JPH0737282Y2 - スイッチ付ポテンショメータ - Google Patents

スイッチ付ポテンショメータ

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JPH0737282Y2
JPH0737282Y2 JP9073189U JP9073189U JPH0737282Y2 JP H0737282 Y2 JPH0737282 Y2 JP H0737282Y2 JP 9073189 U JP9073189 U JP 9073189U JP 9073189 U JP9073189 U JP 9073189U JP H0737282 Y2 JPH0737282 Y2 JP H0737282Y2
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switch
insulator
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slider
potentiometer
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好孝 岡野
幸孝 長野
好則 猪瀬
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は絶縁基板上に形成されたスイッチパターン上
をスイッチ用摺動子が摺動接触し、ポテンショメータパ
ターン上をポテンショメータ用摺動子が摺動接触するス
イッチ付ポテンショメータに関する。
「従来の技術」 第3図に従来のスイッチ付ポテンショメータを示す。
ここに示すスイッチ付ポテンショメータは例えば自動車
用エンジンのスロットルバルブに連結して用いられ、ポ
テンショメータに連動して動作するスイッチによってア
イドル位置を検出し、ポテンショメータによってスロッ
トルバルブの開度を検出するものである。
共通の絶縁基板1上に第1の集電体2と第2の集電体3
が例えば印刷法によって互いに平行に円弧状に形成され
る。第1の集電体2及び第2の集電体3上をスイッチ用
摺動子11が摺動接触する。スイッチ用摺動子11の通路に
は第2の集電体3に続いて絶縁体4が形成され、絶縁体
4に続いて第1の抵抗体6が形成されて第1,第2の集電
体2,3と共にスイッチパターンとされる。第1の抵抗体
6を形成したのはスイッチ用摺動子11との摩擦係数を小
さくするためである。絶縁体4と第1の抵抗体6はスイ
ッチが開の領域に形成されるもので電気的には無効なも
のである。
このスイッチパターン上をスイッチ用摺動子11が摺動接
触し、第2の集電体3と絶縁体4の境界でスイッチが開
閉されアイドル位置とされる。
ところで従来のスイッチ付ポテンショメータにおいては
スイッチの開閉時にチャタリングが発生する製品が製造
されてしまう欠点がある。
その理由を以下に説明する。つまり第2の集電体3とし
て無機質の銀ペーストが用いられ、絶縁体4としてガラ
スが用いられ、第2の集電体3と絶縁体4の形成順序は
焼成温度の高い順に行なわれる。このために第2の集電
体3を形成した後に絶縁体4を形成することになる。こ
の結果第2の集電体3を形成した後にこの第2の集電体
3に隣接して絶縁体4を印刷法によって被着するが、こ
の際に第4図に示すように絶縁体4の一部が第2の集電
体3の上に重ねられ、その重なり部分では絶縁体4の厚
さが表面近くで薄くなる。この重ねられた領域をオーバ
ーラップ部分3−2という。
このオーバーラップ部分3−2においては第2の集電体
3の凹凸の特に凸部が絶縁体4の薄い部分を突抜けて絶
縁体4の領域となるべき部分に突出し、第2の集電体3
の微小な露出部3−1が形成される。この露出部3−1
にスイッチ用摺動子11が接触することによってチャタリ
ングが生じることになる。
つまり第4図においてスイッチ用摺動子11を第4図
(イ)に示す矢印X方向に摺動させた時のスイッチ特性
を第5図に示す。スイッチ用摺動子11が第2の集電体3
と接触しているときスイッチは閉であるが、スイッチ用
摺動子11が第2の集電体3と絶縁体4との境界を通過
し、絶縁体4と接触するとスイッチは開となる。
ここで絶縁体4の領域であるべき部分に第2の集電体3
の微小な露出部3−1が存在するとスイッチ用摺動子11
はこれと接触するためスイッチは再び閉となる。第2の
集電体3の微小な露出部3−1の部分を通過するとスイ
ッチ用摺動子11は再び絶縁体4と接触してスイッチは開
となる。よって第2の集電体3の微小な露出部3−1の
部分でチャタリングが生じることになる。大部分のチャ
タリングはオーバーラップ部分3−2で生じる。
露出部3−1がない場合は、スイッチは第2の集電体3
と接触している時に閉で、絶縁体4と接触して開となる
だけでチャタリングの発生は無い。
第5図に示したスイッチ特性は例えば第1の集電体2と
第2の集電体3の間に印加した電圧を負荷抵抗を用いて
降下させる電圧降下法により測定することができる。
なお、ポテンショメータパターンは絶縁基板1上のポテ
ンショメータ用摺動子12の通路に第2の抵抗体8と第3
の集電体9が形成されて構成される。このポテンショメ
ータ用摺動子12とスイッチ用摺動子11は互いに絶縁され
て絶縁基板1に回動自在に支持された回転体13に取付け
られる。
また従来においては絶縁体4に顔料として酸化クロムが
添加されたガラスが使用されていた。酸化クロムの硬度
は摺動子11の硬度の2倍以上あり、このため、摺動子11
