JPH0735678U - 戸当り装置 - Google Patents

戸当り装置

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JPH0735678U
JPH0735678U JP6692493U JP6692493U JPH0735678U JP H0735678 U JPH0735678 U JP H0735678U JP 6692493 U JP6692493 U JP 6692493U JP 6692493 U JP6692493 U JP 6692493U JP H0735678 U JPH0735678 U JP H0735678U
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静 小原
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キョーセー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に嵌合溝から離脱しない戸当り装置を提
供する。 【構成】 戸当り装置1は嵌合溝2を有する取付体3の
前記嵌合溝2に嵌まり込み、前記嵌合溝2の相互に対向
する2つの内面8,9に弾発的にそれぞれ当接する当接
部4,5と、各当接部4,5に連なり各当接部4,5が
相互に近接/離反する方向に伸縮自在な伸縮部と、各当
接部には、嵌合溝2から外方へ突出する略C字状の戸当
り部16とが、合成樹脂から成り一体的に形成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば、家具あるいは建物の壁に開閉自在に設けられる扉の周縁 部が当接したときに、その扉の変位を阻止するためなどに設けられる戸当り装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的な先行技術は、図5に簡略化して示されている。たとえば、建物の仕切 り壁41には通路などとして使用される開口42が形成され、この開口42に臨 む前記仕切り壁41の内周部には固定枠たる取付体としての門型の建具枠43が 固定される。建具枠43には、開口42に臨んで建具枠43の長手方向(図5の 紙面の垂直方向)に延びる嵌合溝44が形成される。嵌合溝44には、略L字状 の一対の当接部45a,45bが嵌まり込み、これらの幅方向(図5の上下方向 )両側部46a,46bが、嵌合溝44の相互に対向する内面47a,47bに 弾発的に当接する。当接部45a,45bの相互に最も近接した各端部48a, 48bは、間隙である溝49を挟んで離間している。これらの当接部45a,4 5bには、大略的にC字状の戸当り本体50が一体的に形成される。この戸当り 本体50の開口42に臨む内周縁51と仕切り壁41に関して内方となる内部空 間52に臨む表面53とには、化粧シート54,55がそれぞれ貼着され、また 外部空間56に臨む表面57には、弾発性材料から成るパッキン58がその幅方 向(図5の左右方向)両端部が前記表面57に密着した状態で固定される。この ようなパッキン58には、ヒンジ59によって鉛直な回転軸線まわりに角変位自 在な扉60の周縁部が弾発的に当接し、このようにして内部空間52、外部空間 56とを遮断し得るように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような先行技術では、各当接部45a,45b間に溝49が介在されるた め、前記戸当り本体50に扉60が大きな力で当接すると、この扉60が当接し た側の一方の当接部45bが他端の当接部45aに近接する方向に弾発的に変位 して一方の側部46bは嵌合溝44の内面47bから離反してしまい、戸当り装 置全体が嵌合溝44から離脱してしまうという問題が生じる。
【0004】 したがって、本考案の目的は、扉の当接によって容易に嵌合溝から離脱してし まうことのない戸当り装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、嵌合溝2を有する取付体3の前記嵌合溝2に嵌まり込み、前記嵌合 溝2の相互に対向する2つの内面8,9に弾発的にそれぞれ当接する当接部4, 5と、各当接部4,5に連なり各当接部4,5が相互に近接/離反する方向に伸 縮自在な伸縮部14とが一体的に形成され、 各当接部4,5には、嵌合溝2から外方へ突出する略C字状の戸当り部16が 一体的に形成されることを特徴とする戸当り装置である。
【0006】
【作用】
