JPH0733113B2 - 凹状刻印用熱転写フイルム - Google Patents

凹状刻印用熱転写フイルム

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JPH0733113B2
JPH0733113B2 JP1124385A JP12438589A JPH0733113B2 JP H0733113 B2 JPH0733113 B2 JP H0733113B2 JP 1124385 A JP1124385 A JP 1124385A JP 12438589 A JP12438589 A JP 12438589A JP H0733113 B2 JPH0733113 B2 JP H0733113B2
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JP1124385A
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浩二 西村
泰彦 西村
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉛筆、ボールペン等の筆記具に商標等を凹状に
刻印するホットスタンピングを改良した凹状刻印用熱転
写フィルムに関する。
〔従来の技術〕
従来、ホットスタンピング等の熱転写フィルムは第3図
に一例として示されるように、ポリエステフィルムの上
面に剥離層、顔料や蒸着等による金属層(着色層)、ア
ルミ蒸着層、接着層等より成る転写材層で形成されてお
り、紙や樹脂成形品、あるいは鉛筆等の筆記具の表面
(被転写面)に転写面を位置させて、ポリエステルフィ
ルムの下面(裏面)より印字部を刻設した金判(印字
判)の適宜加熱した印字部を押圧することにより、印字
部直下の接着層を溶融して顔料や金属層を上記被転写面
に印字どうりフィルムより抜けて(剥離して)転着する
ことが所謂ホットスタンピングとして一般的に知られて
いる。
一方、ベースフィルムの上面に設けられた熱溶融性イン
ク層からなる感熱転写材に於いて、フィルムの下面(裏
面)より加熱ヘッドから加えられる熱パルスによって上
記インク層が溶融して紙等の被転写面に転写する所謂サ
ーマルプリンターの熱転写装置が知られている。
又、複数の印字ワイヤーを電磁的駆動装置によって高速
度で進退させて、インクを含浸させたインクリボンを介
して紙等に印字するようにした所謂ワイヤードットプリ
ンターの印字ヘッドが知られている。更に、刻設された
印字素子をやはりインクリボンを介して紙等に印字する
ようにした所謂タイプライターも周知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
紙や生活用品としての種々の樹脂成形品、あるいは鉛
筆、ボールペン等の筆記具の表面に少量で個人の名前や
会社、学校等の名などの様々な名入れが商品として必要
視されており、その対応手段は様々あるが品質、コスト
及び手軽さなどからホットスタンピングが使用されてい
る。
しかしながら、従来のホットスタンピング等による方法
は同一の印字パターンを多量に印字する場合には都合が
良いが、少量多種の印字を行う場合には下記のような問
題がある。
(1)印字パターンを変更する場合は、印字を刻設した
金判を交換しなければならず、セッティングの調整を含
めて作業の手間がかかりすぎる。その改善としては円板
周面に印字を刻設したものもあるが差程の改善となって
いないのが実情である。
(2)金判は加熱されているので交換に際しては注意を
要する。
(3)上記円板周面に印字を刻設した金判は、回転して
必要な印字を割り出しているが、ひらがな、カタカナ、
英数字等限られた種類の文字群となり、実際印字したい
漢字を含めたもの、印字の大きさを変えたものができな
い。
本発明の目的は印字パターンを変更する場合に、印字を
刻設した金判を交換することなく、ワイヤドットプリン
ターの印字ワイヤーまたはタイプライター等の印字素子
等を活用して、しかもホットスタンピングと同等の効果
を可能にする熱転写フィルムを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者ら前記課題を解決するため鋭意研究を行った結
果、熱転写フィルムの印字ワイヤー又は印字素子がフィ
ルムを押した時に電極ピンがフィルムを突き抜けること
なく被転写体に凹部を形成しそのピンの接触面に電圧を
印加することにより発熱する発熱材質を設けることによ
り、解決しうることを見いだし本発明を完成した。
即ち本発明は 1)ベースフィルムの上面に加圧及び加熱により被転写
体に凹状に刻印転着する金属薄層、顔料及び/又は金属
