JPH0737642U - テープ印字装置 - Google Patents
テープ印字装置Info
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- JPH0737642U JPH0737642U JP1673892U JP1673892U JPH0737642U JP H0737642 U JPH0737642 U JP H0737642U JP 1673892 U JP1673892 U JP 1673892U JP 1673892 U JP1673892 U JP 1673892U JP H0737642 U JPH0737642 U JP H0737642U
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- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープカセット内のテープの始端から終端ま
で安定した確実なテープ送りを行うことができるテープ
印字装置を提供すること。 【構成】 ローラホルダ59の垂下部59b,59cに
は、送りローラ軸穴65や小判穴形状のプラテンローラ
軸67がそれぞれ対向する位置に形成されている。送り
ローラ軸穴65には従動送りローラ69と従動ギア71
とを同軸上に有する送りローラ体73が回転可能に取付
られ、プラテンローラ軸穴67にはプラテンローラ75
が回転可能且つプラテンローラ軸穴67の範囲で上下動
可能に取付られている。ステップモータ及び動力伝達機
構によって互いに逆回転駆動されるテープ送り体が送り
ローラ体73と対向する位置に設けられ、テープ送り体
には送りローラ体73の従動ギア71と噛合する駆動ギ
アが一体回転可能に設けられている。
で安定した確実なテープ送りを行うことができるテープ
印字装置を提供すること。 【構成】 ローラホルダ59の垂下部59b,59cに
は、送りローラ軸穴65や小判穴形状のプラテンローラ
軸67がそれぞれ対向する位置に形成されている。送り
ローラ軸穴65には従動送りローラ69と従動ギア71
とを同軸上に有する送りローラ体73が回転可能に取付
られ、プラテンローラ軸穴67にはプラテンローラ75
が回転可能且つプラテンローラ軸穴67の範囲で上下動
可能に取付られている。ステップモータ及び動力伝達機
構によって互いに逆回転駆動されるテープ送り体が送り
ローラ体73と対向する位置に設けられ、テープ送り体
には送りローラ体73の従動ギア71と噛合する駆動ギ
アが一体回転可能に設けられている。
Description
【0001】
本考案は、被印字媒体としてのテープとインクリボンを備えた使い捨てのテー プカセットを本体ハウジングに設けれた収納部に収容し、そのテープに印字を行 うテープ印字装置に関する。
【0002】
従来、特公昭50−36734号公報に記載されているように、感熱用紙から なるテープを巻装したテープコイルを回転自在に収容するカートリッジを小型計 算機に取り付け、上記テープに演算数または演算結果を印刷するものが知られて いる。
【0003】 そして、演算結果等が印刷されたテープは、カートリッジに回転自在に設けら れたローラにより計算機側に設けられているテープ送りローラとそのテープ送り ローラに圧接する弾性材との間に案内され、テープ送りローラの回転に伴ってカ ートリッジ外へ送り出される。
【0004】
しかしながら、上述した従来装置では、弾性材の圧接力が弱いと、テープとテ ープ送りローラの周面との間に滑りが生じてテープが送られなくなり、逆に弾性 材の圧接力が強いと弾性材とテープとの間の摩擦力が大きくなってテープ送りロ ーラによりテープを送ることができなくなり、印刷が重なってしまうと言う問題 が生じる。弾性材の圧接力を適切なものに調整するのは難しい。
【0005】 また、弾性材は経年変化によりその圧接力が弱くなるので、テープが終端に近 くほどテープとテープ送りローラの周面との間に滑りが生じ易くなると言う問題 もある。
【0006】 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、テープカセット内のテー プの始端から終端まで安定した確実なテープ送りを行うことができるテープ印字 装置を提供することを目的としている。
【0007】
上記目的を達成するために本考案のテープ印字装置は、被印字媒体としてのテ ープとインクリボンを備えた使い捨てのテープカセットと、テープ印字装置の本 体ハウジングと、その本体ハウジングに設けられた前記テープカセットを収容す る収容部と、その収容部に配設された印字ヘッドと、テープカセットが前記収容 部に収容された状態において、前記テープを介して相対的に接離可能な第1及び 第2のテープ送りローラと、テープ送りモータと、そのテープ送りモータの回転 駆動力を前記第1のテープ送りローラに伝達する第1の伝達手段と、第1のテー プ送りローラの回転駆動力を前記第2のテープ送りローラに伝達する第2の伝達 手段とを備えている。
