JPH0736975Y2 - カーテンウォールの補強構造 - Google Patents
カーテンウォールの補強構造Info
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- JPH0736975Y2 JPH0736975Y2 JP1987133895U JP13389587U JPH0736975Y2 JP H0736975 Y2 JPH0736975 Y2 JP H0736975Y2 JP 1987133895 U JP1987133895 U JP 1987133895U JP 13389587 U JP13389587 U JP 13389587U JP H0736975 Y2 JPH0736975 Y2 JP H0736975Y2
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Links
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はカーテンウォール・ユニットを方立に取りつ
けて構成するカーテンウォールの補強構造に関する。
けて構成するカーテンウォールの補強構造に関する。
従来技術 カーテンウォールを構成するカーテンウォール・ユニッ
ト(ユニットと省略する)には上下の横部材と左右の縦
部材を組み付けた枠組を有するものがある。
ト(ユニットと省略する)には上下の横部材と左右の縦
部材を組み付けた枠組を有するものがある。
この種のユニットにおいて、縦部材の室外側部に、その
一部を切欠いた切欠き部を構成する場合がある。すなわ
ち、複数のユニットで構成されるカーテンウォールの外
面に横目地を横一本に連続させて建物の外観意匠を整え
るとき、横目地と縦部材が交叉する個所で縦部材の室外
側部に、横目地の断面に相当する部分を切欠いた切欠き
部を構成することがある。
一部を切欠いた切欠き部を構成する場合がある。すなわ
ち、複数のユニットで構成されるカーテンウォールの外
面に横目地を横一本に連続させて建物の外観意匠を整え
るとき、横目地と縦部材が交叉する個所で縦部材の室外
側部に、横目地の断面に相当する部分を切欠いた切欠き
部を構成することがある。
そして、このように縦部材の室外側部に切欠き部がある
とユニットは正面からの風圧に対し強度が不足すること
になるので従来、スチール材を縦部材の中空部分に当て
がうとかH型鋼などからなる方立にブラケットを固定
し、このブラケットの一端を直接に縦部材へ連結して補
強しているが、前者では縦部材の中空部に取りつける作
業が困難で作業効率が悪い上、強度上相当の断面積のも
のを使用しなけばならず不経済でもある。また、後者の
場合は縦部材と方立がブラケットで直接に固定されるた
め、建物の層間変位や熱による型材の伸縮に対応でき
ず、部材の破損を招くなどの欠点がある。
とユニットは正面からの風圧に対し強度が不足すること
になるので従来、スチール材を縦部材の中空部分に当て
がうとかH型鋼などからなる方立にブラケットを固定
し、このブラケットの一端を直接に縦部材へ連結して補
強しているが、前者では縦部材の中空部に取りつける作
業が困難で作業効率が悪い上、強度上相当の断面積のも
のを使用しなけばならず不経済でもある。また、後者の
場合は縦部材と方立がブラケットで直接に固定されるた
め、建物の層間変位や熱による型材の伸縮に対応でき
ず、部材の破損を招くなどの欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 この考案は、縦部材の室外側部に切欠き部を有するユニ
ットを風圧に対し補強すると共に、建物の層間変位や熱
による型材の伸縮に対応できる構成を備えたカーテンウ
ォールの補強構造の提供を課題とする。
ットを風圧に対し補強すると共に、建物の層間変位や熱
による型材の伸縮に対応できる構成を備えたカーテンウ
ォールの補強構造の提供を課題とする。
問題を解決するための手段 カーテンウォール・ユニットが、縦・横部材で枠組し、
縦部材間に外面に開口した凹溝部を有する無目を連結
し、無目の連結個所で縦部材の室外側部に前記凹溝部に
