JPH0734206A - 希土類磁石,その製造方法,及びその製造装置 - Google Patents
希土類磁石,その製造方法,及びその製造装置Info
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- JPH0734206A JPH0734206A JP5178950A JP17895093A JPH0734206A JP H0734206 A JPH0734206 A JP H0734206A JP 5178950 A JP5178950 A JP 5178950A JP 17895093 A JP17895093 A JP 17895093A JP H0734206 A JPH0734206 A JP H0734206A
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- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インゴット鋳造時の結晶の成長を制御し,イ
ンゴット中の結晶の方向を揃える事により,結晶配向性
の高い粉末を作製し,これにより高い磁石特性を有する
希土類磁石その製造方法,及びその製造装置を提供する
こと。 【構成】 希土類磁石合金の製造工程において,溶融合
金と接触する面の内,底面6が凹形状の窪みを有する鋳
型1に溶融合金を鋳込む事により,合金の各結晶の特定
結晶軸を一定方向に整列させる。また,希土類磁石合金
の製造工程において,溶融合金と接触する面の内,底面
が凹形状の窪みを有し,500℃以下に冷却される部分
と600℃以上1300℃以下に加熱される部分の少な
くとも二つ以上の部分から構成される鋳型に溶融合金を
鋳込む事により,合金結晶の特定結晶軸を鋳型底面と平
行な方向に配向させる。
ンゴット中の結晶の方向を揃える事により,結晶配向性
の高い粉末を作製し,これにより高い磁石特性を有する
希土類磁石その製造方法,及びその製造装置を提供する
こと。 【構成】 希土類磁石合金の製造工程において,溶融合
金と接触する面の内,底面6が凹形状の窪みを有する鋳
型1に溶融合金を鋳込む事により,合金の各結晶の特定
結晶軸を一定方向に整列させる。また,希土類磁石合金
の製造工程において,溶融合金と接触する面の内,底面
が凹形状の窪みを有し,500℃以下に冷却される部分
と600℃以上1300℃以下に加熱される部分の少な
くとも二つ以上の部分から構成される鋳型に溶融合金を
鋳込む事により,合金結晶の特定結晶軸を鋳型底面と平
行な方向に配向させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は希土類磁石合金の製造方
法及びその希土類磁石合金を用いて製造された焼結永久
磁石およびプラスチック永久磁石に関する。
法及びその希土類磁石合金を用いて製造された焼結永久
磁石およびプラスチック永久磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石は,各種の電気製品から小型精
密機器,アクチュエータまで幅広い分野で使用されてお
り,重要な電気電子材料のひとつに挙げられる。近年機
器の小型化,高効率化の要求から高特性を有する永久磁
石が求められている。これらの要求に対応して,高特性
を有する永久磁石である希土類永久磁石の需要が非常に
多くなってきている。一般に希土類永久磁石の一種であ
るR−Co系異方性プラスチック磁石(但し,Rは希土
類元素)の製造方法は次のように行われている。まず,
合金組成の溶湯を鋳型に注入して,合金インゴットを得
る。熱処理を施した後そのインゴットを粉砕して粉末と
し,これにエポキシバインダー等を混合する。そして,
この混合粉末を磁場中で磁場配向させながら圧縮成形や
押し出し成形する事により成形体とし,その後,エポキ
シバインダーの種類によって,硬化処理を施し,最後に
塗装を施し,製品とするというものである。
密機器,アクチュエータまで幅広い分野で使用されてお
り,重要な電気電子材料のひとつに挙げられる。近年機
器の小型化,高効率化の要求から高特性を有する永久磁
石が求められている。これらの要求に対応して,高特性
を有する永久磁石である希土類永久磁石の需要が非常に
多くなってきている。一般に希土類永久磁石の一種であ
るR−Co系異方性プラスチック磁石(但し,Rは希土
類元素)の製造方法は次のように行われている。まず,
合金組成の溶湯を鋳型に注入して,合金インゴットを得
る。熱処理を施した後そのインゴットを粉砕して粉末と
し,これにエポキシバインダー等を混合する。そして,
この混合粉末を磁場中で磁場配向させながら圧縮成形や
押し出し成形する事により成形体とし,その後,エポキ
シバインダーの種類によって,硬化処理を施し,最後に
塗装を施し,製品とするというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のプラスチック磁
石の製造工程の中で,インゴットを粉砕した粉末の特性
が,製品特性を非常に大きく左右させる要因となるが,
従来のインゴット鋳造では,溶湯凝固時の結晶の成長を
制御できず,インゴットの中の各結晶の方位はランダム
になる。その為,インゴットを粉砕し,粉末の状態にし
ても,結晶配向性が低い為,粉末の磁場配向性も低くな
り低い磁石特性を有する永久磁石しか得られなかった。
石の製造工程の中で,インゴットを粉砕した粉末の特性
が,製品特性を非常に大きく左右させる要因となるが,
従来のインゴット鋳造では,溶湯凝固時の結晶の成長を