【0008】 本考案のテープ印字装置は、第1及び第2の伝達手段はギア部材であることが 望ましい。
【0009】 本考案のテープ印字装置は、さらに、インクリボンは印字ヘッドによる印字後 、テープカセット内にて巻取られるとともに、そのインクリボンを巻取るための 巻取り手段と、テープ送りモータの回転駆動力を巻取り手段に伝達する第3の伝 達手段とを備えていることが望ましい。
【0010】 また、本考案のテープ印字装置は、第1及び第2のテープ送りローラの一方の ローラがテープカセット内に配設されていることが望ましい。
【0011】 本考案のテープ印字装置は、さらに、第1及び第2のテープ送りローラがテー プカセット内に配設されるとともに、第1の伝達手段と第1のテープ送りローラ とを連結させる連結手段とを備えていることが望ましい。
【0012】
上記の構成を有する本考案のテープ印字装置は、テープカセットが本体ハウジ ングの収容部内に収容した状態で、テープが第1及び第2のテープ送りローラに 挟持される。そして、テープ送りモータの回転区動力が第1の伝達手段により第 1のテープ送りローラに伝達されると共に第1のテープ送りローラの回転区動力 が第2の伝達手段により第2のテープ送りローラに伝達されて、第1及び第2の テープ送りローラが回転してテープを送る。
【0013】
以下、本考案を具体化した一実施例について図面を参照して説明する。
【0014】 図3にテープ印字装置1の全体構成を示す。このテープ印字装置1のハウジン グ3上面には、回転操作可能な選字ダイヤル5が設けられている。この選字ダイ ヤル5は円環状を成し、その円環状ダイヤル面7には英数字、記号、符号等のキ ャラクタが等間隔に表示されている。以下、煩雑さを避けるために、これらのキ ャラクタを代表的に文字と称する。
【0015】 ハウジング3上面にはまた、選字ダイヤル5に隣接して選字ダイヤル5の選字 位置を規定する位置合わせポイント9が設けられている。選字ダイヤル5の内側 には、印字すべき文字を確定するために操作される確定キー11が選字ダイヤル 5と同心的に設けられている。選字ダイヤル5の選字操作の後、この確定キー1 1が押されることにより、位置合わせポイント9に位置している文字が入力文字 として確定されることになる。位置合わせポイント9に順次合わせられる文字は 、図示しない選字機構及び制御手段に基づき、ハウジング3上面の液晶ディスプ レイ13の最下位桁に順次表示され、確定キー11により確定処理が行われる毎 に表示された文字が1桁ずつ上位桁側にスクロールされるようになっている。ま た、入力された文字は内部メモリに順次記憶される。
【0016】 ハウジング3上面には更に、選字ダイヤル5の隣りに位置して、印字キー17 の他、このテープ印字装置1の制御のために用いられる複数のファンクションキ ー19が設けられている。そして、印字キー17が操作されると、液晶ディスプ レイ13に表示されるとともに内部メモリに記憶された文字に対応する印字像の 形成された貼付けテープ21が作成され、ハウジング3側面に設けられたテープ 排出口23からハウジング3の外へ送り出されるものであり、この貼付けテープ 21が適宜の長さにカットされて所望の貼付け受容体に貼付けられて使用される 。
【0017】 ここで、テープ印字装置1によって作成される貼付けテープ21の構成を図8 に基づいて説明する。
【0018】 貼付けテープ21は、透明テープ25と、その透明テープ25に貼合わせられ た両面テープ27とから構成されている。両面テープ27は、透明な基材27a の両面に形成された第1粘着面27b及び第2粘着面27cと、その第2粘着面 27cに貼合わせられた剥離紙27dとから構成されている。前記透明テープ2 5の裏面に、透明テープ25の表面から見たときに正像となるような文字の印字 像29が形成され、この透明テープ25の裏面と両面テープ27の第1粘着面2 7bとが貼合わせられているのである。従って、印字像29は透明テープ25と 両面テープ27の間に挟まれることにより、外部からの摩擦等により汚れたりか すれたりすることがない。
【0019】 そして、この貼付けテープ21は、適宜の長さにカットされた後、剥離紙27 dが剥されることによって露出する第2粘着面27cの粘着力によって、所望の 貼付受容体に貼付けられて使用される。
【0020】 図4はテープ印字装置1を後方から見た斜視図であり、同図に示すように、ハ ウジング3の背面にはカセット収納凹所31が形成されており、この収納凹所3 1を塞ぐ形状のカセットカバー33が取付けられることにより、テープ印字装置 1が一つの筐体を成すのである。カセット収納凹所31の上方には、リリースレ バー34がスライド可能に設けられており、同レバー34が図4の右方にスライ ドされたとき、図示しないカム機構の作用によって後述するローラホルダ59が 上方へ持ち上げられ、サーマルヘッド83とプラテンローラ75がリリースする 構成とされている。
