JPH0734725B2 - サキイカ珍味及びその製造方法 - Google Patents
サキイカ珍味及びその製造方法Info
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- JPH0734725B2 JPH0734725B2 JP63038650A JP3865088A JPH0734725B2 JP H0734725 B2 JPH0734725 B2 JP H0734725B2 JP 63038650 A JP63038650 A JP 63038650A JP 3865088 A JP3865088 A JP 3865088A JP H0734725 B2 JPH0734725 B2 JP H0734725B2
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 本発明は、サキイカ珍味及びその製造方法に関するもの
である。
である。
従来いかを原料とした珍味は種々開発され市場に出回っ
ている。 その代表的な製品と製法と製品特性を記載すると サキイカ 原料調理(載割→内蔵除去→頭脚部・鰭の除去)→剥皮
→煮熟→第1次調味→乾燥→培焼・伸展・裂き→第2次
調味(あんじょう)→乾燥仕上げ イカ肉は培焼、伸展後引き裂かれ、製品の水分は冬場で
28〜29%位、夏場で25〜27%位に調製されたもので白度
が良好で食感がソフトなものほど商品価値が大である。 いか耳足 いか耳足は上記の工程で裂きの工程がないだけである。 この製品の水分はサキイカと同様であるが製品の白度は
問題とされない。 いかくん 原料調理(サキイカと同じ)→洗浄・剥皮→煮熟→第一
次調味→燻乾→清拭切断→第2次調味→乾燥 この製品は燻製をかけた後、イカ肉は切断されること、
製品の水分は40%前後あるがpHが低く抑えられていて褐
変はあまり問題にならない。 焼いか 原料調理(サキイカと同じ)→剥皮→煮熟→調味→乾燥
・圧焼→包装殺菌 この製品は製品の水分を40%前後にして焼き色をつける
ことが特徴である為褐変は問題にならない。 本発明はこのうちののサキイカ珍味に関するもので、
サキイカ珍味は、本邦沿岸で捕られたスルメイカを原料
として展開されてききたのであるが、スルメイカの減少
にともない、その原料にはアカイカが使用されるように
なってきた。ところがこのアカイカを原料としてサキイ
カ珍味を製造した場合、従来のスルメイカを原料とした
場合に比べて、褐変が著しいという問題があり、この褐
変問題に対して当該業界では官民挙げての研究がなされ
ているが未だ有効な手段は提案されていない。 ちなみに特公昭58−30016号公報にて魚介類乾製品の褐
変防止方法が提案されているが、この方法はサキイカ以
外の魚介類については有効な手段であるが、サキイカ珍
味は他の魚介類に比べて特に褐変現象が著しい為、決め
手になる解決方法ではない。
ている。 その代表的な製品と製法と製品特性を記載すると サキイカ 原料調理(載割→内蔵除去→頭脚部・鰭の除去)→剥皮
→煮熟→第1次調味→乾燥→培焼・伸展・裂き→第2次
調味(あんじょう)→乾燥仕上げ イカ肉は培焼、伸展後引き裂かれ、製品の水分は冬場で
28〜29%位、夏場で25〜27%位に調製されたもので白度
が良好で食感がソフトなものほど商品価値が大である。 いか耳足 いか耳足は上記の工程で裂きの工程がないだけである。 この製品の水分はサキイカと同様であるが製品の白度は
問題とされない。 いかくん 原料調理(サキイカと同じ)→洗浄・剥皮→煮熟→第一
次調味→燻乾→清拭切断→第2次調味→乾燥 この製品は燻製をかけた後、イカ肉は切断されること、
製品の水分は40%前後あるがpHが低く抑えられていて褐
変はあまり問題にならない。 焼いか 原料調理(サキイカと同じ)→剥皮→煮熟→調味→乾燥
・圧焼→包装殺菌 この製品は製品の水分を40%前後にして焼き色をつける
ことが特徴である為褐変は問題にならない。 本発明はこのうちののサキイカ珍味に関するもので、
サキイカ珍味は、本邦沿岸で捕られたスルメイカを原料
として展開されてききたのであるが、スルメイカの減少
にともない、その原料にはアカイカが使用されるように
なってきた。ところがこのアカイカを原料としてサキイ
カ珍味を製造した場合、従来のスルメイカを原料とした
場合に比べて、褐変が著しいという問題があり、この褐
変問題に対して当該業界では官民挙げての研究がなされ
ているが未だ有効な手段は提案されていない。 ちなみに特公昭58−30016号公報にて魚介類乾製品の褐