連通する切欠き部を設けた構造を有し、このようなカー
テンウォール・ユニットを躯体側の方立に取り付けたカ
ーテンウォールの補強構造に関するものとする。
縦部材間に外面に開口した凹溝部を有する無目を連結
し、無目の連結個所で縦部材の室外側部に前記凹溝部に
連通する切欠き部を設けた構造を有し、このようなカー
テンウォール・ユニットを躯体側の方立に取り付けたカ
ーテンウォールの補強構造に関するものとする。
縦部材が切欠き部の個所で固定ブラケットと補強ブラケ
ットによって方立に結合される。
ットによって方立に結合される。
固定ブラケットは一辺で方立に固定され、他辺は室外側
に向く面を備える。
に向く面を備える。
補強ブラケットは室外側端に設けられている鉤状の係合
部が縦部材の室内側端に設けられている鉤状の係合部に
回動及び上下方向で摺動可能に係合される。
部が縦部材の室内側端に設けられている鉤状の係合部に
回動及び上下方向で摺動可能に係合される。
補強ブラケットの室内側端は固定ブラケットの他辺に左
右へ傾動可能に固定される。
右へ傾動可能に固定される。
作用 補強ブラケットおよび固定ブラケットは縦部材と方立を
連結して、縦部材に作用する正面からの風圧に対し、縦
部材の切欠き部により強度的に弱くなった部分を室内側
から支持する。
連結して、縦部材に作用する正面からの風圧に対し、縦
部材の切欠き部により強度的に弱くなった部分を室内側
から支持する。
建物の層間変位に対しては補強ブラケットが方立および
縦部材に対し回動してこれを吸収し、また、熱による型
材の伸縮に対しては縦部材が補強ブラケットに対し上下
方向へ摺動してこれを吸収する。
縦部材に対し回動してこれを吸収し、また、熱による型
材の伸縮に対しては縦部材が補強ブラケットに対し上下
方向へ摺動してこれを吸収する。
実施例 第2図は建物の外壁に取付けられたカーテンウォールを
示し、遮蔽ユニット1と採光ユニット2がH型鋼からな
る方立3に、建物の外観デザインに従って規則正しく取
りつけられる。なお、第2図では地震などにより建物が
傾斜して、上下に積層したユニットが左右にずれた層間
変位の状態で示している。
示し、遮蔽ユニット1と採光ユニット2がH型鋼からな
る方立3に、建物の外観デザインに従って規則正しく取
りつけられる。なお、第2図では地震などにより建物が
傾斜して、上下に積層したユニットが左右にずれた層間
変位の状態で示している。
採光ユニット2は横部材である上下の横枠4,5と縦部材
である左右の縦枠6,7を矩形に組み、両縦枠6,7間に無目
8が連結されたサッシタイプである。
である左右の縦枠6,7を矩形に組み、両縦枠6,7間に無目
8が連結されたサッシタイプである。
無目8(第1,5図)は、室外方向へ開口した凹溝部9を
有する。この凹溝部9は各ユニットを取り付けてカーテ
ンウォールを完成させたとき、横目地を形成するための
ものである。横目地は、建物の外観デザイン上から、左
右の隣り合う各ユニットの凹溝部9と連続させ、カーテ
ンウォールの外面に横一本に通される。このため、各ユ
ニットにおいて、無目8が連結される個所の左右縦枠6
の室外側部10には、第1図に破線で示すように無目8の
凹溝部9に連通して切り掛かれた切欠き部11が設けられ
ている。そして、この切欠き部11の個所において縦枠6
と方立3が補強ブラケット12と固定ブラケット14で連結
される。
有する。この凹溝部9は各ユニットを取り付けてカーテ
ンウォールを完成させたとき、横目地を形成するための
ものである。横目地は、建物の外観デザイン上から、左
右の隣り合う各ユニットの凹溝部9と連続させ、カーテ
ンウォールの外面に横一本に通される。このため、各ユ
ニットにおいて、無目8が連結される個所の左右縦枠6
の室外側部10には、第1図に破線で示すように無目8の
凹溝部9に連通して切り掛かれた切欠き部11が設けられ
ている。そして、この切欠き部11の個所において縦枠6
と方立3が補強ブラケット12と固定ブラケット14で連結
される。
凹溝部9とガラス取付け溝25とは連通孔25′により連通
され、ガラス取付け溝25内を外気圧と等しくしている。
