JPH0734635B2 - 永久磁石型モータの製造方法 - Google Patents
永久磁石型モータの製造方法Info
- Publication number
- JPH0734635B2 JPH0734635B2 JP63241749A JP24174988A JPH0734635B2 JP H0734635 B2 JPH0734635 B2 JP H0734635B2 JP 63241749 A JP63241749 A JP 63241749A JP 24174988 A JP24174988 A JP 24174988A JP H0734635 B2 JPH0734635 B2 JP H0734635B2
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- magnetic metal
- frame body
- cylindrical frame
- magnet
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/17—Stator cores with permanent magnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヨーク内周に界磁磁極となるマグネットを備
えた永久磁石型モータの製造方法に関する。
えた永久磁石型モータの製造方法に関する。
従来より、小形モータ等では、界磁磁極等にマグネツト
(永久磁石)が使用されている。このマグネツトを支持
する装置は従来より種々のものが提案されている。
(永久磁石)が使用されている。このマグネツトを支持
する装置は従来より種々のものが提案されている。
例えば、特公昭47−38125号公報に開示されるように、
モータ内に挿入固定される円筒形の枠体(かご体)に永
久磁石をぴつたりと包囲できるポケツト部を形成し、こ
のポケツト部にマグネツトを嵌め込むようにしたり、実
公昭51−20407号公報に開示されるように、円筒形枠体
の周面に窓部を形成する他に窓部縁部に弾性突起を設
け、この窓部にマグネツトを嵌め込むと同時に弾性突起
がマグネツトを押付けるように挾持する等の技術があ
る。
モータ内に挿入固定される円筒形の枠体(かご体)に永
久磁石をぴつたりと包囲できるポケツト部を形成し、こ
のポケツト部にマグネツトを嵌め込むようにしたり、実
公昭51−20407号公報に開示されるように、円筒形枠体
の周面に窓部を形成する他に窓部縁部に弾性突起を設
け、この窓部にマグネツトを嵌め込むと同時に弾性突起
がマグネツトを押付けるように挾持する等の技術があ
る。
また、その他にも、実公昭51−20407号の如き円筒形枠
体の窓部円周側に、この枠体と別体の非磁性の覆い板を
取込んでポケツト部を形成して、このポケツト部にマグ
ネツトを嵌め込む方式等が実用化されている。
体の窓部円周側に、この枠体と別体の非磁性の覆い板を
取込んでポケツト部を形成して、このポケツト部にマグ
ネツトを嵌め込む方式等が実用化されている。
これらの従来技術のうちで、円筒形枠体の窓部にマグネ
ツトを嵌め込む方式のものは、窓部内周が露出している
と次のような不具合が生じるおそれがある。すなわちマ
グネツトを固定子磁極として用いると、マグネツトに機
械的衝撃,振動等で万一割れが生じた場合、その破片が
マグネツトと回転子間の微少ギヤツプ間に入り込み回転
子の損傷,最悪の場合、回転子のロツク状態を招く。
ツトを嵌め込む方式のものは、窓部内周が露出している
と次のような不具合が生じるおそれがある。すなわちマ
グネツトを固定子磁極として用いると、マグネツトに機
械的衝撃,振動等で万一割れが生じた場合、その破片が
マグネツトと回転子間の微少ギヤツプ間に入り込み回転
子の損傷,最悪の場合、回転子のロツク状態を招く。
従つて、マグネツト収納用の窓部は、その内周面を覆う
ことが望まれるが、従来の覆う方式では次のような改善
すべき点があつた。
ことが望まれるが、従来の覆う方式では次のような改善
すべき点があつた。
すなわち、窓部を覆う場合、従来は、前述した如く円筒
形枠体と別体の覆い板を窓部内周に組込むか、或いは円
筒形枠体に特公昭47−38125号の如きマグネツト収納用
ポケツト部を該枠体と一体成形する。しかし、これらの
うちで前者の方式では予め樹脂成形された円筒形枠体に
非磁性の覆い板を組み込み、その後マグネツトを組み込
んで、この状態を保持しながらモータケースに、これら
のマグネツト組立体を挿入するので、モータの組立工数
が増え、組立性向上をさまたげる要因となつていた。
形枠体と別体の覆い板を窓部内周に組込むか、或いは円
筒形枠体に特公昭47−38125号の如きマグネツト収納用
ポケツト部を該枠体と一体成形する。しかし、これらの
うちで前者の方式では予め樹脂成形された円筒形枠体に
非磁性の覆い板を組み込み、その後マグネツトを組み込
んで、この状態を保持しながらモータケースに、これら
のマグネツト組立体を挿入するので、モータの組立工数
が増え、組立性向上をさまたげる要因となつていた。
また、後者のように覆い板を含むマグネツト収納用ポケ
ツトを円筒形枠体と一体成形する場合には、通常覆い板
及び円筒形枠体が合成樹脂で成形される。この場合、小
形モータ等に適用すべき場合には、マグネツト内周と回
転子外周間のギヤツプは通常1mm以下を確保する必要が
ある。このためマグネツト内周を覆う部分の肉厚は通常
0.2〜0.5mmと薄肉にする必要がある。しかし、この従来
技術では、覆い板が円筒形枠体と共に合成樹脂で作られ
ており、この覆い板がモータ内で最も発熱のある回転子
外周に位置する部分であるので、耐熱性を確保するため
には、合成樹脂に補強材(例えばガラス繊維)を添加す
る必要がある。そして、補強材の添加は円筒形枠体の成
形時の湯流れを低下させ、その結果、覆い板の部分を樹
脂で薄肉とする成形が困難になるという傾向があつた。
ツトを円筒形枠体と一体成形する場合には、通常覆い板
及び円筒形枠体が合成樹脂で成形される。この場合、小
形モータ等に適用すべき場合には、マグネツト内周と回
転子外周間のギヤツプは通常1mm以下を確保する必要が
ある。このためマグネツト内周を覆う部分の肉厚は通常
