JPH0736847B2 - スキー板の組立方法ならびにこの方法によって作られたスキー板 - Google Patents

スキー板の組立方法ならびにこの方法によって作られたスキー板

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JPH0736847B2
JPH0736847B2 JP1041934A JP4193489A JPH0736847B2 JP H0736847 B2 JPH0736847 B2 JP H0736847B2 JP 1041934 A JP1041934 A JP 1041934A JP 4193489 A JP4193489 A JP 4193489A JP H0736847 B2 JPH0736847 B2 JP H0736847B2
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ski
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ルシェール ジル
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冬期スポーツに使用され、氷雪上を滑走するた
めのスキー板に関する。
スキー板は一般に金属製のエッジを備えた2の下方稜部
に沿って2の側面に接合された下方滑走面を含み、該側
面は上面に接合されている。スキー板の巾はその長さに
比して比較的狭く、これにより長手方向を規定し、その
前端は上方に湾曲してアップターン部を構成する。
実際のスキー板は一般に複合構造を有し、機械的応力の
分布を考慮して、種々の材料がおのおの最適に作用する
よう組み合わされる。したがって、この構造は一般にス
キー板の上面および側面を構成する周辺保護部材と、ス
キー板内に生じる撓曲および捩れ応力に耐えるよう強度
および硬度の高い材料から成る内部強度部材(すなわち
強度薄板)とを含む。さらに、該構造は特に充填部材
と、スキー板の下面を構成しかつ雪上での良好な滑走を
保証する滑走底面とを含む。
スキー板のこのような構造がもつ複合特性により、接着
剤または樹脂(一般にエポキシ樹脂)を予め塗布または
含浸した多数の部材を、スキー板の一般的な形状を有す
る成形型内で組み立てることによって該スキー板が得ら
れる。
本発明はスキー板の組立作業に関するものである。
スキー板の製造で実際に使用される技術によれば、各部
材はその間に接着剤(例えばエポキシ樹脂)の層を挟ん
で接着により組み立てられる。接着剤は接着する材料に
応じて、相対する基層の濡れ性およびその接着性が得ら
れるように選択される。硬化後、該接着剤は各基層を結
合する接合層を形成する。熱硬化性材料の接着剤または
溶剤型接着剤が使用可能である。
接着によりスキー板を組み立てるためのこれら公知の技
術は、その実施も著しく困難にしている。特に、接着剤
の硬化時に、熱硬化性接着剤または溶剤型接着剤がスキ
ー板製造作業者に有害かつ危険なガスを発生すること;
接着剤の硬化が瞬間的でなく、少なくとも数分程度の比
較的長い時間待つ必要があるため製造のテンポをかなり
遅らせること;接着する面積が比較的大きいため組立作
業の自動化が非常に難しいこと、などによる。
公知技術の他の欠点は、一旦接着が行われると不可逆で
ある点である。接着後、熱硬化性接着剤または溶剤型接
着剤は、劣化を伴わずに軟化させることができない。軟
化させて接着をはがしてしまうと、接着力が失われるの
で、該接着作業は最終的と考えねばならない。
さらに、接着する面積が比較的大きいという事実を考慮
すると、かなりの量の接着剤を使用しなければならず、
このため製造コストが著しく増加する。
本発明の目的は、中間組立体(サブアセンブリー)から
スキー板を組み立てる新規な方法を提案して公知の組立
方法の上記諸欠点を回避することにあり、この方法によ
れば、有毒ガスを全く発生しない部材により組立が確実
に行われ、該組立は容易に自動化できるとともに非常に
迅速で殆ど瞬間的に行われる。また、組立が中間組立体
の接合区域を加熱することによって確実に行われるた
め、特に溶剤の使用を不要にする。
本発明の他の目的によれば、このようにして製作された
組立は可逆的であって、スキー板の2の中間組立体の組