変防止方法が提案されているが、この方法はサキイカ以
外の魚介類については有効な手段であるが、サキイカ珍
味は他の魚介類に比べて特に褐変現象が著しい為、決め
手になる解決方法ではない。
解決すべき問題点は褐変の原因を究明して白度の良好な
サキイカ珍味を作ることにある。
サキイカ珍味を作ることにある。
本発明者は、前記の問題点に対する研究を鋭意押し進め
ていった結果、サキイカの水分を調製することとエタノ
ールをサキイカに吸着させることにより、両者の共同作
用で褐変現象を抑えるどころか、サキイカの白度を向上
させることが出来ることを解明した。 現在迄サキイカの褐変現象はメーラード反応によるもの
とされていたが、水分調製されたサキイカにエタノール
を作用させることにより、サキイカの白度を向上させ、
褐変を抑え得ることから、サキイカ中に物質は何である
か特定は出来ないものの、何らかの褐変促進物質が存在
し、この褐変促進物質は一定量以上の水分の存在下でエ
タノールにより分解または不活性化される為、サキイカ
の白度が向上し、褐変が抑制されるものと推定される。 これは高濃度のエタノールに生イカ肉を浸漬した場合
は、エタノールによりイカ肉が蛋白変性を起こして白く
なる傾向はあるが、低濃度のエタノールにはイカ肉を白
くする程の蛋白変性作用は無く、またメーラード反応を
抑制する作用も漂白作用も知られていないことから見て
も明らかである。 即ちサキイカの水分を38重量パーセント以上にコントロ
ールし、かつエタノールをサキイカに0.0005重量パーセ
ント以上含有させることにより、水分とエタノールの共
同作用でサキイカに含有される褐変促進物質が分解、又
は不活性化され、褐変防止は無論のこと、化学合成品で
ある漂白剤を使用した様に製品の白度を向上させ、かつ
それを持続させ得ることを解明し本発明をなし遂げたも
のである。 すなわち、本発明は水分が38重量パーセント以上含まれ
ているサキイカと、エタノールが密封保存されてなり、
前記サキイカにおけるアルコール含有量が0.0005重量パ
ーセント以上となるようエタノールが封入されてなるこ
とを特徴とするサキイカ珍味を提供するものである。 又水分が38重量パーセント以上含まれているサキイカ
と、このサキイカにおけるエタノール含有量が0.0005重
量パーセント以上になるようエタノールとを密封するこ
とを特徴とするサキイカ珍味の製造方法を提供するもの
である。 本発明を更に詳細に説明する。
ていった結果、サキイカの水分を調製することとエタノ
ールをサキイカに吸着させることにより、両者の共同作
用で褐変現象を抑えるどころか、サキイカの白度を向上
させることが出来ることを解明した。 現在迄サキイカの褐変現象はメーラード反応によるもの
とされていたが、水分調製されたサキイカにエタノール
を作用させることにより、サキイカの白度を向上させ、
褐変を抑え得ることから、サキイカ中に物質は何である
か特定は出来ないものの、何らかの褐変促進物質が存在
し、この褐変促進物質は一定量以上の水分の存在下でエ
タノールにより分解または不活性化される為、サキイカ
の白度が向上し、褐変が抑制されるものと推定される。 これは高濃度のエタノールに生イカ肉を浸漬した場合
は、エタノールによりイカ肉が蛋白変性を起こして白く
なる傾向はあるが、低濃度のエタノールにはイカ肉を白
くする程の蛋白変性作用は無く、またメーラード反応を
抑制する作用も漂白作用も知られていないことから見て
も明らかである。 即ちサキイカの水分を38重量パーセント以上にコントロ
ールし、かつエタノールをサキイカに0.0005重量パーセ
ント以上含有させることにより、水分とエタノールの共
同作用でサキイカに含有される褐変促進物質が分解、又
は不活性化され、褐変防止は無論のこと、化学合成品で
ある漂白剤を使用した様に製品の白度を向上させ、かつ
それを持続させ得ることを解明し本発明をなし遂げたも
のである。 すなわち、本発明は水分が38重量パーセント以上含まれ
ているサキイカと、エタノールが密封保存されてなり、
前記サキイカにおけるアルコール含有量が0.0005重量パ
ーセント以上となるようエタノールが封入されてなるこ
とを特徴とするサキイカ珍味を提供するものである。 又水分が38重量パーセント以上含まれているサキイカ
と、このサキイカにおけるエタノール含有量が0.0005重
量パーセント以上になるようエタノールとを密封するこ
とを特徴とするサキイカ珍味の製造方法を提供するもの
である。 本発明を更に詳細に説明する。
【試験 1】 サキイカの水分含有量とサキイカの白度向上力の関係を
