JPH0735476B2 - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents
ポリアミド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0735476B2 JPH0735476B2 JP1074376A JP7437689A JPH0735476B2 JP H0735476 B2 JPH0735476 B2 JP H0735476B2 JP 1074376 A JP1074376 A JP 1074376A JP 7437689 A JP7437689 A JP 7437689A JP H0735476 B2 JPH0735476 B2 JP H0735476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- present
- resin composition
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、摺動部材に適したポリアミド樹脂組成物に関
し、更に詳しくは、金属に対する摩擦力が低く、自己摩
耗性、相手材金属の摩耗性が共に低く、かつ優れた機械
的物性、耐熱性及び熔融時の流動性を有する、摺動部材
に適したポリアミド樹脂組成物に関する。
し、更に詳しくは、金属に対する摩擦力が低く、自己摩
耗性、相手材金属の摩耗性が共に低く、かつ優れた機械
的物性、耐熱性及び熔融時の流動性を有する、摺動部材
に適したポリアミド樹脂組成物に関する。
(従来の技術) ポリアミドは古くから有用な樹脂として使用されてお
り、なかでもポリテトラメチレンアジパミド樹脂(以下
ナイロン4,6という)は優れた耐熱性、強靭性、耐薬品
性を有することから、構造材料として各種用途への実用
化が期待されている。特に他のエンジニアリング樹脂と
比較して、自己潤滑性に著しく優れているため、軸受部
品や歯車部品又は耐摩耗性を要求される機械部品などの
摺動部品への実用化が期待される。
り、なかでもポリテトラメチレンアジパミド樹脂(以下
ナイロン4,6という)は優れた耐熱性、強靭性、耐薬品
性を有することから、構造材料として各種用途への実用
化が期待されている。特に他のエンジニアリング樹脂と
比較して、自己潤滑性に著しく優れているため、軸受部
品や歯車部品又は耐摩耗性を要求される機械部品などの
摺動部品への実用化が期待される。
最近、プラスチック摺動部材は、非潤滑系で苛酷な荷重
下、激しい摩耗を受けるベアリンク、雰囲気温度の高い
条件下に使用されるプッシング又は肉厚の薄い摺動部品
などの分野に用途が拡大しており、この用途分野の拡大
に伴い、プラスチック摺動部材に対する要求性能も厳し
いものになってきている。
下、激しい摩耗を受けるベアリンク、雰囲気温度の高い
条件下に使用されるプッシング又は肉厚の薄い摺動部品
などの分野に用途が拡大しており、この用途分野の拡大
に伴い、プラスチック摺動部材に対する要求性能も厳し
いものになってきている。
一般に、軸受などの摺動部品にプラスチックを適用する
場合には、動摩擦係数が小さく、限界PV値が高く、摩耗
量が少なく、しかも相手材を傷つけないという摺動特性
以外に、剛性や耐クリープ性などの機械的性質および熱
変形温度や連続使用温度などの耐熱性のすぐれた材料を
使用することが望ましい。
場合には、動摩擦係数が小さく、限界PV値が高く、摩耗
量が少なく、しかも相手材を傷つけないという摺動特性
以外に、剛性や耐クリープ性などの機械的性質および熱
変形温度や連続使用温度などの耐熱性のすぐれた材料を
使用することが望ましい。
ポリアミド樹脂、なかでもナイロン4,6は、極めて良好
な機械的性質、耐熱性を有する。
な機械的性質、耐熱性を有する。
しかし、ナイロン4,6単独では、上記の摺動部品に要求
される低摩擦性、耐摩耗性などの摺動特性を充分には満
足し得ないのが現状である。
される低摩擦性、耐摩耗性などの摺動特性を充分には満
足し得ないのが現状である。
上記ナイロン4,6の摺動特性を改良する方法として、例
えばナイロン4,6にポリテトラフルオロエチレン及びチ
タン酸カリウムウィスカーを配合する方法が提案されて
いる(特開昭62−185747)。
えばナイロン4,6にポリテトラフルオロエチレン及びチ
タン酸カリウムウィスカーを配合する方法が提案されて
いる(特開昭62−185747)。
ところが近年になって、機器の高性能化に伴う部品の小
型化、薄肉化が進んでおり、摺動部品でも、とりわけ肉
厚が薄い部品の需要が増大している。ナイロン4,6は、
例えば上記の改良によって摺動特性の向上は認められる
ものの、成形部品の小型化、薄肉化を向上させる、溶融
樹脂の流動性は他のポリアミドより劣る場合があり、充
分と言えず、更に流動性が良好なナイロン4,6樹脂組成
物が望まれている。