本考案に従えば、戸当り装置は嵌合溝を有する取付体の前記嵌合溝に嵌まり込 み、前記嵌合溝の相互に対向する2つの内面に弾発的にそれぞれ当接する当接部 と、各当接部に連なり各当接部が相互に近接/離反する方向に伸縮自在な伸縮部 と、各当接部には、嵌合溝から外方へ突出する略C字状の戸当り部とが一体的に 形成されている。
【0007】 前記2つの当接部および伸縮部が、嵌合溝に嵌まり込み、前記戸当り部は嵌合 溝から外方へ突出している。この状態で、前記伸縮部は、各当接部が相互に近接 する方向に弾発的に変位しているので、前記伸縮部の弾性回復力の作用によって 各当接部は、嵌合溝の内面に弾発的に当接している。このような状態で戸当り装 置は、取付体に抜け止めされ取付けられるので、各当接部を嵌合溝の内面に大き な力で弾発的に当接させることができる。したがって、戸当り部に扉が当接して も各当接部が相互に近接する方向に容易に変形して嵌合溝内でずれてしまうおそ れがなく、確実に嵌まり込んだ状態とすることができる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例の戸当り装置1の水平断面図である。戸当り装置1 は、基本的に略C字状の戸当り部16と、この戸当り部16の両端部に連なって 一体的に形成される一対の略L字状の当接部4,5と戸当り部16の外表面に貼 着される可撓性の化粧シート70と戸当り部16の外部空間13側の一側部の表 面17に基端部が固着されるパッキン18と各当接部4,5に相互に連なり内部 空間15内に突出するV字状の伸縮部14とを含む。
【0009】 前記各当接部4,5および伸縮部14は嵌合溝2を有する扉の外枠などである 取付体3の前記嵌合溝2に嵌め込まれる。この嵌合溝2には前記一対の当接部4 ,5が嵌まり込み、それらの幅方向(図1の上下方向)両側部6,7が嵌合溝2 の相互に対向する内面8,9に弾発的に当接する。前記両側部6,7には、これ らの長手方向(図1の紙面に垂直方向)に沿って延びる複数の係止爪10a,1 0bが形成される。これらの係止爪10a,10bは、開口11寄りになるにつ れて内部空間12および外部空間13側へそれぞれ突出して形成されている。伸 縮部14は、前記当接部4,5間に介在し、当接部4,5と一体的に形成される 。この伸縮部14の参照符T1で示す厚みは、前記当接部4,5の参照符T2で 示す厚みに比べて薄く形成されている。これらの当接部4,5には、大略的にC 字状の戸当り部16が一体的に形成される。戸当り部16、2つの当接部4,5 および伸縮部14は、閉ループ状に形成される。
【0010】 この戸当り部16の外部空間13に臨む表面17には、弾発性材料から成るパ ッキン18が開口11側の基端部19を戸当り部16の外部空間13側の表面1 7に固定されている。このパッキン18の遊端部20付近は、前記基端部19か ら取付体3側へほぼ直角に屈曲して伸び前記基端部19から取付体13側へほぼ 直角に屈曲17伸び前記表面17から間隔L1をあけて離間している。
【0011】 各当接部4,5を相互に近接させた状態で嵌合溝2に挿入して、この押圧状態 を解除することによって伸縮部14の弾発力に抗して相互に近接していた各当接 部4,5が離反して、前記係止爪10a,10bが嵌合溝2内の前記内面8,9 に噛合した状態となる。このようにして各当接部4,5が嵌合溝2から抜ける方 向への変位が阻止される大きな摩擦力で戸当り部16は嵌合溝2から抜けなくな る。前記戸当り部16、当接部4,5および伸縮部14の材質は、たとえば、硬 質塩化ビニル、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂が適している。また前記パッキン1 8の材質は、たとえば、軟質塩化ビニル等が適している。
【0012】 図2は、図1に示す実施例の戸当り装置1を建物の仕切り壁21に取付けた状 態を示す水平断面図である。建物の仕切り壁21には、通路などとして使用され る開口11が形成される。前記仕切り壁21の材質は一般的に壁材として使用さ れる材質であり、たとえば、木材、石材、コンクリート等である。前記開口11 に臨む前記仕切り壁21の内周部には門型の取付体3が固定される。取付体3に は、開口11に臨んで取付体3の長手方向(図2の紙面の垂直方向)に延びる嵌 合溝2が形成される。嵌合溝2には、図1で示したように取付装置1が嵌め込ま れる。
【0013】 嵌合溝2と開口11を介して対向するもう一方の嵌合溝23は、開口11に臨 んで取付体3の長手方向(図2の紙面の垂直方向)に延びる内周部に設けられる 。前記嵌合溝23には図1に示される前記取付装置1に対称な断面形状を有する 戸当り装置25が嵌め込まれる。
