JPH0733238Y2 - 縮小拡大写真製版システム - Google Patents
縮小拡大写真製版システムInfo
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- JPH0733238Y2 JPH0733238Y2 JP1988008622U JP862288U JPH0733238Y2 JP H0733238 Y2 JPH0733238 Y2 JP H0733238Y2 JP 1988008622 U JP1988008622 U JP 1988008622U JP 862288 U JP862288 U JP 862288U JP H0733238 Y2 JPH0733238 Y2 JP H0733238Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、写真製版システムに関し、特に頁物の印刷に
適した縮小拡大写真製版システムに関する。
適した縮小拡大写真製版システムに関する。
「従来技術およびその問題点」 オフセット印刷用の刷版を作成するための写真製版シス
テムは従来、等倍撮影、密着(等倍)露光が一般的であ
った。すなわち版下をリスフィルムに等倍撮影にし、こ
れをPS版(オフセット印刷用刷版となる感光材料すべて
をいう)上に密着露光し、これを現像して刷版を得るも
のである。頁物の場合、一枚の台紙上に、版下を撮影し
たフィルムを面付枚数(8面付なら8枚、16面付なら16
枚)所定の順番で並べて面付し、これをPS版に密着露光
する。ところがこの従来の写真製版システムは、版下を
リスフィルム上に等倍撮影し、これをさらにPS版に等倍
撮影するためフィルムのコストが高く、またこれらの保
管のためのスペース、コストもまた高いという問題があ
った。さらに面付作業の作業性が悪く、熟練者に頼らざ
るを得ない。
テムは従来、等倍撮影、密着(等倍)露光が一般的であ
った。すなわち版下をリスフィルムに等倍撮影にし、こ
れをPS版(オフセット印刷用刷版となる感光材料すべて
をいう)上に密着露光し、これを現像して刷版を得るも
のである。頁物の場合、一枚の台紙上に、版下を撮影し
たフィルムを面付枚数(8面付なら8枚、16面付なら16
枚)所定の順番で並べて面付し、これをPS版に密着露光
する。ところがこの従来の写真製版システムは、版下を
リスフィルム上に等倍撮影し、これをさらにPS版に等倍
撮影するためフィルムのコストが高く、またこれらの保
管のためのスペース、コストもまた高いという問題があ
った。さらに面付作業の作業性が悪く、熟練者に頼らざ
るを得ない。
このような背景から既に、版下を縮小撮影し、これを拡
大して自動的にPS版上に露光(面付)する縮小拡大写真
製版システムも一部提案され、実用化されている。とこ
ろが従来提案されている縮小拡大写真製版システムは、
原稿サイズに応じて縮小倍率を変化させることができる
縮小撮影カメラと、同じく撮影された版下の像に応じて
投影倍率を変化させることができる拡大投影殖版機とを
別個に備えているものであって、装置が大型で高価であ
った。
大して自動的にPS版上に露光(面付)する縮小拡大写真
製版システムも一部提案され、実用化されている。とこ
ろが従来提案されている縮小拡大写真製版システムは、
原稿サイズに応じて縮小倍率を変化させることができる
縮小撮影カメラと、同じく撮影された版下の像に応じて
投影倍率を変化させることができる拡大投影殖版機とを
別個に備えているものであって、装置が大型で高価であ
った。
さらにこの従来システムは、その対象が辞書、小説、電
話帳、漫画等の線画のみからなる印刷物に限られてしま
う。すなわちこの従来システムにおける技術思想は、原
稿のサイズに関係なく、一定の大きさのフィルム(35mm
フィルム)上に原稿像を作り、これを求められる本等の
印刷物の大きさに応じて、拡大投影するものであって、
PS版上での解像力は問題とされていない。このため、縮
小拡大率の大きい版下については、必然的に解像力が低
下し、この低下した解像力によって、印刷対象物が限定
されてしまうから、上記対象物の印刷にしか利用するこ
とができないのである。
話帳、漫画等の線画のみからなる印刷物に限られてしま
う。すなわちこの従来システムにおける技術思想は、原
稿のサイズに関係なく、一定の大きさのフィルム(35mm
フィルム)上に原稿像を作り、これを求められる本等の
印刷物の大きさに応じて、拡大投影するものであって、
PS版上での解像力は問題とされていない。このため、縮
小拡大率の大きい版下については、必然的に解像力が低
下し、この低下した解像力によって、印刷対象物が限定