型化、薄肉化が進んでおり、摺動部品でも、とりわけ肉
厚が薄い部品の需要が増大している。ナイロン4,6は、
例えば上記の改良によって摺動特性の向上は認められる
ものの、成形部品の小型化、薄肉化を向上させる、溶融
樹脂の流動性は他のポリアミドより劣る場合があり、充
分と言えず、更に流動性が良好なナイロン4,6樹脂組成
物が望まれている。
一般に、溶融樹脂の流動性を付与する目的でパラフィ
ン、ポリエチレンワックス等の炭化水素、ステアリン酸
鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸、ステアリン
酸等の長鎖カルボン酸、パルミチン酸アミド、エチレン
ビスステアリルアミド等のアミド化合物、ステアリン酸
モノグリセリド、パルミチン酸セチル等のエステル化合
物、マンニトール、ステアリルアルコール等のアルコー
ル類を添加する方法、及びポリエチレンやポリプロピレ
ン、ポリエチレンオキサイド等のポリマーを添加する方
法が広く知られている。
ン、ポリエチレンワックス等の炭化水素、ステアリン酸
鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸、ステアリン
酸等の長鎖カルボン酸、パルミチン酸アミド、エチレン
ビスステアリルアミド等のアミド化合物、ステアリン酸
モノグリセリド、パルミチン酸セチル等のエステル化合
物、マンニトール、ステアリルアルコール等のアルコー
ル類を添加する方法、及びポリエチレンやポリプロピレ
ン、ポリエチレンオキサイド等のポリマーを添加する方
法が広く知られている。
しかし、炭化水素、金属石鹸、長鎖カルボン酸、アミド
化合物、エステル化合物、アルコール類等の低分子量化
合物を添加した場合、表面外観の低下、機械的物性の低
下を引き起こしやすく、また、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリマーを用いた場合はナイロンとの相溶性
の悪さに起因する相分離、機械的物性の低下、耐熱性の
低下が問題となる。またポリエチレンオキサイドは熱分
解温度が約200℃と低いため、成形温度が200℃を超える
ナイロンに用いることができない。
化合物、エステル化合物、アルコール類等の低分子量化
合物を添加した場合、表面外観の低下、機械的物性の低
下を引き起こしやすく、また、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリマーを用いた場合はナイロンとの相溶性
の悪さに起因する相分離、機械的物性の低下、耐熱性の
低下が問題となる。またポリエチレンオキサイドは熱分
解温度が約200℃と低いため、成形温度が200℃を超える
ナイロンに用いることができない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、ポリアミドの摺動特性を改良し、なおか
つ成形部品の小型化、薄肉化を向上させるための溶融樹
脂の流動性の改良された樹脂組成物を開発するため鋭意
検討した結果、ポリアミドに芳香族ポリアミド繊維、更
に高密度ポリエチレンを配合することにより、機械的物
性や耐熱性の低下を引き起こすことがなく、優れた摺動
特性、すなわち機械的物性、耐熱性はもとより、ポリエ
チレンの相分離がなく、溶融樹脂の流動性を兼ね備え、
肉厚が薄い摺動部品を提供できる樹脂組成物を得ること
ができることを見出し、かかる知見に基づいて本発明に
到達した。
つ成形部品の小型化、薄肉化を向上させるための溶融樹
脂の流動性の改良された樹脂組成物を開発するため鋭意
検討した結果、ポリアミドに芳香族ポリアミド繊維、更
に高密度ポリエチレンを配合することにより、機械的物
性や耐熱性の低下を引き起こすことがなく、優れた摺動
特性、すなわち機械的物性、耐熱性はもとより、ポリエ
チレンの相分離がなく、溶融樹脂の流動性を兼ね備え、
肉厚が薄い摺動部品を提供できる樹脂組成物を得ること
ができることを見出し、かかる知見に基づいて本発明に
到達した。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、ポリアミド100重量部に対して芳香
族ポリアミド繊維を1〜50重量部、ポリテトラフルオロ
エチレン(以下PTFEという)を3〜80重量部、更に高密
度ポリエチレン(以下HDPEという)を1〜20重量部配合
することを特徴とする樹脂組成物を提供するものであ
る。
族ポリアミド繊維を1〜50重量部、ポリテトラフルオロ
エチレン(以下PTFEという)を3〜80重量部、更に高密
度ポリエチレン(以下HDPEという)を1〜20重量部配合
することを特徴とする樹脂組成物を提供するものであ
る。
ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12、ナイロン11、ナイロン612などが使用できるが、