され、ガラス取付け溝25内を外気圧と等しくしている。
なお、第1図は第2図における丸囲みA部分の要部であ
る。
る。
第3〜5図に要部の構成を具体的にを示す。縦枠6の室
内側には、前記切欠き部11の個所に、断面において鉤状
に屈曲し先端が丸く形成された係合部13が形成されてい
る。一方、方立3の見込み方向壁には、固定ブラケット
14の一辺が固定され、他辺は室外側に向いた面とされ、
端縁側から一方が開放された横方向のU字形孔15が上下
に設けられている。補強ブラケット12は室外側端が断面
において鉤状で先端を丸くした係合部16に形成され、室
内側端は固定ブラケット14と対面する室内側面が横断面
で円弧に形成された上下方向の取付け部17に構成されて
いる。取付け部17は、固定ブラケット14のU字形孔15に
対応する二つのボルト挿通孔18を備える。
内側には、前記切欠き部11の個所に、断面において鉤状
に屈曲し先端が丸く形成された係合部13が形成されてい
る。一方、方立3の見込み方向壁には、固定ブラケット
14の一辺が固定され、他辺は室外側に向いた面とされ、
端縁側から一方が開放された横方向のU字形孔15が上下
に設けられている。補強ブラケット12は室外側端が断面
において鉤状で先端を丸くした係合部16に形成され、室
内側端は固定ブラケット14と対面する室内側面が横断面
で円弧に形成された上下方向の取付け部17に構成されて
いる。取付け部17は、固定ブラケット14のU字形孔15に
対応する二つのボルト挿通孔18を備える。
縦枠6の係合部13は縦枠を型材として押し出し成形する
ときにその一部として同時に形成したものであり、補強
ブラケット12は断面において係合部16,取り付け部17に
相当する部分を備えたアルミ合金の押し出し型材を素材
にして形成したものである。しかし、これらは各部を別
体に形成して一体化したものであっても良い。
ときにその一部として同時に形成したものであり、補強
ブラケット12は断面において係合部16,取り付け部17に
相当する部分を備えたアルミ合金の押し出し型材を素材
にして形成したものである。しかし、これらは各部を別
体に形成して一体化したものであっても良い。
固定ブラケット14はその一辺をあらかじめ方立3にボル
ト19,溶接20などで固定しておく。
ト19,溶接20などで固定しておく。
なお、第4図に示すように、縦枠6は概略で、室内側に
位置した中空の主体部21と、主体部21の外周側見込み壁
が延長された室外側部10とからなり、主体部21の外周側
にタイト材22が装着され、室外側部10は嵌め殺しとする
ガラス23の縦方向の取り付け溝の溝底になると共に、そ
の内周側には押縁23′が装着される(第4図)。また、
第5図に示すように、無目8は概略で、室内側に位置し
た中空の主体部24と、主体部24の室外側面に凹溝部9を
形成して上下に別れ、室外側に突出したガラス取り付け
溝25,26とからなる。前者は上方のガラス23の下辺を、
後者は下方のガラスの上辺を受けている。
位置した中空の主体部21と、主体部21の外周側見込み壁
が延長された室外側部10とからなり、主体部21の外周側
にタイト材22が装着され、室外側部10は嵌め殺しとする
ガラス23の縦方向の取り付け溝の溝底になると共に、そ
の内周側には押縁23′が装着される(第4図)。また、
第5図に示すように、無目8は概略で、室内側に位置し
た中空の主体部24と、主体部24の室外側面に凹溝部9を
形成して上下に別れ、室外側に突出したガラス取り付け
溝25,26とからなる。前者は上方のガラス23の下辺を、
後者は下方のガラスの上辺を受けている。
ユニット1,2は建物の層間変位に対処するため、方立3
に対しいずれも上横枠4の両側を左右へ変位可能に、下
横枠5の両側を左右および上下へ変位可能にそれぞれ取
り付けられる。すなわち、床を構成するスラブ側に固定
された方立3に対して、採光ユニット2は上横枠4、下
横枠5の室内側に凹条溝(図示していない)を、また、
左右の縦枠6,7の室内側にもそれぞれ凹条溝を備え、方
立3とユニット2の上横枠4および下横枠5をボルトナ
