JPH0734687Y2 - プリンタ装置のキャリッジ駆動機構 - Google Patents

プリンタ装置のキャリッジ駆動機構

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JPH0734687Y2
JPH0734687Y2 JP1987091383U JP9138387U JPH0734687Y2 JP H0734687 Y2 JPH0734687 Y2 JP H0734687Y2 JP 1987091383 U JP1987091383 U JP 1987091383U JP 9138387 U JP9138387 U JP 9138387U JP H0734687 Y2 JPH0734687 Y2 JP H0734687Y2
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JP
Japan
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pin
carriage
belt
guide groove
printer
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JP1987091383U
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幹夫 守谷
淳一 古川
誠 河崎
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プリンタ装置におけるプリンタヘッドを搭載
したキャリッジの駆動機構に関する。
[従来の技術] 従来の、この種のプリンタ装置のキャリッジ駆動機構と
しては、例えば実開昭61−78639号公報に記載されてい
るようなものがある。
このものは、幅方向の両側から端部が突出したピンを有
する無端状ベルトを、所定位置に配設した一対のプーリ
間に掛け渡し、前記ピンの両端部を、紙送り方向と略直
角方向に往復運動するキャリッジに設けた案内溝に係合
している。案内溝は紙送り方向に延びていて、ピンがプ
ーリに達したときからプーリを出るときまでの間の当該
ピンの移動を許容している。さらに、キャリッジはプー
リの外側まで移動しなければならないため、当該キャリ
ッジの下面にはプーリの軸を通過させるための切欠きを
設けている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のプリンタ装置のキャリ
ッジ駆動機構にあっては、第6図に要部を断面して示す
ように、無端状ベルト1の幅方向両側から突出したピン
2の両端部を、キャリッジ3の上面板3a及び同下面板3b
に設けた案内溝4,5に係合する構造となっていたため、
ベルト本体に対するピン2の倒れを防止することはでき
るが、プーリの軸を通過させるための切欠きを当該キャ
リッジに設けていることから、キャリッジの中央部分に
おける剛性が著しく弱くなり、キャリッジが印字圧力に
より振動し或は弾性変形して印字ウスレ等の悪影響が生
じるという問題点があった。
そこで、上記問題点に着目して、キャリッジ中央部分の
厚みを増してその剛性を高めると、印字ウスレ等の悪影
響を除去することはできるが、キャリッジ全体が厚くな
って小型化、軽量化が図れなくなるという新たな問題点
が生じる。
また、第7図に要部を示す従来のキャリッジ3では、そ
の下面板3bに設けた案内溝5が切欠き6により切断され
て不連続となっているため、ピン2が一方の案内溝から
他方の案内溝へ移る際に切欠き6と干渉を起すことがあ
り、キャリッジ駆動の作動不良が生じ易いという問題点
もある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、無端状ベルトに固着したピンの軸心をベルト
本体のピッチ線と一致させることによりベルト本体の捻
じれを防止し、ベルトに固着したピンの一方を長く突出
し、その突出部を案内溝に係合して当該ピンの倒れを防
止することにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、一方向に回転する
無端状ベルトにピンを固着し、このピンをガイドレール
に移動可能に支持したキャリッジの案内溝に係合し、当
該ピンの駆動力によりキャリッジをガイドレールに沿っ
て往復移動させるプリンタ装置のキャリッジ駆動機構に
おいて、前記ピンは、ベルト本体を両側から挟持する第
1及び第2のピン分割片と該分割片がベルト本体を挟持
した状態でベルト本体の両側から突出する端部に夫々外
嵌する第1のリング及び第2のリングとからなり、当該
ピンの軸心をベルト本体のピッチ線と一致させることに
よりベルト本体の捻じれを防止し、一方の突出部のみを
前記案内溝に係合させるとともに、当該突出部長さを前
記案内溝との係合により当該ピンの倒れを防止し得る長
さに設定したことを特徴としている。
[作用] 而して、本考案では、ピンを無端状ベルトにピンの軸心
とベルト本体のピッチ線とを一致させて固着し、ピンの
一方の突出部のみをキャリッジの案内溝に係合し、その
案内溝との係合によりピンの倒れを防止する構造とした
ためベルト本体の捻じれを防止し、キャリッジを確実に
往復移動することができるとともに、当該キャリッジの
剛性を高めて印字ウスレ等の発生を防止することができ
る。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第5図は、本考案の一実施例を示すもので、
第1図はシリアルドットプリンタのキャリッジ駆動機構
に適用した全体斜視図、第2図は第1図の要部の断面
図、第3図は無端状ベルトの一例を示す平面図、第4図
は同じく斜視図、第5は同じく分解斜視図である。
