JPH0737518B2 - シリコーン―ポリカーボネートブロック共重合体 - Google Patents

シリコーン―ポリカーボネートブロック共重合体

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JPH0737518B2
JPH0737518B2 JP2049648A JP4964890A JPH0737518B2 JP H0737518 B2 JPH0737518 B2 JP H0737518B2 JP 2049648 A JP2049648 A JP 2049648A JP 4964890 A JP4964890 A JP 4964890A JP H0737518 B2 JPH0737518 B2 JP H0737518B2
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パメラ・ケイ・ヘルナンデズ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/18Block or graft polymers
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/448Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polycarbonate sequences

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炭素−珪素結合によってある種の芳香族イミド
又は芳香族エステル基に結合された核結合珪素原子をも
つ難燃性オルガノポリシロキサン−ポリカーボネートブ
ロック共重合体に関するものである。
従来の技術 本発明が開発される以前においては、たとえばVaughnの
米国特許第3,189,662号明細書に示されるごときシリコ
ーン−ポリカーボネートブロック共重合体は末端ビスフ
ェノール基をもつポリジメチルシロキサンをまず形成す
ることによって製造されていた。すなわち、シリコーン
−ポリカーボネートブロック共重合体はかゝるビスフェ
ノール末端基をもつポリジオルガノシロキサン及び追加
のビスフェノールの混合物をホスゲン化することによっ
て製造された。かく得られるシリコーン−ポリカーボネ
ートブロック共重合体は種々の用途に有用な価値あるフ
ィルム形成能を有することが認められたが、シリコーン
ブロック及びポリカーボネートブロック間の珪素−酸素
−アリーレン結合は特定の状況下ではしばしば加水分解
に対して不安定であった。改善された加水分解安定性
は、Vaughnの米国特許第3419634号明細書に示されるご
とく、末端Si−C結合を持つプロピルフェニルヒドロキ
シ基を有するポリジオルガノシロキサンとビスフェノー
ルをホスゲン化することによって達成された。かく得ら
れるシリコーン−ポリカーボネートブロック共重合体の
加水分解安定性は珪素原子がプロピル基の炭素原子に直
接結合される結果として改良されたが、かく形成される
珪素−プロピル結合は珪素−アリール結合によって与え
られるごとき熱酸化安定性を与え得なかった。
本発明は、炭素−珪素結合によってアリーレン基に結合
された核結合珪素原子を有する加水分解に対して安定な
シリコーン−ポリカーボネートブロック共重合体は、以
下に定義するごとき二価フェノールと、式: をもつヒドロキシアリールイミドシロキサン又は式: をもつヒドロキシアリールエステルシロキサン又は式
(1)及び(2)のシロキサン類の混合物、との混合物
をホスゲン化することによって製造し得るという知見に
基づくものである。式(1)及び(2)において、Rな
いしR7は同一でも異なってもよいC(1-14)炭化水素基及
び平衡化又は縮合中に不活性な基で置換されたC(1-14)
炭化水素基から選ばれ、R8はC(6-13)二価アリーレン基
及び平衡化又は縮合中に不活性な基で置換されたC
(6-13)二価アリーレン基から選ばれ、そしてR9はC
(6-20)二価芳香族炭化水素基及び平衡化又は縮合中に不
活性な基で置換されたC(6-20)二価芳香族炭化水素基か
ら選ばれ、そしてnは1〜200の整数である。
シリコーン−ポリカーボネートブロック共重合体は式
(1)のヒドロキシアリールイミドシロキサン又は式
(2)のヒドロキシアリールエステルシロキサン又はそ
れらの混合物と一種又はそれ以上のC(6-20)芳香族ジヒ
ドロキシ化合物との混合物をホスゲン化することによっ
て製造し得ることが認められた。得られるシリコーン−
ポリカーボネートブロック共重合体のシリコーンブロッ
クは珪素−アリーレン結合によってポリカーボネートブ
