JPH0733417B2 - 光硬化可能な組成物 - Google Patents
光硬化可能な組成物Info
- Publication number
- JPH0733417B2 JPH0733417B2 JP18890189A JP18890189A JPH0733417B2 JP H0733417 B2 JPH0733417 B2 JP H0733417B2 JP 18890189 A JP18890189 A JP 18890189A JP 18890189 A JP18890189 A JP 18890189A JP H0733417 B2 JPH0733417 B2 JP H0733417B2
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- acrylate
- meth
- group
- unsaturated
- diisocyanate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料、インキ、接着の各分野に有用な、光硬
化可能の不飽和ウレタン−アクリレートならびにその希
釈剤からなる組成物に関するものである。
化可能の不飽和ウレタン−アクリレートならびにその希
釈剤からなる組成物に関するものである。
ウレタン−アクリレート樹脂を光硬化に利用することは
よく知られており、各種用途に向けて光硬化利用技術の
一つの中心をなしている。しかし、未解決の問題も幾つ
か指摘されており、これらの欠点の解消は用途の一層の
拡大に有用である。
よく知られており、各種用途に向けて光硬化利用技術の
一つの中心をなしている。しかし、未解決の問題も幾つ
か指摘されており、これらの欠点の解消は用途の一層の
拡大に有用である。
その主なものは、光硬化が余りにも速やかであることか
ら、硬化の際の応力緩和がなされず、結果として基材と
の密着性が甚だしく損なわれることである。
ら、硬化の際の応力緩和がなされず、結果として基材と
の密着性が甚だしく損なわれることである。
特に、二官能性以上のモノマーを希釈剤に用いた時に著
しいものとなる。
しいものとなる。
しかし一官能性のアクリレート型モノマーには、臭気、
空気中における硬化性が十分でない、塗膜物性が低下す
るといった問題点が指摘されている。特に臭気、ならび
に硬化塗膜の物性低下は致命的ともいえる欠点であっ
て、一官能性アクリレートを用いることからくる密着性
の改善効果を全くといってよい程打消しているのが現状
である。
空気中における硬化性が十分でない、塗膜物性が低下す
るといった問題点が指摘されている。特に臭気、ならび
に硬化塗膜の物性低下は致命的ともいえる欠点であっ
て、一官能性アクリレートを用いることからくる密着性
の改善効果を全くといってよい程打消しているのが現状
である。
本発明は従来の一官能性モノマーのもつ欠点を改良し、
一官能性アクリレートでありながら殆ど臭気がなく、そ
の上光硬化性にも優れ、硬化塗膜の物性も従来の一官能
性モノマーに比較して、著しく改善された、光硬化可能
な組成物を提供するものである。
一官能性アクリレートでありながら殆ど臭気がなく、そ
の上光硬化性にも優れ、硬化塗膜の物性も従来の一官能
性モノマーに比較して、著しく改善された、光硬化可能
な組成物を提供するものである。
即ち本発明は、 (1)1分子中に1個以上の(メタ)アクリロイル基と
ウレタン結合とを有するポリエステル又はポリエーテル
の不飽和ウレタン−アクリレートと、 (2)1分子中に(メタ)アクリロイル基とアセト酢酸
エステル基とを共有するアセトアセチル基含有(メタ)
アクリレート、 とを併用することよりなる、光硬化可能な組成物を提供
するものである。
ウレタン結合とを有するポリエステル又はポリエーテル
の不飽和ウレタン−アクリレートと、 (2)1分子中に(メタ)アクリロイル基とアセト酢酸
エステル基とを共有するアセトアセチル基含有(メタ)
アクリレート、 とを併用することよりなる、光硬化可能な組成物を提供
するものである。
(ポリエステル又はポリエーテルの不飽和ウレタン−ア
クリレート) 本発明の組成物の一方の成分である不飽和ウレタン−ア
クリレートは、大別して、次の3種類の方法により合成