耐熱性、機械的特性等の点でナイロン4,6が好ましい。
ン12、ナイロン11、ナイロン612などが使用できるが、
耐熱性、機械的特性等の点でナイロン4,6が好ましい。
上記ナイロン4,6は下記式 −[NH−(CH2)4−NH−CO−(CH2)4-CO]−nで示さ
れる繰返し構造単位から実質的になるポリアミドであ
る。
れる繰返し構造単位から実質的になるポリアミドであ
る。
このナイロン4,6の製造法については、特開昭56−14930
号、同56−149431号、同58−83029号、特公昭60−28843
号などに述べられている方法を挙げることができる。ま
た、本発明の樹脂組成物を得るためには、最低1.5、好
ましくは2.5〜5.0の相対粘度(ηre;30℃、97%硫酸
中、濃度10-2g/mlで測定)を有するナイロン4,6を使用
するのが有利である。
号、同56−149431号、同58−83029号、特公昭60−28843
号などに述べられている方法を挙げることができる。ま
た、本発明の樹脂組成物を得るためには、最低1.5、好
ましくは2.5〜5.0の相対粘度(ηre;30℃、97%硫酸
中、濃度10-2g/mlで測定)を有するナイロン4,6を使用
するのが有利である。
本発明に用いる芳香族ポリアミド繊維は、いわゆる、
“アラミド繊維”と呼ばれる繊維であり、例えば『ケプ
ラー』、『ノーメックス』(以上デュポン社製)、『テ
クノーラ』、『コーネックス』、(以上帝人社製)、
『アレンカ』(アクゾ社製)等が市販されており、入手
可能である。本発明に用いる芳香族ポリアミド繊維は、
短繊維状の形態で用いるのが好ましく、その繊維径は特
に限定されないが、好ましくは30μm以下、より好まし
くは15μm以下である。繊維長は6mmを超えると、溶融
樹脂の流動性や押出機による造粒性が劣るので好ましく
なく、好ましくは3mm以下のものを用いるのが有利であ
る。
“アラミド繊維”と呼ばれる繊維であり、例えば『ケプ
ラー』、『ノーメックス』(以上デュポン社製)、『テ
クノーラ』、『コーネックス』、(以上帝人社製)、
『アレンカ』(アクゾ社製)等が市販されており、入手
可能である。本発明に用いる芳香族ポリアミド繊維は、
短繊維状の形態で用いるのが好ましく、その繊維径は特
に限定されないが、好ましくは30μm以下、より好まし
くは15μm以下である。繊維長は6mmを超えると、溶融
樹脂の流動性や押出機による造粒性が劣るので好ましく
なく、好ましくは3mm以下のものを用いるのが有利であ
る。
上記芳香族ポリアミド繊維の添加量は、ポリアミド100
重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜30重量
部、更に好ましくは3〜20重量部である。
重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜30重量
部、更に好ましくは3〜20重量部である。
芳香族ポリアミド繊維の添加量が1重量部未満では、機
械的強度、耐熱性の向上が期待できず、また金属との摺
動時における自己摩耗量の改善が少ない。逆に添加量が
50重量部を超えると、本発明の方法では流動性を改善し
得ない。
械的強度、耐熱性の向上が期待できず、また金属との摺
動時における自己摩耗量の改善が少ない。逆に添加量が
50重量部を超えると、本発明の方法では流動性を改善し
得ない。
本発明に用いるPTFEは粉末状のものが好ましく、その平
均粒子径は、好ましくは15μm以下、より好ましくは10
μm以下である。平均粒子径の下限にとくに制限はな
い。平均粒子径が15μmを超えると、本発明の組成物か
ら作製した成形品の表面が粗密になり好ましくない。PT
FEの添加量は、添加効果、機械的強度、分散性の点から
3〜80重量部、好ましくは5〜50重量部である。PTFEの
添加量が3重量部未満では動摩擦係数の改良が不充分で
ある。逆にPTFEの添加量が80重量部を超えると機械的強
度が低下し、金属との摺動時における自己摩耗量が増大
するので好ましくない。
均粒子径は、好ましくは15μm以下、より好ましくは10
μm以下である。平均粒子径の下限にとくに制限はな
い。平均粒子径が15μmを超えると、本発明の組成物か
ら作製した成形品の表面が粗密になり好ましくない。PT
FEの添加量は、添加効果、機械的強度、分散性の点から
3〜80重量部、好ましくは5〜50重量部である。PTFEの
添加量が3重量部未満では動摩擦係数の改良が不充分で
ある。逆にPTFEの添加量が80重量部を超えると機械的強
度が低下し、金属との摺動時における自己摩耗量が増大
するので好ましくない。
本発明に用いるHDPEの添加量は1〜20重量部、好ましく
は3〜10重量部である。HDPEの添加量が1重量部未満で
は流動性改良の効果が見られず、20重量部を超えると剛
性、耐熱性の低下が著しく、射出成形品の層状剥離が見
