JPH0736862B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0736862B2
JPH0736862B2 JP7053689A JP7053689A JPH0736862B2 JP H0736862 B2 JPH0736862 B2 JP H0736862B2 JP 7053689 A JP7053689 A JP 7053689A JP 7053689 A JP7053689 A JP 7053689A JP H0736862 B2 JPH0736862 B2 JP H0736862B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば打球が所謂継続入賞口に入ると特定遊
技状態となって、可動部材の状態を打球が入り易い第2
状態に変換することができる変動入賞装置を備えたパチ
ンコ機に関するものである。
〈従来の技術〉 例えば打球が変動入賞装置内の継続入賞口に入ることに
基づいて特定遊技状態が発生し、該変動入賞装置の可動
部材の状態を適宜に変換することにより、遊技者にとっ
て不利な第1状態から遊技者にとって有利な第2状態に
変換するようにして遊技者に特別遊技価値を付与するよ
うにしたパチンコ機は、従来公知である。
斯かるパチンコ機の変動入賞装置には、入賞口手段とし
て、例えば3つの入賞口を並設すると共に中央の入賞口
を継続入賞口となし、該継続入賞口が遊技上の特別な付
加価値を与えるための特別な入賞口として機能するもの
となっている。そして、この継続入賞口への入賞情報を
取得する継続入賞球検出器が継続入賞球を検出すること
と関連させて、予め定めた遊技上の規定に基づき変動入
賞装置を第2状態に変換させるので、遊技者は有利な状
態で遊技を進行でき、特別遊技価値を得られるのであ
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような変動入賞装置を備えるパチン
コ機においては、変動入賞装置内の所定場所に固設され
ている継続入賞口は、遊技店の利益と遊技者の獲得利益
とのバランスを考慮して、比較的入賞率を低くするよう
な工夫が為されているために、変動入賞装置が第2状態
に変換して遊技者に有利な状態(打球を受け入れ易い状
態)になっても、変動入賞装置内の継続入賞口へ打球が
入賞する確率は一定であることから、遊技者に付与され
る特別遊技価値も概ね均等となってしまう場合が多い。
このため、遊技者が獲得可能な特別遊技価値が著しく大
きくなったり、逆に低くなったりする偶発的な要素に欠
けることから、遊技者が満足する程に遊技上の興趣を高
めているとはいえない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技者にとって
不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変
換可能な変動入賞装置(例えば特別変動入賞装置4)
と、遊技状態が上記変動入賞装置を予め定めてある規定
(例えば18回の開閉動作乃至10個入賞のうちどちらか早
い方の出力で1サイクルを制御)に基づいた上記第2状
態に変換できる特定遊技状態になったことを検出する特
定遊技状態検出手段(例えば電気的制御装置21等)と、
を有するパチンコ機において、 上記特定遊技状態検出手段は、 受け入れた打球を検出可能な複数の入賞口からなる入賞
口手段(例えば、継続入賞検出器35aを有する入賞口19a
と継続入賞検出器35bを有する入賞口19bと継続入賞検出
器35cを有する入賞口19c)と、 所定の条件に基づいて、上記入賞口手段の複数の入賞口
のうち1つの入賞口を特定して有効化し、上記特定遊技
状態を起生する入賞口有効化手段(例えば第1カウンタ
39、第3,第6,第7アンドゲート52,64,65)と、を設ける
ものとした。
〈作用〉 入賞口有効化手段が、複数の入賞口手段のうちから一つ