ロックに結合される。本発明のシリコーン−ポリカーボ
ネートブロック共重合体は難燃性、及び改善された加水
分解安定性及び酸化安定性を示しかつ前述した従来技術
のシリコーン−ポリカーボネートブロック共重合体の有
するすべての価値ある特性、たとえば半透過性、射出成
形性及び高性能フィルム及び塗料の製造における用途等
を保有する。
発明の要旨 本発明によれば、0.5〜90重量%のシリコーンブロック
を有しかつ式: −YD− (3) [式中、Yは式: をもつ二価オルガノシロキサン基であり、Qは式: 及びそれらの混合物からなる群から選んだ一員であり、
Dは式: をもつ二価ポリカーボネートブロックであり、R,R1,R2
及びR3は同一でも異なってもよいC(1-14)炭化水素基又
は平衡化又は縮合中に不活性な基によって置換されたC
(1-14)炭化水素基であり、R8は二価C(6-13)アリーレン
基又は平衡化又は縮合中に不活性な基によって置換され
た二価C(6-13)アリーレン基であり、R9及びR10はC
(6-20)二価芳香族炭化水素基又は平衡化又は縮合中に不
活性な基によって置換されたC(6-20)二価芳香族炭化水
素基であり、nは1〜200の整数でありmは1〜99の整
数である]をもつ反復化学結合基を含んでなるシリコー
ン−ポリカーボネートブロック共重合体が提供される。
発明の詳細な開示 式(1)、(2)及び(4)のRないしR7に包含される
基は、たとえばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル及びオクチルのようなC(1-8)アルキル
基;トリフルオルプロピル及びシアノエチルのような置
換アルキル基;シクロブチル、シクロペンチル及びシク
ロヘキシルのような脂環族基;ビニル及びプロペニルの
ようなアルケニル基;フェニル、トリル、キシリル及び
ナフチルのような芳香族基;ニトロフェニル、ブロムト
リル、クロルフェニル及びクロルナフチルのような置換
アリール基である。
R8,R9及びR10の範囲内に包含される基の例はフェニレ
ン、トリレン、キシリレン及びナフチレンのような二価
アリーレン基及びクロル、ニトロ及びシアノ基のような
置換基で置換されたアリーレン基である。
式(1)のヒドロキシアリールイミドシロキサンは式: NH2R8OH (8) (式中、R8は前記の意義を有する)のアミノフェノール
化合物のようなヒドロキシアミノ芳香族化合物を、こゝ
に参考文献として引用するRichの米国特許第4,794,153
号明細書に示されるごとき末端芳香族無水物基をもつオ
ルガノシロキサンと縮合させることによって製造するこ
とができる。式(2)のヒドロキシアリールエステルオ
ルガノシロキサンはこゝに参考文献として引用するRich
の米国特許第4,604,477号明細書に示されるごとき1,1,
3,3−テトラメチル−1,3−ジシロキサニルビス安息香酸
クロライドのような末端ハロアシル芳香族基をもつポリ
ジオルガノシロキサンと二価フェノールとを反応させる
ことによって製造することができる。適当な二価フェノ
ールは、たとえば2,2−ビス−(2−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,4′−ジヒドロキシビフェニルメタ
ン、ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン−以下“ビ
スフェノールA"又は“BPA"と略称する−、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テト
ラメチルビフェニル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4′−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、テトラメチルビスフェノール、1,1
−ジクロル−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
チレン、6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,3′−テトラメ
チル−ビス−1,1′−スピロインダン、 である。
本発明の実施において、式(1)のヒドロキシアリール
イミドシロキサンは式(8)のヒドロキシアミノ芳香族
化合物、たとえばp−又はm−アミノフェノールと、テ
トラオルガノシロキサン又は1000単位までの化学的に結
合されたジオルガノシロキシ単位をもつポリジオルガノ
シロキサンの形であり得る芳香族無水物末端基をもつポ
リジオルガノシロキサンとを反応させることによって製
造することができる。反応は有機溶剤の存在下還流条件