されてしまうから、上記対象物の印刷にしか利用するこ
とができないのである。
「考案の目的」 本考案はしたがって、より安価に提供できる縮小拡大写
真製版システムを得ることを目的とする。また本考案
は、安価なシステムでありながら、網点写真等の精密な
版下の頁物の印刷に十分利用でき、さらに拡大投影時に
おいて、現像フィルム上の版下像を駒毎に定位置に位置
決めすることのできるシステムを得ることを目的とす
る。
真製版システムを得ることを目的とする。また本考案
は、安価なシステムでありながら、網点写真等の精密な
版下の頁物の印刷に十分利用でき、さらに拡大投影時に
おいて、現像フィルム上の版下像を駒毎に定位置に位置
決めすることのできるシステムを得ることを目的とす
る。
「考案の概要」 すなわち本考案は、カメラの裏蓋の少なくともフィルム
画面対応部分に透光孔を設け、この透光孔を遮光蓋によ
り遮光可能として、フィルム上への版下の縮小撮影とこ
の縮小撮影した版下の像のPS版への拡大投影に兼用して
用いる兼用カメラを構成し、版下の撮影時にはこの兼用
カメラの透光孔を遮光蓋で覆って未撮影フィルムに撮影
し、拡大投影時には、この兼用カメラに版下を撮影した
現像フィルムを装填し、遮光蓋を外して、透光孔の背後
に配設した照明ランプにより、現像フィルム上の版下の
像をPS版上に投影露光する縮小拡大写真製版システムで
あって、兼用カメラに、縮小撮影時に、未撮影フィルム
上への版下の撮影毎に該フィルムに位置決めマークを写
し込む位置決めマーク写し込み手段と、拡大投影時に、
この位置決めマークを検出して現像フィルム上の撮影像
を像毎に定位置に位置決めする位置決めマーク検出手段
を設け、かつ、この位置決めマーク写し込み手段と位置
決めマーク検出手段とは、少なくともその一部の要素を
位置決めマークの写し込み時と検出時に共用したことを
特徴としている。
画面対応部分に透光孔を設け、この透光孔を遮光蓋によ
り遮光可能として、フィルム上への版下の縮小撮影とこ
の縮小撮影した版下の像のPS版への拡大投影に兼用して
用いる兼用カメラを構成し、版下の撮影時にはこの兼用
カメラの透光孔を遮光蓋で覆って未撮影フィルムに撮影
し、拡大投影時には、この兼用カメラに版下を撮影した
現像フィルムを装填し、遮光蓋を外して、透光孔の背後
に配設した照明ランプにより、現像フィルム上の版下の
像をPS版上に投影露光する縮小拡大写真製版システムで
あって、兼用カメラに、縮小撮影時に、未撮影フィルム
上への版下の撮影毎に該フィルムに位置決めマークを写
し込む位置決めマーク写し込み手段と、拡大投影時に、
この位置決めマークを検出して現像フィルム上の撮影像
を像毎に定位置に位置決めする位置決めマーク検出手段
を設け、かつ、この位置決めマーク写し込み手段と位置
決めマーク検出手段とは、少なくともその一部の要素を
位置決めマークの写し込み時と検出時に共用したことを
特徴としている。
縮小撮影時に未撮影フィルム上に予め位置決めマークを
写し込んでおいて、この位置決めマークを拡大投影時に
検出するようにしておくと、この検出によってフィルム
送り動作が停止したときに、現像フィルム上の撮影像
を、その駒毎にアパーチャの定位置に位置決めすること
ができる。
写し込んでおいて、この位置決めマークを拡大投影時に
検出するようにしておくと、この検出によってフィルム
送り動作が停止したときに、現像フィルム上の撮影像
を、その駒毎にアパーチャの定位置に位置決めすること
ができる。
兼用カメラとすると、さらにレンズの歪曲収差を打ち消
すことができるという利点がある。すなわちレンズに
は、僅かといえども歪曲収差が存在し、フィルム上への
撮影像はこの歪曲収差による像の歪みを含んでいる。と
ころがこの撮影像を撮影時と同一のレンズを通してPS版
上に投影すると、この歪曲収差が打ち消され、あたかも
歪曲収差のない像が投影されたと同じ状態が生じる。す
なわち縮小撮影時と拡大投影時との光学系が、光の方向
を逆にしただけの、同一の光学系によって構成されるた
め、歪曲収差が打ち消されるのである。厳密な意味で、
同一の光学系とするには、拡大投影される版下の像が、
実際の版下と同一の大きさとなるように倍率を設定する
のがよい(縮小倍率が1/αのとき、拡大倍率はα)。
すことができるという利点がある。すなわちレンズに
は、僅かといえども歪曲収差が存在し、フィルム上への
撮影像はこの歪曲収差による像の歪みを含んでいる。と
ころがこの撮影像を撮影時と同一のレンズを通してPS版
上に投影すると、この歪曲収差が打ち消され、あたかも
歪曲収差のない像が投影されたと同じ状態が生じる。す
なわち縮小撮影時と拡大投影時との光学系が、光の方向
を逆にしただけの、同一の光学系によって構成されるた