立層を、後で、選択的に軟化または溶融させることがで
き、該組立層の溶融により2の中間組立体を互に完全に
分離することが可能となり、また該組立層の軟化により
スキー板の形状を後で修正することが可能となる。
このようなスキー板の2の中間組立体の組立の可逆性
は、組立てる基体の2面間に挿入した熱溶融性の接着剤
を使用することにより達成できると考えられる。組立後
においも、温度を上昇させることにより、熱溶融性の接
着剤を軟化または溶融させることができる。しかしなが
ら、このような方法は2つの重大な欠点を有する。すな
わち、熱溶融性の接着剤は非常に高価であり、その使用
によりスキー板の製造コストが著しく増加する。そのう
え、組立表面を構成する材料すべてに対して十分な接着
力を有する熱溶融性の接着剤は実際には無い。事実、ス
キー板の複合構造中には、発泡ポリウレタン表面、金属
面、その他の合成材料面など非常に多種の材料が存在す
る。
本発明の方法は、多種類の材料から成る表面を有するス
キー板の中間組立体の組立を可能にするものであり、こ
の組立は接着剤を用いずに加熱によって行うので、生産
コストを著しく低下させる。
これらの目的およびその他の目的を達成するため、本発
明の方法は、第一および第二の組立面上に、それぞれ、
第一および第二のスキー板中間組立体と、熱可塑性材料
からなり、対応する中間組立体と一体の第一および第二
の薄層を準備し;該薄層を形成する熱可塑性材料を加熱
により溶融させてそれぞれの組立面を相互に押圧し;冷
却後、熱可塑性材料の薄層は相互に溶接されて中間組立
体の一体的な固定を保証することから成る。
一実施態様によれば、熱可塑性材料に対して接着性を有
する接着剤を用いて該中間組立体上に熱可塑性材料のフ
ィルムを予め接着することにより、中間組立体の組立面
を構成する薄層を形成することができる。
他の実施態様によれば、中間組立体の組立面は、熱可塑
性材料のフィルムを該中間組立体の粗面上に予め機械的
に引掛係止することにより得られる。
該機械的引掛係止は、例えば中間組立体の成型時に熱可
塑性材料を加熱することにより行うことができる。「機
械的引掛係止」とは、組立用薄層を形成する熱可塑性材
料は、中間組立体の製作過程で予め溶融したり軟化した
りする際に、変形して中間組立体を構成する材料の粗面
上に存在する全間隙内に侵入し、熱可塑性材料の冷却
後、この熱可塑性材料が中間組立体の粗面に一体的に固
定されている現象を言う。このような機械的引掛係止
は、例えば、発泡ポリウレタン、木材、その他スキー板
の製造に通常使用される細胞状(蜂窩状)材料でできて
いる芯部材の組立用表面を形成するのに適している。こ
のことから、従来の接着技術において細胞状(蜂窩状)
材料の表面を接着する前に一般に必要とされる表面の準
備工程が不要になるという本発明の顕著な利点が得られ
る。実際に、接着に際しては、研磨、サンドブラストま
たは初期引掛係止処理(disposition d′un primaire
d′accrochage)により正確に加工した表面を準備する
ことが必要とされる。熱可塑性材料の機械的引掛係止を
行う本発明の方法においては、細胞状材料の表面状態を
整える事前の作業が省略される。
このように準備され、かつ、熱可塑性材料の薄層から成
る組立面を有する中間組立体は、自動化手段により容易
に貯蔵、取扱い、運搬が可能である。2の中間組立体を
後日組み立てる場合には、これ以外の部材を何ら必要と
せず、単に加熱のみで組立を実施し得る。
一実施態様によれば、加熱は、中間組立体を所望のスキ
ー板形状を与える成形型内に置き、外部から熱エネルギ
ーを供給することにより確実に行われる。
別の方法として、2の組立面を予め加熱し、次いで冷却
前にこれらを一体化してもよい。
他の実施態様によれば、組立面の加熱は、スキー板の長
手方向を横切る方向の機械的振動により2の組立面相互
間に機械的摩擦を起こさせて行う。このように、溶接す
る表面自体に限定して非常に迅速な局部加熱が行われる
ので、スキー板の中間組立体の他の部材は温度上昇によ
る影響を受けない。
本発明は、スキーの成形および熱可塑性材料層の固化後
にスキー板を再度加熱して熱可塑性材料の結合層を軟化
させ得ることから、熱可塑性材料の溶融および固化が可
逆的であるという特性を有効に利用する。軟化時に、ス