薄層を含む転写材層を形成し、当該フィルムの下面にお
いて、プリンターヘッドピンの接触加圧により被転写体
に凹部を形成させる際に強度と緩衝力を備えると共に該
ヘッドピンとの間に電圧を印加することにより発熱する
7〜20μmの厚さの金属薄層を形成して構成した凹状刻
印用熱転写フィルムであり、 2)被転写体が鉛筆、ボールペンを含む筆記具軸である
前項1記載の凹状刻印用熱転写フィルムである。
本発明はベースフィルムの上面に加圧及び加熱すること
により、被転写面に凹状に刻印、転着可能とした転写材
層を設けるが、この時、顔料及び/又は着色金属層が鉛
筆軸等の凹面より浮き出るように下地に金属薄層が配置
されるような転写材層とすると共に、フィルムの下面に
ワイヤードットプリンターのヘッドピンの押圧により鉛
筆軸等に凹面を構成するためのヘッドピンの押圧力に耐
え、緩衝すると共に電圧を印加することにより発熱する
発熱材層を設けて、転写材層を被転写面に略接触状態に
位置させて、且つ発熱材層の金属薄層に対向させてワイ
ドットプリンターの印字ワイヤーまたはタイプライター
等の印字素子等より成る印字部を位置させて、印字ワイ
ヤーがフィルムを突き抜けないように厚さを7〜20μm
とした金属薄層よりなる発熱材層と印字部との間に適宜
電圧を印加して発熱させて、被転写体に凹状のくぼみを
形成させながら、金属層の裏付の上に顔料及び/又は着
色金属層がくるように溶融印字するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第2図本発明の一実施例を示す。先ず第1図
は本発明の要旨の一つである熱転写フィルム1を用い
て、鉛筆7に商標を凹状に刻印する本発明の熱転写用フ
ィルムの原理構造を示している。
熱転写フィルム1はナイロン又はポリエステル等のベー
スフィルム2の上面に加圧及び加熱することにより、溶
剤を混入させたカーボンや顔料より成るインクを溶融又
は接着層を媒介として、顔料及び/又は着色金属層より
なる着色層及びアルミニウム等の金属を蒸着等の方法で
形成した金属薄層を含む層を被転写面に転着可能とした
転写材層3を設けてある。上記ベースフィルム2の下面
にはアルミニウム等の金属を蒸着するか又は金属箔をラ
ミネートして発熱材層4が設けられて構成されている。
上記転写材層3は鉛筆6等の被転写面7に略接触状態に
位置させてあり、且つ、前記発熱材層4はインクリボン
を介して紙面に印字するようにした所謂ワイヤードット
プリンターの印字ヘッドと同等の構造を有した印字ヘッ
ド8に対向させてある。但し、プリンターの押圧力は本
発明のフィルムを介して鉛筆等の軸に凹部を形成するよ
う強力なものとする必要がある。複数の印字ワイヤー5
を電磁的駆動装置によって高速度で進退させると共に、
少なくとも印字ワイヤー5の先端が発熱材層4に接触し
た直後に、発熱材層4と印字ワイヤー5との間に適宜電
圧が印加され、電気抵抗により加熱する。ところで、前
記発熱材層4はベースフィルムと結合して、電極ピンを
加圧したとき、フィルムを突き抜けることなく被転写体
に凹部を形成できる強度と緩衝力を必要とする。アルミ
箔等では7乃至20ミクロン程度の厚さが適当である。
又、発熱材層4はピンと被転写面との相対距離が等しく
なく圧力に差を生じた時にもピンのリボン突き抜けが起
こらないように強度と緩衝効果を必要とするのでアルミ
ニウム等の金属薄膜を使用するものである。
更に、発熱材層4に印字ワイヤー5が接触する前に電圧
が印加されていると、相互間でスパークして印字ワイヤ
ー5の先端摩耗が大きく、寿命に影響するので発熱材層
4に印字ワイヤー5が接触した直後に電圧が印加して安
定した抵抗発熱が行えるように制御されるのが望まし
い。又、発熱材層4と印字ワイヤー5に懸けられる極性
は基本的には制限されないが電食摩耗への配慮から印字
ワイヤー側を(−)とすることが望ましい。
又、この方法によれば、上記印字ワイヤーの代わりに印
字部を刻設した印字素子としてタイプライター等の駆動
装置を転用することも容易となる。又、従来のホットス
タンピング用の金判を使用する場合は上記発熱材層4と
金判との間に電圧を印加することで対応できる。
本発明の熱転写フィルムの構成例としては、 (1)ポリエステルフィルムの上面に剥離相、着色層、
アルミ蒸着層、設着層を形成し、下面にアルミ蒸着層を
形成したもの。
(2)ポリエステルフィルムの上面に剥離層、着色層、
アルミ蒸着層、設着層を形成し、下面にアルミ箔をラミ
ネートしたもの。
(3)ポリエステルフィルムの上面に剥離層、着色層、
アルミ蒸着層、設着層を形成し、下面にアルミ蒸着相、
更に他の発熱材層を適宜形成したもの。