が絶縁体4上を摺動する時に、絶縁体4中の酸化クロム
が摺動子11を摩耗させ、スイッチのオンオフ位置にずれ
が生じることがあった。即ち第6図に示すように摺動子
の摩耗粉が第2の集電体3と連続して絶縁体4上に転移
し、スイッチの閉区間が長くなる。また摺動子11が摩耗
する前は第7図Aに示すように摺動子11はスイッチパタ
ーンと点で接触するが、摺動子11が摩耗すると第7図B
に示すように摺動子11はスイッチパターンと摺動方向に
延長した線で接触し、スイッチのオンオフ位置がΔlだ
けずれる。
「課題を解決するための手段」 この考案においてはスイッチパターンの集電体と絶縁体
との接続部分は互いに重なっているが、その重なりは絶
縁体が絶縁基板側とされる。つまり絶縁体を絶縁基板上
に形成した後、集電体を形成したものである。
また絶縁体として酸化クロムなどの金属酸化物を含まな
い非晶質ガラスが用いられる。
「実施例」 第1図及び第2図にこの考案の実施例を示し、第3図と
対応する部分に同一符号を付けてある。この例では絶縁
基板1上にスイッチ用パターンとポテンショメータ用パ
ターンとが従来とほぼ同様に形成される。この考案にお
いては第2図に示すように第2の集電体3と絶縁体4と
の接続部分は絶縁体4を絶縁基板1側として互いに重な
っている。つまり絶縁体4を絶縁基板1に形成した後に
第2の集電体3を形成したものである。
例えば絶縁基板1にセラミックを用い、絶縁体4を高温
焼成用ガラス(焼成温度850℃)で形成し、次に無機質
銀ペースト(焼成温度850℃)により第2の集電体3を
形成する。あるいはセラミック又はフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂などの絶縁基板1を用い、エポキシ樹脂など
の有機絶縁体(焼成温度200℃)で絶縁体4を形成し、
その後、有機質銀ペースト(焼成温度200℃)で第2の
集電体3を形成する。なお第1の抵抗体6は何れの場合
も最後に形成する。
この構成によれば絶縁体4はガラス、有機絶縁体の何れ
の場合でも、その表面が平滑で凹凸がないから、これと
第2の集電体3との重なり部分で絶縁体4の一部が第2
の集電体3を突抜けて露出するおそれがなく、この重な
り部分は正しく第2の集電体3の領域として作用し、ス
イッチ用摺動子11がこの重なり部分を通る際にチャタリ
ングが発生することはない。
請求項2の考案においては絶縁体4として酸化クロムな
どの金属酸化物を含まない非晶質ガラスが用いられる。
非晶質ガラスの硬度はスイッチ用摺動子11の硬度と同程
度であり、非晶質ガラスにこれよりも硬い金属酸化物が
含まれていないため、摺動子11が絶縁体4上を繰返し摺
動しても摺動子11は摩耗し難く、従って第6図、第7図
について説明したようなスイッチのオンオフの位置ずれ
が生じない。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば絶縁体と集電体との
重なり部分は絶縁体が絶縁基板側となっているため、絶
縁体の表面に凹凸がなく、集電体との重なり部分で絶縁
体の一部が集電体を突抜けるようなことはなく、この重
なり部分は何れの部分でも集電体領域として作用し、重
なり部分を摺動子が通過する際にチャタリングが生じる
ようなことがなく、安定に動作する。
請求項2の考案では更に絶縁体は金属酸化物を含まない
非晶質ガラスであるため、絶縁体上を摺動子が摺動して
も摺動子は摩耗し難く、オンオフの位置ずれが生じるこ
となく、常に同一位置でオンオフが行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2図は第1
図中の絶縁体4部分の拡大断面図、第3図は従来のスイ
ッチ付ポテンショメータを示す平面図、第4図はその第
2の集電体3と絶縁体4との接続部分の拡大図で、
(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のC−C線断面図、第
5図はスイッチ特性図、第6図は摩耗粉による転移を示
す平面図、第7図は摺動子の第2の集電体3及び絶縁体
4に対する接触状態を示し、Aは摺動子摩耗前の状態、
Bは摺動子摩耗後の状態の図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に平行に形成された一対の集電
    体とその少くとも一方の集電体に続いて形成された絶縁
    体とからなるスイッチパターン上をスイッチ用摺動子が
    摺動接触し、上記絶縁基板上に形成されたポテンショメ
    ータパターン上をポテンショメータ用摺動子が摺動接触
    するスイッチ付ポテンショメータにおいて、 前記集電体と前記絶縁体との接続部分はその絶縁体が前
    記絶縁基板側となって集電体と絶縁体とが重なっている
    ことを特徴とするスイッチ付ポテンショメータ。
  2. 【請求項2】前記絶縁体は酸化クロムなどの金属酸化物
    を含まない非晶質ガラスであることを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ付ポテンショメータ。
JP9073189U 1989-07-31 1989-07-31 スイッチ付ポテンショメータ Expired - Fee Related JPH0737282Y2 (ja)

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