キー板を変形させて所望の形状を与えることができ、ま
た熱可塑性材料層の冷却固化の後、スキー板は新しい形
状を保持する。
更に、熱可塑性材料層を完全に溶融させると、中間組立
体を相互に分離させることができ、それにより、例えば
スキーの表面層の修理を行うことができる。
本発明の他の目的、特徴および利点は添付の図面に示す
諸実施態様に関する以下の説明から明らかになろう。
第1図は3個の中間組立体(サブアセンブリー)から成
るスキー板の複合構造の例を示す。例えば、上部中間組
立体1はスキー板の上面2を構成する外部保護材と、上
方稜部材3、4を有する。上部中間組立体は、また、補
強材、例えばガラスと樹脂からなる層状物、アルミニウ
ム合金またはその他の機械的に強度の高い部材を含んで
いてもよい。
中部中間組立体5はスキー板の芯部6と、側部保護面
7、8とを有する。
下部中間組立体9はスキー板の下面を構成する滑走底面
10と、下方稜部材11、12(例えば金属製エッジ材)と、
補強材とを有する。
各中間組立体1、5および9は別々に作られ、他の中間
組立体との一体的な固定を可能にする少なくとも1の組
立面を有する。したがって、上部中間組立体1は下方組
立面13を有し、中部中間組立体5は上方組立面14および
下方組立面15を有し、また下部中間組立体9は上方組立
面16を有する。本発明において該組立面13、14、15、16
は各々熱可塑性材料の薄層から成る。組立面13は薄層17
から成り、組立面14は薄層18から成り、組立面15は薄層
19から成り、組立面16は薄層20から成る。
このようなわけで、各中間組立体は、あとで他の中間組
立体と接触する表面に、熱可塑性材料の薄いフィルムを
有する。該熱可塑性材料の薄いフィルムの厚みは0.1な
いし0.5mmとするのが有利である。
相互に接触する2の組立面を構成する熱可塑性材料は同
種とするのが有利である。しかしながら、2種の異なる
熱可塑性材料を使用してもよく、これら異種材料が溶接
作業時に互に適合性を有する、すなわち、両者が加熱に
より互に溶接可能であればよい。
熱可塑性材料の薄層は、スキー板を組み立てている間、
該薄層を形成する熱可塑性材料を溶融させるのに充分で
あるとともに2の熱可塑性薄層を溶接可能にするのに十
分な温度上昇に分離を起こすことなく耐え得る手段によ
って、対応する中間組立体に一体的に固定されていなけ
ればならない。対象とする中間組立体を構成する材料の
性質に応じて、中間組立体の残余部分と熱可塑性材料の
薄層との一体的固定は各種の方法で確実に行うことがで
きる。
一例として、第5図に細胞状材料から成る中間組立体50
を示す。この中間組立体の下面51は材料の粗面状態ある
いは表面処理による粗面化から生ずるざらつきまたは凸
凹を有する。このような場合、該熱可塑性材料の層190
は中間組立体50の下面51に機械的引掛係止により固定で
きる。すなわち、中間組立体50の形成時に、熱可塑性材
料のフィルムを下面51に押し当て、該フィルムを加熱に
より軟化させて該下面51に付着させる。この実施態様
は、例えば加工した芯部から成る中間組立体50を用いれ
ば可能である。そこでまた、表面51に熱可塑性材料の機
械的引掛係止を可能にする粗面あるいは表面状態を与え
ることもできる。この実施態様は繊維を装填した発泡ポ
リウレタン、例えば「イゾコール(ISOCORE)」型のも
ので加工した芯部から成る中間組立体50に特に適してい
る。事実、この場合に、芯部は特別な表面処理を必要と
せず、針を用いて穿孔するだけでよい。したがって、ポ
リウレタン製芯部を接着により組み立てたい場合に必要
とされる表面処理が省略できる。繊維が存在すると、中
間組立体50に対する熱可塑性材料層190の機械的引掛係
止が著しく改善されることがわかる。
第6図は中間組立体52に対して熱可塑性材料層191を一
体的に固定する第二の実施態様を示す。この実施態様に
おいて、該一体的固定は接着により確保され、接着剤の
層192が熱可塑性材料191と中間組立体51の残部とを結合
する。この実施態様においては、スキー板製造に通常使
用される接着剤192、特にエポキシ接着剤に適合する熱
可塑性材料を選択するのが好ましい。
第5図の実施態様において、射出成形した発泡ポリウレ
タン製の芯部を得るには、射出成形を行う成形型の壁面