ットで、ボルトの頭部を前記の凹条溝内に摺動自在に、
つまり、左右方向に相対変位できるように連結し、同様
に方立3とユニット2の縦枠6,7をボルトナットで、ナ
ットを前記の凹条溝に摺動自在に、すなわち、上下方向
に相対変位できるように連結する。
に対しいずれも上横枠4の両側を左右へ変位可能に、下
横枠5の両側を左右および上下へ変位可能にそれぞれ取
り付けられる。すなわち、床を構成するスラブ側に固定
された方立3に対して、採光ユニット2は上横枠4、下
横枠5の室内側に凹条溝(図示していない)を、また、
左右の縦枠6,7の室内側にもそれぞれ凹条溝を備え、方
立3とユニット2の上横枠4および下横枠5をボルトナ
ットで、ボルトの頭部を前記の凹条溝内に摺動自在に、
つまり、左右方向に相対変位できるように連結し、同様
に方立3とユニット2の縦枠6,7をボルトナットで、ナ
ットを前記の凹条溝に摺動自在に、すなわち、上下方向
に相対変位できるように連結する。
あるいは、ユニット2における上下の横枠4,5と左右の
縦枠6,7が形成する矩形枠の上下左右のコーナー部を、
それぞれそのコーナー角度を変化可能に横枠と縦枠を結
合し、かつ、この矩形枠の上方コーナー部の一方を一方
の方立3に左右方向へ摺動可能に取付けると共に他方の
コーナー部を他方の方立に回動可能に取付け、下方コー
ナー部の一方を一方の方立3に回動可能に取付け、他方
のコーナー部を他方の方立に左右方向へ摺動可能に取付
け、さらに、ユニット2の縦枠6,7は方立3に対して上
下方向へ摺動可能に取付けられており、矩形枠が平行四
辺形状にある程度変形可能なフレキシブル枠構造とされ
た形でユニット2が左右の方立3,3に取付けられる。
縦枠6,7が形成する矩形枠の上下左右のコーナー部を、
それぞれそのコーナー角度を変化可能に横枠と縦枠を結
合し、かつ、この矩形枠の上方コーナー部の一方を一方
の方立3に左右方向へ摺動可能に取付けると共に他方の
コーナー部を他方の方立に回動可能に取付け、下方コー
ナー部の一方を一方の方立3に回動可能に取付け、他方
のコーナー部を他方の方立に左右方向へ摺動可能に取付
け、さらに、ユニット2の縦枠6,7は方立3に対して上
下方向へ摺動可能に取付けられており、矩形枠が平行四
辺形状にある程度変形可能なフレキシブル枠構造とされ
た形でユニット2が左右の方立3,3に取付けられる。
そして、縦枠6の前記した切欠き部11の個所では、補強
ブラケット12の取り付け部17に設けたボルト挿通孔18へ
固定用ボルト27を差込み、さらに座がね28(第4図)と
ナット29を緩く取付けておいてから、縦枠6,7の室内側
面に設けた係合部13に補強ブラケット12の係合部16を側
方から係合し、さらに、取り付け部17を固定ブラケット
14の方に回動して先の固定用ボルト27をU字形孔15に横
から嵌挿した後、ナット29を締付け固定する。なお、座
がね28の室外側面は補強ブラケット12における取り付け
部17の室内側面と同様に断面が円弧となるように形成さ
れている。
ブラケット12の取り付け部17に設けたボルト挿通孔18へ
固定用ボルト27を差込み、さらに座がね28(第4図)と
ナット29を緩く取付けておいてから、縦枠6,7の室内側
面に設けた係合部13に補強ブラケット12の係合部16を側
方から係合し、さらに、取り付け部17を固定ブラケット
14の方に回動して先の固定用ボルト27をU字形孔15に横
から嵌挿した後、ナット29を締付け固定する。なお、座
がね28の室外側面は補強ブラケット12における取り付け
部17の室内側面と同様に断面が円弧となるように形成さ
れている。
第4図において符号30,31は方立カバーと目板であって
方立3の周囲を囲んで化粧する。
方立3の周囲を囲んで化粧する。
以上の構成であるから、このカーテンウォールにおいて
採光ユニット2の正面に作用する風圧は、該ユニット2
の上横枠4,下横枠5および縦枠6の切欠き部11の個所で
支持される。すなわち、縦枠6の切欠き部11の個所は補
強ブラケット12および固定ブラケット14で方立に係合さ
れて補強される。
採光ユニット2の正面に作用する風圧は、該ユニット2
