JPH0735205B2 - びん類自動反転装置 - Google Patents
びん類自動反転装置Info
- Publication number
- JPH0735205B2 JPH0735205B2 JP28440692A JP28440692A JPH0735205B2 JP H0735205 B2 JPH0735205 B2 JP H0735205B2 JP 28440692 A JP28440692 A JP 28440692A JP 28440692 A JP28440692 A JP 28440692A JP H0735205 B2 JPH0735205 B2 JP H0735205B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- bottle
- glass bottle
- head
- guide rail
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスびん等の空きび
んや、びん製品等を選別し、あるいはそれらを箱詰めす
る工程を行う前に、起立状態あるいは倒立状態にあるび
んの上下(頭部側と底部側)を各々定められた方の側に
揃える操作を行う際用いられる装置で、とりわけ、リサ
イクルで回収されたびん類の自動選別・分別を効果的に
行わしめるびん類自動反転装置に関する。
んや、びん製品等を選別し、あるいはそれらを箱詰めす
る工程を行う前に、起立状態あるいは倒立状態にあるび
んの上下(頭部側と底部側)を各々定められた方の側に
揃える操作を行う際用いられる装置で、とりわけ、リサ
イクルで回収されたびん類の自動選別・分別を効果的に
行わしめるびん類自動反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に首都圏において深刻なゴミ処
理問題がさかんに提起され、早急に解決すべき重要な社
会的課題の一つとなっている。このような問題を解決す
る一手段として、廃品のリサイクルが盛んに行われてお
り、空きびんの回収もその一つである。ところで、回収
された空きびんは、回収後の用途等に応じて分別する必
要があり、この分別作業は、従来人手により行ってい
た。ところが、上記分別作業は、大きな騒音や強い悪臭
の発生する環境で行われ、しかも破損したびんを扱う危
険が伴うという点で大きな問題があることから、近年、
自動分別装置による分別作業の自動化が検討されてい
る。上記自動分別装置は、コンベア等の搬送装置に載せ
られたガラスびんを、その形状あるいは色に基づいて分
別する手段を備えた装置であり、その分別操作を効率的
かつ正確に行うため、その前段階においてびんの上下
(頭部と底部)を同一側に揃える操作(以下、整列操作
という)を必要としている。
理問題がさかんに提起され、早急に解決すべき重要な社
会的課題の一つとなっている。このような問題を解決す
る一手段として、廃品のリサイクルが盛んに行われてお
り、空きびんの回収もその一つである。ところで、回収
された空きびんは、回収後の用途等に応じて分別する必
要があり、この分別作業は、従来人手により行ってい
た。ところが、上記分別作業は、大きな騒音や強い悪臭
の発生する環境で行われ、しかも破損したびんを扱う危
険が伴うという点で大きな問題があることから、近年、
自動分別装置による分別作業の自動化が検討されてい
る。上記自動分別装置は、コンベア等の搬送装置に載せ
られたガラスびんを、その形状あるいは色に基づいて分
別する手段を備えた装置であり、その分別操作を効率的
かつ正確に行うため、その前段階においてびんの上下
(頭部と底部)を同一側に揃える操作(以下、整列操作
という)を必要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記整
列操作については、従来より好適な自動化装置は提供さ
れておらず、人手で行わざるを得なかった。従って、ガ
ラスびん分別操作の完全自動化は、未だ達成されていな
い。本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ガラスび
ん分別装置等の前段において、収集された廃棄びんの集
合体の整列操作を自動的かつ連続的に行うことにより、
後段におけるガラスびん自動分別装置の分別操作を効率
的かつ迅速に行い、ガラスびん分別操作の完全自動化を
実現せしめる、びん類自動反転装置の提供を目的とす