0.2〜0.5mmと薄肉にする必要がある。しかし、この従来
技術では、覆い板が円筒形枠体と共に合成樹脂で作られ
ており、この覆い板がモータ内で最も発熱のある回転子
外周に位置する部分であるので、耐熱性を確保するため
には、合成樹脂に補強材(例えばガラス繊維)を添加す
る必要がある。そして、補強材の添加は円筒形枠体の成
形時の湯流れを低下させ、その結果、覆い板の部分を樹
脂で薄肉とする成形が困難になるという傾向があつた。
本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目的は、マグネ
ツトに割れが生じた場合でも、その破片の脱落を確実に
防止し、しかも、この種永久磁石型モータの製造工程
(製造作業)の合理化を図り、且つ上記マグネツト脱落
防止手段として筒形の覆いを設けたとしても、マグネツ
ト,回転子間の微小ギヤツプを容易を確保し、このマグ
ネツト覆いの耐熱性を保証し得る永久磁石型モータの製
造方法を提供することにある。
ツトに割れが生じた場合でも、その破片の脱落を確実に
防止し、しかも、この種永久磁石型モータの製造工程
(製造作業)の合理化を図り、且つ上記マグネツト脱落
防止手段として筒形の覆いを設けたとしても、マグネツ
ト,回転子間の微小ギヤツプを容易を確保し、このマグ
ネツト覆いの耐熱性を保証し得る永久磁石型モータの製
造方法を提供することにある。
上記目的は次のようにして達成される。
以下、本発明をその内容の理解を容易にするため第1
図,第2図,第4図、第9図、第10図の実施例の付与を
引用して説明する。
図,第2図,第4図、第9図、第10図の実施例の付与を
引用して説明する。
第1の発明は、ヨーク10内周に界磁磁極となるマグネッ
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形ネット状の非磁性金属部材4を一体化して行なう
と共に、前記円筒形枠体2の窓部3を仕切る仕切枠樹脂
部2aを前記非磁性金属部材4の外周上に成形しつつ、前
記仕切枠樹脂部2aの外周に位置決め溝5を設け、且つ該
仕切枠樹脂部2aの一部2−2を前記非磁性金属部材4の
内周にその網目を通して流動させて該非磁性金属部材4
の内周と連続する曲面となるように成形することによ
り、該非磁性金属部材4を前記円筒形枠体2に一部埋め
込んだ形のモールド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4をヨーク10に前
記位置決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起14に
係合させつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石型モ
ータを製造することを特徴とする。
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形ネット状の非磁性金属部材4を一体化して行なう
と共に、前記円筒形枠体2の窓部3を仕切る仕切枠樹脂
部2aを前記非磁性金属部材4の外周上に成形しつつ、前
記仕切枠樹脂部2aの外周に位置決め溝5を設け、且つ該
仕切枠樹脂部2aの一部2−2を前記非磁性金属部材4の
内周にその網目を通して流動させて該非磁性金属部材4
の内周と連続する曲面となるように成形することによ
り、該非磁性金属部材4を前記円筒形枠体2に一部埋め
込んだ形のモールド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4をヨーク10に前
記位置決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起14に
係合させつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石型モ
ータを製造することを特徴とする。
第2の発明は、ヨーク10内周に界磁磁極となるマグネッ
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形の非磁性金属部材4−2を一体化して行なうと共
に、この非磁性金属部材4−2は、一枚の金属板を丸め
てその両端に隙間41を確保した形で金型にセットして、
前記円筒形枠体2の窓部3を仕切る仕切枠樹脂部2aを前
記非磁性金属部材4−2の外周上に成形しつつ、前記仕
切枠樹脂部2aの外周に位置決め溝5を設け、且つ該仕切
枠樹脂部2aの一部2−2を前記非磁性金属部材4−2の
内周にその隙間41を通して流動させて該非磁性金属部材
4−2の内周と連続する曲面となるように成形すること
により、該非磁性金属部材4−2を前記円筒形枠体2に
一部埋め込んだ形のモールド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4−2をヨーク10
に前記位置決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起
14に係合させつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石
型モータを製造することを特徴とする。
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形の非磁性金属部材4−2を一体化して行なうと共
に、この非磁性金属部材4−2は、一枚の金属板を丸め
てその両端に隙間41を確保した形で金型にセットして、
前記円筒形枠体2の窓部3を仕切る仕切枠樹脂部2aを前
記非磁性金属部材4−2の外周上に成形しつつ、前記仕
切枠樹脂部2aの外周に位置決め溝5を設け、且つ該仕切
枠樹脂部2aの一部2−2を前記非磁性金属部材4−2の
内周にその隙間41を通して流動させて該非磁性金属部材
4−2の内周と連続する曲面となるように成形すること
により、該非磁性金属部材4−2を前記円筒形枠体2に
一部埋め込んだ形のモールド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4−2をヨーク10
に前記位置決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起