される。
クリレート) 本発明の組成物の一方の成分である不飽和ウレタン−ア
クリレートは、大別して、次の3種類の方法により合成
される。
(イ)ヒドロキシル基を1個以上有するポリエステル、
ポリエーテルにイソシアナートエチルメタクリレートを
反応させる。
ポリエーテルにイソシアナートエチルメタクリレートを
反応させる。
(ロ)同様に、ヒドロキシル基を1個以上有するポリエ
ステル、ポリエーテルにジイソシアナートと(メタ)ア
クリロイル基を有するモノアルコールを、イソシアナー
ト基とヒドロキシル基とが等モルになるように反応させ
る。
ステル、ポリエーテルにジイソシアナートと(メタ)ア
クリロイル基を有するモノアルコールを、イソシアナー
ト基とヒドロキシル基とが等モルになるように反応させ
る。
(ハ)(メタ)アクリル酸とアルキレンモノエポキシド
を反応させて得られる、(メタ)アクリロイル基とヒド
ロキシル基を有する不飽和ポリエーテル類、または(メ
タ)アクリル酸とアルキレンモノエポキシド、更に多塩
基酸無水物とを反応させて得られる、(メタ)アクリロ
イル基とヒドロキシル基とを有するポリエステル−アク
リレートにジイソシアナートを反応させる。
を反応させて得られる、(メタ)アクリロイル基とヒド
ロキシル基を有する不飽和ポリエーテル類、または(メ
タ)アクリル酸とアルキレンモノエポキシド、更に多塩
基酸無水物とを反応させて得られる、(メタ)アクリロ
イル基とヒドロキシル基とを有するポリエステル−アク
リレートにジイソシアナートを反応させる。
参考迄にモデル式は次のように示される。
(イ)ヒドロキシルポリエステル、ポリエーテルとイソ
シアナートエチルメタクリレートの反応 (ロ)不飽和イソシアナートとして、(メタ)アクリロ
イル基を有する不飽和モノアルコールとジイソシアナー
トとの等モル反応生成物を用いる。
シアナートエチルメタクリレートの反応 (ロ)不飽和イソシアナートとして、(メタ)アクリロ
イル基を有する不飽和モノアルコールとジイソシアナー
トとの等モル反応生成物を用いる。
(イ)のイソシアナートエチルメタクリレートに替わっ
て用いる。
て用いる。
(ハ)(メタ)アクリロイル基とヒドロキシル基とを有
するポリエステル(ヒドロキシルポリエステルアクリレ
ート)、ポリエーテルをジイソシアナートで連結。
するポリエステル(ヒドロキシルポリエステルアクリレ
ート)、ポリエーテルをジイソシアナートで連結。
本発明に使用されるポリエーテルは、アルキレンモノエ
ポキシドの開環重合、テトラヒドロフランの開環重合に
よるものが代表的である。
ポキシドの開環重合、テトラヒドロフランの開環重合に
よるものが代表的である。
ポリエステルは、多塩基酸またはその酸無水物と多価ア
ルコールの脱水縮合により合成されるが、カプロラクト
ンの開環付加重合によるものもあり、いずれも、特に使
用原料に制限を加える必要はない。
ルコールの脱水縮合により合成されるが、カプロラクト
ンの開環付加重合によるものもあり、いずれも、特に使
用原料に制限を加える必要はない。
不飽和イソシアナートとしては、単体の化合物ではイソ
シアナートエチルメタクリレート、メタクリルイソシア
ナートがあるが、取扱性、物性面からすると、イソシア
ナートエチルメタクリレートが便利である。
シアナートエチルメタクリレート、メタクリルイソシア
ナートがあるが、取扱性、物性面からすると、イソシア
ナートエチルメタクリレートが便利である。
不飽和イソシアナートを合成するためのジイソシアナー
トには、特に制限を加える必要はなく、市販のものがそ
のまま用いられるが、それらの例としては、例えば次の
種類があげられる。
トには、特に制限を加える必要はなく、市販のものがそ
のまま用いられるが、それらの例としては、例えば次の
種類があげられる。
2,4−トリレンジイソシアナート、2,4−トリレンジイソ
シアナートと2,6−トリレンジイソシアナートとの混合
体、ジフェニルメタンジイソシアナート、1,5−ナフチ
レンジイソシアナート、パラフェニレンジイソシアナー
ト、キシリレンジイソシアナート、水素化ジフェニルメ
タンジイソシアナート、水素化キシリレンジイソシアナ
ート、イソホロンジイソシアナート、ヘキサメチレンジ