【0021】 次に、カセット収納凹所31内に装着されるカセット35、及びテープ印字装 置1の印字機構の構成について説明する。
【0022】 図1は、前記テープ排出口23を通る平面にてハウジング3を破断するととも に、カセット35の一部を破断して示す背面図である。同図に示すように、ハウ ジング3の内部には、テープ排出口23に隣接してサイドフレーム37が設けら れている。サイドフレーム37の下端に形成された軸穴39には、一端にカム部 41を有するカム軸43が回動可能に挿嵌されており、ハウジング3の外へ突出 したカム軸43の他端には、カッターレバー45が固定されている。
【0023】 また、サイドフレーム37には、上下方向に長い2つの長穴47が形成されて いる。そして、上端にカッター49を有するカッターホルダ51が、長穴47を 介して2つの平ねじ53によって取付けられており、長穴47のサイドフレーム 37に沿って上下動可能とされている。
【0024】 このカッターホルダ51は、図示しない引張りばねによって常時下方に付勢さ れているが、カッターホルダ51の下端がカム軸43のカム体1に当接すること により、下方への移動が規制されている。そして、カッターレバー45の回動に 応じてカム部41とカッターホルダ51の下端との当接位置が変化することによ って、カッターホルダ51が上下動する構成とされている。
【0025】 サイドフレーム37の上部であって、テープ排出口23と対向する位置には、 前記貼付けテープ21の走行を許容するテープ通路55が形成されている。テー プ通路55により更に上方に形成された支持軸57には、ローラホルダ59が図 1に示すリリース位置と図2に示す圧接位置の間で回動可能に取付けられており 、このローラホルダ59は、サイドフレーム37に一端が固定された湾曲形状を 成した板ばね61の弾性復元力によって常時下方へ付勢されている。尚、図1は 前記リリースレバー34が右方へスライドされて、ローラホルダ59が板ばね6 1の付勢力に抗して上方へ持ち上げられた状態を示している。
【0026】 図5に示すようにローラホルダ59は、上板部59aと、その上板部59aの 両端から下方に垂下した垂下部59b,59cとから構成されている。そして、 垂下部59b,59cには、サイドフレーム37の支持軸57と勘合する回動軸 穴63をはじめとして、送りローラ軸穴65や、小判穴形状のプラテンローラ軸 67が、それぞれ対向する位置に形成されている。
【0027】 送りローラ軸穴65には、従動送りローラ69と従動ギア71とを同軸上に有 する送りローラ体73が回転可能に取付られている。一方、プラテンローラ軸穴 67には、プラテンローラ75が、回転可能且つプラテンローラ軸穴67の範囲 で上下動可能に取付られている。
【0028】 また、前記垂下部59b,59c先端の対向面には、一対の短軸77が突設さ れており、この短軸77にプラテンローラ押えばね79は、2つのコイルばね部 79aを連結部79bで連結した態様を成しており、両コイルばね部79の端か らはアーム部79cがそれぞれ延出している。
【0029】 そして、プラテンローラ押えばね79は、コイルばね部79aが前記短軸77 に嵌挿されるとともに連結部79bがローラホルダ59の上板部59aの下面に 当接され、さらにアーム部79cがプラテンローラ75の両端に形成された段部 75aに係合された状態で取付けられている。
【0030】 従って、プラテンローラ75は、プラテンローラ押えばね79のコイルばね部 79aの弾性復元力によって常時下方に付勢されているのである。尚、プラテン ローラ押えばね79がプラテンローラ75を付勢する力は、板ばね61がローラ ホルダ59を付勢する力より弱く設定されている。
【0031】 さらに、ローラホルダ59の一方の垂下部59bの先端には、下方に突出した ばね押え部81が形成されている。
【0032】 図1及び図5に示すようにプラテンホルダ59の下方には、多数の発熱抵抗体 が一列に並べられて成る印字素子83aが配設されたサーマルヘッド83が図示 しないフレームに固定されている。そして、このサーマルヘッド83は、印字素 子83aがローラホルダ59の回動に伴って移動するプラテンローラ75の軌跡 上に位置するように位置決めされている。
【0033】 前記フレームにはまた、図示しないステップモータ及び動力伝達機構によって 互いに逆回転駆動されるリボン巻取体85及びテープ送り体87が所定位置に設 けられている。尚、リボン巻取体85に関する動力伝達機構の一部にはスリップ 機構が含まれており、このスリップ機構の作用によって、リボン巻取体85の回 転量はリボン巻取体85にかかる負荷に応じて変化するようになっている。また 、テープ送り体87には、送りローラ体73の従動ギア71と噛合する駆動ギア (図示せず)が一体回転可能に設けられている。
