JPH0736398U - 静電気ショック防止用アース線 - Google Patents
静電気ショック防止用アース線Info
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- JPH0736398U JPH0736398U JP6722393U JP6722393U JPH0736398U JP H0736398 U JPH0736398 U JP H0736398U JP 6722393 U JP6722393 U JP 6722393U JP 6722393 U JP6722393 U JP 6722393U JP H0736398 U JPH0736398 U JP H0736398U
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- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアグリップのように細くて曲率の大きな曲
面を有する箇所に確実に取り付けることができる静電気
ショック防止用アース線を提供する。 【構成】 アース線1は、第1端部に端子2が取り付け
られた心線3と、端子2が取り付けられた部分を除いて
心線3を被覆した皮膜4とから構成されている。端子2
はカシメ部2aにおいて心線3の端部に圧着されてい
る。心線3はアース線1を変形させた場合その形状を保
持することが可能な可塑性を有し、かつ良導電性の材質
で形成されている。皮膜4は心線3の表面と皮膜4の表
面との間の抵抗値がほぼ100MΩとなる導電性ゴムで
形成されている。この抵抗値は心線3が接地された状態
で、着衣に静電気が帯電した状態の人体が皮膜4の一部
に接触したときに、人体を通って着衣から移動する静電
気の移動速度を人体に電気的ショックを与えない程度に
抑制する値である。
面を有する箇所に確実に取り付けることができる静電気
ショック防止用アース線を提供する。 【構成】 アース線1は、第1端部に端子2が取り付け
られた心線3と、端子2が取り付けられた部分を除いて
心線3を被覆した皮膜4とから構成されている。端子2
はカシメ部2aにおいて心線3の端部に圧着されてい
る。心線3はアース線1を変形させた場合その形状を保
持することが可能な可塑性を有し、かつ良導電性の材質
で形成されている。皮膜4は心線3の表面と皮膜4の表
面との間の抵抗値がほぼ100MΩとなる導電性ゴムで
形成されている。この抵抗値は心線3が接地された状態
で、着衣に静電気が帯電した状態の人体が皮膜4の一部
に接触したときに、人体を通って着衣から移動する静電
気の移動速度を人体に電気的ショックを与えない程度に
抑制する値である。
Description
【0001】
本考案は静電気ショック防止用アース線に係り、詳しくは着衣に帯電した静電 気の人体を通しての急激な移動による電気的ショックを防止するために用いられ る静電気ショック防止用アース線に関するものである。
【0002】
自動車から乗員が降りようとするとき、ドアの把手等の金属部分に触れると電 気的ショックを受けることがある。これは主として乗員が着用している衣服と、 自動車のシート表面との間で剥離帯電が生じ、衣服に帯電した静電気が導電性の 良い人体から前記金属部分を通って車体へ急激に移動するためである。又、乾燥 した屋内でドアの把手に手を触れた場合等にもこのような電気的ショックがしば しば経験される。
【0003】 このような静電気ショックを防止するため、静電気ショック防止器を自動車に 設けることが提案されている。この静電気ショック防止器は、放電プレートと、 アース電極及び両者を接続する電線とから構成されている。放電プレートは金属 製(一般には黄銅製)の電極板と導電性ゴム板とを両面接着テープで貼り合わせ た構成となっており、乗員が降車時に触れる場所(一般にはドアの把手内側)に 取り付けられる。一方、アース電極は車体に取付けられる。
【0004】
ところが、従来の放電プレートは平板状の金属製の電極板を備えているため、 ドアグリップなどのように細くて曲率の大きな曲面を有する箇所に湾曲させた状 態で貼り付けると、その弾性により剥がれてしまう。又、曲率の小さな曲面に貼 り付けた場合も、剥がれ易い。そして、ドアトリムには平面部が少ないため、放 電プレートの貼り付け位置が制限される。電極板の曲率を貼り付け位置の曲率に 合わせて形成すれば、電極板を曲面部に貼り付けても剥がれ難くなる。しかし、 車種によりドアトリムの曲率が変わる場合があり、電極板の汎用性が低くなる。
【0005】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的はドア グリップのように細くて曲率の大きな曲面を有する箇所に確実に取り付けること ができる静電気ショック防止用アース線を提供することにある。
【0006】
前記の目的を達成するため請求項1に記載の考案においては、可塑性の材質で 形成された良導電性の心線を所定の抵抗値を有する導電性の皮膜で被覆し、かつ 前記皮膜の抵抗値を心線が接地された状態で、着衣に静電気が帯電した状態の人 体が前記皮膜に接触したときに、人体を通って着衣から移動する静電気の移動速 度を人体に電気的ショックを与えない程度に抑制する抵抗値としたことをその要 旨とする。