に熱可塑性材料のフィルム190を置くだけでよい。発泡
材料は射出成形中に熱可塑性材料のフィルムに付着す
る。したがって、このような方法によれば、芯部の表面
処理作業を省略することができる。
熱可塑性材料と機械的引掛係止を行うことができる加工
された芯部50の場合、スキー板の組立時に熱可塑性材料
のフィルム190を挿入配置してもよい。
スキー板の下部中間組立体9および上部中間組立体1の
製作に特に適した他の実施態様によれば、中間組立体の
製作は平らな状態で行われ、かつ、熱可塑性材料のフィ
ルムは該中間組立体の主構造を成す補強用樹脂により中
間組立体の残部に一体的に固定される。
金属合金の場合には、一般に適当な接着剤を加えるだけ
でよい。
アルミ合金の場合には、あらゆる種類の接着に先立って
必要とされる表面処理、特にスルフォクロム酸処理また
は沈殿を生じない軽度の陽極酸化処理を行えば、熱可塑
性フィルムの良好な直接付着を充分に保証する。適宜な
フィルム溶融温度と圧力を選ぶだけでよい。金属表面の
微小孔内に侵入させるためには熱可塑性材料を十分に液
化することが必要である。
イオノマー型熱可塑性材料(エチレンとメタクリル酸の
変性共重合体)またはEAA型熱可塑性材料(エチレンと
アクリル酸の共重合体)はこのように処理したアルミ合
金に直接に付着する。
第2図ないし第4図は、スキー板が2の中間組立体30、
31を含む一実施態様における本発明の組立方法の主要3
工程を示す。例えば、上部中間組立体30は保護材と補強
材と芯部と側面保護材と有する。下部中間組立体31は補
強材と稜部材と、滑走底面とを有する。各中間組立体の
構成部材は詳細には図示されていない。
上部中間組立体30は熱可塑性材料のフィルム32に結合さ
れ、下部中間組立体31は熱可塑性材料のフィルム33に結
合される。最初は、第2図に示すように、4部材は各々
分離している。
準備工程において、2の中間組立体を別々に製作する。
すなわち第3図に示すように、一方では上部中間組立体
30を熱可塑性フィルム32と組み合わせ、また他方では下
部中間組立体31を熱可塑性フィルム33と組み合わせる。
このようにして得られた2の中間組立体は容易に取り扱
いができ、熱可塑性材料32、33の表面は清浄で、かつ、
固体状である。これは本発明の特に重要な利点である。
第4図に略示する組立工程においては、2の熱可塑性材
料の層32、33を相互に向い合わせに配置してから、該2
層を加熱してこれらを溶融かつ融着させて単一の接合層
34を形成する。冷却後、該接合層34を固化して中間組立
体30、31を一体的に固定する。
第一の実施態様において、組立工程は成形型を用いて行
うことができる。該成形型内に熱可塑性材料の層32、33
を備えた2の中間組立体30、31を挿入し、スキー板全体
の温度を上昇させて熱可塑性材料の層を溶融して融着さ
せる。冷却後に該スキーは型により形成された形状を保
持する。
第二の実施態様において、熱可塑性材料の層の加熱は、
第1図の双方向矢印40で示すように、2の中間組立体を
相互に組立面に平行でかつスキー板をほぼ横切る方向に
沿って機械的振動を与えることにより行われる。機械的
振動により2の面が相互に摩擦を生じ、局部加熱が起こ
る。この実施態様はスキー板の他の部材の或るものと同
一のあるいはこれより高い融点を有する熱可塑性材料の
使用を可能にする。
これに対し、例えば型内において外部から熱エネルギー
を供給して加熱を行う実施態様の場合には、スキー板の
他の部材よりも融点の低い熱可塑性材料を選択すること
が必要である。
他の実施態様によれば、中間組立体の2の組立面を例え
ば赤外線ランプにより予熱し、次いでこの面を互に押し
当てて融着させてもよい。
本発明によって組み立てられたスキー板は、その形状
(特に湾曲度)ならびに修理について、後日、任意かつ
制御された修正を可能にする。
形状を変えるには、スキー板を加熱して熱可塑性材料の
接合層を軟化させ、スキー板に所望の形状を与え、次い
でスキー板を冷却して中間組立体を改めて接合しスキー
板を所望の形状に保つ。
中間組立体を交換してスキー板を修理するには、スキー
板を加熱して熱可塑性材料の接合層を溶融させ、欠陥の
ある中間組立体を取り外し、交換用の中間組立体を残存
する元の中間組立体に接合し、次いでスキー板を冷却し
て溶接を確実なものとする。
