JPH0737204A - 磁気ヘッド用記録再生回路 - Google Patents
磁気ヘッド用記録再生回路Info
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- JPH0737204A JPH0737204A JP20127593A JP20127593A JPH0737204A JP H0737204 A JPH0737204 A JP H0737204A JP 20127593 A JP20127593 A JP 20127593A JP 20127593 A JP20127593 A JP 20127593A JP H0737204 A JPH0737204 A JP H0737204A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 記録モード時には切換スイッチ35を被選択
端子a側に切換接続して記録電流源25からの記録電流
をドライバ32に供給し、再生モード時には切換スイッ
チ35を被選択端子b側に切換接続してバイアス電流源
26からのバイアス電流をドライバ32に供給する。ド
ライバ32は、MRインダクティブヘッド10の記録ヘ
ッド17に対して、記録モード時に記録電流を、再生モ
ード時にバイアス電流を供給する。MRインダクティブ
ヘッド10においては、再生モード時にインダクティブ
ヘッド(誘導型磁気ヘッド)の記録コイルに流れる電流
によりMR(磁気抵抗効果型)ヘッドのMR素子にバイ
アス磁界が与えられる。 【効果】 コイルバイアスタイプのMRインダクティブ
ヘッド10に接続可能な記録再生回路を実現できる。
端子a側に切換接続して記録電流源25からの記録電流
をドライバ32に供給し、再生モード時には切換スイッ
チ35を被選択端子b側に切換接続してバイアス電流源
26からのバイアス電流をドライバ32に供給する。ド
ライバ32は、MRインダクティブヘッド10の記録ヘ
ッド17に対して、記録モード時に記録電流を、再生モ
ード時にバイアス電流を供給する。MRインダクティブ
ヘッド10においては、再生モード時にインダクティブ
ヘッド(誘導型磁気ヘッド)の記録コイルに流れる電流
によりMR(磁気抵抗効果型)ヘッドのMR素子にバイ
アス磁界が与えられる。 【効果】 コイルバイアスタイプのMRインダクティブ
ヘッド10に接続可能な記録再生回路を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドと誘導型ヘッドとを有するいわゆる複合型の磁気ヘ
ッドを用いて記録再生を行うための磁気ヘッド用記録再
生回路に関するものである。
ッドと誘導型ヘッドとを有するいわゆる複合型の磁気ヘ
ッドを用いて記録再生を行うための磁気ヘッド用記録再
生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下MRヘ
ッドという)は、その感磁部が磁気抵抗効果を有する磁
性薄膜によって構成されており、この磁性薄膜の抵抗率
が磁気記録媒体上の磁気記録に基づく信号磁界によって
変化することから、上記磁性薄膜に電流(センス電流)
を流して上記抵抗変化を再生出力電圧として検出するも
のである。このMRヘッドは、高出力、低クロストーク
で、速度依存性がない等の特長を有するため、例えばハ
ードディスクドライブ(HDD)用の再生ヘッドとし
て、あるいはディジタルオーディオテープレコーダ等の
高密度記録再生用ヘッドとして用いられている。
ッドという)は、その感磁部が磁気抵抗効果を有する磁
性薄膜によって構成されており、この磁性薄膜の抵抗率
が磁気記録媒体上の磁気記録に基づく信号磁界によって
変化することから、上記磁性薄膜に電流(センス電流)
を流して上記抵抗変化を再生出力電圧として検出するも
のである。このMRヘッドは、高出力、低クロストーク
で、速度依存性がない等の特長を有するため、例えばハ
ードディスクドライブ(HDD)用の再生ヘッドとし
て、あるいはディジタルオーディオテープレコーダ等の
高密度記録再生用ヘッドとして用いられている。
【0003】このようなMRヘッドの一例として、図6
に示すようなシールド型MRヘッドが知られている。
に示すようなシールド型MRヘッドが知られている。
【0004】この図6において、シールド型MRヘッド
100は、上部(あるいは上層)シールドコア102と
下部(あるいは下層)シールドコア103とに挟まれた
所定の再生ギャップGR を形成する空間内に、磁気抵抗
効果を有する一層又は複数層の磁性薄膜より成る感磁部
としてのMR素子101が配設され、このMR素子10
1にはセンス電流として直流電流を流すと共に抵抗変化
を電圧変化として取り出すための一対の電極105a、
105bが電気的に接続されている。また、MR素子1
01と平行にバイアス導体104が設けられている。こ
のようなシールド型MRヘッド100のシールドコア1
02、103には、主として単一のバルク磁性体、単層
のメッキ膜あるいはスパッタ膜等が使用されている。
100は、上部(あるいは上層)シールドコア102と
下部(あるいは下層)シールドコア103とに挟まれた
所定の再生ギャップGR を形成する空間内に、磁気抵抗
効果を有する一層又は複数層の磁性薄膜より成る感磁部
としてのMR素子101が配設され、このMR素子10
1にはセンス電流として直流電流を流すと共に抵抗変化
を電圧変化として取り出すための一対の電極105a、
105bが電気的に接続されている。また、MR素子1
01と平行にバイアス導体104が設けられている。こ
のようなシールド型MRヘッド100のシールドコア1
02、103には、主として単一のバルク磁性体、単層
のメッキ膜あるいはスパッタ膜等が使用されている。
【0005】また、図7は、MR再生ヘッドと通常のイ
ンダクティブ(誘導型)磁気記録ヘッドとを結合した複
合型ヘッド、いわゆるMRインダクティブヘッドの例を
示しており、MRヘッド部は上記図6の例と同様に構成
されているため、対応する部分に同じ指示符号を付して
説明を省略する。
ンダクティブ(誘導型)磁気記録ヘッドとを結合した複
合型ヘッド、いわゆるMRインダクティブヘッドの例を
示しており、MRヘッド部は上記図6の例と同様に構成
されているため、対応する部分に同じ指示符号を付して
説明を省略する。
【0006】この図7において、MRヘッド部の上記上
部シールドコア102上に、所定の記録ギャップGW を
介して磁気コア106が設けられ、この磁気コア106
のシールドコア102との接続部である磁気的結合部を
取り囲むようにスパイラル状のヘッド巻線107が設け
られている。このようなMRインダクティブヘッド構造
