JPH073584B2 - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
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- JPH073584B2 JPH073584B2 JP11069586A JP11069586A JPH073584B2 JP H073584 B2 JPH073584 B2 JP H073584B2 JP 11069586 A JP11069586 A JP 11069586A JP 11069586 A JP11069586 A JP 11069586A JP H073584 B2 JPH073584 B2 JP H073584B2
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- compound
- photoconductor
- resin
- oxadiazole
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0622—Heterocyclic compounds
- G03G5/0644—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings
- G03G5/0646—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings in the same ring system
- G03G5/0659—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings in the same ring system containing more than seven relevant rings
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真用装置、特に半導体レーザーを記録
用光源とするレーザービームプリンター、レーザー製版
システムに用いられる近赤外域で高感度を有する電子写
真用感光体に関する。
用光源とするレーザービームプリンター、レーザー製版
システムに用いられる近赤外域で高感度を有する電子写
真用感光体に関する。
感光体の分光感度に応じて記録用光源は種々異なるが、
ArレーザーやHe−Neレーザーような気体レーザーを記録
光源として用いるシステムではレーザーが高出力のため
比較的短時間で画像形成は可能であるが、反面、複雑な
光学系、メインテナンス技術を必要とするため装置の小
型化、低価格化は困難である。
ArレーザーやHe−Neレーザーような気体レーザーを記録
光源として用いるシステムではレーザーが高出力のため
比較的短時間で画像形成は可能であるが、反面、複雑な
光学系、メインテナンス技術を必要とするため装置の小
型化、低価格化は困難である。
そこで、装置の小型化、低価格化の要望に答える記録用
光源として、半導体レーザーを用いたものが研究されて
いる。
光源として、半導体レーザーを用いたものが研究されて
いる。
近年、半導体レーザーの進歩は著しいものがあるが、実
用化されているのは、その発振波長が780nmより長波長
のものであり、プリンター、または製版システム用の光
源としては主に780nm〜850nmに発振波長をもつものが使
われている。
用化されているのは、その発振波長が780nmより長波長
のものであり、プリンター、または製版システム用の光
源としては主に780nm〜850nmに発振波長をもつものが使
われている。
現在、半導体レーザーの出力は他のレーザーの出力に比
べて弱いために半導体レーザープリンター、半導体レー
ザー製版システム等に用いられる感光体には780〜850nm
の領域で充分に高感度(例えば半減露光量10erg/cm2以
下)なものが望まれる。
べて弱いために半導体レーザープリンター、半導体レー
ザー製版システム等に用いられる感光体には780〜850nm
の領域で充分に高感度(例えば半減露光量10erg/cm2以
下)なものが望まれる。
上記の如き、電子写真方式感光体としては、酸化亜鉛の
如き無機化合物、銅フタロシアニン化合物、オキサジア
ゾール化合物等を感光物質として用いたものが報告され
ているが、これらは780nm〜850nmの長波長域では光感度
が不充分であった。
如き無機化合物、銅フタロシアニン化合物、オキサジア
ゾール化合物等を感光物質として用いたものが報告され
