JPH0738507U - トリガー付き扉錠 - Google Patents

トリガー付き扉錠

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JPH0738507U
JPH0738507U JP6852793U JP6852793U JPH0738507U JP H0738507 U JPH0738507 U JP H0738507U JP 6852793 U JP6852793 U JP 6852793U JP 6852793 U JP6852793 U JP 6852793U JP H0738507 U JPH0738507 U JP H0738507U
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泰伸 笹田
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Shibutani Co Ltd
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Shibutani Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉の閉鎖状態でのみトリガーを作動でき、そ
れ以外の時の誤動作を防止できるトリガー付き扉錠を提
供する。 【構成】 受け金具21における嵌合孔22の上方位置
に突起24を設け、嵌合孔22にロックボルト2が嵌入
した状態で突起24がトリガー部材3を後退させ、固縛
装置4によるロックボルト2のロック状態を解除させる
ようにする。突起24をコイルバネ27により出没自在
とし、錠箱1と衝合した時、突起24が受け金具21内
部に没入して衝撃を緩和する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トリガー部材の動きによりロックボルト及び扉のロック状態とロ ック解除状態を切換えるトリガー付き扉錠に関し、特に、トリガーによるロック 解除の誤動作をなくすようにした構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のトリガー付き扉錠の代表的なものとして、グレモン締りを利用したグ レモン錠がある。
【0003】 このグレモン錠は、図3及び図6に示すように、扉Aに取付けられる錠箱1の 表面に、その表面から出没するロックボルト2と、そのロックボルトの出没と同 じ方向に進退するトリガー部材3を設け、そのトリガー部材3の動きに連動して 作動する固縛装置4を錠箱1の内部に組込んでいる。
【0004】 この固縛装置4は、ハンドル取付け孔5を備えたカム6の中間部に、ロックボ ルト2の後端を連結し、カム6の両端部にそれぞれ作動アーム7、8を連結し、 この各作動アーム7、8に、扉Aから上下方向に出没する固定ロッド9、10を 連結している。また、一方の作動アーム7に形成した切欠き11に、トリガー部 材3に設けたストッパ12が係合するようにし、トリガー部材3の背部に組込ん だコイルバネ13によりトリガー部材3を常に突出する方向に付勢し、ストッパ 12と切欠き11の底面とを当接した状態にしている。
【0005】 上記構造のグレモン錠は、図3のようにトリガー部材3が錠箱1から突出した 状態では、ストッパ12と切欠き11が係合して作動アーム7の動きが止められ 、固縛装置4がロック状態となる。このため、ハンドルによりカム6を回動させ ることができず、ロックボルト2と固定ロッド9、10を移動させることができ ない。
【0006】 一方、図4及び図5に示すように扉Aを閉鎖する方向に回動し、錠箱1の表面 が扉枠Bに取付けた受け金具21と向き合う位置まで回動すると、トリガー部材 3が受け金具21の表面に当接して後退し、ストッパ12と切欠き11の係合が 外れて固縛装置 がロック解除状態となる。このため、図4のようにハンドルの 操作によってカム6を回動させると、ロックボルト2が突出して受け金具21の 嵌合孔22に嵌入すると共に、固定ロッド9、10が扉Aから上下に突出して扉 枠Bに設けた係合孔14、15に入り込み、扉Aを固縛状態にする。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のグレモン錠においては、トリガー部材3が受け金具21 に当接した時点でトリガー部材3が後退し、固縛装置4をロック解除状態にする ため、図5において扉Aが完全に締まり切らないaからbの範囲でハンドルを回 動操作すると、ロックボルト2と固定ロッド9、10が扉Aから突出し、その状 態で扉Aを回動させた場合、突出したままの固定ロッド9、10とロックボルト 2が床面や扉枠Bと強くこすり合い、それらの表面に損傷を与える不具合があっ た。