め、歪曲収差が打ち消されるのである。厳密な意味で、
同一の光学系とするには、拡大投影される版下の像が、
実際の版下と同一の大きさとなるように倍率を設定する
のがよい(縮小倍率が1/αのとき、拡大倍率はα)。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第3図、第
4図は本考案による縮小拡大写真製版システムの概念図
で、第3図は縮小撮影状態、第4図は拡大投影状態をそ
れぞれ示している。
4図は本考案による縮小拡大写真製版システムの概念図
で、第3図は縮小撮影状態、第4図は拡大投影状態をそ
れぞれ示している。
第1図において、兼用カメラ10は、ボディ11と、このボ
ディ11の着脱フランジ12に対して着脱可能な、レンズ13
aを備えたレンズ鏡筒13とからなっている。ボディ11
は、画面サイズを規制するアパーチャ14の左右に、一対
のフィルムマガジン室15、16を有し、このフィルムマガ
ジン室15、16にそれぞれ送出側フィルムマガジン17、巻
取側フィルムマガジン18が挿脱可能となっている。送出
側フィルムマガジン17は、未撮影ロールフィルムF1また
は現像済ロールフィルムF2を保持し、巻取側フィルムマ
ガジン18は、送出側フィルムマガジン17を出てガイドロ
ーラ19およびスプロケット20を介して引き出されるこれ
らフィルムを巻取り保持する。
ディ11の着脱フランジ12に対して着脱可能な、レンズ13
aを備えたレンズ鏡筒13とからなっている。ボディ11
は、画面サイズを規制するアパーチャ14の左右に、一対
のフィルムマガジン室15、16を有し、このフィルムマガ
ジン室15、16にそれぞれ送出側フィルムマガジン17、巻
取側フィルムマガジン18が挿脱可能となっている。送出
側フィルムマガジン17は、未撮影ロールフィルムF1また
は現像済ロールフィルムF2を保持し、巻取側フィルムマ
ガジン18は、送出側フィルムマガジン17を出てガイドロ
ーラ19およびスプロケット20を介して引き出されるこれ
らフィルムを巻取り保持する。
レンズ13aの焦点距離は固定されており、フィルムと被
写体(版下)との距離を一定に保持すれば、撮影倍率は
一定に保持される。
写体(版下)との距離を一定に保持すれば、撮影倍率は
一定に保持される。
送出側フィルムマガジン17および巻取側フィルムマガジ
ン18に保持されるフィルムは、目的に応じて任意のサイ
ズを使用し得るが、最大A4版の版下を1/4倍(4倍)前
後の倍率で撮影する場合、70mm幅のフィルムを使用する
ことが望ましい。70mm幅によると、第6図に示すよう
に、その両側にスプロケット20と噛み合うパーフォレー
ションPを設けても、A4版を横位置で撮影することがで
き、パーフォレーションによる安定したフィルム送りを
得ることができる。
ン18に保持されるフィルムは、目的に応じて任意のサイ
ズを使用し得るが、最大A4版の版下を1/4倍(4倍)前
後の倍率で撮影する場合、70mm幅のフィルムを使用する
ことが望ましい。70mm幅によると、第6図に示すよう
に、その両側にスプロケット20と噛み合うパーフォレー
ションPを設けても、A4版を横位置で撮影することがで
き、パーフォレーションによる安定したフィルム送りを
得ることができる。
アパーチャ14の後部には、未撮影ロールフィルムF1また
は現像済ロールフィルムF2を挟着保持して、その平面性
を保持する一対の平行平面透明圧板21が位置している。
この平行平面透明圧板21は、その一方が固定圧板21a、
他方が可動圧板21bで、可動圧板21bは、フィルムの送り
時には固定圧板21aから離間し、撮影時および投影時に
は、固定圧板21a側に移動して両者の間にフィルムを挟
着する。固定圧板21aは、保持枠22に保持されてアパー
チャ14の背面に固定されている。また、可動圧板21b
は、保持枠23に保持されていて、裏蓋40に植設した一対
のガイドピン24により固定圧板21aに接離可能に、かつ
圧縮ばね25により固定圧板21a側に移動付勢されて支持
されている。可動圧板21bの保持枠22には、第2図に示
すように、その上下端部(図では左右)にカムフォロア
26が固定され、このカムフォロア26が偏心カム27とそれ
ぞれ接している。偏心カム27は、その回転中心O1と周囲
の中心O2とがeだけ偏心している。偏心カム27はフィル
ムの送り機構と同期して回転するもので、フィルムが送
られる時には、カムフォロア26を介して可動圧板21bを
押し上げ、フィルムが一駒分送られて停止すると、可動
圧板21bが圧縮ばね25によって固定圧板21a側に押された
状態となる。
は現像済ロールフィルムF2を挟着保持して、その平面性