で、20〜200℃の範囲の温度で行なうことができる。
式(2)のヒドロキシ芳香族エステルシロキサンはビス
フェノールAのような二価フェノールと式: (式中、R4ないしR7及びnは前記定義したとおりであり
そしてXはクロル又はヒドロキシ基である)の末端芳香
族ハロアシル基又は芳香族カルボキシ基をもつジオルガ
ノシロキサンとを、トリエチルアミンのような酸受容体
の存在下で、反応させることによって製造することがで
きる。
式(3)の範囲内に包含される本発明のシリコーン−ポ
リカーボネートブロック共重合体は式(1)のヒドロキ
シアリールイミドシロキサン又は式(2)のヒドロキシ
アリールエステルシロキサン又はそれらの混合物と二価
フェノールとの混合物をホスゲン化することによって、
又は二価フェノールのビスハロホルメートを使用するこ
とによって製造することができる。縮合反応は塩化メチ
レンのような不活性有機溶剤の存在下かつトリエチルア
ミンのような酸受容体の存在下で行なうことができる。
イミドポリカーボネートシロキサン又はエステルポリカ
ーボネートシロキサンの回収は生成するブロック共重合
体をメタノールのような溶剤中に沈澱させることによっ
て達成することができる。
本発明のシリコーン−ポリカーボネートブロック共重合
体はシリカ、ガラス繊維又は炭素繊維のような不活性充
填剤と、ブロック共重合体100重量部当り充填剤0.1〜10
0重量部の割合で配合することができる。本発明のシリ
コーン−ポリカーボネートブロック共重合体は誘電体、
金属導電体上への絶縁性被覆、透析用隔膜、高性能熱可
塑性樹脂等として有用なフィルムを形成するために有機
溶剤溶液からキャスティングすることができる。これら
のブロック共重合体はまた芳香族ポリカーボネート用の
難燃化剤としても使用することができる。
当業者が本発明をよりよく実施し得るようにするため
に、つぎの実施例を単に例証の目的で示すが、これらの
実施例は何等本発明を制限するためのものではない。実
施例中、特に示さない限り、すべての部は重量による。
実施例1 ビス(1,3−無水フタル酸)テトラメチルジシロキサン
(PADS)20g(4.7×10-2モル)及びオクタメチルシクロ
テトラシロキサン104g(0.35モル)の混合物を乾燥トル
エン150ml中に添加して80℃まで加熱した。ついで、ト
リフルオルメタンスルホン酸無水物(3滴)及び水5μ
を添加しそしてこの溶液を80℃に2時間加熱した。平
衡化された反応混合物を無水酸化マグネシウム(3g)と
共に急冷しそして室温まで冷却した。得られる混合物を
ついで過しそしてトルエンを真空下で除去した。残留
する液体をついで110℃、0.05トルの条件まで加熱して
未反応の環式シロキサンを除去した。かくして透明なシ
リコーン油89g(収率72%)が得られ、これは冷却する
と不透明な白色ワックス状の油に変化した。製造の方法
に基づいて、この物質は平均して20個の化学的に結合さ
れたジメチルシロキシ単位をもつ無水フタル酸末端ポリ
ジメチルシロキサン油であった。
上記の無水フタル酸末端シロキサン油50g(2.52×10-2
モル)及びm−アミノフェノール5.49g(5.04×10-2
ル)をo−キシレン150ml中に溶解しそして還流まで加
熱した。ディーン−スタークトラップを用いて水を連続
的に除去しそして2時間還流後、反応を完了した。製造
の方法及び赤外線データに基づいて、単離された生成物
(52g、収率95%)は平均して20個の化学的に結合され
たジメチルシロキシ単位をもつイミジルフェノール末端
ポリジメチルシロキサン油であった。その構造は赤外ス
ペクトル(ニート、薄膜)3500−3160cm-1(d,s)OHフ
ェノール;2960cm-1(s)C−H3;1775(m)、1715
(s)カルボニル、フタルイミド;によってさらに確認
された。
実施例2 ビス(1,3−無水フタル酸)テトラメチルジシロキサン3
0g(7.04×10-2モル)及びm−アミノフェノール15.4g
(1.41×10-2モル)の混合物をo−キシレン150ml中に
溶解しそして還流条件で加熱しつつディーン・スターク
トラップを用いて水を連続的に除去した。2時間後、反
応を完了し、o−キシレンを真空下で除去した。冷却す
ると白色固体の生成物39g(収率86%)が得られ、これ
を乾燥トルエンから再結晶したところ融点196〜200℃を
示した。製造法に基づいて、この生成物はビス(1,3−
フタルイミドフェノール)テトラメチルジシロキサンで
あった。
実施例3 乾燥塩化メチレン20ml中に溶解したビスフェノールAビ
スクロルホルメート4.34g(1.23×10-2モル)を乾燥塩
化メチレン20ml中に溶解したビスフェノールA1.34g(5.