制御できず,インゴットの中の各結晶の方位はランダム
になる。その為,インゴットを粉砕し,粉末の状態にし
ても,結晶配向性が低い為,粉末の磁場配向性も低くな
り低い磁石特性を有する永久磁石しか得られなかった。
【0004】また,焼結型の希土類磁石の製造方法は,
合金組成の溶湯を鋳型に注入して合金インゴットを得
る。次にそのインゴットを粉砕して粉末とし,この粉末
を磁場中で磁場配向させながら圧縮成形する。そしてこ
の圧粉体を焼結し,その後焼結体に熱処理を施し,さら
に,加工,塗装等の処理を施し,製品とするというもの
である。焼結型の希土類磁石の場合もプラスチック磁石
の場合と同様にインゴット中の結晶配向性の低さが,粉
末の磁場配向性の低下を招き,結果として磁石特性の低
下を招く原因となっていた。
合金組成の溶湯を鋳型に注入して合金インゴットを得
る。次にそのインゴットを粉砕して粉末とし,この粉末
を磁場中で磁場配向させながら圧縮成形する。そしてこ
の圧粉体を焼結し,その後焼結体に熱処理を施し,さら
に,加工,塗装等の処理を施し,製品とするというもの
である。焼結型の希土類磁石の場合もプラスチック磁石
の場合と同様にインゴット中の結晶配向性の低さが,粉
末の磁場配向性の低下を招き,結果として磁石特性の低
下を招く原因となっていた。
【0005】そこで,これらの欠点を除去する為,本発
明の技術的課題は,インゴット鋳造時の結晶の成長を制
御し,インゴット中の結晶の方向を揃える事により,結
晶配向性の高い粉末を作製し,これにより高い磁石特性
を有する希土類磁石その製造方法,及びその製造装置を
提供することにある。
明の技術的課題は,インゴット鋳造時の結晶の成長を制
御し,インゴット中の結晶の方向を揃える事により,結
晶配向性の高い粉末を作製し,これにより高い磁石特性
を有する希土類磁石その製造方法,及びその製造装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,一軸方
向に細長く,前記一軸方向に沿うって一側面が横断面に
おいて外側に凸の曲線をなす形状を備えた希土類磁石合
金のインゴットであって,結晶粒の特定結晶軸が前記一
軸方向に平行な方向に配向されていることを特徴とする
希土類磁石合金が得られる。
向に細長く,前記一軸方向に沿うって一側面が横断面に
おいて外側に凸の曲線をなす形状を備えた希土類磁石合
金のインゴットであって,結晶粒の特定結晶軸が前記一
軸方向に平行な方向に配向されていることを特徴とする
希土類磁石合金が得られる。
【0007】本発明によれば,前記希土類磁石合金にお
いて,Sm−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但
し,Rは希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成
分とする遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からな
ることを特徴とする希土類磁石合金が得られる。
いて,Sm−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但
し,Rは希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成
分とする遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からな
ることを特徴とする希土類磁石合金が得られる。
【0008】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金の粉砕粉末を原料とすることを特徴とする焼結型
希土類磁石が得られる。
石合金の粉砕粉末を原料とすることを特徴とする焼結型
希土類磁石が得られる。
【0009】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金を粉砕し,粉末冶金法によって製造することを特
徴とする焼結型希土類磁石の製造方法が得られる。
石合金を粉砕し,粉末冶金法によって製造することを特
徴とする焼結型希土類磁石の製造方法が得られる。
【0010】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金の粉砕粉末を原料とすることを特徴とする高分子
複合型希土類磁石が得られる。
石合金の粉砕粉末を原料とすることを特徴とする高分子
複合型希土類磁石が得られる。
【0011】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金を粉砕し,樹脂混合して圧縮成形することを特徴
とする希土類複合磁石の製造方法が得られる。
石合金を粉砕し,樹脂混合して圧縮成形することを特徴
とする希土類複合磁石の製造方法が得られる。
【0012】本発明によれば,溶融合金を鋳込むための
互いに対向する一対の側面と,この一対の側面の両端辺
を接続する一対の端面と,底面とを有し,これらの各面
に規定される空間内に溶融合金を鋳込むための鋳型であ
って,前記空間の横断面における底面の輪郭が下側に凸
の曲線となるように形成されていることを特徴とする希
土類磁石合金の製造装置が得られる。
互いに対向する一対の側面と,この一対の側面の両端辺
を接続する一対の端面と,底面とを有し,これらの各面
に規定される空間内に溶融合金を鋳込むための鋳型であ
って,前記空間の横断面における底面の輪郭が下側に凸
の曲線となるように形成されていることを特徴とする希
土類磁石合金の製造装置が得られる。