14に係合させつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石
型モータを製造することを特徴とする。
第3の発明は、ヨーク10内周に界磁磁極となるマグネッ
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形の非磁性金属部材4−4を一体化して行なうと共
に、この非磁性金属部材4−4は、半割に分割された要
素42,43より構成してその分割要素42,43間に隙間44を確
保した形で金型にセットして、前記円筒形枠体2の窓部
3を仕切る仕切枠樹脂部2aを前記非磁性金属部材4−4
の外周上に成形しつつ、前記仕切枠樹脂部2aの外周に位
置決め溝5を設け、且つ該仕切枠樹脂部2aの一部2−2
を前記非磁性金属部材4−4の内周にその隙間44を通し
て流動させて該非磁性金属部材4−4の内周と連続する
曲面となるように成形することにより、該非磁性金属部
材4−4を前記円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモー
ルド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4−4を前記位置
決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起14に係合さ
せつつヨーク10に同時挿入する組立工程を経て永久磁石
型モータを製造することを特徴とする。
ト13を備えた永久磁石型モータの製造方法において、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット13を嵌め込むための複数の窓部3付き円筒形枠体2
を合成樹脂でモールド成形し、このモールド成形は、前
記円筒形枠体2の内周に前記窓部3の内側を覆うように
円筒形の非磁性金属部材4−4を一体化して行なうと共
に、この非磁性金属部材4−4は、半割に分割された要
素42,43より構成してその分割要素42,43間に隙間44を確
保した形で金型にセットして、前記円筒形枠体2の窓部
3を仕切る仕切枠樹脂部2aを前記非磁性金属部材4−4
の外周上に成形しつつ、前記仕切枠樹脂部2aの外周に位
置決め溝5を設け、且つ該仕切枠樹脂部2aの一部2−2
を前記非磁性金属部材4−4の内周にその隙間44を通し
て流動させて該非磁性金属部材4−4の内周と連続する
曲面となるように成形することにより、該非磁性金属部
材4−4を前記円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモー
ルド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体2
の窓部3に前記マグネット13を嵌め込んで、このマグネ
ット13,円筒形枠体2,非磁性金属部材4−4を前記位置
決め溝5をヨーク10側に設けた位置決め突起14に係合さ
せつつヨーク10に同時挿入する組立工程を経て永久磁石
型モータを製造することを特徴とする。
上記工程を経て製造された永久磁石型モータでは、マグ
ネツト嵌め込み用窓部3の内周を覆う円筒形の非磁性金
属部材4(或いは4−2,4−4)が、部分的に円筒形枠
体2の樹脂部(仕切枠)2aに埋め込まれた形で円筒形枠
体2と一体化されるので、円筒形枠体2に上記非磁性金
属部材4(或いは4−2,4−4)を強固に固定すること
ができる。
ネツト嵌め込み用窓部3の内周を覆う円筒形の非磁性金
属部材4(或いは4−2,4−4)が、部分的に円筒形枠
体2の樹脂部(仕切枠)2aに埋め込まれた形で円筒形枠
体2と一体化されるので、円筒形枠体2に上記非磁性金
属部材4(或いは4−2,4−4)を強固に固定すること
ができる。
従つて、非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)が窓
部3内周を確実に且つ充分な機械強度を有して覆うこと
で、マグネツト13に破損が生じても、その破片の脱落を
確実に防止する。
部3内周を確実に且つ充分な機械強度を有して覆うこと
で、マグネツト13に破損が生じても、その破片の脱落を
確実に防止する。
また、固定子構成部品をヨーク10に組み込むまでの製造
工程では、円筒形枠体2のモールド成形時に成形金型に
非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)をセツトし
て、円筒形枠体2と一体化する予備工程と、マグネット
13の窓部3への嵌め込み工程と、マグネット13,円筒形
枠体2,非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)をヨー
ク10に同時挿入する組立工程だけで済むので、従来のよ
うに非磁性金属部材(覆い板)を円筒形枠体成形後に組
込む面倒な作業を要さず、ひいては、その分、部品の組
立工数を減らして、製造作業の合理化を図ることができ
る。また、本発明では、円筒形枠体2のモールド成形時
に非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)を枠体2と
の結合強化のために一部埋め込むが、この埋め込みはネ
ットの網目を利用したり、一枚に丸めた金属板の両端す
き間41を利用したり、或いは半割状の分割要素42,43の
すき間44を利用して行なうので、樹脂埋め込みのための
特別な樹脂流動孔を非磁性金属のマグネット用窓部覆い
に穿孔するといった加工を不要とする利点がある。
工程では、円筒形枠体2のモールド成形時に成形金型に
非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)をセツトし
て、円筒形枠体2と一体化する予備工程と、マグネット
13の窓部3への嵌め込み工程と、マグネット13,円筒形
枠体2,非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)をヨー
ク10に同時挿入する組立工程だけで済むので、従来のよ
うに非磁性金属部材(覆い板)を円筒形枠体成形後に組
込む面倒な作業を要さず、ひいては、その分、部品の組
立工数を減らして、製造作業の合理化を図ることができ
る。また、本発明では、円筒形枠体2のモールド成形時