【0007】 又、請求項2に記載の考案においては、可塑性の材質で形成された良導電性の 心線を所定の抵抗値を有する導電性の皮膜でその第1端部を除いて被覆し、前記 第1端部に端子を取り付け、かつ前記皮膜の抵抗値を心線が接地された状態で、 着衣に静電気が帯電した状態の人体が前記皮膜に接触したときに、人体を通って 着衣から移動する静電気の移動速度を人体に電気的ショックを与えない程度に抑 制する抵抗値としたことをその要旨とする。
【0008】
請求項1に記載の考案においては、アース線の第1端部の皮膜を除去してその 心線に端子を取り付ける。そして、アース線をドアに取り付ける場合は、端子を ドアに設けられたアースボルト等に固定し、皮膜で被覆されているアース線の第 2端部側をドアグリップに巻き付ける。心線が可塑性の材質で形成されているた め、アース線はドアグリップの太さや曲率が異なっても、ドアグリップの表面に 沿って確実に巻き付けられる。そして、巻き付けられた後はその形状を保持する 。
【0009】 着衣に静電気が帯電した状態で人体が前記皮膜に接触すると、静電気は人体及 び皮膜を介して心線へと流れる。皮膜の抵抗値が人体を通って着衣から移動する 静電気の移動速度を人体に電気的ショックを与えない程度に抑制する値となって いるので、静電気は人体にショックを与えない速さで心線へと流れる。
【0010】 請求項2に記載の考案においては、アース線の第1端部に端子が固定されてい るため、端子をアース線に取り付ける手間が不要となる。
【0011】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1及び図2に従って説明する。 図1に示すように、静電気ショック防止用のアース線1は、第1端部に端子2 が取り付けられた断面円形の心線3と、端子2が取り付けられた部分を除いて心 線3を被覆した皮膜4とから構成されている。端子2はくわ形状をなしカシメ部 2aにおいて心線3の端部に圧着されている。
【0012】 心線3はアース線1を変形させた場合その形状を保持することが可能な可塑性 を有し、かつ良導電性の材質で形成されている。材質としては例えば銅、鉛、ス ズ、はんだ等がある。心線3の太さは材質にもよるが、0.18〜1.2mm程 度である。
【0013】 皮膜4の材質としては、心線3が接地された状態で、着衣に静電気が帯電した 状態の人体が皮膜4の一部に接触したときに、人体を通って着衣から移動する静 電気の移動速度を人体に電気的ショックを与えない程度に抑制する抵抗値を有す る導電性のものが使用される。例えば、心線3の表面と皮膜4の表面との間の抵 抗値がほぼ100MΩとなる導電性ゴムが使用される。又、塩化ビニル等の合成 樹脂にカーボン粉末等を均一に混合して同様な抵抗値を有するように形成された 導電物質を使用してもよい。
【0014】 このアース線1を自動車のドアに取り付ける場合は、図2に示すようにドア5 の内側に設けられたドアグリップ6にアース線1の第2端部側を巻き付ける。心 線3が可塑性の材質で形成されているため、アース線1はドアグリップ6の表面 の曲率に関係なく、その表面形状に沿って容易に巻き付けられる。そして、アー ス線1はドアグリップ6に巻き付けられた後、その形状に保持される。すなわち 、ドアグリップ6の形状や太さに関係なくアース線1を所望の位置に簡単に取り 付けることができる。
【0015】 一方、アース線1に設けられた端子2は、ドア5に設けられたアースボルト7 にナット(図示せず)を介して締付け固定される。その結果、アース線1がアー スボルト7を介して接地される。図2では端子2及びアースボルト7が露出した 状態に図示しているが、実際にはドアグリップ6からアースボルト7に至る間の 部分のアース線1と同様にドア5の内張内に配置されている。前記のようにして 自動車のドアに取り付けられたアース線1は、それ自身が静電気ショック防止器 となる。
【0016】 自動車から乗員が降りる場合、乗員がドアグリップ6をつかんでドア5を開け 、シートから離れると、剥離帯電により衣服に帯電した静電気が人体からアース 線1を経て車体に流れる。皮膜4の抵抗値が100MΩ程度のため、静電気は人 体に電気的ショックを与えない程度の速さで移動する。
【0017】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、以下のように実施しても よい。 (1)上記実施例では、心線3の第1端部に予め端子2を固定した構成とした が、心線3全体を皮膜4で被覆した構成としてもよい。この場合は、アース線の 取り付け時にその第1端部の皮膜4を剥がして心線3の一部を露出させ、露出し た心線3の端部に端子2を固定した後、前記ドアグリップ6と同様にしてドア5 に取り付ける。
【0018】 (2)上記実施例では、心線3が断面円形であったが、心線3の断面形状は円 形に限らず、偏平な楕円や矩形等としてもよい。偏平な形状とした場合は巻き付 けた状態で、アース線1とドアグリップ6の表面との接触面積が広くなり、安定 性がよくなる。