を特定遊技状態の起生を可能なように有効化するので、
当該変動入賞装置へ受け入れられた遊技球が何れの入賞
口手段に検出されるかという条件と、当該遊技球が入賞
検出された際における有効化入賞口が何れの入賞口手段
であるかという条件とから、当該入賞球が特定遊技状態
を起生するための条件となる有効入賞球であるか否かを
判定するので、特定遊技状態の起生確率に変動性を付加
することが可能となる。
〈実施例〉 以下本発明を図面の一実施例にもとづいて説明する。
パチンコ機の遊技盤1の表面には、第1図で示すよう
に、ガイドレール2で囲んだ遊技部3を形成し、この遊
技部3内に無数の障害釘を植設するとともに、ほぼ中央
には特別変動入賞装置4を設け、該特別変動入賞装置4
の下方には2つの第1特定入賞口5,5と、1つの第2特
定入賞口6とを並設し、第1特定入賞口5,5には第1特
定入賞検出器7,7を、第2特定入賞口6には第2特定入
賞検出器8を各々臨ませる。
第2図乃至第5図で示す特別変動入賞装置4の実施例
は、馬の形を模して装飾効果を高めるようにしたもの
で、開口部9を有する取付基板10の表面に、馬の首を模
した左可動翼片11aと馬の尾を模した右可動翼片11bとを
左右に軸着するとともに、左可動翼片11aの下方に馬の
脚を模した左装飾可動部材12aを、右可動翼片11bの下方
に馬の脚を模した右装飾可動部材12bを各々軸着し、各
可動翼片11a,11b、及び装飾可動部材12a,12bを覆うよう
にして、馬の胴を模した横長な履板13を固定し、開口部
9の上方には左右可動翼片11a,11bの起立状態における
間隔よりも僅かに幅広な中空枠状の球阻止部14を突設
し、開口部9の下方、即ち左右の可動翼片11a,11bの下
方には左右の起立壁15,15と前装飾板16と底面板17と仕
切板18,18とからなるポケット枠状の入賞口19a,19b,19c
を3つ並べて突設し、前装飾板16には各入賞口19a,19b,
19cに対応してV字形ランプ等から構成された3つの表
示部材20a,20b,20cを設ける。なお、上記3つの表示部
材20a,20b,20cは、遊技盤1の裏側に設けてある電気的
制御装置21からの信号により、常態においてはいずれか
1つの表示部材20が制御装置21で予め設定された順序で
順次点灯するようにしてある。
取付基板10の裏側には、前面開放状の中空な裏箱22を設
け、該裏箱22の内部には奥に向って下り傾斜する案内板
23を設け、また裏箱22の背面には前記各可変翼片11a,11
b、及び左右装飾可動翼部材12a,12bを回動するソレノイ
ド等の電気的駆動源24,24を取り付ける。図面の実施例
では、各可動翼片11a,11b及び左右装飾可動部材12a,12b
の長尺な支軸25…を裏箱22の側面の筒状軸受部26…内に
挿通して各支軸25…の先端を軸受部26…の後端から突出
させ、この先端部分にL字状の腕27…を各々固定し、電
気的駆動源24のプランジャに取付けた作動板28の上係合
孔29内に可動翼片11の腕27のピンを、下係合孔30内に装
飾可動部材の腕27のピンを各々遊嵌する。また、作動板
28には復帰スプリング31を接続し、電気的駆動源24,24
の復帰スプリングと相俟って作動板28を下方に付勢す
る。
したがって、電気的駆動源24,24が消磁した状態におい
ては復帰スプリング31の付勢により左右の両可動翼片11
a,11bが略々垂直に起立するとともに、左右の両装飾可
動部材12a,12bが略々垂直に垂れ下がる第1状態を維持
する。この状態においては、両可動翼片11a,11bの上端
が球阻止部14に近接するので、遊技部3内を流下してき
た打球が両可動翼片11a,11bの内側に流入不能となり、
入賞口19a,19b,19cに打球が入らない、遊技者にとって
不利な第1状態となる。
一方、打球が第1特定入賞口5,5又は第2特定入賞口6
に入り、第1特定入賞検出器7,7又は第2特定入賞検出
器8からの信号を受けて電気的制御装置21が電気的駆動