に非磁性金属部材4(或いは4−2,4−4)を枠体2と
の結合強化のために一部埋め込むが、この埋め込みはネ
ットの網目を利用したり、一枚に丸めた金属板の両端す
き間41を利用したり、或いは半割状の分割要素42,43の
すき間44を利用して行なうので、樹脂埋め込みのための
特別な樹脂流動孔を非磁性金属のマグネット用窓部覆い
に穿孔するといった加工を不要とする利点がある。
更に、マグネット用窓部の内側を覆う部材は非磁性金属
部材なので、薄くしても耐熱性を図れるので、回転子側
からの熱の影響を受ける固定子側界磁極用のマグネツト
を覆う場合であつても、マグネツトと回転子間の微小ギ
ヤツプを容易に確保する。
部材なので、薄くしても耐熱性を図れるので、回転子側
からの熱の影響を受ける固定子側界磁極用のマグネツト
を覆う場合であつても、マグネツトと回転子間の微小ギ
ヤツプを容易に確保する。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る永久磁石型モータの
うちマグネット支持装置を示す斜視図、第2図はそのI
−I線断面図、第3図は第1実施例に係る永久磁石型モ
ータの縦断面図、第4図は第3図のII−II線断面図であ
る。
うちマグネット支持装置を示す斜視図、第2図はそのI
−I線断面図、第3図は第1実施例に係る永久磁石型モ
ータの縦断面図、第4図は第3図のII−II線断面図であ
る。
第1図,第2図において、1がマグネツト支持装置で、
部品としては、円筒形枠体2と、円筒形のネツト材(非
磁性金属部材)4とを備える。
部品としては、円筒形枠体2と、円筒形のネツト材(非
磁性金属部材)4とを備える。
円筒形枠体2は、合成樹脂製で、その円周面に2つのマ
グネツト嵌込用の窓部3が形成される。円筒形枠体2の
外径は第3図に示すモータのヨーク10内径に適合状態で
嵌装できる寸法仕様で形成され、窓部3の内周には、ネ
ツト材4が覆うことで窓部3がポケツト状となる。
グネツト嵌込用の窓部3が形成される。円筒形枠体2の
外径は第3図に示すモータのヨーク10内径に適合状態で
嵌装できる寸法仕様で形成され、窓部3の内周には、ネ
ツト材4が覆うことで窓部3がポケツト状となる。
ネツト材4は、繊維状の耐熱性の被磁性金属部材を微細
網目を呈するようにして形成したもので、その外径が円
筒形枠体2の内径とほぼ一致するよう設定してある。ま
た、ネツト材4は、窓部3の形状を覆う部分が、窓部3
に嵌め込むマグネツト(界磁磁極)13の内周と略同じか
やや大きい円弧形状としてある。
網目を呈するようにして形成したもので、その外径が円
筒形枠体2の内径とほぼ一致するよう設定してある。ま
た、ネツト材4は、窓部3の形状を覆う部分が、窓部3
に嵌め込むマグネツト(界磁磁極)13の内周と略同じか
やや大きい円弧形状としてある。
このようなマグネツト支持装置1の窓部3にマグネツト
13を嵌め込み、これをヨーク10に組み込むことで、モー
タの固定子が構成されるが、ここでその製造工程につい
て説明する。
13を嵌め込み、これをヨーク10に組み込むことで、モー
タの固定子が構成されるが、ここでその製造工程につい
て説明する。
モータ製造の組立に要する予備工程として、窓部3付き
円筒形枠体2を合成樹脂でモールド成形する。このモー
ルド成形は、図示されない成形用金型にネット材4をセ
ットして行ない、モールド成形後に円筒形枠体2の内周
に窓部3の内側を覆うようにネット材4が円筒形枠体2
と一体化して配置される。
円筒形枠体2を合成樹脂でモールド成形する。このモー
ルド成形は、図示されない成形用金型にネット材4をセ
ットして行ない、モールド成形後に円筒形枠体2の内周
に窓部3の内側を覆うようにネット材4が円筒形枠体2
と一体化して配置される。
また、このモールド成形では、円筒形枠体2の窓部3を
仕切る仕切枠樹脂部(以下、樹脂部と称する)2aをネッ
ト材4の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの外周に位置決
め溝5を設ける。且つ樹脂部2aの一部2−2をネット材
4の内周にその網目(符号′で示す位置の網目部分)を
通して流動させてネット材4の内周と連続する曲面とな
るように成形することにより、ネット材4を円筒形枠体
2に一部埋め込んだ形のモールド成形品(マグネット支
持装置)1を完成させる。ネット材4は、上記のように
一部が樹脂部2aに埋め込まれ、そのネット材両端が円筒
形枠体2の軸方向両端内周に付着する。樹脂部2aのう
ち、ネット材4の外周側にある部分を符号2−1,内周側
にある部分を符号2−2で示す。また、位置決め溝5
は、枠体2の両端2b,2c及び樹脂部2aの外周にまたがっ
て直線状に形成され、計2条よりなる。
仕切る仕切枠樹脂部(以下、樹脂部と称する)2aをネッ
ト材4の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの外周に位置決
め溝5を設ける。且つ樹脂部2aの一部2−2をネット材
4の内周にその網目(符号′で示す位置の網目部分)を
通して流動させてネット材4の内周と連続する曲面とな
るように成形することにより、ネット材4を円筒形枠体
2に一部埋め込んだ形のモールド成形品(マグネット支
持装置)1を完成させる。ネット材4は、上記のように
一部が樹脂部2aに埋め込まれ、そのネット材両端が円筒
形枠体2の軸方向両端内周に付着する。樹脂部2aのう
ち、ネット材4の外周側にある部分を符号2−1,内周側
にある部分を符号2−2で示す。また、位置決め溝5
は、枠体2の両端2b,2c及び樹脂部2aの外周にまたがっ
て直線状に形成され、計2条よりなる。
次に以上の構成よりなるマグネツト支持装置1のモータ
への組込みについて第3図,第4図に基づき説明する。
への組込みについて第3図,第4図に基づき説明する。
第3図,第4図のうち、10はモータハウジングとなるヨ
ーク、11はヨーク10の一端開口をカバーするエンドブラ
ケツト、12は回転子、13はマグネツト、14はヨーク10の
一部を内側に押出し形成した位置決め突起で、突起14
は、円筒形枠体2に設けた条溝5に適合状態で係合し得
る寸法仕様に設定してあり、条溝5に対応して180゜間
隔で2個配設され、またヨーク10の開口一端近傍に配設