試験した。 試験方法 凍結解凍したアカイカをつぼ抜きし、割載し、45℃の温
湯で脱皮した後、75℃で3分間加熱を行い、酵素を失活
させた後急冷した。 このもの1Kgに食塩30g、グラニュー糖50gL−グルタミン
酸ナトリウム5g、コハク酸二ナトリウム1g、5′−リボ
ヌクレオタイドナトリウム0.5g、クエン酸2gで粉体調味
し、一晩あんじょうした。次にこのイカを40℃で水分50
重量パーセントになるまで乾燥し、だるまを作った。 このだるまをばい焼し、圧延し、裂き機にて細く裂い
た。なおこのものの水分は40重量パーセントであった。 この裂き済のイカを使用して水分とエタノール濃度を調
製して、水分含有量を変えかつエタノール濃度を変えて
調製した検体をKOP/PEのフイルムで作った袋に密封して
白度向上試験をした。 この結果は表1〜5に示す。
試験した。 試験方法 凍結解凍したアカイカをつぼ抜きし、割載し、45℃の温
湯で脱皮した後、75℃で3分間加熱を行い、酵素を失活
させた後急冷した。 このもの1Kgに食塩30g、グラニュー糖50gL−グルタミン
酸ナトリウム5g、コハク酸二ナトリウム1g、5′−リボ
ヌクレオタイドナトリウム0.5g、クエン酸2gで粉体調味
し、一晩あんじょうした。次にこのイカを40℃で水分50
重量パーセントになるまで乾燥し、だるまを作った。 このだるまをばい焼し、圧延し、裂き機にて細く裂い
た。なおこのものの水分は40重量パーセントであった。 この裂き済のイカを使用して水分とエタノール濃度を調
製して、水分含有量を変えかつエタノール濃度を変えて
調製した検体をKOP/PEのフイルムで作った袋に密封して
白度向上試験をした。 この結果は表1〜5に示す。
【試験 2】 試験1にて調製し、かつ同程度に白度の向上したサキイ
カ検体を試験1にて使用したものと同じ袋に密封し、37
℃の恒温器に入れて、白度の保持力を試験した。 この結果は表6〜10に示す。 すなわち、本願発明はサキイカに含有する一定量以上の
水分とエタノールとの共同作用で白度向上効果が発現す
るもので、この白度向上効果はサキイカの水分が35重量
パーセント以下では発現せず、サキイカの水分が38重量
パーセント以上、エタノール含有濃度が0.0005重量パー
セント以上から顕著に現れ、エタノール濃度が一定の場
合、サキイカの水分含有量が多くなる程白度向上に要す
る時間が短縮され、水分含有量が一定の場合エタノール
含有濃度が高い程白度向上に要する時間が短縮され、白
度保持力が強くなることが解明された。 即ち
カ検体を試験1にて使用したものと同じ袋に密封し、37
℃の恒温器に入れて、白度の保持力を試験した。 この結果は表6〜10に示す。 すなわち、本願発明はサキイカに含有する一定量以上の
水分とエタノールとの共同作用で白度向上効果が発現す
るもので、この白度向上効果はサキイカの水分が35重量
パーセント以下では発現せず、サキイカの水分が38重量
パーセント以上、エタノール含有濃度が0.0005重量パー
セント以上から顕著に現れ、エタノール濃度が一定の場
合、サキイカの水分含有量が多くなる程白度向上に要す
る時間が短縮され、水分含有量が一定の場合エタノール
含有濃度が高い程白度向上に要する時間が短縮され、白
度保持力が強くなることが解明された。 即ち
【試験1】の結果である[表1]と[表2]を対比
してみても明らかな様に、サキイカの水分が35重量パー
セントの場合では、効果がやや発現したかなと思われる
状態に達するまで、エタノール濃度が0.1重量パーセン
トで30時間を要し、更にそれ以上時間が経過してもそれ
以上の白度向上効果が発現しないし、エタノール濃度を
上げても効果は発現しないのに反して、サキイカの水分
量が38重量パーセントになると、エタノール濃度が0.1
重量パーセントでは34時間で顕著な白度向上が見られ、
エタノール濃度が2.0重量パーセントで24時間で顕著な
白度向上効果が発現し、エタノール濃度が0.0005重量パ
ーセントの場合でも36時間で顕著な白度向上効果が発現
する。 更に
してみても明らかな様に、サキイカの水分が35重量パー
セントの場合では、効果がやや発現したかなと思われる
状態に達するまで、エタノール濃度が0.1重量パーセン
トで30時間を要し、更にそれ以上時間が経過してもそれ
以上の白度向上効果が発現しないし、エタノール濃度を
上げても効果は発現しないのに反して、サキイカの水分
量が38重量パーセントになると、エタノール濃度が0.1
重量パーセントでは34時間で顕著な白度向上が見られ、