を保持する一対の平行平面透明圧板21が位置している。
この平行平面透明圧板21は、その一方が固定圧板21a、
他方が可動圧板21bで、可動圧板21bは、フィルムの送り
時には固定圧板21aから離間し、撮影時および投影時に
は、固定圧板21a側に移動して両者の間にフィルムを挟
着する。固定圧板21aは、保持枠22に保持されてアパー
チャ14の背面に固定されている。また、可動圧板21b
は、保持枠23に保持されていて、裏蓋40に植設した一対
のガイドピン24により固定圧板21aに接離可能に、かつ
圧縮ばね25により固定圧板21a側に移動付勢されて支持
されている。可動圧板21bの保持枠22には、第2図に示
すように、その上下端部(図では左右)にカムフォロア
26が固定され、このカムフォロア26が偏心カム27とそれ
ぞれ接している。偏心カム27は、その回転中心O1と周囲
の中心O2とがeだけ偏心している。偏心カム27はフィル
ムの送り機構と同期して回転するもので、フィルムが送
られる時には、カムフォロア26を介して可動圧板21bを
押し上げ、フィルムが一駒分送られて停止すると、可動
圧板21bが圧縮ばね25によって固定圧板21a側に押された
状態となる。
平行平面透明圧板21の側部位置には、拡大投影時におい
て、現像済ロールフィルムF2上の撮影像53aの位置を正
確にアパーチャ14に一致させるために、位置決めマーク
写し込み検出手段30が設けられている。この位置決めマ
ーク写し込み検出手段30は、第3図に示すように、先端
部をフィルムF1(F2)に臨ませた投受光型光ファイバ31
により構成されている。投受光型光ファイバ31は、周知
のように、投光部と反射検知部を一体化してなるもの
で、マーカとして使用するときは投光部のみ、位置検出
器として使用するときは投光部と反射検知部の両者を使
う。すなわち、未撮影ロールフィルムF1上に撮影像53a
が撮影される度に、投光部によって第6図に示す位置決
めマーク32を写し込み、拡大投影時には、この位置決め
マーク32で反射する投光部の光を反射検知部によって検
出し、現像済ロールフィルムF2の送りを停止させ、撮影
像53aを正確にアパーチャ14の定位置に一致させるもの
である。
て、現像済ロールフィルムF2上の撮影像53aの位置を正
確にアパーチャ14に一致させるために、位置決めマーク
写し込み検出手段30が設けられている。この位置決めマ
ーク写し込み検出手段30は、第3図に示すように、先端
部をフィルムF1(F2)に臨ませた投受光型光ファイバ31
により構成されている。投受光型光ファイバ31は、周知
のように、投光部と反射検知部を一体化してなるもの
で、マーカとして使用するときは投光部のみ、位置検出
器として使用するときは投光部と反射検知部の両者を使
う。すなわち、未撮影ロールフィルムF1上に撮影像53a
が撮影される度に、投光部によって第6図に示す位置決
めマーク32を写し込み、拡大投影時には、この位置決め
マーク32で反射する投光部の光を反射検知部によって検
出し、現像済ロールフィルムF2の送りを停止させ、撮影
像53aを正確にアパーチャ14の定位置に一致させるもの
である。
ボディ11のカメラ裏蓋40には、フィルムの画面対応部分
に位置させて透光孔41が穿けられており、この透光孔41
には、遮光蓋42が着脱可能となっている。この遮光蓋42
は、縮小撮影時には、透光孔41に被着されてボディ11の
内部を遮光された状態とし、拡大投影時には、透光孔41
から外される。
に位置させて透光孔41が穿けられており、この透光孔41
には、遮光蓋42が着脱可能となっている。この遮光蓋42
は、縮小撮影時には、透光孔41に被着されてボディ11の
内部を遮光された状態とし、拡大投影時には、透光孔41
から外される。
上記の兼用カメラ10は、縮小撮影時には、第4図に示す
ように、そのカメラ裏蓋40の透光孔41に遮光蓋42を被着
した遮光状態とされ、縮小撮影機50の兼用カメラ支持基
板51上に固定される。支持基板51は、版下支持台52に対
して平行をなしており、版下支持台52の上方には、版下
支持台52上に置いた版下53を均一に照明する照明ランプ
54が配設されている。支持基板51は、支柱55に支持され
ている。
ように、そのカメラ裏蓋40の透光孔41に遮光蓋42を被着
した遮光状態とされ、縮小撮影機50の兼用カメラ支持基
板51上に固定される。支持基板51は、版下支持台52に対
して平行をなしており、版下支持台52の上方には、版下
支持台52上に置いた版下53を均一に照明する照明ランプ
54が配設されている。支持基板51は、支柱55に支持され
ている。
ボディ11の送出側フィルムマガジン17内には、未撮影ロ