【0008】 このような不具合は、扉が完全に締まり切る位置、すなわち、ロックボルト2 と嵌合孔22が嵌入する位置でトリガー部材3のストッパ12と切欠き11の係 合が外れるように設定することで解消できるが、実際の扉の取付け状態では、錠 箱1と受け金具21の表面間にできるすき間Xは2〜3mm程度の大きさであり、 この小さいすき間の範囲でストッパ12と切欠き11が係脱するようにトリガー 部材3の後退量を調節することは極めて難しい作業であり、現実的に不可能に近 い。
【0009】 そこで、この考案は、上記の問題を解決し、扉が完全に締まり切った状態での み固縛装置のロック解除ができ、トリガー部材の進退量の難しい調節作業を必要 としないトリガー付き扉錠を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、錠箱の表面に、出没自在のロックボ ルトと、そのロックボルトの出没方向に進退動するトリガー部材を設け、錠箱の 内部に、上記トリガー部材の動きに連動してロックボルト及び扉をロック状態と ロック解除状態にする固縛装置を組込み、上記ロックボルトの嵌合孔を備える受 け金具に、ロックボルトが嵌合孔に嵌入した位置でトリガー部材と当接する突起 を設け、この突起との当接によるトリガー部材の後退によって上記固縛装置がロ ック解除状態となるように設定したのである。
【0011】 また、この考案の第2の手段は、上記突起の背部に弾性部材を組込み、錠箱と 突起が衝合した時突起が受け金具の内部に没入するようにしたのである。
【0012】
【作用】
上記の構造においては、固縛装置をロック状態とロック解除状態に切換えるト リガー部材の後退量が、突起との当接量により決定されるため、突起の高さを調 節の容易な大きさで設定することで、扉が完全に閉鎖した位置でトリガー部材を 必要な量だけ後退させることができ、確実に固縛装置のロック解除を行なうこと ができる。
【0013】 なお、上記の構造では、突起が錠箱の表面に強く衝突すると錠箱等に損傷が生 じるが、この発明の第2の手段を採用すると、突起が錠箱と衝合した時、受け金 具内部に没入して衝撃を吸収するため、上記のような損傷を防ぐことができる。
【0014】
【実施例】
図1は実施例の扉錠を示す断面図であり、図2はその扉錠の受け金具を示して いる。 なお、この扉錠における錠箱1の基本的な構造は、図3で示した従来構造と同 じであり(同一の部品については同一の符号を付して説明を省略する)、ここで は、先ず受け金具21の構造について説明する。
【0015】 受け金具21の錠箱1と向かい合う表面23には、嵌合孔22の上方において トリガー部材3と対向する位置に突起24が設けられている。
【0016】 この突起24は、合成樹脂等の軟質な材料で形成され、球形に形成された先端 部25が受け金具21に形成した孔26に対して出没自在となっている。また、 突起24の背部にはコイルバネ27が組込まれ、そのコイルバネ27の付勢によ り突起24が常に外向きに押圧され、先端部25が受け金具21の表面23より 突出するようになっている。
【0017】 この先端部25の突出量Yは、受け金具21と錠箱1の表面間に生じるすき間 Xに対して若干小さくなるように設定され、例えば、すき間Xを3mm前後とした 場合、突出量Yは2mm程度に設定される。
【0018】 また、突起24を押圧するコイルバネ27のバネ力は、トリガー部材3を押圧 しているコイルバネ13のバネ力よりも大きな値で設定され、トリガー部材3が 突起24と当接した時、そのバネ力の差によりコイルバネ13が縮み、トリガー 部材3が錠箱1内へ後退するようになっている。
【0019】 一方、錠箱1においては、扉を開閉操作する途中、受け金具21の表面と当接 した時点でトリガー部材3が若干量後退するが、この後退量は、トリガー部材3 のストッパ12と作動アーム7の切欠き11との係合距離よりも小さく、両者の 係合が外れないように設定される。これに対して、トリガー部材3が突起24と の当接によって押し込まれる後退量(突起24の突出量Yと等しい)は、上記ス トッパ12と切欠き11の係合距離よりも大きく、両者の係合が外れるように設 定される。
【0020】 上記の構造で成る実施例の扉錠においては、扉が完全に閉じられた状態では図 1のようにロックボルト2が嵌合孔22に嵌入し、その上方においてトリガー部 材3と突起24が当接して、固縛装置4をロック解除状態にする。しかし、上記 の状態以外では、トリガー部材3が突起24と当接しないため、ストッパ12と 切欠き11の係合が外れず、固縛装置4のロック状態が保持される。
【0021】 このため、扉が完全に締まり切った状態においてだけハンドル操作によってロ ックボルト2と固定ロッド9、10を移動させることができ、それ以外の時はロ ックボルトと固定ロッドを移動させることができず、突出した固定ロッド等によ って床面などを傷付けるという事故を確実になくすことができる。