される。
ーク、11はヨーク10の一端開口をカバーするエンドブラ
ケツト、12は回転子、13はマグネツト、14はヨーク10の
一部を内側に押出し形成した位置決め突起で、突起14
は、円筒形枠体2に設けた条溝5に適合状態で係合し得
る寸法仕様に設定してあり、条溝5に対応して180゜間
隔で2個配設され、またヨーク10の開口一端近傍に配設
される。
本実施例のマグネツト13は、固定子側の界磁磁極を構成
するもので、円筒形枠体2のポケツト(窓部)3に嵌め
込まれて、枠体2と共にヨーク10内にその一端開口から
挿入されるが、挿入に際しては、溝5と突部14とを挿入
初期に位置合せしてマグネット支持装置1(円筒形枠体
2,ネット材4,マグネツト13)をヨーク10内に同時に挿入
する。これによつて、マグネツト支持装置1全体が、ヨ
ーク10に対して挿入初期に円周方向の位置決めがなされ
る。
するもので、円筒形枠体2のポケツト(窓部)3に嵌め
込まれて、枠体2と共にヨーク10内にその一端開口から
挿入されるが、挿入に際しては、溝5と突部14とを挿入
初期に位置合せしてマグネット支持装置1(円筒形枠体
2,ネット材4,マグネツト13)をヨーク10内に同時に挿入
する。これによつて、マグネツト支持装置1全体が、ヨ
ーク10に対して挿入初期に円周方向の位置決めがなされ
る。
マグネツト支持装置1が完全にヨーク10内に挿入される
と、円筒形枠体2の軸方向一端面がヨーク10の一端面側
に当接し、この状態で、エンドブラケツト11をヨーク10
の一端開口にねじを介して被着すれば、エンドブラケツ
ト11の一部11aの先端がヨーク10の一端開口に嵌まつた
状態で、円筒形枠体2の一端に当接し、このようにし
て、円筒形枠体2ひいてはマグネツト支持装置1のモー
タ内での軸方向の固定がなされる。
と、円筒形枠体2の軸方向一端面がヨーク10の一端面側
に当接し、この状態で、エンドブラケツト11をヨーク10
の一端開口にねじを介して被着すれば、エンドブラケツ
ト11の一部11aの先端がヨーク10の一端開口に嵌まつた
状態で、円筒形枠体2の一端に当接し、このようにし
て、円筒形枠体2ひいてはマグネツト支持装置1のモー
タ内での軸方向の固定がなされる。
すなわち、円筒形枠体2の全長は、ヨーク1の内側一端
10bからエンドブラケツト11の嵌合部11aの一端までの長
さと一致するように設定し、この各端10b,11aが円筒形
枠体2の軸方向を規制している。また、マグネツト13の
外周は、ネツト材4によりヨーク内周10aに押し付けら
れる。
10bからエンドブラケツト11の嵌合部11aの一端までの長
さと一致するように設定し、この各端10b,11aが円筒形
枠体2の軸方向を規制している。また、マグネツト13の
外周は、ネツト材4によりヨーク内周10aに押し付けら
れる。
ここで、ネツト材4の内周と回転子12間のギヤツプは、
通常、0.2〜0.5mmに設定してあり、このギヤツプを埋め
つくさないようにネツト材4の厚みが選定してある。
通常、0.2〜0.5mmに設定してあり、このギヤツプを埋め
つくさないようにネツト材4の厚みが選定してある。
しかして、本実施例によれば次のような効果を奏する。
(1)マグネツト収納用のポケツト3の一部を構成する
ネツト材4は、円筒形枠体2と一体化して枠体2に強固
に固定されるので、マグネツト13に破損が生じても、そ
の脱落を確実に防止でき、この種モータの信頼性を高め
ることができる。
ネツト材4は、円筒形枠体2と一体化して枠体2に強固
に固定されるので、マグネツト13に破損が生じても、そ
の脱落を確実に防止でき、この種モータの信頼性を高め
ることができる。
(2)円筒形枠体2とネツト材4は、円筒形枠体2の樹
脂成形時に一体化できるので、従来の如くこれら双方の
部材を枠体2を成形した後、ネツト材4を組込むといつ
た面倒な組込作業を省略し、マグネツト支持装置1全体
の製造作業の合理化を図り、製作コストの低減化を図る
ことができる。特に本実施例では、円筒形枠体2のモー
ルド成形時にネツト材4を枠体2との結合強化のために
一部埋め込むが、この埋め込みはネツトの網目を利用し
たモールド成形により行なうので、樹脂埋め込みのため
の特別な樹脂流動孔を非磁性金属のマグネツト用窓部覆
いに穿孔するといった加工を不要とする利点がある。
脂成形時に一体化できるので、従来の如くこれら双方の
部材を枠体2を成形した後、ネツト材4を組込むといつ
た面倒な組込作業を省略し、マグネツト支持装置1全体
の製造作業の合理化を図り、製作コストの低減化を図る
ことができる。特に本実施例では、円筒形枠体2のモー
ルド成形時にネツト材4を枠体2との結合強化のために
一部埋め込むが、この埋め込みはネツトの網目を利用し
たモールド成形により行なうので、樹脂埋め込みのため
の特別な樹脂流動孔を非磁性金属のマグネツト用窓部覆
いに穿孔するといった加工を不要とする利点がある。
(3)ネツト材4そのものは、非磁性金属部材(線材)
で薄肉で耐熱性,機械的強度性をもたせることができる
ので、ネツト材4がマグネツト13と回転子12間に介在し
ても、マグネツト13と回転子12間の微小ギヤツプを充分
に確保することができる。
で薄肉で耐熱性,機械的強度性をもたせることができる
ので、ネツト材4がマグネツト13と回転子12間に介在し
ても、マグネツト13と回転子12間の微小ギヤツプを充分
に確保することができる。
(4)モータ10にマグネツト支持装置1を組込む場合に
は、円筒形枠体2をヨーク10内に挿入する初期に枠体2
の条溝5がヨーク10側の突起14に係合して、支持装置1
の周方向の位置決めと固定がなされ、また、円筒形枠体
2をヨーク10内に押し込んでエンドブラケツト11を被着
すれば、軸方向の固定が自ずとなされるので、モータ自
体の組立作業の簡便化を図ることができる。
は、円筒形枠体2をヨーク10内に挿入する初期に枠体2
の条溝5がヨーク10側の突起14に係合して、支持装置1
の周方向の位置決めと固定がなされ、また、円筒形枠体
2をヨーク10内に押し込んでエンドブラケツト11を被着
すれば、軸方向の固定が自ずとなされるので、モータ自
体の組立作業の簡便化を図ることができる。
第5図は本発明の第2実施例に用いるマグネット支持装