られる。
は3〜10重量部である。HDPEの添加量が1重量部未満で
は流動性改良の効果が見られず、20重量部を超えると剛
性、耐熱性の低下が著しく、射出成形品の層状剥離が見
られる。
本発明樹脂組成物の配合方法は特に制限するものでない
が、例えばヘンシェルミキサー、タンブラー等で混合
し、そして更にバッチニーダー、バンバリミキサー、単
軸また2軸スクリュー押出機で溶融混合する方法を挙げ
ることができる。
が、例えばヘンシェルミキサー、タンブラー等で混合
し、そして更にバッチニーダー、バンバリミキサー、単
軸また2軸スクリュー押出機で溶融混合する方法を挙げ
ることができる。
本発明の組成物に一段と優れた機械的強度、耐熱性、摺
動特性を与えるために、他の無機又は/及び有機の充填
剤を必要に応じて加えてもよい。
動特性を与えるために、他の無機又は/及び有機の充填
剤を必要に応じて加えてもよい。
無機充填剤としては、ゴム又はプラスチックスの補強充
填剤として周知のものが使用される。固体であれば形状
は特に制限されず、粉末、繊維状粉末、繊維、ウィスカ
ー、バルーンなどの形をとり得るが、本発明の樹脂組成
物の優れた低摩擦性及び耐摩耗性を維持しつつ、充分な
補強効果を得るためには、粉末状もしくはウィスカー状
のものが好ましい。
填剤として周知のものが使用される。固体であれば形状
は特に制限されず、粉末、繊維状粉末、繊維、ウィスカ
ー、バルーンなどの形をとり得るが、本発明の樹脂組成
物の優れた低摩擦性及び耐摩耗性を維持しつつ、充分な
補強効果を得るためには、粉末状もしくはウィスカー状
のものが好ましい。
かかる充填剤としては、具体的には、クレー、焼成クレ
ー、タルク、カタルボ、シリカ、アルミナ、酸化マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、アスベスト、アルミン酸ナ
トリウム、アルミン酸カルシウム、アルミノ珪酸ナトリ
ウム、珪酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
カルシウム、硫酸バリウム、カリウム明バン、ナトリウ
ム明バン、鉄明バン、シラスバルーン、ガラスバルー
ン、カーボンブラック、コークスブリーズ、酸化亜鉛、
三酸化アンチモン、硼酸、硼砂、硼酸亜鉛、金属粉、金
属ウィスカー、マイカ、グラファイト、酸化チタン、ワ
ラストナイト、炭素繊維、ガラス繊維、ガラス繊維粉
末、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、ハイド
ロタルサイト、酸化鉄などが挙げられる。
ー、タルク、カタルボ、シリカ、アルミナ、酸化マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、アスベスト、アルミン酸ナ
トリウム、アルミン酸カルシウム、アルミノ珪酸ナトリ
ウム、珪酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
カルシウム、硫酸バリウム、カリウム明バン、ナトリウ
ム明バン、鉄明バン、シラスバルーン、ガラスバルー
ン、カーボンブラック、コークスブリーズ、酸化亜鉛、
三酸化アンチモン、硼酸、硼砂、硼酸亜鉛、金属粉、金
属ウィスカー、マイカ、グラファイト、酸化チタン、ワ
ラストナイト、炭素繊維、ガラス繊維、ガラス繊維粉
末、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、ハイド
ロタルサイト、酸化鉄などが挙げられる。
本発明に用いられる芳香族ポリアミド繊維及び上記無機
充填剤は、本発明の効果を更に高めるために各種の表面
処理がなされたものであっても良い。また、これら無機
充填剤は1種又は2種以上で併用することができる。
充填剤は、本発明の効果を更に高めるために各種の表面
処理がなされたものであっても良い。また、これら無機
充填剤は1種又は2種以上で併用することができる。
充填剤の配合方法は特に制限するものではなく、芳香族
ポリアミド繊維、PTFE、HDPEと同様な配合方法を挙げる
ことができる。
ポリアミド繊維、PTFE、HDPEと同様な配合方法を挙げる
ことができる。
更に、要求される性能に応じて他の既知の重合体、例え
ばポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ア
クリルゴム、エチレン−プロピレン重合体、EPDM、変性
EPDM、スチレン−ブタジエンブロック重合体、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロック重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンラジアルテレブロック重合体、ポリ