ールフィルムF1が装填され、その先端は、ガイドローラ
19およびスプロケット20を経て巻取側フィルムマガジン
18内に巻かれている。この状態において、未撮影ロール
フィルムF1に、必要な枚数の版下53の像53aを所定の順
番で撮影し、この像53aの撮影毎に、投受光型ファイバ3
1の投光部により位置決めマーク32を写し込む。この撮
影の際には、一枚の版下53の撮影が終了してフィルム送
り動作に入ると、これに連動して可動圧板21bが固定圧
板21bに対して上昇する。そしてフィルム送りが完了す
ると、固定圧板21aが再び可動圧板21bに接近してこれと
の間にフィルムを挟着し、フィルムの平面性を担保す
る。
ールフィルムF1が装填され、その先端は、ガイドローラ
19およびスプロケット20を経て巻取側フィルムマガジン
18内に巻かれている。この状態において、未撮影ロール
フィルムF1に、必要な枚数の版下53の像53aを所定の順
番で撮影し、この像53aの撮影毎に、投受光型ファイバ3
1の投光部により位置決めマーク32を写し込む。この撮
影の際には、一枚の版下53の撮影が終了してフィルム送
り動作に入ると、これに連動して可動圧板21bが固定圧
板21bに対して上昇する。そしてフィルム送りが完了す
ると、固定圧板21aが再び可動圧板21bに接近してこれと
の間にフィルムを挟着し、フィルムの平面性を担保す
る。
すべての版下53の像53aの撮影を終了すると、未撮影ロ
ールフィルムF1は現像される(第6図)これで、撮影像
53aの駒と駒の間に、位置決めマーク32も焼き込まれ
る。そしてこの現像された現像済ロールフィルムF2は、
再び兼用カメラ10の送出側フィルムマガジン17内に装填
され、その先端が同様に巻取側フィルムマガジン18に巻
かれる。このように現像済ロールフィルムF2のセットを
完了した兼用カメラ10は次に、その遮光蓋42を外した状
態において、第5図に示すように、拡大投影面付機60の
XY基板61上に支持される。拡大投影面付機60は、PS版保
持台62の上部に、これと平行なXY基板61を有するもの
で、XY基板61はPS版保持台62上においてこれと平行にXY
方向に移動できる。このようなXY移動機は、各種の構造
のものが周知であるが、図示例では、PS版保持台62上に
立てた支柱63上に、X方向レール64が設けられていて、
このX方向レール64にX方向走行体65が走行自在に支持
されている。X方向走行体65は、X方向と直交するY方
向ガイドレール66を備えていて、このY方向ガイドレー
ル66にXY基板61が移動自在に支持されている(X、Y方
向については第5図も参照)。
ールフィルムF1は現像される(第6図)これで、撮影像
53aの駒と駒の間に、位置決めマーク32も焼き込まれ
る。そしてこの現像された現像済ロールフィルムF2は、
再び兼用カメラ10の送出側フィルムマガジン17内に装填
され、その先端が同様に巻取側フィルムマガジン18に巻
かれる。このように現像済ロールフィルムF2のセットを
完了した兼用カメラ10は次に、その遮光蓋42を外した状
態において、第5図に示すように、拡大投影面付機60の
XY基板61上に支持される。拡大投影面付機60は、PS版保
持台62の上部に、これと平行なXY基板61を有するもの
で、XY基板61はPS版保持台62上においてこれと平行にXY
方向に移動できる。このようなXY移動機は、各種の構造
のものが周知であるが、図示例では、PS版保持台62上に
立てた支柱63上に、X方向レール64が設けられていて、
このX方向レール64にX方向走行体65が走行自在に支持
されている。X方向走行体65は、X方向と直交するY方
向ガイドレール66を備えていて、このY方向ガイドレー
ル66にXY基板61が移動自在に支持されている(X、Y方
向については第5図も参照)。
XY基板61上には、レンズ13aの光軸上に位置させて、照
明ランプとしての超高圧水銀灯67が設けられており、こ
の超高圧水銀灯67の光は、透光孔41および平行平面透明
圧板21を通して、現像済ロールフィルムF2に与えられ、
さらに現像済ロールフィルムF2上の版下53の撮影像53a
(第6図)がレンズ13を介してPS版68に版下像53bとし
て投影される(第5図、第7図)。
明ランプとしての超高圧水銀灯67が設けられており、こ
の超高圧水銀灯67の光は、透光孔41および平行平面透明
圧板21を通して、現像済ロールフィルムF2に与えられ、
さらに現像済ロールフィルムF2上の版下53の撮影像53a
(第6図)がレンズ13を介してPS版68に版下像53bとし
て投影される(第5図、第7図)。
現像済ロールフィルムF2は、撮影像53a毎にアパーチャ1