ているが、これらは780nm〜850nmの長波長域では光感度
が不充分であった。
従って、本発明が解決しようとする問題点は、長波長域
において高感度を呈し、半導体レーザーを記録用光源と
する記録装置に使用できる電子写真用感光体を提供する
ことにある。
において高感度を呈し、半導体レーザーを記録用光源と
する記録装置に使用できる電子写真用感光体を提供する
ことにある。
本発明は、(a)ペリノン化合物、(b)フタロシアニ
ン化合物及び(c)正孔輸送物質を(d)結着剤樹脂中
に分散させた感光層を導電性支持体上に設けたことを特
徴とする電子写真用感光体を提供するものである。
ン化合物及び(c)正孔輸送物質を(d)結着剤樹脂中
に分散させた感光層を導電性支持体上に設けたことを特
徴とする電子写真用感光体を提供するものである。
本発明では、(a)ペリノン化合物として、電子写真用
材料として従来公知の各種ペリノン化合物を特に制限な
く使用できるが、特に好ましいものとして、 式、 で表わされる化合物が挙げられる。
材料として従来公知の各種ペリノン化合物を特に制限な
く使用できるが、特に好ましいものとして、 式、 で表わされる化合物が挙げられる。
本発明で使用する(b)フタロシアニン化合物として
は、金属又は無金属フタロシアニン又はそれらの芳香核
置換体が挙げられるが、好適なものとしては、例えば 式 で表わされる金属フタロシアニン化合物、及びこれらの
金属フタロシアニン化合物の4個のベンゼン核の少なく
とも一部がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、又は置
換基を有してもよいアルキル、アラルキル、アリール基
で置換されたフタロシアニン化合物が挙げられ、特に好
適なものはチタニルフタロシアニン化合物である。
は、金属又は無金属フタロシアニン又はそれらの芳香核
置換体が挙げられるが、好適なものとしては、例えば 式 で表わされる金属フタロシアニン化合物、及びこれらの
金属フタロシアニン化合物の4個のベンゼン核の少なく
とも一部がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、又は置
換基を有してもよいアルキル、アラルキル、アリール基
で置換されたフタロシアニン化合物が挙げられ、特に好
適なものはチタニルフタロシアニン化合物である。
本発明で使用される(c)正孔輸送物質としては、電子
写真用材料として従来公知の正孔輸送物質が特に制限な
く使用できるが、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合物
などは電位保持能が低く好ましくない。電位保持能が高
く、本発明に好適な正孔輸送物質としては2,5−ビス
(4−ジメチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス(4−アミノフェ
ニル)−1,3,4−オキサジアゾール、2−(4′−アミ
ノスチリル)−5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾー
ル、2−(4′−アミノスチリル)−5−(4″−メチ
ルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールなどのオキサ
ジアゾール化合物、N−メチルカルバゾール、N−エチ
ルカルバゾール、N−プロピルカルバゾールの如きN−
アルキルカルバゾール化合物、ジメチルアミノ安息香
酸、ジエチルアミノ安息香酸、ジプロピルアミノ安息香
酸の如きジアルキルアミノ安息香酸等が挙げられ、特に
好適なものとしては、 式 で表わされる2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾールが挙げられる。
写真用材料として従来公知の正孔輸送物質が特に制限な
く使用できるが、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合物
などは電位保持能が低く好ましくない。電位保持能が高
く、本発明に好適な正孔輸送物質としては2,5−ビス
(4−ジメチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス(4−アミノフェ
ニル)−1,3,4−オキサジアゾール、2−(4′−アミ
ノスチリル)−5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾー
ル、2−(4′−アミノスチリル)−5−(4″−メチ
ルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールなどのオキサ
ジアゾール化合物、N−メチルカルバゾール、N−エチ
ルカルバゾール、N−プロピルカルバゾールの如きN−
アルキルカルバゾール化合物、ジメチルアミノ安息香
酸、ジエチルアミノ安息香酸、ジプロピルアミノ安息香
酸の如きジアルキルアミノ安息香酸等が挙げられ、特に
好適なものとしては、 式 で表わされる2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾールが挙げられる。
また、本発明では、(d)結着剤樹脂として、電子写真
用材料として従来公知の結着剤樹脂が特に制限なく使用
できるが、好適なものとして、例えばアクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン
樹脂、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、
フエノキシ樹脂等が挙げられる。
用材料として従来公知の結着剤樹脂が特に制限なく使用
できるが、好適なものとして、例えばアクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン
樹脂、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、
フエノキシ樹脂等が挙げられる。
本発明の電子写真用感光体は、例えば、前記(a)〜
(c)の化合物を、適当な有機溶剤中に結着剤樹脂を溶
解した溶液に加え、ボールミリング、ペイントシエーカ
ー、レッドデビル、超音波分散機等を用いて不均一に分
散させ、これを導電性支持体上に、塗布、乾燥すること
により作製できる。塗布には、通常ロールコーター、ワ
イヤーバー、ドクターブレードなどを用いる。
(c)の化合物を、適当な有機溶剤中に結着剤樹脂を溶
解した溶液に加え、ボールミリング、ペイントシエーカ
ー、レッドデビル、超音波分散機等を用いて不均一に分
散させ、これを導電性支持体上に、塗布、乾燥すること
により作製できる。塗布には、通常ロールコーター、ワ
イヤーバー、ドクターブレードなどを用いる。
適当な溶媒としては、例えば、ベンゼンや、トルエンの
如き芳香族炭化水素類;アセトンや、ブタノンの如きケ
トン類;メチレンクロライドや、クロロホルムの如きハ
ロゲン化炭化水素類;エチルエーテルの如きエーテル
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンの如き環状エーテ
ル類;酢酸エチル、メチルセロソブアセテートの如きエ
ステル類が挙げられ、これらは単独又は混合して使用で
きる。
如き芳香族炭化水素類;アセトンや、ブタノンの如きケ
トン類;メチレンクロライドや、クロロホルムの如きハ
ロゲン化炭化水素類;エチルエーテルの如きエーテル
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンの如き環状エーテ
ル類;酢酸エチル、メチルセロソブアセテートの如きエ
ステル類が挙げられ、これらは単独又は混合して使用で
きる。
感光層の厚さは3〜50μが好ましく、特に好ましくは3
〜15μである。
〜15μである。
感光層中の(a)ペリノン化合物及び(b)フタロシア
ニン化合物の割合は、(d)結着剤樹脂に対してそれぞ
れ0.5〜90重量%が好ましく、特に好ましくは10〜40重
量%である。(c)正孔輸送物質の割合は、(d)結着
剤樹脂に対して0.1〜90重量%が好ましく、特に好まし
くは1〜80重量%である。
ニン化合物の割合は、(d)結着剤樹脂に対してそれぞ
れ0.5〜90重量%が好ましく、特に好ましくは10〜40重
量%である。(c)正孔輸送物質の割合は、(d)結着
剤樹脂に対して0.1〜90重量%が好ましく、特に好まし
くは1〜80重量%である。
感光体の導電性支持体には、例えばアルミニウム等の金
属板、または金属箔、アルミニウム等の金属を蒸着した
プラスチツクフイルム、或は導電処理を施した紙などが
用いられる。
属板、または金属箔、アルミニウム等の金属を蒸着した
プラスチツクフイルム、或は導電処理を施した紙などが
用いられる。
さらに、導電性支持体と感光層の間に、必要に応じて接
着層またはバリヤ層を設けてもさしつかえなく、これら
の層の材料としては、ポリアミド、ニトロセルロース、
カゼイン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