プロピレン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、PET、PBT、ポリア
セタール、ポリアミド、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリイソプレン、天然ゴム、塩素化ブ
チルゴム、塩素化ポリエチレン、PPS樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケトン、PPO樹脂、スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ゴム変性PPO樹脂、スチレン−マレイミド系共重合体、
ゴム変性スチレン−マレイミド系共重合体などと本発明
の樹脂組成物とを適宜ブレンドして用いてもよい。
ばポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ア
クリルゴム、エチレン−プロピレン重合体、EPDM、変性
EPDM、スチレン−ブタジエンブロック重合体、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロック重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンラジアルテレブロック重合体、ポリ
プロピレン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、PET、PBT、ポリア
セタール、ポリアミド、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリイソプレン、天然ゴム、塩素化ブ
チルゴム、塩素化ポリエチレン、PPS樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケトン、PPO樹脂、スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ゴム変性PPO樹脂、スチレン−マレイミド系共重合体、
ゴム変性スチレン−マレイミド系共重合体などと本発明
の樹脂組成物とを適宜ブレンドして用いてもよい。
これら重合体は1種又は2種以上で使用することができ
る。
る。
その他必要に応じて、二硫化モリブデン、シリコンオイ
ルなどの潤滑剤、顔料、難燃剤、老化防止剤、安定剤、
帯電防止剤などを添加することができる。
ルなどの潤滑剤、顔料、難燃剤、老化防止剤、安定剤、
帯電防止剤などを添加することができる。
本発明の樹脂組成物は、優れた摺動特性を有することか
らプッシング、ベアリング、スクープ、スリッピング、
ガイドレール、シール材、スイッチ部品、ギア、カムな
どの各種摺動部品を提供することができる。
らプッシング、ベアリング、スクープ、スリッピング、
ガイドレール、シール材、スイッチ部品、ギア、カムな
どの各種摺動部品を提供することができる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例によって得られた樹脂組成物は下記の
試験方法によって評価した。
試験方法によって評価した。
試験方法 引張試験:ASTM D638に従い、引張速度50mm/分で測定
した。
した。
曲げ試験:ASTM D790に従い、曲げ速度15mm/分で測定
した。
した。
熱変形温度:ASTM D648に従い、264psiで測定した 摩擦摩耗試験:鈴木式摩擦摩耗試験機を使用し、相手
材としてアルミ材を用いた。試験片は外形25.6mm、内径
20.0mmの中空円筒状試験片を用い、相手材も同様の形状
のものを用いた。
材としてアルミ材を用いた。試験片は外形25.6mm、内径
20.0mmの中空円筒状試験片を用い、相手材も同様の形状
のものを用いた。
(イ)動摩擦係数 荷重10Kg(面圧5Kg/cm2)、回転速度60rpmの条件で測定
した。
した。
(ロ)摩耗量 荷重10Kg、回転速度30rpmで20000回転(走行距離1.4K
m)した後の試験片重量の減少を測定し、以下に揚げる
式(1)より算出される比摩耗量で定義した。
m)した後の試験片重量の減少を測定し、以下に揚げる
式(1)より算出される比摩耗量で定義した。
式(1) 溶融樹脂流動性 渦巻状成形品の長さ(スラブフロー長という)により測
定した。測定条件は以下の通りである。
定した。測定条件は以下の通りである。
成形温度 320℃(実施例8は290℃) 金型温度 80℃ 成形品肉厚 2.0mm 射出圧力 600Kg/cm2 射出速度 30cm3/sec 実施例1〜6 相対粘度3.70(30℃、97%硫酸中、濃度10-2g/mIで測
定)のナイロン4,6と平均粒子径5μmの粉末状ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE、旭硝子社製、『フルオン
L169』)、芳香族ポリアミド繊維A(帝人社製、『テ