4に合わされて駒毎に送られ、巻取側フィルムマガジン1
8に巻取られるが、このフィルム送り中、投受光型ファ
イバ31の投光部はフィルムに対して常時光を与えてい
る。そして、この光が、フィルム送りで移動してくる位
置決めマーク32に当たると、該マーク32で反射され、該
光ファイバ31の反射検知部がこれを検知し、フィルム送
り動作が停止する。これで、撮影像53aは、アパーチャ1
4の定位置に位置決めされた状態で、PS版68上に投影露
光される。
4に合わされて駒毎に送られ、巻取側フィルムマガジン1
8に巻取られるが、このフィルム送り中、投受光型ファ
イバ31の投光部はフィルムに対して常時光を与えてい
る。そして、この光が、フィルム送りで移動してくる位
置決めマーク32に当たると、該マーク32で反射され、該
光ファイバ31の反射検知部がこれを検知し、フィルム送
り動作が停止する。これで、撮影像53aは、アパーチャ1
4の定位置に位置決めされた状態で、PS版68上に投影露
光される。
この拡大投影面付機60によるPS版68上への撮影像53aの
投影露光は、XY基板61を所定の軌跡XY方向に移動させ、
一枚のPS版68上に8面付であれば8枚の版下53の版下像
53bを、頁物としての所定の配列で露光して行なわれ
る。第7図は8面付の場合の平面図である。
投影露光は、XY基板61を所定の軌跡XY方向に移動させ、
一枚のPS版68上に8面付であれば8枚の版下53の版下像
53bを、頁物としての所定の配列で露光して行なわれ
る。第7図は8面付の場合の平面図である。
8枚の版下像53bの露光の終了したPS版68は、次に現像
され、刷版として完成される。
され、刷版として完成される。
第8図は、位置決めマーク写し込み検出手段30の別の例
を示している。この例では、保持枠22に投光用光ファイ
バ33を、保持枠23に受光用光ファイバ34を設け、両光フ
ァイバ33,34の先端をフィルムF1(F2)を挟んで対向さ
せてある。そして、縮小撮影時には、投光用光ファイバ
33で未撮影フィルムF1に位置決めマーク32を写し込み、
拡大投影時には、撮影済フィルムF2の送りにより位置決
めマーク32が投光用光ファイバ33の光を遮断したとき、
受光用光ファイバ34がこれを検知して、フィルム送りを
停止させ、撮影像53を駒毎にアパーチャ14の定位置に位
置決めする。
を示している。この例では、保持枠22に投光用光ファイ
バ33を、保持枠23に受光用光ファイバ34を設け、両光フ
ァイバ33,34の先端をフィルムF1(F2)を挟んで対向さ
せてある。そして、縮小撮影時には、投光用光ファイバ
33で未撮影フィルムF1に位置決めマーク32を写し込み、
拡大投影時には、撮影済フィルムF2の送りにより位置決
めマーク32が投光用光ファイバ33の光を遮断したとき、
受光用光ファイバ34がこれを検知して、フィルム送りを
停止させ、撮影像53を駒毎にアパーチャ14の定位置に位
置決めする。
なおレンズ13aには、436nm(g−1ine)を含む狭い波長
の光のみを透過する干渉フィルタ13fが一体に設けられ
ている。g−1ineは、縮小撮影カメラ10のフィルムF1の
感光域中にあり、かつ拡大投影面付機60の照明光源であ
る超高圧水銀灯67の分光分布中には、このg−1ineが含
まれている。よってPS版68上に形成される版下53の像53
bは、狭い波長域を使用した色収差のない像となる。
の光のみを透過する干渉フィルタ13fが一体に設けられ
ている。g−1ineは、縮小撮影カメラ10のフィルムF1の
感光域中にあり、かつ拡大投影面付機60の照明光源であ
る超高圧水銀灯67の分光分布中には、このg−1ineが含
まれている。よってPS版68上に形成される版下53の像53
bは、狭い波長域を使用した色収差のない像となる。
本考案は、縮小倍率および拡大倍率を問うものではない
が、前述のように版下のサイズを最大A4版、フィルムと
して70mm幅のものを使用すると、縮小拡大倍率が1/4倍
(4倍)で固定され、PS版68上で30本/mm程度の解像力
が得られる。この解像力は、133線/inch程度の網点写真
をよく再現できる解像力であり、よって本縮小拡大写真
製版システムによって、網点写真を含む頁物等により広
範囲な印刷物を印刷することが可能となる。
が、前述のように版下のサイズを最大A4版、フィルムと
して70mm幅のものを使用すると、縮小拡大倍率が1/4倍
(4倍)で固定され、PS版68上で30本/mm程度の解像力
が得られる。この解像力は、133線/inch程度の網点写真
をよく再現できる解像力であり、よって本縮小拡大写真
製版システムによって、網点写真を含む頁物等により広