の上横枠4,下横枠5および縦枠6の切欠き部11の個所で
支持される。すなわち、縦枠6の切欠き部11の個所は補
強ブラケット12および固定ブラケット14で方立に係合さ
れて補強される。
建物に層間変位が生じると、採光ユニット2の上横枠4,
下横枠5は従来同様の自由度をもつ連結構造により変位
が吸収される。すなわち、層間変位とは階層を有する建
物において、地震等で躯体が揺れるとき、上方のスラブ
(床)と下方のスラブ間に平行移動が生じる変位で、階
層間に装着されたカーテンウオールの各ユニットに上辺
側と下辺側で反対方向の力が作用する。また、日照や室
内暖房、あるいは気温の季節変化が原因でH型鋼などの
躯体構成材やユニットの骨組を構成する一般的な材であ
る型材に、熱による型材の伸縮が生じる。これらのと
き、躯体に対し例えばユニット2が固定的に取付けられ
ていると、層間変位による作用力で取付け部分が破壊さ
れてしまうのであるが、ユニット2と躯体の取付け部
は、前記のように縦枠6,7および横枠4,5に形成した凹状
溝とボルトナットによる摺動可能な連結構造により、相
対変位が可能な構造とされており、また、採光ユニット
2の下横枠5の両側が方立3に対し上下に移動可能とさ
れていて、この層間変位が吸収され、採光ユニット2と
方立3との連結部が破壊されたり、ユニット2自体に変
形が及んだりすることはない。フレキシブル枠構造を持
つユニット2の場合には矩形枠が平行四辺形状にある程
度変形することで層間変位が吸収される。
下横枠5は従来同様の自由度をもつ連結構造により変位
が吸収される。すなわち、層間変位とは階層を有する建
物において、地震等で躯体が揺れるとき、上方のスラブ
(床)と下方のスラブ間に平行移動が生じる変位で、階
層間に装着されたカーテンウオールの各ユニットに上辺
側と下辺側で反対方向の力が作用する。また、日照や室
内暖房、あるいは気温の季節変化が原因でH型鋼などの
躯体構成材やユニットの骨組を構成する一般的な材であ
る型材に、熱による型材の伸縮が生じる。これらのと
き、躯体に対し例えばユニット2が固定的に取付けられ
ていると、層間変位による作用力で取付け部分が破壊さ
れてしまうのであるが、ユニット2と躯体の取付け部
は、前記のように縦枠6,7および横枠4,5に形成した凹状
溝とボルトナットによる摺動可能な連結構造により、相
対変位が可能な構造とされており、また、採光ユニット
2の下横枠5の両側が方立3に対し上下に移動可能とさ
れていて、この層間変位が吸収され、採光ユニット2と
方立3との連結部が破壊されたり、ユニット2自体に変
形が及んだりすることはない。フレキシブル枠構造を持
つユニット2の場合には矩形枠が平行四辺形状にある程
度変形することで層間変位が吸収される。
一方、縦枠6,7の切欠き部11を補強した個所では、方立
3とユニット2との間にユニットの面内方向(第4図に
おいて左右方向)へ移動する変位、あるいはフレキシブ
ル枠構造を持つユニット2では左右の縦枠6,7が面内方
向で左右に傾動する変位が生じる。この場合にユニット
2の左右縦枠6,7は左右に移動するので、方立3に対し
て取り付け部17の円弧面と座がね28の円弧面およびU字
形孔15による構成によって(図4)、固定用ボルト27が
U字孔15内を回転するように移動し(傾斜し)、円弧面
が固定ブラケット14の面を転動する形で、補強ブラケッ
ト12が左右に傾動すると共に、縦枠6の係合部13に対し
てブラケットの係合部16が上下方向の軸を中心に回動し
て変位が吸収される。
3とユニット2との間にユニットの面内方向(第4図に
おいて左右方向)へ移動する変位、あるいはフレキシブ
ル枠構造を持つユニット2では左右の縦枠6,7が面内方
向で左右に傾動する変位が生じる。この場合にユニット
2の左右縦枠6,7は左右に移動するので、方立3に対し
て取り付け部17の円弧面と座がね28の円弧面およびU字
形孔15による構成によって(図4)、固定用ボルト27が
U字孔15内を回転するように移動し(傾斜し)、円弧面
が固定ブラケット14の面を転動する形で、補強ブラケッ
ト12が左右に傾動すると共に、縦枠6の係合部13に対し