クノーラ T−322』、繊維長1mm、繊維径12μm)、及
び高密度ポリエチレン(HDPE、三井石油化学社製、『ハ
イゼックス 3300F』)を第1表に示した組成比率でタ
ンブラー内で混合し、次に二軸押出機(池貝鉄工社製、
『池貝PCM45 II』)を用いて熔融混合し、ペレット化
した。このペレットを用いて成形温度300℃、金型温度8
0℃の条件下で各種試験片を射出成形により得、上記の
試験方法により物性を測定した。
定)のナイロン4,6と平均粒子径5μmの粉末状ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE、旭硝子社製、『フルオン
L169』)、芳香族ポリアミド繊維A(帝人社製、『テ
クノーラ T−322』、繊維長1mm、繊維径12μm)、及
び高密度ポリエチレン(HDPE、三井石油化学社製、『ハ
イゼックス 3300F』)を第1表に示した組成比率でタ
ンブラー内で混合し、次に二軸押出機(池貝鉄工社製、
『池貝PCM45 II』)を用いて熔融混合し、ペレット化
した。このペレットを用いて成形温度300℃、金型温度8
0℃の条件下で各種試験片を射出成形により得、上記の
試験方法により物性を測定した。
その結果、第1表に示すように、実施例1〜6の樹脂組
成物は優れた機械的強度、耐熱性、摺動特性に加え、本
発明の目的とする熔融時の良流動性を兼ね備えたもので
あることが分かる。
成物は優れた機械的強度、耐熱性、摺動特性に加え、本
発明の目的とする熔融時の良流動性を兼ね備えたもので
あることが分かる。
実施例7 実施例1〜6で示したナイロン4,6、PTFE、HDPE、及び
芳香族ポリアミド繊維B(帝人社製、『コーネック
ス』、繊維長0.6mm、繊維径14μm)を第1表に示した
組成比率で混合し、実施例1〜6と同様な方法でペレッ
ト化し、その物性を測定した。その結果、第1表に示す
ように、この樹脂組成物も実施例1〜6同様の優れた機
械的強度、耐熱性、摺動特性に加え、本発明の目的とす
る熔融時の良流動性を兼ね備えたものであることが分か
る。
芳香族ポリアミド繊維B(帝人社製、『コーネック
ス』、繊維長0.6mm、繊維径14μm)を第1表に示した
組成比率で混合し、実施例1〜6と同様な方法でペレッ
ト化し、その物性を測定した。その結果、第1表に示す
ように、この樹脂組成物も実施例1〜6同様の優れた機
械的強度、耐熱性、摺動特性に加え、本発明の目的とす
る熔融時の良流動性を兼ね備えたものであることが分か
る。
実施例8 ナイロン4,6の代わりにナイロン66を用いた以外は実施
例1と同様にした。
例1と同様にした。
比較例1〜5 実施例に示したナイロン4,6、PTFE、芳香族ポリアミド
繊維及びHDPEを第1表に示した割合で混合し、実施例と
同様の方法でペレット化し、その物性を測定した。その
結果を第2表に示す。
繊維及びHDPEを第1表に示した割合で混合し、実施例と
同様の方法でペレット化し、その物性を測定した。その
結果を第2表に示す。
比較例1はHDPEを含有しない組成物の例であり、溶融樹
脂の流動性が不十分である。
脂の流動性が不十分である。
比較例2は、HDPEの含有量が本発明の範囲を超えるもの
で、機械的強度、耐熱性の低下が大きく、また成形品表
面が層状剥離するため好ましくない。
で、機械的強度、耐熱性の低下が大きく、また成形品表
面が層状剥離するため好ましくない。
比較例3は、PTFEを含有しない組成物の例であり、動摩
擦係数及び樹脂、金属の比摩耗量が大きく好ましくな
い。
擦係数及び樹脂、金属の比摩耗量が大きく好ましくな
い。
比較例4は、芳香族ポリアミド繊維を含有しない例であ
り、引張強さ及び耐熱性が劣る。さらに、HDPEが成形品
表面で層状剥離するため好ましくない。
り、引張強さ及び耐熱性が劣る。さらに、HDPEが成形品
表面で層状剥離するため好ましくない。
比較例5は、芳香族ポリアミド繊維の含有量が本発明の
範囲を超えるもので、動摩擦係数及び金属の比摩耗量が
増大するため好ましくない。更に、溶融樹脂の流動性が
悪く、本発明の目的とする溶融樹脂の流動性が改良でき
ない。
範囲を超えるもので、動摩擦係数及び金属の比摩耗量が
増大するため好ましくない。更に、溶融樹脂の流動性が
悪く、本発明の目的とする溶融樹脂の流動性が改良でき
ない。
比較例6 比較例6は、実施例2のHDPEに変えてポリプロピレン
(三井石油化学社製、『J 300』)を用いたものであ
り、溶融樹脂の流動性の改良効果が少ない。また、動摩
擦係数が高く好ましくない。
(三井石油化学社製、『J 300』)を用いたものであ
り、溶融樹脂の流動性の改良効果が少ない。また、動摩
擦係数が高く好ましくない。
比較例7 比較例7は、実施例2のHDPEに変えて低密度ポリエチレ
ン(三菱油化製、『ユカロン YK−30』)を用いたもの
であり、機械的強度及び耐熱性の低下が大きく好ましく
ない。