る。
列操作については、従来より好適な自動化装置は提供さ
れておらず、人手で行わざるを得なかった。従って、ガ
ラスびん分別操作の完全自動化は、未だ達成されていな
い。本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ガラスび
ん分別装置等の前段において、収集された廃棄びんの集
合体の整列操作を自動的かつ連続的に行うことにより、
後段におけるガラスびん自動分別装置の分別操作を効率
的かつ迅速に行い、ガラスびん分別操作の完全自動化を
実現せしめる、びん類自動反転装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】倒れた状態にある大量の
びん類を分別する作業を自動化するには、いわゆる平層
化(山積みを単一層化し、かつびん類の長手方向を揃え
る)した後、上述した様に、整列操作を行うことが必要
である。このような整列操作を行う方法として、個々の
びんを平面上で180 度回転させることも考えられるが、
その場合反転させるびんが、隣合うびんと接触すること
なく回転できる面積が必要であり、また、びんを平面回
転させた際その遠心力でびんが大きな位置ズレを起こす
恐れもある。故に大量のびんを処理する場合は、平面回
転による反転操作は不向きである。本発明者等は、上記
事情に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、コンベア上に置か
れたびんの底部がコンベアの載置面と隙間なく接してい
るのに対し、頭部は、細く構成されている分だけ、びん
頭部側面とコンベア載置面との間に隙間が生じることに
着目し、びんの頭部と底部とを、かかる相違に基づいて
識別し、さらに上記隙間に例えばへら状の保持部材を挿
し込んでびん頭部を保持するとともに、びん底部を軸と
してびんをコンベア載置面に対して垂直方向に回転させ
てコンベア上に起立させ、コンベア上に起立させられた
ガラスびんの下部側の側面を、所定の方向からプッシャ
ーにより押し込んで、ガラスびんを転倒させることを特
徴とする本発明のびん類自動反転装置を完成するに至っ
たものである。しかるに前述した課題は、ガラスびん
が、その長手方向を搬送方向に対して直交するように並
べられたコンベアの載置面上方に、該コンベアのガラス
びん搬送方向に対して直交する方向に跨いで配設され、
該コンベアの載置面と平行な水平部と上方に向けて円弧
状に湾曲する湾曲部とを備えた誘導レールと、上記誘導
レールの上に配され該誘導レールに沿って自在に移動す
る台車と、弾力性を備え、上記ガラスびんの長手方向の
長さ以上の長さを有する長尺部材で、一端が上記台車に
固定吊設され、他端が上記コンベアの載置面に向けて垂
下し、他端先端にガラスびん反転操作を行う際ガラスび
んの頭部を保持するびん頭部保持手段が設けられた腕部
材と、ガラスびん反転操作を行う際、コンベア上に起立
させられたガラスびんの下部側の側面をガラスびん反転
操作時における上記台車の進行方向と逆の方向に向けて
押し込んで該ガラスびんを転倒させるプッシャーと、上
記台車及びプッシャーに続き、コンベアが自動的に所定
距離を走行する一連の動作を自動的に操作せしめる制御
装置とを具備するびん類自動反転装置の提供により解決
される。
びん類を分別する作業を自動化するには、いわゆる平層
化(山積みを単一層化し、かつびん類の長手方向を揃え
る)した後、上述した様に、整列操作を行うことが必要
である。このような整列操作を行う方法として、個々の
びんを平面上で180 度回転させることも考えられるが、
その場合反転させるびんが、隣合うびんと接触すること
なく回転できる面積が必要であり、また、びんを平面回
転させた際その遠心力でびんが大きな位置ズレを起こす
恐れもある。故に大量のびんを処理する場合は、平面回
転による反転操作は不向きである。本発明者等は、上記
事情に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、コンベア上に置か
れたびんの底部がコンベアの載置面と隙間なく接してい
るのに対し、頭部は、細く構成されている分だけ、びん
頭部側面とコンベア載置面との間に隙間が生じることに
着目し、びんの頭部と底部とを、かかる相違に基づいて
識別し、さらに上記隙間に例えばへら状の保持部材を挿
し込んでびん頭部を保持するとともに、びん底部を軸と
してびんをコンベア載置面に対して垂直方向に回転させ