まず、構成を説明すると、第1,2図に示す10は無端状ベ
ルトであり、無端状に連続したベルト本体11と、このベ
ルト本体11に固着したピン12とからなり、ベルト本体11
の幅方向の両側にはピン12の両端部が突出している。か
かるベルト本体11は、その内側に長手方向の断面形状が
台形をなす歯13を等間隔に多数有しており、その歯13の
1つに関連してピン12をベルト本体11に固着している。
ピン12は、第3〜5図に示すように、ベルト本体11を両
側から挟持する第1及び第2のピン分割片14,15と、ベ
ルト本体11を挟持した状態における両ピン分割片14,15
の、ベルト本体11の両側から突出する端部に夫々外嵌す
る第1及び第2のリング16,17とで形成している。
第1及び第2のピン分割片14,15は、半円柱状をなす大
径部14a,15aと、その両側に夫々連続し且つ同様に半円
柱状をなす小径部14b,14c及び15b,15cを有し、一方の小
径部14b,15bは他方の小径部14c,15cよりもその長さを大
幅に長く設定している。そして、第1のピン分割片14の
大径部14aの平面側には、ベルト本体11のピッチ線Lか
らベルト内面までの厚みと当該ベルト本体11の幅に相当
する深さ及び幅を有する溝14dと、この溝14dの中央部に
形成した前記歯13と同一形状及び寸法を有する凹部14e
とを設けている。
また、第2のピン分割片15の大径部15aの平面側には、
ベルト本体11のピッチ線Lからベルト外面までの厚みと
当該ベルト本体11の幅に相当する深さ及び幅を有する溝
15dを設けている。そして、両ピン分割片14,15の、突出
量の大きな一方の小径部14b,15bには、その長さに見合
った長さを有するリング16を外嵌して突出量の大きい一
方の突出部12aを形成し、突出量の小さい他方の小径部1
4c,15cには、その長さに見合った長さを有するリング17
を外嵌して突出量の小さい他方の突出部12bを形成して
いる。
而して、上記無端状ベルト10の組付は、ベルト本体11の
歯13の1つに、第1のピン分割片14の大径部14aの平面
側に設けた溝14d内の凹部14eを係合するとともに、第2
のピン分割片15の大径部15aの平面側に設けた溝15dを係
合する。そして、両ピン分割片14,15の両端に形成され
た円筒状の突出部12a,12bにリング16,17を夫々外嵌し、
両者をカシメ等で締結することにより本無端状ベルト10
の組付が完了する。
また、第1図に示す、18は駆動側タイミングプーリ、19
は従動側タイミングプーリであり、所定間隔隔てて互い
に平行に配設した両タイミングプーリ18,19間に上記無
端状ベルト10を掛け渡している。各タイミングプーリ1
8,19の外周にはピン12との係合を許容するための半円形
のピン受溝18a,19aを、その係合タイミングを考慮して
所定位置に夫々設けている。かかるタイミングプーリ1
8,19は、図示しないプリンタ本体に回転自在に支持して
いるとともに、駆動側タイミングプーリ18には減速ギア
機構20を介してモータ21の駆動力を伝達可能に構成して
いる。
減速ギア機構20は、タイミングプーリ18の回転軸に固定
したプーリ側ギア20aと、モータ21の回転軸に固定した
モータ側ギア20bと、両ギア20a,20bに個別に噛合し且つ
互いに一体をなす2個の中間ギア20c,20dとから構成し
ている。そして、モータ側ギア20bには、モータ21の回
転軸を中心として複数のスリット22を設けたタイミング
ディスク23を取り付けているとともに、そのタイミング
ディスク23にはフォトセンサ24を臨ませて設け、これら
タイミングディスク23とフォトセンサ24とでプリンタヘ
ッド32の印字タイミング検出器を構成している。
25は、直方体状に形成したキャリッジであり、その長手
方向中途部の下側には、下方に開口し且つ幅方向に連続
するベルト溝26を設けている。さらに、キャリッジ25に
は上記ベルト溝26と平行にして、幅方向に貫通する透孔
27と長手方向に開口し且つ幅方向に連続する支持溝28と
を設けている。そして、キャリッジ25の透孔27には、プ
リンタ本体に両端を支持した第1のガイドレール29を摺
動自在に挿通しているとともに、支持溝28には、同じく
プリンタ本体に両端を支持した第2のガイドレール30を
摺動自在に係合し、このようにしてキャリッジ25を、無
端状ベルト10を挟むように平行に配設した第1及び第2
のガイドレール29,30により摺動自在に支持している。
さらに、キャリッジ25の長手方向中途部には、これを上
下に貫通して下端がベルト溝26内に開口し且つ当該ベル
ト溝26内に配設した無端状ベルト10と交差するように長
手方向に延びる案内溝31を設けている。この案内溝31に
は無端状ベルト10に設けたピン12の、長い方の突出部12
aを係合し、このピン12の駆動力によりキャリッジ25が
2本のガイドレール29,30に案内されてその軸方向へ移
動するとともに、突出部12aが案内溝31に沿って長手方
向に移動する。
なお、案内溝31の深さ、即ち、キャリッジ25の長手方向
中途部の肉厚は、ベルト駆動時、これに係合するピン12
の倒れを防止することができる十分な長さを具えるよう
に設定する。
32は、キャリッジ25の上面に取り付けたシリアルプリン
タヘッド、33は、その前面に臨ませた2色のカラーリボ
ン、34は、プリンタヘッド32の前面に配設したプラテン
であり、このプラテン34上に供給された用紙35にプリン
タヘッド32がカラーリボン33を介して2色で印字する。
次に、本実施例の動作について説明する。
モータ21の回転力を減速ギア機構20を介して駆動側タイ
ミングプーリ18に伝達し、その回転力で無端状ベルト10
を矢印Y方向に走行させると、無端状ベルト10に設けた
