JPH0734932B2 - 熱間圧延における被圧延材の温度調節方法 - Google Patents
熱間圧延における被圧延材の温度調節方法Info
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- JPH0734932B2 JPH0734932B2 JP61209626A JP20962686A JPH0734932B2 JP H0734932 B2 JPH0734932 B2 JP H0734932B2 JP 61209626 A JP61209626 A JP 61209626A JP 20962686 A JP20962686 A JP 20962686A JP H0734932 B2 JPH0734932 B2 JP H0734932B2
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、熱間圧延における被圧延材の温度調節方法に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術) 一般に、鋼帯等のシートバーの熱間圧延において、第3
図に示す如く、粗圧延機Aを経たシートバーBは、搬送
テーブルローラCにより移送され、クロップシャーDを
経た後、仕上圧延機群Eに入るように構成されている。
この際、仕上圧延を待つシートバーBは、先端部に比べ
後端部になるにつれて、時間経過に伴う熱放散が進み、
温度低下が著しい。
図に示す如く、粗圧延機Aを経たシートバーBは、搬送
テーブルローラCにより移送され、クロップシャーDを
経た後、仕上圧延機群Eに入るように構成されている。
この際、仕上圧延を待つシートバーBは、先端部に比べ
後端部になるにつれて、時間経過に伴う熱放散が進み、
温度低下が著しい。
このような問題点を解決するべく、例えば特公昭50-300
28、特公昭51-26317、特公昭52-45304、特公昭53-16380
等で、第3図に示した如く、仕上圧延機群Eの前で、シ
ートバーBを一旦コイル状に巻き取って、その保熱効果
を得た後、巻き戻して仕上圧延機群Eで圧延させるため
のシートバー巻き取り巻き戻し装置F(以下コイルボッ
クスと称す)を設けることが開示されている。
28、特公昭51-26317、特公昭52-45304、特公昭53-16380
等で、第3図に示した如く、仕上圧延機群Eの前で、シ
ートバーBを一旦コイル状に巻き取って、その保熱効果
を得た後、巻き戻して仕上圧延機群Eで圧延させるため
のシートバー巻き取り巻き戻し装置F(以下コイルボッ
クスと称す)を設けることが開示されている。
該コイルボックスの使用により、仕上圧延機の入側テー
ブル上におけるシートバーの放熱が防止され、仕上圧延
機入側温度(F、E、T)の圧延進行に伴う降下が防止
できる。第4図にコイルボックス使用時と、未使用時の
F、E、Tの例を示すが、コイルボックス使用により
F、E、Tの降下が起らない事により、変形抵抗が上昇
せず、圧延荷重の上昇も生じないため、主機電力の消費
が減少する効果がある。
ブル上におけるシートバーの放熱が防止され、仕上圧延
機入側温度(F、E、T)の圧延進行に伴う降下が防止
できる。第4図にコイルボックス使用時と、未使用時の
F、E、Tの例を示すが、コイルボックス使用により
F、E、Tの降下が起らない事により、変形抵抗が上昇
せず、圧延荷重の上昇も生じないため、主機電力の消費
が減少する効果がある。
(発明が解決しようとする問題点) 前記コイルボックスの使用による従来技術において、仕
上圧延機で加速圧延を行う場合、F、E、Tがストリッ
プ全長に渡り降下しないことに起因し、仕上圧延中、ス
リップの表面温度が過度に高まり仕上出側温度(F、
D、T)が上昇し、この結果、仕上スタンド間でスケー
ルが成長し、これが次スタンドで圧延中、ストリップに
押し込まれ、最終製品の表面欠陥となって発生する問題
がある。この表面欠陥の発生は、仕上スタンド間におけ
るストリップの冷却能力が低い裏面に集中する傾向があ
る。従って、コイルボックスの使用にあたっては、加速
圧延ができず、圧延能率を上げることができない欠点が
あった。
上圧延機で加速圧延を行う場合、F、E、Tがストリッ
プ全長に渡り降下しないことに起因し、仕上圧延中、ス
リップの表面温度が過度に高まり仕上出側温度(F、
D、T)が上昇し、この結果、仕上スタンド間でスケー
ルが成長し、これが次スタンドで圧延中、ストリップに
押し込まれ、最終製品の表面欠陥となって発生する問題
がある。この表面欠陥の発生は、仕上スタンド間におけ
るストリップの冷却能力が低い裏面に集中する傾向があ
る。従って、コイルボックスの使用にあたっては、加速
圧延ができず、圧延能率を上げることができない欠点が
あった。
本発明は、これらの問題を解決するため、熱間圧延ライ
ンのコイルボックスの上流にシートバー表面のみを冷却
してスケールの発生を防止する方法を提供することを目
的とするものである。
ンのコイルボックスの上流にシートバー表面のみを冷却
してスケールの発生を防止する方法を提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) コイルボックスを使用すると、ストリップ表裏面が仕上
圧延機で反転すること、前記スケールは、仕上裏面に発