てコンベア上に起立させ、コンベア上に起立させられた
ガラスびんの下部側の側面を、所定の方向からプッシャ
ーにより押し込んで、ガラスびんを転倒させることを特
徴とする本発明のびん類自動反転装置を完成するに至っ
たものである。しかるに前述した課題は、ガラスびん
が、その長手方向を搬送方向に対して直交するように並
べられたコンベアの載置面上方に、該コンベアのガラス
びん搬送方向に対して直交する方向に跨いで配設され、
該コンベアの載置面と平行な水平部と上方に向けて円弧
状に湾曲する湾曲部とを備えた誘導レールと、上記誘導
レールの上に配され該誘導レールに沿って自在に移動す
る台車と、弾力性を備え、上記ガラスびんの長手方向の
長さ以上の長さを有する長尺部材で、一端が上記台車に
固定吊設され、他端が上記コンベアの載置面に向けて垂
下し、他端先端にガラスびん反転操作を行う際ガラスび
んの頭部を保持するびん頭部保持手段が設けられた腕部
材と、ガラスびん反転操作を行う際、コンベア上に起立
させられたガラスびんの下部側の側面をガラスびん反転
操作時における上記台車の進行方向と逆の方向に向けて
押し込んで該ガラスびんを転倒させるプッシャーと、上
記台車及びプッシャーに続き、コンベアが自動的に所定
距離を走行する一連の動作を自動的に操作せしめる制御
装置とを具備するびん類自動反転装置の提供により解決
される。
【0005】
【実施例】以下、本発明のびん類自動反転装置を図面を
参照しつつ説明する。図1及び図2は、本発明のびん類
自動反転装置の一実施例を示す図で、図1はびん類自動
反転装置の断面図、図2は同じく斜視図である。図中、
符号1は、びん類自動反転装置である。このびん類自動
反転装置1は、ガラスびんSが、その長手方向を搬送方
向に対して直交するように並べられたコンベア2と、こ
のコンベア2の上方に、コンベア2の搬送方向に対して
直交する方向に跨いで配設された誘導レール3と、この
誘導レール3の上に配され、誘導レール3に沿って自在
に移動する台車4と、一端が台車4に固定吊設され、他
端が上記コンベア2の載置面X上に向けて垂下している
腕部材5、この腕部材5の他端先端に設けられガラスび
ん反転操作を行う際ガラスびんの頭部を保持する保持部
6と、コンベア2の幅方向側方に配されコンベア2載置
面上への押出が随時可能なプッシャー7と、上記台車4
及びプッシャー7、更にコンベア2の動作を相対的に制
御する制御装置8とから構成されている。上記コンベア
2は、ガラスびんを載せて搬送する長尺帯状の搬送ベル
トを有し、その載置面X上の一方の側縁部近傍には、載
置面X上方に向けて突出する制止板10が形成されてい
る。本実施例のびん類自動反転装置1は、この制止板10
を形成した側に、ガラスびんの頭部がくるように整列操
作を行うので、以下、コンベア2(搬送ベルト)の載置
面Xの制止板10が形成されている側を頭部側、逆を底部
側と略称することとする。また、上記コンベア2は、後
述する制御装置8により、所定の時間間隔で間欠的に動
作するいわゆるタクト式のコンベアで、例えば1mを2
秒で移動し、1.3 秒間停止後また1m移動するといった
自動運転を繰り返すコンベアである。台車4、プッシャ
ー7及びコンベア2はサーボモータ(図示略)により駆
動され、始動・動作・停止のそれぞれの時間を制御装置
8により1/10秒のオーダーで調整できるようになってい
る。誘導レール3は、上述したようにコンベア2の上方
に、コンベア2の搬送方向に対して直交する方向に跨い
で配設され、コンベア2の載置面Xと平行な水平部3a
と、上方に向けて凸となる円弧状に湾曲する湾曲部3bと
からなり、この誘導レール3上には、台車4が設置され
ている。また、この台車4は、後述する制御装置8によ
って、誘導レール3に沿って自在に移動できるようにな
っており、さらに上記台車4には、腕部材5の一端が固
定吊設されている。この腕部材5は、対象となるガラス
びんの長手方向の長さより十分長く、しかも薄くて弾力
性のあるバネ鋼製で、その先端はへら状に屈曲してお
り、ガラスびんの反転操作時、この屈曲した部分(保持
部6)がびん頭部とコンベア2の隙間に挿し込まれてガ
ラスびんの頭部を保持できるようになっている。これら
誘導レール3、台車4、腕部材5、保持部6は、ガラス
びんの反転操作時、それぞれ有機的に関連し合って動作
しガラスびんをコンベア2の載置面X上に起立させる。