源24,24を励磁すると、各作動板28が復帰スプリング31
の付勢に抗して上昇し、上下の腕27…を各々反対方向に
回動する。腕27…が回動すると、支軸25を介して可動翼
片11a,11bが上端を外側に倒す方向に回動するととも
に、装飾可動部材12a,12bが下端を外側に傾ける方向に
回動し、第3図で示すように、恰も馬が走っている様な
状態となる。両可動翼片11a,11bが回動して第3図で示
すように横倒しの第2状態に変換すると、可動翼片11a,
11bと球阻止部14との間に大きな間隙32が形成されるの
で、遊技部3内を流下してきた打球が上記間隙32を通っ
て可動翼片11a,11b上に流下する。
そして、これら可動翼片11a,11b上に流下した打球は、
覆板13裏面のブロック33が両可動翼片11a,11b間を塞い
でいるので、裏箱22内の案内板23上を流下し、裏箱22内
の奥に開設してある別の入賞口に入賞する。即ち、両可
動翼片11a,11bが横倒しの状態に変換すると、打球を受
け入れ易い、遊技者にとって有利な第2状態となる。
そして、第2状態で電気的駆動源24,24が消磁すると、
復帰スプリング31の付勢により両可動翼片11a,11b及び
左右の装飾可動部材12a,12bが戻り回動する。可動翼片1
1a,11bが戻り回動すると、各可動翼片11a,11bの下端と
ブロック33との間に間隙が生じる。このため、可動翼片
11a,11b上に載った打球がブロック33の横の間隙を通っ
て落下し、入賞口19a,19b,19cのいずれかに入る。
本実施例における入賞口19a,19b,19cは、例えば打球が
特定入賞口5,6の何れかに入ることにより表示部材20…
の変換表示が停止し、このときに連続された表示に対応
する入賞口が継続入賞口として機能する。即ち、打球が
第1特定入賞口5,5、又は第2特定入賞口6の何れかに
入り第1特定入賞検出器7,7又は第2特定入賞検出器8
が当該打球を検出して電気的制御装置21に信号を送る
と、電気的制御装置21が表示部材20…の変換表示を停止
させるとともに、停止したことによって連続表示された
表示を判別し、この表示に対応する入賞口19を継続入賞
口として機能させる。
なお、打球が第1特定入賞口5,5の何れかに入ると、電
気的制御装置21の制御により特別変動入賞装置4の可動
翼片11a,11bが所定時間(例えば0.5秒)の1回だけ第1
状態から第2状態に変換し、打球が第2特定入賞口6に
入ると所定時間(例えば0.8秒)宛の2回だけ第1状態
から第2状態に変換する補助遊技が行われるようにして
ある。また、図面の実施例では、変動入賞装置4を第2
状態に変換すると、電気的制御装置21からの信号により
ソレノイド(図示せず)を励磁させて、ジョッキーを模
した移動装飾部材34が下降するようにしてある。
可動翼片11a,11bが戻り回動したときに可動翼片11a,11b
上の打球が一般の入賞口19…、即ち表示部材20…により
継続入賞口に指定されなかった入賞口、例えば表示部材
20aが連続点灯表示した左側の入賞口19aが継続入賞口と
して指定された場合、中央の入賞口19bと右側の入賞口1
9cのうちいずれかの入賞口に入ると、該打球が遊技盤1
の裏側に排出して入賞球となり、賞球排出装置(図示せ
ず)が所定数の賞球を排出する。
なお、変動入賞装置4内に設けた入賞口19a,19b,19cに
連通する入賞球流路の適所には、継続入賞検出器35a,35
b,35cを各々設けてあり(第4図参照)、何れの入賞口
が継続入賞口に指定されても、当該入賞球を継続入賞球
として検出できるようにしてある。すなわち、継続入賞
検出器35aを有する入賞口19aと継続入賞検出器35bを有
する入賞口19bと継続入賞検出器35cを有する入賞口19c
の3つの入賞口によって、入賞口手段を構成するのであ
る。
一方、可動翼片11a,11b上の打球が継続入賞口として機
能する入賞口19aに打球が入ると、当該入賞口19aの継続
入賞検出器35aが打球を検出して電気的制御装置21に信