【0034】 リボンカセット35の内部には、透明テープ25が巻回された透明テープスプ ール89、熱転写リボン91がそのインク面を内側にして巻回されたリボン供給 スプール93、リボン供給スプール93から引出された熱転写リボン91を巻取 るリボン巻取スプール95、及び両面テープ27が剥離紙27bを外側にして巻 回された両面テープスプール97が、図1に示す位置にそれぞれ回転可能に支持 されている。尚、リボン巻スプール95は、その内周面にリボン巻取体85と係 合する6個の爪95aを有している。
【0035】 リボンカセット35の側壁であって、リボンカセット35をテープ印字装置1 に装着したときにテープ通路55と対向する位置には、貼付けテープ21の通過 を許容する開口99が設けられている。開口99の近傍には、両側にフランジを 有し、テープ送り体87と係合可能な円柱状の駆動送りローラ101が回転可能 に支持されている。この駆動送りローラ101の円柱部分の長さと透明テープ2 5、両面テープ27の幅は略同一とされている。
【0036】 リボンカセット35の底面には、サーマルヘッド83の進退を許容する凹所1 03が、形成されており、その凹所103の両縁には、サーマルヘッド83と略 平行となるように、第1ガイド板105と第2ガイド板107が立設されている 。第1ガイド板105の下方には、支持ピン109が突設されており、この支持 ピン109にコイルばね111が取付けられている。コイルばね111の一方の アームはリボン巻取スプール95に係合しており、巻取られた熱転写リボン91 が不用意に引出されないようにするための回転負荷をリボン巻取スプール95に 与えている。
【0037】 また、コイルばね111の他方のアームは図5に示すように、途中にクランク 部111aが形成されてサーマルヘッド83の印字素子83aを通り越した位置 まで延びており、その位置で印字素子83aと平行となるように屈曲された部分 がリボンガイドアーム111bとされている。尚、クランク部111aは、リボ ンカセット35をテープ印字装置1に装着したときに、ローラホルダ59の回動 に伴って移動するばね押え部81の軌跡上に位置するように形成されている。
【0038】 図1に示すように、リボン供給スプール93から引出された熱転写リボン91 は、リボンカセット35内に突設されたガイドピン113,第1ガイド板105 ,リボンガイドアーム111b,第2ガイド板107にそれぞれ案内されたリボ ン巻取スプール95に巻取られる。リボン供給スプール93の近傍に突設された 支持板15には、シリコンによるコーティングが施されたセパレートフィルム1 17の一端が固着されており、そのセパレートフィルム117の他端は、図7に 拡大して示すようにガイドピン113を通過した位置まで延びている。
【0039】 また、透明テープスプール89から引出された透明テープ25は、ガイドピン 113の部分でセパレートフィルム117を介して熱転写リボン91に重ね合わ され、その後、第1ガイド板105に案内されてサーマルヘッド83の上方を経 て開口99へと送り出されるものであるが、送りローラ101に到達したところ で、両面テープスプール97から引出された両面テープ27と貼合わされるため 、リボンカセット35の外へ送り出される際にはすでに前記貼付けテープ21の 態様をなしている。
【0040】 さらに、リボンカセット35内には、図1において供給スプール93の左方に 設けられた3つのリブ119によって、バックテンションばね121が支持され ている。このバックテンションばね121は、図6にしめすように一枚の板材を 加工して形成されたものであり、リブ119に支持された固定端側から延びる一 対の押圧部121aと、その押圧部121aの中央において押圧部121aとは 独立して延びる当接アーム121bとから構成されている。
【0041】 この当接アーム121bは、その中央において屈曲されており、先端部分が透 明テープ25と当接している。当接アーム121bは、重ね合わせ状態の透明テ ープ25と熱転写リボン91とを屈曲付勢して、ガイドピン113と第1ガイド 板105の左端部分に倣わせるとともに、先端部分の上下端に折曲げ形成された 庇部121cによって幅方向の移動を規制する作用を有しており、透明テープ2 5と熱転写リボン91の蛇行を防止する役割を担うものである。また、当接アー ム121bと当接する部分のそれらテープ25とリボン91にかかるテンション に応じて変異可能であるため、常に上記作用を行い得るのである。
【0042】 以下、上記構成のテープ印字装置1の操作及び動作について説明する。
【0043】 まず、カセットカバー33を取り外し、リリースレバー34(図4参照)を右 方へスライドさせて、ローラホルダ59を上方へ持ち上げた状態、すなわち、プ ラテンローラ75と従動送りローラ69がそれぞれサーマルヘッド83と駆動送 りローラ101からリリースした状態に保持しておき、リボンカセット35をカ セット収納凹所31に装着する。これに伴って、リボン巻取スプール95がリボ ン巻取体5に係合されるとともに駆動送りローラ101がテープ送り体7に係合 される。リボンカセット35を装着したときにサーマルヘッド83の先端部分は 、第1,第2のガイド板105,107の右端を結ぶ直線よりリボンカセット3 5の外方寄りの位置に位置するように設定されている。