置1を示す斜視図、第6図は第5図のIII−III線断面図
である。図中、第1実施例と同一符号は同一或いは共通
する要素を示す。
置1を示す斜視図、第6図は第5図のIII−III線断面図
である。図中、第1実施例と同一符号は同一或いは共通
する要素を示す。
本実施例は、その構成が第1実施例とほとんど共通し、
異なる点は、各窓部(ポケツト部)3内周の中央軸方向
に補強リブ6を形成した点にある。この補強リブ6は、
金属ネツト材4を補強する効果を奏する。また、本実施
例のポケツト部3に嵌め込むマグネツト13は、第7図に
示すように、その内周にリブ6と嵌合できる溝7が形成
されて、リブ6が、窓部3に対するマグネツト嵌込みの
障害とならないようにしてある。
異なる点は、各窓部(ポケツト部)3内周の中央軸方向
に補強リブ6を形成した点にある。この補強リブ6は、
金属ネツト材4を補強する効果を奏する。また、本実施
例のポケツト部3に嵌め込むマグネツト13は、第7図に
示すように、その内周にリブ6と嵌合できる溝7が形成
されて、リブ6が、窓部3に対するマグネツト嵌込みの
障害とならないようにしてある。
次に本発明の第3実施例を第8図及び第9図により説明
する。
する。
第8図は第3実施例に用いる非磁性金属部材4−2の斜
視図、第9図はそのマグネット支持装置の断面図であ
る。なお、図中、第1,第2実施例と同一符号は同一或い
は共通する要素を示す。
視図、第9図はそのマグネット支持装置の断面図であ
る。なお、図中、第1,第2実施例と同一符号は同一或い
は共通する要素を示す。
本実施例と第1,第2実施例と異なる点は、窓部3の内側
を覆う非磁性金属部材の構成にある。
を覆う非磁性金属部材の構成にある。
本実施例では、1枚の金属板を丸めて第1実施例のネッ
ト材4に代わる非磁性金属部材4−2を形成するが、そ
の周方向両端を折曲し(折返し)て、その間に隙間41を
設け、この隙間41でモールド成形時の樹脂流通部4′を
構成した点にある。
ト材4に代わる非磁性金属部材4−2を形成するが、そ
の周方向両端を折曲し(折返し)て、その間に隙間41を
設け、この隙間41でモールド成形時の樹脂流通部4′を
構成した点にある。
すなわち、円筒形枠体2を合成樹脂でモールド成形する
工程では、円筒形枠体2の内周に窓部3の内側を覆うよ
うに円筒形の非磁性金属部材4−2を一体化して行なう
が、この非磁性金属部材4−2は、一枚の金属板を丸め
てその両端に隙間41を確保した形で金型にセットする。
工程では、円筒形枠体2の内周に窓部3の内側を覆うよ
うに円筒形の非磁性金属部材4−2を一体化して行なう
が、この非磁性金属部材4−2は、一枚の金属板を丸め
てその両端に隙間41を確保した形で金型にセットする。
そして、円筒形枠体2の窓部3を仕切る樹脂部2aを非磁
性金属部材4−2の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの一
部2−2を非磁性金属部材4−2の内周にその隙間41を
通して流動させて非磁性金属部材4−2の内周と連続す
る曲面となるように成形することにより、非磁性金属部
材4−2を円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモールド
成形品(マグネット支持装置)1を完成させる。
性金属部材4−2の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの一
部2−2を非磁性金属部材4−2の内周にその隙間41を
通して流動させて非磁性金属部材4−2の内周と連続す
る曲面となるように成形することにより、非磁性金属部
材4−2を円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモールド
成形品(マグネット支持装置)1を完成させる。
その後のヨークへのマグネット支持装置1の組み込みは
第1実施例と同様なので、ここでの説明を省略する。
第1実施例と同様なので、ここでの説明を省略する。
本実施例でも、第1実施例同様の効果を奏することがで
きる。特に、モールド成形時に非磁性金属部材4−2を
枠体2に部分的に埋め込むが、この埋め込みは、金属板
の両端隙間41を利用して行なうので、樹脂埋め込みのた
めの特別な樹脂流動孔を金属部材に穿孔するといった面
倒な加工を不要とする利点がある。
きる。特に、モールド成形時に非磁性金属部材4−2を
枠体2に部分的に埋め込むが、この埋め込みは、金属板
の両端隙間41を利用して行なうので、樹脂埋め込みのた
めの特別な樹脂流動孔を金属部材に穿孔するといった面
倒な加工を不要とする利点がある。
次に本発明の第4実施例を第10図により説明する。
第10図は、第4実施例に用いるマグネツト支持装置1の
断面図である。
断面図である。
本実施例と前記各実施例との異なる点は、マグネット嵌
め込み用窓部3の内側を覆う部材として、円筒形の非磁
性金属部材4−4を半割状に分割した要素42,43を用い
た点にある。
め込み用窓部3の内側を覆う部材として、円筒形の非磁
性金属部材4−4を半割状に分割した要素42,43を用い
た点にある。
すなわち、円筒形枠体2を合成樹脂でモールド成形する
工程では、円筒形枠体2の内周に窓部3の内側を覆うよ
うに円筒形の非磁性金属部材4−4を一体化して行なう
が、この非磁性金属部材4−4となる分割要素42,43を
その間に隙間44を確保した形で金型にセットして、円筒
形枠体2の窓部3を仕切る樹脂部2aを非磁性金属部材4
−4の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの一部2−2を非
磁性金属部材4−4の内周にその隙間44を通して流動さ
せて該非磁性金属部材4−4の内周と接続する曲面とな
るように成形することにより、非磁性金属部材4−4を
円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモールド成形品(マ
グネット支持装置)1を完成させる。
工程では、円筒形枠体2の内周に窓部3の内側を覆うよ
うに円筒形の非磁性金属部材4−4を一体化して行なう
が、この非磁性金属部材4−4となる分割要素42,43を
その間に隙間44を確保した形で金型にセットして、円筒