号を送る。電気的制御装置21は、継続入賞口の継続入賞
検出器35aから信号を受けると、可動翼片11a,11bを18回
開閉することを1サイクルとし、打球が継続入賞口に入
ることを条件として8サイクルまで更新できる特別遊技
を行えるように設定してある。そして、サイクル数は、
覆板13に設けたサイクル表示器36に可視表示されるよう
にしてある。但し、或るサイクルにおいて特別変動入賞
装置4に10個の打球が入賞すると計数用検出器37がこれ
らの打球を1個宛検出し、可動翼片11a,11bの残り開閉
数や残りサイクル数に拘らずその時点で特別遊技が終了
するように、上記電気的制御装置21によって制御される
のである。
すなわち、第1,第2特定入賞口5,6の何れかに打球が入
賞することで行われる補助遊技において、有効な継続入
賞口に指定された入賞口19a〜19cの何れかに継続入賞す
ることに基づいて行われる特別遊技は、変動入賞装置4
を第2状態に変換することとにより、遊技者に特別遊技
価値を付与するのである。
なお、本実施例では、変動入賞装置4を第2状態に変換
することとにより特別遊技価値を遊技者に付与するべ
く、予め設定した規定(例えば、変動入賞装置への10個
入賞、可動翼片11a,11bの18回開閉動作終了のうち何れ
かの条件が満たされるまでに継続入賞球が検出されるこ
と)により上記変動入賞装置4を繰り変して変動駆動す
るような制御を電気的制御装置21が行うものとしてあ
る。
次に、上記した特定遊技状態検出手段の一機能たる入賞
口有効化手段や特定遊技の制御を行う電気的制御装置21
について説明する。
第6図に示す電気的制御装置21の実施例は、第1発振器
38に接続した第1カウンタ39のQ0、Q1、Q2出力側に第1
ドライバ40a、第2ドライバ40b、第3ドライバ40cを介
して第1表示部材20a、第2表示部材20b、第3表示部材
20cに夫々接続してある。したがって、常には第1発振
器38からの出力によりQ0、Q1、Q2出力が1つずつ順次
「H」となり、この「H」に対応する第1表示部材20
a、第2表示部材20b、第3表示部材20cが1つずつ順次
点灯する。
また、第1特定入賞口5,5の第1特定入賞検出器7,7を第
1フリップフロップ41に接続し、該第1フリップフロッ
プ41の反転Q出力を第1アンドゲート42、第1オアゲー
ト43を介して第2カウンタ44に接続し、該第2カウンタ
44のQ0出力に駆動回路45を介して電気的駆動源24,24に
接続してある。したがって、第1フリップフロップ41の
リセット状態においては、第1フリップフロップ41の反
転Qが「H」となり、この「H」出力が第1アンドゲー
ト42、第1オアゲート43を介して第2カウンタ44に入
り、第2カウンタ44の作動を停止している。このため、
電気的駆動源24,24は消磁し、特別変動入賞装置4が両
可動翼片11a,11bを起立した第1状態を維持する。
この状態で打球が第1特定入賞口5,5に入り、第1特定
入賞検出器7,7からの信号が第1フリップフロップ41を
セットすると、反転Q出力が「L」に変換する。このた
め、第2カウンタ44が始動して第2発振器46からの信号
を受けてQ0出力が「H」に変換し、電気的駆動源24,24
を励磁する。したがって、特別変動入賞装置4の両可動
翼片11a,11bが打球を受け入れない第1状態から打球を
受け入れ易い第2状態に変換する。
そして、Q3出力から「H」が出力されると、この「H」
が第2アンドゲート47の一方の入力側に入る。第2アン
ドゲート47は、第2フリップフロップ48の反転Q出力を
他方の入力としているので、第2フリップフロップ48が
リセット状態では反転Q出力の「H」とにより開き、第
2オアゲート49を介して第1フリップフロップ41をリセ
ットする。したがって、特別変動入賞装置4はQ3出力か
ら「H」が出力されるまでの例えば0.5秒間だけ第2状
態を維持する。
また、特別変動入賞装置4が第1状態のときに打球が第