生することに着目し、本発明の目的達成のために、熱間
仕上圧延機の上流側にシートバーの巻取り巻戻し装置を
設けて被圧延材の温度調節をする方法において、前記巻
取り巻戻し装置上流側のシートバーの温度を測定し、該
温度と圧延条件から被圧延材の仕上圧延出側温度を予測
し、該仕上圧延出側温度が被圧延材のスケール疵発生限
界温度以下となるまで巻取り巻戻し装置の上流側でシー
トバーの表面を注水冷却することを特徴とするものであ
る。
圧延機で反転すること、前記スケールは、仕上裏面に発
生することに着目し、本発明の目的達成のために、熱間
仕上圧延機の上流側にシートバーの巻取り巻戻し装置を
設けて被圧延材の温度調節をする方法において、前記巻
取り巻戻し装置上流側のシートバーの温度を測定し、該
温度と圧延条件から被圧延材の仕上圧延出側温度を予測
し、該仕上圧延出側温度が被圧延材のスケール疵発生限
界温度以下となるまで巻取り巻戻し装置の上流側でシー
トバーの表面を注水冷却することを特徴とするものであ
る。
(実施例) 本発明の実施例を第1図に基いて詳細に説明する。
粗最終圧延機1を出たシートバー2はコイルボックス3
で一旦コイル状に巻取られ、巻戻されて仕上圧延機群4
に送られるようになっている。
で一旦コイル状に巻取られ、巻戻されて仕上圧延機群4
に送られるようになっている。
コイルボックス3の入側でシートバー2の上方に、冷却
装置5を設置する。そして、粗最終圧延機1の出側に設
置した温度計6によりシートバー2の温度を測定し、予
めシートバーの鋼種、寸法、圧延スケージュールを記憶
させ仕上出側温度を予測する演算処理機7に入力し、こ
の演算処理機7にて必要注水量及び注水タイミングを演
算し、指令を注水制御装置8に送り、この注水制御装置
8からの指示で冷却装置5からシートバー2の表面へ注
水し、シートバー2を冷却する。
装置5を設置する。そして、粗最終圧延機1の出側に設
置した温度計6によりシートバー2の温度を測定し、予
めシートバーの鋼種、寸法、圧延スケージュールを記憶
させ仕上出側温度を予測する演算処理機7に入力し、こ
の演算処理機7にて必要注水量及び注水タイミングを演
算し、指令を注水制御装置8に送り、この注水制御装置
8からの指示で冷却装置5からシートバー2の表面へ注
水し、シートバー2を冷却する。
シートバー2の冷却はスケール疵を防止できるレベル迄
行えば充分である。
行えば充分である。
第2図は温度チャートを示すもので、破線は従来の無制
御状態を示し、巻取温度は全長にわたり均一である。
御状態を示し、巻取温度は全長にわたり均一である。
従って、仕上入側温度も、全長にわたり均一となってい
る。この場合圧延能率を上昇するため、仕上圧延速度を
圧延の途中においてあげると(なお、通常圧延の初期に
おいては通板の安定化の為、速度を下げて圧延する材料
先端が、仕上圧延機最終スタンドを抜けたタイミング、
あるいは巻取機に到達したタイミングで昇速させる)圧
延速度の上昇に伴ない仕上圧延中の温度降下量が減少す
る事により、F、D、Tが上昇し、スケール疵発生限界
を超えてしまう。
る。この場合圧延能率を上昇するため、仕上圧延速度を
圧延の途中においてあげると(なお、通常圧延の初期に
おいては通板の安定化の為、速度を下げて圧延する材料
先端が、仕上圧延機最終スタンドを抜けたタイミング、
あるいは巻取機に到達したタイミングで昇速させる)圧
延速度の上昇に伴ない仕上圧延中の温度降下量が減少す
る事により、F、D、Tが上昇し、スケール疵発生限界
を超えてしまう。
F、D、Tは、オーステナイト単相で圧延を完了させる
為、通常830℃程度を下限としている。一方、スケール
疵の発生は一般的にはF、D、Tが860℃を超えると急
激に増加する。シートバー先端を770mpmで通板し、1000
mpm程度迄加速すると、仕上出側温度は約100℃増加す
る。従って、先端で830℃を確保すると、加速完了後は
スケール疵発生危険領域に入ってしまう。仕上圧延の加
速が始まるタイミング、および加速量は鋼種、製品寸法
により決まる。従って、加速に伴なう温度上昇量もこれ
により決まる。
為、通常830℃程度を下限としている。一方、スケール
疵の発生は一般的にはF、D、Tが860℃を超えると急
激に増加する。シートバー先端を770mpmで通板し、1000
mpm程度迄加速すると、仕上出側温度は約100℃増加す
る。従って、先端で830℃を確保すると、加速完了後は
スケール疵発生危険領域に入ってしまう。仕上圧延の加
速が始まるタイミング、および加速量は鋼種、製品寸法
により決まる。従って、加速に伴なう温度上昇量もこれ
により決まる。
本実施例では、 圧延材の鋼種、寸法、圧延スケジュール 粗ミル最終スタンド出側温度 の情報に基づき 仕上出側温度の予測計算を行ない 鋼板のどの部分が、スケール疵発生限界を何℃程度超
えるかについての予測を行ない F、D、Tをスケール疵発生限界内に納めるために、
コイルボックス前面に設置された各冷却ヘッダーの注水
タイミング、注水本数を決定制御する 事により、第2図の実線に示す毎くの長手方向温度分布
を得る事ができる。
えるかについての予測を行ない F、D、Tをスケール疵発生限界内に納めるために、
コイルボックス前面に設置された各冷却ヘッダーの注水