ン(三菱油化製、『ユカロン YK−30』)を用いたもの
であり、機械的強度及び耐熱性の低下が大きく好ましく
ない。
(発明の効果) 上記実施例で示したように、本発明の樹脂組成物は、ポ
リアミド樹脂に、特定量の芳香族ポリアミド繊維と特定
量のポリテトラフルオロエチレンを添加し、更に特定量
の高密度ポリエチレンを添加した組成物とすることによ
って機械的強度、耐熱性、摺動特性が良好で、更に溶融
樹脂の流動性に優れたものである。
リアミド樹脂に、特定量の芳香族ポリアミド繊維と特定
量のポリテトラフルオロエチレンを添加し、更に特定量
の高密度ポリエチレンを添加した組成物とすることによ
って機械的強度、耐熱性、摺動特性が良好で、更に溶融
樹脂の流動性に優れたものである。
本発明の樹脂組成物は、優れた機械的強度、耐熱性、摺
動特性を有し、かつ溶融時に優れた流動性を示すことか
ら小型機構部品等の摺動部材を中心とした各種用途に有
用であり、とくにベアリング、スイッチ、ギアなどの各
種部品を提供できる。今後、小型機構部品はますます小
型化、薄肉化することが予想され、このような小型、薄
肉の成形品を得る樹脂組成物が望まれているため、本発
明はこのような分野に非常に好適な素材を提供するもの
である。
動特性を有し、かつ溶融時に優れた流動性を示すことか
ら小型機構部品等の摺動部材を中心とした各種用途に有
用であり、とくにベアリング、スイッチ、ギアなどの各
種部品を提供できる。今後、小型機構部品はますます小
型化、薄肉化することが予想され、このような小型、薄
肉の成形品を得る樹脂組成物が望まれているため、本発
明はこのような分野に非常に好適な素材を提供するもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27:18 23:06) (72)発明者 土川 秀二 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 木村 慎一 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−196394(JP,A) 特開 昭51−126246(JP,A) 特開 昭62−10165(JP,A) 特開 平1−164810(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ポリアミド100重量部に対して、 (イ)芳香族ポリアミド繊維1〜50重量部 (ロ)ポリテトラフルオロエチレン3〜80重量部 (ハ)高密度ポリエチレン1〜20重量部 を配合してなることを特徴とするポリアミド樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074376A JPH0735476B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | ポリアミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074376A JPH0735476B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | ポリアミド樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7736888A Division JPH01247458A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ポリアミド樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01279963A JPH01279963A (ja) | 1989-11-10 |
| JPH0735476B2 true JPH0735476B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13545386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1074376A Expired - Lifetime JPH0735476B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | ポリアミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735476B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5304422A (en) * | 1990-09-19 | 1994-04-19 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Low friction polyamide, polyethylene, P.T.F.E. resin |