87×10-3モル)、平均して34個の化学的に結合されたジ
メチルシロキシ単位をもつイミジルフェノールポリジメ
チルシロキサン20.0g(6.4×10-2モル)及びトリチルア
ミン2.48gの混合物を撹拌下に添加した。得られる混合
物の溶液粘度はビスフェノールAビスクロルホルメート
溶液の完全な添加によって増加した。メタノールから2
回沈澱させて得られた生成物を真空下で70℃で8時間乾
燥して生成物を39.68g、すなわち89%の収率で得た。得
られる生成物のシロキサン含量は1H NMR分析に基づい
て69%であることが認められた。走査TGA(N2)は10゜
/分の走査速度で425℃において10%の重量減少を示し
た。製造方法及び前記データに基づいて、この生成物は
珪素−フェニルイミドフェニル基を介してポリカーボネ
ートブロックに連結されたシリコーンブロックをもつシ
リコーン−ポリカーボネートブロック共重合体であっ
た。粘弾性を示すこのシリコーン−ポリカーボネートブ
ロック共重合体から薄い透明なフィルムがキャスティン
グによって得られた。
実施例4 実施例3の方法に従って、乾燥ジクロルメタン20ml中に
溶解したビスフェノールAビスクロルホルメート10g
(3.83×10-2モル)を、ビスフェノールA5.65g(2.47×
10-2モル)、平均で20個の化学的に結合されたジメチル
シロキシ単位をもつイミジルフェノール末端ポリジメチ
ルシロキサン油6.47g(3.54×10-3モル)及び乾燥トリ
エチルアミン5.72g(2.83×10-2モル)からなる混合物
の塩化メチレン中の100ml溶液に添加した。生ずる撹拌
混合物から粘稠なジクロルメタン溶液を得た。生成物を
メタノール中に2回沈澱させ、過しそして真空下で80
℃に15時間乾燥することによって単離した。かくして生
成物17.6g(収率87%)を得た。製造方法及びGPCに基づ
いて、生成物は重量平均分子量185,000及び分散性6を
有していた。この生成物は1H NMRによって測定して約2
7%のシリコーンブロック重量%を有するシリコーンポ
リカーボネートであった。このシリコーンブロック共重
合体は強靭、可撓性の透明な熱可塑性樹脂であった。
実施例5 乾燥塩化メチレン25ml中のビスフェノールAビスクロル
ホルメート10.96g(3.1×10-2モル)の溶液をビスイミ
ジルフェノールテトラメチルジシロキサン20.0g(3.1×
10-2モル)、トリエチルアミン6.27g(6.2×10-2モル)
及び乾燥塩化メチレン100mlの溶液に滴加した。ビスフ
ェノールAビスクロルホルメート溶液を完全に添加する
と得られる混合物の溶液粘度は増加した。メタノールか
ら2回沈澱させそして真空中で70℃で8時間乾燥して
生成物を得た。GPC分析の結果はMn15,900及び分散性1.6
8を示した。生成物の収量は25.4g、すなわち収率88%で
あった。製造方法に基づいて、この生成物は化学的に結
合された1,3−ビス(m−イミジルフェノール)テトラ
メチルジシロキサンブロック及びビスフェノールAポリ
カーボネートブロックから本質的に構成されるシリコー
ン−ポリカーボネートブロック共重合体であった。
実施例6 塩化メチレン10ml中の1,3−ビス−ベンゾイルクロライ
ド(テトラメチルジシロキサン)2.06g(0.010モル)を
ビスフェノールA22.83g(0.10モル)、塩化メチレン125
ml、水100ml及びトリエチルアミン0.30mlの撹拌溶液に
添加した。この添加後にp−クミルフェノール0.5gを添
加しそして混合物を激しく撹拌しつつかつ該混合物のpH
を9〜11に保持しつつ、ホスゲン11.5g(0.12モル)で2
1分間かかってホスゲン化した。塩化メチレン層を3N塩
酸で3回及び脱イオン水で4回抽出した。ついで混合物
をメタノールに添加して生成物の沈澱を生成させた。製
造方法に基づいて、生成物は式(4)の範囲内(ただし
Qは式(6)の範囲内である)の化学的に結合された基
をもつポリエステルカーボネート−シロキサン共重合体
であった。この生成物は13,500g/モルのMnを有してい
た。この共重合体を1/16″の棒に圧縮成形しそして難燃
性について試験した。これらの試験棒はUL94の試験にお