【0022】 また、扉の取付け時の誤差などによって、錠箱1と受け金具21間のすき間X にバラツキが生じ、突起24の突出量Yよりもすき間Xが小さくなった場合、突 起24と錠箱1が衝合すると、コイルバネ27が縮んで突起24が受け金具21 に没入する。このため、衝撃が緩和され、錠箱1や突起24の表面の損傷が防止 される。
【0023】 なお、上記の実施例では、突起24の先端部25を球形としたが、円筒形とし てもよく、トリガー部材3を扉の閉鎖位置において確実に後退させる形状であれ ば任意の形状を採用することができる。
【0024】 また、上記の例においてはグレモン錠について説明したが、トリガー機構を備 えたシリンダ錠や他の錠に対してもこの発明を同様に適用することが可能である 。
【0025】
【効果】
以上のように、この考案は、受け金具に設けた突起によりトリガー部材を必要 な量だけ後退させるので、扉の閉鎖位置においてだけロック解除状態にしてロッ クボルト等を操作することが可能となり、従来のような誤動作による床面や扉枠 等の傷付き事故を確実になくすことができる。
【0026】 また、突起の高さを適宜設定することによりトリガー部材の進退量を簡単に調 節できるため、調節作業が正確で容易になり、扉錠の取付け作業性も大きく向上 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の扉錠を示す縦断面図
【図2】同上の受け金具を示す斜視図
【図3】グレモン錠の錠箱の内部構造を示す断面図
【図4】同上の作動状態を示す断面図
【図5】扉の開閉時のトリガー部材と受け金具の関係を
示す図
【図6】グレモン錠を備えた扉を示す一部縦断正面図
【符号の説明】
1 錠箱 2 ロックボルト 3 トリガー部材 4 固縛装置 9、10 固定ロッド 11 切欠き 12 ストッパ 13 コイルバネ 21 受け金具 22 嵌合孔 24 突起 25 先端部 27 コイルバネ A 扉 B 扉枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠箱の表面に、出没自在のロックボルト
    と、そのロックボルトの出没方向に進退動するトリガー
    部材を設け、錠箱の内部に、上記トリガー部材の動きに
    連動してロックボルト及び扉をロック状態とロック解除
    状態にする固縛装置を組込み、上記ロックボルトの嵌合
    孔を備える受け金具に、ロックボルトが嵌合孔に嵌入し
    た位置でトリガー部材と当接する突起を設け、この突起
    との当接によるトリガー部材の後退によって上記固縛装
    置がロック解除状態となるように設定したトリガー付き
    扉錠。
  2. 【請求項2】 上記突起の背部に弾性部材を組込み、錠
    箱と突起が衝合した時突起が受け金具の内部に没入する
    ようにした請求項1に記載のトリガー付き扉錠。
JP1993068527U 1993-12-22 1993-12-22 扉の開閉装置 Expired - Lifetime JP2500273Y2 (ja)

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JP1993068527U JP2500273Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 扉の開閉装置

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JP1993068527U JP2500273Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 扉の開閉装置

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JPH0738507U true JPH0738507U (ja) 1995-07-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171173U (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 株式会社 中西エンジニアリング 錠装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171173U (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 株式会社 中西エンジニアリング 錠装置

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JP2500273Y2 (ja) 1996-06-05

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