【0014】 扉31は、外部空間13に臨む表面32の前記嵌合溝23側の一端をヒンジ3 3を介して前記嵌合溝23側の取付体3に連結される。ヒンジ33は、前記取付 体3に取付けられるヒンジ片34aと、扉31に取付けられるヒンジ片34bと 、各ヒンジ片34a,34bを相互に連結するヒンジピン35とから成っており 、このヒンジ33によって扉31は鉛直な回転軸線まわりに角変位自在に取付け られる。扉31を閉じた状態では、パッキン18に扉31の周縁部が弾発的に当 接し、内部空間11と外部空間13とを遮断し得るように構成されている。
【0015】 このような状態で、戸当り装置1,25および扉31が取付けられているので 、扉31の当接によって各戸当り装置1,25のうち特に扉31の遊端部側の周 縁部が当接する一方の戸当り装置1が大きな衝撃を受けても容易に嵌合溝2,2 3から抜けることはなく、またパッキン18の前記他端部20がそれぞれ戸当り 部16から離間しているので前記衝撃を緩和することができる。
【0016】 図3は、図1および図2で示した本考案の一実施例の戸当り装置を取付けた状 態を示す正面図である。門型の取付体3は、鉛直方向(図3の上下方向)に延び る竪枠3a,3cと水平方向(図3の左右方向)に延びる上枠3bとから成り、 それぞれ建物の仕切り壁などに固定される。
【0017】 戸当り装置1は竪枠3aの開口11を臨む表面36a側に全長にわたって設け られた嵌合溝2に嵌め込まれる。戸当り装置25は、竪枠3cの開口11に臨む 表面36c側に全長にわたって設けられた嵌合溝23に嵌め込まれる。戸当り装 置1,25と同様な戸当り装置37は、上枠3bの下方側表面36b側に全長に わたって設けられた嵌合溝38に戸当り装置1,25と同様に嵌め込まれる。
【0018】 図4は本考案の他の実施例を簡略化して示す水平断面図である。前述の実施例 と対応する部分には同一の参照符を付して説明する。本実施例の戸当り装置39 は、図1に示した実施例の戸当り装置1と同様に、嵌合溝2を有する取付体3の 前記嵌合溝2に嵌め込まれる。この戸当り装置39は、前記当接部4,5間に2 個のV字状の伸縮部40a,40bを内部空間15内に突出して前記当接部4, 5と一体的に形成される。このような伸縮部40a,40bは3以上形成されて もよく、伸縮性を有していれば形状は限定されない。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、戸当り装置の戸当り部と伸縮部とは一体的に形 成されているので、この伸縮部の弾性回復力の作用によって大きな力で各当接部 を嵌合溝の内面に当接させることができる。したがって戸当り部に扉が当接して も、各当接部は相互に近接する方向に容易に変形して嵌合溝内でずれてしまうお それがなく、確実に嵌まり込んだ状態とすることができる。
【0020】 また前記伸縮部は、戸当り部および各当接部と一体的に形成されるのでスプリ ング力が大となり、嵌合溝から戸当り部が抜けにくくなる。
【0021】 また前記伸縮部は残余の部分より肉薄とできるので、材料コストを低く抑える ことができる。
【0022】 また、前記伸縮部は、戸当り部および当接部とともに一体的に形成されるので 、押出成型したときの成型性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の戸当り装置を簡略化して示
す水平断面図である。
【図2】図1に示す本考案の実施例の戸当り装置を取付
けた状態を示す水平断面図である。
【図3】図1および図2で示した本考案の一実施例の戸
当り装置を取付けた状態を示す正面図である。
【図4】本考案の他の実施例を簡略化して示す水平断面
図である。
【図5】従来の戸当り装置を簡略化して示す水平断面図
である。
【符号の説明】
1,37,39 戸当り装置 2,23,38 嵌合溝 3 取付体 4,5 当接部 14,40 伸縮部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合溝2を有する取付体3の前記嵌合溝
    2に嵌まり込み、前記嵌合溝2の相互に対向する2つの
    内面8,9に弾発的にそれぞれ当接する当接部4,5
    と、各当接部4,5に連なり各当接部4,5が相互に近
    接/離反する方向に伸縮自在な伸縮部14とが一体的に
    形成され、 各当接部4,5には、嵌合溝2から外方へ突出する略C
    字状の戸当り部16が一体的に形成されることを特徴と
    する戸当り装置。
JP1993066924U 1993-12-15 1993-12-15 戸当り装置 Expired - Lifetime JP2500278Y2 (ja)

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