【0019】 (3)端子2の形状はくわ形状に限らず、図3に示すようにタマゴ形としても よい。 (4)アースボルト7の位置はドア5のヒンジ部側に限らず、ドア5の下部や ドア5のロック機構部側(ヒンジ部と反対側)等、別の位置にしてもよい。又、 端子2のドアへの取り付けを、アースボルト7に端子2を係合させてナットによ り締付け固定する代わりに、車体への接地部となる金属塗装部に食い込む爪を端 子に設け、金属塗装部に端子を固定するようにしてもよい。
【0020】 (5)ドアグリップ6等のアース線1の巻き付け箇所にアース線1の径あるい は幅とほぼ等しい幅の溝を螺旋状に形成し、その溝内にアース線1の一部が収容 されるように巻き付けてもよい。この場合はアース線1が固定状態でより安定す る。
【0021】 (6)上記実施例では自動車のドアグリップ6に取り付けたが、ドアグリップ 6に限らず建物のドアの把手等に取り付けてもよい。 (7)皮膜4を心線3のドアグリップ等に巻き付けられる部分と対応する箇所 にのみ形成し、ドア5の内張の内側に配置される部分は心線3を露出状態として もよい。
【0022】
以上詳述したように本考案によれば、ドアグリップのように細くて曲率の大き な曲面を有する箇所に確実に取り付けることができるとともに、曲率が異なる局 面が連続する箇所でも簡単にしかも確実に取り付けることができる。そして、ア ース線自身が静電気ショック防止器となり静電気ショック防止器の構成が簡単と なる。
【図1】(a)は本考案を具体化した一実施例の概略斜
視図であり、(b)は断面図である。
視図であり、(b)は断面図である。
【図2】アース線を自動車のドアグリップに取り付けた
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図3】変更例の部分概略斜視図である。
1…アース線、2…端子、3…心線、4…皮膜、6…ド
アグリップ。
アグリップ。
Claims (2)
- 【請求項1】 可塑性の材質で形成された良導電性の心
線(3)を所定の抵抗値を有する導電性の皮膜(4)で
被覆し、かつ前記皮膜(4)の抵抗値を心線(3)が接
地された状態で、着衣に静電気が帯電した状態の人体が
前記皮膜(4)に接触したときに、人体を通って着衣か
ら移動する静電気の移動速度を人体に電気的ショックを
与えない程度に抑制する抵抗値としたことを特徴とする
静電気ショック防止用アース線。 - 【請求項2】 可塑性の材質で形成された良導電性の心
線(3)を所定の抵抗値を有する導電性の皮膜(4)で
その第1端部を除いて被覆し、前記第1端部に端子
(2)を取り付け、かつ前記皮膜(4)の抵抗値を心線
(3)が接地された状態で、着衣に静電気が帯電した状
態の人体が前記皮膜(4)に接触したときに、人体を通
って着衣から移動する静電気の移動速度を人体に電気的
ショックを与えない程度に抑制する抵抗値としたことを
特徴とする静電気ショック防止用アース線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722393U JPH0736398U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 静電気ショック防止用アース線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722393U JPH0736398U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 静電気ショック防止用アース線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736398U true JPH0736398U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13338703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6722393U Pending JPH0736398U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 静電気ショック防止用アース線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736398U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010141455A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Audio Technica Corp | ヘッドホン |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP6722393U patent/JPH0736398U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010141455A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Audio Technica Corp | ヘッドホン |
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