いてV−0の等級を与えることが認められた。
実施例7 p−クロルジメチルシリルベンゾイルクロライド2.37g
(0.01モル)をトリエチルアミン0.75gを含有する塩化
メチレン120ml中の水0.09g(0.005モル)の撹拌懸濁物
に添加した。2分後、得られる混合物にビスフェノール
A22.83g(0.10モル)を水100ml中のp−クミルフェノー
ル0.3gとともに添加した。ついで得られる混合物にホス
ゲン11.5g(0.12モル)を20分かかって添加しかつこの
期間中、pHを9〜11の間に保持した。生成物は実施例6
に示したごとく回収した。得られる生成物はその製造方
法に基づいて18,700g/モルのMnを有する共重合体であっ
た。この共重合体を1/16″の試験棒に圧縮成形した。こ
れらの試験棒はUL94の燃焼試験でV−0の等級を与え
た。
実施例8 p−クロルジメチルシリルベンゾイルクロライド1.0g
(0.0042モル)を平均して11個の化学的に結合されたジ
メチルシロキシ単位をもつポリジメチルシラノール末端
シリコーン油6.4g及びトリエチルアミン0.4gを含む塩化
メチレン120mlの溶液に添加した。得られる混合物にビ
スフェノールA22.83g(0.10モル)及び水100mlを添加し
た。かく得られる混合物を撹拌下にホスゲン11g(0.11
モル)を用いて20分かかってホスゲン化した。生成物を
実施例7の方法に従って沈澱させた。製造方法に基づい
て、この生成物は17,900g/モルのMnをもちかつ約11個の
平均シロキサン反復単位をもつポリエステルカーボネー
ト−シロキサンブロック共重合体であった。
実施例9 乾燥塩化メチレン6ml中に溶解した14,200g/モルのMnを
もつ実施例7におけるごとく製造されたポリエステルカ
ーボネート−シロキサン共重合体2gの撹拌されつつある
溶液に、オクタメチルシクロテトラシロキサン1.36ml、
メタンスルホン酸20μ及び塩化メチレン2mlの溶液を
添加した。22時間後、この溶液を酸化マグネシウムで処
理し、30分後に過し、メタノール中で沈澱させそして
乾燥した。製造方法に基づいて、12,300g/モルのMnをも
ちかつ約5個の平均シロキサン反復単位をもつ平衡化さ
れたポリエステルカーボネート−シロキサン共重合体が
得られた。
塩化メチレン中の上記共重合体の5%溶液をガラス基体
上にキャスティングさせた。溶剤を蒸発させると、隔膜
として有用なポリエステルカーボネート−シロキサン共
重合体フィルムが得られた。
上述した実施例はシリコーン−ポリカーボネートブロッ
ク共重合体を製造するための本発明の方法の実施に使用
し得るきわめて多数の変数のうちの若干のもののみを例
証するものであるが、本発明は式(1)によって示され
るごときヒドロキシイミド−末端シロキサン又は式
(2)によって示されるごときヒドロキシエステル−末
端シロキサンと二価フェノールとの間の反応をジヒドロ
キシビスハロホルメート又はホスゲンを用いて、かつ特
定の場合には連鎖停止剤をも用いて、行なわせることに
よって製造することができるより広範囲のシリコーン−
ポリカーボネートブロック共重合体を意図するものであ
る点を理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲリー・チャールズ・デイビス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、アルバ ニー、フェリシア・コート、5番 (72)発明者 ピーター・ポール・ポリカストロ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニスカ ユナ、ロック・7・ロード(番地なし) (72)発明者 カレン・アリナ・リー アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、モホウク・テラス、129番 (72)発明者 パメラ・ケイ・ヘルナンデズ アメリカ合衆国、オハイオ州、ノース・オ ルムステッド、アパートメント528、カン トリー・クラブ・ブルバード、26101番 (72)発明者 トマス・リンク・グゲンハイム アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スコテ ィア、オンダードンク・ロード、20番 (56)参考文献 特開 昭60−252487(JP,A) 特開 昭61−159425(JP,A) 特公 昭45−20510(JP,B1) 欧州特許公開292260(EP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.5〜90重量%のシリコーンブロックを有