範囲な印刷物を印刷することが可能となる。
「考案の効果」 以上のように本考案は、版下を縮小撮影した後、これを
拡大投影する縮小拡大写真製版システムにおいて、兼用
カメラを縮小撮影と拡大投影に兼用して用いることがで
きるようにしたものであるから、縮小撮影機、および拡
大投影殖版機に個別に撮影および投影用の光学系を設け
る必要がなく、よって安価な写真製版システムを提供す
ることができる。またカメラが兼用されると、縮小撮影
時と拡大投影時の光学系が、その機械的構成を含めて、
光路を逆にした同一の光学系となるから、撮影時の歪曲
収差を投影時に打ち消すことができ、さらに撮影倍率お
よび拡大倍率が固定されることによりPS版上での解像力
を維持して、より高解像度を要求される頁物について
も、縮小拡大写真製版システムの適用を可能とする。さ
らにまた、位置決めマーク写し込み検出手段により、縮
小撮影時に予め写し込んだ位置決めマークを、拡大投影
時に検出してフィルム送りを停止させ、撮影像を駒毎に
定位置に位置決めすることができる。この位置決めマー
ク写し込み手段と位置決めマーク検出手段とは、少なく
ともその一部の要素が位置決めマークの写し込み時と検
出時に共用されているから、正確なフィルム位置停止が
でき、装置構成を単純化することができる。
拡大投影する縮小拡大写真製版システムにおいて、兼用
カメラを縮小撮影と拡大投影に兼用して用いることがで
きるようにしたものであるから、縮小撮影機、および拡
大投影殖版機に個別に撮影および投影用の光学系を設け
る必要がなく、よって安価な写真製版システムを提供す
ることができる。またカメラが兼用されると、縮小撮影
時と拡大投影時の光学系が、その機械的構成を含めて、
光路を逆にした同一の光学系となるから、撮影時の歪曲
収差を投影時に打ち消すことができ、さらに撮影倍率お
よび拡大倍率が固定されることによりPS版上での解像力
を維持して、より高解像度を要求される頁物について
も、縮小拡大写真製版システムの適用を可能とする。さ
らにまた、位置決めマーク写し込み検出手段により、縮
小撮影時に予め写し込んだ位置決めマークを、拡大投影
時に検出してフィルム送りを停止させ、撮影像を駒毎に
定位置に位置決めすることができる。この位置決めマー
ク写し込み手段と位置決めマーク検出手段とは、少なく
ともその一部の要素が位置決めマークの写し込み時と検
出時に共用されているから、正確なフィルム位置停止が
でき、装置構成を単純化することができる。
第1図は兼用カメラボディの断面図、第2図は第1図の
II−II線に沿う断面図、第3図は位置決めマーカ検出手
段の一実施例を示す要部拡大図、第4図は兼用カメラに
よる版下の縮小撮影の状態を示す正面図、第5図は同拡
大投影の状態を示す正面図、第6図はフィルム上への撮
影像および位置決めマークの例を示す平面図、第7図は
8面付の場合のPS版上への版下像の形成例を示す平面
図、第8図は位置決めマーク写し込み検出手段の他の例
を示す要部拡大図である。 10…兼用カメラ、11…ボディ、12…着脱フランジ、13…
レンズ、14…アパーチャ、15、16…マガジン室、17…送
出側フィルムマガジン、18…巻取側フィルムマガジン、
19…ガイドローラ、20…スプロケット、21…平行平面透
明圧板、21a…可動圧板、21b…固定圧板、24…圧縮ば
ね、25…カムフォロア、26…偏心カム、30…位置決めマ
ーク写し込み検出手段、31…投受光型光ファイバ、32…
位置決めマーク、33…投光用ファイバ、34…受光用ファ
イバ、40…カメラ裏蓋、41…透光孔、42…遮光蓋、50…
縮小撮影器、51…支持基板、52…版下支持台、53…版
下、53a…撮影像、53b…版下像、60…拡大投影面付器、
61…XY基板、62…PS版保持台、67…超高圧水銀灯、68…
PS版。
II−II線に沿う断面図、第3図は位置決めマーカ検出手
段の一実施例を示す要部拡大図、第4図は兼用カメラに
よる版下の縮小撮影の状態を示す正面図、第5図は同拡
大投影の状態を示す正面図、第6図はフィルム上への撮
影像および位置決めマークの例を示す平面図、第7図は
8面付の場合のPS版上への版下像の形成例を示す平面
図、第8図は位置決めマーク写し込み検出手段の他の例
を示す要部拡大図である。 10…兼用カメラ、11…ボディ、12…着脱フランジ、13…
レンズ、14…アパーチャ、15、16…マガジン室、17…送
出側フィルムマガジン、18…巻取側フィルムマガジン、
19…ガイドローラ、20…スプロケット、21…平行平面透
明圧板、21a…可動圧板、21b…固定圧板、24…圧縮ば
ね、25…カムフォロア、26…偏心カム、30…位置決めマ
ーク写し込み検出手段、31…投受光型光ファイバ、32…