ピン12の駆動力により、このピン12が案内溝31に係合す
るキャリッジ25が当該ピン12と同方向に移動する。
この際、ピン12の長い方の突出部12aを案内溝31に係合
し、当該突出部12aと案内溝31との係合長さを十分に長
くとってピン12の倒れを防止しているため、ベルトの駆
動力がピンを介してキャリッジ25に剛体的に伝達さる、
従って、遅れを生じることなくキャリッジ25を無端状ベ
ルト10の動きに同期して駆動することができる。また、
キャリッジ25の長手方向中途部分の剛性、即ち案内溝31
を設けた部分の剛性は、その部分の肉厚を十分に厚くし
て剛性を高めているため、印字の際の印字圧力によるキ
ャリッジ25の振動や弾性変形を抑制することができ、従
って、プリンタヘッド32の印字作業によるドットピッチ
の乱れを防止して、印字ウスレ等のない奇麗な字体を用
紙35に印字することができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、ピンの軸心
をベルト本体のピッチ線と一致させ、ピンの一方の突出
部を長く設定して、案内溝に係合したときに当該ピンに
倒れが生じない構造としたためベルト本体の捻じれを防
止し、ピンの駆動力をキャリッジに確実に伝達すること
ができるとともに、当該キャリッジの剛性を大きく確保
することができる。そのため、印字の際の印字圧力によ
るキャリッジの振動や弾性変形を効果的に抑制すること
ができ、従って、プリンタヘッドの印字作業によるドッ
トピッチの乱れを防いで、印字ウスレ等のない奇麗な字
体を印字することができるという効果が得られる。ま
た、従来のキャリッジでは案内溝と交差する切欠きの存
在によりピンの作動不良が起こり易かったが、本考案で
はピンの係合する溝は案内溝だけであるため、ピンの係
合不良によるキャリッジ作動不良を生じることがないと
いう効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はシリアルドットプリンタのキャリッジ駆動機構に
適用した全体斜視図、第2図は第1図の要部の断面図、
第3図は無端状ベルトの一例を示す平面図、第4図は同
じく斜視図、第5図は同じく分解斜視図、第6図は従来
のキャリッジ駆動機構の要部を示す断面図、第7図は同
じく従来のキャリッジの要部を示す底面図である。 10:無端状ベルト、12:ピン 12a:突出部、14,15:ピン分割片 16,17:リング、25:キャリッジ 26:ベルト溝、31:案内溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に回転する無端状ベルトにピンを固
    着し、このピンをガイドレールに移動可能に支持したキ
    ャリッジの案内溝に係合し、当該ピンの駆動力によりキ
    ャリッジをガイドレールに沿って往復移動させるプリン
    タ装置のキャリッジ駆動機構において、前記ピンは、ベ
    ルト本体を両側から挟持する第1及び第2のピン分割片
    と該分割片がベルト本体を挟持した状態でベルト本体の
    両側から突出する端部に夫々外嵌する第1のリング及び
    第2のリングとからなり、当該ピンの軸心をベルト本体
    のピッチ線と一致させることによりベルト本体の捻じれ
    を防止し、一方の突出部のみを前記案内溝に係合させる
    とともに、当該突出部長さを前記案内溝との係合により
    当該ピンの倒れを防止し得る長さに設定したことを特徴
    とするプリンタ装置のキャリッジ駆動機構。
JP1987091383U 1986-11-17 1987-06-16 プリンタ装置のキャリッジ駆動機構 Expired - Lifetime JPH0734687Y2 (ja)

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JP1987091383U JPH0734687Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16 プリンタ装置のキャリッジ駆動機構
US07/122,236 US4795285A (en) 1986-11-17 1987-11-17 Toothed belt and split pin carriage drive

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JP1987091383U JPH0734687Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16 プリンタ装置のキャリッジ駆動機構

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JPS63201748U JPS63201748U (ja) 1988-12-26
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WO1998049011A1 (fr) * 1997-04-25 1998-11-05 Citizen Watch Co., Ltd. Chariot d'imprimante
JP5952471B1 (ja) * 2015-07-24 2016-07-13 藤田 保宏 往復移動機構及びそれを利用したワイパー装置
JP5952472B1 (ja) * 2015-07-24 2016-07-13 藤田 保宏 ワイパー装置

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JPS63201748U (ja) 1988-12-26

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