体は、例えばAl2 O3 −TiCより成る基体あるいは
基板108上に下部シールドコア103が設けられると
共に、磁気コア106上には保護膜層109が積層さ
れ、ギャップ間には非磁性絶縁材料が充填(あるいは積
層形成)されている。このMRインダクティブヘッドの
再生ギャップGR 、記録ギャップGW が設けられた先端
面が、磁気記録媒体(例えばハードディスク)との対向
面となるいわゆるABS(エア・ベアリング・サーフェ
ス)となっている。
部シールドコア102上に、所定の記録ギャップGW を
介して磁気コア106が設けられ、この磁気コア106
のシールドコア102との接続部である磁気的結合部を
取り囲むようにスパイラル状のヘッド巻線107が設け
られている。このようなMRインダクティブヘッド構造
体は、例えばAl2 O3 −TiCより成る基体あるいは
基板108上に下部シールドコア103が設けられると
共に、磁気コア106上には保護膜層109が積層さ
れ、ギャップ間には非磁性絶縁材料が充填(あるいは積
層形成)されている。このMRインダクティブヘッドの
再生ギャップGR 、記録ギャップGW が設けられた先端
面が、磁気記録媒体(例えばハードディスク)との対向
面となるいわゆるABS(エア・ベアリング・サーフェ
ス)となっている。
【0007】図8は、この図7に示すような磁気抵抗効
果型ヘッドと誘導型磁気ヘッドとの複合型ヘッドである
MRインダクティブヘッドを用いて記録再生を行うため
の記録再生IC(集積回路)の一例を示している。
果型ヘッドと誘導型磁気ヘッドとの複合型ヘッドである
MRインダクティブヘッドを用いて記録再生を行うため
の記録再生IC(集積回路)の一例を示している。
【0008】この図8において、MRインダクティブヘ
ッド110は例えば図7に示すような構造を有し、図8
中のMR素子111、バイアス導体114は図7のMR
素子101、バイアス導体104にそれぞれ対応し、図
8中の記録ヘッド117は、図7のシールドコア10
2、磁気コア106及びヘッド巻線107より成るイン
ダクティブヘッド構造に対応する。これらのMR素子1
11、バイアス導体114及び記録ヘッド117は、M
Rインダクティブヘッド110の接続端子T1 〜T6 を
介して、記録再生IC(MRインダクティブヘッド用記
録再生回路)120の端子T11、T12、T13等に接続さ
れるようになっている。すなわちバイアス導体114の
一方の端子T1 及びMR素子111の一方の端子T2 は
接地され、MR素子111の他方の端子T3 は記録再生
IC120の端子T11を介してW/R回路部130内の
アンプ回路131に接続され、磁気ヘッド117の両方
の端子T4 、T5 は、記録再生IC120の端子T12、
T13を介して再生/記録(R/W)フロント回路部13
0内のドライバ回路132にそれぞれ接続されている。
各端子T11、T12、T13の信号をそれぞれMR(MR
0)、INX(IN0X)、INY(IN0Y)として
いる。この図8の例では、このようなMRインダクティ
ブヘッド110のユニットの4個(4チャンネル)分を
接続できるように構成されている。図8に示したバイア
ス導体114は直列につながれる4個のバイアス導体の
一方の端にあたるので、一方の端子T1 は接地され、他
方の端子T6 は隣のヘッドのバイアス導体に接続されて
いる。4個のバイアス導体の内の他方の端のバイアス導
体の他方の端子は、記録再生IC120の端子T31を介
してバイアス電流源126に接続されている。
ッド110は例えば図7に示すような構造を有し、図8
中のMR素子111、バイアス導体114は図7のMR
素子101、バイアス導体104にそれぞれ対応し、図
8中の記録ヘッド117は、図7のシールドコア10
2、磁気コア106及びヘッド巻線107より成るイン
ダクティブヘッド構造に対応する。これらのMR素子1
11、バイアス導体114及び記録ヘッド117は、M
Rインダクティブヘッド110の接続端子T1 〜T6 を
介して、記録再生IC(MRインダクティブヘッド用記
録再生回路)120の端子T11、T12、T13等に接続さ
れるようになっている。すなわちバイアス導体114の
一方の端子T1 及びMR素子111の一方の端子T2 は
接地され、MR素子111の他方の端子T3 は記録再生
IC120の端子T11を介してW/R回路部130内の
アンプ回路131に接続され、磁気ヘッド117の両方
の端子T4 、T5 は、記録再生IC120の端子T12、
T13を介して再生/記録(R/W)フロント回路部13
0内のドライバ回路132にそれぞれ接続されている。
各端子T11、T12、T13の信号をそれぞれMR(MR
0)、INX(IN0X)、INY(IN0Y)として
いる。この図8の例では、このようなMRインダクティ
ブヘッド110のユニットの4個(4チャンネル)分を
接続できるように構成されている。図8に示したバイア
ス導体114は直列につながれる4個のバイアス導体の
一方の端にあたるので、一方の端子T1 は接地され、他
方の端子T6 は隣のヘッドのバイアス導体に接続されて
いる。4個のバイアス導体の内の他方の端のバイアス導
体の他方の端子は、記録再生IC120の端子T31を介
してバイアス電流源126に接続されている。
【0009】次に記録再生IC120内の構成及び動作
を説明する。再生/記録フロント回路部130内のアン
プ回路131は、MRヘッドによる再生出力を増幅する
初段のアンプであり、MRヘッドが片側接地のシングル
エンドなので、アンプ回路131はシングルエンド入力
で出力は差動となっている。このアンプ回路131から
の再生出力信号は、2段目のアンプであるアンプ121
によってさらに増幅され、端子T22、T23よりそれぞれ
信号RDY、RDXとして取り出される。ドライバ回路
132は、記録電流ドライバであり、記録時に記録ヘッ
ド117に記録電流を流す。これらのアンプ回路131
及びドライバ回路132は、上記4個のヘッドに対応し
て4組設けられている。
を説明する。再生/記録フロント回路部130内のアン
プ回路131は、MRヘッドによる再生出力を増幅する
初段のアンプであり、MRヘッドが片側接地のシングル
エンドなので、アンプ回路131はシングルエンド入力
で出力は差動となっている。このアンプ回路131から
の再生出力信号は、2段目のアンプであるアンプ121
によってさらに増幅され、端子T22、T23よりそれぞれ
信号RDY、RDXとして取り出される。ドライバ回路
132は、記録電流ドライバであり、記録時に記録ヘッ
ド117に記録電流を流す。これらのアンプ回路131