参照しつつ説明する。図1及び図2は、本発明のびん類
自動反転装置の一実施例を示す図で、図1はびん類自動
反転装置の断面図、図2は同じく斜視図である。図中、
符号1は、びん類自動反転装置である。このびん類自動
反転装置1は、ガラスびんSが、その長手方向を搬送方
向に対して直交するように並べられたコンベア2と、こ
のコンベア2の上方に、コンベア2の搬送方向に対して
直交する方向に跨いで配設された誘導レール3と、この
誘導レール3の上に配され、誘導レール3に沿って自在
に移動する台車4と、一端が台車4に固定吊設され、他
端が上記コンベア2の載置面X上に向けて垂下している
腕部材5、この腕部材5の他端先端に設けられガラスび
ん反転操作を行う際ガラスびんの頭部を保持する保持部
6と、コンベア2の幅方向側方に配されコンベア2載置
面上への押出が随時可能なプッシャー7と、上記台車4
及びプッシャー7、更にコンベア2の動作を相対的に制
御する制御装置8とから構成されている。上記コンベア
2は、ガラスびんを載せて搬送する長尺帯状の搬送ベル
トを有し、その載置面X上の一方の側縁部近傍には、載
置面X上方に向けて突出する制止板10が形成されてい
る。本実施例のびん類自動反転装置1は、この制止板10
を形成した側に、ガラスびんの頭部がくるように整列操
作を行うので、以下、コンベア2(搬送ベルト)の載置
面Xの制止板10が形成されている側を頭部側、逆を底部
側と略称することとする。また、上記コンベア2は、後
述する制御装置8により、所定の時間間隔で間欠的に動
作するいわゆるタクト式のコンベアで、例えば1mを2
秒で移動し、1.3 秒間停止後また1m移動するといった
自動運転を繰り返すコンベアである。台車4、プッシャ
ー7及びコンベア2はサーボモータ(図示略)により駆
動され、始動・動作・停止のそれぞれの時間を制御装置
8により1/10秒のオーダーで調整できるようになってい
る。誘導レール3は、上述したようにコンベア2の上方
に、コンベア2の搬送方向に対して直交する方向に跨い
で配設され、コンベア2の載置面Xと平行な水平部3a
と、上方に向けて凸となる円弧状に湾曲する湾曲部3bと
からなり、この誘導レール3上には、台車4が設置され
ている。また、この台車4は、後述する制御装置8によ
って、誘導レール3に沿って自在に移動できるようにな
っており、さらに上記台車4には、腕部材5の一端が固
定吊設されている。この腕部材5は、対象となるガラス
びんの長手方向の長さより十分長く、しかも薄くて弾力
性のあるバネ鋼製で、その先端はへら状に屈曲してお
り、ガラスびんの反転操作時、この屈曲した部分(保持
部6)がびん頭部とコンベア2の隙間に挿し込まれてガ
ラスびんの頭部を保持できるようになっている。これら
誘導レール3、台車4、腕部材5、保持部6は、ガラス
びんの反転操作時、それぞれ有機的に関連し合って動作
しガラスびんをコンベア2の載置面X上に起立させる。
【0006】上記コンベア2の幅方向側方には、ガラス
びんを確実に反転させ、かつ反転時間を短縮する目的
で、プッシャー7が配設されている。このプッシャー7
は、上述したコンベア2と同様後述する制御装置8で制
御されているサーボモータ(図示略)により動作し、押
出操作を迅速かつ1/10秒のオーダーで調整できるように
なっている。制御装置8は、台車4の移動操作及びプッ
シャー7の押出操作の時間を可変調整可能にし、且つそ
れらの操作が一巡するとタイミングを合わせてコンベア
2を所望の時間だけ動作させるようにした装置全体を操
作制御する装置である。以下、上記本実施例のびん類自
動反転装置1の使用方法の一例を説明する。上記本実施
例のびん類自動反転装置1は、通常、図3に示すよう
に、コンベア2のガラスびん受け入れエリア2a載置面
上に、ランダムに散乱しているガラスびんSを、びんの
上下を関知せずに単一の層とする平層化装置22の後段に
設置される。この平層化装置22により平層化されたガラ
スびん類は本実施例のびん類自動反転装置1のコンベア
2に乗り移り、次々と断続的に搬入されるのであるが、
ここでは説明を容易にするために一本のガラスびんSに
ついて述べる。びんSがコンベア2により装置1の所定
の位置に達し静止すると、誘導レール3上の台車4が底
部側から頭部側に向けて移動する。この際台車4は、は
じめに誘導レール3の水平部3a上を移動する。これによ
りこの台車4に固定吊設された腕部材5も台車4ととも
に水平に移動して、この腕部材5の先端に設けられてい