【0013】本発明によれば,前記希土類磁石合金の製
造装置において,前記鋳型の底部を冷却するための冷却
装置と,前記底部より上側の上部を加熱するためのヒー
タとを備えていることを特徴とする希土類磁石合金の製
造装置が得られる。
造装置において,前記鋳型の底部を冷却するための冷却
装置と,前記底部より上側の上部を加熱するためのヒー
タとを備えていることを特徴とする希土類磁石合金の製
造装置が得られる。
【0014】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金の製造装置において,前記希土類磁石合金は,S
m−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは
希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成分とする
遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からなることを
特徴とする希土類磁石合金の製造装置が得られる。
石合金の製造装置において,前記希土類磁石合金は,S
m−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは
希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成分とする
遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からなることを
特徴とする希土類磁石合金の製造装置が得られる。
【0015】本発明によれば,希土類磁石合金を溶解し
た溶融合金との接触面の内で底面が凹状の窪みを有する
鋳型に溶融合金を鋳込むことによって,該合金の結晶粒
の特定結晶軸を前記底面と平行な方向に配向させること
を特徴とする希土類磁石合金の製造方法が得られる。
た溶融合金との接触面の内で底面が凹状の窪みを有する
鋳型に溶融合金を鋳込むことによって,該合金の結晶粒
の特定結晶軸を前記底面と平行な方向に配向させること
を特徴とする希土類磁石合金の製造方法が得られる。
【0016】本発明によれば,前記希土類磁石合金の製
造方法において,前記鋳型の垂直方向に2つの部分に分
けられる内の一方を500℃以下に冷却するとともに,
前記2つの部分の内の他方を600〜1300℃以下に
加熱して前記鋳型に溶融合金を鋳込むことを特徴とする
希土類磁石合金の製造方法が得られる。
造方法において,前記鋳型の垂直方向に2つの部分に分
けられる内の一方を500℃以下に冷却するとともに,
前記2つの部分の内の他方を600〜1300℃以下に
加熱して前記鋳型に溶融合金を鋳込むことを特徴とする
希土類磁石合金の製造方法が得られる。
【0017】本発明によれば,前記いずれかの希土類磁
石合金の製造方法において,前記希土類磁石合金は,S
m−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは
希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成分とする
遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からなることを
特徴とする希土類磁石合金の製造方法が得られる。
石合金の製造方法において,前記希土類磁石合金は,S
m−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは
希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成分とする
遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からなることを
特徴とする希土類磁石合金の製造方法が得られる。
【0018】
【実施例】以下,本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0019】図1は本発明の実施例に係る希土類磁石合
金を製造するための鋳型を示す斜視図である。図1で示
すように,鋳型1は,Cu製で,一対の側面2,3,こ
れらの端部同士を連絡する一対の端面4,5及び底部を
なす底面6を備え,溶融合金を鋳込む空間7を形成して
いる。この底面6は,横断面において,下方が凸の曲線
である内円筒面を形成している。
金を製造するための鋳型を示す斜視図である。図1で示
すように,鋳型1は,Cu製で,一対の側面2,3,こ
れらの端部同士を連絡する一対の端面4,5及び底部を
なす底面6を備え,溶融合金を鋳込む空間7を形成して
いる。この底面6は,横断面において,下方が凸の曲線
である内円筒面を形成している。
【0020】図2(a)は本発明の他の実施例に係る希
土類磁石合金を製造するための鋳型を示す斜視図,図2
(b)は図2(a)のA−A′線断面図である。図2
(a)及び(b)で示すように,鋳型10は,鋳型上部
11と鋳型下部12とを備えた鋳型本体13と,鋳型本
体13の周囲に設けられたヒータ14とを備えている。
この鋳型本体13には,対向する一対の側面15a,1
5b,この側面15a,15bの両端をそれぞれ連絡す
る一対の端面15c,15d,及び底面15fにより規
定される空間15が設けられている。
土類磁石合金を製造するための鋳型を示す斜視図,図2
(b)は図2(a)のA−A′線断面図である。図2
(a)及び(b)で示すように,鋳型10は,鋳型上部
11と鋳型下部12とを備えた鋳型本体13と,鋳型本