てブラケットの係合部16が上下方向の軸を中心に回動し
て変位が吸収される。
また、縦枠6の切欠き部11を補強した個所における変位
の上下方向成分は、縦枠6の係合部13が補強ブラケット
12の係合部16に対し上下方向へ摺動して、これを吸収す
る。
の上下方向成分は、縦枠6の係合部13が補強ブラケット
12の係合部16に対し上下方向へ摺動して、これを吸収す
る。
熱による型材の伸縮に対しても、方立3と採光ユニット
2との間の変位としては同じなので、層間変位の場合と
同じようにして変位が吸収される。
2との間の変位としては同じなので、層間変位の場合と
同じようにして変位が吸収される。
なお、採光ユニット2の無目8による横目地は、両側の
縦枠6,7における切欠き部11,11により凹溝部9が左右の
隣接する採光ユニット2の凹溝部9と連続する。これに
より、完成されたカーテンウォールにおいてその外面に
一本に通った横目地が形成される。さらに第4図に示す
ように、隣接するユニット2の縦枠6,7が対接する個所
の間隙32は完成したカーテンウォールにおいて縦方向の
目地となる。
縦枠6,7における切欠き部11,11により凹溝部9が左右の
隣接する採光ユニット2の凹溝部9と連続する。これに
より、完成されたカーテンウォールにおいてその外面に
一本に通った横目地が形成される。さらに第4図に示す
ように、隣接するユニット2の縦枠6,7が対接する個所
の間隙32は完成したカーテンウォールにおいて縦方向の
目地となる。
補強ブラケット12の取り付けは側方からの係合と回動及
びナット29の締付け操作で行われ、狭い個所であっても
簡単に作業できる。
びナット29の締付け操作で行われ、狭い個所であっても
簡単に作業できる。
実施例として嵌め殺しガラスを備えた採光ユニットを中
心に説明したが、この考案は、同様な構造の遮蔽ユニッ
トにも適用できるものである。
心に説明したが、この考案は、同様な構造の遮蔽ユニッ
トにも適用できるものである。
考案の効果 無目の連結個所で縦部材の室外側部に、無目の凹溝部に
連通する切欠き部を設けたカーテンウォール・ユニット
の取り付けにおいて、風圧に対し特に前記の切欠き部に
より弱くなっている部分が補強される。
連通する切欠き部を設けたカーテンウォール・ユニット
の取り付けにおいて、風圧に対し特に前記の切欠き部に
より弱くなっている部分が補強される。
補強ブラケットは方立に対して左右に傾動可能であり、
また、縦部材に対して回動と上下の摺動が可能に係合し
ているから、縦部材に切欠き部を設けた個所の補強構造
を建物の創刊偏位や熱による型材の伸縮に適応すること
ができる。
また、縦部材に対して回動と上下の摺動が可能に係合し
ているから、縦部材に切欠き部を設けた個所の補強構造
を建物の創刊偏位や熱による型材の伸縮に適応すること
ができる。
第1図は要部の斜視図、第2図は説明のための正面図、
第3図はブラケットの斜視図、第4図は一部が断面であ
る要部の平面図、第5図は一部が断面である要部の側面
図である。 1……遮蔽ユニット、2……採光ユニット、3……方
立、4,5……横枠(横部材)、6,7……縦枠(縦部材)、
8……無目、9……凹溝部、10……室外側部、11……切
欠き部、12……補強ブラケット、13……縦枠の係合部、
14……固定ブラケット、15……U字形孔、16……補強ブ
ラケットの係合部、17……取り付け部、18……ボルト挿
通孔、19……ボルト、20……溶接部、21……主体部、22
……タイト材、23……ガラス、24……押縁、25,26……
ガラス取り付け溝、27……固定用ボルト、28……座が
ね、29……ナット、30……方立カバー、31……目板、32
……間隙。
第3図はブラケットの斜視図、第4図は一部が断面であ
る要部の平面図、第5図は一部が断面である要部の側面
図である。 1……遮蔽ユニット、2……採光ユニット、3……方
立、4,5……横枠(横部材)、6,7……縦枠(縦部材)、
8……無目、9……凹溝部、10……室外側部、11……切
欠き部、12……補強ブラケット、13……縦枠の係合部、
14……固定ブラケット、15……U字形孔、16……補強ブ