形枠体2の窓部3を仕切る樹脂部2aを非磁性金属部材4
−4の外周上に成形しつつ、樹脂部2aの一部2−2を非
磁性金属部材4−4の内周にその隙間44を通して流動さ
せて該非磁性金属部材4−4の内周と接続する曲面とな
るように成形することにより、非磁性金属部材4−4を
円筒形枠体2に一部埋め込んだ形のモールド成形品(マ
グネット支持装置)1を完成させる。
その後のヨークへのマグネット支持装置1の組み込みは
第1実施例と同様なので、ここでの説明を省略する。
第1実施例と同様なので、ここでの説明を省略する。
本実施例でも、第1実施例同様の効果を奏することがで
きる。特に、モールド成形時に非磁性金属部材4−4を
枠体2に部分的に埋め込むが、この埋め込みは、分割要
素42,43間の隙間44を利用して行なうので、樹脂埋め込
みのための特別な樹脂流動孔を金属部材に穿孔するとっ
た面倒な加工を不要とする利点がある。
きる。特に、モールド成形時に非磁性金属部材4−4を
枠体2に部分的に埋め込むが、この埋め込みは、分割要
素42,43間の隙間44を利用して行なうので、樹脂埋め込
みのための特別な樹脂流動孔を金属部材に穿孔するとっ
た面倒な加工を不要とする利点がある。
以上のように本発明によれば、マグネツトに割れが生じ
た場合でも、その破片の脱落を確実に防止し、しかも、
この種のマグネット脱落手段を有する永久磁石型モータ
の製造工程(製造作業)の合理化を図り、且つ上記マグ
ネット脱落防止手段として筒形の覆いを設けたとして
も、マグネツト,回転子間の微小ギヤツプを容易に確保
し、このマグネット覆いの耐熱性を保証し得る信頼性の
高い永久磁石型モータを提供することができる。
た場合でも、その破片の脱落を確実に防止し、しかも、
この種のマグネット脱落手段を有する永久磁石型モータ
の製造工程(製造作業)の合理化を図り、且つ上記マグ
ネット脱落防止手段として筒形の覆いを設けたとして
も、マグネツト,回転子間の微小ギヤツプを容易に確保
し、このマグネット覆いの耐熱性を保証し得る信頼性の
高い永久磁石型モータを提供することができる。
第1図は本発明の第1実施例に係る永久磁石型モータに
用いるマグネット支持装置を示す斜視図、第2図は第1
図のI−I線断面図、第3図は第1実施例のモータの完
成品を示す縦断面図、第4図は第3図のII−II線断面
図、第5図は本発明の第2の実施例に係る永久磁石型モ
ータに用いるマグネット支持装置を示す斜視図、第6図
は第5図のIII−III線断面図、第7図は第2実施例に使
用するマグネツトの斜視図、第8図は本発明の第3実施
例に用いる非磁性金属部材の斜視図、第9図は第3実施
例に係る永久磁石型モータのマグネット支持装置を示す
断面図、第10図は本発明の第4実施例に係る永久磁石型
モータのマグネット支持装置を示す断面図である。 1……マグネツト支持装置(モールド成形品)、2……
円筒形枠体、2a……仕切枠樹脂部、2−1,2−2……枠
体(樹脂)の一部、3……窓部、4……非磁性金属部材
(円筒状ネツト材)、4−2,4−4……非磁性金属部材
(円筒形板材)、4′……樹脂流動部、5……位置決め
溝、6……補強用リブ、10……モータハウジング(ヨー
ク)、13……マグネツト、14……位置決め突起、41,44
……隙間(樹脂流動部)、42,43……分割非磁性金属部
材。
用いるマグネット支持装置を示す斜視図、第2図は第1
図のI−I線断面図、第3図は第1実施例のモータの完
成品を示す縦断面図、第4図は第3図のII−II線断面
図、第5図は本発明の第2の実施例に係る永久磁石型モ
ータに用いるマグネット支持装置を示す斜視図、第6図
は第5図のIII−III線断面図、第7図は第2実施例に使
用するマグネツトの斜視図、第8図は本発明の第3実施
例に用いる非磁性金属部材の斜視図、第9図は第3実施
例に係る永久磁石型モータのマグネット支持装置を示す
断面図、第10図は本発明の第4実施例に係る永久磁石型
モータのマグネット支持装置を示す断面図である。 1……マグネツト支持装置(モールド成形品)、2……
円筒形枠体、2a……仕切枠樹脂部、2−1,2−2……枠
体(樹脂)の一部、3……窓部、4……非磁性金属部材
(円筒状ネツト材)、4−2,4−4……非磁性金属部材
(円筒形板材)、4′……樹脂流動部、5……位置決め
溝、6……補強用リブ、10……モータハウジング(ヨー
ク)、13……マグネツト、14……位置決め突起、41,44
……隙間(樹脂流動部)、42,43……分割非磁性金属部
材。
Claims (3)
- 【請求項1】ヨーク(10)内周に界磁磁極となるマグネ
ット(13)を備えた永久磁石型モータの製造方法におい
て、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット(13)を嵌め込むための複数の窓部(3)付き円筒
形枠体(2)を合成樹脂でモールド成形し、このモール
ド成形は、前記円筒形枠体(2)の内周に前記窓部
(3)の内側を覆うように円筒形ネット状の非磁性金属
部材(4)を一体化して行なうと共に、前記円筒形枠体
(2)の窓部(3)を仕切る仕切枠樹脂部(2a)を前記
非磁性金属部材(4)の外周上に成形しつつ、前記仕切
枠樹脂部(2a)の外周に位置決め溝(5)を設け、且つ
該仕切枠樹脂部(2a)の一部(2−2)を前記非磁性金
属部材(4)の内周にその網目を通して流動させて該非
磁性金属部材(4)の内周と連続する曲面となるように
成形することにより、該非磁性金属部材(4)を前記円
筒形枠体(2)に一部埋め込んだ形のモールド成形品を
完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体
(2)の窓部(3)に前記マグネット(13)を嵌め込ん
で、このマグネット(13),円筒形枠体(2),非磁性
金属部材(4)をヨーク(10)に前記位置決め溝(5)
をヨーク(10)側に設けた位置決め突起(14)に係合さ
せつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石型モータを
製造することを特徴とする永久磁石型モータの製造方
法。 - 【請求項2】ヨーク(10)内周に界磁磁極となるマグネ
ット(13)を備えた永久磁石型モータの製造方法におい