体13の周囲に設けられたヒータ14とを備えている。
この鋳型本体13には,対向する一対の側面15a,1
5b,この側面15a,15bの両端をそれぞれ連絡す
る一対の端面15c,15d,及び底面15fにより規
定される空間15が設けられている。
【0021】底面15fを含む鋳型下部12は,冷却水
流路16を備えている。この底面15fは,下方に凸の
内円筒面を形成している。
流路16を備えている。この底面15fは,下方に凸の
内円筒面を形成している。
【0022】次に,図1及び図2で示す鋳型により発生
する作用について説明する。
する作用について説明する。
【0023】現在,実用化されている希土類磁石合金に
は,主相の結晶構造という観点から見ると,1−5系,
2−17系,2−14−1系の3種類に分類されるが,
いづれの結晶もC軸方向に一軸異方性を有し,凝固時の
結晶成長の優先方向は,C面方向である。しかし,図3
(b)のように,磁化容易方向はC軸方向21であり,
単純に結晶成長方向であるC面の方向22を一定に揃え
ても磁化容易方向であるC軸方向21はいろいろな方向
をとる事ができる。
は,主相の結晶構造という観点から見ると,1−5系,
2−17系,2−14−1系の3種類に分類されるが,
いづれの結晶もC軸方向に一軸異方性を有し,凝固時の
結晶成長の優先方向は,C面方向である。しかし,図3
(b)のように,磁化容易方向はC軸方向21であり,
単純に結晶成長方向であるC面の方向22を一定に揃え
ても磁化容易方向であるC軸方向21はいろいろな方向
をとる事ができる。
【0024】しかし,図1及び図2で示す本発明の実施
例に係る希土類磁石合金の鋳型によると,凹形状に窪ん
だ部分(底面6,底面15f)から,結晶成長が始まる
際,凹形状である事に起因して,隣接する結晶粒が,互
いにその成長方位を干渉し合いながら成長する事にな
り,図3(a)のように磁化容易方向であるC軸方向2
1も同一の方向を向く事になる。すなわち,インゴット
中の各結晶の方向は揃う事になりこれを粉砕する事によ
り結晶配向性の高い粉末を得る事が出来る。尚,図中で
符号23は結晶成長方向である。
例に係る希土類磁石合金の鋳型によると,凹形状に窪ん
だ部分(底面6,底面15f)から,結晶成長が始まる
際,凹形状である事に起因して,隣接する結晶粒が,互
いにその成長方位を干渉し合いながら成長する事にな
り,図3(a)のように磁化容易方向であるC軸方向2
1も同一の方向を向く事になる。すなわち,インゴット
中の各結晶の方向は揃う事になりこれを粉砕する事によ
り結晶配向性の高い粉末を得る事が出来る。尚,図中で
符号23は結晶成長方向である。
【0025】次に本発明を製造の具体例を用いてさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【0026】(実施例1)Sm2 Co17系合金として,
23.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,図1に示したような鋳型1にタンディッシュを介し
て溶解合金を鋳込み,厚さ20mm,長さ150mmの
合金インゴットを作製した。鋳型1は銅製のもので,底
部の横断面の輪郭が円弧を形成する凹形状の窪み(底面
6)を有している。
23.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,図1に示したような鋳型1にタンディッシュを介し
て溶解合金を鋳込み,厚さ20mm,長さ150mmの
合金インゴットを作製した。鋳型1は銅製のもので,底
部の横断面の輪郭が円弧を形成する凹形状の窪み(底面
6)を有している。
【0027】次にそのインゴットをAr雰囲気中118
0℃で15時間溶体化処理した。その後,時効処理とし
て800℃で2時間保持後800℃より−1℃/分の冷
却速度で,降温した。そのインゴットをディスクミルを
用いて,粉末粒径500μm以下に粉砕した。次にその
粉末に,バインダーとして熱硬化型エポキシ樹脂を,重
量比で,粉末97対エポキシ樹脂3の割合で混合した
後,20kOeの磁場中5トン/cm2 の圧力で圧縮成
形した。その成形体を80℃で5時間保持し,バインダ
ーを硬化させ,プラスチック磁石とした。その磁石特性
をB−Hトレーサーで測定した結果を下表1に示す。ま
た比較例1として鋳型に銅製で底面が平面である鋳型を
用い,他は,実施例1と同様に同一条件で作製したプラ
スチック磁石の磁石特性も下表1に併せて示した。
0℃で15時間溶体化処理した。その後,時効処理とし
て800℃で2時間保持後800℃より−1℃/分の冷
却速度で,降温した。そのインゴットをディスクミルを
用いて,粉末粒径500μm以下に粉砕した。次にその
粉末に,バインダーとして熱硬化型エポキシ樹脂を,重
量比で,粉末97対エポキシ樹脂3の割合で混合した
後,20kOeの磁場中5トン/cm2 の圧力で圧縮成
形した。その成形体を80℃で5時間保持し,バインダ
ーを硬化させ,プラスチック磁石とした。その磁石特性
をB−Hトレーサーで測定した結果を下表1に示す。ま
た比較例1として鋳型に銅製で底面が平面である鋳型を
用い,他は,実施例1と同様に同一条件で作製したプラ
スチック磁石の磁石特性も下表1に併せて示した。
【0028】
【表1】
【0029】上記表1より,底面が凹形状の窪みを有す
る鋳型1を使用して作製したインゴットを用いる事によ
り,R−Co系異方性プラスチック磁石の磁石特性が向
上する事がわかる。
る鋳型1を使用して作製したインゴットを用いる事によ