る保持部6が、コンベア2上に載置されたガラスびんS
に接近する。この時、コンベア2上のガラスびんSが、
載置面Xの底部側に頭部を向けた状態であるときは、保
持部6がガラスびんSの頭部側面と載置面Xとの間の隙
間に挿し込まれ、ガラスびんSの頭部が保持部6によっ
てホールドされる。次に台車4は、さらに誘導レール3
の湾曲部3b上を移動する。これにより保持部6によって
ホールドされたガラスびんSの頭部は、斜め上方に引き
上げられるとともに、載置面X上の頭部側に形成された
制止板10によってガラスびんSの底部がずり動かないよ
う押さえ止められ、その結果ガラスびんSは、載置面X
上に次第に立ち上がりはじめ、完全に起立した状態とな
った時点で台車4の移動が停止する。次に、台車4の移
動を停止させた制御装置8は、直ちにプッシャー7を動
作させ、直立したガラスびんの底部近傍の側面を載置面
Xの頭部側から底部側に向けて押し込み、ガラスびんS
を転倒させる。次に、コンベア2上のガラスびんSが、
載置面Xの底部側に底部を向けた状態である場合につい
て述べる。このような場合は、誘導レール3上の台車4
が底部側から頭部側に向けて上記と同様に移動しても、
保持部6が接近するのはガラスびんSの底部であるた
め、このびん底部近傍の側面と載置面Xとは隙間なく接
しており、保持部6を挿し込む余地がなくホールドする
こともできない。従って、コンベア2上のガラスびんS
は、もとのままの状態で反転されない。
びんを確実に反転させ、かつ反転時間を短縮する目的
で、プッシャー7が配設されている。このプッシャー7
は、上述したコンベア2と同様後述する制御装置8で制
御されているサーボモータ(図示略)により動作し、押
出操作を迅速かつ1/10秒のオーダーで調整できるように
なっている。制御装置8は、台車4の移動操作及びプッ
シャー7の押出操作の時間を可変調整可能にし、且つそ
れらの操作が一巡するとタイミングを合わせてコンベア
2を所望の時間だけ動作させるようにした装置全体を操
作制御する装置である。以下、上記本実施例のびん類自
動反転装置1の使用方法の一例を説明する。上記本実施
例のびん類自動反転装置1は、通常、図3に示すよう
に、コンベア2のガラスびん受け入れエリア2a載置面
上に、ランダムに散乱しているガラスびんSを、びんの
上下を関知せずに単一の層とする平層化装置22の後段に
設置される。この平層化装置22により平層化されたガラ
スびん類は本実施例のびん類自動反転装置1のコンベア
2に乗り移り、次々と断続的に搬入されるのであるが、
ここでは説明を容易にするために一本のガラスびんSに
ついて述べる。びんSがコンベア2により装置1の所定
の位置に達し静止すると、誘導レール3上の台車4が底
部側から頭部側に向けて移動する。この際台車4は、は
じめに誘導レール3の水平部3a上を移動する。これによ
りこの台車4に固定吊設された腕部材5も台車4ととも
に水平に移動して、この腕部材5の先端に設けられてい
る保持部6が、コンベア2上に載置されたガラスびんS
に接近する。この時、コンベア2上のガラスびんSが、
載置面Xの底部側に頭部を向けた状態であるときは、保
持部6がガラスびんSの頭部側面と載置面Xとの間の隙
間に挿し込まれ、ガラスびんSの頭部が保持部6によっ
てホールドされる。次に台車4は、さらに誘導レール3
の湾曲部3b上を移動する。これにより保持部6によって
ホールドされたガラスびんSの頭部は、斜め上方に引き
上げられるとともに、載置面X上の頭部側に形成された
制止板10によってガラスびんSの底部がずり動かないよ
う押さえ止められ、その結果ガラスびんSは、載置面X
上に次第に立ち上がりはじめ、完全に起立した状態とな
った時点で台車4の移動が停止する。次に、台車4の移
動を停止させた制御装置8は、直ちにプッシャー7を動
作させ、直立したガラスびんの底部近傍の側面を載置面
Xの頭部側から底部側に向けて押し込み、ガラスびんS
を転倒させる。次に、コンベア2上のガラスびんSが、
載置面Xの底部側に底部を向けた状態である場合につい
て述べる。このような場合は、誘導レール3上の台車4
が底部側から頭部側に向けて上記と同様に移動しても、
保持部6が接近するのはガラスびんSの底部であるた
め、このびん底部近傍の側面と載置面Xとは隙間なく接
しており、保持部6を挿し込む余地がなくホールドする
こともできない。従って、コンベア2上のガラスびんS
は、もとのままの状態で反転されない。