イソシアナート、これらジイソシアナートと反応する不
飽和アルコールには、前述したタイプのものが用いられ
る。
シアナートと2,6−トリレンジイソシアナートとの混合
体、ジフェニルメタンジイソシアナート、1,5−ナフチ
レンジイソシアナート、パラフェニレンジイソシアナー
ト、キシリレンジイソシアナート、水素化ジフェニルメ
タンジイソシアナート、水素化キシリレンジイソシアナ
ート、イソホロンジイソシアナート、ヘキサメチレンジ
イソシアナート、これらジイソシアナートと反応する不
飽和アルコールには、前述したタイプのものが用いられ
る。
ウレタン化に際しては、有機錫化合物、三級アミンなど
の触媒を併用することは有利である。
の触媒を併用することは有利である。
(1分子中に(メタ)アクリロイル基とアセト酢酸エス
テル基とを共有するアセトアセチル基含有(メタ)アク
リレート) 本発明の組成物に用いられる、1分子中に(メタ)アク
リロイル基とアセト酢酸エステル基とを共有するアセト
アセチル基含有(メタ)アクリレートは、(メタ)アク
リロイル基を有する不飽和アルコールを、ジケテンでア
セチルアセトネート化することにより合成される。
テル基とを共有するアセトアセチル基含有(メタ)アク
リレート) 本発明の組成物に用いられる、1分子中に(メタ)アク
リロイル基とアセト酢酸エステル基とを共有するアセト
アセチル基含有(メタ)アクリレートは、(メタ)アク
リロイル基を有する不飽和アルコールを、ジケテンでア
セチルアセトネート化することにより合成される。
アセト酢酸エステルの2つのカルボニル間のメチレン結
合は、活性であり容易に水素引抜き反応を生ずる。ま
た、よく知られているように、アセト酢酸エステルは典
型的なケト−エノール互変異性を示し、 光硬化に関係することも考えられる。
合は、活性であり容易に水素引抜き反応を生ずる。ま
た、よく知られているように、アセト酢酸エステルは典
型的なケト−エノール互変異性を示し、 光硬化に関係することも考えられる。
理由は明らかではないが、アセト酢酸エステル基を側鎖
に有するポリマーは加熱により溶媒に不溶なものとな
る。
に有するポリマーは加熱により溶媒に不溶なものとな
る。
本発明の組成物に用いられる、アセトアセチル基含有
(メタ)アクリレートを合成する原料となる不飽和アル
コールは、例えば次の種類があげられる。
(メタ)アクリレートを合成する原料となる不飽和アル
コールは、例えば次の種類があげられる。
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシフェニルメタクリレートが好適であり、更には
多価アルコールに(メタ)アクリル酸を反応させた、
(メタ)アクリロイル基とヒドロキシル基とを共有する
不飽和アルコールに、アルキレンオキシドまたはカプロ
ラクトンを1〜20個、好ましくは1〜5個付加させた末
端ヒドロキシル基を有するモノマー類も使用可能であ
る。
ロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシフェニルメタクリレートが好適であり、更には
多価アルコールに(メタ)アクリル酸を反応させた、
(メタ)アクリロイル基とヒドロキシル基とを共有する
不飽和アルコールに、アルキレンオキシドまたはカプロ
ラクトンを1〜20個、好ましくは1〜5個付加させた末
端ヒドロキシル基を有するモノマー類も使用可能であ
る。
末端ヒドロキシル基は一級の方が容易にアセチルアセト
ネート化されるが、二級アルコールも条件を選ぶことに
よりアセチルアセトネート化される。
ネート化されるが、二級アルコールも条件を選ぶことに
よりアセチルアセトネート化される。
(組成物) 不飽和ウレタン−アクリレートと、アセトアセチル基含
有(メタ)アクリレートとの使用割合は用途によっても
相違し、特に制限を加える必要はないが、一般的にいっ
て、不飽和ウレタン−アクリレート90〜10%(重量、以
下重量を省略)、アセトアセチル基含有(メタ)アクリ
レート10〜90%であるが、好適な範囲は不飽和ウレタン
−アクリレート80〜20%、アセトアセチル基含有(メ
タ)アクリレート20〜80%である。
有(メタ)アクリレートとの使用割合は用途によっても