り,R−Co系異方性プラスチック磁石の磁石特性が向
上する事がわかる。
【0030】(実施例2)Sm2 Co17系合金として,
25.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,実施例1と同一の鋳型1にタンディッシュを介し
て,溶解合金を鋳込み,厚さ20mm,長さ150mm
の合金インゴットを作製した。次にそのインゴットをデ
ィスクミルを用いて,500μm以下に粗粉砕し,続い
て,この粉末をジェットミルを用いて,平均粒径3μm
に微粉砕した。この微粉砕粉末を20kOeの磁場中
で,磁場と垂直方向に,1.5トン/cm2 の圧力で成
形した。次にこの圧粉体を1210℃で30分間真空中
で焼結し,その後1200℃で1時間,Ar雰囲気中で
溶体化処理後,室温まで急冷した。つづいて時効処理と
してこの焼結体を800℃で2時間保持後800℃より
1℃/分の冷却速度で400℃まで冷却し,その後急冷
し,焼結磁石とした。その磁化特性を,B−Hトレーサ
ーで測定した結果を下表2に示した。また,比較例2と
して,銅製で底面が平面である鋳型を用い,他は実施例
2と同様に同一の条件で作製した焼結磁石の磁石特性
も,同じ下表2に併せて示した。
25.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,実施例1と同一の鋳型1にタンディッシュを介し
て,溶解合金を鋳込み,厚さ20mm,長さ150mm
の合金インゴットを作製した。次にそのインゴットをデ
ィスクミルを用いて,500μm以下に粗粉砕し,続い
て,この粉末をジェットミルを用いて,平均粒径3μm
に微粉砕した。この微粉砕粉末を20kOeの磁場中
で,磁場と垂直方向に,1.5トン/cm2 の圧力で成
形した。次にこの圧粉体を1210℃で30分間真空中
で焼結し,その後1200℃で1時間,Ar雰囲気中で
溶体化処理後,室温まで急冷した。つづいて時効処理と
してこの焼結体を800℃で2時間保持後800℃より
1℃/分の冷却速度で400℃まで冷却し,その後急冷
し,焼結磁石とした。その磁化特性を,B−Hトレーサ
ーで測定した結果を下表2に示した。また,比較例2と
して,銅製で底面が平面である鋳型を用い,他は実施例
2と同様に同一の条件で作製した焼結磁石の磁石特性
も,同じ下表2に併せて示した。
【0031】
【表2】
【0032】上記表2から,底面が凹形状の窪み(図1
の底面6)を有する鋳型1を使用して作製したインゴッ
トを用いる事により,R−Co系焼結磁石の磁石特性が
向上する事がわかる。
の底面6)を有する鋳型1を使用して作製したインゴッ
トを用いる事により,R−Co系焼結磁石の磁石特性が
向上する事がわかる。
【0033】(実施例3)Nd2 Fe14B系合金とし
て,33.4wt%Nd−65.5et%Fe−1.1
wt%Bの合金組成となるように各元素を秤量後,Ar
雰囲気中で,高周波溶解し,実施例1と同一の鋳型1
に,テンディッシュを介して溶融合金を鋳込み,厚さ2
0mm,長さ150mmの合金インゴットを作製した。
次にそのインゴットをディスクミルを用いて,500μ
m以下に粗粉砕し,続いて,この粉末をボールミルを用
いて,平均粒径2.4μmに微粉砕した。この微粉砕粉
末を20kOeの磁場中で,磁場と垂直方向に,1.5
トン/cm2 の圧力で成形した。次にこの圧粉体を10
80℃で2時間真空中で焼結した。その後630℃で1
時間の熱処理を施し,焼結磁石とした。その磁石特性を
B−Hトレーサーで測定した結果を下表3に示した。ま
た,比較例3として,銅製で底面が平面である鋳型を用
い,他は実施例3と同様に同一の条件で作製した焼結磁
石の磁石特性も下表3に併せて示した。
て,33.4wt%Nd−65.5et%Fe−1.1
wt%Bの合金組成となるように各元素を秤量後,Ar
雰囲気中で,高周波溶解し,実施例1と同一の鋳型1
に,テンディッシュを介して溶融合金を鋳込み,厚さ2
0mm,長さ150mmの合金インゴットを作製した。
次にそのインゴットをディスクミルを用いて,500μ
m以下に粗粉砕し,続いて,この粉末をボールミルを用
いて,平均粒径2.4μmに微粉砕した。この微粉砕粉
末を20kOeの磁場中で,磁場と垂直方向に,1.5
トン/cm2 の圧力で成形した。次にこの圧粉体を10
80℃で2時間真空中で焼結した。その後630℃で1
時間の熱処理を施し,焼結磁石とした。その磁石特性を
B−Hトレーサーで測定した結果を下表3に示した。ま
た,比較例3として,銅製で底面が平面である鋳型を用
い,他は実施例3と同様に同一の条件で作製した焼結磁
石の磁石特性も下表3に併せて示した。
【0034】
【表3】
【0035】上記表3から,底面が凹形状の窪み(図1
の底面6)を有する鋳型1を使用して作製したインゴッ
トを用いる事により,Nd−Fe−B系焼結磁石の磁石
特性が向上する事がわかる。
の底面6)を有する鋳型1を使用して作製したインゴッ
トを用いる事により,Nd−Fe−B系焼結磁石の磁石
特性が向上する事がわかる。
【0036】(実施例4)Sm2 Co17系合金として,
23.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,図2に示したような鋳型10に,タンディッシュを
介して溶融合金を鋳込み,厚さ9mm,長さ120mm
の合金インゴットを作製した。鋳型下部11は水冷流路
13を有する水冷機構を備えた銅製のもので,150℃
〜200℃に冷やされており,図2(a)及び(b)に
示すように底部に,横断面が円弧を形成する凹形状の窪