及びドライバ回路132は、上記4個のヘッドに対応し
て4組設けられている。
【0010】記録再生IC120内のモード制御回路1
22には、端子T24を介して再生/記録切換制御信号R
/Wが、また端子T25を介してパワーセーブ信号PSが
それぞれ供給されている。このモード制御回路122
は、再生・記録・パワーセーブの各モードのときに、そ
れぞれ必要な回路をオンし、不必要な回路をオフする機
能を有している。上記再生/記録切換制御信号R/Wが
“H”(ハイレベル)のときは、図9のAに示すよう
に、再生(R)モードとなり、アンプ回路131、アン
プ121及びバイアス電流源126をオンにし、ドライ
バ回路132、T型フリップフロップ(T−FF)12
4及び記録電流源125をオフにする。再生/記録切換
制御信号R/Wが“L”(ローレベル)のときは記録
(W)モードとなり、上記再生モードのときとは逆に、
アンプ回路131、アンプ121及びバイアス電流源1
26をオフにし、ドライバ回路132、T−FF124
及び記録電流源125をオンにする。上記パワーセーブ
信号PSが“H”(ハイレベル)のときはパワーセーブ
(PS)モードとなり、モード制御回路122以外は全
てオフとなり、消費電力を低く抑える。
22には、端子T24を介して再生/記録切換制御信号R
/Wが、また端子T25を介してパワーセーブ信号PSが
それぞれ供給されている。このモード制御回路122
は、再生・記録・パワーセーブの各モードのときに、そ
れぞれ必要な回路をオンし、不必要な回路をオフする機
能を有している。上記再生/記録切換制御信号R/Wが
“H”(ハイレベル)のときは、図9のAに示すよう
に、再生(R)モードとなり、アンプ回路131、アン
プ121及びバイアス電流源126をオンにし、ドライ
バ回路132、T型フリップフロップ(T−FF)12
4及び記録電流源125をオフにする。再生/記録切換
制御信号R/Wが“L”(ローレベル)のときは記録
(W)モードとなり、上記再生モードのときとは逆に、
アンプ回路131、アンプ121及びバイアス電流源1
26をオフにし、ドライバ回路132、T−FF124
及び記録電流源125をオンにする。上記パワーセーブ
信号PSが“H”(ハイレベル)のときはパワーセーブ
(PS)モードとなり、モード制御回路122以外は全
てオフとなり、消費電力を低く抑える。
【0011】ヘッド選択回路123は、使用するヘッド
を選択する機能を有し、端子T26、T27にそれぞれ供給
される2つ(2ビット)の選択制御信号HS1、HS0
の組み合せによって選択されたヘッドに対応するアンプ
131やドライバ132の組のみをオン制御する。T−
FF(T型フリップフロップ)124は、記録時に記録
電流の流れる向きを切り換えるフリップフロップで、端
子T28に供給されるライトデータ信号WDIの“H”→
“L”の立ち下がりをトリガとして記録電流の向きをI
NX→INYとINY→INXとで交互に切り換える。
記録電流源125は、記録電流の値を設定する回路で、
端子T29に接続された記録電流設定用抵抗125Rによ
り得られる制御電圧WCに応じて記録電流を設定する。
具体的には、抵抗125Rの抵抗値に反比例した記録電
流がドライバ132からMR素子111に流される。バ
イアス電流制御回路126は、バイアス電流の値を設定
する回路であり、端子T30に供給されるバイアス電流設
定電圧IBCに比例したバイアス電流IBが端子T31を
介して4つのバイアス導体114等の直列回路に流され
る。この他、図示しないがセンス電流の値を設定するた
めのセンス電流設定回路が設けられて、外部からのセン
ス電流設定電圧に比例したセンス電流がアンプ回路13
1を介してMR素子111に供給される。
を選択する機能を有し、端子T26、T27にそれぞれ供給
される2つ(2ビット)の選択制御信号HS1、HS0
の組み合せによって選択されたヘッドに対応するアンプ
131やドライバ132の組のみをオン制御する。T−
FF(T型フリップフロップ)124は、記録時に記録
電流の流れる向きを切り換えるフリップフロップで、端
子T28に供給されるライトデータ信号WDIの“H”→
“L”の立ち下がりをトリガとして記録電流の向きをI
NX→INYとINY→INXとで交互に切り換える。
記録電流源125は、記録電流の値を設定する回路で、
端子T29に接続された記録電流設定用抵抗125Rによ
り得られる制御電圧WCに応じて記録電流を設定する。
具体的には、抵抗125Rの抵抗値に反比例した記録電
流がドライバ132からMR素子111に流される。バ
イアス電流制御回路126は、バイアス電流の値を設定
する回路であり、端子T30に供給されるバイアス電流設
定電圧IBCに比例したバイアス電流IBが端子T31を
介して4つのバイアス導体114等の直列回路に流され
る。この他、図示しないがセンス電流の値を設定するた
めのセンス電流設定回路が設けられて、外部からのセン
ス電流設定電圧に比例したセンス電流がアンプ回路13
1を介してMR素子111に供給される。
【0012】ここで、図9のAは上述した記録、再生モ
ードの切換制御信号を、図9のBは記録ヘッド117
(の上記記録コイル107)へ供給する記録電流を、図
9のCはバイアス導体114へ供給するバイアス電流を
それぞれ示している。図9のBのIW は記録電流値を示
し、+/−の符号は電流の向き(INX→INYまたは
INY→INX)を示す。図9のCのIbiasはバイアス
電流値を示す。この図9の例では、時刻t1 で記録
(W)モードから再生(R)モードに、時刻t2 で再生
モードから記録モードにそれぞれ切り換えられる場合を
示している。
ードの切換制御信号を、図9のBは記録ヘッド117
(の上記記録コイル107)へ供給する記録電流を、図
9のCはバイアス導体114へ供給するバイアス電流を
それぞれ示している。図9のBのIW は記録電流値を示
し、+/−の符号は電流の向き(INX→INYまたは
INY→INX)を示す。図9のCのIbiasはバイアス
電流値を示す。この図9の例では、時刻t1 で記録
(W)モードから再生(R)モードに、時刻t2 で再生
モードから記録モードにそれぞれ切り換えられる場合を
示している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなMRヘ
ッドやMRインダクティブヘッドについては、記録媒体
の高記録密度化に伴って、MRヘッドの狭ギャップ化、
狭トラック化を軸に、多方面から開発が進められてい
る。
ッドやMRインダクティブヘッドについては、記録媒体
の高記録密度化に伴って、MRヘッドの狭ギャップ化、