2特定入賞口6に入り第2特定入賞検出器8からの信号
が第2フリップフロップ48をセットすると、Q出力が
「H」に変換し、この「H」出力が第1フリップフロッ
プ41をセットして、第2カウンタ44を始動する。第2カ
ウンタ44が始動すると、Q0出力が「H」になる0.8秒毎
に特別変動入賞装置4の可変翼片11a,11bが第1状態か
ら第2状態に変換する。なお、Q3出力が「H」に変換し
ても第2アンドゲート47の他方の入力側が第2フリップ
フロップ48の反転Q出力「L」を入力としているので、
Q3出力により第1フリップフロップ41がリセットされる
ことがない。
そして、第2カウンタ44が始動してから3.2秒後に、即
ちQ0出力が2回「H」に変換して特別変動入賞装置4の
可変翼片11a,11bが第1状態から第2状態に2回変換し
た後、Q1出力が「H」に変換すると、この「H」出力が
第2オアゲート49を介して第1フリップフロップ41及び
第2フリップフロップ48を同時にリセットする。したが
って、打球が第2特定入賞口6に入ると、特別変動入賞
装置4は、0.8秒ずつ2回だけ第1状態から第2状態に
変換する。
この様に、特別変動入賞装置4は、打球が第1特定入賞
口5,5に入ると1回だけ、第2特定入賞口6に入ると2
回だけ、打球を受け入れない第1状態から打球を受け入
れ易い第2状態に変換する。
また、第1特定入賞口5,5、又は第2特定入賞口6に打
球が入って第1フリップフロップ41がセット状態に変換
すると、Q出力が「H」に変換し、この「H」出力が第
3オアゲート50を介して第3フリップフロップ51をセッ
トし、該第3フリップフロップ51のQ出力からの「H」
を前記した第1カウンタ39に送り、カウント作動を停止
する。
第1カウンタ39のカウント作動が停止すると、Q0、Q1、
Q2出力からは第3フリップフロップ51からの「H」が入
った時点における状態を維持し、例えばQ0出力、及びQ1
出力を「L」、Q2出力を「H」の状態で停止する。Q2出
力が「H」の状態で停止すると、第1表示部材20aと第
2表示部材20bが消灯し、第3表示部材20cが点灯し続
け、遊技者に右側の入賞口10cが継続入賞口として機能
することを可視表示する。
また、Q2出力が「H」になると、第3アンドゲート52の
一方の入力側が「H」になる。したがって、この状態
で、遊技部3内を流下する打球が第2状態における可動
翼片11a,11b上に流下し、この打球が運良く右側の入賞
口19cに入ると、当該入賞口19cの継続入賞検出器35cが
当該打球を検出して第3アンドゲート52の他方の入力側
に「H」を送り、該第3アンドゲート52を開くことがで
きる。
第3アンドゲート52が開くと、「H」が第4オアゲート
53を介して第4アンドゲート54の一方の入力側に入る。
第4アンドゲート54は、第3カウンタ55の出力を第5オ
アゲート56を介して他方の入力としているので、第4オ
アゲート53からの「H」により開いて第4フリップフロ
ップ57をセットする。第4フリップフロップ57がセット
されると、反転Q出力が「L」に変換するとともに、Q
出力が「H」に変換する。
そして、第4フリップフロップ57のQ出力が「H」に変
換すると、この「H」が第3オアゲート50を介して第3
フリップフロップ51に入り、第3フリップフロップ51の
Q出力が「H」にし続ける。したがって、第1カウンタ
39は前記した状態で動かず、Q2出力を「H」にして第3
表示部材20cを点灯し右側の入賞口19cが継続入賞口であ
ることを表示し続ける。
また、第4フリップフロップ57の反転Q出力が「H」か
ら「L」に変換すると、第1アンドゲート42の他方の入
力側が「L」になり、第1フリップフロップ41がリセッ
トしても第2カウンタ44が作動し続ける状態にする。し
たがって、特別変動入賞装置4は、第2カウンタ44のQ0
出力が「H」に変換される度に0.8秒間ずつ第1状態か
ら第2状態に変換する。