み(底面15f)を有している。鋳型上部12は銅製
で,ヒーター15により700℃〜800℃に加熱され
ている。
23.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,図2に示したような鋳型10に,タンディッシュを
介して溶融合金を鋳込み,厚さ9mm,長さ120mm
の合金インゴットを作製した。鋳型下部11は水冷流路
13を有する水冷機構を備えた銅製のもので,150℃
〜200℃に冷やされており,図2(a)及び(b)に
示すように底部に,横断面が円弧を形成する凹形状の窪
み(底面15f)を有している。鋳型上部12は銅製
で,ヒーター15により700℃〜800℃に加熱され
ている。
【0037】次にそのインゴットをAr雰囲気中118
0℃で15時間溶体化処理した。その後時効処理とし
て,800℃で2時間保持後800℃より1℃/分の冷
却速度で降温した。そのインゴットをディスクミルを用
いて粉末粒径500μm以下に粉砕した。次にその粉末
に,バインダーとして熱硬化型エポキシ樹脂を重量比で
粉末97対エポキシ樹脂3の割合で混合した後,20k
Oeの磁場中5トン/cm2 の圧力で圧縮成形した。そ
の成形体を80℃で5時間保持し,バインダーを硬化さ
せ,プラスチック磁石とした。その磁石特性をB−Hト
レーサーで測定した結果を下表4に示す。また,比較例
4として,鋳型に銅製で,底面は平面であり,鋳型下部
は水冷機構を備えているが,鋳型上部は加熱されていな
い鋳型を用い他は実施例4と同様に,同一条件で作製し
たプラスチック磁石の磁石特性も下表4に併せて示し
た。
0℃で15時間溶体化処理した。その後時効処理とし
て,800℃で2時間保持後800℃より1℃/分の冷
却速度で降温した。そのインゴットをディスクミルを用
いて粉末粒径500μm以下に粉砕した。次にその粉末
に,バインダーとして熱硬化型エポキシ樹脂を重量比で
粉末97対エポキシ樹脂3の割合で混合した後,20k
Oeの磁場中5トン/cm2 の圧力で圧縮成形した。そ
の成形体を80℃で5時間保持し,バインダーを硬化さ
せ,プラスチック磁石とした。その磁石特性をB−Hト
レーサーで測定した結果を下表4に示す。また,比較例
4として,鋳型に銅製で,底面は平面であり,鋳型下部
は水冷機構を備えているが,鋳型上部は加熱されていな
い鋳型を用い他は実施例4と同様に,同一条件で作製し
たプラスチック磁石の磁石特性も下表4に併せて示し
た。
【0038】
【表4】
【0039】上記表4から,図2で示す底面が凹形状の
窪み(図2の15f)を有し,鋳型下部12が水冷され
鋳型上部11が加熱されている鋳型10を使用して作製
したインゴットを用いる事によりR−Co系異方性プラ
スチック磁石の磁石特性が向上する事がわかる。
窪み(図2の15f)を有し,鋳型下部12が水冷され
鋳型上部11が加熱されている鋳型10を使用して作製
したインゴットを用いる事によりR−Co系異方性プラ
スチック磁石の磁石特性が向上する事がわかる。
【0040】(実施例5)Sm2 Co17系合金として,
25.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,実施例4と同一の鋳型10にタンディッシュを介し
て溶融合金を鋳込み,厚さ9mm,長さ120mmの合
金インゴットを作製した。次にそのインゴットをディス
クミルを用いて500μm以下に粗粉砕し,続いてこの
粉末をジェットミルを用いて,平均粒径3μmに微粉砕
した。この微粉砕粉末を20kOeの磁場中で,磁場と
垂直方向に,1.5トン/cm2 の圧力で成形した。次
にこの圧粉体を1210℃で30分間真空中で焼結し,
その後1200℃で1時間Ar雰囲気中で溶体化処理
後,室温まで急冷した。続いて時効処理として,この焼
結体を800℃で2時間保持後,800℃より1℃/分
の冷却速度で400℃まで冷却し,その後急冷し,焼結
磁石とした。その磁石特性をB−Hトレーサーで測定し
た結果を下表5に示した。また,比較例5として,銅製
で底面は平面であり,鋳型下部は水冷機構を備えている
が,鋳型上部は加熱されていない鋳型を用い,他は実施
例5と同様に同一条件で作製した焼結磁石の磁石特性も
下表5に併せて示した。
25.5wt%Sm−14.0wt%Fe−4.5wt
%Cu−2.5wt%Zr−balCoの合金組成にな
るように各元素を秤量後,Ar雰囲気中で高周波溶解
し,実施例4と同一の鋳型10にタンディッシュを介し
て溶融合金を鋳込み,厚さ9mm,長さ120mmの合
金インゴットを作製した。次にそのインゴットをディス
クミルを用いて500μm以下に粗粉砕し,続いてこの
粉末をジェットミルを用いて,平均粒径3μmに微粉砕
した。この微粉砕粉末を20kOeの磁場中で,磁場と
垂直方向に,1.5トン/cm2 の圧力で成形した。次
にこの圧粉体を1210℃で30分間真空中で焼結し,
その後1200℃で1時間Ar雰囲気中で溶体化処理
後,室温まで急冷した。続いて時効処理として,この焼
結体を800℃で2時間保持後,800℃より1℃/分
の冷却速度で400℃まで冷却し,その後急冷し,焼結
磁石とした。その磁石特性をB−Hトレーサーで測定し
た結果を下表5に示した。また,比較例5として,銅製
で底面は平面であり,鋳型下部は水冷機構を備えている
が,鋳型上部は加熱されていない鋳型を用い,他は実施
例5と同様に同一条件で作製した焼結磁石の磁石特性も
下表5に併せて示した。
【0041】
【表5】
【0042】上記表5から,底部に凹形状の窪み(図2
