-13 ES ES94110861T patent/ES2081782T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-13 EP EP94110861A patent/EP0685235B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1994-07-13 US US08/274,407 patent/US5635185A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1994-07-13 AT AT94110861T patent/ATE189604T1/de not_active IP Right Cessation
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-
1995
- 1995-05-30 KR KR1019950013949A patent/KR100235685B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-02-29 GR GR960300005T patent/GR960300005T1/el unknown
-
2000
- 2000-02-10 GR GR20000400290T patent/GR3032621T3/el not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003026636A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Gekkeikan Sake Co Ltd | 脂質代謝系酵素を阻害するチロゾール誘導体 |
| CN108619178A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-09 | 临沂大学 | 一种具有抗病毒作用的忍冬藤菇提取物及其制备方法和应用 |
| CN108619178B (zh) * | 2018-06-08 | 2021-04-09 | 临沂大学 | 一种具有抗病毒作用的忍冬藤菇提取物及其制备方法和应用 |
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