狭トラック化を軸に、多方面から開発が進められてい
る。
【0014】ところで、本件出願人は、先に特願平3−
208189号の明細書及び図面において、電流バイア
ス方式のMRヘッドで、バイアス磁界を記録用のインダ
クティブヘッドのコイルに流す電流によって発生させる
タイプ(いわゆるコイルバイアスタイプ)の複合型磁気
ヘッドを提案している。
208189号の明細書及び図面において、電流バイア
ス方式のMRヘッドで、バイアス磁界を記録用のインダ
クティブヘッドのコイルに流す電流によって発生させる
タイプ(いわゆるコイルバイアスタイプ)の複合型磁気
ヘッドを提案している。
【0015】このタイプの磁気ヘッドを使用するために
は、インダクティブヘッドの記録コイルに、記録モード
時に記録電流を流すだけでなく、再生モード時にもMR
素子にバイアス磁界を与えるためにバイアス電流を流す
必要がある。
は、インダクティブヘッドの記録コイルに、記録モード
時に記録電流を流すだけでなく、再生モード時にもMR
素子にバイアス磁界を与えるためにバイアス電流を流す
必要がある。
【0016】しかしながら、従来の記録再生ICでは、
再生時には記録電流ドライバはオフされており、記録コ
イルに電流を流すことができない。
再生時には記録電流ドライバはオフされており、記録コ
イルに電流を流すことができない。
【0017】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)と
誘導型磁気ヘッド(インダクティブヘッド)とを有する
ような複合型の磁気ヘッドの記録コイルに、記録電流と
共にバイアス電流をも流すことができるような磁気ヘッ
ド用記録再生回路を提供することを目的とするものであ
る。
たものであり、磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)と
誘導型磁気ヘッド(インダクティブヘッド)とを有する
ような複合型の磁気ヘッドの記録コイルに、記録電流と
共にバイアス電流をも流すことができるような磁気ヘッ
ド用記録再生回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
用記録再生回路は、磁気ヘッドに対して記録信号を供給
する記録回路部と、該磁気ヘッドからの再生信号を取り
出す再生回路部とを有して成る磁気ヘッド用記録再生回
路において、上記磁気ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘ
ッド及び誘導型磁気ヘッドを有し、上記誘導型磁気ヘッ
ド(の記録コイル)に流す電流によって上記磁気抵抗効
果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
る構成の複合型磁気ヘッドを用い、上記誘導型磁気ヘッ
ドに、記録モード時には記録電流を供給し、再生モード
時にはバイアス磁界を発生するためのバイアス電流を供
給する電流供給手段を設けて成ることにより、上述の課
題を解決するものである。
用記録再生回路は、磁気ヘッドに対して記録信号を供給
する記録回路部と、該磁気ヘッドからの再生信号を取り
出す再生回路部とを有して成る磁気ヘッド用記録再生回
路において、上記磁気ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘ
ッド及び誘導型磁気ヘッドを有し、上記誘導型磁気ヘッ
ド(の記録コイル)に流す電流によって上記磁気抵抗効
果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
る構成の複合型磁気ヘッドを用い、上記誘導型磁気ヘッ
ドに、記録モード時には記録電流を供給し、再生モード
時にはバイアス磁界を発生するためのバイアス電流を供
給する電流供給手段を設けて成ることにより、上述の課
題を解決するものである。
【0019】上記電流供給手段は、記録電流源と、バイ
アス電流源と、記録モード時には上記記録電流源からの
出力電流を、再生モード時には上記バイアス電流源から
の出力電流をそれぞれ選択して取り出す切換スイッチと
を有して成るものが考えられる。また、上記電流供給手
段は、記録電流設定手段と、バイアス電流設定手段と、
記録モード時には上記記録電流設定手段に切換接続さ
れ、再生モード時には上記バイアス電流設定手段に切換
接続される切換スイッチと、この切換スイッチに切換接
続された電流設定手段により設定される値の電流を出力
する電流源とを有して成ることが考えられる。
アス電流源と、記録モード時には上記記録電流源からの
出力電流を、再生モード時には上記バイアス電流源から
の出力電流をそれぞれ選択して取り出す切換スイッチと
を有して成るものが考えられる。また、上記電流供給手
段は、記録電流設定手段と、バイアス電流設定手段と、
記録モード時には上記記録電流設定手段に切換接続さ
れ、再生モード時には上記バイアス電流設定手段に切換
接続される切換スイッチと、この切換スイッチに切換接
続された電流設定手段により設定される値の電流を出力
する電流源とを有して成ることが考えられる。
【0020】
【作用】再生モード時には、誘導型磁気ヘッド(の記録
コイル)にバイアス電流を流すことにより、磁気抵抗効
果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
ることができる。
コイル)にバイアス電流を流すことにより、磁気抵抗効
果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る好ましい実施例について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る磁気
ヘッド用記録再生回路の一実施例の概略構成を示すブロ
ック回路図である。また、図2及び図3は、図1のMR
(磁気抵抗効果型)インダクティブ(誘導型)ヘッド1
0として使用可能な複合型磁気ヘッドを示す断面図及び
平面図である。
図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る磁気
ヘッド用記録再生回路の一実施例の概略構成を示すブロ
ック回路図である。また、図2及び図3は、図1のMR
(磁気抵抗効果型)インダクティブ(誘導型)ヘッド1
0として使用可能な複合型磁気ヘッドを示す断面図及び
平面図である。
【0022】先ず図1において、磁気抵抗効果型の磁気
ヘッドいわゆるMRヘッド用の記録再生回路としての記
録再生IC(集積回路)20の端子T11には、MRイン
ダクティブヘッド10のMR素子11が接続されてい
る。このMRインダクティブヘッド10は、後述するよ