相違し、特に制限を加える必要はないが、一般的にいっ
て、不飽和ウレタン−アクリレート90〜10%(重量、以
下重量を省略)、アセトアセチル基含有(メタ)アクリ
レート10〜90%であるが、好適な範囲は不飽和ウレタン
−アクリレート80〜20%、アセトアセチル基含有(メ
タ)アクリレート20〜80%である。
例えば、変性にポリマー類を併用する時などには、アセ
トアセチル基含有(メタ)アクリレートの含有率は高く
ても十分に実用的なものとなる。
トアセチル基含有(メタ)アクリレートの含有率は高く
ても十分に実用的なものとなる。
また、一般に使用されているモノマー類を必要に応じ併
用することもできる。
用することもできる。
本発明による組成物を光硬化させる際には光エネルギー
を吸収してラジカルを発生させる開始剤の併用が必要で
ある。
を吸収してラジカルを発生させる開始剤の併用が必要で
ある。
開始剤は、一般に利用されている各種のタイプ、例えば
ベンジルケタール類、アセトフェノン誘導体、ベンゾイ
ンエーテル類、チオキサントン類とアミンとの併用系な
ど、各種のものが使用可能である。
ベンジルケタール類、アセトフェノン誘導体、ベンゾイ
ンエーテル類、チオキサントン類とアミンとの併用系な
ど、各種のものが使用可能である。
電子線照射であれば開始剤は必要ではない。本発明によ
る組成物は、必要に応じて充填剤、補強剤、着色剤、離
型剤、消泡剤、溶解可能なポリマー類などを併用できる
ことは勿論である。
る組成物は、必要に応じて充填剤、補強剤、着色剤、離
型剤、消泡剤、溶解可能なポリマー類などを併用できる
ことは勿論である。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1 不飽和ウレタン−アクリレート(A)の合成 攪拌機、分溜コンデンサー、温度計、ガス導入管を付し
た1セパラブルフラスコに、エチレングリコール125
g、トリメチロールプロパン27g、アジピン酸292gを仕込
み、200〜210℃でエステル化して酸価4.7、水酸価146の
ヒドロキシルポリエステルを合成した後、イソシアナー
トエチルメタクリレート80g、酢酸エチル200g、ジブチ
ル錫ジラウレート2gを加え、60〜65℃に5時間反応し
た。赤外分析の結果遊離のイソシアナート基は完全に消
失したことが認められ、不飽和ウレタン−アクリレート
(A)を得た。
た1セパラブルフラスコに、エチレングリコール125
g、トリメチロールプロパン27g、アジピン酸292gを仕込
み、200〜210℃でエステル化して酸価4.7、水酸価146の
ヒドロキシルポリエステルを合成した後、イソシアナー
トエチルメタクリレート80g、酢酸エチル200g、ジブチ
ル錫ジラウレート2gを加え、60〜65℃に5時間反応し
た。赤外分析の結果遊離のイソシアナート基は完全に消
失したことが認められ、不飽和ウレタン−アクリレート
(A)を得た。
硬化性樹脂組成物(I) これに、2−アセトアセチルエチルメタクリレート210g
を加え、当初常圧で約半量の酢酸エチルを溜出させた
後、300〜350Torrの減圧下で残りの酢酸エチルを溜出
し、不飽和ウレタン−アクリレートの2−アセトアセチ
ルエチルメタクリレート溶液(約31%)が、ハーゼン色
数250、粘度32ポイズで得られた。これを硬化性樹脂組
成物(I)とした。
を加え、当初常圧で約半量の酢酸エチルを溜出させた
後、300〜350Torrの減圧下で残りの酢酸エチルを溜出
し、不飽和ウレタン−アクリレートの2−アセトアセチ
ルエチルメタクリレート溶液(約31%)が、ハーゼン色
数250、粘度32ポイズで得られた。これを硬化性樹脂組
成物(I)とした。
ボンデライト鋼板上に、 硬化性樹脂組成物(I) 100g メルク社“ダロキュア#1173" 3g の混合物を70μ厚になるように塗装後、出力2KWの紫外
線照射装置のランプ下10cmを2m/分で通過させた。
線照射装置のランプ下10cmを2m/分で通過させた。
硬化は一パスで完了し、硬度F、ゴバン目密着テスト10
0/100、90゜折曲げでも塗膜の剥離は生じなかった。
0/100、90゜折曲げでも塗膜の剥離は生じなかった。