【0044】 しかしながら、このリボンカセット35の装着時には、図1に示すように、コ イルばね111のリボンガイドアーム111bが、第1ガイド板105の右端と 第2ガイド板107の右端との間に位置する熱転写リボン91と透明テープ25 とを前記両ガイド板105,107の右端を結ぶ直線よりも外方へ向けて付勢案 内されているので、サーマルヘッド83が進退するための空間が充分確保されて いる。従って、リボンカセット35の装着に際してサーマルヘッド83が熱転写 リボン91や透明テープ25に引っ掛かって、それらを破損したりそれらの蛇行 を発生したりすることがない。
【0045】 リボンカセット35の装着が完了した後にリリースレバー34を左方へスライ ドさせると、リリースレバー34のカム機構(図示せず)に基づく持ち上げが解 除され、ローラホルダ59は、板ばね61の作用で図2に示す圧接位置に移動す る。
【0046】 すると、従動送りローラ69が透明テープ25と両面テープ27を介して駆動 送りローラ101に強く圧接され、これと同時に送りローラ体73の従動ギア7 1(図5参照)が駆動送りローラ101の駆動ギア(図示せず)に噛合される。 また、プラテンローラ75は、透明テープ25と熱転写リボン91を介してサー マルヘッド83に圧接される。
【0047】 ところで、プラテンローラ押えばね79の作用によってプラテンローラ軸穴6 7の下端に位置されているプラテンローラ75は、従動送りローラ69と駆動送 りローラ101が圧接する前にサーマルヘッド83に対する圧接を開始する関係 に設定されている。
【0048】 しかしながら、プラテンローラ押えばね79の付勢力が板ばね61のそれより 弱く設定されていることにより、プラテンローラ押えばね79が弾性変形されて プラテンローラ75がプラテンローラ軸穴67に沿って退避し、両送りローラ6 9,101の圧接と、プラテンローラ75とサーマルヘッド83の圧接とが達成 される。
【0049】 そして、このときのプラテンローラ75の退避に応じて弾性変形したプラテン ローラ押えばね79が生ずる付勢力によって、プラテンローラ75とサーマルヘ ッド83との圧接力が規定されるのである。また、プラテンローラ75は、その 長軸方向の両端部でプラテンローラ押えばね79のアーム部79cによって独立 して付勢されているため、仮にローラホルダ59の回動軸線とサーマルヘッド8 3の当接面(すなわち、印字素子83a)との平行度に若干のくるいがあったと しても、そのくるいが補正され、サーマルヘッド83に偏りなく確実に圧接され るのである。
【0050】 また、ローラホルダ59の圧接位置への移動に伴って、コイルばね111のク ランク部111aがばね押え部81に当接しながら図2に示す位置まで押し下げ られる。その結果、リボンガイドアーム111bは、第1,第2ガイド板105 ,107の右端を結ぶ直線より内方に位置させられるため、プラテンローラ75 のサーマルヘッド83への圧接動作の妨げになったり、熱転写リボン91の走行 に影響を与えたりすることがない。
【0051】 以上の操作によりテープ印字装置1は印字可能な状態とされるのである。
【0052】 選字ダイヤル5や確定キー7等の操作により入力文字が内部メモリに記憶され た後に印字キー17が操作されると、前記ステップモータが回転されるのに伴っ て印字素子83aが適宜発熱されて印字動作が行われる。
【0053】 前記ステップモータが回転されると、テープ送り体87が図2の時計方向に回 転される。すると、駆動ローラ101が時計方向に回転されるとともに、前記駆 動ギア及び従動ギア71を介して従動送りローラ69が反時計方向に回転され、 これら両ローラ69,101の間に挟まれている透明テープ25と両面テープ2 7は、貼合わせられながら開口99の外方(図2において右方)に向けて送られ る。
【0054】 一方、前記ステップモータが回転されると、リボン巻取体85は図2の反時計 方向に回転される。ところで、熱転写リボン91と透明テープ25は、プラテン ローラ75とサーマルヘッド83との間に挟持されているのであるが、この部分 において熱転写リボン91と透明テープ25との間に作用する摩擦力は、前記ス リップ機構を介してステップモータの回転が伝えられるリボン巻取スプール95 の巻取力より大となっている。
【0055】 従って、巻取スプール95が熱転写リボン91を巻取る量は、前記摩擦力によ って制限されることになり、その量は、駆動送りローラ101と従動送りローラ 69の作用によって送られてサーマルヘッド83とプラテンローラ75の間を通 過する透明テープ25,熱転写リボン91,及び両面テープ27の送り量は、総 て両送りローラ101,69の回転量に支配されていることになる。