うに、MRヘッドとインダクティブヘッドとを有し、こ
のインダクティブヘッドの記録コイルに流す電流によっ
てMRヘッドのMR素子にバイアス磁界を印加する構造
を有するものである。
ヘッドいわゆるMRヘッド用の記録再生回路としての記
録再生IC(集積回路)20の端子T11には、MRイン
ダクティブヘッド10のMR素子11が接続されてい
る。このMRインダクティブヘッド10は、後述するよ
うに、MRヘッドとインダクティブヘッドとを有し、こ
のインダクティブヘッドの記録コイルに流す電流によっ
てMRヘッドのMR素子にバイアス磁界を印加する構造
を有するものである。
【0023】図1の記録再生IC20の構成及び動作を
説明すると、再生/記録フロント回路部30内のアンプ
回路31は、MRヘッドによる再生出力を増幅する初段
のアンプであり、MRヘッドが片側接地のシングルエン
ドなので、アンプ回路31はシングルエンド入力で出力
は差動となっている。このアンプ回路31からの再生出
力信号は、2段目のアンプであるアンプ21によってさ
らに増幅されて、端子T22、T23よりそれぞれ信号RD
Y、RDXとして取り出される。ドライバ回路32は、
記録電流ドライバであり、記録時に記録ヘッド17に記
録電流を流す。これらのアンプ回路31及びドライバ回
路32は、例えば4個(4チャンネル分)のヘッドに対
応して4組設けられている。
説明すると、再生/記録フロント回路部30内のアンプ
回路31は、MRヘッドによる再生出力を増幅する初段
のアンプであり、MRヘッドが片側接地のシングルエン
ドなので、アンプ回路31はシングルエンド入力で出力
は差動となっている。このアンプ回路31からの再生出
力信号は、2段目のアンプであるアンプ21によってさ
らに増幅されて、端子T22、T23よりそれぞれ信号RD
Y、RDXとして取り出される。ドライバ回路32は、
記録電流ドライバであり、記録時に記録ヘッド17に記
録電流を流す。これらのアンプ回路31及びドライバ回
路32は、例えば4個(4チャンネル分)のヘッドに対
応して4組設けられている。
【0024】記録再生IC20内のモード制御回路22
には、端子T24を介して再生/記録切換制御信号R/W
が、また端子T25を介してパワーセーブ信号PSがそれ
ぞれ供給されている。このモード制御回路22は、再生
・記録・パワーセーブの各モードのときに、それぞれ必
要な回路をオンし不必要な回路をオフする機能を有して
いる。上記再生/記録切換制御信号R/Wが“H”(ハ
イレベル)のときは再生(R)モードとなり、アンプ回
路31、アンプ21及びバイアス電流源26をオンに
し、ドライバ回路32、T型フリップフロップ(T−F
F)24及び記録電流源25をオフにする。再生/記録
切換制御信号R/Wが“L”(ローレベル)のときは記
録(W)モードとなり、上記再生モードのときとは逆
に、アンプ回路31、アンプ21及びバイアス電流源2
6をオフにし、ドライバ回路32、T−FF24及び記
録電流源25をオンにする。上記パワーセーブ信号PS
が“H”(ハイレベル)のときはパワーセーブ(PS)
モードとなり、モード制御回路22以外を全てオフと
し、消費電力を低く抑える。
には、端子T24を介して再生/記録切換制御信号R/W
が、また端子T25を介してパワーセーブ信号PSがそれ
ぞれ供給されている。このモード制御回路22は、再生
・記録・パワーセーブの各モードのときに、それぞれ必
要な回路をオンし不必要な回路をオフする機能を有して
いる。上記再生/記録切換制御信号R/Wが“H”(ハ
イレベル)のときは再生(R)モードとなり、アンプ回
路31、アンプ21及びバイアス電流源26をオンに
し、ドライバ回路32、T型フリップフロップ(T−F
F)24及び記録電流源25をオフにする。再生/記録
切換制御信号R/Wが“L”(ローレベル)のときは記
録(W)モードとなり、上記再生モードのときとは逆
に、アンプ回路31、アンプ21及びバイアス電流源2
6をオフにし、ドライバ回路32、T−FF24及び記
録電流源25をオンにする。上記パワーセーブ信号PS
が“H”(ハイレベル)のときはパワーセーブ(PS)
モードとなり、モード制御回路22以外を全てオフと
し、消費電力を低く抑える。
【0025】ヘッド選択回路23は、使用するヘッドを
選択する回路で、端子T26、T27にそれぞれ供給される
2つ(2ビット)の選択制御信号HS1、HS0の組み
合せによって選択されたヘッドに対応するアンプ回路3
1やドライバ32の組のみをオン制御する。T−FF
(T型フリップフロップ)24は、記録時に記録電流の
流れる向きを切り換えるフリップフロップで、端子T28
に供給されるライトデータ信号WDIの“H”→“L”
の立ち下がりをトリガとして記録電流の向きをINX→
INYとINY→INXとで交互に切り換える。
選択する回路で、端子T26、T27にそれぞれ供給される
2つ(2ビット)の選択制御信号HS1、HS0の組み
合せによって選択されたヘッドに対応するアンプ回路3
1やドライバ32の組のみをオン制御する。T−FF
(T型フリップフロップ)24は、記録時に記録電流の
流れる向きを切り換えるフリップフロップで、端子T28
に供給されるライトデータ信号WDIの“H”→“L”
の立ち下がりをトリガとして記録電流の向きをINX→
INYとINY→INXとで交互に切り換える。
【0026】記録電流源25は、記録電流の値を設定す
る回路で、端子T29に接続された記録電流設定用抵抗2
5Rにより得られる制御電圧WCに応じて記録電流を設
定する。この記録電流源25からは、抵抗25Rの抵抗
値に反比例した記録電流が出力され、切換スイッチ35
の被選択端子aに供給される。バイアス電流制御回路2
6は、バイアス電流の値を設定する回路であり、端子T
30に供給されるバイアス電流設定電圧IBCに比例した
バイアス電流IBが、切換スイッチ35の被選択端子b
に供給される。切換スイッチ35は、上記モード制御回
路22からの切換制御信号により切換制御されるように
なっており、記録(W)モード時には被選択端子aに切
換接続されて、記録電流源25からの記録電流をドライ
バ32を介して記録ヘッド17(の記録コイル)に供給
し、再生(R)モード時には被選択端子bに切換接続さ
れて、バイアス電流源26からのバイアス電流を記録ヘ
ッド17(の記録コイル)に供給する。
る回路で、端子T29に接続された記録電流設定用抵抗2
5Rにより得られる制御電圧WCに応じて記録電流を設
定する。この記録電流源25からは、抵抗25Rの抵抗
値に反比例した記録電流が出力され、切換スイッチ35
の被選択端子aに供給される。バイアス電流制御回路2