【0007】以上述べたように、本実施例のびん類自動
反転装置1にあっては、ガラスびんSが、その長手方向
を搬送方向に対して直交するように並べられたコンベア
2と、このコンベア2の上方に、コンベア2の搬送方向
に対して直交する方向に跨いで配設された誘導レール3
と、この誘導レール3の上に配され、誘導レール3に沿
って自在に移動する台車4と、一端が台車4に固定吊設
され、他端が、上記コンベア2の載置面X上に向けて垂
下している腕部材5、この腕部材5の他端に設けられ、
ガラスびん反転操作を行う際ガラスびんの頭部を保持す
る保持部6と、コンベア2の幅方向側方に配され、コン
ベア2載置面上への押出が可能なプッシャー7と、上記
台車4の動作とプッシャー7の動作及びコンベア2の動
作を相対的に制御する制御装置8とを具備する構成とし
たので、びんの上下(頭部と底部)を同一側に揃える、
いわゆる整列操作の自動化が実現された。また、本実施
例のびん類自動反転装置1にあっては、台車4、プッシ
ャー7及びコンベア2はいずれもサーボモーターによっ
て駆動され、それらはタイミングを組んだシーケンスで
始動・停止が繰り返されるよう制御する制御装置8を用
いたので、上記各部材を迅速かつ正確に動作させること
ができ、これによりガラスびんの反転操作を極めて効率
的に行うことが可能となった。また、本実施例のびん類
自動反転装置1にあっては、腕部材5として、対象とな
るガラスびんの長手方向の長さより十分長く、薄くて弾
力性のあるバネ鋼製のものを用いたので、ガラスびんの
長手方向の長さが比較的短いびんの場合は、腕部材5は
撓むことなく、あるいは僅かに撓みつつガラスびんを反
転させ、逆に長いびんの場合は、大きく撓んでガラスび
んを反転させる。従って、ガラスびんの長手方向の長さ
の長短を問わず、あらゆる大きさのびんにも対応でき
る。
反転装置1にあっては、ガラスびんSが、その長手方向
を搬送方向に対して直交するように並べられたコンベア
2と、このコンベア2の上方に、コンベア2の搬送方向
に対して直交する方向に跨いで配設された誘導レール3
と、この誘導レール3の上に配され、誘導レール3に沿
って自在に移動する台車4と、一端が台車4に固定吊設
され、他端が、上記コンベア2の載置面X上に向けて垂
下している腕部材5、この腕部材5の他端に設けられ、
ガラスびん反転操作を行う際ガラスびんの頭部を保持す
る保持部6と、コンベア2の幅方向側方に配され、コン
ベア2載置面上への押出が可能なプッシャー7と、上記
台車4の動作とプッシャー7の動作及びコンベア2の動
作を相対的に制御する制御装置8とを具備する構成とし
たので、びんの上下(頭部と底部)を同一側に揃える、
いわゆる整列操作の自動化が実現された。また、本実施
例のびん類自動反転装置1にあっては、台車4、プッシ
ャー7及びコンベア2はいずれもサーボモーターによっ
て駆動され、それらはタイミングを組んだシーケンスで
始動・停止が繰り返されるよう制御する制御装置8を用
いたので、上記各部材を迅速かつ正確に動作させること
ができ、これによりガラスびんの反転操作を極めて効率
的に行うことが可能となった。また、本実施例のびん類
自動反転装置1にあっては、腕部材5として、対象とな
るガラスびんの長手方向の長さより十分長く、薄くて弾
力性のあるバネ鋼製のものを用いたので、ガラスびんの
長手方向の長さが比較的短いびんの場合は、腕部材5は
撓むことなく、あるいは僅かに撓みつつガラスびんを反
転させ、逆に長いびんの場合は、大きく撓んでガラスび
んを反転させる。従って、ガラスびんの長手方向の長さ
の長短を問わず、あらゆる大きさのびんにも対応でき
る。
【0008】なお、本実施例のびん類自動反転装置にあ
っては、バネ鋼製の腕部材5を用いたが、薄く弾力性及
び耐久性のある材質のものであれば特に限定ない。ま
た、本実施例のびん類自動反転装置にあっては、びんの
頭部を保持する保持部6として、腕部材5の先端部を湾
曲してへら状としたが、保持部6は、びんの反転操作時
びんの頭部を確実に保持でき、しかもびん底部に対して
はなんら保持機能を発揮しない機構を有していれば、腕
部材5と一体化した一本物か、腕部材5とは別の他部材
かを問わず特に限定されない。また、本実施例のびん類
自動反転装置1にあっては、説明を容易にするために誘
導レール3、台車4、腕部材5、保持部6、プッシャー
7等の各部材をそれぞれ単一で示したが、台車4をコン