エタノール濃度が2.0重量パーセントで24時間で顕著な
白度向上効果が発現し、エタノール濃度が0.0005重量パ
ーセントの場合でも36時間で顕著な白度向上効果が発現
する。 更に
【試験2】の結果である[表6、7、8、9、10]
からも明らかな様にサキイカの水分35重量パーセント以
下のものは、37℃の恒温器中での白度保持力はエタノー
ル濃度0.0005重量パーセントのもので3日間しか調整時
の白度が保持できず、エタノールの濃度を上げても3日
程度しか延長出来ないが、サキイカの水分38重量パーセ
ント区では同じくエタノール濃度0.0005重量パーセント
では15日間も保持出来、エタノールの濃度が増加するに
したがってその保持日数が大幅に延長される。 よってサキイカの白度を向上、維持させ、褐変を抑制す
る為にはサキイカの水分を38重量パーセント以上に調製
することが必要である。 尚、本発明におけるエタノールによるサキイカの処理
は、これまでのサキイカ珍味製造工程におけるものと
は、製品の水分含有量、褐変防止の目的、効果よりして
その内容を異にするものであることは明白である 即ちこれまでの場合はエタノールの効果の発現しないサ
キイカの水分帯でエタノール処理を行うか、エタノール
による効果の発現しない内にサキイカの水分を38%以下
にしてしまうかのいずれかの為である。 尚、エタノール処理の方法としては、例えばサキイカに
エタノールを吹きつける方法、もしくは加工工程でサキ
イカ原料をエタノールに浸漬、吹きつけ等により吸着さ
せる方法、エタノールを可食性粉体に吸着させて、その
粉体をサキイカにまぶして吸着させる方法又は袋中にサ
キイカとエタノール(エタノールは何かに担持させてお
き徐々に放出させる様にしていてもよい)とを封入する
といった種々の手段を採用できる。 又、サキイカに含有されるエタノールの量が、白度維持
力に関係することから、即ち、エタノールの揮散を抑え
た方が、より白度を長持ちさせる得るので、省力化、経
済性、品質の安定化の点からみてエタノールを吸着させ
たサキイカは、即密封するか、密封する袋内でエタノー
ルを吸着させる方が望ましい。
からも明らかな様にサキイカの水分35重量パーセント以
下のものは、37℃の恒温器中での白度保持力はエタノー
ル濃度0.0005重量パーセントのもので3日間しか調整時
の白度が保持できず、エタノールの濃度を上げても3日
程度しか延長出来ないが、サキイカの水分38重量パーセ
ント区では同じくエタノール濃度0.0005重量パーセント
では15日間も保持出来、エタノールの濃度が増加するに
したがってその保持日数が大幅に延長される。 よってサキイカの白度を向上、維持させ、褐変を抑制す
る為にはサキイカの水分を38重量パーセント以上に調製
することが必要である。 尚、本発明におけるエタノールによるサキイカの処理
は、これまでのサキイカ珍味製造工程におけるものと
は、製品の水分含有量、褐変防止の目的、効果よりして
その内容を異にするものであることは明白である 即ちこれまでの場合はエタノールの効果の発現しないサ
キイカの水分帯でエタノール処理を行うか、エタノール
による効果の発現しない内にサキイカの水分を38%以下
にしてしまうかのいずれかの為である。 尚、エタノール処理の方法としては、例えばサキイカに
エタノールを吹きつける方法、もしくは加工工程でサキ
イカ原料をエタノールに浸漬、吹きつけ等により吸着さ
せる方法、エタノールを可食性粉体に吸着させて、その
粉体をサキイカにまぶして吸着させる方法又は袋中にサ
キイカとエタノール(エタノールは何かに担持させてお
き徐々に放出させる様にしていてもよい)とを封入する
といった種々の手段を採用できる。 又、サキイカに含有されるエタノールの量が、白度維持
力に関係することから、即ち、エタノールの揮散を抑え
た方が、より白度を長持ちさせる得るので、省力化、経
済性、品質の安定化の点からみてエタノールを吸着させ
たサキイカは、即密封するか、密封する袋内でエタノー
ルを吸着させる方が望ましい。
【実施例1】 凍結解凍したアカイカをつぼ抜きし、割載し、45℃の温
湯で脱皮した後、75℃の湯で3分間加熱を行い、酵素を
失活させた後急冷した。そして、このもの1Kgに食塩30
g、グラニュー糖50g、L−グルタミン酸ナトリウム5g、
5′−リボヌクレオタイドナトリウム0.5g、コハク酸二
ナトリウム1g,クエン酸2gを粉体で調味し、一晩あんじ
ょうさせた。 次に、このイカを40℃で水分50重量パーセントになるま
で乾燥してだるまを作った。 このだるまをばい焼し、伸展し、裂き機にて細く裂い