そして、第2カウンタ44が始動してから29.6秒後、即ち
Q0が18回「H」に変換して特別変動入賞装置4が18回だ
け第1状態から第2状態に変換した後、Q2出力が「H」
に変換する。Q2出力が「H」に変換すると、この「H」
が第6オアゲート58を介して第4フリップフロップ57を
リセットする。第4フリップフロップ57がリセットされ
ると、出力が「L」から「H」に変換するので、この
「H」出力が第1アンドゲート42、第1オアゲート43を
介して第2カウンタ44を停止する。したがって、特別変
動入賞装置4は、可動翼片11a,11bを18回開閉すること
を1サイクルとする。
そして、この特別遊技では、特別変動入賞装置4の可動
翼片11a,11bが開閉動作している最中に、打球が継続入
賞口として機能する右側の入賞口19cに運良く入ると、
サイクルの更新が行われる。本実施例では、第3カンウ
ンタ55により設定した8サイクル目まで更新可能にして
ある。なお、このサイクル数は、サイクル表示器36によ
り遊技者に可視表示される。
上記した様に、特別変動入賞装置4の可動翼片11a,11b
が18回開閉動作を行っている間、遊技部内を流下する打
球が可動翼片11a,11b上に落下して次々に入賞すると、
計数用検出器37がこれらの打球を1個宛検出し、第4カ
ウンタ59に信号を送る。第4カウンタ59は、1サイクル
当り所定数、例えば10個の入賞球を計数すると、第5ア
ンドゲート60、第6オアゲート58を介して第4フリップ
フロップ57をリセットする。したがって、特別変動入賞
装置4に10個の打球が入賞すると、前記した可動翼片11
a,11bの開閉動作数18回の満了に拘らず、またサイクル
更新数に拘らず、特別遊技を終了する。なお、計数用検
出器37が検出した当該サイクルにおける入賞球数は、遊
技盤1の右上に設けた入賞球数表示器61により遊技者に
可視表示される。
この様に、本実施例における特別遊技は、打球が継続入
賞口に入ることなく可動翼片11a,11bが18回開閉動作す
るか、特別変動入賞装置4に10個の打球が入賞するか、
又は、打球が継続入賞口に入った場合にはサイクルが8
回更新されたかのいずれか一つの停止条件が成立した時
点で終了する。
なお、打球が第1特定入賞口5や第2特定入賞口6に入
って特別変動入賞装置4の可動翼片11a,11bが1回また
は2回開閉しても打球が継続入賞口に入らなかった場
合、或は特別遊技が終了した場合は、第3フリップフロ
ップ51をリセットしてQ出力を「H」から「L」に変換
することにより第1カウンタ39を作動させて表示部材20
a,20b,20cを再度1つずつ順次点灯する。この場合、可
動翼片11a,11bの電気的駆動源24,24が消磁した後であっ
ても可動翼片11a,11b上に載っていた打球が遅れて継続
入賞口に入る可能性がある。このため、第3発振器62に
接続した第5カウンタ63により1.5秒間の猶予時間を設
けて第3フリップフロップ51をリセットするように構成
してある。
なお、第1カウンタ39のカウント動作が停止して、第1
表示部材20aが点灯した場合には左側の入賞口19aが継続
入賞口として機能する。したがって、打球が入賞口19a
に入り第1継続入賞検出器35aが当該打球を検出すると
第6アンドゲート64が開いて、前記と同様に特別遊技を
開始し、また、第2表示部材20bが点灯した場合には中
央の入賞口19bが継続入賞口として機能し、打球がこの
入賞口19bに入ると第7アンドゲート65が開いて特別遊
技を開始する。
すなわち、一定時間毎にパルス出力を行う第1発振器38
と、該第1発振器38からの入力を受ける度にQ0〜Q3の信
号レベルを順次「H」に変換してゆく第1カウンタ39
と、該第1カウンタ39のQ0〜Q2が一方の入力となってい
る第7アンドゲート65,第6アンドゲート64、第3アン
ドゲート52等が相互に機能することによって、入賞口手
段(入賞口19a〜19cおよび継続入賞口35a〜35cより構