ベア2の進行方向に長くし、且つ腕部材5を複数本設け
ればガラスびん複数本を同時に処理できるようになる。
その場合、プッシャー7も台車4の巾と同じ程度の巾と
するから、同時に複数本のびんを押し出すことができ
る。又、例えば台車4の巾をびん10本をカバーする寸法
にし、コンベア2の一回の進行距離をびん5本分とする
ことにより、それぞれのびんの反転させられる機会が二
回宛となり、作業精度をより高めることができる。
っては、バネ鋼製の腕部材5を用いたが、薄く弾力性及
び耐久性のある材質のものであれば特に限定ない。ま
た、本実施例のびん類自動反転装置にあっては、びんの
頭部を保持する保持部6として、腕部材5の先端部を湾
曲してへら状としたが、保持部6は、びんの反転操作時
びんの頭部を確実に保持でき、しかもびん底部に対して
はなんら保持機能を発揮しない機構を有していれば、腕
部材5と一体化した一本物か、腕部材5とは別の他部材
かを問わず特に限定されない。また、本実施例のびん類
自動反転装置1にあっては、説明を容易にするために誘
導レール3、台車4、腕部材5、保持部6、プッシャー
7等の各部材をそれぞれ単一で示したが、台車4をコン
ベア2の進行方向に長くし、且つ腕部材5を複数本設け
ればガラスびん複数本を同時に処理できるようになる。
その場合、プッシャー7も台車4の巾と同じ程度の巾と
するから、同時に複数本のびんを押し出すことができ
る。又、例えば台車4の巾をびん10本をカバーする寸法
にし、コンベア2の一回の進行距離をびん5本分とする
ことにより、それぞれのびんの反転させられる機会が二
回宛となり、作業精度をより高めることができる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のびん類自動
反転装置にあっては、上述した構成としたので、長い間
ガラスびん分別操作の完全自動化実現のネックとなって
いた、びんの上下(頭部と底部)を同一側に揃える整列
操作の自動化が実現されることとなり、その結果ガラス
びんの受け入れから→平層化工程→整列操作→分別操作
を行うまでの一連の工程の全てを完全自動化することが
可能となった。
反転装置にあっては、上述した構成としたので、長い間
ガラスびん分別操作の完全自動化実現のネックとなって
いた、びんの上下(頭部と底部)を同一側に揃える整列
操作の自動化が実現されることとなり、その結果ガラス
びんの受け入れから→平層化工程→整列操作→分別操作
を行うまでの一連の工程の全てを完全自動化することが
可能となった。
【図1】 本発明のびん類自動反転装置の断面図であ
る。
る。
【図2】 図1に示すびん類自動反転装置の斜視図であ
る。
る。
【図3】 図1に示すびん類自動反転装置の一使用例を
説明するための図である。
説明するための図である。
1…びん類自動反転装置 2…コンベア 3…誘導レール 3a…水平部 3b…湾曲部 4…台車 5…腕部材 6…びん頭部保持手段 7…プッシャー 8…制御装置 S…ガラスびん X…載置面
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラスびんが、その長手方向を搬送方向
に対して直交するように並べられたコンベアの載置面上
方に、該コンベアのガラスびん搬送方向に対して直交す
る方向に跨いで配設され、該コンベアの載置面と平行な
水平部と上方に向けて円弧状に湾曲する湾曲部とを備え
た誘導レールと、 上記誘導レールの上に配され該誘導レールに沿って自在
に移動する台車と、 弾力性を備え、上記ガラスびんの長手方向の長さ以上の
長さを有する長尺部材で、一端が上記台車に固定吊設さ
れ、他端が上記コンベアの載置面に向けて垂下し、他端
先端にガラスびん反転操作を行う際ガラスびんの頭部を
保持するびん頭部保持手段が設けられた腕部材と、 ガラスびん反転操作を行う際、コンベア上に起立させら
れたガラスびんの下部側の側面をガラスびん反転操作時
における上記台車の進行方向と逆の方向に向けて押し込
んで該ガラスびんを転倒させるプッシャーと、 上記台車及びプッシャーに続き、コンベアが自動的に所
定距離を走行する一連の動作を自動的に操作せしめる制