た。なおこのものの水分は40重量パーセントであった。 この裂き済のイカ500gに99%エタノールを5cc噴霧器で
スプレーし、このものに食塩3g、砂糖15g、L−グルタ
ミン酸ナトリウム2.5g、5′−リボヌクレオタイドナト
リウム0.25gを粉体調味し、直ちにKOP/CPP製の厚さ13/2
0μのフイルムからなる500ccの容量の袋に50g入れ、密
封シールした。このものを20℃に1ケ月保存後、その状
態をチェックしたところ、褐変もなく、白度が良好で、
黴も生えず、風味も良好であった。
湯で脱皮した後、75℃の湯で3分間加熱を行い、酵素を
失活させた後急冷した。そして、このもの1Kgに食塩30
g、グラニュー糖50g、L−グルタミン酸ナトリウム5g、
5′−リボヌクレオタイドナトリウム0.5g、コハク酸二
ナトリウム1g,クエン酸2gを粉体で調味し、一晩あんじ
ょうさせた。 次に、このイカを40℃で水分50重量パーセントになるま
で乾燥してだるまを作った。 このだるまをばい焼し、伸展し、裂き機にて細く裂い
た。なおこのものの水分は40重量パーセントであった。 この裂き済のイカ500gに99%エタノールを5cc噴霧器で
スプレーし、このものに食塩3g、砂糖15g、L−グルタ
ミン酸ナトリウム2.5g、5′−リボヌクレオタイドナト
リウム0.25gを粉体調味し、直ちにKOP/CPP製の厚さ13/2
0μのフイルムからなる500ccの容量の袋に50g入れ、密
封シールした。このものを20℃に1ケ月保存後、その状
態をチェックしたところ、褐変もなく、白度が良好で、
黴も生えず、風味も良好であった。
【実施例2】 実施例1と同様にして作った裂き済のサキイカ500gに砂
糖15g、L−グルタミン酸ナトリウム2.5g、5′−リボ
ヌクレオタイドナトリウム0.25gを粉体調味し、このも
の50gを実施例1と同じ袋に入れ、そして99%エタノー
ル5ccをスプレーし直ちに密封シールした。 このものを20℃に1ケ月保存後、その状態をチェックし
たところ、褐変もなく、白度が良好で、黴の発生もなか
った。
糖15g、L−グルタミン酸ナトリウム2.5g、5′−リボ
ヌクレオタイドナトリウム0.25gを粉体調味し、このも
の50gを実施例1と同じ袋に入れ、そして99%エタノー
ル5ccをスプレーし直ちに密封シールした。 このものを20℃に1ケ月保存後、その状態をチェックし
たところ、褐変もなく、白度が良好で、黴の発生もなか
った。
【実施例3】 実施例2で得た調味済のサキイカ50gと、エタノールを
粉体に吸着させ袋に詰めたもの(商品名オイテックR
日本化薬K.K製 エタノール含有率60〜70%)1gとを、
実施例1と同じ袋に密封した。 このものを20℃に1ケ月保存し、その状態をチェックし
たところ、褐変もなく、白度が良好で、黴の発生もなか
った。
粉体に吸着させ袋に詰めたもの(商品名オイテックR
日本化薬K.K製 エタノール含有率60〜70%)1gとを、
実施例1と同じ袋に密封した。 このものを20℃に1ケ月保存し、その状態をチェックし
たところ、褐変もなく、白度が良好で、黴の発生もなか
った。
以上説明した様に、本発明はサキイカに含有される一定
量以上の水分とエタノールとの共同作用により、サキイ
カの白度を向上させ、かつ褐変を防止する目的で、水分
が38重量パーセント以上含まれているサキイカとエタノ
ールが密封保存されてなり、前記サキイカにおけるアル
コール含有量が0.0005重量パーセント以上となるようエ
タノールが封入されてなることを特徴とするサキイカ珍
味を提供するものである。 又水分が38重量パーセント以上含まれているサキイカ
と、このサキイカにおけるエタノール含有量が0.0005重
量パーセント以上になるようエタノールとを密封するこ
とにより、サキイカに含有される水分とエタノールとの
共同作用で、サキイカ製品の白度を向上させることを特
徴とするサキイカ珍味の製造方法を提供するものであ
り、これにより従来困難とされていたサキイカ珍味の褐
変防止が解決出来るどころか、白度の著しく向上した褐
変しずらいサキイカ珍味を効率よく製造出来ることとな
った。
量以上の水分とエタノールとの共同作用により、サキイ
カの白度を向上させ、かつ褐変を防止する目的で、水分
が38重量パーセント以上含まれているサキイカとエタノ
ールが密封保存されてなり、前記サキイカにおけるアル
コール含有量が0.0005重量パーセント以上となるようエ
タノールが封入されてなることを特徴とするサキイカ珍
味を提供するものである。 又水分が38重量パーセント以上含まれているサキイカ