成)の何れか一つを特定して有効な継続入賞口として有
効化する入賞口有効化手段を構成すのである。
このように、電気的制御装置21は、特別遊技の遊技進行
を制御することによって実質的な特別遊技価値を遊技者
に付与する特別遊技制御機能を有するので、特定遊技状
態検出手段を構成する入賞口手段や入賞口有効化手段と
協働することにより、入賞口有効化手段によって有効化
された入賞口への入賞球を入賞口手段が検出することに
基づいて特別遊技の開始制御を行い、予め設定した規定
による変動入賞装置4の可動翼片11a,11bの回動制御が
繰り返し行われるのである。
なお、本実施例における可動翼片11a,11bの回動制御
は、変動入賞装置4の駆動源24,24を駆動させる駆動回
路45、該駆動回路45への信号出力を行う第2カウンタ4
4、該第2カウンタ44の出力制御を行う第4カウンタ57
等によって行うものとしてある。また、本実施例におけ
る特別遊技は、所定条件が満たされるまでを1サイクル
に設定すると共に、このサイクルを所定条件が満たされ
ることで所定数まで繰り返し継続可能としたので、サイ
クル終了制御や継続制御を第3カウンタ55や第4カウン
タ59が行うものとしてある。
以上説明したように、本発明に係るパチンコ機において
は、特別遊技特別遊技状態検出手段の一機能を担う入賞
口有効化手段が複数の入賞口手段のうちから一つを特定
して特定遊技状態の起生を可能に有効化するので、当該
変動入賞装置4へ受け入れられた遊技球が入賞口19a〜1
9cの継続入賞検出器35a〜35cの何れに検出されるかとい
う条件と、当該遊技球が入賞検出された際に有効化され
ている有効化入賞口が入賞口19a〜19cの何れであるかと
いう条件とから、当該入賞球が有効な継続入賞球である
か否かを判定することとなり、特定遊技状態の生起確率
に変動性を付加することが可能となる。
したがって、変動入賞装置4内に受け入れられた遊技球
が継続入賞検出器35a〜35cの何れかに検出された際の有
効化入賞口が入賞口19a〜19cの何れであるかという偶発
的条件に基づいて、特定遊技状態の生起確率に変動性が
与えられ、遊技者が受ける特別遊技価値が高くなった
り、低くなったりするので、従来にない遊技内容の変化
によって遊技者の遊技意欲を高揚させ、遊技者が満足す
る程にパチンコ遊技の興趣を高めることが可能となる。
なお、上記した電気的制御装置21の実施例における入賞
口有効化手段は、継続入賞口35a〜35cを一定時間毎に一
定の順序で変えてゆくものとしたが、有効化入賞口の選
定順序をランダムに変えたり、有効化されている時間を
ランダムに変更したり、或いは特定遊技状態の起生が成
される毎に変更する等、適宜に回路構成を設定するよう
にしても良い。また、上記実施例においては、第1,第2
特定入賞口5,6に打球が入賞することに基づいて第3カ
ウンタ51のQ出力を「H」に変換させ、第1カウンタ39
のカウンタ出力をQ0〜Q2の何れか一つに固定すること
で、補助遊技及び特別遊技における有効な継続入賞口を
固定化するものとしたが、補助遊技及び特別遊技中も継
続して有効化入賞口を変動させるようにしても良い。
第8図に示す特別変動入賞装置4′の他の実施例は、取
付基板の開口部の左右表面に可動翼片11c,11dを回動可
能に軸着し、開口部9′の上縁には庇状の球阻止部14′
を突設し、可動翼片11c,11dの下方には3つの入賞口19
d,19e,19fを並設し、開口部9′内には7セグメントデ
ジタル表示式の表示部材20d、20e,20fを上記入賞口19d,
19e,19fに対応させて3つ並設したものである。7セグ
メントデジタル表示式の表示部材20d、20e,20fは、常に
は1乃至9の数字を各々高速変換表示している。そし
て、遊技部3内を流下する打球が特定入賞口5,6に入賞
すると、当該特定入賞口の特定入賞検出器7,8からの信
号により電気的制御装置21が3つの表示部材20d、20e,2