実施例 2 不飽和ウレタン−アクリレート(B)の合成 分子量約2000のポリテトラメチレンオキシド500gに、2,
4−トリレンジイソシアナート1モルと、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート1モルを付加させた不飽和イソ
シアナート150gを、60〜65℃、0.3%のジブチル錫ジラ
ウレート、0.02%のメトキノンの存在下で、赤外分析の
結果遊離のイソシアナート基が認められなくなる迄反応
して、不飽和ウレタン−アクリレート(B)をシラップ
状のプレポリマーとして得た。
4−トリレンジイソシアナート1モルと、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート1モルを付加させた不飽和イソ
シアナート150gを、60〜65℃、0.3%のジブチル錫ジラ
ウレート、0.02%のメトキノンの存在下で、赤外分析の
結果遊離のイソシアナート基が認められなくなる迄反応
して、不飽和ウレタン−アクリレート(B)をシラップ
状のプレポリマーとして得た。
硬化性樹脂組成物(II) これに、2−アセトアセチルエチルメタクリレート280g
を加え、硬化性樹脂組成物(II)を、ハーゼン色数10
0、粘度8.1ポイズで得た。
を加え、硬化性樹脂組成物(II)を、ハーゼン色数10
0、粘度8.1ポイズで得た。
この硬化性樹脂組成物(II)100gに、チバ社のイルガキ
ュア#651を2部加え、ボンデライト鋼板上に50μ厚に
なるように塗装し、実施例1と同様の条件で硬化させ
た。
ュア#651を2部加え、ボンデライト鋼板上に50μ厚に
なるように塗装し、実施例1と同様の条件で硬化させ
た。
塗膜の硬度はF、ゴバン目密着テストは100/100、90゜
の折曲げで剥離を生じなかった。
の折曲げで剥離を生じなかった。
また、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に同一厚
みに塗布、硬化、剥離した硬化フィルムの物性は、引張
り強さ1.1kg/mm2、伸び率140%であった。
みに塗布、硬化、剥離した硬化フィルムの物性は、引張
り強さ1.1kg/mm2、伸び率140%であった。
実施例 3 不飽和ウレタン−アクリレート(C)の合成 カプロラクトン変性メタアクリル酸エステル〔ダイセル
化学工業“プラクセルFM−3(平均分子量472、水酸価1
19)″〕を500g、イソホロンジイソシアナート110g、ジ
ブチル錫ジラウレート1.8g、メトキノン0.2g、の混合物
を、65〜70℃で赤外分析でイソシアナートの吸収が消失
する迄反応し、不飽和ウレタン−アクリレート(C)を
得た。
化学工業“プラクセルFM−3(平均分子量472、水酸価1
19)″〕を500g、イソホロンジイソシアナート110g、ジ
ブチル錫ジラウレート1.8g、メトキノン0.2g、の混合物
を、65〜70℃で赤外分析でイソシアナートの吸収が消失
する迄反応し、不飽和ウレタン−アクリレート(C)を
得た。
硬化性樹脂組成物(III) これを、2−アセトアセチルプロピルアクリレート190g
に溶解し、硬化性樹脂組成物(III)がハーゼン色数35
0、粘度2.7ポイズで得られた。
に溶解し、硬化性樹脂組成物(III)がハーゼン色数35
0、粘度2.7ポイズで得られた。
この硬化性樹脂組成物(III)100gに、シランカップリ
ング剤〔信越化学(株)KBM 503〕を3g、ダロキュア#1
173を2g加え、厚さ約6mm、縦37mm×横25mmのガラス板に
12mm巾に塗布、密着させ、出力250Wのサンランプ下15cm
で20分照射した。
ング剤〔信越化学(株)KBM 503〕を3g、ダロキュア#1
173を2g加え、厚さ約6mm、縦37mm×横25mmのガラス板に
12mm巾に塗布、密着させ、出力250Wのサンランプ下15cm
で20分照射した。
接着されたガラス同志の圧縮による接着強度は70kg/cm2
以上であり、ガラス部分の破壊であった。
以上であり、ガラス部分の破壊であった。
実施例 4 不飽和ウレタン−アクリレート(D)の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1セパラ