【0056】 こうして送られる熱転写リボン91を介して透明テープ25に印字像29が形 成されるのであるが、その印字方法は、印字されるパターンが左右に反転されて いることを除けば周知のサーマルプリンタと同様であるため詳細な説明は省略す る。
【0057】 上述したように、両ローラ101,69によって送られる透明テープ25と熱 転写リボン91には、バックテンションばね121の押圧部121aの作用によ りバックテンションが付与されているため、これらテープ25とリボン91が必 要以上に引出されることがなく、また、当接アーム121bが上記バックテンシ ョンに応じて変異することによって、常にこれらテープ25とリボン91の蛇行 が防止されている。
【0058】 透明テープ25に対して印字像が形成され、両面テープ27に貼合わされるこ とによって作成された貼付けテープ21は、最後に印字された印字像がカッター 49の上方を通過するのに必要な所定量の送りが行われた後に、カッタレバー4 5が回動されることによってカッター49にカットされて使用されている。
【0059】 印字の終了後、リボンカセット35を取り外す場合にはリリースレバー34を 再び右方へスライドさせればよい。すると、図1に示すようにプラテンホルダ5 9がリリース位置に移動し、これに伴ってコイルばね111が弾性復元してリボ ンガイドアーム111bが再びサーマルヘッド83が進退するための空間を確保 するため、リボンカセット35の取り外しをスムーズに行うことができる。
【0060】 上述したことから明かなように、本実施例においては、リボンカセット35内 に透明テープ25、熱転写リボン91及び両面テープ27が収納され、透明テー プ25の裏面に、透明テープ25の表面から見た時に正像となるような文字の印 字像29が形成され、この透明テープ25の裏面と両面テープ27の第1粘着面 27bとが貼合わせられる。従って、印字像29は透明テープ25と両面テープ 27の間に挟まれることになり、外部からの摩擦等によって汚れたりかすれたり することがない。また、剥離紙27bを剥がすことにより第2粘着面27cの粘 着力により対象物に貼付けることができ、使用者は印字像29を透明テープ25 の表面から正像として視認することができる。
【0061】 さらに図2から明らかなように、両面テープ27のカセット35内での配置が 、透明テープ25及びリボン91よりも開口99に近接させた構成となっている ので、第1粘着面27bが露出された両面テープ27の経路を他のテープ、リボ ンの経路と比較して短くすることができる。従って、両面テープ27の第1粘着 面27bが不意に他の部材に貼付いてしまうことを最小限に防ぐことができる。
【0062】
以上説明したように本考案においては、テープカセット内のテープの始端から 終端まで安定した確実なテープ送りを行うことができるテープ印字装置を提供す ることができる。
【図1】テープ印字装置のハウジングとカセットの一部
を破断して示す背面図であり、ローラホルダがリリース
位置にある状態を示している。
を破断して示す背面図であり、ローラホルダがリリース
位置にある状態を示している。
【図2】テープ印字装置のハウジングとカセットの一部
を破談して示す背面図であり、ローラホルダが圧接位置
にある状態を示している。
を破談して示す背面図であり、ローラホルダが圧接位置
にある状態を示している。
【図3】テープ印字装置を前方から見た斜視図である。
【図4】テープ印字装置を後方から見た斜視図である。
【図5】ローラホルダの構成及びサーマルヘッド周辺の
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図6】バックテンションばね周辺の構成を示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図7】ガイドピン周辺の構成を示す拡大平面図であ
る。
る。
【図8】テープ印字装置によって作成される貼付けテー
プの拡大斜視図である。
プの拡大斜視図である。
35 カセット 75 プラテンローラ 83 サーマルヘッド 103 凹所 105 第1ガイド板 107 第2ガイド板 111 コイルばね
Claims (5)
- 【請求項1】 被印字媒体としてのテープとインクリボ
ンを備えた使い捨てのテープカセットと、 テープ印字装置の本体ハウジングと、 その本体ハウジングに設けられた前記テープカセットを
収容する収容部と、 その収容部に配設された印字ヘッドと、 前記テープカセットが前記収容部に収容された状態にお
いて、前記テープを介して相対的に接離可能な第1及び
第2のテープ送りローラと、 テープ送りモータと、 そのテープ送りモータの回転駆動力を前記第1のテープ
送りローラに伝達する第1の伝達手段と、 前記第1のテープ送りローラの回転駆動力を前記第2の
テープ送りローラに伝達する第2の伝達手段とを備えた
ことを特徴とするテープ印字装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の伝達手段はギア部材