の底面15f)を有し,鋳型下部12が水冷され鋳型上
部11が加熱されている鋳型10を使用して作製したイ
ンゴットを用いる事によりR−Co系焼結磁石の磁石特
性が向上する事がわかる。
の底面15f)を有し,鋳型下部12が水冷され鋳型上
部11が加熱されている鋳型10を使用して作製したイ
ンゴットを用いる事によりR−Co系焼結磁石の磁石特
性が向上する事がわかる。
【0043】(実施例6)Nd2 Fe14B系合金とし
て,33.4wt%Nd−65.5et%Fe−1.1
wt%Bの合金組成となるように各元素を秤量後,Ar
雰囲気中で,高周波溶解し,実施例4と同一の鋳型10
にタンディッシュを介して溶融合金を鋳込み,厚さ9m
m,長さ120mmの合金インゴットを作製した。次に
そのインゴットをディスクミルを用いて500μm以下
に粗粉砕し,続いてこの粉末をボールミルを用いて,平
均粒径2.4μmに微粉砕した。この微粉砕粉末を20
kOeの磁場中で,磁場と垂直方向に,1.5トン/c
m2 の圧力で成形した。次にこの圧粉体を1080℃で
2時間真空中で焼結した。その後630℃で2時間の熱
処理を施し,焼結磁石とした。その磁石特性をB−Hト
レーサーで測定した結果を下表6に示した。また,比較
例6として,銅製で底面が平面であり鋳型下部は水冷機
構を備えているが鋳型上部は加熱されていない鋳型を用
い,他は実施例6と同様に同一の条件で作製した焼結磁
石の磁石特性も下記表6に併せて示した。
て,33.4wt%Nd−65.5et%Fe−1.1
wt%Bの合金組成となるように各元素を秤量後,Ar
雰囲気中で,高周波溶解し,実施例4と同一の鋳型10
にタンディッシュを介して溶融合金を鋳込み,厚さ9m
m,長さ120mmの合金インゴットを作製した。次に
そのインゴットをディスクミルを用いて500μm以下
に粗粉砕し,続いてこの粉末をボールミルを用いて,平
均粒径2.4μmに微粉砕した。この微粉砕粉末を20
kOeの磁場中で,磁場と垂直方向に,1.5トン/c
m2 の圧力で成形した。次にこの圧粉体を1080℃で
2時間真空中で焼結した。その後630℃で2時間の熱
処理を施し,焼結磁石とした。その磁石特性をB−Hト
レーサーで測定した結果を下表6に示した。また,比較
例6として,銅製で底面が平面であり鋳型下部は水冷機
構を備えているが鋳型上部は加熱されていない鋳型を用
い,他は実施例6と同様に同一の条件で作製した焼結磁
石の磁石特性も下記表6に併せて示した。
【0044】
【表6】
【0045】上記表6から,底部に凹形状の窪み(図2
の底面15f)を有し,鋳型下部12が水冷され鋳型上
部11が加熱されている鋳型10を使用して作製したイ
ンゴットを用いる事によりNd−Fe−B系焼結磁石の
磁石特性が向上する事がわかる。
の底面15f)を有し,鋳型下部12が水冷され鋳型上
部11が加熱されている鋳型10を使用して作製したイ
ンゴットを用いる事によりNd−Fe−B系焼結磁石の
磁石特性が向上する事がわかる。
【0046】なお,上記した各実施例に於ては,それぞ
れひとつの組成の合金について述べたが,各合金成分を
一定量変化させても,あるいは2,3の元素を添加した
合金についても同様の効果があることは当業者が容易に
推定できることは言うまでもない。
れひとつの組成の合金について述べたが,各合金成分を
一定量変化させても,あるいは2,3の元素を添加した
合金についても同様の効果があることは当業者が容易に
推定できることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上述べたごとく,本発明によれば,高
特性を有する希土類磁石を製造できる希土類磁石合金を
提供することが可能になり,これにより,高特性の焼結
型又は高分子複合型希土類磁石を提供することが可能と
なった。
特性を有する希土類磁石を製造できる希土類磁石合金を
提供することが可能になり,これにより,高特性の焼結
型又は高分子複合型希土類磁石を提供することが可能と
なった。
【図1】本発明の実施例に係る希土類磁石合金の製造に
用いる鋳型を示す図である。
用いる鋳型を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る希土類磁石合金の製
造に用いる鋳型および加熱装置を示す図である。
造に用いる鋳型および加熱装置を示す図である。
【図3】結晶成長方向と,結晶方位の関係を示した図で
あり,(A)は本発明,(B)は一般的な一方向凝固の
場合をそれぞれ示している。
あり,(A)は本発明,(B)は一般的な一方向凝固の
場合をそれぞれ示している。
1 鋳型 2,3 側面 4,5 端面 6 底面 7 空間 10 鋳型 11 鋳型上部 12 鋳型下部 13 鋳型本体 14 ヒーター 15 空間 16 冷却水流路 21 C軸方向 22 C面方向 23 結晶成長方向
Claims (12)
- 【請求項1】 一軸方向に細長く,前記一軸方向に沿っ
て一側面が横断面において外側に凸の曲線をなす形状を
備えた希土類磁石合金のインゴットであって,結晶粒の
特定結晶軸が前記一軸方向に平行な方向に配向されてい
ることを特徴とする希土類磁石合金。 - 【請求項2】 請求項1記載の希土類磁石合金におい
て,Sm−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但
し,Rは希土類元素(Yを包含する),TはFeを主成
分とする遷移金属元素)のうちの少なくとも一種からな
ることを特徴とする希土類磁石合金。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の希土類磁石合金の