て、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット(13)を嵌め込むための複数の窓部(3)付き円筒
形枠体(2)を合成樹脂でモールド成形し、このモール
ド成形は、前記円筒形枠体(2)の内周に前記窓部
(3)の内側を覆うように円筒形の非磁性金属部材(4
−2)を一体化して行なうと共に、この非磁性金属部材
(4−2)は、一枚の金属板を丸めてその両端に隙間
(41)を確保した形で金型にセットして、前記円筒形枠
体(2)の窓部(3)を仕切る仕切枠樹脂部(2a)を前
記非磁性金属部材(4−2)の外周上に成形しつつ、前
記仕切枠樹脂部(2a)の外周に位置決め溝(5)を設
け、且つ該仕切枠樹脂部(2a)の一部(2−2)を前記
非磁性金属部材(4−2)の内周にその隙間(41)を通
して流動させて該非磁性金属部材(4−2)の内周と連
続する曲面となるように成形することにより、該非磁性
金属部材(4−2)を前記円筒形枠体(2)に一部埋め
込んだ形のモールド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体
(2)の窓部(3)に前記マグネット(13)を嵌め込ん
で、このマグネット(13),円筒形枠体(2),非磁性
金属部材(4−2)をヨーク(10)に前記位置決め溝
(5)をヨーク(10)側に設けた位置決め突起(14)に
係合させつつ同時挿入する組立工程を経て永久磁石型モ
ータを製造することを特徴とする永久磁石型モータの製
造方法。 - 【請求項3】ヨーク(10)内周に界磁磁極となるマグネ
ット(13)を備えた永久磁石型モータの製造方法におい
て、 モータ製造の組立に要する予備工程として、前記マグネ
ット(13)を嵌め込むための複数の窓部(3)付き円筒
形枠体(2)を合成樹脂でモールド成形し、このモール
ド成形は、前記円筒形枠体(2)の内周に前記窓部
(3)の内側を覆うように円筒形の非磁性金属部材(4
−4)を一体化して行なうと共に、この非磁性金属部材
(4−4)は、半割に分割された要素(42,43)より構
成してその分割要素(42,43)間に隙間(44)を確保し
た形で金型にセットして、前記円筒形枠体(2)の窓部
(3)を仕切る仕切枠樹脂部(2a)を前記非磁性金属部
材(4−4)の外周上に成形しつつ、前記仕切枠樹脂部
(2a)の外周に位置決め溝(5)を設け、且つ該仕切枠
樹脂部(2a)の一部(2−2)を前記非磁性金属部材
(4−4)の内周にその隙間(44)を通して流動させて
該非磁性金属部材(4−4)の内周と連続する曲面とな
るように成形することにより、該非磁性金属部材(4−
4)を前記円筒形枠体(2)に一部埋め込んだ形のモー
ルド成形品を完成させ、 前記予備工程後に前記モールド成形された円筒形枠体
(2)の窓部(3)に前記マグネット(13)を嵌め込ん
で、このマグネット(13),円筒形枠体(2),非磁性
金属部材(4−4)を前記位置決め溝(5)をヨーク
(10)側に設けた位置決め突起(14)に係合させつつヨ
ーク(10)に同時挿入する組立工程を経て永久磁石型モ
ータを製造することを特徴とする永久磁石型モータの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63241749A JPH0734635B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 永久磁石型モータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63241749A JPH0734635B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 永久磁石型モータの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0295148A JPH0295148A (ja) | 1990-04-05 |
| JPH0734635B2 true JPH0734635B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=17078966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63241749A Expired - Lifetime JPH0734635B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 永久磁石型モータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734635B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07118874B2 (ja) * | 1990-08-01 | 1995-12-18 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 回転電機の界磁装置 |
| CN101764446B (zh) * | 2008-12-24 | 2013-06-12 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 电机定子及其制造方法 |
| JP5989415B2 (ja) * | 2012-06-20 | 2016-09-07 | 信越化学工業株式会社 | 筒状磁気回路の組立方法 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63241749A patent/JPH0734635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| 日本電装公開技報整理番号52−297 |
| 発明協会公開技報公技番号87−4225 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0295148A (ja) | 1990-04-05 |
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