と、このサキイカにおけるエタノール含有量が0.0005重
量パーセント以上になるようエタノールとを密封するこ
とにより、サキイカに含有される水分とエタノールとの
共同作用で、サキイカ製品の白度を向上させることを特
徴とするサキイカ珍味の製造方法を提供するものであ
り、これにより従来困難とされていたサキイカ珍味の褐
変防止が解決出来るどころか、白度の著しく向上した褐
変しずらいサキイカ珍味を効率よく製造出来ることとな
った。
Claims (2)
- 【請求項1】白度を向上し、かつ褐変を防止する目的
で、水分が38重量パーセント以上に調製されたサキイカ
とエタノールとが密封保存されてなり、前記サキイカに
おけるエタノール含有量が0.0005重量パーセント以上と
なるようエタノールが封入されてなることを特徴とする
サキイカ珍味。 - 【請求項2】水分が38重量パーセント以上に調製された
サキイカと、このサキイカにおけるエタノール含有量が
0.0005重量パーセント以上になるようにエタノールを密
封し、サキイカに含有される水分とエタノールとの共同
作用により、白度を向上させることを特徴とするサキイ
カ珍味の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038650A JPH0734725B2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | サキイカ珍味及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038650A JPH0734725B2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | サキイカ珍味及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01215259A JPH01215259A (ja) | 1989-08-29 |
| JPH0734725B2 true JPH0734725B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=12531130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63038650A Expired - Lifetime JPH0734725B2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | サキイカ珍味及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734725B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111480770A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-08-04 | 福建安井食品股份有限公司 | 一种改善冷冻鱿鱼色泽的浸泡液及方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208943A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Kibun Kk | Sterilization of cuttlefishes |
| FR2511180A1 (fr) * | 1981-08-05 | 1983-02-11 | Ceraver | Element isolant electrique comportant un groupe monobloc d'ailettes |
| JPS5832866A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 光学活性2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸誘導体の製法 |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP63038650A patent/JPH0734725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01215259A (ja) | 1989-08-29 |
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