であることを特徴とする請求項1記載のテープ印字装
置。 - 【請求項3】 前記インクリボンは前記印字ヘッドによ
る印字後、前記テープカセット内にて巻取られるととも
に、そのインクリボンを巻取るための巻取り手段と、前
記テープ送りモータの回転駆動力を前記巻取り手段に伝
達する第3の伝達手段とをさらに備えたことを特徴とす
る請求項1記載のテープ印字装置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2のテープ送りローラの
一方のローラが前記テープカセット内に配設されたこと
を特徴とする請求項1記載のテープ印字装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のテープ送りローラが
前記テープカセット内に配設されるとともに、前記第1
の伝達手段と前記第1のテープ送りローラとを連結させ
る連結手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1
記載のテープ印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016738U JP2522877Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | テープ印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016738U JP2522877Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | テープ印字装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737642U true JPH0737642U (ja) | 1995-07-11 |
| JP2522877Y2 JP2522877Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=11924612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992016738U Expired - Lifetime JP2522877Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | テープ印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522877Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004011267A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | テープ印字装置用のラベルテープカートリッジ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024951A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-02-07 | スクリ−ン・プリンテイング・サプライズ・ピ−テイ−ワイ・リミテツド | 硬化装置 |
| JPS60202900A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-14 | Japan Atom Energy Res Inst | ポリデプシペプチドを担体とする徐放性複合体およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP1992016738U patent/JP2522877Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024951A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-02-07 | スクリ−ン・プリンテイング・サプライズ・ピ−テイ−ワイ・リミテツド | 硬化装置 |
| JPS60202900A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-14 | Japan Atom Energy Res Inst | ポリデプシペプチドを担体とする徐放性複合体およびその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004011267A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | テープ印字装置用のラベルテープカートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2522877Y2 (ja) | 1997-01-16 |
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