本発明は詳述した実施態様に限定されるものではなく、
冒頭の特許請求の範囲に包含される諸変形ならびに包括
概念を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスキー板を構成する3個の中間組立
体の構造を示す斜視図。 第2図ないし第4図は、本発明の2個の中間組立体の組
立工程を示す断面図。 第5図は機械的に引掛係止された熱可塑性材料の薄層を
備えた中間組立体の模式的断面図。 第6図は接着により一体的に固定した熱可塑性材料の薄
層を有する本発明の中間組立体の模式的断面図。 (主なる部分の符号の説明) 1……第一の中間組立体(サブアセンブリー) 2……第二の中間組立体(サブアセンブリー) 13……第一の組立面 14……第二の組立面 17、18……薄層 51……粗面 192……接着層

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が別個に製作された、少なくとも第一
    の組立面を有する第一の中間組立体と第二の組立面を有
    する第二の中間組立体からスキー板を組み立てて製作す
    る方法において、 前記第一の組立面(13)および第二の組立面(14)は、
    それぞれ、熱可塑性を有する材料からなる第一の薄層
    (17)と、同じく熱可塑性を有する材料からなる第二の
    薄層(18)とで構成され、これら第一と第二の薄層は、
    それぞれ、前記第一と第二の中間組立体と一体であり;
    かつ、前記薄層(17、18)を構成する前記熱可塑性材料
    が加熱により溶融し、かつ、冷却後前記薄層を互いに接
    合するよう前記第一の中間組立体(1)と第二の中間組
    立体(2)を、前記接合面(13、14)を介して互いに貼
    り合わすことを特徴とするスキー板の組立方法。
  2. 【請求項2】前記熱可塑性材料の薄層(17、18)の少く
    とも1が、前記薄層を構成する前記熱可塑性材料に付着
    する接着層(192)を用いて接着により対応する中間組
    立体と一体的に接合されることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記熱可塑性材料の薄層(17、18)の少な
    くとも1が、粗面(51)に機械的引掛係止により、対応
    する中間組立体と一体的に接合されることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記機械的引掛係止が、前記熱可塑性材料
    の加熱によって前記中間組立体を成形する際に行なわれ
    ることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記中間組立体の少なくとも1が、該中間
    組立体の薄層と接触するアルミニウム合金の面を含み;
    前記アルミニウム合金の面には前以てスルフォクロム酸
    処理を施し;かつ、前記熱可塑性材料の薄層は、適宜な
    温度および圧力の下で、熱可塑性材料の薄層をアルミニ
    ウム合金の表面に押し当てることにより形成されること
    を特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記中間組立体の少なくとも1が、該中間
    組立体の熱可塑性材料からなる薄層と接触するアルミニ
    ウム合金の表面を含み;前記アルミニウム合金の表面
    は、前以て、沈澱を生じさせることなくわずかに陽極酸
    化処理され;かつ、前記熱可塑性材料の薄層は、適宜な
    温度と圧力の下で、熱可塑性材料の薄層をアルミニウム
    合金の表面に押し当てることにより形成されることを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記中間組立体が射出成形した発泡ポリウ
    レタンの部材からなり;かつ、前記熱可塑性材料のフィ
    ルムを成形用鋳型の壁部に対して配置し、前記発泡ポリ
    ウレタンが前記熱可塑性材料のフィルムに付着して熱可
    塑性材料の薄層を形成するよう、該鋳型内に発泡ポリウ
    レタンを射出することを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】前記中間組立体が粗面(51)を有し;か