| FR2667074A1 (fr) * | 1990-09-21 | 1992-03-27 | Bando Chemical Ind | Compositions a base de resine polyamide. |
| JP3298340B2 (ja) * | 1994-12-16 | 2002-07-02 | 三菱電機株式会社 | 開閉器の絶縁構成物 |
| JP5913976B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2016-05-11 | 三井・デュポンフロロケミカル株式会社 | フッ素樹脂組成物及び摺動部材 |
| CN115943025B (zh) * | 2020-08-20 | 2026-04-21 | 3M创新有限公司 | 可熔融加工的耐冲击纤维增强复合材料 |
| CN114573980B (zh) * | 2021-12-16 | 2023-10-03 | 江苏金发科技新材料有限公司 | 一种聚酰胺组合物及其应用 |
| CN114381113A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-22 | 昆山科运新型工程材料科技有限公司 | 一种自润滑高耐磨含氟高分子合金的制备方法 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1074376A patent/JPH0735476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01279963A (ja) | 1989-11-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN103992615B (zh) | 耐磨、抗静电聚甲醛材料及其制备方法 | |
| US5304422A (en) | Low friction polyamide, polyethylene, P.T.F.E. resin | |
| EP0444589B1 (en) | Aromatic polysulfone resin compositions | |
| JPH07116343B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0735476B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
| CN104448825A (zh) | 一种聚苯硫醚复合材料及其制备方法 | |
| JPH01247458A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
| JPS58176242A (ja) | 樹脂組成物 | |
| US5705550A (en) | Polyarylene sulfide resin composition | |
| JPH0543751B2 (ja) | ||
| JPH0545629B2 (ja) | ||
| JPH01259059A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0586246A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JP2961311B1 (ja) | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物及びその成形体 | |
| JPS6366350B2 (ja) | ||
| JPH05239345A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
| JP2509090B2 (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0578574A (ja) | 摺動性改良ポリアリーレンサルフアイド樹脂組成物 | |
| JPS63207851A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
| WO2005017035A1 (ja) | 摺動部材用樹脂組成物および摺動部材 | |
| JPH11217504A5 (ja) | ||
| JP6872155B1 (ja) | 摺動部品用ポリアミド樹脂組成物、及び摺動部品 | |
| JPH0160509B2 (ja) | ||
| JPS60258251A (ja) | ポリエ−テルケトン樹脂組成物 | |
| JP2005068187A (ja) | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物及びそれを用いた成形品 |