着層またはバリヤ層を設けてもさしつかえなく、これら
の層の材料としては、ポリアミド、ニトロセルロース、
カゼイン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
レーザー光に対し高い光感度を有する電子写真感光体を
使用して印刷版を作製するレーザー製版システムが開発
され、米国ではこのシステムが既に稼動している。本発
明の感光体はレーザー光に対し高い感度を有するのでこ
のシステムの印刷版に適合したものとすることもでき
る。本発明の感光体を印刷版として使うためには、砂目
立てされた表面をもつ金属板好ましくはアルミニウム板
を導電性支持体として使用し、アルカリ可溶性樹脂を結
着樹脂として使用する。アルカリ可溶性樹脂としては、
例えばスチレン−マレイン酸共重合体;アクリルモノマ
ー、酢酸ビニルモノマー、スチレンモノマー、塩化ビニ
ルモノマーの如き重合性モノマーと、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸の如き
カルボキシル含有重合性モノマーとの共重合体等が使用
できる。このような材料を使って作製される本発明の感
光体にレーザーを記録光源とする電子写真装置を使用し
てトナー画像を形成し、このトナー画像を定着させた
後、この板面を苛性ソーダ、ケイ酸ソーダ等をアルカリ
剤として含有するアルカリ水溶液で現像すると、非画像
部は溶解除去され、トナー画像だけが除去されずに残
る。印刷時には、版面に残ったこのトナー画像が画線部
となり、露出した金属面が非画線部となる。このように
して作製される印刷版は、湿し水を使う平版印刷版とし
て使用できる。
使用して印刷版を作製するレーザー製版システムが開発
され、米国ではこのシステムが既に稼動している。本発
明の感光体はレーザー光に対し高い感度を有するのでこ
のシステムの印刷版に適合したものとすることもでき
る。本発明の感光体を印刷版として使うためには、砂目
立てされた表面をもつ金属板好ましくはアルミニウム板
を導電性支持体として使用し、アルカリ可溶性樹脂を結
着樹脂として使用する。アルカリ可溶性樹脂としては、
例えばスチレン−マレイン酸共重合体;アクリルモノマ
ー、酢酸ビニルモノマー、スチレンモノマー、塩化ビニ
ルモノマーの如き重合性モノマーと、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸の如き
カルボキシル含有重合性モノマーとの共重合体等が使用
できる。このような材料を使って作製される本発明の感
光体にレーザーを記録光源とする電子写真装置を使用し
てトナー画像を形成し、このトナー画像を定着させた
後、この板面を苛性ソーダ、ケイ酸ソーダ等をアルカリ
剤として含有するアルカリ水溶液で現像すると、非画像
部は溶解除去され、トナー画像だけが除去されずに残
る。印刷時には、版面に残ったこのトナー画像が画線部
となり、露出した金属面が非画線部となる。このように
して作製される印刷版は、湿し水を使う平版印刷版とし
て使用できる。
本発明の電子写真用感光体の増感機構について、以下に
簡単に説明する。
簡単に説明する。
従来、報告されてきたフタロシアニン化合物は正孔輸送
物質であり、このフタロシアニン化合物を結着剤樹脂中
に均一に分散して得られる感光層は正帯電時にのみ良好
な感度を示すが、負帯電時には、支持体電極からの正孔
の注入、輸送を受けるため電荷保持能が劣っている。特
にレーザースキヤン製版システムではこのような性質は
好ましくない。フタロシアニン化合物を通常の電荷担体
輸送物質、例えばオキサジアゾール化合物、ヒドラゾン
化合物、ピラゾリン化合物などの化合物と結着剤樹脂か
ら成る正孔輸送媒体中に分散させても負帯電時にはかな
り高い残留電位を示してしまう。
物質であり、このフタロシアニン化合物を結着剤樹脂中
に均一に分散して得られる感光層は正帯電時にのみ良好
な感度を示すが、負帯電時には、支持体電極からの正孔
の注入、輸送を受けるため電荷保持能が劣っている。特
にレーザースキヤン製版システムではこのような性質は
好ましくない。フタロシアニン化合物を通常の電荷担体
輸送物質、例えばオキサジアゾール化合物、ヒドラゾン
化合物、ピラゾリン化合物などの化合物と結着剤樹脂か
ら成る正孔輸送媒体中に分散させても負帯電時にはかな
り高い残留電位を示してしまう。
しかし、フタロシアニン化合物−正孔輸送媒体系である
フタロシアニン化合物−正孔輸送物質−結着剤樹脂分散
系感光体において適量のペリノン化合物を添加した本発
明の感光体においては、おどろくべきほど負電荷保持能