御装置とを具備するびん類自動反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28440692A JPH0735205B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | びん類自動反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28440692A JPH0735205B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | びん類自動反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135533A JPH06135533A (ja) | 1994-05-17 |
| JPH0735205B2 true JPH0735205B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=17678160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28440692A Expired - Lifetime JPH0735205B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | びん類自動反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735205B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109292409A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-02-01 | 双峰格雷斯海姆医药包装(镇江)有限公司 | 一种医用玻璃瓶传输过程中调头装置 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102897518B (zh) * | 2012-10-31 | 2015-08-26 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种多工位智能理瓶装置 |
| CN104029850B (zh) * | 2014-05-27 | 2015-10-14 | 成都中科经纬机械制造有限公司 | 一种直立袋正反向整齐排列输送装置 |
| CN110302963A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-10-08 | 王犁灿 | 一种酒瓶回收用整形分选机 |
| CN111846501A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-10-30 | 上海佛莱日用化工有限公司 | 一种用于洗涤剂包装生产线的瓶体翻转控制方法及装置 |
| CN112722782A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-30 | 何星 | 一种用于注塑瓶体变向输送及瓶体调整装置 |
| CN113080711B (zh) * | 2021-04-09 | 2023-10-13 | 吉林森工集团泉阳泉饮品有限公司 | 一种辅助安装桶装水装置 |
| CN119059236B (zh) * | 2024-11-05 | 2025-01-28 | 靖江市马洲乳业有限公司 | 乳制品包装用盒体翻转装置 |
| CN119198761B (zh) * | 2024-11-22 | 2025-01-28 | 四川三是工业智能科技有限公司 | 一种玻璃瓶罐空瓶检测设备 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP28440692A patent/JPH0735205B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109292409A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-02-01 | 双峰格雷斯海姆医药包装(镇江)有限公司 | 一种医用玻璃瓶传输过程中调头装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06135533A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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