6は、バイアス電流の値を設定する回路であり、端子T
30に供給されるバイアス電流設定電圧IBCに比例した
バイアス電流IBが、切換スイッチ35の被選択端子b
に供給される。切換スイッチ35は、上記モード制御回
路22からの切換制御信号により切換制御されるように
なっており、記録(W)モード時には被選択端子aに切
換接続されて、記録電流源25からの記録電流をドライ
バ32を介して記録ヘッド17(の記録コイル)に供給
し、再生(R)モード時には被選択端子bに切換接続さ
れて、バイアス電流源26からのバイアス電流を記録ヘ
ッド17(の記録コイル)に供給する。
【0027】次に、このような記録再生IC20に接続
されるMRインダクティブヘッド10の具体例につい
て、図2及び図3を参照しながら説明する。この図2及
び図3に示すMRインダクティブヘッドは、本件出願人
が先に特願平3−208189号の明細書及び図面にお
いて提案した複合型磁気ヘッドである。
されるMRインダクティブヘッド10の具体例につい
て、図2及び図3を参照しながら説明する。この図2及
び図3に示すMRインダクティブヘッドは、本件出願人
が先に特願平3−208189号の明細書及び図面にお
いて提案した複合型磁気ヘッドである。
【0028】これらの図2及び図3において、MR(磁
気抵抗効果)素子1は、前方端部間に磁気ギャップGを
構成する薄膜磁気コア2、3の間に配置されている。こ
れらの薄膜磁気コア2、3は、例えばAl2 −TiCか
ら成るスライダと称される基体8上に所定の間隔をもっ
て相対向して積層形成されている。
気抵抗効果)素子1は、前方端部間に磁気ギャップGを
構成する薄膜磁気コア2、3の間に配置されている。こ
れらの薄膜磁気コア2、3は、例えばAl2 −TiCか
ら成るスライダと称される基体8上に所定の間隔をもっ
て相対向して積層形成されている。
【0029】磁気コア3は、磁気記録媒体(例えばハー
ドディスク)との対接面となるいわゆるABS(エア・
ベアリング・サーフェス)にその一端を臨ませるように
して、このABSに対して略々直交する方向に延在して
設けられている。薄膜コア2は、上記ABSにその一端
を臨ませるようにして、このABSに対して略々直交す
る方向に延在して設けられ、そのABSに臨む前方端部
で磁気コア3との間隙が狭まるように屈曲形成されてい
る。この前方端部間には、記録用ギャップとして機能す
る磁気ギャップGが上記ABSに臨んで構成されてい
る。磁気コア2は、後方端部で磁気コア3と磁気的に接
触してバックギャップを構成すると共に、閉磁路を構成
している。
ドディスク)との対接面となるいわゆるABS(エア・
ベアリング・サーフェス)にその一端を臨ませるように
して、このABSに対して略々直交する方向に延在して
設けられている。薄膜コア2は、上記ABSにその一端
を臨ませるようにして、このABSに対して略々直交す
る方向に延在して設けられ、そのABSに臨む前方端部
で磁気コア3との間隙が狭まるように屈曲形成されてい
る。この前方端部間には、記録用ギャップとして機能す
る磁気ギャップGが上記ABSに臨んで構成されてい
る。磁気コア2は、後方端部で磁気コア3と磁気的に接
触してバックギャップを構成すると共に、閉磁路を構成
している。
【0030】MR素子1は、磁気ギャップGのトラック
幅Twよりも若干幅狭の長方形パターンとして形成さ
れ、上記磁気ギャップ内のABSから後方に向かって配
設されている。このMR素子1の先端部及び後端部に
は、いわゆるセンス電流を流すための一対の電極5a及
び5bがMR素子1と電気的に接続して積層されてい
る。このMR素子1は、磁気コア3との絶縁をとるため
に第1の絶縁層6aを介して磁気コア3上に設けられて
いる。先端側の電極5aからバック側に引き出された配
線パターンの端部が接地側の端子部5aaとされ、後端
側の電極5bからバック側に引き出された配線パターン
の端部がセンス電流源側の端子部5bbとされている。
幅Twよりも若干幅狭の長方形パターンとして形成さ
れ、上記磁気ギャップ内のABSから後方に向かって配
設されている。このMR素子1の先端部及び後端部に
は、いわゆるセンス電流を流すための一対の電極5a及
び5bがMR素子1と電気的に接続して積層されてい
る。このMR素子1は、磁気コア3との絶縁をとるため
に第1の絶縁層6aを介して磁気コア3上に設けられて
いる。先端側の電極5aからバック側に引き出された配
線パターンの端部が接地側の端子部5aaとされ、後端
側の電極5bからバック側に引き出された配線パターン
の端部がセンス電流源側の端子部5bbとされている。
【0031】後端側の電極5bの後方には、磁気コア
2、3の接続部である磁気的結合部2aを取り囲むよう
にしてスパイラル状の記録コイル(ヘッドコイル)7が
設けられている。ヘッドコイル7は、記録モード時に
は、磁気コア2、3により構成される磁路に記録情報に
応じた電流を供給する役目をし、再生モード時には、M
R素子1に所要の向きの磁化状態を与えるバイアス導体
としての機能をするようになっている。このヘッドコイ
ル7は、電極5a、5b及びMR素子1並びに磁気コア
2との絶縁性を確保するために、第2の絶縁層6b及び
第3の絶縁層6cによって埋め込まれている。また、ヘ
ッドコイル7の両端より引き出された配線パターンの端
部が、このヘッドコイル7に供給する上記記録電流やバ
イアス電流を流すための端子7a、7bとなっている。
なお、このように構成されたヘッド構成を保護するため
に、磁気コア2上に保護膜層9が積層されている。
2、3の接続部である磁気的結合部2aを取り囲むよう
にしてスパイラル状の記録コイル(ヘッドコイル)7が
設けられている。ヘッドコイル7は、記録モード時に
は、磁気コア2、3により構成される磁路に記録情報に
応じた電流を供給する役目をし、再生モード時には、M
R素子1に所要の向きの磁化状態を与えるバイアス導体
としての機能をするようになっている。このヘッドコイ
ル7は、電極5a、5b及びMR素子1並びに磁気コア
2との絶縁性を確保するために、第2の絶縁層6b及び
第3の絶縁層6cによって埋め込まれている。また、ヘ
ッドコイル7の両端より引き出された配線パターンの端
部が、このヘッドコイル7に供給する上記記録電流やバ
イアス電流を流すための端子7a、7bとなっている。
なお、このように構成されたヘッド構成を保護するため
に、磁気コア2上に保護膜層9が積層されている。
【0032】以上のように構成された複合型磁気ヘッド
(MRインダクティブヘッド)においては、バイアス導
体の代わりにヘッドコイル7に直流電流をバイアス電流
として供給することにより、MR素子1に所要の向きの