の改善、感度の増加が認められ、単一層でも負帯電にお
いて高感度な感光体の実現が可能になった。
フタロシアニン化合物−正孔輸送物質−結着剤樹脂分散
系感光体において適量のペリノン化合物を添加した本発
明の感光体においては、おどろくべきほど負電荷保持能
の改善、感度の増加が認められ、単一層でも負帯電にお
いて高感度な感光体の実現が可能になった。
一方、フタロシアニン化合物を含まないペリノン化合物
−正孔輸送物質−結着剤樹脂分散系感光体が780nmより
長波長側ではほとんど感度を示さないという事実から考
えると、本発明の感光体は、ペリノン化合物−フタロシ
アニン化合物−正孔輸送物質の三者の間で電子的相互作
用が生じ、長波長光の照射でもフタロシアニン化合物の
励起による電荷担体の発生、輸送が可能になり、高い感
度を示すものと考えられる。
−正孔輸送物質−結着剤樹脂分散系感光体が780nmより
長波長側ではほとんど感度を示さないという事実から考
えると、本発明の感光体は、ペリノン化合物−フタロシ
アニン化合物−正孔輸送物質の三者の間で電子的相互作
用が生じ、長波長光の照射でもフタロシアニン化合物の
励起による電荷担体の発生、輸送が可能になり、高い感
度を示すものと考えられる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。
各例中の「部」は断りのない限りすべて「重量部」を示
す。
す。
実施例1 式(I)で表わされるペリノン化合物120部、式(II)
で表わされるチタニルフタロシアニン10部、式(VII)
で表わされるオキサジアゾール化合物150部、結着剤樹
脂としてアルカリ可溶性樹脂であるカルボキシル化酢酸
ビニル樹脂(National Starch and Chemical Corp.製
「RESYN28−2930」:=20000)660部、及びメチル
エチルケトン−メチレンクロライド混合溶媒5500部から
なる混合物をペイントシェーカーを用い均一に分散す
る。出来上がった分散液をワイヤバーを用い陽極酸化し
たアルミニウム板上に塗布乾燥し、感光層の膜厚3μm
の感光体を作成する。このようにして作成した電子写真
用感光体の帯電特性と光感度を測定した。測定機として
「ペーパーアナライザーSP−428」(川口電機社製)を
使用した。
で表わされるチタニルフタロシアニン10部、式(VII)
で表わされるオキサジアゾール化合物150部、結着剤樹
脂としてアルカリ可溶性樹脂であるカルボキシル化酢酸
ビニル樹脂(National Starch and Chemical Corp.製
「RESYN28−2930」:=20000)660部、及びメチル
エチルケトン−メチレンクロライド混合溶媒5500部から
なる混合物をペイントシェーカーを用い均一に分散す
る。出来上がった分散液をワイヤバーを用い陽極酸化し
たアルミニウム板上に塗布乾燥し、感光層の膜厚3μm
の感光体を作成する。このようにして作成した電子写真
用感光体の帯電特性と光感度を測定した。測定機として
「ペーパーアナライザーSP−428」(川口電機社製)を
使用した。
(−)6kVの各電圧をそれぞれ感光体表面に印加した直
後の感光体の表面電位V0(v)、電圧印加中止後10秒間
経過時の感光体の表面電位V10(v)を測定し、感光体
の電荷保持能をV10/V0の値で評価した。
後の感光体の表面電位V0(v)、電圧印加中止後10秒間
経過時の感光体の表面電位V10(v)を測定し、感光体
の電荷保持能をV10/V0の値で評価した。
帯電した感光体の表面に白色光光源のタングステンラン
プを用いて露光することにより感光体の感度を測定し
た。露光強度を5Luxとして、露光後の表面電位が初期表
面電位の1/2に減少するのに要する露光量 と、露光後の表面電位が初期表面電位の1/5に減少する
のに要する露光量 と、露光開始後15秒間経過時の表面電位VR15(v)を測
定し、さらに、830nmに分光された光(光強度10mW/m2)
を照射して、同様に光感度 を測定した。これらの物理量に基づいて感光体の感度を
評価しその結果を表1にまとめた。
プを用いて露光することにより感光体の感度を測定し
た。露光強度を5Luxとして、露光後の表面電位が初期表
面電位の1/2に減少するのに要する露光量 と、露光後の表面電位が初期表面電位の1/5に減少する
のに要する露光量 と、露光開始後15秒間経過時の表面電位VR15(v)を測
定し、さらに、830nmに分光された光(光強度10mW/m2)
を照射して、同様に光感度 を測定した。これらの物理量に基づいて感光体の感度を