ブルフラスコに、メタクリル酸86g、フェニルグリシジ
ルエーテル360g、無水フタル酸148g、トリメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド1.5g、ハイドロキノン0.25g
を仕込み、125〜130℃に5時間反応すると、酸価11.7と
なったのでスチレン106gを加え、70〜75℃でジブチル錫
ジラウレート2g、ジフェニルメタンジイソシアナート12
0gを加え、3時間反応すると赤外分析の結果遊離のイソ
シアナート基は消失したことが認められ、不飽和ウレタ
ン−アクリレート(D)が得られた。
ブルフラスコに、メタクリル酸86g、フェニルグリシジ
ルエーテル360g、無水フタル酸148g、トリメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド1.5g、ハイドロキノン0.25g
を仕込み、125〜130℃に5時間反応すると、酸価11.7と
なったのでスチレン106gを加え、70〜75℃でジブチル錫
ジラウレート2g、ジフェニルメタンジイソシアナート12
0gを加え、3時間反応すると赤外分析の結果遊離のイソ
シアナート基は消失したことが認められ、不飽和ウレタ
ン−アクリレート(D)が得られた。
硬化性樹脂組成物(IV) これに、2−アセトアセチルエチルメタクリレート150g
を加え、硬化性樹脂組成物(IV)が、粘度5.9ポイズ、
ハーゼン色数450で得られた。
を加え、硬化性樹脂組成物(IV)が、粘度5.9ポイズ、
ハーゼン色数450で得られた。
この硬化性樹脂組成物(IV)100gに、ダロキュア#1173
を2部、エロジル1.2部、シリコン系消泡剤10ppmを均一
にロール混練した後、#450ガラスマット3プライにこ
れを含浸、脱泡した後、出力250Wのサンランプの下15cm
で30分照射した。ゲル化は10分程度で始まった。
を2部、エロジル1.2部、シリコン系消泡剤10ppmを均一
にロール混練した後、#450ガラスマット3プライにこ
れを含浸、脱泡した後、出力250Wのサンランプの下15cm
で30分照射した。ゲル化は10分程度で始まった。
得られたFRP板は表面非粘着で硬化しており、その物性
は曲げ強さ22.7kg/mm2、曲げ弾性係数880kg/mm2であっ
た。
は曲げ強さ22.7kg/mm2、曲げ弾性係数880kg/mm2であっ
た。
また、ガラスマットを用いない厚さ3mmの光硬化樹脂の
引張り強さは7.1kg/mm2、伸び率8〜10%、ロックウエ
ル硬さM−103で強靭な樹脂であった。
引張り強さは7.1kg/mm2、伸び率8〜10%、ロックウエ
ル硬さM−103で強靭な樹脂であった。
実施例 5 不飽和ウレタン−アクリレート(E)の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1セパラ
ブルフラスコに、トリエチレングリコールモノメタクリ
レート214g、ヘキサメチレンジイソシアナート80g、ハ
イドロキノン0.1g、ジブチル錫ジラウレート0.5gを仕込
み、60〜65℃で3時間反応した。赤外分析の結果、遊離
のイソシアナート基は消失したことが認められた。
ブルフラスコに、トリエチレングリコールモノメタクリ
レート214g、ヘキサメチレンジイソシアナート80g、ハ
イドロキノン0.1g、ジブチル錫ジラウレート0.5gを仕込
み、60〜65℃で3時間反応した。赤外分析の結果、遊離
のイソシアナート基は消失したことが認められた。
得られた不飽和ウレタン−アクリレート(E)は、淡黄
色のシロップ状であった。
色のシロップ状であった。
不飽和ウレタン−アクリレート(E)100g、アセトアセ
チルエチルアクリレート50g、ダロキュア#1173を3部
を混合した系を、ボンデライト鋼板上に50μ厚になるよ
うに塗装し、実施例1と同一の条件で紫外線硬化させ
た。
チルエチルアクリレート50g、ダロキュア#1173を3部
を混合した系を、ボンデライト鋼板上に50μ厚になるよ
うに塗装し、実施例1と同一の条件で紫外線硬化させ
た。
硬化は1通過で完了した。得られた塗膜の硬度はF、ゴ
バン目密着テスト100/100、鋼板の90度折り曲げでも、
塗膜の剥離、クラックの発生は認められなかった。
バン目密着テスト100/100、鋼板の90度折り曲げでも、
塗膜の剥離、クラックの発生は認められなかった。
本発明は上記のように構成したので、硬化速度の早い光
硬化性の樹脂組成物が提供され、硬度および靭性に優れ
た硬化物を得ることができる。
硬化性の樹脂組成物が提供され、硬度および靭性に優れ
た硬化物を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】(1)1分子中に1個以上の(メタ)アク
リロイル基とウレタン結合とを有するポリエステルまた
はポリエーテルの不飽和ウレタン−アクリレートと、 (2)1分子中に(メタ)アクリロイル基とアセト酢酸
エステル基とを共有するアセトアセチル基含有(メタ)
アクリレート、 とを併用することよりなる、光硬化可能な組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18890189A JPH0733417B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 光硬化可能な組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18890189A JPH0733417B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 光硬化可能な組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354216A JPH0354216A (ja) | 1991-03-08 |
| JPH0733417B2 true JPH0733417B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=16231864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18890189A Expired - Lifetime JPH0733417B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 光硬化可能な組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733417B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7105207B2 (en) | 2002-08-12 | 2006-09-12 | Ashland Licensing And Intellectual Property Llc | UV curable oligomeric adhesive compositions suitable for use in flexible packaging applications |
| JP5519760B1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 日東電工株式会社 | 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、偏光フィルムおよびその製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置 |
| JP5801435B2 (ja) * | 2014-04-03 | 2015-10-28 | 日東電工株式会社 | 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、偏光フィルムおよびその製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP18890189A patent/JPH0733417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354216A (ja) | 1991-03-08 |
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