磁化状態を与える構成をとっているので、バイアス導体
が不要となった分だけ端子吸うの削減が望めると共に、
配置面積を減少することができ、ヘッドの小型化が望め
る。従って、小型化や大記録容量化が要求される例えば
ハードディスク用の磁気ヘッドに好適である。
(MRインダクティブヘッド)においては、バイアス導
体の代わりにヘッドコイル7に直流電流をバイアス電流
として供給することにより、MR素子1に所要の向きの
磁化状態を与える構成をとっているので、バイアス導体
が不要となった分だけ端子吸うの削減が望めると共に、
配置面積を減少することができ、ヘッドの小型化が望め
る。従って、小型化や大記録容量化が要求される例えば
ハードディスク用の磁気ヘッドに好適である。
【0033】次に図4は、上記図1の記録再生IC20
を用いて、MRインダクティブヘッド10の記録コイル
(例えば図2、図3の構成のヘッドコイル7)に流す電
流の一例を示している。
を用いて、MRインダクティブヘッド10の記録コイル
(例えば図2、図3の構成のヘッドコイル7)に流す電
流の一例を示している。
【0034】すなわち、再生/記録(R/W)モードが
図4のAのように時刻t1 でWからRへ、時刻t2 でR
からWへそれぞれ切り換えられるとき、記録コイルに
は、図4のBに示すように、記録モード時に+Iwから
−Iwまでの間で変化する交流の記録電流が流され、再
生モード時に所定値+Ibiasの直流のバイアス電流が流
される。これらの電流は、上記図1の切換スイッチ35
の切換制御により、記録モード時に記録電流源25か
ら、再生モード時にバイアス電流源26からそれぞれ供
給されるものである。
図4のAのように時刻t1 でWからRへ、時刻t2 でR
からWへそれぞれ切り換えられるとき、記録コイルに
は、図4のBに示すように、記録モード時に+Iwから
−Iwまでの間で変化する交流の記録電流が流され、再
生モード時に所定値+Ibiasの直流のバイアス電流が流
される。これらの電流は、上記図1の切換スイッチ35
の切換制御により、記録モード時に記録電流源25か
ら、再生モード時にバイアス電流源26からそれぞれ供
給されるものである。
【0035】次に、本発明に係る磁気ヘッド用記録再生
回路の他の実施例について、図5を参照しながら説明す
る。この図5中の、上記図1に示す構成の各部と対応す
る部分については、同じ指示符号を付して説明を省略す
る。
回路の他の実施例について、図5を参照しながら説明す
る。この図5中の、上記図1に示す構成の各部と対応す
る部分については、同じ指示符号を付して説明を省略す
る。
【0036】この図5の実施例においては、電流源とし
て、記録電流及びバイアス電流を供給するための1個の
記録/バイアス電流源37を設けており、この電流源3
7に記録電流設定用抵抗25Rとバイアス電流設定用抵
抗26Rとを、切換スイッチ36により切換選択して接
続している。すなわち、記録電流設定用抵抗25Rは記
録再生IC20の端子T29を介して切換スイッチ36の
被選択端子aに接続され、バイアス電流設定用抵抗26
Rは記録再生IC20の端子T30を介して切換スイッチ
36の被選択端子bに接続されている。この切換スイッ
チ36が記録/バイアス電流源37の電流設定電圧入力
端子に接続され、記録/バイアス電流源37からの出力
電流がドライバ32に送られている。
て、記録電流及びバイアス電流を供給するための1個の
記録/バイアス電流源37を設けており、この電流源3
7に記録電流設定用抵抗25Rとバイアス電流設定用抵
抗26Rとを、切換スイッチ36により切換選択して接
続している。すなわち、記録電流設定用抵抗25Rは記
録再生IC20の端子T29を介して切換スイッチ36の
被選択端子aに接続され、バイアス電流設定用抵抗26
Rは記録再生IC20の端子T30を介して切換スイッチ
36の被選択端子bに接続されている。この切換スイッ
チ36が記録/バイアス電流源37の電流設定電圧入力
端子に接続され、記録/バイアス電流源37からの出力
電流がドライバ32に送られている。
【0037】このような図5の構成において、記録
(W)モード時には切換スイッチ36が被選択端子a側
に切換接続され、記録電流設定用抵抗25Rが記録/バ
イアス電流源37に接続されて上記記録電流がドライバ
32に供給される。これに対して再生(R)モード時に
は切換スイッチ36が被選択端子b側に切換接続され、
バイアス電流設定用抵抗26Rが記録/バイアス電流源
37に接続されて上記バイアス電流がドライバ32に供
給される。他の動作は上記図1の実施例と同様であるた
め、説明を省略する。
(W)モード時には切換スイッチ36が被選択端子a側
に切換接続され、記録電流設定用抵抗25Rが記録/バ
イアス電流源37に接続されて上記記録電流がドライバ
32に供給される。これに対して再生(R)モード時に
は切換スイッチ36が被選択端子b側に切換接続され、
バイアス電流設定用抵抗26Rが記録/バイアス電流源
37に接続されて上記バイアス電流がドライバ32に供
給される。他の動作は上記図1の実施例と同様であるた
め、説明を省略する。
【0038】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、磁気ヘッドの具体的構造は図
2、図3の例に限定されず、また記録再生IC20に接
続される磁気ヘッド数(チャンネル数)は4に限定され
ない。
るものではなく、例えば、磁気ヘッドの具体的構造は図
2、図3の例に限定されず、また記録再生IC20に接
続される磁気ヘッド数(チャンネル数)は4に限定され
ない。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、磁気ヘッドに対して記録信号を供給する記
録回路部と、該磁気ヘッドからの再生信号を取り出す再
生回路部とを有して成る磁気ヘッド用記録再生回路にお
いて、上記磁気ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘッド及
び誘導型磁気ヘッドを有し、上記誘導型磁気ヘッド(の
記録コイル)に流す電流によって上記磁気抵抗効果型ヘ
ッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加する構成
の複合型磁気ヘッドを用い、上記誘導型磁気ヘッドに、
記録モード時には記録電流を供給し、再生モード時には
バイアス磁界を発生するためのバイアス電流を供給する
電流供給手段を設けているため、再生モード時には、誘
導型磁気ヘッド(の記録コイル)にバイアス電流を流し