等が考えられる。
〔作 用〕
本発明の構成は以上の如くであり、印字の入力方法、印
字が転写されるメカニズムは通常のワイヤードットプリ
ンター又はタイプライターと基本的には同じであるので
説明を省略し、本発明の要旨のみ説明する。
先ず、転写材層3は鉛筆6等の被転写面7に略接触状態
に位置されてあり、前記発熱材層4に対抗して位置した
複数の印字ワイヤー5を本発明の熱転写フィルムを介し
て鉛筆軸等に凹部を形成するに十分な印字入力と対応し
た電磁的駆動によって進退させる。
発熱材層4は印字ワイヤー5が接触加圧した瞬間に適宜
電圧が印加されるので磁気抵抗加熱により発熱する。こ
の熱は転写材層3に瞬時に熱伝達して転写材層3を溶融
して被転写面7の前記加圧の凹部に印字パターンを印字
ヘッド8の走査に伴って印字させる。
又、タイプライターの場合は印字部を刻接した印字素子
と発熱材層との間で上記と同様にして電圧を印加してお
こなう。又、ホットスタンピングの場合も印字部を刻設
した金判と発熱材層との間に電圧を印加しておこなう。
〔発明の効果〕
本発明の構成、作用は以上の通りであり、パソコンやワ
ープロ等と同様な入力方法で印字することができ、従来
ホットスタンピングのように金判の交換が必要ないの
で、少量多種の名入れ等に迅速な対応ができる。又、金
判を加熱する必要がないので、従来のホットスタンピン
グに利用した場合にも金判の交換がし易くなるなどの効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写フィルムの原理構造図、第2図
は本発明の熱転写装置の印字原理を示した説明図であ
る。又、第3図は従来のホットスタンピング等に使用さ
れる熱転写フィルムの構造を示している。 1……熱転写フィルム、、2……ベースフィルム、3…
…転写材層、4……発熱材層、5……印字ワイヤー、6
……鉛筆、、7……被転写面、8……印字ヘッド、9…
…転写材層、10……ベースフィルム、11……剥離層、12
……顔料や蒸着等による金属層(着色層)、13……アル
ミ蒸着層、14……接着層。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−99881(JP,A) 特開 平1−93394(JP,A) 特開 昭64−78883(JP,A) 特開 昭64−20167(JP,A) 特開 昭64−9788(JP,A) 特開 昭64−9786(JP,A) 特開 昭63−290791(JP,A) 特開 昭63−139786(JP,A) 特開 昭63−84984(JP,A) 特開 昭63−81074(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースフィルムの上面に加圧及び加熱によ
    り被転写体に凹状に刻印転着する金属薄層、顔料及び/
    又は金属薄層を含む転写材層を形成し、当該フィルムの
    下面に於いて、プリンターヘッドピンの接触加圧により
    被転写体に凹部を形成させる際に強度と緩衝力を備える
    と共に該ヘッドピンとの間に電圧を印加することにより
    発熱する7〜20μmの厚さの金属薄層を形成して構成し
    た凹状刻印用熱転写フィルム。
  2. 【請求項2】被転写体が鉛筆、ボールペンを含む筆記具
    軸である請求項1記載の凹状刻印用熱転写フィルム。
JP1124385A 1989-05-19 1989-05-19 凹状刻印用熱転写フイルム Expired - Lifetime JPH0733113B2 (ja)

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JP1124385A JPH0733113B2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 凹状刻印用熱転写フイルム

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JP1124385A JPH0733113B2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 凹状刻印用熱転写フイルム

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JPH02303886A JPH02303886A (ja) 1990-12-17
JPH0733113B2 true JPH0733113B2 (ja) 1995-04-12

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