粉砕粉末を原料とすることを特徴とする焼結型希土類磁
石。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の希土類磁石合金を
粉砕し,粉末冶金法によって製造することを特徴とする
焼結型希土類磁石の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の希土類磁石合金の
粉砕粉末を原料とすることを特徴とする高分子複合型希
土類磁石。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載の希土類磁石合金を
粉砕し,樹脂混合して圧縮成形することを特徴とする希
土類複合磁石の製造方法。 - 【請求項7】 溶融合金を鋳込むための互いに対向する
一対の側面と,この一対の側面の両端辺を接続する一対
の端面と,底面とを有し,これらの各面に規定される空
間内に溶融合金を鋳込むための鋳型であって,前記空間
の横断面における底面の輪郭が下側に凸の曲線となるよ
うに形成されていることを特徴とする希土類磁石合金の
製造装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の希土類磁石合金の製造装
置において,前記鋳型の底部を冷却するための冷却装置
と,前記底部より上側の上部を加熱するためのヒータと
を備えていることを特徴とする希土類磁石合金の製造装
置。 - 【請求項9】 請求項7又は8記載の希土類磁石合金の
製造装置において,前記希土類磁石合金は,Sm−Co
系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは希土類元
素(Yを包含する),TはFeを主成分とする遷移金属
元素)のうちの少なくとも一種からなることを特徴とす
る希土類磁石合金の製造装置。 - 【請求項10】 希土類磁石合金を溶解した溶融合金と
の接触面の内で底面が凹状の窪みを有する鋳型に溶融合
金を鋳込むことによって,該合金の結晶粒の特定結晶軸
を前記底面と平行な方向に配向させることを特徴とする
希土類磁石合金の製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の希土類磁石合金の製
造方法において,前記鋳型の垂直方向に2つの部分に分
けられる内の一方を500℃以下に冷却するとともに,
前記2つの部分の内の他方を600〜1300℃以下に
加熱して前記鋳型に溶融合金を鋳込むことを特徴とする
希土類磁石合金の製造方法。 - 【請求項12】 請求項10又は11記載の希土類磁石
合金の製造方法において,前記希土類磁石合金は,Sm
−Co系合金及びR2 T14B系磁石合金(但し,Rは希
土類元素(Yを包含する),TはFeを主成分とする遷
移金属元素)のうちの少なくとも一種からなることを特
徴とする希土類磁石合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5178950A JPH0734206A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 希土類磁石,その製造方法,及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5178950A JPH0734206A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 希土類磁石,その製造方法,及びその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734206A true JPH0734206A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16057493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5178950A Pending JPH0734206A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 希土類磁石,その製造方法,及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008075616A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Sagami Chemical Metal Co., Ltd. | 永久磁石を利用した走行装置 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5178950A patent/JPH0734206A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008075616A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Sagami Chemical Metal Co., Ltd. | 永久磁石を利用した走行装置 |
| JPWO2008075616A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2010-04-08 | 株式会社相模化学金属 | 永久磁石を利用した走行装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040630 |