0fの変換表示を停止する。このとき、3つの表示部材20
d、20e,20fのうち1つの表示部材が予め設定された数
値、例えば「7」を連続表示すると、当該表示部材に対
応した入賞口が継続入賞口として機能するようにしてあ
る。なお、他の構成は、前記した実施例に準じるもので
ある。
なお、本実施例において各表示部材の変換表示時間は必
ずしも同じにする必要はない。例えば、前記実施例にお
いて、中央の第2表示部材20bが点灯している時間を、
左右の第1、第3表示部材20a,20cが点灯している時間
よりも長くなるように第1カウンタ39を設定する。この
様に設定すると、打球が特定入賞口5,6に入っていずれ
か1つの表示部材が連続点灯表示するときに、中央の第
2表示部材20bが点灯する確率を高めて、中央の第2入
賞口19bが継続入賞口として機能する確率を高めるよう
にしてもよい。同様にして、左の入賞口19aが継続入賞
口として機能する確率を高めたり、或は右側の入賞口19
cが継続入賞口として機能する確率を高めたりするな
ど、適宜に設定することができる。斯くすれば、単に遊
技上の興趣を高めるのみでなく、遊技者と遊技店との利
益バランスを考慮した適正な遊技制御機能を期せるもの
となる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、特定遊技状態検出
手段の入賞口有効化手段が入賞口手段の複数の入賞口の
うちから一つを特定して有効化するので、当該変動入賞
装置へ受け入れられた遊技球が何れの入賞口で検出され
るかという条件と、当該遊技球が入賞検出された際にお
ける有効化入賞口が何れの入賞口であるかという条件と
から、当該入賞球が有効入賞球であるか否かを判定する
こととなり、特定遊技状態の起生確率に変動性を付加す
ることが可能となる。
したがって、変動入賞装置内に受け入れられた遊技球が
入賞口手段で検出された際の有効化入賞口が何れである
かという偶発的条件に基づいて、特定遊技状態の起生確
率に変動性が与えられ、遊技者が受ける特別遊技価値が
高くなったり、低くなったりするので、従来にない遊技
内容の変化によって遊技者の遊技意欲を高揚させ、遊技
者が満足する程に遊技上の興趣を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は遊技盤の
正面図、第2図は特別変動入賞装置の第1状態における
斜視図、第3図は特別変動入賞装置の第2状態における
斜視図、第4図は特別変動入賞装置の第1状態の正面
図、第5図は特別変動入賞装置の断面図、第6図は電気
的制御装置のブロック線図、第7図は第2カウンタのタ
イミングチャート、第8図は特別変動入賞装置の他の実
施例の正面図である。 4は特別変動入賞装置、19a,19b,19cは入賞口、21は電
気的制御装置、35a,35b,35cは継続入賞検出器、38は第
1発振器、39は第1カウンタ、52は第3アンドゲート、
64は第6アンドゲート、65は第7アンドゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者にとって不利な第1状態と遊技者に
    とって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置と、
    遊技状態が上記変動入賞装置を予め定めてある規定に基
    づいた上記第2状態に変換できる特定遊技状態になった
    ことを検出する特定遊技状態検出手段と、を有するパチ
    ンコ機において、 上記特定遊技状態検出手段は、 受け入れた打球を検出可能な複数の入賞口からなる入賞
    口手段と、 所定の条件に基づいて、上記入賞口手段の複数の入賞口
    のうち1つの入賞口を特定して有効化し、上記特定遊技
    状態を起生する入賞口有効化手段と、 を備えていることを特徴とするパチンコ機。
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