評価しその結果を表1にまとめた。
比較例1〜3 表2に記載した配合組成で、実施例1と同様な方法で感
光体を作成し、特性を測定した。結果は表3にまとめ
た。
光体を作成し、特性を測定した。結果は表3にまとめ
た。
この結果より明らかなように、ペリノン化合物−オキサ
ジアゾール化合物−樹脂分散系、チタニルフタロシアニ
ン化合物−樹脂分散系、又は、チタニルフタロシアニン
化合物−オキサジアゾール化合物−樹脂分散系のいずれ
の感光体も負帯電時にほとんど実用的な感度を示さない
が、これに対して、本発明の感光体は長波長域において
も高い感度を有することが認められた。
ジアゾール化合物−樹脂分散系、チタニルフタロシアニ
ン化合物−樹脂分散系、又は、チタニルフタロシアニン
化合物−オキサジアゾール化合物−樹脂分散系のいずれ
の感光体も負帯電時にほとんど実用的な感度を示さない
が、これに対して、本発明の感光体は長波長域において
も高い感度を有することが認められた。
実施例2〜5 表4に記載した配合組成で実施例1と同様な方法で感光
体を作成し、特性を測定した。結果は表5にまとめた。
体を作成し、特性を測定した。結果は表5にまとめた。
実施例6 実施例1において使用した白色光の代わりに干渉フィル
ター及びバンドパスフィルターの組み合わせにより単色
光をとりだして照射して半減露光量 を測定し結果を表6に示した。
ター及びバンドパスフィルターの組み合わせにより単色
光をとりだして照射して半減露光量 を測定し結果を表6に示した。
実施例7 実施例1の感光体において、カルボキシル化酢酸ビニル
樹脂の代わりに酢酸ビニル−ビニルアルコール(重合比
8:2)の共重合体660部をアルカリ可溶性樹脂として使用
して実施例1と同様にして感光体を作成し、特性を測定
したところ初期電位V0300vであり、 であった。次に、静電潜像を形成させ、大日本インキ社
製の液体現像剤である「CBR−100」を用いてトナー現像
し、180℃、5秒でトナー像の定着を行なった。引き続
いて、富士フイルム(株)社製のPS版現像液「DP−4」
を8:1に水で希釈して、25℃で30秒間現像を行なったと
ころ、コントラストの高い画像の刷版が得られた。
樹脂の代わりに酢酸ビニル−ビニルアルコール(重合比
8:2)の共重合体660部をアルカリ可溶性樹脂として使用
して実施例1と同様にして感光体を作成し、特性を測定
したところ初期電位V0300vであり、 であった。次に、静電潜像を形成させ、大日本インキ社
製の液体現像剤である「CBR−100」を用いてトナー現像
し、180℃、5秒でトナー像の定着を行なった。引き続
いて、富士フイルム(株)社製のPS版現像液「DP−4」
を8:1に水で希釈して、25℃で30秒間現像を行なったと
ころ、コントラストの高い画像の刷版が得られた。
実施例8〜12 実施例1におけるチタニルフタロシアニンの代りに他の
フタロシアニン化合物を使用する以外は実施例1と同様
にして感光体を作製し、特性を測定した。結果を表7に
まとめた。
フタロシアニン化合物を使用する以外は実施例1と同様
にして感光体を作製し、特性を測定した。結果を表7に
まとめた。
実施例13 式(I)で表わされるペリノン化合物120部、式(V)
で表わされるマグネシウムフタロシアニン10部、及び式
(VII)で表わされるオキサジアゾール化合物150部を、
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)社製「バイロン20
0」)660部と溶剤(トルエン80wt%−メチルエチルケト
ン10wt%−アセトン10wt%)5500部からなる樹脂溶液に
加え、この混合物をペイントシェーカーを用い均一に分
散する。この分散液を用いて実施例1と同様にして感光
体を作成し、特性を測定し、結果を表8にまとめた。
で表わされるマグネシウムフタロシアニン10部、及び式
(VII)で表わされるオキサジアゾール化合物150部を、
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)社製「バイロン20
0」)660部と溶剤(トルエン80wt%−メチルエチルケト
ン10wt%−アセトン10wt%)5500部からなる樹脂溶液に
加え、この混合物をペイントシェーカーを用い均一に分
散する。この分散液を用いて実施例1と同様にして感光
体を作成し、特性を測定し、結果を表8にまとめた。
実施例14 結着剤樹脂として、ポリエステル樹脂の代わりにフェノ
キシ樹脂(U.C.C.社製「PKHH」)600部を用いる以外は