タイミング、注水本数を決定制御する 事により、第2図の実線に示す毎くの長手方向温度分布
を得る事ができる。
すなわち、コイルボックスの保熱効果を十分に発揮し、
かつ、圧延能率を落とさず、また、スケール疵の発生率
の増大をも防止できる。
かつ、圧延能率を落とさず、また、スケール疵の発生率
の増大をも防止できる。
従来の方法においては、全コイルがスケール疵発生限界
を超えてしまい、この結果、スケール疵による製品の格
落率は40%強に達する。一方、本実施例によれば、この
数字は1%以下に抑成可能である。
を超えてしまい、この結果、スケール疵による製品の格
落率は40%強に達する。一方、本実施例によれば、この
数字は1%以下に抑成可能である。
[発明の効果] 圧延能率を落とさないで、コイルボックスによるF、
E、T降下防止効果を充分に発揮し、スケール疵の発生
を防止することができる。
E、T降下防止効果を充分に発揮し、スケール疵の発生
を防止することができる。
第1図は本発明に係る熱間圧延における被圧延材の温度
調節方法の実施に用いる装置の正面図、第2図は温度の
フローチャート、第3図は従来方法の正面図、第4図は
仕上圧延機入側の温度と圧延の進行との関係を示す図で
ある。 1……粗最終スタンド、2……シートバー、3……コイ
ルボックス、4……仕上圧延機群、5……冷却装置、6
……温度計、7……演算処理機、8……注水制御装置。
調節方法の実施に用いる装置の正面図、第2図は温度の
フローチャート、第3図は従来方法の正面図、第4図は
仕上圧延機入側の温度と圧延の進行との関係を示す図で
ある。 1……粗最終スタンド、2……シートバー、3……コイ
ルボックス、4……仕上圧延機群、5……冷却装置、6
……温度計、7……演算処理機、8……注水制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】熱間仕上圧延機の上流側にシートバーの巻
取り巻戻し装置を設けて被圧延材の温度調節をする方法
において、前記巻取り巻戻し装置上流側のシートバーの
温度を測定し、該温度と圧延条件から被圧延材の仕上圧
延出側温度を予測し、該仕上圧延出側温度が被圧延材の
スケール疵発生限界温度以下となるまで巻取り巻戻し装
置の上流側でシートバーの表面を注水冷却することを特
徴とする熱間圧延における被圧延材の温度調節方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61209626A JPH0734932B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 熱間圧延における被圧延材の温度調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61209626A JPH0734932B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 熱間圧延における被圧延材の温度調節方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6368208A JPS6368208A (ja) | 1988-03-28 |
| JPH0734932B2 true JPH0734932B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=16575911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61209626A Expired - Lifetime JPH0734932B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 熱間圧延における被圧延材の温度調節方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734932B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08222925A (ja) * | 1995-02-13 | 1996-08-30 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 折畳み式携帯電話機 |
| CN103464474B (zh) * | 2013-08-12 | 2015-07-29 | 北京首钢自动化信息技术有限公司 | 棒材控冷系统的温度自动控制方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249419B2 (ja) * | 1973-03-15 | 1977-12-17 | ||
| JPS5024703A (ja) * | 1973-07-04 | 1975-03-17 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP61209626A patent/JPH0734932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6368208A (ja) | 1988-03-28 |
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