位置決めマーク、33…投光用ファイバ、34…受光用ファ
イバ、40…カメラ裏蓋、41…透光孔、42…遮光蓋、50…
縮小撮影器、51…支持基板、52…版下支持台、53…版
下、53a…撮影像、53b…版下像、60…拡大投影面付器、
61…XY基板、62…PS版保持台、67…超高圧水銀灯、68…
PS版。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−142639(JP,A) 特開 昭53−111803(JP,A) 特開 昭58−223142(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】カメラの裏蓋の少なくともフィルム画面対
応部分に透光孔を設け、この透光孔を遮光蓋により遮光
可能として、フィルム上への版下の縮小撮影とこの縮小
撮影した版下の像のPS版への拡大投影に兼用して用いる
兼用カメラを構成し、版下の撮影時にはこの兼用カメラ
の透光孔を遮光蓋で覆って未撮影フィルムに撮影し、拡
大投影時には、この兼用カメラに版下を撮影した現像フ
ィルムを装填し、遮光蓋を外して、透光孔の背後に配設
した照明ランプにより、現像フィルム上の版下の像をPS
版上に投影露光する縮小拡大写真製版システムであっ
て、 兼用カメラに、縮小撮影時に、未撮影フィルム上への版
下の撮影毎に該フィルムに位置決めマークを写し込む位
置決めマーク写し込み手段と;拡大投影時に、この位置
決めマークを検出して現像フィルム上の撮影像を像毎に
定位置に位置決めする位置決めマーク検出手段と;を設
け、 かつこの位置決めマーク写し込み手段と位置決めマーク
検出手段とは、少なくともその一部の要素が、位置決め
マークの写し込み時と検出時に共用されていることを特
徴とする縮小拡大写真製版システム。 - 【請求項2】請求項1において、位置決めマーク写し込
み手段と検出手段は、先端部をフィルムに臨ませた投受
光型の光ファイバで兼用されている縮小拡大写真製版シ
ステム。 - 【請求項3】請求項1において、位置決めマーク写し込
み手段は、フィルムに対して光を投ずる投光用光ファイ
バで構成され、 位置決めマーク検出手段は、この投光用光ファイバと、
この投光用光ファイバとフィルムを挟んで対向する受光
用光ファイバとで構成されている縮小拡大写真製版シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008622U JPH0733238Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 縮小拡大写真製版システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008622U JPH0733238Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 縮小拡大写真製版システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01113240U JPH01113240U (ja) | 1989-07-31 |
| JPH0733238Y2 true JPH0733238Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31214665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988008622U Expired - Lifetime JPH0733238Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 縮小拡大写真製版システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733238Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2630788B2 (ja) * | 1987-11-30 | 1997-07-16 | 旭光学工業株式会社 | 縮小拡大写真製版システム |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1988008622U patent/JPH0733238Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01113240U (ja) | 1989-07-31 |
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