    しかつ式: −YD− [式中、Yは式: をもつ二価オルガノシロキサン基であり、Qは式: 及びそれらの混合物からなる群から選んだ一員であり、
    Dは式: をもつ二価ポリカーボネートブロックであり、R,R1,R2
    及びR3は同一でも異なってもよいC(1-14)炭化水素基又
    は平衡化又は縮合中に不活性な基によって置換されたC
    (1-14)炭化水素基であり、R8は2価C(6-13)アリーレン
    基又は平衡化又は縮合中に不活性な基によって置換され
    た2価C(6-13)アリーレン基であり、R9及びR10はC
    (6-20)二価芳香族炭化水素基又は平衡化又は縮合中に不
    活性な基によって置換されたC(6-20)二価芳香族炭化水
    素基であり、nは1〜200の整数でありmは1〜50の整
    数である]をもつ反復化学結合基を含んでなるシリコー
    ン−ポリカーボネートブロック共重合体。
  2. 【請求項2】Qが式: の基である請求項1記載のシリコーン−ポリカーボネー
    トブロック共重合体。
  3. 【請求項3】Qが式: の基である請求項1記載のシリコーン−ポリカーボネー
    トブロック共重合体。
  4. 【請求項4】R、R1、R2及びR3が同一でも異なっても良
    いC(1-8)アルキル基から選ばれる請求項1記載のシリコ
    ーン−ポリカーボネートブロック共重合体。
  5. 【請求項5】ビスフェノールAポリカーボネートブロッ
    クをもつ請求項1記載のシリコーン−ポリカーボネート
    ブロック共重合体。
  6. 【請求項6】式: をもつヒドロキシフェニルエステルシロキサン。
  7. 【請求項7】下記式で示される芳香族ハロアシル末端又
    は芳香族カルボキシル末端をもつジオルガノシロキサン (ここで、R4-7は同一または異なったC(1-14)炭化水素
    基又は平衡化又は縮合中に不活性な基によって置換され
    たC(1-14)炭化水素基であり、Xは塩素またはヒドロキ
    シ基、nは1〜200の整数である) と2,2−ビス−(2−ヒドロキシフェニル)プロパン、
    2,4′ジヒドロキシビフェニルメタン、ビス−(2−ヒ
    ドロキシフェニル)メタン、2,2′−ビス−(4−ヒド
    ロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
    シフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
    ニル)プロパン、4,4′−ジヒドロキシビフェニル、4,
    4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラメチルビフェ
    ニル、2,4′ジヒドロキシベンゾフェノン、4,4′−ジヒ
    ドロキシジフェニルスルホン、2,4′−ジヒドロキシジ
    フェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルス
    ルフォキシド、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフ
    ィド、テトラメチルビスフェノール、1,1−ジクロロ−
    2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチレン、6,6′
    −ジヒドロキシ−3,3,3′,3′−テトラメチル−ビス−
    1,1′−スピロインダン、 より選ばれた2価フェノールとの反応によって得られた
    ヒドロキシフェニルエステルシロキサン。
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