    つ、該熱可塑性材料のフィルムを、スキー板の組立てに
    際し、前記粗面に対して挿入するようにして配置し、そ
    れにより対応する部材上への前記薄層の機械的引掛係止
    が前記スキー板の組立てに際して行なわれるようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  9. 【請求項9】スキー板を組み立てるための前記薄層の加
    熱が、熱エネルギーを外部から供給することによって確
    保されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    1に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記薄層を接合した後、前記中間組立体
    を組み立てる前に加熱することを特徴とする請求項9に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】加熱後前記薄層が互いに接合されるよ
    う、前記2の中間組立体を加熱した成形型内に配置し;
    かつ、前記熱可塑性材料は、その融点が前記中間組立体
    を形成する他の諸材料の融点よりも低いものを選択する
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】スキー板を組み立てるための前記薄層の
    加熱が、組立面を互いに押圧することにより、かつ、前
    記組立面に並行でかつ前記スキー板をほぼ横切る方向に
    前記中間組立体を互いに機械的に振動させて前記2の組
    立面間に摩擦を生じさせることにより確保されることを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】前記薄層が0.1ないし0.5mmの厚みを有す
    るフィルムで形成されることを特徴とする請求項1ない
    し12のいずれか1に記載の方法。
  14. 【請求項14】2の中間組立体を組み立ててスキー板を
    形成する場合、前記第一の中間組立体を保護材料と補強
    材料と芯材とで構成し、他方、前記第二の中間組立体を
    補強材料と下方稜部と滑走用底部とで構成することを特
    徴とする請求項1ないし13のいずれか1に記載の方法。
  15. 【請求項15】3の中間組立体を接合してスキー板を形
    成する場合、上部中間組立体を保護材料と補強材料とで
    構成し;中部中間組立体を芯材と側方保護部材とで構成
    し;かつ、下部中間組立体を保護材料と下方稜部と滑走
    用底部とで構成することを特徴とする請求項1ないし13
    のいずれか1に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記中間組立体を互いに接合したのち、
    スキー板を加熱して前記熱可塑性材料で形成した接合層
    を軟化させ;次いで、該スキー板の形状を修正し;該ス
    キー板を冷却して新たに接合させるとともに、該スキー
    板を所望の形状に保持することを特徴とする請求項1な
    いし15のいずれか1に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記中間組立体を接合したのち、スキー
    板を加熱して熱可塑性材料の接合層を溶融させ;次い
    で、前記中間組立体を互いに分離させ;最初に設けた中
    間組立体の少なくとも1を交換用中間組立体に接合し;
    かつ、最後に、前記スキー板を冷却することを特徴とす
    る請求項1ないし15のいずれか1に記載の方法。
  18. 【請求項18】熱可塑性材料の薄層を介して互いに一体
    的に接合された少なくとも2の中間組立体から成ること
    を特徴とするスキー板。
  19. 【請求項19】前記接合用薄層を形成する前記熱可塑性
    材料が、スキー板を構成する他の材料の融点よりも低い
    融点を有することを特徴とする請求項18に記載のスキー
    板。
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