実施例13と同様にして感光体を作製し、特性を測定し
た。結果を表にまとめた。
キシ樹脂(U.C.C.社製「PKHH」)600部を用いる以外は
実施例13と同様にして感光体を作製し、特性を測定し
た。結果を表にまとめた。
実施例15 マグネシウムフタロシアニンの代わりに式(IV)で表わ
される銅フタロシアニン10部を用いる以外は実施例13と
同様にして感光体を作製し、特性を測定した。結果は表
8にまとめた。
される銅フタロシアニン10部を用いる以外は実施例13と
同様にして感光体を作製し、特性を測定した。結果は表
8にまとめた。
〔発明の効果〕 本発明の電子写真用感光体は、(a)ペリノン化合物、
(b)フタロシアニン化合物及び(c)正孔輸送物質を
感光層中に含有させることにより、波長780〜850nmの長
波長光に対する感度を飛躍的に高め、且つ、負電荷保持
能を大幅に改善したものである。
(b)フタロシアニン化合物及び(c)正孔輸送物質を
感光層中に含有させることにより、波長780〜850nmの長
波長光に対する感度を飛躍的に高め、且つ、負電荷保持
能を大幅に改善したものである。
従って、本発明の感光体は、記録光源として半導体レー
ザーを備えた記録装置の感光体として使用できる。
ザーを備えた記録装置の感光体として使用できる。
Claims (5)
- 【請求項1】(a)ペリノン化合物、(b)フタロシア
ニン化合物及び(c)正孔輸送物質を(d)結着剤樹脂
中に分散させた感光層を導電性支持体上に設けたことを
特徴とする電子写真用感光体。 - 【請求項2】(a)ペリノン化合物が、 式、 で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の
感光体。 - 【請求項3】(c)正孔輸送物質が、オキサジアゾール
化合物である特許請求の範囲第1項記載の感光体。 - 【請求項4】オキサジアゾール化合物が、 式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第3項記載の
感光体。 - 【請求項5】導電性支持体が砂目立て及び/又は保水化
処理された金属板であり、結着剤樹脂がアルカリ可溶性
樹脂である特許請求の範囲第1項記載の感光体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11359885 | 1985-05-27 | ||
| JP60-113598 | 1985-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254266A JPS6254266A (ja) | 1987-03-09 |
| JPH073584B2 true JPH073584B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=14616265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11069586A Expired - Fee Related JPH073584B2 (ja) | 1985-05-27 | 1986-05-16 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073584B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7225784B2 (ja) * | 2018-12-21 | 2023-02-21 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP7822867B2 (ja) * | 2022-04-28 | 2026-03-03 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、電子写真装置及び電子写真感光体の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11069586A patent/JPH073584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254266A (ja) | 1987-03-09 |
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|---|---|---|---|
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