ラケットの係合部、17……取り付け部、18……ボルト挿
通孔、19……ボルト、20……溶接部、21……主体部、22
……タイト材、23……ガラス、24……押縁、25,26……
ガラス取り付け溝、27……固定用ボルト、28……座が
ね、29……ナット、30……方立カバー、31……目板、32
……間隙。
Claims (1)
- 【請求項1】縦・横部材で枠組し、縦部材間に外面に開
口した凹溝部を有する無目を連結し、無目の連結個所で
縦部材の室外側部に前記凹溝部に連通する切欠き部を設
けたカーテンウォール・ユニットを方立に取り付けたカ
ーテンウォールにおいて、切欠き部の個所に対応する縦
部材の室内側が固定ブラケットと補強ブラケットによっ
て方立に結合された構成であって、固定ブラケットは一
辺で方立に固定され、補強ブラケットは室外側端に設け
られている鉤状の係合部が縦部材の室内側端に設けられ
ている鉤状の係合部に回動及び上下方向で摺動可能に係
合され、補強ブラケットの室内側端が固定ブラケットの
他辺に左右へ傾動可能に固定されていることを特徴とし
たカーテンウォールの補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987133895U JPH0736975Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | カーテンウォールの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987133895U JPH0736975Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | カーテンウォールの補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6441509U JPS6441509U (ja) | 1989-03-13 |
| JPH0736975Y2 true JPH0736975Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31392178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987133895U Expired - Lifetime JPH0736975Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | カーテンウォールの補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736975Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04126783U (ja) * | 1991-04-27 | 1992-11-18 | 三信工業株式会社 | 振動篩用金網 |
| JP2578366Y2 (ja) * | 1991-08-01 | 1998-08-13 | ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 | カーテンウォールにおける縦材と横材の連結装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5610709U (ja) * | 1979-07-06 | 1981-01-29 | ||
| JPS6214006U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-28 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP1987133895U patent/JPH0736975Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6441509U (ja) | 1989-03-13 |
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