て、磁気抵抗効果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイア
ス磁界を印加することができる。
明によれば、磁気ヘッドに対して記録信号を供給する記
録回路部と、該磁気ヘッドからの再生信号を取り出す再
生回路部とを有して成る磁気ヘッド用記録再生回路にお
いて、上記磁気ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘッド及
び誘導型磁気ヘッドを有し、上記誘導型磁気ヘッド(の
記録コイル)に流す電流によって上記磁気抵抗効果型ヘ
ッドの磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加する構成
の複合型磁気ヘッドを用い、上記誘導型磁気ヘッドに、
記録モード時には記録電流を供給し、再生モード時には
バイアス磁界を発生するためのバイアス電流を供給する
電流供給手段を設けているため、再生モード時には、誘
導型磁気ヘッド(の記録コイル)にバイアス電流を流し
て、磁気抵抗効果型ヘッドの磁気抵抗効果素子にバイア
ス磁界を印加することができる。
【図1】本発明に係る磁気ヘッド用記録再生回路の一実
施例の構成を示すブロック回路図である。
施例の構成を示すブロック回路図である。
【図2】該一実施例に接続されるMRインダクティブヘ
ッドの概略構造の一例を示す断面図である。
ッドの概略構造の一例を示す断面図である。
【図3】該一実施例に接続されるMRインダクティブヘ
ッドの概略構造の一例を示す平面図である。
ッドの概略構造の一例を示す平面図である。
【図4】該一実施例のMRインダクティブヘッドの記録
ヘッドに供給する電流の一例を説明するための波形図で
ある。
ヘッドに供給する電流の一例を説明するための波形図で
ある。
【図5】本発明に係る磁気ヘッド用記録再生回路の他の
実施例の構成を示すブロック回路図である。
実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図6】従来の記録再生回路に接続されるシールド型M
Rヘッドの一具体例の概略構成を示す斜視図である。
Rヘッドの一具体例の概略構成を示す斜視図である。
【図7】従来の記録再生回路に接続されるMRインダク
ティブヘッドの一具体例の概略構成を示す断面図であ
る。
ティブヘッドの一具体例の概略構成を示す断面図であ
る。
【図8】従来の磁気ヘッド用記録再生回路の一例を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図9】従来のMRインダクティブヘッドの記録ヘッド
に供給する電流の一例を説明するための波形図である。
に供給する電流の一例を説明するための波形図である。
1、11・・・・・MR素子 2、3・・・・・磁気コア 5a、5b・・・・・電極 7・・・・・ヘッド巻線 10・・・・・MRインダクティブヘッド 17・・・・・記録ヘッド 22・・・・・モード制御回路 25・・・・・記録電流源 25R・・・・・記録電流設定用抵抗 26・・・・・バイアス電流源 26R・・・・・バイアス電流設定用抵抗 31・・・・・アンプ回路 32・・・・・ドライバ 35、36・・・・・切換スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ヘッドに対して記録信号を供給する
記録回路部と、該磁気ヘッドからの再生信号を取り出す
再生回路部とを有して成る磁気ヘッド用記録再生回路に
おいて、 上記磁気ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘッド及び誘導
型磁気ヘッドを有し、上記誘導型磁気ヘッドに流す電流
によって上記磁気抵抗効果型ヘッドの磁気抵抗効果素子
にバイアス磁界を印加する構成の複合型磁気ヘッドを用
い、 上記誘導型磁気ヘッドに、記録モード時には記録電流を
供給し、再生モード時にはバイアス磁界を発生するため
のバイアス電流を供給する電流供給手段を設けて成るこ
とを特徴とする磁気ヘッド用記録再生回路。 - 【請求項2】 上記電流供給手段は、 記録電流源と、 バイアス電流源と、 記録モード時には上記記録電流源からの出力電流を、再
生モード時には上記バイアス電流源からの出力電流をそ
れぞれ選択して取り出す切換スイッチとを有して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド用記録再生回
路。 - 【請求項3】 上記電流供給手段は、 記録電流設定手段と、 バイアス電流設定手段と、 記録モード時には上記記録電流設定手段に切換接続さ
れ、再生モード時には上記バイアス電流設定手段に切換
接続される切換スイッチと、 この切換スイッチに切換接続された電流設定手段により
設定される値の電流を出力する電流源とを有して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド用記録再生回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20127593A JPH0737204A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 磁気ヘッド用記録再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20127593A JPH0737204A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 磁気ヘッド用記録再生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737204A true JPH0737204A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16438268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20127593A Withdrawn JPH0737204A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 磁気ヘッド用記録再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737204A (ja) |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP20127593A patent/JPH0737204A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |